JPH05166281A - ルーレット式ディスク再生装置 - Google Patents
ルーレット式ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH05166281A JPH05166281A JP35319791A JP35319791A JPH05166281A JP H05166281 A JPH05166281 A JP H05166281A JP 35319791 A JP35319791 A JP 35319791A JP 35319791 A JP35319791 A JP 35319791A JP H05166281 A JPH05166281 A JP H05166281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- leg
- gear
- self
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automatic Disk Changers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トレイローディング機構を設けたルーレット
式ディスク再生装置に必須のトレイの走行とターンテー
ブルの回転と光ピックアップユニットの昇降とを、１台
のモータで行わせることで、モータの台数を減らし、駆
動系部品の集約を図る。 【構成】 モータ４２と、このモータ軸４３に遊嵌され
モータ軸４３を中心に回動可能とされたホルダ４４から
延設した第１脚４６と、この第１脚４６に遊嵌され第１
脚４６を中心に前記モータ軸４３の回転力により偶力を
受けるアーム４７と、このアーム４７から延設した第２
脚４８に軸支されるとともにモータ４２で回転されるク
ラッチギヤ５２並びに自走用ギヤ５３とからなる駆動ユ
ニットをトレイ側に付設し、又、サーキットとラックと
をシャシ２側に設け、サーキット２０に第１・第２脚４
６，４８を嵌めるとともに、前記第２脚４８を一時退避
するためのポケットをサーキットに複数設ける。
式ディスク再生装置に必須のトレイの走行とターンテー
ブルの回転と光ピックアップユニットの昇降とを、１台
のモータで行わせることで、モータの台数を減らし、駆
動系部品の集約を図る。 【構成】 モータ４２と、このモータ軸４３に遊嵌され
モータ軸４３を中心に回動可能とされたホルダ４４から
延設した第１脚４６と、この第１脚４６に遊嵌され第１
脚４６を中心に前記モータ軸４３の回転力により偶力を
受けるアーム４７と、このアーム４７から延設した第２
脚４８に軸支されるとともにモータ４２で回転されるク
ラッチギヤ５２並びに自走用ギヤ５３とからなる駆動ユ
ニットをトレイ側に付設し、又、サーキットとラックと
をシャシ２側に設け、サーキット２０に第１・第２脚４
６，４８を嵌めるとともに、前記第２脚４８を一時退避
するためのポケットをサーキットに複数設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はルーレット式ディスク再
生装置の改良技術に関する。
生装置の改良技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１７は従来のルーレット式ディスク再
生装置の平面図であり、ルーレット式ディスク再生装置
１００はカルーセル式とも言い、引き出し自在なトレイ
１０１上に大きなターンテーブル１０２を載せ、このタ
ーンテーブル１０２に例えば５枚のディスク１０３…を
回転中心１０２ａから同一半径上に等ピッチで並べ、こ
れらディスク１０３…の内の好みの１枚を選んで再生す
る装置である。
生装置の平面図であり、ルーレット式ディスク再生装置
１００はカルーセル式とも言い、引き出し自在なトレイ
１０１上に大きなターンテーブル１０２を載せ、このタ
ーンテーブル１０２に例えば５枚のディスク１０３…を
回転中心１０２ａから同一半径上に等ピッチで並べ、こ
れらディスク１０３…の内の好みの１枚を選んで再生す
る装置である。
【０００３】詳しくは、第１のモータ１０４でベルト１
０５及びギヤ列１０６を介して駆動される欠歯歯車兼円
筒カム１０７が、先ずその欠歯歯車１０８でトレイ１０
１下面のラック１０９を矢印方向に移動し、即ちトレ
イ１０１を装置内に引きこみ、続いて円筒カム１１０上
面の谷から山へ続く傾斜面で光ピックアップユニット１
１２を押上げる。光ピックアップユニット１１２はピン
１１３，１１３を支点にして揺動する。
０５及びギヤ列１０６を介して駆動される欠歯歯車兼円
筒カム１０７が、先ずその欠歯歯車１０８でトレイ１０
１下面のラック１０９を矢印方向に移動し、即ちトレ
