JP3053643B2 - マルチデイスクプレーヤ - Google Patents

マルチデイスクプレーヤ

Info

Publication number
JP3053643B2
JP3053643B2 JP2320300A JP32030090A JP3053643B2 JP 3053643 B2 JP3053643 B2 JP 3053643B2 JP 2320300 A JP2320300 A JP 2320300A JP 32030090 A JP32030090 A JP 32030090A JP 3053643 B2 JP3053643 B2 JP 3053643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
tray
arrow
motor
playing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2320300A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04195764A (ja
Inventor
幸生 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2320300A priority Critical patent/JP3053643B2/ja
Publication of JPH04195764A publication Critical patent/JPH04195764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3053643B2 publication Critical patent/JP3053643B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数枚のデイスクを装着して、そのデイス
クを連続して演奏したり、デイスクおよび曲を任意に選
択して演奏したりすることが可能なマルチデイスクプレ
ーヤに関するものである。
従来の技術 近年、デイスクの普及に伴いマルチデイスクプレーヤ
が各種発売されているが、より便利で安価なものが求め
られている。
以下、図面を参照しながら、従来のマルチデイスクプ
レーヤの一例について説明する。
第4図は従来のマルチデイスクプレーヤの全体を示す
斜視図、第5図はその分解斜視図である。図において、
キヤビネツト1はシヤーシ2と共に箱状に形成され、前
面部には表示部3、操作ツマミ4を備えている。
5はトレイで、シヤーシ2に取り付けられた軸6を中
心に、第5図矢印a−b方向に回転自在にキヤビネツト
2上に設けられており、5ケ所のデイスク載置部5aには
中央からトレイ5の中心に向つて長孔5bが設けられてい
る。
前記キヤビネツト1に取り付けられたモータ7は、モ
ータプーリ8、ベルト9、プーリギヤ10、駆動ギヤ11か
らなる減速機構を介して、駆動ギヤ11の外周の歯部11a
をトレイ5の外周の歯部5cに噛合させることによりトレ
イ5を第5図矢印a−b方向に回転させるようになつて
いる。
12はデイスク演奏部で、トレイ5に載置されたデイス
ク20を担持するターンテーブル12aを備え、軸部12bはシ
ヤーシの支持部2aに、デイスク演奏部12が第5図矢印c
−d方向に回動自在なように取り付けられている。ま
た、デイスク演奏部12から軸部12bと直角に突出するピ
ン12cは駆動ギヤ13のカム部13aと係合しており、モータ
14による駆動ギヤ13の回転によつてデイスク演奏部12が
第5図矢印c−d方向に回動するようになつている。
前記モータ14は、モータプーリ15、ベルト16、プーリ
ギヤ17、中間ギヤ18からなる減速機構を介して、駆動ギ
ヤ13を回転させるようになつている。
19はトレイ5の長孔5bを通過してデイスク演奏部12は
ターンテーブル12aとの間にデイスク20を担持するクラ
ンパーであり、キヤビネツト1に固定されたクランプ板
21の穴21aに、回転自在に取り付けられている。
22は前記クランプ板21などを覆うためのカバーであ
り、キヤビネツト1に固定されている。
以上のように構成されたマルチデイスクプレーヤの動
作について、以下に説明する。
第4図に示す状態でデイスク20をトレイ5の〜の
デイスク載置部5aに載置し、次に5枚目のデイスク20を
載置するときは、操作ツマミ4を押すと指令により、モ
ータ7が回転し、モータプーリ8、ベルト9、プーリギ
