JPH05166434A - 薄板スルーレイ複合帯材の製造方法 - Google Patents

薄板スルーレイ複合帯材の製造方法

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Publication number
JPH05166434A
JPH05166434A JP3049036A JP4903691A JPH05166434A JP H05166434 A JPH05166434 A JP H05166434A JP 3049036 A JP3049036 A JP 3049036A JP 4903691 A JP4903691 A JP 4903691A JP H05166434 A JPH05166434 A JP H05166434A
Authority
JP
Japan
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band material
thin plate
thickness
contact
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP3049036A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Soga
勝 曽我
Tsuyoshi Hirano
剛志 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
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  • Laser Beam Processing (AREA)
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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 接合面が平坦直線状な、歩留り、生産性の良
い薄板スルーレイ複合帯材の製造方法を提供する。 【構成】 接点帯材料1とばね帯材料2を厚み部側端面
にてビーム溶接にて接合した。次いで更にばね帯材料
2′を接点帯材料1の厚み部他端の側端面にてビーム溶
接にて接合して薄板スルーレイ複合帯材3を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接点等に用いられ
るスルーレイ複合帯材特に板厚の薄いスルーレイ複合帯
材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術と課題】従来、電気接点用薄板スルーレイ複
合帯材を作るには、図3に示す如くばね材/接点材/ば
ね材の各々の材料を積み重ね高温にて圧着後、側面を圧
延加工して薄板スルーレイ複合帯材を製造していた。し
かし、この方法においては、圧着炉での寸法など設備上
の制約があり、その為長尺化できなかったり、圧延加工
により図4に示す如く接合面が平坦直線状でないという
課題があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は上記課題を解決すべくなされた
もので、接合面が平坦直線状で、歩留り、生産性の良い
薄板スルーレイ複合帯材の製造方法を提供するものであ
る。
【0004】
【発明の構成】上記課題を解決する為の本発明の技術的
手段は、薄板帯材の側端面にて接合してなることを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】上記のように構成された本発明の薄板スルーレ
イ複合帯材の製造方法によれば、薄板帯材の側端面での
接合なので、圧延加工による接合面は平坦直線状とな
り、また、テーパー状とすることによる接合上面と接合
下面の巾の差が生じることもなく、接合面が平坦長線状
となるものである。また薄板帯材での接合なので歩留
り、生産性の優れたものである。なお薄板帯材の側端面
の接合は、厚み面において互に突き合わせながらレーザ
溶接、電子ビーム溶接等により行うもので、微小部のみ
で安定した接合強度が得られるものである。また、接合
後適宜圧延加工を加えるなど行なっても良いものであ
る。
【0006】
【実施例】以下に実施例と従来例について述べる。
【0007】まず、実施例1として、図1(a)に示す
如く材質Ag40%Pd40%Cu20%、寸法が板厚 0.6m
m、巾 1.6mmの接点帯材料1と材質MX 215(Cu74
%、Ni21%、Sn5%)、寸法が板厚 0.6mm、巾18mm
のばね帯材料2を厚み部側端面にて電子ビーム溶接にて
図1(b)に示す如く接合した。次いで更に材質MX21
5、寸法が板厚 0.6mm、巾8mmのばね帯材料2′を前記
材質Ag40%Pd40%Cu20%の接点帯材料1の厚み部
他端の側端面にて図1(c)に示す如く電子ビーム溶接
にて接合してMX 215/Ag40%Pd40%Cu20%/M
X 215で板厚 0.6mm、巾27.6mmの図1(d)に示す如く
薄板スルーレイ複合帯材3を得た。
【0008】次に実施例2として図2(a)に示す如く
材質Ag40%Pd40%Cu20%、寸法が1mm× 0.7mmの
接点帯材料4の上下面に、材質りん青銅、寸法が 0.3mm
×0.7mmのばね帯材5、5′を各々重ねた後図2(b)
に示す如く熱間にて圧着し、その後、接合面との直角面
を圧延加工して図2(c)に示す如く板厚 0.3mm、巾1.
50mmの複合帯材6とした。次いで更に、材質りん青銅、
寸法が板厚 0.3mm、巾 28.50mmのばね帯材料7を前記材
料の厚み部側端面にてレーザー溶接にて接合して図2
(d)に示す如くりん青銅/Ag40%Pd40%Cu20%
/りん青銅で板厚 0.3mm、巾30mmの薄板スルーレイ複合
帯材8を得た。
【0009】これに対して従来例として図3に示す如く
材質Ag40%Pd40%Cu20%、寸法が2mm×3mmの接
点帯材料9の上下面に、材質MX 215(Cu74%、Ni
21%、Sn5%)で寸法が10mm×30mmのばね帯材料10を
上面に、寸法が20mm×30mmのばね帯材料11を下面に各々
重ねた後、熱間にて圧着し、その後接合面との直角面を
圧延加工して図4に示す如く板厚 0.6mm、巾30mmの薄板
スルーレイ複合帯材12を得た。
【0010】然して、実施例1、実施例2、従来例にお
いて接合面の断面観察したところ、従来例においては接
合面が図4に示す如く斜めであったり、弓なり状であっ
たりしていたのに対し、実施例1、2においては直角で
あった。また接合状態及び強度も良好であった他、歩留
り、生産性の良い結果が得られた。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明の薄板スルーレイ
複合帯材の製造方法によれば、薄板帯材の側端面での接
合であるので、接合面が直角で歩留り、生産性の良好な
薄板スルーレイ複合帯材が得られ、従って寸法精度の良
好な電気接点が得られるという優れた効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の薄板スルーレイ複合帯材の
製造方法を示す工程図である。
【図2】本発明の他の実施例の薄板スルーレイ複合帯材
の製造方法を示す工程図である。
【図3】従来の製造方法を示す斜視図である。
【図4】従来の製造方法により製造された薄板スルーレ
イ複合帯材の斜視図である。
【符号の説明】
1、4 接点帯材 2、2′ ばね帯材 3、8 薄板スルーレイ複合帯材 5、5′、7 ばね帯材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板帯材の側端面にて接合してなること
    を特徴とする薄板スルーレイ複合帯材の製造方法。
JP3049036A 1991-02-21 1991-02-21 薄板スルーレイ複合帯材の製造方法 Pending JPH05166434A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3049036A JPH05166434A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 薄板スルーレイ複合帯材の製造方法

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JP3049036A JPH05166434A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 薄板スルーレイ複合帯材の製造方法

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JPH05166434A true JPH05166434A (ja) 1993-07-02

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ID=12819861

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JP3049036A Pending JPH05166434A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 薄板スルーレイ複合帯材の製造方法

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JP (1) JPH05166434A (ja)

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