JP2748524B2 - リード線製造装置 - Google Patents

リード線製造装置

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JP2748524B2 JP1086238A JP8623889A JP2748524B2 JP 2748524 B2 JP2748524 B2 JP 2748524B2 JP 1086238 A JP1086238 A JP 1086238A JP 8623889 A JP8623889 A JP 8623889A JP 2748524 B2 JP2748524 B2 JP 2748524B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は第1部材と第2部材とを接合する装置、特に
電解コンデンサ用のAl線と銅下地錫引鉄線(以下Cp線と
いう)を接合してリード線とする製造装置に関するもの
である。
従来の技術 従来この種のコンデンサ用リード線製造装置としては
第4図に示す様な構成のアーク溶接装置が提案されてい
る。
これはAl線2を極の溶接電極37a,37bで保持し、Cp
線1を極の導線チャック38で保持し、導線チャック38
を矢印方向に円弧状に駆動させ、そして第5図のように
Al線2とCp線1を接触させた後僅かに引き離すことによ
りアーク39を発生させ、その熱でAl線2とCp線1を溶か
し双方を突き合せて第6図の様に両者の境界に鉄,銅,
アルミ,錫の合金部2aを形成して接合する方法であっ
た。
発明が解決しようとする課題 この様な従来の装置では第5図に示す接合時のアーク
スパッタ40による鉄,銅などの異金属のAl線2への飛
散,付着と第6図の様に鉄,銅,錫などの合金から形成
される接合部3が外部に露出しているため、コンデンサ
組立時にそれらの金属の微片微粉がコンデンサ電極を形
成するAl箔や挿間紙(電解紙)上に剥落したり、振動式
整送器内で互いに、摩擦し合って発生した微粉がAl線部
に付着したりして電解コンデンサの重要特性である漏れ
電流不良や重欠点のショート不良を誘発するなど、多大
な悪影響を与える。また、衆知の通りAlは酸化皮膜を速
かに形成する金属であるため、合金接合部の内部に酸化
皮膜が残存,混入して欠陥部分を作り、充分な溶接強度
が得られなかったり、強度のバラツキが大きくなってし
まう。
更に、第4図の極の導線チャック38は円弧運動のた
め、Al線2とCp線1を一直線上に中心合せすることが難
しく、接合部3の形状が芯ズレする外観的な問題もあっ
た。
本発明はこのような問題点を解決するもので、特公昭
58−41154号公報に示される接合方法を具体化するリー
ド線を高速接合する装置であり、Al線とCp線の接合金属
層が外部に露出せず、溶接強度の非常に安定したリード
線を自動的に高速生産できる電解コンデンサ等のコンデ
ンサ用リード線の製造装置を提供しようとするものであ
る。
課題を解決するための手段 フープ状の第1部材を保持する複数個のチャックを具
備した間欠回転テーブル部を装置のほぼ中央部に設置
し、そのテーブル部の外周に、まず第1部材を送り出す
第1部材送りロール部と、送り出される第1部材の速度
に同調しながら第1部材を位置決め保持し、所定の長さ
に切断して、間欠回転テーブル部のチャックに第1部材
が突出するように送給する第1部材送り部と、更に間欠
回転テーブル部のチャックより突出した第1部材を段階
的に加熱昇温する複数個のバーナ部と、バーナ部終了位
置側に設けられたフープ状の第2部材を送り出す第2部
材送りロール部と、送り出される第2部材の速度に同調
しながら第2部材を保持し、所定の長さに切断して直線
的に送り出す第2部材送り押込み部とを設け、前記バー
ナ部で回転テーブル部のチャックより突出した第1部材
を溶融,半溶融状態に加熱,昇温したところで第1部材
と第2部材を接触させて接合し、リード線の接合部を降
温させた後に間欠回転テーブル部より取り出すものであ
る。
作用 この構成により自動的にAl線とCp線を順次送り出し、
切断し、間欠回転テーブルのチャックに保持して回転テ
ーブルが間欠停止位置で可燃性ガスを燃焼させた複数個
のバーナでAl線を段階的に半溶融状態に加熱昇温し、形
状が崩れない程度に加熱されたところでCp線をAl線丸棒
部に押込みAl線内部に、合金層を形成して接合し、次に
接合部を冷却した後に取り出すこととなる。
実施例 第1図は本発明一実施例による電子部品リード線製造
装置の全体構成図である。
まず第1図に示すように、Al線2は丸棒部と平偏部が
交互に成形されたもので、矯正ローラ3を通り、送り爪
ロール4で平偏部と丸棒部の段差分を引かけて矢印Aの
方向に送り出し、次にAlチャック5で丸棒部と平偏部の
段差部を保持した後にAlカッター6でAl線2の平偏部を
第3図(a)に示すように切断して、第1図に示す間欠
テーブル7のテーブルック8にAl線2の丸棒部と、平偏
部の一部分が突出するようにAlチャック5で送り込ん
で、テーブルチャック8に保持させる。保持されたAl線
2は矢印Bの方向に間欠移送されてCの位置でAl線2の
丸棒部を第3図(b)に示すようにAl丸棒カッター9で
任意の寸法に切断する。更に第1図に示すDの位置でポ