ヤ10を介して駆動ギヤ11が回転するので、駆動ギヤ11の
歯部11aが噛み合つているトレイ5を駆動し、トレイ5
は第5図矢印a方向に回転する。そして、デイスク載置
部5aが1個分移動した所、即ちのデイスク載置部5aが
カバー22の下方から外部に現れた所で停止するので、デ
イスク20をのデイスク載置部5aに載置できる。
次に、トレイ5ののデイスク載置部5aのデイスク20
を演奏させるべく、操作ツマミ4を押すと指令により、
モータ7が前記と同方向に回転し、トレイ5を第5図矢
印a方向に回転させるが、トレイ5ののデイスク載置
部5aのデイスク20が演奏位置であるクランパー19の下に
来た所で止まる。
次にモータ14が回転し、モータプーリ15、ベルト16、
プーリギヤ17、中間ギヤ18からなる減速機構を介して、
駆動ギヤ13を回転させるので、駆動ギヤ13のカム部13a
の回転によつて、このカム部13aに係合しているデイス
ク演奏部12のピン12cが移動し、デイスク演奏部12は第
5図矢印c方向に回動して、ターンテーブル12aとクラ
ンパー19との間にデイスク20を担持する。その状態でデ
イスク演奏部12が作動してデイスク20の演奏が開始され
る。
そしてデイスク20の演奏が終了すると、モータ14が前
記と逆に回転してデイスク演奏部12を第5図矢印d方向
に回動させて停止する。この状態が通常の状態、即ち待
機状態である。
次にのデイスク載置部5aのデイスク20を演奏すると
きは、操作ツマミ4を押すと指令により、モータ7の回
転によつてトレイ5を第5図矢印b方向に回転させ、
のデイスク載置部5aのデイスク20が演奏位置であるクラ
ンパー19の下に来た所で止まる。
それから、前記同様にモータ14の回転によつて、デイ
スク演奏部12を第5図矢印c方向に回動して、ターンテ
ーブル12aとクランパー19との間にデイスク20を担持し
て演奏が開始される。そしてデイスク20の演奏が終了す
れば前記の待機状態に戻る。
そして、同様に他のデイスク載置部5aのデイスク20を
演奏することができ、あるデイスク20の演奏が終われば
前記動作の繰り返しで、自動的に次のデイスク20に移る
連続演奏も可能である。そして、すべてのデイスク20の
演奏が終了したあとのデイスク20の取り出しは、前記と
逆の操作で行なうことができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような構成では、トレイ5の第5
図矢印aまたはb方向への駆動と、デイスク演奏部12の
第5図矢印cまたはd方向への駆動に、それぞれ専用の
モータ7および14が必要になり、コストを下げることが
できないという課題を有していた。
本発明はこのような課題を解決するもので、1個のモ
ータで、トレイの駆動と、デイスク演奏部の駆動を行な
うことができる安価なマルチデイスクプレーヤを提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、複数枚のデイス
クが載置可能で、このデイスクと共に時計方向および反
時計方向に回転自在なトレイと、上下方向に移動して前
記デイスクを演奏するデイスク演奏手段と、前記トレイ
の回転機構と前記デイスク演奏手段の移動機構とを備
え、前記トレイ回転機構および前記デイスク演奏手段の
前記移動機構と係合し得、モータにより駆動される遊星
ギヤ機構と、トレイ回転機構と係合しかつ遊星ギヤ機構
の位置により遊星ギヤ機構とも係合し得る反転ギヤと、
前記移動機構に設けられ前記遊星ギヤ機構が前記反転ギ
ヤ機構と噛み合う位置で遊星ギヤ機構の移動を阻止する
ガイド部とを設けたものである。
作用 この構成により、複数枚のデイスクが載置可能で、こ
のデイスクと共に時計方向および反時計方向に回転自在
なトレイの回転機構と、上下方向に移動して前記デイス
クを演奏するデイスク演奏手段の移動機構との間に、遊
星ギヤ機構と反転ギヤを設けたことによつて、1個のモ
ータで、前記トレイの時計方向および反時計方向への回
転と、前記デイスク演奏部の上下方向への移動の駆動を
行なうことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例のマルチデイスクプレーヤに
ついて、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるマルチデイスクプ
レーヤの全体を示す斜視図、第2図はその分解斜視図、
