JPH0376721B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は広くは光フアイバー（光学繊維）技術
に、そしてより特には光フアイバースプライス及
び余分のフアイバーを組織化し且つ収容するのに
特に適する装置に関する。

＜従来の技術＞ 光フアイバーの寸法が小さく且つかなり脆弱な
ため、これは格別の注意を払つて取扱い且つ収容
する必要がある。取扱い及び収容上の課題は個々
のフアイバーを修理及び再配列が可能な様に接続
する必要のある多重フアイバー・ケーブルで特に
深刻である。更にフアイバー余長（slack）を通
常はスプライスに隣接して設ける必要があり、そ
して余長を収容する必要性が問題を更に複雑化し
ている。

先行技術では多くの異なる種類の光フアイバー
スプライス形成体（organizer）及びスプライス
ケースが提案されている。これらの先行技術の形
成体はさまざまの欠陥及び欠点に悩まされてい
る。典型的にはそれらはかなり複雑であり且つ取
扱が難かしい。一般に、先行技術のスプライス形
成体はフアイバーに過度の応力集中を課してフア
イバーを損傷させる傾向がある。更にこれらの先
行技術の装置は、特別の用具を用いずに、緩衝管
を配置したり又は緩衝管を結びつけることのでき
る実際的な方法を達成する、簡単な使用法がしば
しば伴つていなかつた。

従つて、単純、安価で且つ使用し易いスプライ
ス形成体組立体についての明白な需要が存在して
いる。

＜発明の構成＞ 本発明によれば、さまざまの標準的スプライス
ケースと共に使用できるフアイバー・オプテツ
ク・スプライス形成体及びトレー（棚板）組立体
が提供される。組立体は一般に、底部壁及び上方
に伸びる側壁を有する細長い、ほヾ溝（チヤンネ
ル）形の主フレームを有する。主フレームは誘電
体物質例えば適当なプラスチツクから形成され、
そして主フレームの基部から垂直に上方に伸びる
中央に配置された支持部材を有する。支持部材
は、主フレームの底部壁に対して垂直線上に一列
になり並置した位置にある１枚又は２枚以上のト
レーを外せる形で支持する手段を提供する。トレ
ーは好ましくはほヾ方形のベース又は支持面を有
し、ベースはその縦方向の側縁に沿つて内側に湾
曲したフランジを有している。トレーには、主フ
レームの側壁に対してトレーを中央に保持するた
めに、垂直に伸びた支持部材を受入れる構造の開
口がある。スペーサー部材が主フレームの底部壁
上及び各トレー上に形成されており、従つて並置
されたトレーは支持部材上で予め定められた垂直
間隔関係に保たれている。

本発明のより限定された態様によれば、垂直に
伸びる支持部材は、トレーに形成された開口を自
由に通過するねじ切りスタブがある。垂直の支持
（用）部材上にトレーを外せる形で保持するため
の部材が備えられている。更に、並置されたトレ
ー上及び主フレームの側壁との間に伸びるカバー
部材が好ましくは備えられている。

本発明の更なる態様によれば、主フレームの底
面壁及びそれぞれのトレーにはフアイバー・オプ
テイツク・ケーブル及び／又は緩衝管を主フレー
ムの基部及び／又は個々のトレーにがつちりと取
付けることのできるための部材が備えられてい
る。

＜発明の目的＞ 従つて、本発明の第一の目的は、構造は単純で
あるが光フアイバーに対して極めて良好な保護を
行なうフアイバー・オプテイツク・スプライス形
成体及びトレー組立体を提供することである。

第二の目的は、使用法が簡単で、そしてさまざ
まの市販のスプライスケースに適合し得る前述の
種類の装置を提供することにある。

第三の目的ははつきりと緩衝管を結びつけるこ
とが出来、そして収容場所にある接続した又は収
容されているフアイバーの損傷を防止する前述の
種類のスプライス形成体組立体を提供することに
ある。