イ１０１を装置内に引きこみ、続いて円筒カム１１０上
面の谷から山へ続く傾斜面で光ピックアップユニット１
１２を押上げる。光ピックアップユニット１１２はピン
１１３，１１３を支点にして揺動する。
【０００４】一方、第２のモータ１１４が図示せぬ減速
手段とギヤ１１５を介してターンテーブル１０２を必要
角度だけ回転する。従って、ルーレットの要領で選択さ
れたディスク１０３は随時再生される。
手段とギヤ１１５を介してターンテーブル１０２を必要
角度だけ回転する。従って、ルーレットの要領で選択さ
れたディスク１０３は随時再生される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図１７に述べた従来の
ルーレット式ディスク再生装置は第１のモータ１０４と
第２のモータ１１４とが必要であり、各々のモータ１０
４，１１４が独立していて、これらのモータ１０４，１
１４に連結する駆動機構も個々に設けられる為に、駆動
機構の数が増す。
ルーレット式ディスク再生装置は第１のモータ１０４と
第２のモータ１１４とが必要であり、各々のモータ１０
４，１１４が独立していて、これらのモータ１０４，１
１４に連結する駆動機構も個々に設けられる為に、駆動
機構の数が増す。
【０００６】本発明の目的はモータを１台に、且つ駆動
機構を集約することにある。
機構を集約することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、１台のモータと、このモータ軸に遊嵌されモー
タ軸を中心に回動可能とされたホルダと、このホルダか
ら延設された第１脚と、この第１脚に遊嵌され第１脚を
中心に前記モータ軸の回転力による偶力を受けるアーム
と、このアームから延設された第２脚と、この第２脚に
軸支されるとともにモータで回転されるクラッチギヤ並
びに自走用ギヤとからなる駆動ユニットを前記トレイに
付設し、又、トレイのオープン限／クローズ限間に亘っ
て前記第１脚と第２脚とをガイドするサーキットと、前
記自走用ギヤが適宜噛合するラックとをシャシ側に設
け、更に、サーキットに前記第２脚とクラッチギヤと自
走ギヤとが一時退避するポケットを複数設けたことを特
徴とする。
発明は、１台のモータと、このモータ軸に遊嵌されモー
タ軸を中心に回動可能とされたホルダと、このホルダか
ら延設された第１脚と、この第１脚に遊嵌され第１脚を
中心に前記モータ軸の回転力による偶力を受けるアーム
と、このアームから延設された第２脚と、この第２脚に
軸支されるとともにモータで回転されるクラッチギヤ並
びに自走用ギヤとからなる駆動ユニットを前記トレイに
付設し、又、トレイのオープン限／クローズ限間に亘っ
て前記第１脚と第２脚とをガイドするサーキットと、前
記自走用ギヤが適宜噛合するラックとをシャシ側に設
け、更に、サーキットに前記第２脚とクラッチギヤと自
走ギヤとが一時退避するポケットを複数設けたことを特
徴とする。
【０００８】
【作用】モータ軸を回転して自走用ギヤとシャシ側のラ
ックとを噛み合わせることでトレイを走行させ、トレイ
のオープン限ではラック欠歯部から続くポケットへクラ
ッチギヤを進入せしめてターンテーブル回転の為のギヤ
へ噛合させ、又トレイのクローズ限では前記トレイの走
行の為とは逆方向にモータ軸を反転することでアームを
介して自走ギヤをラックから外し且つポケットへ進入せ
しめ、自走ギヤ又はクラッチギヤをターンテーブル回転
の為のギヤ又は光ピックアップユニット昇降の為のギヤ
へ噛合させることで、１台のモータでトレイの走行とタ
ーンテーブルの回転と光ピックアップユニットの昇降と
を行わせる。
ックとを噛み合わせることでトレイを走行させ、トレイ
のオープン限ではラック欠歯部から続くポケットへクラ
ッチギヤを進入せしめてターンテーブル回転の為のギヤ
へ噛合させ、又トレイのクローズ限では前記トレイの走
行の為とは逆方向にモータ軸を反転することでアームを
介して自走ギヤをラックから外し且つポケットへ進入せ
しめ、自走ギヤ又はクラッチギヤをターンテーブル回転
の為のギヤ又は光ピックアップユニット昇降の為のギヤ
へ噛合させることで、１台のモータでトレイの走行とタ
ーンテーブルの回転と光ピックアップユニットの昇降と
を行わせる。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
【００１０】図１は本発明に係るルーレット式ディスク
再生装置の平面図であり、ルーレット式ディスク再生装
置１はシャシ２の上部にスライド自在にトレイ３を載
せ、このトレイ３にターンテーブル４を回転自在に載せ
てなる。
再生装置の平面図であり、ルーレット式ディスク再生装
置１はシャシ２の上部にスライド自在にトレイ３を載
せ、このトレイ３にターンテーブル４を回転自在に載せ