第3図(A)〜(C)はその駆動部の動作説明図であ
る。
図において、キヤビネツト31はシヤーシ32と共に箱状
に形成され、前面部には表示部33、操作ツマミ34を備え
ている。
35はトレイで、シヤーシ32に取り付けられた軸36を中
心に、矢印e−f方向に回転自在にキヤビネツト31上に
設けられており、5ケ所のデイスク載置部35aを有し
て、この各デイスク載置部35aの中央からトレイ35の中
心に向つて長孔35bが設けられている。
シヤーシ32に取り付けられたモータ37は、モータプー
リ38、ベルト39、プーリギヤ40からなる減速機構を介し
て、中間ギヤ41を回転させるようになつている。
中間ギヤ41は、第3図にも示すように、軸42の上端に
回転自在に取り付けられてプーリギヤ40および遊星ギヤ
43と噛み合つている。遊星ギヤ43は前記軸42の下端に回
転自在に取り付けられた遊星アーム44上の軸45の上端に
回転自在に取り付けられており、圧縮ばね46によつて上
方に付勢されている。なお、前記遊星アーム44は圧縮ば
ね46により遊星ギヤ43を付勢することにより、モータ37
が矢印g方向に回転すれば矢印i方向、モータ37が矢印
h方向に回転すれば矢印j方向に回動するようになつて
いる。
47はトレイ駆動ギヤで、下部の歯47aは遊星ギヤ43
と、また上部の歯47bはトレイ35の外周に設けられた歯
部35cと噛み合うようになつており、トレイ駆動ギヤ47
の回転によつてトレイ35が矢印e〜f方向に回転するよ
うになつている。
また、前記トレイ35の下面にはリブ35dが設けられて
おり、キヤビネツト31に取り付けられた光センサー48と
係合してトレイ35の回転方向における位置を検出するよ
うになつている。
49は反転ギヤで、下部の歯部49aはトレイ駆動ギヤ47
の下部の歯47aと、上部の歯部49bは遊星ギヤ43と噛み合
うようになつている。
50はデイスク演奏部であり、デイスク51を担持するタ
ーンテーブル50aを備え、また軸部50bがシヤーシ32の支
持部32aに、デイスク演奏部50が矢印k−l方向に回動
自在なように支持されている。また、前記軸部50bに対
し直角に突出するピン50cは昇降カム52の傾斜カム部52a
と係合しており、昇降カム52の回転によつてデイスク演
奏部50が矢印k−l方向に回動するようになつている。
また、昇降カム52の歯部52bは遊星ギヤ43と噛み合うよ
うになつていると共に、ガイド部52cは遊星アーム44上
の軸45と係合するようになつている。
53は昇降カム52のカム部52dと係合しているスイツチ
であり、昇降カム52の回転によつてオン−オフするよう
になつている。54はデイスク演奏部50のターンテーブル
50aとの間にデイスク51を担持するクランパーであり、
キヤビネツト31に固定されたクランプ板55の穴55aに回
転自在に取り付けられている。56は前記クランプ板55な
どを覆うためのカバーであり、キヤビネツト31に固設さ
れている。
また、57は昇降カム52のカム部52eと係合しているス
イツチであり、昇降カム52の回転によつてオン−オフす
るようになつている。
以上のように構成されたマルチデイスクプレーヤの動
作について、以下に説明する。
第1図に示す状態で、デイスク51をトレイ35の〜
のデイスク載置部35aに載置し、次に5枚目のデイスク5
1を載置するときは、操作ツマミ34を押すと指令によ
り、モータ37が矢印h方向に回転し、モータプーリ38、
ベルト39、プーリギヤ40からなる減速機構を介して中間
ギヤ41が回転するので、第3図(A)に示すように圧縮
ばね46で付勢されている遊星ギヤ43を駆動し、遊星アー
ム44を矢印j方向に回動させる。すると、遊星ギヤ43は
トレイ駆動ギヤ47の下部の歯47aと噛み合い回転するの
で、トレイ駆動ギヤ47の上部の歯47bがトレイ35の外周
の歯部35cと噛み合つていることによりトレイ35は矢印
e方向に回転する。
そして、デイスク載置部35aが1個分移動した所、即
ちのデイスク載置部35aがカバー5bの下方から外部に
現れた所に来ると、トレイ35の下面に設けられたリブ35
dが光センサー48の光を遮り、モータ37の回転が止まる
のでトレイ35の回転も止まり、デイスク51をのデイス
ク載置部35aに載置できる。
次に、トレイ35ののデイスク載置部35aのデイスク5
1を演奏させるべく、操作ツマミ34を押すと指令によ
り、モータ37が前記と同じ矢印h方向に回転して、前記