第四の目的は特別の道具又は組立方法を必要と
せずに使用できるフアイバー・オプテツク・スプ
ライス形成体を提供することである。

＜好ましい態様の記録＞ 上記及び他の目的及び特長は添付図面を参照し
て読めば、以下の記載から明らかとなろう。

図示されているのは本発明の好ましい態様を説
明するためだけであつて、これを限定する目的で
は無い、添付図面をより特に説明する。図１は在
来のスプライスケースＢ中に装着されたフアイバ
ー・オプテツク・スプライス形成体（fiber
optic splice organizer）及びトレー組立体Ａの
全体的配置を示す。スプライスケースはその詳細
が本発明の一部を形成していないために、破線で
部分的にだけ示されている。それはフアイバー・
オプテツク・スプライス形成体及びトレー組立体
Ａの一つの好ましい使用方法と環境とを示すため
に単に描かれているに過ぎない。通常及び周知の
様に、スプライスケースＢには１対の固定棒又は
トルクバー１４で軸方向に間隔を置いた関係で相
互連結されている末端壁又は隔壁部材１０及び１
２がある。末端部材１０及び１２は、図示してい
ない横手に伸びるボルト又は締着環を用いる様な
適切な方法で相互接続される別々の半円筒形部材
として形成される。末端部材１０及び１２はその
中にフアイバー・オプテツク・ケーブルを受入れ
るための適切な入口孔が設けられている。また部
材１０及び１２は、その中のケーブル及びスプラ
イスを保護するために末端部材１０と１２の間の
円筒形空間を包む（図示していない）外周部材を
受入れる構造である。

本発明で重要なのはスプライス形成体及びトレ
ー組立体Ａである。図示の様に、組立体Ａは、一
般に、細長いほヾ溝（チヤンネル）形の主フレー
ム又はハウジング１６がある。ここで考えられて
いる態様では、ハウジング１６は誘電体物質例え
ば適当なプラスチツクから形成され、ほヾ平坦な
底部壁又は基部１８及び底部壁１８の横手側縁に
つながる１対の上方に伸びる側壁２０がある。図
に示す様に、側壁２０はそれぞれ、それぞれの側
壁２０の頂縁２４から下方に間隔をとつて、ほゞ
平行に形成された縦方向（長手方向）に伸びる
（ねじ）みぞ２２を持つ。各みぞ２２の下方にシ
ヨルダー２６が下方に伸びる。

ここで考えられている態様では主フレーム１６
はスプライスケースＢの固定棒１４の間に密接し
て収容される様な寸法である。図２を用いて説明
すると、側壁２０が順当に外方に張り出すかある
いは外側へ開いている。開きの度合いは、主フレ
ーム１６を固定棒又はトルクバー１４の間に図３
に置いた時に、（側）壁２０が図２に示したもの
よりも内側へと偏せられる様になつている。従つ
て外側に向う偏向力が固定棒１４の間に主フレー
ムをかなりがつちりと保持する様に作用する。定
位置にはめた時、固定棒１４の外縁がシヨルダー
２６とかみ合う。更に、クリツプ２８がみぞ２２
から下方に固定棒１４の近くに伸びる様に設けら
れている。これが主フレーム１６を所定位置に保
持し、且つクリツプ２８がみぞ２２の外へと縦方
向に滑らされる迄、主フレーム１６が所定位置か
ら外れるのを防止している。図４に最も良く示さ
れている様に、底部壁１８は側壁２０の末端より
短かく終つている。これが外側からの組立体の内
側への出入口を提供し、かつ組合体の使用に便宜
を与え、そして末端部材１０及び１２を通つて入
つて来る緩衝管と光（学）ケーブルの出入を容易
にしている。

底部壁１８の各末端に隣接して、複数個のケー
ブルクリツプ又はタイ３０が配置されている。ク
リツプ又はタイ３０は入来する緩衝管を適切にル
ープ状にしそして主フレームの底部壁１８に固定
させる。さまざまの種類の異なつたクリツプがか
なりの場合使用出来、ベルクロ（Velcro）テー
プ又は適当な感圧（接着）テープが使用できる。
本態様では、クリツプ３０は適切にねじ止め又は
他の方法で底面壁に結合された従来型の成形プラ
スチツククリツプである。図示した様に、各クリ
ツプにはループ部分３４をいくつかの対応する形
状の開口のいずれにも受入れることのできる形状
の上方に伸びる歯のついたか切り込みを入れた部
分３２がある。これが一束の緩衝管のまわりにル
ープを選択的に固定させている。

ここで考えられている態様では、底部壁１８の
上向きの面は好ましくは柔かな緩衝材例えばフエ
ルトの層３６でカバーされている。フエルト３６
は背面に感圧性接着剤のついている市場で入手で
きるフエルト材料であり、従つて底部壁１８にき
つちりと取付けることができる。更にフエルトは
好ましくは青色であつて、白い光フアイバーがよ
り容易に見分けられ、そしてその配置と取扱いを
促進する様になつている。

