JPH0516562Y2 - - Google Patents
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- JPH0516562Y2 JPH0516562Y2 JP1988034975U JP3497588U JPH0516562Y2 JP H0516562 Y2 JPH0516562 Y2 JP H0516562Y2 JP 1988034975 U JP1988034975 U JP 1988034975U JP 3497588 U JP3497588 U JP 3497588U JP H0516562 Y2 JPH0516562 Y2 JP H0516562Y2
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 84
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 54
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 6
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は光フアイバケーブル芯線の接続部余長
を収納するシートに関するものである。
を収納するシートに関するものである。
[従来の技術]
光フアイバケーブルの接続部の両側における光
フアイバ芯線は弛みがない状態になつているとこ
れに張力がかかつたときに断線するおそれがあ
り、また接続部の両側に延びる光フアイバ芯線は
余分な長さを確保しておく必要があるので、この
接続部両側の光フアイバ芯線を弛ませて充分な長
さの余長をとつているが、この余長の光フアイバ
芯線を収納するのに、従来周知の余長収納板は、
光ケーブルの個々の光フアイバ芯線の接続部の両
側に延びる余長部分をそれぞれプラスチツク製の
収納板にループ状にまとめて収納していた。また
前記のように収納板にループ状に収納された光フ
アイバ芯線の余長は固定されていないために収納
板の外に飛び出るおそれがあるので、ループ状に
収納される余長のループ全周に沿つて等間隔に複
数箇の固定用の切り起し折曲片を設け、この各切
り起し折曲片で余長ループの光フアイバ芯線を挟
んで固定することにより余長が収納板の外に飛び
出ないように構成していた。
フアイバ芯線は弛みがない状態になつているとこ
れに張力がかかつたときに断線するおそれがあ
り、また接続部の両側に延びる光フアイバ芯線は
余分な長さを確保しておく必要があるので、この
接続部両側の光フアイバ芯線を弛ませて充分な長
さの余長をとつているが、この余長の光フアイバ
芯線を収納するのに、従来周知の余長収納板は、
光ケーブルの個々の光フアイバ芯線の接続部の両
側に延びる余長部分をそれぞれプラスチツク製の
収納板にループ状にまとめて収納していた。また
前記のように収納板にループ状に収納された光フ
アイバ芯線の余長は固定されていないために収納
板の外に飛び出るおそれがあるので、ループ状に
収納される余長のループ全周に沿つて等間隔に複
数箇の固定用の切り起し折曲片を設け、この各切
り起し折曲片で余長ループの光フアイバ芯線を挟
んで固定することにより余長が収納板の外に飛び
出ないように構成していた。
前記のように光フアイバ芯線の余長を板外に飛
び出ないように構成したものとして、特開昭57−
118209号公報に記載された光フアイバ芯線接続余
長の余長処理シートのように、余長処理シートに
2つづつの切り込みを向い合わせて設け、この切
り込みの切片とシートとの間に光フアイバ芯線接
続部の両側のU状に湾曲させた余長を挟んで保持
するようにしたものが公知である。
び出ないように構成したものとして、特開昭57−
118209号公報に記載された光フアイバ芯線接続余
長の余長処理シートのように、余長処理シートに
2つづつの切り込みを向い合わせて設け、この切
り込みの切片とシートとの間に光フアイバ芯線接
続部の両側のU状に湾曲させた余長を挟んで保持
するようにしたものが公知である。
また、実開昭59−58414号公報に記載された光
フアイバ接続部の収納板のように、収納板の板面
上に断面C字形のホルダーを取付け、これに余長
を嵌入するようにしたものが公知である。
フアイバ接続部の収納板のように、収納板の板面
上に断面C字形のホルダーを取付け、これに余長
を嵌入するようにしたものが公知である。
[考案が解決しようとする課題]
前記のように光フアイバ芯線の収納余長ループ
の多数の箇所の芯線をそれぞれ固定用折曲片で挟
んで固定するのでは、細かい光フアイバ芯線が傷
つかないように多数の固定用切り起し折曲片を一
つ一つ丁寧に取り扱つて光フアイバ芯線の固定収
納作業を行なわなけらばならないので、繁雑な手
数を要し作業性がよくないという問題点があつ
た。
の多数の箇所の芯線をそれぞれ固定用折曲片で挟
んで固定するのでは、細かい光フアイバ芯線が傷
つかないように多数の固定用切り起し折曲片を一
つ一つ丁寧に取り扱つて光フアイバ芯線の固定収
納作業を行なわなけらばならないので、繁雑な手
数を要し作業性がよくないという問題点があつ
た。
また光ケーブルの多数の光フアイバ芯線ごとに
その接続部と余長を保持した収納板の多数枚を接
続箱内に格納する際に、単に収納板を重ねて格納
するだけでは、多数の収納板が整然と格納されな
いので光フアイバ芯線が傷つくおそれがあり、取
扱い作業を整然と能率よく行なうことができない
という問題点があつた。
その接続部と余長を保持した収納板の多数枚を接
続箱内に格納する際に、単に収納板を重ねて格納
するだけでは、多数の収納板が整然と格納されな
いので光フアイバ芯線が傷つくおそれがあり、取
扱い作業を整然と能率よく行なうことができない
という問題点があつた。
また、前記特許公開公報の光フアイバ心線接続
余長の余長処理シートのように、シートに切り込
みを設けただけでは、その切り込みの切片とシー
トの間に光フアイバ芯線を挟む時に、切り込みに
無理に工具を先端を差し込んで切り込み切片を引
き上げなければならないので、その作業が容易で
なく、しかも、弾力的に押える切り込み片とシー
ト板面の間に光フアイバ芯線を挟むために、切り
