JPH0516575U - 自転車のクランク構造 - Google Patents

自転車のクランク構造

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JPH0516575U
JPH0516575U JP6321891U JP6321891U JPH0516575U JP H0516575 U JPH0516575 U JP H0516575U JP 6321891 U JP6321891 U JP 6321891U JP 6321891 U JP6321891 U JP 6321891U JP H0516575 U JPH0516575 U JP H0516575U
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JP
Japan
Prior art keywords
crank
pedal
length
dead center
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP6321891U
Other languages
English (en)
Inventor
裕紀 佐藤
Original Assignee
裕紀 佐藤
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Publication date
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Publication of JPH0516575U publication Critical patent/JPH0516575U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クランクの長さを標準長さよりも長くして踏
み込みによる回転力を増大すると共に、クランク先端の
ペダル部分付近において約90°屈曲出来るように構成
して下死点を通過して上死点に達する迄はクランクの先
端部分が屈曲して小さな弧の軌跡を描くようにして脚の
運動を楽にし、クランクが一直線になる直前のペダル部
分の回転速度の大幅増加を利用して推進力を更に増加さ
せる。 【構成】 クランク11の長さを標準長さよりも長くす
ると共にクランク先端のペダル7部分付近においてクラ
ンクを約90°屈曲出来るように構成して、踏み込み時
にはクランクの長さを長い状態で使用し、また、クラン
クが一直線になる直前のペダル部分の回転速度の増大を
利用して推進力の増大を計っている。また、下死点を通
過して上死点に達成する迄はクランクの先端部分の長さ
が屈曲した小さな弧の軌跡を描くようした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自転車のクランク構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自転車のクランク構造は一定長さの一対のクランクとクランクギャとか ら構成され、ペダルを踏む脚の力を、クランクギャに掛けられたチェンおよびフ リーギャを介して後輪に駆動力を伝達するように一般的に構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
併し乍ら、この様なクランク構造では推進力、すなわち回転力を増加すべくク ランクを長くすると、ペダルが下死点を通過して上死点に達する迄の間は脚の回 転運動が窮屈に成って疲労が増大されると言う難点が見られた。
【0004】 従って、この考案の目的は、この様な従来における欠点を解消するために、ク ランクの長さを標準長さよりも長くして踏み込みによる回転力を増大すると共に 、クランク中央と先端のペダル部分付近の間において約90°屈曲出来るように 構成して下死点を通過して上死点に達する迄はクランクの先端部分が屈曲して小 さな弧の軌跡を描くようにして脚の運動を楽にして疲労を少なくする様にした自 転車のクランク構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この考案に従った自転車のクランク構造は、ク ランクの長さを標準長さよりも長くすると共にクランク中央と先端のペダル部分 付近の間においてクランクを約90°屈曲出来るように構成して、踏み込み時に はクランクの長さを長い状態で使用し、下死点を通過して上死点に達成する迄は クランクの先端部分の長さが屈曲した小さな弧の軌跡を描くようしたことを特徴 としている。
【0006】 この考案の他の目的や特長および利点は以下の添付図面に沿っての詳細な説明 により明らかになろう。
【0007】
【実施例】
図面の図1乃至図4に示される様に、この考案でのクランク構造が設けられる 自転車1は、通常の自転車における如く前輪2と後輪3とフレーム4とハンドル 5とサドル6等とから成り、クランク11の先端のペダル7の踏み込みによって クランクギャ8とチェン9を介して後輪3に駆動力を伝達して走行できるもので ある。この様な構成の自転車1において、この考案の自転車1のクランク構造1 0は、標準長さよりも長いクランク11を備え、このクランク11の中央と先端 のペダル7部分の付近の間においてクランク11が約90°屈曲出来るように構 成されている。
【0008】 図2および図3に明示される様に、この考案の自転車1のクランク構造10に おいて、クランク11は全長が標準長さよりも長くて、クランク11の中央と先 端のペダル7部分の付近の間において駆動回転方向と反対方向に約90°屈曲出 来るように構成されている。すなわち、クランク11はクランク根本部12とク ランク先端部14とから成り、連結部15において約90°屈曲可能にピン16 を介してピン連結されている。クランク根本部12はクランク軸17にクランク ギャ8と一緒に固着され、連結部15においてピン16によりクランク先端部1 4と枢着されると共に屈曲時のストッパーと成る止め21と、伸長時のストッパ ーと成る別の止め22とが設けられている。また、クランク先端部14は先端に ペダル7が枢支される共に連結部15においてクランク根本部12とピン16に より枢着されており、屈曲時のストッパーと成る止め23が設けられている。
