JPH05166285A - 記録媒体および記録媒体連続再生装置 - Google Patents

記録媒体および記録媒体連続再生装置

Info

Publication number
JPH05166285A
JPH05166285A JP35198491A JP35198491A JPH05166285A JP H05166285 A JPH05166285 A JP H05166285A JP 35198491 A JP35198491 A JP 35198491A JP 35198491 A JP35198491 A JP 35198491A JP H05166285 A JPH05166285 A JP H05166285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
reproducing
reproduction
optical disk
optical disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP35198491A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ichimura
功 市村
Hiroshi Saeki
宏 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35198491A priority Critical patent/JPH05166285A/ja
Publication of JPH05166285A publication Critical patent/JPH05166285A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェアが複数枚の光ディスクにまたが
る場合でも、切れ目なく連続して再生することができ
る。 【構成】 親機31はリング状に接続された複数台の光
ディスク再生装置31乃至34に装着される複数の光デ
ィスク41のリードイン部のTOC情報を得て、これに
もとづき、他の光ディスク再生装置32乃至34を制御
し、複数台の光ディスク再生装置31乃至34に装着さ
れる複数の光ディスク41を所定の順番通りに連続して
再生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の記録媒体でソフ
トウェアを構成する場合の記録媒体、およびこれらの記
録媒体を連続して再生する記録媒体連続再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオディスクにおいては、リー
ドイン部にコンパクトディスク(CD)と全く同一のT
OC(Table of Contents)を持って
おり、そのデータ構造は図5に示す通りである。図5
は、従来のビデオディスクのリードイン部におけるTO
C部のデータ構造例を示す図である。ここで、TOC部
は、楽章番号(トラック・ナンバー(Track Nu
mber))の“00”であり、そのときのPOINT
の値によって、各楽章の絶対開始時間、最初および最後
の楽章番号などを表わす。リードイン部にあるTOC部
には、ディスク内容に関するデータが72bitの構成
で記録されている。
【0003】また、従来、光ディスクを連続再生する方
法として次のようなものがあった。 (1)1台の光ディスク再生装置に複数枚の光ディスク
を納めて、これらを機械的に順次再生する方法である。
装置として、オートチェンジャやカートリッジ装着式の
ものが市販されている。 (2)複数台の光ディスク再生装置に複数枚の光ディス
クを納めてこれらを順次再生する方法である。装置とし
て、例えば日本電気(株)のCMバンクシステムがあ
る。再生時間を延長するためにディスクチェンジャ・ロ
ボットを備えている。 (3)複数台の光ディスク再生装置に複数枚の光ディス
クを納めて、これらに信号を分割して記録し、同時再生
を行なう方法である。装置として、例えばパイオニア
(株)のHDTV用ビデオディスクプレーヤがある。 (4)A/B面連続再生方法である。装置として、両面
自動連続再生方式のビディオディスクプレーヤが市販さ
れている。光学的ピックアップが光ディスクの表裏に移
動するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ディ
スクでは次のような問題があった。即ち、CDで用いら
れているTOCは、ディスク1枚(1面)からなるソフ
トウェアを基準として考えられているため、複数枚のデ
ィスクによって構成されるソフトウェアを認識できるコ
ードは存在しない。従って、ビデオディスクにおいて
は、CDと全く同一のTOCを持っているので、映画な
ど長時間に及ぶソフトウェア(複数枚のディスクで構成
される)を連続再生する必要がある場合には、その正し