同様第3図(A)に示す状態になり、トレイ35を矢印e
方向に回転させるが、トレイ35ののデイスク載置部35
aのデイスク51が演奏位置であるクランパー54の下に来
ると、トレイ35の仮面に設けられたリブ35dが光センサ
ー48の光を遮り、モータ37の回転が止まるので、トレイ
35の回転も止まる。
そして次はモータ37が矢印g方向に回転し、モータプ
ーリ38、ベルト39、プーリギヤ40からなる減速機構を介
して中間ギヤ41が回転するので、第3図(C)に示すよ
うに圧縮ばね46で付勢されている遊星ギヤ43を駆動し、
遊星アーム44を矢印i方向に回動させる。すると、遊星
ギヤ43は昇降カム52の歯部52bと噛み合い回転するの
で、昇降カム52の傾斜カム部52aの回転によつて、係合
しているデイスク演奏部50のピン50cが移動し、デイス
ク演奏部50は矢印k方向に回動して、ターンテーブル50
aとクランパー54との間にデイスク51を担持する。この
とき、スイツチ53は係合している昇降カム52のカム部52
dによつてオン状態になるので、モータ37の回転は止ま
りデイスク演奏部50の矢印k方向への回動も止まる。そ
してデイスク演奏部50が作動してデイスク51の演奏が開
始される。
そしてデイスク51の演奏が終了すると、モータ37は前
記と同じ矢印g方向に回転して、昇降カム52の傾斜カム
部52aによつてデイスク演奏部50を矢印l方向に回動さ
せる。そして、スイツチ53が係合している昇降カム52の
カム部52dによつてオフ状態になると、モータ37の回転
は止まり、デイスク演奏部50の矢印l方向への回動も止
まる。この状態が通常の状態、即ち待機状態である。
次にのデイスク載置部35aのデイスク51を演奏する
ときは、操作ツマミ34を押すと指令により、モータ37は
まず矢印g方向に回転するので、前記同様に遊星アーム
44は矢印i方向に回動して、遊星ギヤ43は昇降カム52の
歯部52bと噛み合い、昇降カム52を回転させる。そして
第3図(B)に示す位置まで回転すると、昇降カム52の
カム部52eに係合しているスイツチ57がオン状態になる
ので、モータ37は逆転し矢印h方向に回転し始める。す
ると今度は、前記したように遊星アーム43が矢印j方向
に回動するが、第3図(B)に示すように昇降カム52の
ガイド部52cと遊星アーム44上の軸45が当接して遊星ア
ーム44の矢印j方向への回動が阻止される。そして、こ
の状態で遊星ギヤ43は反転ギヤ49の歯部49bと噛み合つ
て回転するため、反転ギヤ49の歯部49aに歯47aが噛み合
つているトレイ駆動ギヤ47を駆動し、トレイ35を回転さ
せるが、前記第3図(A)に示す状態に対して遊星ギヤ
43とトレイ駆動ギヤ47との間に反転ギヤ49が介在するた
め、トレイ35は第3図(A)に示す状態とは逆の矢印f
方向に回転する。そして、トレイ35ののデイスク載置
部35aのデイスク51が演奏位置であるクランパー54の下
に来ると、トレイ35の下面に設けられたリブ35dが光セ
ンサー48の光を遮り、モータ37の回転が止まるのでトレ
イ35の回転も止まる。
そして次はモータ37がまた矢印g方向に回転するの
で、前記同様遊星アーム44は矢印i方向に回動し、第3
図(C)に示す状態になり、遊星ギヤ43は昇降カム52の
歯部52bと噛み合い回転するので、昇降カム52の傾斜カ
ム部52aの回転によつて、係合しているデイスク演奏部5
0のピン50cが移動し、デイスク演奏部50は矢印k方向に
回動して、ターンテーブル50aとクランパー54との間に
デイスク51を担持する。このとき、スイツチ53は係合し
ている昇降カム52のカム部52dによつてオン状態になる
ので、モータ37の回転は止まりデイスク演奏部50の矢印
k方向への回動を止まる。そしてデイスク演奏部50が作
動してデイスク51の演奏が開始される。
そしてデイスク51の演奏が終了すると、モータ37は前
記と同じ矢印g方向に回転して、昇降カム52の傾斜カム
部52aによつてデイスク演奏部50を矢印l方向に回動さ
せる。そして、スイツチ53が係合している昇降カム52の
カム部52dによつてオフ状態になると、モータ37の回転
は止まり、デイスク演奏部50の矢印l方向への回動も止
まる。即ち、待機状態に戻る。
そして、同様にして他の各デイスク51を演奏すること
ができるし、あるデイスク51の演奏が終われば前記動作
の繰り返しで、自動的に次のデイスク51に移る連続演奏
も可能である。そして、すべてのデイスク51の演奏が終