込みの鋭い角縁により光フアイバ芯線が傷つく欠
点がある。
余長の余長処理シートのように、シートに切り込
みを設けただけでは、その切り込みの切片とシー
トの間に光フアイバ芯線を挟む時に、切り込みに
無理に工具を先端を差し込んで切り込み切片を引
き上げなければならないので、その作業が容易で
なく、しかも、弾力的に押える切り込み片とシー
ト板面の間に光フアイバ芯線を挟むために、切り
込みの鋭い角縁により光フアイバ芯線が傷つく欠
点がある。
さらに、前記特許公開公報の光フアイバ心線接
続余長処理シートは、余長処理シートの切り込み
の切片の下に光フアイバ芯線を挟むだけなので外
れ易く、外れないように切り込みの奥まで深く差
し入れて挟むと、この切り込みの奥深くでは強い
弾力で切り込みの鋭い角縁が光フアイバ芯線を挟
みつけるので光フアイバ芯線が必ず傷つくことに
なり、このため光フアイバ芯線を切り込みの奥ま
で深く差し入れることができず、したがつて切り
込み切片にせつかく挟んだ光フアイバ芯線が余長
処理シートの取扱い作業中に外れとしまうととい
う欠点を解消することとができず、その取扱い作
業に細心の注意を要し、作業を迅速に行なうこと
ができないという問題点がある。
続余長処理シートは、余長処理シートの切り込み
の切片の下に光フアイバ芯線を挟むだけなので外
れ易く、外れないように切り込みの奥まで深く差
し入れて挟むと、この切り込みの奥深くでは強い
弾力で切り込みの鋭い角縁が光フアイバ芯線を挟
みつけるので光フアイバ芯線が必ず傷つくことに
なり、このため光フアイバ芯線を切り込みの奥ま
で深く差し入れることができず、したがつて切り
込み切片にせつかく挟んだ光フアイバ芯線が余長
処理シートの取扱い作業中に外れとしまうととい
う欠点を解消することとができず、その取扱い作
業に細心の注意を要し、作業を迅速に行なうこと
ができないという問題点がある。
また、前記の実用新案公開公報の光フアイバ接
続部の収納板のように、収納板の板面の上にホル
ダーを取付ける構成ではホルダーが収納板面上に
高く盛り上つているので、何枚もの収納板を重ね
ることができないので、多数の光フアイバ芯線の
余長の収納には使用できない欠点がある。
続部の収納板のように、収納板の板面の上にホル
ダーを取付ける構成ではホルダーが収納板面上に
高く盛り上つているので、何枚もの収納板を重ね
ることができないので、多数の光フアイバ芯線の
余長の収納には使用できない欠点がある。
そこで本考案は、光フアイバ芯線の接続部と余
長を収納保持する作業を容易に行なうことがで
き、しかも光フアイバ芯線や接続部を損傷させる
ことなく、多数の収納シートを整然と接続箱内に
格納できるようにした光フアイバ芯線接続部余長
収納シートを提供することを目的とするのであ
る。
長を収納保持する作業を容易に行なうことがで
き、しかも光フアイバ芯線や接続部を損傷させる
ことなく、多数の収納シートを整然と接続箱内に
格納できるようにした光フアイバ芯線接続部余長
収納シートを提供することを目的とするのであ
る。
[課題を解決するための手段]
前記の目的を達成するために、本考案の光フア
イバ芯線接続部余長収納シートは、 プラスチツ
ク薄板製の方形板部2の上部中央に、該板部を切
り起してV字形に反転折曲した光フアイバ芯線接
続部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5
と、 前記V字形反転折曲固定片5の反転折曲先端縁
5bを押える切り起しV字形反転折曲押え片8,
9とを設け、 前記方形板部2の固定片5の両側の各板部分2
a,2bの上面における2つの光フアイバ芯線余
長収納ループE1,E2の一方のループE1のル
ープ上部円弧線上に複数個の余長掛止用切り起し
V字形反転折曲掛止片11,12,13を設ける
とともに 他方のループE2のループ上部円弧線上に複数
個の余長掛止用切り起しV字形反転折曲掛止片1
4,15,16を設け、 前記方形板部2の両肩部に支持杆取付孔17,
18を設け、前記方形板部2の下縁に連なる張出
し板部3に取付用縦長小孔19,20を設けたも
のである。
イバ芯線接続部余長収納シートは、 プラスチツ
ク薄板製の方形板部2の上部中央に、該板部を切
り起してV字形に反転折曲した光フアイバ芯線接
続部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5
と、 前記V字形反転折曲固定片5の反転折曲先端縁
5bを押える切り起しV字形反転折曲押え片8,
9とを設け、 前記方形板部2の固定片5の両側の各板部分2
a,2bの上面における2つの光フアイバ芯線余
長収納ループE1,E2の一方のループE1のル
ープ上部円弧線上に複数個の余長掛止用切り起し
V字形反転折曲掛止片11,12,13を設ける
とともに 他方のループE2のループ上部円弧線上に複数
個の余長掛止用切り起しV字形反転折曲掛止片1
4,15,16を設け、 前記方形板部2の両肩部に支持杆取付孔17,
18を設け、前記方形板部2の下縁に連なる張出
し板部3に取付用縦長小孔19,20を設けたも
のである。
[作用]
前記の接続部固定用の切り起しV字形反転折曲
固定片5は、その反転折曲先端縁5bを指で抓ん
で引き上げてV字形折曲を開きその内側に光フア
イバ芯線接続部Dを入れ、この反転折曲先端縁5
bの引き上げを離せば、プラスチツク薄板製のシ
ート自身の弾力によりV字形反転折曲固定片5は
元に戻つて接続部Dの上面を弾力的に押え、反転
折曲先端縁5bが切り起しV字形反転折曲押え片
8,9の上面に乗り上げた状態になる。
固定片5は、その反転折曲先端縁5bを指で抓ん
で引き上げてV字形折曲を開きその内側に光フア
イバ芯線接続部Dを入れ、この反転折曲先端縁5
bの引き上げを離せば、プラスチツク薄板製のシ
ート自身の弾力によりV字形反転折曲固定片5は
元に戻つて接続部Dの上面を弾力的に押え、反転
折曲先端縁5bが切り起しV字形反転折曲押え片
8,9の上面に乗り上げた状態になる。
つぎに前記の反転折曲先端縁押え用の2つの切
り起しV字形反転折曲押え片8,9の反転折曲先
端縁8b,9bを指で抓んで上方に引き上げれ
ば、接続部固定用のV字形反転折曲固定片5の反
転折曲先端縁5bは、それ自身の弾力により下方