い再生順序あるいは現在第何面を再生中であるかといっ
た情報を知ることができない。
【0005】また、従来のビデオディスクでは、ビデオ
信号の垂直ブランキング部にA−B面を判定する箇所を
設け、両面(2面)ディスクでの識別は行なえるように
なっているが、複数枚のディスクに亘るソフトウェアを
再生する場合には、その再生順序に関する情報を判定す
ることは不可能である。
【0006】上述した従来の光ディスクの連続再生方法
では次のような問題があった。即ち、上記(1)の方法
では、光ディスクの交換時に時間がかかり、実質的に連
続再生ではない。再生時間は、装着できる枚数によって
制限される。上記(2)の方法では、業務用であり、高
価である。光ディスク再生装置の組み合わせ台数は、デ
ィスクチェンジャ・ロボットの大きさで決まる。上記
(3)の方法では、再生時間は、ハードウェアに依存し
て固定である。上記(4)の方法では、連続再生は通常
2面まで制限される。
【0007】本発明の目的は、複数枚の記録媒体に亘る
ソフトウェアを連続再生する場合に正しい再生順序で正
しく再生できるようにした記録媒体を提供することにあ
る。
【0008】また本発明の目的は、複数の記録媒体で構
成されるソフトウェアを、切れ目なく連続して再生で
き、かつ記録媒体再生装置を必要なだけ接続でき再生時
間の制限をなくす(再生時間の長時間化を可能とする)
と共に、初期投資が安価で済む記録媒体連続再生装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録媒
体は、リードイン部のTOC情報として、複数の記録媒
体から構成されるソフトウェアを連続再生する場合にお
ける当該記録媒体の連続再生に関する情報を有してなる
ことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の記録媒体連続再生装置
は、ソフトウェアを構成する複数の記録媒体を連続して
再生する記録媒体連続再生装置において、いもづる(D
aisy chain)状あるいはリング状に接続され
た、かつそれぞれ記録媒体を再生するための複数の記録
媒体再生装置とを備え、複数台の記録媒体再生装置のう
ち1台の記録媒体再生装置を親機とし、親機は他の記録
媒体再生装置を制御し、複数台の記録媒体再生装置に装
着される前記複数の記録媒体を所定の順番通りに再生さ
せ、前記複数の記録媒体の再生信号を連続して出力する
ように構成してなることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の記録媒体においては、リード
イン部のTOC情報として、複数の記録媒体から構成さ
れるソフトウェアを連続再生する場合における当該記録
媒体の連続再生に関する情報、例えばソフトウェアの全
構成面数および当該面がその第何面(第何枚)に当たる
かなどの情報を有している。従って、例えば、マルチド
ライブ方式の記録媒体再生装置あるいは記録媒体チェン
ジャ機構を備えた記録媒体再生装置を用いて複数枚の前
記記録媒体で構成されるソフトウェアを連続再生する場
合において、当該記録媒体再生装置は、前記記録媒体装
着時にその連続再生に関する情報を読取り正しい順序で
正しく連続再生を行なうことができる。
【0012】請求項2に記載の記録媒体連続再生装置に
おいては、複数枚の記録媒体に亘るソフトウェアを連続
再生する場合に、記録媒体としてリードイン部のTOC
情報に当該記録媒体の連続再生に関する情報を有するも
のを用いるものとし、親機は、複数台の記録媒体再生装
置に装着される複数の記録媒体のTOC情報を得て、こ
れにもとづき他の記録媒体再生装置を制御し、複数台の
記録媒体再生装置に装着される複数の記録媒体を所定の
順番通りに再生させ、複数の記録媒体の再生信号を切れ
目なく連続して出力する。ここで、記録媒体再生装置を
必要な数だけ接続できるので、再生時間の制限をなくす
ことができる(再生時間の長時間化を可能とする)。ま
た、記録媒体再生装置を必要に応じて順次追加できるの
で、初期投資が安価で済む。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例につき図面を用いて以下
説明する。先ず、本発明の記録媒体としての光ディスク
の一実施例について説明する。本発明による光ディスク
(CD、LDなど)は、最内周のリードイン部のTOC
情報として、複数の記録媒体から構成されるソフトウェ
アを連続再生する場合における当該記録媒体の連続再生
に関する情報、例えばソフトウェアの全構成面数および
当該面がその第何面(第何枚)に当たるかなどの情報を
有している。
【0014】図2は、本発明による記録媒体としての光
ディスクのリードイン部におけるTOCデータの一実施
例を示す図である。但し、ディスク3面(ここでは、デ
ィスク3枚に相当する)から構成されるソフトウェアの
第2面(2枚目のディスクに相当する)におけるTOC