了したあとのデイスク51の取り出しは、前記と逆の操作
で行なうことができる。
また、遊星ギヤ装置の欠点として、モータ停止時にシ
ヨートブレーキなどでモータに制動をかけても、遊星ギ
ヤ部分で噛み合いが外れてしまい最終負荷での制動が効
かないという問題があるが、第3図(C)で示す遊星ギ
ヤ43が昇降カム52の歯部52bに噛み合つて昇降カム52が
回転し、デイスク演奏部50が矢印kまたはl方向に回動
している間は、遊星アーム44上の軸45が昇降カム52のガ
イド部52cによつて、遊星アーム44が矢印j方向に回動
しないように保持するようにした保持機構により遊星ギ
ヤ43と昇降カム52の歯部52bとの噛み合いが外れること
はない。従つて、モータ37の停止時のシヨートブレーキ
などの制動を昇降カム52の回転の停止時に効果的に効か
せることができ、昇降カム52の回転の停止位置精度を向
上させることができる。
さらに、前記保持機構がないと、デイスク演奏部50が
矢印l方向に回動するときはデイスク演奏部50の自重に
よつてデイスク演奏部50のピン50cが昇降カム52の傾斜
カム部52aを押し、昇降カム52の回転が加速されると共
に、遊星ギヤ43と昇降カムの歯部52bとの噛み合いが外
れてデイスク演奏部50の矢印l方向への回動が速くな
り、停止時は衝突状態になつて衝突音が発生し品位が悪
くなるが、前記保持機構により昇降カム52の回転中は遊
星ギヤ43と昇降カム52の歯部52bとの噛み合いが外れる
ことはないので、モータ37による制動(即ち、エンジン
ブレーキ)が働き、一定の速度でデイスク演奏部50を矢
印l方向に回動させることができ、品位を良くすること
ができる。
以上のように本実施例によれば、5枚のデイスク51が
載置可能で、このデイスク51と共に矢印e−f方向に回
転自在なトレイ35の回転と、矢印k−l方向に回動して
前記デイスク51を演奏するデイスク演奏手部50の回動の
ための駆動手段に、遊星ギヤ43を持つ機構と反転ギヤ49
を設けたことによつて、1個のモータ37で、前記トレイ
35の矢印e−f方向への回転と、前記デイスク演奏部50
の矢印k−l方向への回動の駆動を行なうことができ
る。
また、デイスク演奏部50の矢印k−l方向への回動時
に、遊星ギヤ43を取り付けている遊星アーム44上の軸45
を保持するガイド部52cを昇降カム52に設けたことによ
つて、昇降カム52の回転の停止位置精度を向上させるこ
とができると共に、デイスク演奏部50の矢印l方向への
回動停止時の衝突音の発生を防ぐことができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、複数枚のデイスクが載
置可能で、このデイスクと共に時計方向および反時計方
向に回転自在なトレイの回転機構と、上下方向に移動し
て前記デイスクを演奏するデイスク演奏手段の移動機構
との間に、遊星ギヤ機構と反転ギヤを設けたことによつ
て、1個のモータで、前記トレイの時計方向および反時
計方向への回転と、前記デイスク演奏手段の上下方向へ
の移動の駆動を行なうことができ、安価なマルチデイス
クプレーヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はマルチデイスクプレーヤの全体を示す斜視図、第2
図は同分解斜視図、第3図(A)〜(C)は動作説明
図、第4図は従来のマルチデイスクプレーヤの全体を示
す斜視図、第5図はその分解斜視図である。 35……トレイ、35a……デイスク載置部、37……モー
タ、41……中間ギヤ、43……遊星ギヤ、44……遊星アー
ム、46……圧縮ばね、47……トレイ駆動ギヤ、49……反
転ギヤ、50……デイスク演奏部、50a……ターンテーブ
ル、51……デイスク、52……昇降カム、52c……ガイド
部、54……クランパー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のデイスクが載置可能で、このデイ
    スクと共に時計方向および反時計方向に回転自在なトレ
    イと、上下方向に移動して前記デイスクを演奏するデイ
    スク演奏手段と、前記トレイの回転機構と前記デイスク
    演奏手段の移動機構とを備え、前記トレイ回転機構およ
    び前記デイスク演奏手段の前記移動機構と係合し得、モ
    ータにより駆動される遊星ギヤ機構と、トレイ回転機構
    と係合しかつ遊星ギヤ機構の位置により遊星ギヤ機構と