に弾力的に復帰してV字形反転折曲押え片8,9
の下側に入り込む。
り起しV字形反転折曲押え片8,9の反転折曲先
端縁8b,9bを指で抓んで上方に引き上げれ
ば、接続部固定用のV字形反転折曲固定片5の反
転折曲先端縁5bは、それ自身の弾力により下方
に弾力的に復帰してV字形反転折曲押え片8,9
の下側に入り込む。
そこで引き上げV字形反転折曲押え片8,9の引
き上げを離せば、このV字形反転折曲押え片8,
9はそれ自身の弾力でもとの位置に戻つて接続部
固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の上面
に乗り、このV字形反転折曲固定片5を上から弾
力的に押える。
き上げを離せば、このV字形反転折曲押え片8,
9はそれ自身の弾力でもとの位置に戻つて接続部
固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の上面
に乗り、このV字形反転折曲固定片5を上から弾
力的に押える。
これにより光フアイバ芯線接続部Dは接続部固
定用の切り起しV字形反転折曲固定片5で上面を
弾力的に押えられ、この固定片5の上面が切り起
しV字形反転折曲押え片8,9で弾力的に押えら
れる状態になつて、接続部Dが抜け出ないように
弾力的に押えられて保持され、過大な力がかから
ずに固定される。
定用の切り起しV字形反転折曲固定片5で上面を
弾力的に押えられ、この固定片5の上面が切り起
しV字形反転折曲押え片8,9で弾力的に押えら
れる状態になつて、接続部Dが抜け出ないように
弾力的に押えられて保持され、過大な力がかから
ずに固定される。
接続部Dとその両側に延びる光フアイバ芯線部
分は固定片5のV字形に反転折曲されたV字形の
内側に入るので傷つくことがない。
分は固定片5のV字形に反転折曲されたV字形の
内側に入るので傷つくことがない。
前記の接続部固定用の切り起しV字形反転折曲
固定片5はV字形に反転折曲して反転折曲先端縁
5bを形成し、また、この反転折曲先端縁5b押
え用の2つの切り起しV字形反転折曲押え片8,
9もV字形に反転折曲して反転折曲先端縁8b,
9bを形成したので、固定片5の反転折曲片およ
び押え片8,9の反転折曲片を引き上げる時にそ
の反転折曲先端縁5b、反転折曲先端縁8b,9
bを指で抓んで無理なく容易に引き上げることが
でき、したがつて、固定片5および押え片8,9
が切り起して形成されていても、作業中に光フア
イバ芯線を傷つけることがない。
固定片5はV字形に反転折曲して反転折曲先端縁
5bを形成し、また、この反転折曲先端縁5b押
え用の2つの切り起しV字形反転折曲押え片8,
9もV字形に反転折曲して反転折曲先端縁8b,
9bを形成したので、固定片5の反転折曲片およ
び押え片8,9の反転折曲片を引き上げる時にそ
の反転折曲先端縁5b、反転折曲先端縁8b,9
bを指で抓んで無理なく容易に引き上げることが
でき、したがつて、固定片5および押え片8,9
が切り起して形成されていても、作業中に光フア
イバ芯線を傷つけることがない。
余長掛止用切り起しV字形反転折曲掛止片1
1,12,13および14,15,16は、接続
部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の両
側の2つの光フアイバ芯線余長収納ループE1,
E2の各ループ上部の円弧線上に配置されている
ので、この両側のV字形反転折曲掛止片に光フア
イバ芯線接続部の両側の余長を掛けるだけの簡易
な作業で容易に余長をループ状に収納することが
できる。
1,12,13および14,15,16は、接続
部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の両
側の2つの光フアイバ芯線余長収納ループE1,
E2の各ループ上部の円弧線上に配置されている
ので、この両側のV字形反転折曲掛止片に光フア
イバ芯線接続部の両側の余長を掛けるだけの簡易
な作業で容易に余長をループ状に収納することが
できる。
この各V字形反転折曲掛止片11〜16の反転
折曲の形状はV字形であるから、この反転折曲部
の内側に光フアイバ芯線の余長を入れて掛止して
も光フアイバ芯線は傷つかない。
折曲の形状はV字形であるから、この反転折曲部
の内側に光フアイバ芯線の余長を入れて掛止して
も光フアイバ芯線は傷つかない。
また前記切り起して反転折曲した各片は、シー
トを切り起して形成されるのでシート片自身の弾
力を有する切り起し折曲片が形成されることにな
る。
トを切り起して形成されるのでシート片自身の弾
力を有する切り起し折曲片が形成されることにな
る。
また左右上部の支持杆取付孔17,18と下部
の取付用縦長小孔19,20は、多数の収納シー
トを接続箱内に格納する際に接続箱の支持杆に嵌
挿するものであり、これにより多数の収納シート
は整然と格納されることになる。
の取付用縦長小孔19,20は、多数の収納シー
トを接続箱内に格納する際に接続箱の支持杆に嵌
挿するものであり、これにより多数の収納シート
は整然と格納されることになる。
[実施例]
以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図は本考案の光フアイバ芯線接続部余長収納シ
ートの正面を示し、第2図は上側縁から見た図で
あり、第3図〜第5図は第1図のX−X,Y−
Y,Z−Z各線における断面を示し、第6図と第
7図は切り起し折曲した片部分の構成の説明図で
あり、第8図と第9図は各折曲片の使用状態の説
明図であり、第10図〜第12図は光フアイバ芯
線接続部余長収納シートの設置使用状態を示した
図である。
1図は本考案の光フアイバ芯線接続部余長収納シ
ートの正面を示し、第2図は上側縁から見た図で
あり、第3図〜第5図は第1図のX−X,Y−
Y,Z−Z各線における断面を示し、第6図と第
7図は切り起し折曲した片部分の構成の説明図で
あり、第8図と第9図は各折曲片の使用状態の説
明図であり、第10図〜第12図は光フアイバ芯
線接続部余長収納シートの設置使用状態を示した
図である。
第1図乃至第7図において、1はシートであ
り、図示のように上半部を横長の方形板部2とし