データ例である。なお、リードイン部のTOC部は、楽
章番号が“00”であり、TOC内に、POINTが
“01”から“A2”までは、図5に示す如くディスク
内容に関するデータが72bitの構成で記録されてい
る。
【0015】図2において、リードイン部の楽章番号が
“00”である間、楽章内の経過時間は、単調に増加し
ていく。絶対時間(PMIN、PSEC、PFRAM
E)の項は、PINTの値によって、それぞれ、 (1)POINTが00〜99間での時、その数字(図
示の数字)で示される楽章が始まる絶対時間 (2)POINTがA0の時、PMINは、最初の楽章
番号で、この時、PSEC=PFRAME=0 (3)POINTがA1の時、PMINは、最後の楽章
番号で、この時、PSEC=PFRAME=0 (4)POINTがA2の時、PMIN、PSEC、P
FRAMEは、リードアウト(ディスク最外周、楽章番
号:AA)が始まる絶対時間を表わし、これらの内容は
3回ずつ繰り返し記録されている。
【0016】更に本発明では、複数枚の光ディスクから
構成されるソフトウェアを連続再生する場合における当
該光ディスクの連続再生に関する情報(再生順序情報)
を図2のTOC部にPOINTの値として、新たに、例
えばBO、B1を追加している。このとき絶対時間(P
MIN、PSEC、PFRAME)の項については、 (5)POINTがB0の時、PMINは、当該ソフト
ウェアが何面のディスクにより構成されているかという
全構成面数であり、このとき、PSEC=PFRAME
=0 (6)POINTがB1の時、PMINは当該ディスク
面が上記全構成面数のうち第何面に当たるかという構成
順序で、この時、PSEC=PFRAME=0を表わす
ものとし、他のTOC情報と同様、3回ずつ繰り返して
記録しておくこととする。
【0017】次に複数枚の光ディスクで構成されるソフ
トウェア(映画、コンサートなど長時間に及ぶもの)を
連続再生する場合において、各光ディスクのリードイン
部のTOC部に図2の如く連続再生に関する情報を加え
ておく。このようにした複数枚の光ディスクを、マルチ
ドライブ方式の光ディスク再生装置あるいはディスクチ
ェンジャ機構を備えた光ディスク再生装置を用いて連続
再生する場合について図1を用いて以下説明する。な
お、光ディスクの光ディスク再生装置への装着時(光デ
ィスク・ローディング時)に、光ディスクのリードイン
部のTOC情報(連続再生に関する情報を含む)は読取
られる。
【0018】図1は、本発明に係る光ディスク再生装置
の一実施例を示す要部ブロック図である。同図におい
て、1は所定位置に装着された、上述した本発明による
光ディスクであって、光ディスク1はシステムコントロ
ーラ2によってドライバ(図示せず)を介して駆動され
るモータ26の回転によって回転する。なお、光ディス
クは次のようにして所定位置に装着される。即ち、光デ
ィスク1をマルチドライブ方式の光ディスク再生装置あ
るいはディスクチェンジャ機構を備えた光ディスク再生
装置のディスク挿入口へ挿入すると、システムコントロ
ーラ2はモータドライバ21を介してモータ22を駆動
制御し、これによりモータ22は光ディスク1が載置さ
れたローディング機構23を駆動させ光ディスク1を所
定位置へローディングさせる。
【0019】3は半導体レーザを光源とする光学ピック
アップであって、光学ピックアップ3はシステムコント
ローラ2の制御によって半径方向に移動する。光学ピッ
クアップ3によって再生された光ディスク1の再生信号
は、RFアンプ4で増幅されビディオ信号処理系とオー
ディオ信号処理系とに分配される。
【0020】ビデオ信号処理系では、RFアンプ4の出
力は、バンドパスフィルタ(BPF)を通してビディオ
信号復調回路6に入力され、ここでFM復調され、更に
ローパスフィルタ(LPF)およびディエンファシス回
路7を通って正規のビデオ信号となる。この再生ビデオ
信号は、プレーヤ内のブルーバック信号発生器(ブルー
バックGENと略称する)8で作られるブルーバック信
号(ブルースクリーンとも呼ばれる)と共に終段のマル
チプレクサ9に入り、システムコントローラ2によって
プレーヤの再生モードに応じて選択される。停止時に
は、マルチプレクサ9は、システムコントローラ2によ
って通常ブルーバック信号発生器8側に切り換えられ
る。ミキサー(MIXと略称する)10は、マルチプレ
クサ9の出力をキャラクタ発生回路(キャラクタGEN
と略称する)11から出力される文字情報(再生モー
ド、タイムコード(経過時間)、チャプタ番号、トラッ
ク番号などの表示)とミックスさせた後、最終段のバッ
ファ(BUFFER)12を通してビデオ出力を送出す
る。なお、キャラクタ発生回路11は、システムコント
ローラ2によって制御されている。
【0021】一方、オーディオ信号処理系では、RFア