    も係合し得る反転ギヤと、前記移動機構に設けられ前記
    遊星ギヤ機構が前記反転ギヤ機構と噛み合う位置で遊星
    ギヤ機構の移動を阻止するガイド部とを設けたことを特
    徴とするマルチデイスクプレーヤ。
JP2320300A 1990-11-22 1990-11-22 マルチデイスクプレーヤ Expired - Fee Related JP3053643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2320300A JP3053643B2 (ja) 1990-11-22 1990-11-22 マルチデイスクプレーヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2320300A JP3053643B2 (ja) 1990-11-22 1990-11-22 マルチデイスクプレーヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04195764A JPH04195764A (ja) 1992-07-15
JP3053643B2 true JP3053643B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=18119960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2320300A Expired - Fee Related JP3053643B2 (ja) 1990-11-22 1990-11-22 マルチデイスクプレーヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3053643B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060349A (ja) * 1999-08-24 2001-03-06 Sony Corp ディスク記録及び/又は再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04195764A (ja) 1992-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0675329B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPS58208962A (ja) プレ−ヤ
JP3053643B2 (ja) マルチデイスクプレーヤ
JPH06208750A (ja) ディスクチェンジャー
JP2782772B2 (ja) マルチディスクプレーヤ
JP3114343B2 (ja) マルチディスクプレーヤ
US4670867A (en) Simplified sound reproducing device having a plurality of external shaft corresponding to the recorded items
JP3011847B2 (ja) 光ディスクローディング機構
JPH0439722B2 (ja)
JP3328982B2 (ja) マルチディスクプレーヤ
JP2734612B2 (ja) ディスクチェンジャー装置
JPH0736246B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH0650856Y2 (ja) トレー駆動装置
JP2534896Y2 (ja) マルチディスクプレーヤのローディング装置
JPH0447795Y2 (ja)
JP2852987B2 (ja) 駆動切り換え機構
JP3007904B2 (ja) ディスク再生装置
JPH0675330B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPS63266684A (ja) デイスク再生装置
JP2002184079A (ja) ディスク装置
JPH087980B2 (ja) デイスク再生装置
JPH02247863A (ja) ディスクチェンジャー装置
JPS63113968A (ja) デイスクプレ−ヤ
JPS63266682A (ja) デイスク再生装置
JPS6156580B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees