JPH0333159Y2 - - Google Patents

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JPH0333159Y2
JPH0333159Y2 JP10700986U JP10700986U JPH0333159Y2 JP H0333159 Y2 JPH0333159 Y2 JP H0333159Y2 JP 10700986 U JP10700986 U JP 10700986U JP 10700986 U JP10700986 U JP 10700986U JP H0333159 Y2 JPH0333159 Y2 JP H0333159Y2
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band
shaped
hanging
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hanging plate
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多数条のケーブルをまとめて結束し
吊架する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ケーブルを吊架するにはメツセンジヤワ
イヤに添わせたケーブルをケーブルハンガーで吊
り下げて吊架していたが、このハンガーはケーブ
ルの太さに対応するものを用いるので多数のケー
ブルを吊架する場合にはケーブルをそれぞれハン
ガーで吊り下げるようにしていた。
しかしながら従来の吊架方法では多数のケーブ
ルを一つにまとめて吊り下げることができないの
で吊架作業に手数を要し、ケーブル条数の増加に
対応することができないという問題点があつた。
そこで本考案は、多数のケーブルをその条数に
対応してまとめて吊架することができるようにし
た吊架結束具を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の問題点を解決するため本考案は、ハ字形
屈曲掛吊板1とバンド端部押え枠10と結束バン
ド16とによりケーブル吊架結束具を構成し、そ
のハ字形屈曲掛吊板1は、ハ字形基板2の下面に
メツセンジヤワイヤ掛受用の屈曲凹部3を設け、
ハ字形基板の半部の側板5,5′に設けた斜長孔
7,7′にバンド固定用可動軸杆9の両端を嵌入
させ、また押え枠10は、押え片15,15′を
設けて取付片12,12′を前記可動軸杆9に支
持させ、結束バンド16の1端をハ字形基板の一
方の半部の1端に1端を固定するとともに、バン
ドの自由掛止端18を前記バンド固定用可動軸杆
9に掛けて前記押え片15,15′で押えるよう
にしてケーブル吊架結束具を構成したものであ
る。
〔作用〕
ハ字形基板2の下面にメツセンジヤワイヤ掛受
用の屈曲凹部3が形成されているのでハ字形屈曲
掛吊板1はメツセンジヤワイヤ上に安定して掛け
られ、結束バンド16の自由掛止端18は、斜長
孔7,7′に両端が嵌入したバンド固定用可動軸
杆9に掛けることにより自動的に固定され、押え
枠10の押え片15,15′によつて抜け出ない
ように押えられ、この結束バンド16により多数
のケーブルが確実に結束されて吊架される。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図は本考案の装置の1実施例の正面、第2図は
その側面、第3図はそのバンド押え部分を分解し
て示し、第4図は他の実施例を示したものであ
る。
まず第1図〜第3図示の実施例において、1は
ハ字形屈曲掛吊板で、金属板を屈曲したハ字形基
板2の中央屈曲部の下側面にメツセンジヤワイヤ
掛受用の曲凹部3を形成するとともに、その両端
のハ字形基板の各半部の縁からそれぞれ側板4お
よび5を折曲形成する。
前記ハ字形屈曲掛吊板1のハ字形基板2の1端
部(第1図の左側端部)にはバンド端部固定孔6
を設け、また他端部はバンドの自由掛止端を引止
め掛止するために以下のように構成する。
すなわち第3図示のように、ハ字形基板2の一
方の半部の側板5,5′に設けた両側板5,5′
に、左方から右方に向けて右下りの斜め方向に斜
長孔7,7′を設けてこの孔の右端8,8′をハ字
形基板2の上面に近接させる。
9は前記の斜長孔7,7′に両端を嵌入させた
バンド固定用可動軸杆であり、この可動軸杆9を
第3図の右方に引張ると斜長孔7,7′内を右下
りに移動し、その結果可動軸杆9は基板2の上面
に近接してその間の間隔が狭められるようにな
る。
10は金属板を折曲して形成したバンド端部押
え枠であり、これは第3図示のように、底板1
1、取付片12,12′、その取付孔13,1
3′および両側片14,14′の各上縁から内方に
折曲した押え片15,15′を設けたものである。
前記のバンド端部押え枠10は、ハ字形屈曲掛
吊板1の両側板5,5の斜長孔7,7′から突出
する可動軸杆9の両軸端に取付片12,12′の
取付孔13,13′を挿通することにより可動軸
杆9の両軸端に支持させる。
16は金属板の表面にプラスチツク被膜をコー
テイングして形成した結束バンドであり、これは
金属板のかわりに強靭な帯材で構成してもよい。
この結束バンド16の固定端17はハ字形屈曲掛
吊板1のハ字形基板2の1端のバンド端部固定孔
6に挿通し折り曲げて固定する。
また結束バンド16の他端の自由掛止端18
は、バンド固定用可動軸杆9に掛けて固定しハン
ド端部押え枠10により押えるのであるが、この
ため第3図示のように、押え片15,15′を水
平に折曲する前にまず点線15aのように上方に
伸ばしておき、結束バンド16の自由掛止端18
