JPH0516552A - シートプリンター用タツク紙の製造方法 - Google Patents
シートプリンター用タツク紙の製造方法Info
- Publication number
- JPH0516552A JPH0516552A JP3199950A JP19995091A JPH0516552A JP H0516552 A JPH0516552 A JP H0516552A JP 3199950 A JP3199950 A JP 3199950A JP 19995091 A JP19995091 A JP 19995091A JP H0516552 A JPH0516552 A JP H0516552A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- tack
- adhesive
- tack paper
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙が温湿度の変化によってカールしないシ
ートプリンター用タック紙を提供すること。 【構成】 用紙10に貼着剤を塗布し粘着剤の塗布面に
剥離紙12を接合したのち粘着剤11の熟成及び乾燥を
行なったタック紙1から、剥離紙12を分離し用紙10
の粘着剤塗布面に第2の剥離紙21を加圧貼着して新た
なタック紙2を製造する。
ートプリンター用タック紙を提供すること。 【構成】 用紙10に貼着剤を塗布し粘着剤の塗布面に
剥離紙12を接合したのち粘着剤11の熟成及び乾燥を
行なったタック紙1から、剥離紙12を分離し用紙10
の粘着剤塗布面に第2の剥離紙21を加圧貼着して新た
なタック紙2を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートプリンター用タ
ック紙の製造方法に関しさらに詳しくは、シート状に裁
断して使用するのに適するタック紙の製造方法に関して
いる。
ック紙の製造方法に関しさらに詳しくは、シート状に裁
断して使用するのに適するタック紙の製造方法に関して
いる。
【0002】
【従来の技術】タック紙は、一般には上質紙または合成
紙などの用紙に貼着剤を塗布し、この粘着剤に剥離紙を
貼付したものである。
紙などの用紙に貼着剤を塗布し、この粘着剤に剥離紙を
貼付したものである。
【0003】タック紙の製造は、粘着剤を用紙に塗布
し、該粘着剤塗布面に剥離紙を加圧貼付している。但
し、塗布された粘着剤は一定時間の熟成及び乾燥が必要
なので高温で熱処理され、製造されたタック紙をロール
に巻き取り、巻き取られた状態で粘着剤の熟成及び乾
燥、所謂養生を行なっている。このため、用紙は不完全
な乾燥で潛熱を含んだまま一方向に収縮された状態とな
り、温湿度に対する耐性が弱く、ロールから引き出され
ると空気と触れることで温度及び湿度の影響を受けて用
紙に各種の変化がみられる。
し、該粘着剤塗布面に剥離紙を加圧貼付している。但
し、塗布された粘着剤は一定時間の熟成及び乾燥が必要
なので高温で熱処理され、製造されたタック紙をロール
に巻き取り、巻き取られた状態で粘着剤の熟成及び乾
燥、所謂養生を行なっている。このため、用紙は不完全
な乾燥で潛熱を含んだまま一方向に収縮された状態とな
り、温湿度に対する耐性が弱く、ロールから引き出され
ると空気と触れることで温度及び湿度の影響を受けて用
紙に各種の変化がみられる。
【0004】用紙の変化のうち、特に用紙が反った状
態、これを通常「カール」と称しているが、用紙がカー
ルしてしまうとシートプリンタ紙として使用しにくいと
いう問題が生じる。すなわち、タック紙が連続紙の場合
は、当該連続紙の両端部に形成されている送り穴をプリ
ンターに装着してプリントするので、用紙が仮りにカー
ルしていてもプリント可能であるが、シートプリンタ紙
の場合は、プリンターに重ねた状態で供給し、連続して
プリントすると用紙の反りによって用紙が送られず紙づ
まりを起してプリント不可となることが多い。
態、これを通常「カール」と称しているが、用紙がカー
ルしてしまうとシートプリンタ紙として使用しにくいと
いう問題が生じる。すなわち、タック紙が連続紙の場合
は、当該連続紙の両端部に形成されている送り穴をプリ
ンターに装着してプリントするので、用紙が仮りにカー
ルしていてもプリント可能であるが、シートプリンタ紙
の場合は、プリンターに重ねた状態で供給し、連続して
プリントすると用紙の反りによって用紙が送られず紙づ
まりを起してプリント不可となることが多い。
【0005】近時、タック紙は、用紙の両側部に送り穴
を形成する手数が省略できるシートカット形状のシート
プリンタ紙が多く使用されてきているが、上記したよう
にタック紙の製造工程によって生じる用紙のいくつかの
問題の中で特にこのカール問題によって高速プリントが
できないのが現状であり、ここにシート状にカットした
場合にもカールしないタック紙が要望されている。
を形成する手数が省略できるシートカット形状のシート
プリンタ紙が多く使用されてきているが、上記したよう
にタック紙の製造工程によって生じる用紙のいくつかの
問題の中で特にこのカール問題によって高速プリントが
できないのが現状であり、ここにシート状にカットした
場合にもカールしないタック紙が要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、用紙が温湿度の変化によってカールしない
シートプリンター用タック紙を提供することである。
する課題は、用紙が温湿度の変化によってカールしない
シートプリンター用タック紙を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明において課題を解
決するための手段は、用紙に貼着剤を塗布し該粘着剤の
塗布面に剥離紙を接合したのち当該粘着剤の熟成及び乾
燥を行なったタック紙から、上記剥離紙を分離し、上記
用紙の粘着剤塗布面に新たな剥離紙を加圧貼着して新た
なタック紙とすることを特徴とするものである。
決するための手段は、用紙に貼着剤を塗布し該粘着剤の
塗布面に剥離紙を接合したのち当該粘着剤の熟成及び乾
燥を行なったタック紙から、上記剥離紙を分離し、上記
用紙の粘着剤塗布面に新たな剥離紙を加圧貼着して新た
なタック紙とすることを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】図1、図2は本発明によりタック紙を製造す
る方法を図解したものであり、タック紙1は、用紙10
に粘着剤11を塗布し該粘着剤11の塗布面に剥離紙1
2を接合したものであり、通常の方法で製造した後、ロ
ール1aに巻き取っている。このタック紙1をロール1
aから引き出して用紙10と剥離紙12を分離すると、