ンプ4の出力は、ローパスフィルタ13に供給され、取
出されたオーディオ信号はオーディオ信号復調回路14
でEFM復調され、音声データとサブコード(TOC信
号を含む)に分けられる。音声データは、左右(LR)
各チャンネルともディジタル/アナログ(D/Aと略称
する)変換器(L)15、D/A変換器(R)16でD
/A変換され、それぞれローパスフィルタ17、18、
終段のバッファ(BUFFER)19、20を介してオ
ーディオ出力(LR)として送出される。
【0022】オーディオ復調回路14からのサブコード
(TOC信号を含む)は、システムコントローラ2に供
給され、内蔵のメモリに格納される。システムコントロ
ーラ2は、ローディングされた光ディスク1が当該ソフ
トウェアを構成する組の光ディスクでないなら、モータ
ドライバ21、モータ22を介してローディング機構2
3を駆動させ、その誤った光ディスク1をアンローディ
ングさせると共に、ドライバ24を介して表示装置25
に当該光ディスク1が誤っている旨の表示を行なう。
【0023】ところで、TOC情報は前述したように光
ディスク装着時(光ディスク・ローディング時)に読み
込まれ、、その内容はシステムコントローラ2内のメモ
リに記録される。その際、TOC情報として、光ディス
クの連続演奏(連続再生)に関する情報(図2で説明し
た連続再生に係る全構成面数や当該面が第何面に当たる
か)が記録されている場合には、マルチドライブ方式の
光ディスク再生装置あるいはディスクチェンジャ機構を
備えた光ディスク再生装置はその情報にもとづき、光デ
ィスク1の再生順序を決定し、正しい順序で連続再生を
行なうことができる。
【0024】次に、本発明による記録媒体連続再生装置
につき、図3および図4を用いて以下説明する。なお記
録媒体として、本発明による記録媒体としての上述した
光ディスクを適用し、本発明による記録媒体連続再生装
置として、光ディスク連続再生装置の場合を例にとるも
のとする。
【0025】図3は本発明による記録媒体連続再生装
置、特に光ディスク連続再生装置の一実施例を示す構成
図、図4は図3の記録媒体再生装置、特に光ディスク再
生装置の一実施例を示す要部構成図である。図3におい
て、31乃至34は光ディスク再生装置であって、ここ
では光ディスク再生装置31を親機、その他の光ディス
ク再生装置32乃至34を子機とする。これらの光ディ
スク再生装置31乃至34間は、制御信号線35、再生
信号線36にていもづる(Daisychain)状あ
るいはリング状に(ここでは、リング状に)接続され、
制御信号(親機31からの制御命令と各光ディスク再生
装置(子機)32乃至34のステータス信号(各光ディ
スク再生装置32乃至34の動作状況を示すデータ信
号)が含まれる)が制御信号線35を通して、再生信号
が再生信号線36を通してそれぞれ図示の如く流れるよ
うになっている。
【0026】これらの光ディスク再生装置31乃至34
は、図4の如く構成されている。但し、図4のブロック
62の部分は親機31のみが用い、子機専用光ディスク
再生装置では削除されている。図4のその他の部分は、
親機31、子機32乃至34とも同様に構成されてい
る。
【0027】ここで、光ディスク再生装置31を親機と
し、その他の光ディスク再生装置32乃至34を子機と
する設定方法は次のようにする。即ち、親機としての設
定は、光ディスク再生装置に取付けられたスイッチやリ
モコン、制御信号線の接続の有無等により行なう。そし
て、光ディスク再生装置31に対し親機としての設定が
なされると、親機31は、制御信号線35を介して他の
光ディスク再生装置32乃至34に親機確定の宣言信号
を送り、他の光ディスク再生装置32乃至34を子機と
して確定させる。なお、他の光ディスク再生装置32乃
至34が親機31と同様の光ディスク再生装置を使用す
る場合には、他の光ディスク再生装置32乃至34を個
別にスイッチなどで子機として初期設定をしてもよい。
他の光ディスク再生装置32乃至34として、子機専用
再生装置を使用する場合には、光ディスク再生装置は初
めから子機として動作する。
【0028】図4は、図3の各光ディスク再生装置31
乃至34の一実施例を示す。図4において、41は上述
した本発明による光ディスクであって、光ディスク41
は最内周のリードイン部の記録情報(TOC)内のデー
タとして、図2のような連続再生に関する情報を有して
いる。42はシステムコントローラであって、システム
コントローラ42は親機・子機の設定スイッチ43の出
力(親機を“0”とし、子機を“1”〜“n”とする)
が供給されるようになっている。この設定スイッチ43
として、例えば4bit程度のディップスイッチ又はロ
ータリスイッチを用いる。この場合、16台まで光ディ
スク再生装置を接続可能となる。制御回路44は、シス
テムコントローラ42と設定スイッチ43とから構成さ
れている。システムコントローラ42は、サーボ回路4