底部壁１８のほゞ中心軸から垂直に上方へと伸
びているのは複数個の重ねたトレー３８の保持及
び支持用部材である。この態様では、保持及び支
持用部材は、底部壁１８に形成された開口４２を
貫通するボルト又はスタブとして示される垂直に
伸びるねじの切つてある部材４０がある。ボルト
は適切なナツト４４によつて定位置にしつかりと
保持されている。各ナツト４４と底部壁１８の間
には、ほゞ円筒形の成形プラスチツクスペーサー
部材４６が置かれている。スペーサー部材４６は
最も低いトレー３８を底部壁１８上の適切な高さ
に、且つそれに平行して保持する役目を果してお
り、従つてトレーは底部壁１８上に乗つている緩
衝管又は光（学）ケーブルを固定したりそれを妨
害することがない。

トレー３８は図５に最も良く示してある。図示
した様にトレー３８の各々は好ましくはほゞ平坦
な、方形の外形を有する。さまざまの種類の物質
がトレー３８の形成に使用できるが、ここで示し
た態様ではトレーはプラスチツクから形成されて
いる。向い合う先縁に沿つてトレー３８の縦方向
に伸びているのは折り返されたフランジ部分４８
である。同様なフランジ部分５８がトレー３８の
各末端に沿つて形成されている。フランジ部分４
８，５８はトレーを強固にし、そして後述する方
法でオプテイカル・フアイバーを保持する。図２
及び５で良く示されている様に、フランジ部分４
８，５８は滑らかに湾曲してトレー３８の上側面
上に折り返されている。各トレー３８の上側面５
０も好ましくはフエルトの緩衝管５２でカバーさ
れている。緩衝用フエルトは前述した種類のもの
でありトレーの底面にぴつたりと粘着される。

主フレーム１６の側壁に対してほヾ中央の位置
に、トレーはねじ切り部材４０上に装着される様
に配列される。このため、適切な開口５４が各ト
レー３８中に形成されている。この開口５４は前
述したスタブ４０の寸法と位置に対応する寸法と
位置になつている。

各開口５４に付属して、その周囲を上方に伸び
ているのは円筒形のスペーサー部材又はボス５６
である。スペーサー部材５６は図２及び３に示す
様に、付属フランジ部分４８の高さにほゞ相当す
る高さを有する。側面及び末端フランジ部分４
８，５８と関連したスペーサー部材５６の配列
が、上にあるトレーの底部がすぐ下のトレー中の
光学繊維（オプテイカル・フアイバー）とかみ合
つたり、固定させることを防ぎつつ、トレー３８
を適切な間隔を保ちつつ積重ねることができる様
にしている。

図１−３から明らかな様に、これ迄述べた配列
は複数個のトレー３８を積重ねた、並置関係でス
タブ４０上に配置できる様にしている。特定の装
置で使用されるトレー３８の数は必要によつて変
わる。制限因子は勿論、ねじの切つてあるスタブ
４０の全高と個々のトレー３８の合計の厚さであ
る。

積重ねた、並置トレーをスタブ４０上の位置に
保持し、且つ最上層トレー３８中の光フアイバー
を保護するために、スタブ４０に取外し得る様に
受入れられるカバー６０が設けられている。図１
−３に示した様に、カバー６０は好ましくは少な
くとも付属トレー３８と等しい長さを有する。カ
バー６０の巾は好ましくはみぞ形フレーム１６の
両側壁２０間の間隔に実質上等しい。スタブ４０
の位置に対応する位置にはカバー６０に適切な開
口６２が形成されている。ここで考えられている
態様では、カバーは好ましくはプラスチツク又は
その他の誘電体物質から形成される。カバー６０
の下側面も望ましくは主フレームの底部及び各ト
レーで使用した前述のフエルト材料の様な緩衝材
６４で被覆されている。カバーはスタブ４０上の
定位置に、適切な方法例えば標準的蝶ナツト６６
を用いて、取外すことの出来る様に保持される。
これ迄述べた構成、配列が、望まれる数のトレー
をスタブ４０上に配置し、そしてその上にカバー
６０を加えることが出来る様にする。トレーは適
切な間隔の、並置関係に保持され、且つ蝶ナツト
６６を用いて定位置にきつちりと固定される。