てなる。
【００１１】３ａはトレイ３に起設された中心軸、５は
ローラであり円周３個配置され、ターンテーブル４を支
承する。６はターンテーブルのリングギヤ４ａに噛合す
るドライブギヤである。又、７はディスクのクランパで
ある。
ローラであり円周３個配置され、ターンテーブル４を支
承する。６はターンテーブルのリングギヤ４ａに噛合す
るドライブギヤである。又、７はディスクのクランパで
ある。
【００１２】図２は本発明のルーレット式ディスク再生
装置の内部平面図であり、トレイ３の下方には、シャシ
２側に軸９，９を中心に揺動可能に支承されている光ピ
ックアップユニット１０と、この光ピックアップユニッ
ト１０を先端ピン１０ａを介して昇降せしめる傾斜板１
１と、この傾斜板１１を回転せしめるギヤ１２，１３が
収納されている。即ち、上記ギヤ１３を駆動しさえすれ
ば、光ピックアップユニット１０をディスク再生位置及
び指定ディスク選択時にターンテーブルの回転の妨げに
ならない位置、即ちディスク非再生位置の間で昇降する
ことができる。
装置の内部平面図であり、トレイ３の下方には、シャシ
２側に軸９，９を中心に揺動可能に支承されている光ピ
ックアップユニット１０と、この光ピックアップユニッ
ト１０を先端ピン１０ａを介して昇降せしめる傾斜板１
１と、この傾斜板１１を回転せしめるギヤ１２，１３が
収納されている。即ち、上記ギヤ１３を駆動しさえすれ
ば、光ピックアップユニット１０をディスク再生位置及
び指定ディスク選択時にターンテーブルの回転の妨げに
ならない位置、即ちディスク非再生位置の間で昇降する
ことができる。
【００１３】なお、図中、ＳＷ４はトレイ３のオープン
限／クローズ限の位置検出スイッチであり、ＳＷ５は光
ピックアップユニット１０の位置検出スイッチである。
又、図右上には前記トレイ３の下面にビス止めされる駆
動ユニット４０が図示され、又、駆動ユニット４０を自
走せしめるためのサーキット２０がシャシ２上に設けら
れている。
限／クローズ限の位置検出スイッチであり、ＳＷ５は光
ピックアップユニット１０の位置検出スイッチである。
又、図右上には前記トレイ３の下面にビス止めされる駆
動ユニット４０が図示され、又、駆動ユニット４０を自
走せしめるためのサーキット２０がシャシ２上に設けら
れている。
【００１４】図３は図１の３矢視図（一部断面図）であ
り、トレイ３から垂下された駆動ユニット４０、これを
案内するサーキット２０、又、下降状態にある光ピック
アップユニット１０、傾斜板１１の相互関係を示す。
り、トレイ３から垂下された駆動ユニット４０、これを
案内するサーキット２０、又、下降状態にある光ピック
アップユニット１０、傾斜板１１の相互関係を示す。
【００１５】図４は本発明のサーキットの平面図であ
り、サーキット２０には溝状の第１幹路２１、第１ポケ
ット２２、第２幹路２３、環状路２４、第２・第３ポケ
ット２５，２６及び短絡路２７が形成され、第１幹路２
１に沿って第１ラック２８、第２幹路２３に沿って第２
ラック２９、第２幹路２３と環状路２４の境目に切換え
ラック３０、環状路２４に沿って環状ラック３１がそれ
ぞれ形成されている。
り、サーキット２０には溝状の第１幹路２１、第１ポケ
ット２２、第２幹路２３、環状路２４、第２・第３ポケ
ット２５，２６及び短絡路２７が形成され、第１幹路２
１に沿って第１ラック２８、第２幹路２３に沿って第２
ラック２９、第２幹路２３と環状路２４の境目に切換え
ラック３０、環状路２４に沿って環状ラック３１がそれ
ぞれ形成されている。
【００１６】図５は本発明の駆動ユニットの平面図、図
６は同側面図、図７は同底面図、図８は同分解斜視図で
ある。
６は同側面図、図７は同底面図、図８は同分解斜視図で
ある。
【００１７】駆動ユニット４０は図８に示す通り、モー
タブラケット４１を介してトレイ３にビス止めされる下
向きのモータ４２と、モータ軸４３が貫通するもののモ
ータ軸４３では直接駆動されないストライカホルダ４４
と、このストライカホルダ４４に起設された４個のスト
ライカ４５ａ〜４５ｄと、上記ストライカホルダ４４か
ら垂下した第１脚４６に揺動可能に係止するアーム４７
と、このアーム４７から垂下した第２脚４８と、モータ
軸４３に固定される小プーリ４９、第１脚４６に回転自
在に支承された大プーリ５０及びギヤ５１、第２脚４８
に回転自在に支承されたクラッチギヤ５２及び自走用ギ
ヤ５３と、中間ギヤ５４とからなる。
タブラケット４１を介してトレイ３にビス止めされる下
向きのモータ４２と、モータ軸４３が貫通するもののモ
ータ軸４３では直接駆動されないストライカホルダ４４
と、このストライカホルダ４４に起設された４個のスト
ライカ４５ａ〜４５ｄと、上記ストライカホルダ４４か