【0009】 従って、この様に構成されたこの考案の自転車1のクランク構造10において は、図4の作動状態図に概略示される様に、クランク11は標準の自転車のクラ ンク長さ(ペダルの描く軌跡が円Gで示されている)よりも長く造られていて連 結部15のピン16によってクランク根本部12に対してクランク先端部14が 約90°屈曲出来るように構成されているので、下死点を通過した後は、ペダル 7は円Aよりも小さな弧の軌跡を描いて上死点に達するので、クランクの先端部 が屈曲しない通常の自転車の場合のペダルの描く円Gよりも小さな弧となる。従 って、ペダルの下死点と上死点の間におけるこの様な場合の脚の回転運動は通常 の自転車の場合よりも楽に成って疲労の度合も少なくて済み、脚の踏み込み力も ペダルに伝わり易くなる。
【0010】 また、ペダル7が上死点を通過した後は、クランク根本部12に対してクラン ク先端部14が約90°屈曲した状態でペダル7を踏み込むことに成り、従って 通常の自転車におけるよりも一層楽な体勢でペダル7を漕ぎ出すことが可能と成 って、上死点と下死点のほゞ中間の位置でクランク11が真直ぐに伸長した状態 に成り、クランク11が真直に伸長したこの様な状態で下死点に向かってペダル 7が強く踏み込まれる結果、大きな回転半径のクランク11を以て脚の踏み込み 力がペダル7に有効的に作用されるので、従って、クランク軸17に大きな回転 能力、すなわち偶力が作用されるためにクランクギャ8とチェン9を介して大き な回転駆動力が自転車1の後輪3に伝達されるように成る。この過程において、 ペダル部分(クランクの先端)はクランクの連結部を中心に弧を描くが、踏み込 みが進むと共に、人間の方も下方へ足の力を伝え易くなり、ペダル部分は連結部 に対し加速度的に速度を高め乍ら回転し、クランクが一直線になった時は、より 長いクランク長さと相俟って増幅して爆発的な推進力を生じて一気に下死点に達 する。
【0011】
【考案の効果】
上述の様に構成されたこの考案の自転車のクランク構造に依れば、クランクの 長さを標準長さよりも長くすると共に、クランク先端のペダル部分付近において 駆動回転方向と反対方向にクランクを約90°屈曲出来るように構成して、ペダ ルを踏み込む時にはクランクの長さを長い状態で使用して、また、クランクの先 端が約90°折れ曲がった状態から一直線になる過程においては、ペダル部分回 転速度が飛躍的に上昇して、踏み込みによる回転力を増大して推進力を大いに増 加すると共に、ペダルが下死点を通過して上死点に達成する迄はクランクの先端 部分の長さが屈曲した小さな弧の軌跡を描くようして、この間の脚の回転運動を 一層楽にしてスムーズに運動が行われる様にし、且つ疲労を少なくすることが出 来、また、上死点前後からのペダルの漕ぎ出しを楽に行うことが出来る等の効果 が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のクランク構造が設けられた自転車の
概要図である。
【図2】この考案の自転車のクランク構造の平断面図で
ある。
【図3】この考案の自転車のクランク構造の側面図であ
る。
【図4】この考案の自転車のクランク構造の作動説明図
である。
【符号の説明】
1 自転車 2 前輪 3 後輪 4 フレーム 5 ハンドル 6 サドル 7 ペダル 8 クランクギャ 9 チェン 10 クランク構造 11 クランク 12 クランク根本部 14 クランク先端部 15 連結部 16 ピン 17 クランク軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクの長さを標準長さよりも長くす
    ると共にクランク中央と先端のペダル部分付近の間にお
    いてクランクを約90°屈曲出来るように構成して、踏
    み込み時にはクランクの長さを長い状態で使用し、下死
    点を通過して上死点に達成する迄はクランクの先端部分
    の長さが屈曲した小さな弧の軌跡を描くようしたことを
    特徴とする自転車のクランク構造。
JP6321891U 1991-08-09 1991-08-09 自転車のクランク構造 Pending JPH0516575U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6321891U JPH0516575U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 自転車のクランク構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6321891U JPH0516575U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 自転車のクランク構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516575U true JPH0516575U (ja) 1993-03-02

Family

ID=13222851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6321891U Pending JPH0516575U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 自転車のクランク構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516575U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385810B1 (ko) * 2000-08-17 2003-06-02 신영재 자전거의 가변식 페달 구동장치
JP2007055332A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Tamagawa Gakuen 駆動機構

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385810B1 (ko) * 2000-08-17 2003-06-02 신영재 자전거의 가변식 페달 구동장치
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