5を介してディスク駆動部46を制御し光ディスク41
の読取りを行なうようになっている。
【0029】ディスク駆動部46は、読取ったデータを
再生信号増幅回路47を介してデコーダ部48および再
生信号切換回路49の出力セレクタ50に供給される。
デコーダ部48は、TOC読取り情報をシステムコント
ロラ42に出力する。再生信号切換回路49を構成する
出力セレクタ50は、他の光ディスク再生装置の再生信
号を通過させるか、自機(自光ディスク再生装置)の再
生信号を送出するかを切換える回路である。
【0030】51は、制御信号エンコーダ52と制御信
号デコーダ53とから構成される制御信号処理回路であ
って、制御信号処理回路51はシステムコントローラ4
2と制御信号入出力回路54と制御信号のやり取りをす
るものである。制御信号入出力回路54は制御信号出力
段のデータ・トランシーバ55と制御信号入力段のデー
タ・レシーバ56とから構成され、他の光ディスク再生
装置と自機の制御信号処理回路51と制御信号のやり取
りをするための入出回路である。
【0031】システムコントローラ42からの制御信号
は、制御信号エンコーダ52、制御信号出力段のデータ
・トランシーバ55を介して他の光ディスク再生装置へ
出力されるようになっている。他の光ディスク再生装置
からの制御信号は、制御信号入力段のデータ・レシーバ
56、制御信号デコーダ53を介してシステムコントロ
ーラ42に供給されるようになっている。
【0032】システムコントローラ42は、出力セレク
タ50を固定接点a側に切換えると、再生信号増幅回路
47からの再生信号(映像、音声信号とも)が復調され
ず、RF信号のまま、出力セレクタ50、再生信号出力
段バッファ57を介して他の光ディスク再生装置へ出力
されるようになっている。この場合、再生信号線36と
して、通常50Ωあるいは70Ωの同軸線を用いる。ま
た、システムコントローラ42は、出力セレクタ50を
固定接点b側に切換えると、他の光ディスク再生装置か
らの再生信号が再生信号入力段バッファ58、出力セレ
クタ50、再生信号出力段バッファ57を介して他の光
ディスク再生装置へ出力されるようになっている。ここ
に、再生信号出力段バッファ57と再生信号入力段バッ
ファ58は、再生信号入出力回路59を構成する。再生
信号入出力回路59は、他の光ディスク再生装置と再生
信号のやり取りをするための入出力回路である。
【0033】なお、親機31の場合には、自光ディスク
再生装置による光ディスク41の再生信号や他の光ディ
スク再生装置から再生信号入力段バッファ58を介して
供給される再生信号を、出力セレクタ50、再生信号出
力段バッファ57を介して他の光ディスク再生装置へ出
力すると共に、再生信号処理回路60、再生信号出力段
バッファ61を介して出力する。ここに、再生信号処理
回路60と再生信号出力段バッファ61で構成されるブ
ロック62の部分は、親機31のみに設けられ、子機専
用光ディスク再生装置には設けられていない。
【0034】次に図3、図4を用いて要部動作について
説明する。再生開始時に、親機31は親機31および複
数の子機32〜34に装着された光ディスク41の再生
順序並びに再生枚数を次のようにして確定させる。ま
ず、光ディスク41が装着された各光ディスク再生装置
31〜34では、システムコントローラ42は、サーボ
回路45、ディスク駆動部46を制御し、光ディスク4
1のリードイン部のTOC等を読取り、その読取りデー
タを再生信号増幅回路49、デコーダ部48を介して得
る。子機32〜34のシステムコントローラ42は、そ
れぞれ自機による読取ったTOCなどのデータと、自機
以外の他の光ディスク再生装置から制御信号入力段のデ
ータ・レシーバ56、制御信号デコーダ53を介して供
給されるTOCなどのデータ(TOCデータや親機31
からの制御命令や各光ディスク再生装置のステータス信
号(各光ディスク再生装置の動作状況を示すデータ信
号)が含まれる)とを制御信号エンコーダ52、制御信
号出力段のデータ・トランシーバ55を介して自機以外
の他の光ディスク再生装置へ図3の信号の流れに従って
出力する。但し、親機31からの制御命令は、制御信号
エンコーダ52にてエンコードされずそのまま出力され
る。
【0035】このようにして親機31は、各子機32〜
34に装着した各光ディスク41のTOCなどのデータ
を得、これらをもとに各光ディスク再生装置31〜34
に装着された光ディスク41の再生順序、再生枚数を確
定させる。なお、光ディスク41の再生順序は、光ディ
スク41に予め記録してある順番記号(ビデオディスク
でよく用いられている、24bitバイフェーズコード
信号など)を読むか、それぞれの子機に取付けられたス
イッチで設定してもよい。
【0036】次に親機31は、各光ディスク再生装置3
1〜34に装着されたすべての光ディスク41のTOC