ら垂下した第１脚４６に揺動可能に係止するアーム４７
と、このアーム４７から垂下した第２脚４８と、モータ
軸４３に固定される小プーリ４９、第１脚４６に回転自
在に支承された大プーリ５０及びギヤ５１、第２脚４８
に回転自在に支承されたクラッチギヤ５２及び自走用ギ
ヤ５３と、中間ギヤ５４とからなる。
【００１８】図８では省略したが、図７で示す通りギヤ
５１，５３はＥリング５５，５５で抜け落ち防止が図ら
れている。又、図５と図８に示す通り、３個のスイッチ
ＳＷ１〜ＳＷ３がスイッチブラケット５６を介してモー
タブラケット４１に取付けられている。
５１，５３はＥリング５５，５５で抜け落ち防止が図ら
れている。又、図５と図８に示す通り、３個のスイッチ
ＳＷ１〜ＳＷ３がスイッチブラケット５６を介してモー
タブラケット４１に取付けられている。
【００１９】従って図５においてモータブラケット４１
及びスイッチブラケット５６は非回転であり、図７にお
いてモータ軸４３、小プーリ４９及び大プーリ５０で回
されたギヤ５１は中間ギヤ５４を介してクラッチギヤ５
２及び自走用ギヤ５３を回転する。この際にアーム４７
は第１脚４６を中心に揺動可能であるから、いわゆる首
振りアイドラと同様に矢印の如く揺動する。
及びスイッチブラケット５６は非回転であり、図７にお
いてモータ軸４３、小プーリ４９及び大プーリ５０で回
されたギヤ５１は中間ギヤ５４を介してクラッチギヤ５
２及び自走用ギヤ５３を回転する。この際にアーム４７
は第１脚４６を中心に揺動可能であるから、いわゆる首
振りアイドラと同様に矢印の如く揺動する。
【００２０】又、第１脚４６がモータ軸４３を中心に回
転すると、ストライカホルダ４４が第１脚４６とともに
モータ軸４３を中心に回転する。
転すると、ストライカホルダ４４が第１脚４６とともに
モータ軸４３を中心に回転する。
【００２１】図９はクラッチギヤの断面図であり、第２
脚４８にクラッチばね５７を介してクラッチギヤ５２並
びに自走用ギヤ５３が取付けられているので、常に一定
の抵抗トルクがクラッチギヤ５２及びアーム４７間で発
生し、前述のアーム４７の首振り動作を可能にする。
脚４８にクラッチばね５７を介してクラッチギヤ５２並
びに自走用ギヤ５３が取付けられているので、常に一定
の抵抗トルクがクラッチギヤ５２及びアーム４７間で発
生し、前述のアーム４７の首振り動作を可能にする。
【００２２】以上の構成からなるルーレット式ディスク
再生装置の作用を次に述べる。図１０以降は本発明のル
ーレット式ディスク再生装置の作用図であり、図１０
（トレイのオープン途中を示す作用図）において、モー
タ軸４３が図示右回転（以下単に「右回転」という。
「左回転」についても同様。）すると、クラッチギヤ５
２及びアーム４７の間の抵抗トルクにより、アーム４７
は右回転偶力（以下単に「右偶力」という。「左偶力」
についても同様。）を受け、結果自走用ギヤ５３が強く
第１ラック２８に噛合する。自走用ギヤ５３は右回転中
なので、駆動ユニット４０は全体的に矢印方向に移動
する。第１脚４６及び第２脚４８は第１幹路２１に嵌っ
た状態で進む。
再生装置の作用を次に述べる。図１０以降は本発明のル
ーレット式ディスク再生装置の作用図であり、図１０
（トレイのオープン途中を示す作用図）において、モー
タ軸４３が図示右回転（以下単に「右回転」という。
「左回転」についても同様。）すると、クラッチギヤ５
２及びアーム４７の間の抵抗トルクにより、アーム４７
は右回転偶力（以下単に「右偶力」という。「左偶力」
についても同様。）を受け、結果自走用ギヤ５３が強く
第１ラック２８に噛合する。自走用ギヤ５３は右回転中
なので、駆動ユニット４０は全体的に矢印方向に移動
する。第１脚４６及び第２脚４８は第１幹路２１に嵌っ
た状態で進む。
【００２３】この時はスイッチＳＷ２及びスイッチＳＷ
３がＯＮでスイッチＳＷ１がＯＦＦである。なお、スイ
ッチＳＷ３はアーム４７の起立片４７ａで押されてい
る。駆動ユニット４０が一杯に図下端に寄ると、アーム
４７は左回転し、ストライカホルダ４４も左回転して自
走ギヤ５３が第１ラック２８の歯部から外れる。すると
アーム４７は右偶力を受け、クラッチギヤ５３がドライ
ブギヤ６に連結する。このとき、別のオープン限／クロ
ーズ限の位置検出スイッチＳＷ４のオープン限検出とス
イッチＳＷ１のＯＮとによってオープンを検出し、オー
プン完了になる。
３がＯＮでスイッチＳＷ１がＯＦＦである。なお、スイ
ッチＳＷ３はアーム４７の起立片４７ａで押されてい
る。駆動ユニット４０が一杯に図下端に寄ると、アーム
４７は左回転し、ストライカホルダ４４も左回転して自
走ギヤ５３が第１ラック２８の歯部から外れる。すると
アーム４７は右偶力を受け、クラッチギヤ５３がドライ