これ迄述べたスプライス形成体とトレー組立体
を使用するには、ほゞみぞ形の主フレーム１６を
前述した方法で付属スプライスケースＢの固定棒
１４上にきつちりと固定する。次に入来する緩衝
管の群７０を、図４に点線で略示した様に底部壁
１８上に適切に配置し、そしてスタブ４０の周り
にループを形成させる。緩衝管の群７０は前述の
クリツプ３０によつて底部１８に適切に固定され
る。別の方法として、かなりの装置では、ベルク
ロ又は感圧テープが使用できる。ループさせた緩
衝管の群の固定されていない端は（例えば、図１
に示す様に左手に）主フレームの外側にかなりの
距離伸びている。次に第１のスプライス、トレー
３８を上側に伸びたスタブ４０上の位置におく。
接続すべき光フアイバーを持つているそれぞれの
緩衝管を次に第１トレー上の位置に持つて来る。
緩衝管の末端部分をある長さ取除いて、接続し、
トレーに置くための充分な長さの光フアイバーを
出す。

スプライストレーに各緩衝管を入れた時には、
好ましくは引抜きを防止するか又はトレー上のフ
アイバーを妨害しない様にこれをがつちりとトレ
ーに固定する。図９はこの接続を行なう好ましい
方法を示している。図示の様に、個々の緩衝管７
２はトレー３８の縁に極めて隣接した点で付属す
る光フアイバー７４から外される。ある長さの緩
衝材７６、例えば前述のフエルトを緩衝管７２の
末端の周囲に配置する。従来型のケーブルタイ７
８を次にコーナに予め形成された開口８０中に挿
入する。ケーブルタイをがつちりと引いて、それ
によつて緩衝管をトレー上の位置に固定する。光
フアイバー７４の止めていない端及び余長は図６
−８に示した様にトレー中で適当に巻いておく。
前述のフランジ部分４８，５８が光フアイバーと
かみ合つてトレーの横方向に伸びるのを妨げてい
ることに留意されたい。スペーサー５６はフアイ
バーがねじの切つてあるスタブ４０と偶然かみ合
うのを保護していることも注目されたい。

図６に例示した様に、各トレーは数本の独立し
た接続（スプライス）したフアイバーを保持し得
る。更にトレーには適当なスプライス保持用ブロ
ツク例えばブロツク６３を有することができる。
ブロツク６３は従来型であり、その上側面に個々
のスプライスを弾性を持つて緊密に受入れる寸法
の適当な平行溝がある弾性プラスチツクブロツク
を有する。更に図から明かな様に、接続するフア
イバーはトレーのいずれかの端から、最も都合良
く、持つて来ることができる。図６の態様では、
接続すべきフアイバーはトレーの向い合う端から
持つてこられている。どのトレーにも沢山の数の
フアイバーをのせることが出来る様に、それぞれ
のトレーのコーナー（隅）には先述した複数個の
ケーブルタイ収容用開口８０が設けられている。

図７及び８は別の形のトレー３８の構成を示し
ている。これらトレーは、例えば図７の態様で
は、右手側縁に密接して配置されたスプライスボ
ツクス８６がある以外は図６迄に述べたものと同
一である。スプライスボツクス８６にはトレーの
側縁にほヾ平行に走る複数個の溝がある。同様に
図８ではスプライスボツクス８８がトレーのほゞ
中央にあつて、個々のスプライス収容用の溝はト
レー（側）面に対してほゞ斜めの方向に走つてい
る。特定の装置の要望を満たす色々の異なる構成
（配置）を提供し得ることは勿論理解されるであ
ろう。

本発明を当業界の通常の技術を有する者がこれ
を製作及び使用できる様に充分に詳細に記載し
た。特許請求の範囲の権利範囲に属するかぎり、
すべての改変及び修正は本発明に包含される。