データを集中的に管理することになる。
【0037】親機31は、順番1の光ディスク41を装
着した光ディスク再生装置(ここでは、例えば光ディス
ク再生装置33とする)に対して、再生開始制御信号を
送る。順番1以外の光ディスク41を装着した光ディス
ク再生装置31、32、34および光ディスク未装着の
光ディスク再生装置では、システムコントローラ42は
制御信号入力段のデータ・レシーバ56、制御信号デコ
ーダ53を介してその再生開始制御信号を受け、これを
制御信号エンコーダ52、制御信号出力段のデータ・ト
ランシーバ55を介して他の光ディスク再生装置へ出力
すると共に、出力セレクタ50を固定接点b側へ切換え
ることにより再生信号を再生信号増幅回路47、出力セ
レクタ50、再生信号出力段バッファ57を介して他の
光ディスク再生装置へと通過させる。
【0038】一方、順番1の光ディスク41を装着した
光ディスク再生装置33は親機31からの再生開始制御
信号を受けて自機33の再生信号を送出し、親機31は
これを光ディスク再生装置32を介して受信し再生出力
信号とする。
【0039】ところで、親機31は、各子機32〜34
からのTOCなどのデータにより子機32〜34に装着
された各光ディスク41の合計記録時間が分かってい
る。従って、連続再生時には、親機31は1番目の光デ
ィスク41の再生終了が近づくと、2番目の光ディスク
41を装着した光ディスク再生装置、ここでは例えば光
ディスク再生装置32に対して再生待機制御命令を送
る。これにより、当該光ディスク再生装置32は光ディ
スク41を回転させ、光学ピックアップを開始位置まで
移動し待機する。そして、親機31は、1番目の光ディ
スク41の再生終了と共に、2番目の光ディスク41を
装着した光ディスク32に再生開始制御信号を送り、2
番目の光ディスク41の再生を開始させる。以下、同様
にして次々に連続再生が行なわれる。
【0040】以上より、ソフトウェアが複数枚の光ディ
スク41にまたがる場合でも、切れ目なく連続して再生
することができる。また、必要なだけ、光ディスク再生
装置を上述した如く、いもづる状あるいはリング状にな
るように増設することにより、再生時間の制限を無くす
ことができる(再生信号の長時間化を可能にする)。ま
た、光ディスク再生装置(子機)を必要に応じて順次追
加できるので、初期投資が安価で済む。子機32〜34
として出力信号処理回路を持たない、より安価な子機専
用光ディスク再生装置を用いることもできる。
【0041】本発明は本実施例に限定されることなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用および変形
が考えられる。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の記録媒体によれば、リ
ードイン部のTOC情報として、複数の記録媒体から構
成されるソフトウェアを連続再生する場合における当該
記録媒体の連続再生に関する情報、例えばソフトウェア
の全構成面数および当該面がその第何面(第何枚)に当
たるかなどの情報を有しているので、記録媒体連続再生
装置、例えばマルチドライブ方式の記録媒体再生装置あ
るいは記録媒体チェンジャ機構を備えた記録媒体再生装
置を用いて複数枚の前記記録媒体で構成されるソフトウ
ェアを連続再生する場合において、当該記録媒体連続再
生装置は、前記記録媒体装着時にその連続再生に関する
情報を読取り正しい順序で正しく連続再生を行なうこと
ができる。
【0043】請求項2に記載の記録媒体連続再生装置に
よれば、親機は、いもづる状あるいはリング状に接続さ
れた複数台の記録媒体再生装置に装着される複数の記録
媒体のTOC情報を得て、これにもとづき他の記録媒体
再生装置を制御し、複数台の記録媒体再生装置に装着さ
れる複数の記録媒体を所定の順番通りに再生させ、複数
の記録媒体の再生信号を切れ目なく連続して出力するこ
とができる。また、記録媒体再生装置を必要な数だけ接
続できるので、再生時間の制限をなくすことができる
(再生時間の長時間化を可能とする)。また、記録媒体
再生装置を必要に応じて順次追加できるので、初期投資
が安価で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク再生装置の一実施例を
示す要部ブロック図である。
【図2】本発明による記録媒体のリードイン部における
TOCデータの一実施例を示す図である。
【図3】本発明による記録媒体連続再生装置の一実施例
を示す構成図である。
【図4】図3の記録媒体再生装置の一実施例を示す要部
構成図である。
【図5】従来のビデオディスクのリードイン部における
TOC部のデータ構造例を示す図である。
【符号の説明】