用紙10には粘着剤11が付着しており、剥離紙12は
単独で分離される。
る方法を図解したものであり、タック紙1は、用紙10
に粘着剤11を塗布し該粘着剤11の塗布面に剥離紙1
2を接合したものであり、通常の方法で製造した後、ロ
ール1aに巻き取っている。このタック紙1をロール1
aから引き出して用紙10と剥離紙12を分離すると、
用紙10には粘着剤11が付着しており、剥離紙12は
単独で分離される。
【0009】なお、上記のように分離された剥離紙12
は、これを巻き取っておけば、新たにタック紙を製造す
るときに再利用できる。
は、これを巻き取っておけば、新たにタック紙を製造す
るときに再利用できる。
【0010】剥離紙12と分離された用紙10には、粘
着剤11を塗布した面に耐熱性のある第2の剥離紙21
を加圧貼着し、これによって新たなタック紙2が製造さ
れる。
着剤11を塗布した面に耐熱性のある第2の剥離紙21
を加圧貼着し、これによって新たなタック紙2が製造さ
れる。
【0011】最初に製造されたタック紙1は、熱処理さ
れた粘着剤の養生をタック紙をロールに巻き取った状態
で行っているので、用紙10は不完全な乾燥によって、
しわ、ふくれ、そり返りなどが起こり易いが、剥離紙1
2と分離することによって巻き癖を解放し同時に上記し
たしわなどの症状を取り除くことができる。
れた粘着剤の養生をタック紙をロールに巻き取った状態
で行っているので、用紙10は不完全な乾燥によって、
しわ、ふくれ、そり返りなどが起こり易いが、剥離紙1
2と分離することによって巻き癖を解放し同時に上記し
たしわなどの症状を取り除くことができる。
【0012】従って、剥離紙12を分離したのちに第2
の剥離紙21を貼着した新たなタック紙2は、シート状
に裁断してもカールの発生がなく、このため、新たなタ
ック紙2はシートプリンタ紙にカットし、高速による連
続プリントを行った場合でも、カールを原因とするプリ
ンターの紙づまりなどの事故がなく、高速でプリントす
ることができるものである。
の剥離紙21を貼着した新たなタック紙2は、シート状
に裁断してもカールの発生がなく、このため、新たなタ
ック紙2はシートプリンタ紙にカットし、高速による連
続プリントを行った場合でも、カールを原因とするプリ
ンターの紙づまりなどの事故がなく、高速でプリントす
ることができるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、通常の方法で製造され粘着剤
の養生を行ったタック紙の用紙と剥離紙を分離すること
によって用紙の潜在的な歪みを除去し、その後、当該用
紙の粘着剤塗布面に第2の剥離紙を加圧貼付して新たな
タック紙を製造するものであるから、新たなタック紙を
カット紙に裁断した場合にカールしないシートプリンタ
紙が得られることの効果がある。
の養生を行ったタック紙の用紙と剥離紙を分離すること
によって用紙の潜在的な歪みを除去し、その後、当該用
紙の粘着剤塗布面に第2の剥離紙を加圧貼付して新たな
タック紙を製造するものであるから、新たなタック紙を
カット紙に裁断した場合にカールしないシートプリンタ
紙が得られることの効果がある。
【図1】本発明により新たなタック紙を製造する方法を
図解した説明図。
図解した説明図。
【図2】図1の拡大断面図。
1 タック紙 2 新たなタック紙 10 用紙 11 粘着剤 12 剥離紙 21 第2の剥離紙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 用紙に貼着剤を塗布し該粘着剤の塗布面
に剥離紙を接合したのち当該粘着剤の熟成及び乾燥を行
なったタック紙から、上記剥離紙を分離し、上記用紙の
粘着剤塗布面に第2の剥離紙を加圧貼着して新たなタッ
ク紙を製造することを特徴とするシートプリンター用タ
ック紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3199950A JPH0516552A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | シートプリンター用タツク紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3199950A JPH0516552A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | シートプリンター用タツク紙の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516552A true JPH0516552A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16416300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3199950A Pending JPH0516552A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | シートプリンター用タツク紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516552A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63106784A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-11 | 大阪シーリング印刷株式会社 | ラベル連続体 |
JPH01152487A (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-14 | Nippon Kanri Raberu:Kk | 隠し印刷ラベルの製造装置 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP3199950A patent/JPH0516552A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63106784A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-11 | 大阪シーリング印刷株式会社 | ラベル連続体 |
JPH01152487A (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-14 | Nippon Kanri Raberu:Kk | 隠し印刷ラベルの製造装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960604 |