その下縁に両角部分を残して張出し板部3を連設
した形状のものである。なおこのシートは従来普
通に用いられている収納板と同じく透明プラスチ
ツク薄板製のシートである。
り、図示のように上半部を横長の方形板部2とし
その下縁に両角部分を残して張出し板部3を連設
した形状のものである。なおこのシートは従来普
通に用いられている収納板と同じく透明プラスチ
ツク薄板製のシートである。
前記の上部の方形板部2の上部中央には、光フ
アイバ芯線の接続部固定用の切り起しV字形反転
折曲固定片5を設け、また、このV字形反転折曲
固定片5の反転折曲先端縁5bの両端部を押える
ための2つの切り起しV字形反転折曲押え片8,
9を設ける。
アイバ芯線の接続部固定用の切り起しV字形反転
折曲固定片5を設け、また、このV字形反転折曲
固定片5の反転折曲先端縁5bの両端部を押える
ための2つの切り起しV字形反転折曲押え片8,
9を設ける。
この接続部固定用の切り起しV字形反転折曲固
定片5を板部2に切り起して設けるには、第6図
示のように、接続部固定用の切り起しV字形反転
折曲固定片5は、板部2を上側縁2′側を残した
横長方形の孔4に切り、これを上側縁2′に向け
て切り起し、折曲部5aでV字形に反転させ折曲
して横長で上側縁向きの切り起しV字形反転折曲
固定片5を形成する。5bはこのように切り起し
て折曲した固定片5の反転折曲先端縁である。
定片5を板部2に切り起して設けるには、第6図
示のように、接続部固定用の切り起しV字形反転
折曲固定片5は、板部2を上側縁2′側を残した
横長方形の孔4に切り、これを上側縁2′に向け
て切り起し、折曲部5aでV字形に反転させ折曲
して横長で上側縁向きの切り起しV字形反転折曲
固定片5を形成する。5bはこのように切り起し
て折曲した固定片5の反転折曲先端縁である。
また反転折曲先端縁押え用の2つの切り起しV
字形反転折曲押え8,9は、板部2を上側縁2′
側を残して2つの方形の孔6,7に切りこれをそ
れぞれ上側縁2′に向けて切り起し折曲部8a,
9aでV字形に反転させ折曲して上側縁向きの切
り起しV字形反転折曲押え片8,9を形成する。
8b,9bはこの切り起して折曲した各V字形反
転折曲押え片8,9の反転折曲先端縁である。
字形反転折曲押え8,9は、板部2を上側縁2′
側を残して2つの方形の孔6,7に切りこれをそ
れぞれ上側縁2′に向けて切り起し折曲部8a,
9aでV字形に反転させ折曲して上側縁向きの切
り起しV字形反転折曲押え片8,9を形成する。
8b,9bはこの切り起して折曲した各V字形反
転折曲押え片8,9の反転折曲先端縁である。
前記の切り起しV字形反転折曲固定片5と切り
起しV字形反転折曲押え片8,9はプラスチツク
弾性薄板シートを切り起して折曲し形成したので
各片とも弾力を有する。
起しV字形反転折曲押え片8,9はプラスチツク
弾性薄板シートを切り起して折曲し形成したので
各片とも弾力を有する。
また前記の方形板部2の上部中央における接続
部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の両
側における2か所の板部分2aと板部分2bの上
面には、光フアイバ芯線の接続部両側に延びる2
つの光フアイバ芯線余長収納ループE1,E2を
掛けてループ状に収納するために、その一方のル
ープE1のループ上部円弧線上に複数個の余長掛
止用切り起しV字形反転折曲掛止片11,12,
13を設け、他方のループE2のループ上部円弧
線上にも複数個の余長掛止用切り起しV字形反転
折曲掛止片14,15,16を設ける。
部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の両
側における2か所の板部分2aと板部分2bの上
面には、光フアイバ芯線の接続部両側に延びる2
つの光フアイバ芯線余長収納ループE1,E2を
掛けてループ状に収納するために、その一方のル
ープE1のループ上部円弧線上に複数個の余長掛
止用切り起しV字形反転折曲掛止片11,12,
13を設け、他方のループE2のループ上部円弧
線上にも複数個の余長掛止用切り起しV字形反転
折曲掛止片14,15,16を設ける。
これらの各余長掛止用切り起しU字形反転折曲
掛止片11,12,13および14,15,16
は、第7図示のように板部2を切り起しV字形に
反転折曲させて設ける。この反転折曲形状をV字
形に形成したことにより、このV字形折曲の内側
に光フアイバ芯線を入れて掛止しても光フアイバ
芯線が傷つくことがない。
掛止片11,12,13および14,15,16
は、第7図示のように板部2を切り起しV字形に
反転折曲させて設ける。この反転折曲形状をV字
形に形成したことにより、このV字形折曲の内側
に光フアイバ芯線を入れて掛止しても光フアイバ
芯線が傷つくことがない。
第7図は1つの余長掛止用切り起しV字形反転
折曲掛止片11のみについて図示してあるが他の
余長掛止用切り起しV字形反転折曲掛止片12,
13,14,15,16についても同様である。
同図示のように板部2を上側縁2′側を残した小
孔10で切りこれを上側縁2′に向けて切り起し
折曲部11aでU字形に反転折曲して上側縁向き
の切り起しV字形反転折曲掛止片を形成する。1
1bはこのように切り起してV字形に反転折曲し
た掛止片11の反転折曲先端縁である。
折曲掛止片11のみについて図示してあるが他の
余長掛止用切り起しV字形反転折曲掛止片12,
13,14,15,16についても同様である。
同図示のように板部2を上側縁2′側を残した小
孔10で切りこれを上側縁2′に向けて切り起し
折曲部11aでU字形に反転折曲して上側縁向き
の切り起しV字形反転折曲掛止片を形成する。1
1bはこのように切り起してV字形に反転折曲し
た掛止片11の反転折曲先端縁である。
前記の各余長掛止用切り起しV字形反転折曲掛
止片11〜16は、前記の接続部固定用の切り起
しV字形反転折曲固定片5の左側における板部分
2aの上面において、光フアイバ芯線の余長部分
をループ状に収納するべきループE1の軌跡に沿
つて、そのループE1の上部ループ部分の円弧線
上に3個の切り起しV字形反転折曲掛止片11,
12,13を配置して設ける。同様にV字形反転