ンチ10の先端部11をAl線丸棒部の端面に押しつづけてAl
線端面に第3図(c)に示すような凹形へこみ加工23を
施こす。
EからFの区間における間欠テーブル7の停止位置に
可燃性ガスを燃焼させるバーナ12が複雑個設置してあ
り、第3図(d)に示すように燃焼した火炎13をAl線2
の丸棒部に当てて、Al線2を段階的に半溶融状態に加熱
昇温する。
一方、Gの位置ではCp線1は矯正ローラ14を通り、送
りロール15でCp線1をはさみ込みながら、矢印Hの方向
に送り出して、次にCp線1の先端部が押込チャック16か
ら突出するように保持し、クサビカッター17でCp線1の
先端部をクサビ形状になるように切断する。
Gの位置ではすでにAl線2が半溶融状態に加熱昇温さ
れるところで押込チャック16を矢印Hの方向に直線運動
させることによりCp線1の先端部をAl線2に押込み、第
2図に示すようにAl線内部にCu,Al,Snなどからなる合金
層20を形成して接合する。
次に、IからJの区間に設置された冷却ノズル18から
ふん出する冷気でAl線丸棒部を冷却して、更にKの位置
で接合されたリード線21は取出しベルト19の凸部でCp線
分をはさみ込んでLの方向に一本ずつ取り出される。M
の位置にはリード線21を取出す強制取出し爪22が設けら
れている。通常はM位置までリード線はこない。
以上のような装置によって作られた電解コンデンサ用
リード線は、第2図に示すようにAl線2とCp線1の接合
部にCu,Al,Snなどからなる合金層20がAl線2内部に形成
されるため、Fe,Cuなどの異金属の外部露出が全くな
く、また、鉄と銅などの異金属の飛散も全くないため、
電解コンデンサの電気特性である漏れ電流不良やショー
ト不良を低下させることができるとともに、強度バラツ
キも従来の溶接方法に比べ非常に安定したものとするこ
とができる。
また、Cp線1の先端はクサビ形状で更にAl端面には、
凹形へこみ加工23が施こされており、Al線2内部に押込
む時に、ガイド作用が生じるためAl線2への押込み性も
よく、押込み動作も直線的に動作するため、Al線2とCp
線1の芯合せが容易になり、外観的にも安定した品質リ
ード線が得られるなど工業的価値大なるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、Al線とCp線とからな
り、接合部に合金層を形成したリード線を自動的に高速
製造することができ、しかもガス火炎によりAl線を半溶
融状態として、接合するため、Al線とCp線の接合合金層
が外部に露出せず溶接強度の安定したリード線を得るこ
とができる。
また本発明の装置の構成によればリード線を製造する
ためのAl,Cp線送り,Al丸棒切断,Al端面へこみ加工,Al線
加熱,Cp線押込み,リード線取出しの各動作を間欠テー
ブル外周で並行して行ないながらリード線を製造するこ
とができるため、結果的に生産性も極めて高く、コスト
面でも有利なものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子部品用リード線製造装置の一実施
例の全体構成図、第2図は同装置によって作られたリー
ド線の接合部の断面図、第3図は同装置によって作られ
るリード線の工程別斜視図、第4図は従来の溶接方法に
おける溶接装置の部分を示す斜視図、第5図は従来の溶
接方法を示す原理図、第6図は従来の溶接方法によって
作られたリード線の接合部の断面図である。 1……銅下地錫引鉄線(Cp線)、2……Al線、4……送
り爪ロール、5……Alチャック、7……間欠テーブル、
8……テーブルチャック、9……Al丸棒カッター、10…
…ポンチ、12……バーナ、15……送りロール、16……押
込みチャック、17……クサビカッター、18……冷却ノズ
ル、19……取出しベルト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フープ状の第1部材を保持する複数個のチ
    ャックを具備した間欠回転テーブル部を装置のほぼ中央
    部に配置し、そのテーブル部の外周に第1部材を送り出
    す第1部材送りロール部と、送り出される第1部材の速
    度に同調しながら第1部材を位置決め保持し、所定の長
    さに切断して、間欠回転テーブル部のチャックに第1部
    材が突出するように送給する第1部材送り部と、更に間
    欠回転テーブル部のチャックより突出した第1部材を段
    階的に加熱昇温する複数個のバーナ部と、バーナ部終了
    位置側に設けられフープ状の第2部材を送り出す第2部
    材送りロール部と、送り出される第2部材の速度に同調
    しながら第2部材を保持し、所定の長さに切断して直線
    的に送り出す第2部材送り押込み部とを設け、前記バー
    ナ部で回転テーブル部のチャックより突出した第1部材
    を溶融,半溶融状態に加熱,昇温したところで第1部材
    と第2部材を接触させて接合し、リード線の接合部を降
    温させた後に間欠回転テーブル部より取り出すことを特
    徴としたリード線製造装置。
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