ブギヤ６に連結する。このとき、別のオープン限／クロ
ーズ限の位置検出スイッチＳＷ４のオープン限検出とス
イッチＳＷ１のＯＮとによってオープンを検出し、オー
プン完了になる。
【００２４】図１１はトレイのオープン完了図であり、
第２脚４８が第１ポケット２２に進入して走行を停止さ
れると共に、クラッチギヤ５２がドライブギヤ６に連結
する。正しくは図３に示すドライブギヤ６の下部ギヤ６
ａにクラッチギヤ５２が噛合する。従って、トレイオー
プンの状態でターンテーブル４は自在に回転（右回転）
できる。
第２脚４８が第１ポケット２２に進入して走行を停止さ
れると共に、クラッチギヤ５２がドライブギヤ６に連結
する。正しくは図３に示すドライブギヤ６の下部ギヤ６
ａにクラッチギヤ５２が噛合する。従って、トレイオー
プンの状態でターンテーブル４は自在に回転（右回転）
できる。
【００２５】次に図１１のモータ軸４３を逆転（左回
転）するとアーム４７に左偶力が働き、第２脚４８が第
１ポケット２２から後退し、結果、自走用ギヤ５３は左
回転しつつ第２ラック２９に噛合する。
転）するとアーム４７に左偶力が働き、第２脚４８が第
１ポケット２２から後退し、結果、自走用ギヤ５３は左
回転しつつ第２ラック２９に噛合する。
【００２６】図１２はトレイのクローズ途中の図であ
り、自走用ギヤ５３の左回転により、駆動ユニット４０
は矢印方向に移動し、トレイ３はクローズ方向に移動
する。この時はスイッチＳＷ１，ＳＷ２（いずれも図示
せず。）及びＳＷ３の全てがＯＦＦである。この後、自
走用ギヤ５３は切換えラック３０を通って環状ラック３
１に噛合する。
り、自走用ギヤ５３の左回転により、駆動ユニット４０
は矢印方向に移動し、トレイ３はクローズ方向に移動
する。この時はスイッチＳＷ１，ＳＷ２（いずれも図示
せず。）及びＳＷ３の全てがＯＦＦである。この後、自
走用ギヤ５３は切換えラック３０を通って環状ラック３
１に噛合する。
【００２７】図１３は駆動ユニットが環状路を周回して
いる時の図であり、モータ軸４３が左回転してアーム４
７が左偶力を受けているために、自走用ギヤ５３は環状
ラック３１に噛合し、モータ軸４３の芯と環状ラック３
１の芯が合致した状態で、周回する。周回ごとに、切換
えラック３０は開となり、周回動作を妨げない。
いる時の図であり、モータ軸４３が左回転してアーム４
７が左偶力を受けているために、自走用ギヤ５３は環状
ラック３１に噛合し、モータ軸４３の芯と環状ラック３
１の芯が合致した状態で、周回する。周回ごとに、切換
えラック３０は開となり、周回動作を妨げない。
【００２８】図１３の位置ではスイッチＳＷ１及びスイ
ッチＳＷ２がＯＮになっているので、この前にプレイ指
令がインプットされていれば、モータ軸４３は停止し、
逆転する（右回転）。するとアーム４７は右偶力を受
け、第２脚４８が第３ポケット２６へ進入する。
ッチＳＷ２がＯＮになっているので、この前にプレイ指
令がインプットされていれば、モータ軸４３は停止し、
逆転する（右回転）。するとアーム４７は右偶力を受
け、第２脚４８が第３ポケット２６へ進入する。
【００２９】図１４は再生状態を示し、自走用ギヤ５３
が光ピックアップユニットの昇降に係るギヤ１３に噛合
し、傾斜板１１を回転する。傾斜板１１は円周上に山と
谷が交互に形成されているので、一定角度回転すると光
ピックアップユニット１０（図示せず）をプレイ位置ま
で上昇する。上昇完了は別の位置検出スイッチＳＷ５で
検出され、再生動作が為される。
が光ピックアップユニットの昇降に係るギヤ１３に噛合
し、傾斜板１１を回転する。傾斜板１１は円周上に山と
谷が交互に形成されているので、一定角度回転すると光
ピックアップユニット１０（図示せず）をプレイ位置ま
で上昇する。上昇完了は別の位置検出スイッチＳＷ５で
検出され、再生動作が為される。
【００３０】再生が終ると、傾斜板１１が再び回転され
光ピックアップユニット１０は下降される。下降後、モ
ータ軸４３を逆転（左回転）するとアーム４７が左回転
し、第２脚４８が第３ポケット２６から脱出し、図１３
に戻る。
光ピックアップユニット１０は下降される。下降後、モ
ータ軸４３を逆転（左回転）するとアーム４７が左回転
し、第２脚４８が第３ポケット２６から脱出し、図１３
に戻る。
【００３１】図１５はトレイクローズ時のディスク選択
を示す図であり、再生終了後、次のディスクの選択指令
がインプットされている場合には、スイッチＳＷ１がＯ
Ｎになった状態で周回動作を中断し、モータ軸４３を逆
転（右回転）し、第２ポケット２５へ第２脚４８を進入
せしめる。すると図１５に示す通り、クラッチギヤ５２
はドライブギヤ６に連結するので、ターンテーブル４は
必要なだけ回転可能である。