折曲固定片5の右側における板部分2bの上面に
おいてもこの板部上面における収納ループE2の
上部ループ部分の円弧線上に3個の切り起しV字
形反転折曲掛止片14,15,16を配置して設
ける。
止片11〜16は、前記の接続部固定用の切り起
しV字形反転折曲固定片5の左側における板部分
2aの上面において、光フアイバ芯線の余長部分
をループ状に収納するべきループE1の軌跡に沿
つて、そのループE1の上部ループ部分の円弧線
上に3個の切り起しV字形反転折曲掛止片11,
12,13を配置して設ける。同様にV字形反転
折曲固定片5の右側における板部分2bの上面に
おいてもこの板部上面における収納ループE2の
上部ループ部分の円弧線上に3個の切り起しV字
形反転折曲掛止片14,15,16を配置して設
ける。
第4図は第1図において余長掛止用切り起しV
字形反転折曲掛止片12を通るY−Y線における
断面を示したものであり、これには、前記の余長
掛止用切り起し折曲掛止片12,13がその先端
縁12b,13bを板部2の上側縁2′に向けて
V字形に反転し折曲されている形状が図示されて
いる。
字形反転折曲掛止片12を通るY−Y線における
断面を示したものであり、これには、前記の余長
掛止用切り起し折曲掛止片12,13がその先端
縁12b,13bを板部2の上側縁2′に向けて
V字形に反転し折曲されている形状が図示されて
いる。
また前記方形板部2の上部の左右両肩部にこの
シート1を支持杆に取付けるための支持杆取付孔
17,18を設け、方形板部2の下縁に連設した
張出し板部3にも支持杆に嵌挿するための2つの
支持杆の取付用縦長小孔19,20を間隔をおい
て設ける。17′,18′は取付孔17,18の細
幅孔部である。
シート1を支持杆に取付けるための支持杆取付孔
17,18を設け、方形板部2の下縁に連設した
張出し板部3にも支持杆に嵌挿するための2つの
支持杆の取付用縦長小孔19,20を間隔をおい
て設ける。17′,18′は取付孔17,18の細
幅孔部である。
前記のように構成した本考案の光フアイバ芯線
接続部余長収納シートは、つぎのようにして光ケ
ーブルの個々の光フアイバ芯線接続部を保持し余
長部分をループ状に収納する。
接続部余長収納シートは、つぎのようにして光ケ
ーブルの個々の光フアイバ芯線接続部を保持し余
長部分をループ状に収納する。
まず第6図に鎖線で示したように、光フアイバ
芯線の接続部Dとその両側の光フアイバ芯線余長
部分C1,C2を接続部固定用の切り起しV字形
反転折曲固定片5の箇所のシート面上に置き、こ
のV字形反転折曲固定片5の反転折曲先端縁5b
を指で抓んで上方に引き上げてV字形の折曲を開
いてそのV字形の内側に光フアイバ芯線の接続部
Dを入れ、つぎにこの反転折曲先端縁5bの引き
上げを離せば、プラスチツク薄板製のシート自身
の弾力により切り起しV字形反転折曲固定片5は
元に戻り、第8図示のように接続部Dの上面を弾
力的に押え、反転折曲先端縁5bが切り起しV字
形反転折曲押え片8,9の上面に乗り上げた状態
となる。
芯線の接続部Dとその両側の光フアイバ芯線余長
部分C1,C2を接続部固定用の切り起しV字形
反転折曲固定片5の箇所のシート面上に置き、こ
のV字形反転折曲固定片5の反転折曲先端縁5b
を指で抓んで上方に引き上げてV字形の折曲を開
いてそのV字形の内側に光フアイバ芯線の接続部
Dを入れ、つぎにこの反転折曲先端縁5bの引き
上げを離せば、プラスチツク薄板製のシート自身
の弾力により切り起しV字形反転折曲固定片5は
元に戻り、第8図示のように接続部Dの上面を弾
力的に押え、反転折曲先端縁5bが切り起しV字
形反転折曲押え片8,9の上面に乗り上げた状態
となる。
つぎに2つの切り起しV字形反転折曲押え片
8,9の先端縁8b,9bを、第8図の点線図示
のように、指で抓んで上方に引き上げれば、接続
部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の反
転折曲先端縁5bは、それ自身の弾力により下方
に弾力的に下がつて第9図示のように、切り起し
V字形反転折曲押え片8,9の下側に入り込む。
そこで点線図示位置に引き上げた切り起しV字形
反転折曲押え片8,9の引き上げを離せば、この
切り起しV字形反転折曲押え片8,9はそれ自身
の弾力でもとの位置に戻つて第9図示のように接
続部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の
上面に乗つてその反転折曲先端縁5bの上面を弾
力的に押える状態となる。
8,9の先端縁8b,9bを、第8図の点線図示
のように、指で抓んで上方に引き上げれば、接続
部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の反
転折曲先端縁5bは、それ自身の弾力により下方
に弾力的に下がつて第9図示のように、切り起し
V字形反転折曲押え片8,9の下側に入り込む。
そこで点線図示位置に引き上げた切り起しV字形
反転折曲押え片8,9の引き上げを離せば、この
切り起しV字形反転折曲押え片8,9はそれ自身
の弾力でもとの位置に戻つて第9図示のように接
続部固定用の切り起しV字形反転折曲固定片5の
上面に乗つてその反転折曲先端縁5bの上面を弾
力的に押える状態となる。
このようにして接続部Dは接続部固定用の切り
起しV字形反転折曲固定片5で上面を弾力的に押
えられ、この固定片5の上面が切り起しV字形反
転折曲押え片8,9で弾力的に押えられることに
より、接続部Dは抜け出ないように弾力的に押え
られて保持され、過大な力がかからず固定され
る。
起しV字形反転折曲固定片5で上面を弾力的に押
えられ、この固定片5の上面が切り起しV字形反
転折曲押え片8,9で弾力的に押えられることに
より、接続部Dは抜け出ないように弾力的に押え
られて保持され、過大な力がかからず固定され
る。
第5図は第1図のZ−Z線における断面を示し
たものであり、これには前記の切り起しV字形反
転折曲押え片9が、V字形に折曲されその先端縁
9bが板部2の上側縁2′に向かつて反転してい
る形状が図示されている。また接続部固定用の切
り起しV字形反転折曲固定片5は、板部2の上側
縁2′に向かつてV字形に反転折曲され、その反