を鎖線18aのようにバンド端部押え枠10内に
通し、途中で破断して18bで示したように可動
軸杆9の下側を通して軸杆に半巻して掛け、その
軸杆上方から右方に反転させてバンド端部押え枠
10に戻し、上方に伸ばした押え片15aを実線
位置の15,15′のように水平に折り曲げるこ
とにより自由掛止端18の上面を押えて掛止す
る。第1図はこのようにして引き出した自由掛止
端18が長く余る場合に押え枠10に向けて上向
きにさらに反転させて押えた状態を示している。
前記のようにして結束バンド16の自由端掛止
18をバンド固定用可動軸杆9で固定しバンド端
部押え枠10で押えて掛止することにより、結束
バンド16は図示のようにハ字形屈曲掛吊板1の
ハ字形基板2とともに輪状を呈することになる。
本考案のケーブル吊架結束具は前記のように構
成したものであり、多数条の吊架ケーブルを結束
して吊架するには、まず第1図示のようにハ字形
屈曲掛吊板1の下側面のメツセンジヤワイヤ掛受
用の曲凹部3をメツセンジヤワイヤAの上に掛
け、多数条のケーブル群Bの回りを結束バンド1
6で一括してそのバンドの自由掛止端18を前記
のようにバンド固定用可動軸杆9に掛けて固定し
バンド端部押え枠10に挿通して掛止する。
このように結束バンド16で多数条のケーブル
群Bを結束するとそのケーブル群の重さにより結
束バンド16とともにバンド端部押え枠10が下
方に引張られ、このため押え枠10とともに可動
軸杆9も斜長孔7,7′を下方に移動し、その結
果可動軸杆9が基板2の上面に近接するので、そ
こに挿通されている結束バンドの自由掛止端18
は可動軸杆9によつて基板上面に押しつけられて
抜け出ないように固定される。このようにして多
数条のケーブル群Bを結束バンド16でまとめて
メツセンジヤワイヤAに支持させ吊架するのであ
り、ケーブルの数が増減すればそのケーブル群の
束の太さに対応させてハ字形屈曲掛吊板1に掛止
する結束バンドの自由掛止端18を調整する。
第4図示の実施例はハ字形屈曲掛吊板1を前記
実施例のように金属製にするかわりに硬質プラス
チツク製とした例であり、第1図と同じ符号は同
じ部分を示しているが、この実施例はハ字形屈曲
掛吊板1のみが硬質プラスチツク製であり、他の
部分は第1図示の実施例と同様である。
〔考案の効果〕
前述のように本考案は、ハ字形屈曲掛吊板1に
斜長孔7,7′を設けてバンド固定用可動軸杆9
を嵌挿し、この可動軸杆9に結束バンド16の自
由掛止端18を掛けてバンド端部押え枠10に挿
通するようにしたので、その自由掛止端18は可
動軸杆9により自動的に固定されるとともに、押
え枠10の押え片15,15′で抜け出ないよう
に押えることができ、ケーブルの数が増減してケ
ーブル群Bの大きさが変化してもハ字形屈曲掛吊
板1に掛止する自由掛止端18を調整することに
より確実に結束して吊架することが可能である。
またハ字形屈曲掛吊板1の下面中央にメツセン
ジヤワイヤ掛受用の屈曲凹部3を設けたのでメツ
センジヤワイヤ上に安定して掛けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の1実施例の正面図、第
2図はその側面図、第3図はバンド掛止部分の分
解斜視図、第4図は他の実施例の正面図である。 1……ハ字形屈曲掛吊板、2……ハ字形基板、
3……屈曲凹部、4,5,5′……側板、7,
7′……斜長孔、9……バンド固定用可動軸杆、
10……バンド端部押え枠、12,12′……取
付片、15,15′……押え片、16……結束バ
ンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハ字形屈曲掛吊板1とバンド端部押え枠10と
    結束バンド16を具備し、ハ字形屈曲掛吊板1
    は、ハ字形基板2の下面中央にメツセンジヤワイ
    ヤ掛受用の屈曲凹部3を形成するとともにハ字形
    基板の一方の半部の側板5,5′に設けた斜長孔
    7,7′にバンド固定用可動軸杆9の両端を嵌入
    させてなり、バンド端部押え枠10は、バンド押
    え片15,15′と取付片12,12′を有し前記
    取付片をハ字形屈曲掛吊板1のバンド固定用可動
    軸杆9に取付けてなり、結束バンド16は、1端
    を前記ハ字形屈曲掛吊板1の1端に固定し他端を
    前記バンド固定用可動軸杆9に掛けるとともにバ
    ンド端部押え枠10に挿通し押え片15,15′
    で押えてなるケーブル吊架結束具。
JP10700986U 1986-07-12 1986-07-12 Expired JPH0333159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10700986U JPH0333159Y2 (ja) 1986-07-12 1986-07-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10700986U JPH0333159Y2 (ja) 1986-07-12 1986-07-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6315120U JPS6315120U (ja) 1988-02-01
JPH0333159Y2 true JPH0333159Y2 (ja) 1991-07-15

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ID=30982894

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