を示す図であり、再生終了後、次のディスクの選択指令
がインプットされている場合には、スイッチＳＷ１がＯ
Ｎになった状態で周回動作を中断し、モータ軸４３を逆
転（右回転）し、第２ポケット２５へ第２脚４８を進入
せしめる。すると図１５に示す通り、クラッチギヤ５２
はドライブギヤ６に連結するので、ターンテーブル４は
必要なだけ回転可能である。
【００３２】図１５の状態からモータ軸４３を逆転（左
回転）すれば図１３を介して図１４の状態となり、次の
ディスクが再生できる。
回転）すれば図１３を介して図１４の状態となり、次の
ディスクが再生できる。
【００３３】図１６はトレイオープン開始の説明図であ
り、図１３の要領で周回中の駆動ユニット４０はスイッ
チＳＷ２がＯＮに変った時点でモータ軸４３を逆転（右
回転）すれば、第２脚４８が短絡路２７を通って、第１
幹路２１へ進む。結果、自走用ギヤ５３は右回転しつつ
第１ラック２８に噛合し、図１０に戻る。
り、図１３の要領で周回中の駆動ユニット４０はスイッ
チＳＷ２がＯＮに変った時点でモータ軸４３を逆転（右
回転）すれば、第２脚４８が短絡路２７を通って、第１
幹路２１へ進む。結果、自走用ギヤ５３は右回転しつつ
第１ラック２８に噛合し、図１０に戻る。
【００３４】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明は１台のモー
タと揺動アームとクラッチギヤ並びに自走用ギヤとから
なる駆動ユニットをトレイに付設し、この駆動ユニット
から延びる第１・第２脚を、シャシ側のサーキットに嵌
合し、適宜サーキット上のポケットに第２脚を進入させ
ることで、ターンテーブルの回動と光ピックアップユニ
ットの昇降とを行わせるようにしたものであり、ルーレ
ット式ディスク再生装置に必須のトレイの走行とターン
テーブルの回転と光ピックアップユニットの昇降とを１
台のモータで行わせるようにしたので、モータの台数が
減り、駆動系部品の集約図れる。
タと揺動アームとクラッチギヤ並びに自走用ギヤとから
なる駆動ユニットをトレイに付設し、この駆動ユニット
から延びる第１・第２脚を、シャシ側のサーキットに嵌
合し、適宜サーキット上のポケットに第２脚を進入させ
ることで、ターンテーブルの回動と光ピックアップユニ
ットの昇降とを行わせるようにしたものであり、ルーレ
ット式ディスク再生装置に必須のトレイの走行とターン
テーブルの回転と光ピックアップユニットの昇降とを１
台のモータで行わせるようにしたので、モータの台数が
減り、駆動系部品の集約図れる。
【図１】本発明に係るルーレット式ディスク再生装置の
平面図
平面図
【図２】本発明のルーレット式ディスク再生装置の内部
平面図
平面図
【図３】図１の３矢視図
【図４】本発明のサーキットの平面図
【図５】本発明の駆動ユニットの平面図
【図６】本発明の駆動ユニットの側面図
【図７】本発明の駆動ユニットの底面図
【図８】本発明の駆動ユニットの分解斜視図
【図９】本発明に係るクラッチギヤの断面図
【図１０】本発明に係るトレイのオープン途中を示す作
用図
用図
【図１１】本発明に係るトレイのオープン完了図
【図１２】本発明に係るトレイのクローズ途中の図
【図１３】本発明に係る駆動ユニットが環状路を周回し
ている時の図
ている時の図
【図１４】本発明に係る再生状態を示す図
【図１５】本発明に係るトレイクローズ時のディスク選
択を示す図
択を示す図
【図１６】本発明に係るトレイオープン開始の説明図
【図１７】従来のルーレット式ディスク再生装置の平面
図
図
１…ルーレット式ディスク再生装置、２…シャシ、３…
トレイ、４…ターンテーブル、６…ドライブギヤ、１０
…光ピックアップユニット、２０…サーキット、２２…
第１ポケット、２５…第２ポケット、２６…第３ポケッ
ト、２８…第１ラック、２９…第２ラック、３０…切換
えラック、３１…環状ラック、４０…駆動ユニット、４
２…モータ、４４…ホルダ（ストライカホルダ）、４６
…第１脚、４７…アーム、４８…第２脚、５２…クラッ
チギヤ、５３…自走用ギヤ。
トレイ、４…ターンテーブル、６…ドライブギヤ、１０
…光ピックアップユニット、２０…サーキット、２２…
第１ポケット、２５…第２ポケット、２６…第３ポケッ
ト、２８…第１ラック、２９…第２ラック、３０…切換
えラック、３１…環状ラック、４０…駆動ユニット、４
２…モータ、４４…ホルダ（ストライカホルダ）、４６
…第１脚、４７…アーム、４８…第２脚、５２…クラッ
チギヤ、５３…自走用ギヤ。
Claims (1)
- 【請求項１】 シャシにスライド自在にトレイを載せ、
このトレイに複数枚のディスクを配列できるターンテー
ブルを載せ、トレイのオープン限とクローズ限位置とで
ターンテーブルを回転し、又、トレイのクローズ限位置