1、41 光ディスク 31、32、33、34 光ディスク再生装置 42 システムコントローラ 43 設定スイッチ 44 制御回路 48 デコーダ部 49 再生信号切換回路 51 制御信号処理回路 54 制御信号入出力回路 59 再生信号入出力回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードイン部のTOC情報として、複数
    の記録媒体から構成されるソフトウェアを連続再生する
    場合における当該記録媒体の連続再生に関する情報を有
    してなることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 ソフトウェアを構成する複数の記録媒体
    を連続して再生する記録媒体連続再生装置において、 いもづる状あるいはリング状に接続された、かつそれぞ
    れ記録媒体を再生するための複数の記録媒体再生装置と
    を備え、 前記複数台の記録媒体再生装置のうち1台の記録媒体再
    生装置を親機とし、 前記親機は他の前記記録媒体再生装置を制御し、複数台
    の前記記録媒体再生装置に装着される前記記録媒体を所
    定の順番通りに再生させ、前記複数の記録媒体の再生信
    号を連続して出力するように構成してなることを特徴と
    する記録媒体連続再生装置。
JP35198491A 1991-12-13 1991-12-13 記録媒体および記録媒体連続再生装置 Withdrawn JPH05166285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35198491A JPH05166285A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 記録媒体および記録媒体連続再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35198491A JPH05166285A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 記録媒体および記録媒体連続再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05166285A true JPH05166285A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18420977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35198491A Withdrawn JPH05166285A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 記録媒体および記録媒体連続再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05166285A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0795854B1 (en) Dubbing apparatus
JPH11353794A (ja) 汎用ストレ―ジ装置
KR20020088231A (ko) 콤비네이션 시스템 및 그에 적용되는 자동 복사 방법
JP2001155412A (ja) 再生装置
JPH05166285A (ja) 記録媒体および記録媒体連続再生装置
JP3619426B2 (ja) 光ディスク再生装置、及び光ディスク再生方法
KR100467575B1 (ko) 배경 화면/사운드의 변경 기능을 갖는 비디오 재생/기록시스템 및 배경 화면/사운드 변경 방법
JPH03268286A (ja) 光ディスク装置
JPH0887823A (ja) 再生装置
JPH05282788A (ja) 記録媒体再生装置
JPH048528Y2 (ja)
JP3714505B2 (ja) 記録装置、再生記録システムおよび制御方法
JP2943652B2 (ja) 両面再生ディスクとディスク再生装置
JP2943653B2 (ja) 両面再生ディスクとディスク再生装置
JPH048529Y2 (ja)
JP3557636B2 (ja) 編集装置
JP2562502B2 (ja) ダビングシステム
KR100263985B1 (ko) 광디스크재생방법
JPH04370566A (ja) Cd−romダビング装置
JPH03256289A (ja) 光ディスク記録再生装置
JPH11110957A (ja) 送受信装置及び方法
JP2000305576A (ja) 映像再生装置
JPH02110888A (ja) ダビング制御装置
JPH05101519A (ja) デイスク再生装置
JPS63173481A (ja) 静止画像再生システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311