【図面の簡単な説明】

図１は標準的スプライスケースに取付けた本発
明によつて形成したスプライストレー組立体を示
す透視図である。図２は図１のスプライストレー
組立体の断面図であり、図は図１の線２−２に沿
つて切つてあり、スプライスケースから組立体を
取出してある。図３は図２と同様な（断面）図で
あるが、スプライスケースに取付けた組立体を示
している。図４はより明確に示すために個々のト
レーを取外した図１のスプライストレー組立体の
主フレーム部材の平面図である。図５は個々のト
レーの一つの透視図である。図６−８は改変した
形を示す図５同様のトレーの透視図である。図９
はトレーの隅部分の拡大平面図で、緩衝管を、ト
レーに固定する方法を示している。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ａ） 底部壁及び１対の間隔を置いて上方に
   伸びる側壁を含む、細長い、ほぼ溝形の主フレ
   ーム部材； ｂ） 該側壁間の位置で該底部壁からほぼ垂直に
   上方に伸びる少なくとも１個の支持部材； ｃ） ほぼ平坦な、方形の基部と、その長手方向
   の縁に沿つて上方に伸びる側面フランジを有す
   る少なくとも１個のスプライストレー部材、而
   して該基部の幅は該溝形部材の上方に伸びる側
   壁間の距離よりも僅かに小さくなつている； ｄ） 該支持部材上に該トレー部材を取外し得る
   形式で取付けるための部材； ｅ） 該トレー部材を該底部壁から予め定められ
   た距離に保持するための該支持部材と組合され
   た第１スペーサー部材； ｆ） 該支持部材上に該少なくとも１個のトレー
   部材を取外し可能に保持するための部材；及び ｇ） 該上方に伸びる側壁上にあつて棒部材間に
   該主フレーム部材を取外し可能に取付けるため
   の部材； を有することを特徴とする光フアイバースプライ
   ス収容用のスプライス・ケースの平行に間隔を置
   いて離れている棒部材上に取付けるための組織化
   したトレー組立体。 ２ 該トレー部材の長さが該溝形部材の該側壁の
   長さより短かい特許請求の範囲第１項記載の組立
   体。 ３ 長手方向に距離を置いた位置で、該側壁間の
   ほぼ中央に配された少なくとも２個の該支持部材
   を有する特許請求の範囲第１項記載の組立体。 ４ 該少なくとも１個の支持部材に並置関係で取
   付けた複数個の該スプライストレー部材及び該ト
   レー部材を相互に予め定められた垂直距離だけ離
   して保持するための第２スペーサー部材を有する
   特許請求の範囲第１項記載の組立体。 ５ 該少なくとも１個の支持部材がねじの切つて
   ある部材を有し、且つ該第１スペーサー部材が該
   ねじの切つてある部材の周りを上方へと伸びる該
   底部壁上に載つているボスを有する特許請求の範
   囲第４項記載の組立体。 ６ 該底部壁がそこに取付けた柔軟な弾性材料の
   被覆を有する特許請求の範囲第５項記載の組立
   体。 ７ ねじの切つてある部材が該スプライストレー
   部材の開口を貫通して伸び、第２のスペーサー部
   材が該上方に伸びるフランジを含む特許請求の範
   囲第５項記載の組立体。 ８ 該第２スペーサー部材が該トレー上に形成さ
   れたボスを更に含む特許請求の範囲第７項記載の
   組立体。 ９ 該ねじの切つてある部材上に載つており且つ
   該トレー部材を覆つているほぼ方形のカバー部材
   を有する特許請求の範囲第７項記載の組立体。 １０ トレー部材が柔軟な弾性材料の層で被覆さ
   れたその基部の上側面を有する特許請求の範囲第
   ９項記載の組立体。 １１ 該ねじの切つてある部材上に多数のトレー
   部材を取外し可能に保持するための部材が該ねじ
   の切つてある部材にはめこまれ且つ該カバー部材
   を覆うナツト部材を有する特許請求の範囲第９項
   記載の組立体。 １２ ａ） 底部壁及び１対の間隔を置いて上方
   及び外側に伸びる側壁を含み、上部端が棒部材
   間の間隔より大きい距離で離れて配置されてい
   る、細長い、ほぼ溝形の主フレーム部材； ｂ） 該側壁のほぼ中央の長手方向に離れている
   位置で該底部壁から垂直に上方に伸びる１対の
   ねじの切つてある支持部材； ｃ） 該側壁間の距離より小さな幅を有する支持
   面の形状の基部それぞれ有する複数個のほぼ方
   形のトレー部材、而して各基部は該支持部材が
   貫通して伸び、該トレー部材を並置の関係で該
   側壁のほぼ中央に保持するための開口を有して
   いる； ｄ） 該トレー部材を予め定められた垂直に間隔
   を置いた関係で保持するためのスペーサー部
   材；及び ｅ） 平行な棒部材間と該フレーム部材を取外し
   可能に取付けるための、該側壁の底部端と上部
   端との間に該側壁の縦方向に形成された横方向
   に伸びる支持面； を有することを特徴とする光フアイバースプライ
   ス用のスプライス・ケースの平行に間隔を置いて
   離れている棒部材上に取付けるための組織化した
   トレー組立体。 １３ 該トレー部材を覆いそして該支持部材に載
   つているカバー部材を含む特許請求の範囲第１２
   項記載の組立体。 １４ 該スペーサー部材が該支持部材に隣接する
   底部壁上に形成されたボスを含む特許請求の範囲
   第１２項記載の組立体。 １５ 該トレー部材が該側壁以下の長さを有する
   特許請求の範囲第１２項記載の組立体。