で光ピックアップユニットによる再生を為すルーレット
式ディスク再生装置であって、このルーレット式ディス
ク再生装置は、１台のモータと、このモータ軸に遊嵌さ
れモータ軸を中心に回動可能とされたホルダと、このホ
ルダから延設された第１脚と、この第１脚に遊嵌され第
１脚を中心に前記モータ軸の回転力による偶力を受ける
アームと、このアームから延設された第２脚と、この第
２脚に軸支されるとともにモータで回転されるクラッチ
ギヤ並びに自走用ギヤとからなる駆動ユニットを前記ト
レイに付設し、又、トレイのオープン限／クローズ限間
に亘って前記第１脚と第２脚とをガイドするサーキット
と、前記自走用ギヤが適宜噛合するラックとをシャシ側
に設け、更に、サーキットに前記第２脚とクラッチギヤ
と自走ギヤとが一時退避するポケットを複数設けてな
り、前記モータ軸を回転して自走用ギヤとシャシ側のラ
ックとを噛み合わせることでトレイを走行させ、トレイ
のオープン限ではラック欠歯部から続くポケットへクラ
ッチギヤを進入せしめてターンテーブル回転の為のギヤ
へ噛合させ、又トレイのクローズ限では前記トレイの走
行の為とは逆方向にモータ軸を反転することでアームを
介して自走ギヤをラックから外し且つ前記ポケットへ進
入せしめ、自走ギヤ又はクラッチギヤをターンテーブル
回転の為のギヤ又は光ピックアップユニット昇降の為の
ギヤへ噛合させることで、１台のモータでトレイの走行
とターンテーブルの回転と光ピックアップユニットの昇
降とを行わせるようにしたことを特徴とするルーレット
式ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35319791A JPH05166281A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | ルーレット式ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35319791A JPH05166281A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | ルーレット式ディスク再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05166281A true JPH05166281A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18429220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35319791A Pending JPH05166281A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | ルーレット式ディスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05166281A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0822549A1 (en) * | 1996-07-31 | 1998-02-04 | Pioneer Electronic Corporation | Disk player |
| US5978325A (en) * | 1996-09-13 | 1999-11-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for chucking an optical disk and driving a tray in optical disk player |
| US6449233B1 (en) | 1996-09-12 | 2002-09-10 | Lg Electronics Inc. | Disk tray shifting device for an optical disk player |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62192063A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-22 | Sony Corp | ディスクプレーヤ |
| JPH03232151A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 回転型ｃｄオートチェンジャー装置の駆動機構 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP35319791A patent/JPH05166281A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62192063A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-22 | Sony Corp | ディスクプレーヤ |