転折曲先端縁5bが前記の切り起しV字形反転折
曲押え片9の下側に入り込んだ状態となり、この
V字形反転折曲固定片5の反転折曲先端縁5bの
上面が切り起しV字形反転折曲押え片9の下面に
より押えられている状態が示されている。
たものであり、これには前記の切り起しV字形反
転折曲押え片9が、V字形に折曲されその先端縁
9bが板部2の上側縁2′に向かつて反転してい
る形状が図示されている。また接続部固定用の切
り起しV字形反転折曲固定片5は、板部2の上側
縁2′に向かつてV字形に反転折曲され、その反
転折曲先端縁5bが前記の切り起しV字形反転折
曲押え片9の下側に入り込んだ状態となり、この
V字形反転折曲固定片5の反転折曲先端縁5bの
上面が切り起しV字形反転折曲押え片9の下面に
より押えられている状態が示されている。
第2図は接続部固定用の切り起しV字形反転折
曲固定片5の反転折曲先端縁5bが前記のように
切り起しV字形反転折曲押え片8,9の下側に入
り込んだ状態を示しており、余長掛止用切り起し
V字形反転折曲掛止片11,12,13および1
4,15,16が切り起されて板部2の上面から
反転折曲している状態を示している。
曲固定片5の反転折曲先端縁5bが前記のように
切り起しV字形反転折曲押え片8,9の下側に入
り込んだ状態を示しており、余長掛止用切り起し
V字形反転折曲掛止片11,12,13および1
4,15,16が切り起されて板部2の上面から
反転折曲している状態を示している。
前記のようにシート1の上部中央に接続部固定
用の切り起しV字形反転折曲固定片5とその反転
折曲縁押え用の切り起しV字形反転折曲押え片
8,9により固定保持された接続部Dの両側に延
びる光フアイバ芯線の余長部分C1,C2は、第
10図示のように、左側の余長部分C1を左側の
余長掛止用切り起し折曲掛止片11,12,13
に掛けてループE1のように収納し、右側の余長
部分C2を右側の余長掛止用切り起し折曲掛止片
14,15,16に掛けてループE2のように収
納する。
用の切り起しV字形反転折曲固定片5とその反転
折曲縁押え用の切り起しV字形反転折曲押え片
8,9により固定保持された接続部Dの両側に延
びる光フアイバ芯線の余長部分C1,C2は、第
10図示のように、左側の余長部分C1を左側の
余長掛止用切り起し折曲掛止片11,12,13
に掛けてループE1のように収納し、右側の余長
部分C2を右側の余長掛止用切り起し折曲掛止片
14,15,16に掛けてループE2のように収
納する。
前記のようにして多数の光フアイバ芯線接続部
における余長をそれぞれ収納する収納シートは、
第11図,第12図示のように、相互に傷つかな
いようにまとめられて接続箱内に格納される。
における余長をそれぞれ収納する収納シートは、
第11図,第12図示のように、相互に傷つかな
いようにまとめられて接続箱内に格納される。
第11図と第12図はこの多数の収納シートを
従来用いられている普通の接続箱内に格納した状
態を示したもので、第11図においては収納シー
トの右半部を太線Fで破断して省略しそのシート
の輪郭のみを点線で図示して接続箱の内底を示し
てあり、第12図は第11図のW−W線断面を示
している。
従来用いられている普通の接続箱内に格納した状
態を示したもので、第11図においては収納シー
トの右半部を太線Fで破断して省略しそのシート
の輪郭のみを点線で図示して接続箱の内底を示し
てあり、第12図は第11図のW−W線断面を示
している。
この接続箱は周知の構成のものであり、30は
箱体、31,32は接続箱内底の上部両隅部に突
出して設けた上部支持杆、33,34は接続箱内
底の下部に突出して設けた下部支持杆である。
箱体、31,32は接続箱内底の上部両隅部に突
出して設けた上部支持杆、33,34は接続箱内
底の下部に突出して設けた下部支持杆である。
35,36は接続箱30内に導入される光ケー
ブルの把持具、37,38は光ケーブルのテンシ
ヨンメンバーの端末の引留部であり、39,40
は導入された光フアイバ芯線の円形余長ガイド、
39′,40′はその前端縁の抜け止め鍔部、41
は接続箱内底の下部に設けた光フアイバ芯線ガイ
ドである。
ブルの把持具、37,38は光ケーブルのテンシ
ヨンメンバーの端末の引留部であり、39,40
は導入された光フアイバ芯線の円形余長ガイド、
39′,40′はその前端縁の抜け止め鍔部、41
は接続箱内底の下部に設けた光フアイバ芯線ガイ
ドである。
42は接続箱の蓋板であり、43は蓋板取付け
用係止部、44は取付けねじである。
用係止部、44は取付けねじである。
前記の光ケーブル把持具35,36で光ケーブ
ルを把持し、接続箱30内に導入された光ケーブ
ルテンシヨンメンバーの端末を引留部37,38
で固定して引留め、光フアイバ芯線Cを余長ガイ
ド39,40と光フアイバ芯線ガイド41に巻回
し掛け渡しておき、これから延びる個々の光フア
イバ芯線ごとに、その接続部と余長を前記の第1
0図示のようにそれぞれの光フアイバ芯線余長収
納シートに収納し、この収納シートの上部両肩部
の支持杆取付孔17,18を接続箱30内の上部
支持杆31,32に嵌挿し、シート下部の取付用
縦長小孔19,20を接続箱30内の下部支持杆
33,34に嵌挿して収納シートを接続箱30内
に格納する。第11図と第12図はこのように接
続箱30内に収納シートを格納した状態を示して
いる。
ルを把持し、接続箱30内に導入された光ケーブ
ルテンシヨンメンバーの端末を引留部37,38
で固定して引留め、光フアイバ芯線Cを余長ガイ
ド39,40と光フアイバ芯線ガイド41に巻回
し掛け渡しておき、これから延びる個々の光フア
イバ芯線ごとに、その接続部と余長を前記の第1
0図示のようにそれぞれの光フアイバ芯線余長収
納シートに収納し、この収納シートの上部両肩部
の支持杆取付孔17,18を接続箱30内の上部
支持杆31,32に嵌挿し、シート下部の取付用
縦長小孔19,20を接続箱30内の下部支持杆
33,34に嵌挿して収納シートを接続箱30内
に格納する。第11図と第12図はこのように接
続箱30内に収納シートを格納した状態を示して
いる。
前記の上部の支持杆取付孔17,18には細幅
孔部17′,18′が連つて縦長に形成されてお