| JPH03232151A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 回転型ｃｄオートチェンジャー装置の駆動機構 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0822549A1 (en) * | 1996-07-31 | 1998-02-04 | Pioneer Electronic Corporation | Disk player |
| US6151279A (en) * | 1996-07-31 | 2000-11-21 | Pioneer Electronic Corporation | Single motor disc player with a Geneva mechanism |
| US6449233B1 (en) | 1996-09-12 | 2002-09-10 | Lg Electronics Inc. | Disk tray shifting device for an optical disk player |
| US6459671B1 (en) * | 1996-09-12 | 2002-10-01 | Lg Electronics Inc. | Disk tray shifting device for an optical disk player |
| US6498774B2 (en) | 1996-09-12 | 2002-12-24 | Lg Electronics Inc. | Disk tray locking device for an optical system |
| US5978325A (en) * | 1996-09-13 | 1999-11-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for chucking an optical disk and driving a tray in optical disk player |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4755978A (en) | Disc player | |
| JP3208787B2 (ja) | カセット移送装置 | |
| KR910020685A (ko) | 디지탈 디스크 교환기 | |
| JPS6353746A (ja) | フロントロ−デイング型デイスクプレ−ヤ | |
| JPH05166281A (ja) | ルーレット式ディスク再生装置 | |
| US2937026A (en) | Phonograph record players | |
| JPS6353747A (ja) | フロントロ−デイング型デイスクプレ−ヤ | |
| JP3736148B2 (ja) | 記録再生装置 | |
| US4018447A (en) | Phonograph turntable | |
| JPH0258705B2 (ja) | ||
| KR100287299B1 (ko) | 씨디체인저의 단일모터방식 구동구조 | |
| US2950920A (en) | Automatic phonographs | |
| JP3767124B2 (ja) | ディスク自動選択装置 | |
| JPS61134977A (ja) | デイスク収納ケ−ス | |
| JP3053643B2 (ja) | マルチデイスクプレーヤ | |
| JPS61110367A (ja) | 記録再生装置 | |
| JPH0633550Y2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP2734612B2 (ja) | ディスクチェンジャー装置 | |
| JP2852987B2 (ja) | 駆動切り換え機構 | |
| JPH0675330B2 (ja) | ディスクプレーヤ | |
| JPH0432459B2 (ja) | ||
| JPS6332761A (ja) | デイスク再生装置におけるキヤツチヤ−機構の位置検出装置 | |
| JPH1125566A (ja) | 複数中容量ディスク交換装置 | |
| JPH04121045U (ja) | デイスクプレーヤ | |
| JPH01255741A (ja) | 選択駆動装置 |