り、下部の取付用縦長小孔19,20も縦長なの
で支持杆に嵌挿する作業は容易となる。
孔部17′,18′が連つて縦長に形成されてお
り、下部の取付用縦長小孔19,20も縦長なの
で支持杆に嵌挿する作業は容易となる。
以上このようにして本考案の光フアイバ芯線接
続部余長収納シートの1枚ごとに光ケーブルの
個々の光フアイバ芯線の接続部と余長がそれぞれ
収納されるのであり、その接続部を過大な固定力
をかけることなく容易に固定でき、光フアイバ芯
線余長部分を収納する余長掛止用切り起し折曲掛
止片11〜13および14〜16は、収納ループ
の上部における円弧線上に配置されており、余長
部分をこの掛止片11〜13および14〜16に
掛けるだけの簡易な作業でループ状に収納するこ
とができるのである。
続部余長収納シートの1枚ごとに光ケーブルの
個々の光フアイバ芯線の接続部と余長がそれぞれ
収納されるのであり、その接続部を過大な固定力
をかけることなく容易に固定でき、光フアイバ芯
線余長部分を収納する余長掛止用切り起し折曲掛
止片11〜13および14〜16は、収納ループ
の上部における円弧線上に配置されており、余長
部分をこの掛止片11〜13および14〜16に
掛けるだけの簡易な作業でループ状に収納するこ
とができるのである。
また、多数の光フアイバ芯線の接続部と余長を
収納した各収納シート11……1oを順次に接続箱
30内に格納することにより、多数の収納シート
は動揺することなく保持されて相互に傷つけ合う
ことなく整然と格納されるのである。
収納した各収納シート11……1oを順次に接続箱
30内に格納することにより、多数の収納シート
は動揺することなく保持されて相互に傷つけ合う
ことなく整然と格納されるのである。
[考案の効果]
前述のように本考案は、収納シートに接続部固
定用の切り起しV字形反転折曲固定片を設けてV
字形の折曲野内側に光フアイバ芯線の接続部を入
れ、こ固定片の折曲先端縁の上面を切り起しV字
形反転折曲押え片で弾力的に押えるように構成し
たので、光フアイバ芯線に過大な力をかけること
なく、光フアイバ芯線接続部を抜け出ないように
弾力的に押えて保持することができる。
定用の切り起しV字形反転折曲固定片を設けてV
字形の折曲野内側に光フアイバ芯線の接続部を入
れ、こ固定片の折曲先端縁の上面を切り起しV字
形反転折曲押え片で弾力的に押えるように構成し
たので、光フアイバ芯線に過大な力をかけること
なく、光フアイバ芯線接続部を抜け出ないように
弾力的に押えて保持することができる。
また、従来の切り込みの切片とシートの間に光
フアイバ芯線を挟む余長処理シートのように切り
込みの鋭い角縁で光フアイバ芯線が傷つくような
構成とは異なり、本考案は、接続部とその両側に
延びる光フアイバ芯線部分を、固定片のV字形に
反転折曲したV字形折曲の内側に入れる構成とし
たので、光フアイバ芯線接続部を外力から保護す
ることができ、損傷を防止することができる。
フアイバ芯線を挟む余長処理シートのように切り
込みの鋭い角縁で光フアイバ芯線が傷つくような
構成とは異なり、本考案は、接続部とその両側に
延びる光フアイバ芯線部分を、固定片のV字形に
反転折曲したV字形折曲の内側に入れる構成とし
たので、光フアイバ芯線接続部を外力から保護す
ることができ、損傷を防止することができる。
また、本考案の接続部固定用の切り起しV字形
反転折曲固定片、および切り起しV字形反転折曲
押え片は、従来の余長処理シートのように切り込
みに無理に工具先端を差し込んで切片を引き上げ
て切り込みの切片とシートの間に光フアイバ芯線
を挟むような構成とは異なり、V字形に反転折曲
して反転折曲先端縁を形成したので、固定片の反
転折曲片および押え片の反転折曲片を引き上げる
時にその反転折曲先端縁を指で抓んで無理なく容
易に引き上げることができ、したがつて、固定片
および押え片が切り起して形成されていても、光
フアイバ芯線が傷つくようなことはない。
反転折曲固定片、および切り起しV字形反転折曲
押え片は、従来の余長処理シートのように切り込
みに無理に工具先端を差し込んで切片を引き上げ
て切り込みの切片とシートの間に光フアイバ芯線
を挟むような構成とは異なり、V字形に反転折曲
して反転折曲先端縁を形成したので、固定片の反
転折曲片および押え片の反転折曲片を引き上げる
時にその反転折曲先端縁を指で抓んで無理なく容
易に引き上げることができ、したがつて、固定片
および押え片が切り起して形成されていても、光
フアイバ芯線が傷つくようなことはない。
また、余長掛止用切り起しV字形反転折曲掛止
片は、接続部固定用の固定片の両側の2つの光フ
アイバ芯線余長収納ループの各ループ上部円弧線
上に配置されているので、この両側の掛止片V字
形反転折曲の内側に光フアイバ芯線接続部の両側
の余長を入れて掛けるだけの簡単な作業で容易に
余長をループ状に収納することができる。
片は、接続部固定用の固定片の両側の2つの光フ
アイバ芯線余長収納ループの各ループ上部円弧線
上に配置されているので、この両側の掛止片V字
形反転折曲の内側に光フアイバ芯線接続部の両側
の余長を入れて掛けるだけの簡単な作業で容易に
余長をループ状に収納することができる。
また、各V字形反転折曲掛止片の反転折曲の形
状はV字形であるから、この反転折曲部の内側に
光フアイバ芯線の余長を入れて掛止して光フアイ
バ芯線が傷つくことがない。
状はV字形であるから、この反転折曲部の内側に
光フアイバ芯線の余長を入れて掛止して光フアイ
バ芯線が傷つくことがない。
また前記切り起して反転折曲した各片は、シー
トを切り起して形成するのでシート片自身の弾力
を有する折曲片を形成することができる。
トを切り起して形成するのでシート片自身の弾力
を有する折曲片を形成することができる。
また、本考案の余長収納シートは、従来の収納
板のように板面上に余長のホルダーが高く盛り上
り収納板を何枚も重ねて使用することができない
ような構成とは異なり、接続箱内で何枚も重ねて
格納することができ、しかも本考案の余長収納シ
ートは、収納シート左右上部に支持杆取付孔を設
け、下部に取付用縦長小孔を設けたので、多数の
収納シートを接続箱内に格納する際に接続箱の支
持杆に嵌挿して多数の収納シートを整然と格納す
ることができるものである。
板のように板面上に余長のホルダーが高く盛り上
り収納板を何枚も重ねて使用することができない
ような構成とは異なり、接続箱内で何枚も重ねて
格納することができ、しかも本考案の余長収納シ
ートは、収納シート左右上部に支持杆取付孔を設
け、下部に取付用縦長小孔を設けたので、多数の
収納シートを接続箱内に格納する際に接続箱の支
持杆に嵌挿して多数の収納シートを整然と格納す
ることができるものである。
第1図は本考案の1実施例の正面図、第2図は
上側面図、第3図は第1図のX−X線断面図、第
4図は第1図のY−Y線断面図、第5図は第1図
のZ−Z線断面図、第6図は接続部固定用切り起
しV字形反転折曲固定片と切り起しV字形反転折
曲押え片の構造の説明図、第7図は余長掛止用切
り起しV字形反転折曲掛止片の説明図、第8図お
よび第9図は接続部固定用切り起しV字形反転折
曲固定片と切り起しV字形反転折曲押え片の動作
説明図、第10図は使用状態図、第11図は接続
箱内に収納シートを格納した状態図、第12図は
第11図のW−W線断面図である。 1……シート、2……方形板部、5……接続部
固定用の切り起しV字形反転折曲固定片、5b…
…反転折曲先端縁、8,9……反転折曲先端縁5
b押え用の切り起しV字形反転折曲押え片、1
1,12,13,14,15,16……余長掛止
用切り起しV字形反転折曲掛止片、17,18…
…支持杆取付孔、19,20……取付縦長小孔。
上側面図、第3図は第1図のX−X線断面図、第
4図は第1図のY−Y線断面図、第5図は第1図
のZ−Z線断面図、第6図は接続部固定用切り起
しV字形反転折曲固定片と切り起しV字形反転折
曲押え片の構造の説明図、第7図は余長掛止用切
り起しV字形反転折曲掛止片の説明図、第8図お
よび第9図は接続部固定用切り起しV字形反転折
曲固定片と切り起しV字形反転折曲押え片の動作
説明図、第10図は使用状態図、第11図は接続
箱内に収納シートを格納した状態図、第12図は
第11図のW−W線断面図である。 1……シート、2……方形板部、5……接続部
固定用の切り起しV字形反転折曲固定片、5b…
…反転折曲先端縁、8,9……反転折曲先端縁5
b押え用の切り起しV字形反転折曲押え片、1
1,12,13,14,15,16……余長掛止
用切り起しV字形反転折曲掛止片、17,18…
…支持杆取付孔、19,20……取付縦長小孔。
Claims (1)
- プラスチツク薄板製方形板部2の上部中央に、
該板部を切り起しV字形に反転折曲して形成した
光フアイバ芯線接続部固定用切り起しV字形反転
折曲固定片5と前記固定片5の反転折曲先端縁押
え用の切り起しV字形反転折曲押え片8,9を設
け、前記方形板部2の上部中央の切り起しV字形
反転折曲固定片5の両側の各板部分2a,2bの
上面における2つの光フアイバ芯線余長収納ルー
プE1,E2の各ループ上部円弧線上にそれぞれ
複数の余長掛止用切り起しV字形反転折曲掛止片
11,12,13および余長掛止用切り起しV字
形反転折曲掛止片14,15,16を設け、前記
方形板部2の両肩部に支持杆取付孔17,18を
設け、前記方形板部2の下部の張出し板部3に取
付用縦長小孔19,20を設けた光フアイバ芯線
接続部余長収納シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988034975U JPH0516562Y2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988034975U JPH0516562Y2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63144605U JPS63144605U (ja) | 1988-09-22 |
JPH0516562Y2 true JPH0516562Y2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=30844036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988034975U Expired - Lifetime JPH0516562Y2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516562Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57118209A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Processing method for connection extra length of optical fiber core wire and process sheet of said extra length |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5958414U (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-16 | 日本電信電話株式会社 | 光フアイバ接続部の収納板 |
-
1988
- 1988-03-16 JP JP1988034975U patent/JPH0516562Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57118209A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Processing method for connection extra length of optical fiber core wire and process sheet of said extra length |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63144605U (ja) | 1988-09-22 |
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