JPH0516537U - 自動ブレーキ装置 - Google Patents

自動ブレーキ装置

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JPH0516537U
JPH0516537U JP7217591U JP7217591U JPH0516537U JP H0516537 U JPH0516537 U JP H0516537U JP 7217591 U JP7217591 U JP 7217591U JP 7217591 U JP7217591 U JP 7217591U JP H0516537 U JPH0516537 U JP H0516537U
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automatic brake
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南男 渡辺
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株式会社曙ブレーキ中央技術研究所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アンチスキッドブレーキモジュレータとマス
ターシリンダとの油圧回路中に自動ブレーキ用のアクチ
ュエータを組み込み電子制御装置によってシステムを綜
合的に制御することができるようにするとともに、シス
テム作動中に配管内に発生する脈動を防止できる安全性
の高い自動ブレーキ装置を提案する 【構成】 電子制御装置が車体速度と車間距離に基づい
て、信号を出力すると、2位置切換弁30、31が、そ
れぞれD位置、F位置からE位置、G位置に切り替わり
アキュムレータ27から高圧のブレーキ液が自動ブレー
キアクチュエータ5に供給され、その流路を切換え、モ
ジュレータ内の3位置切換弁6を介してホイルシリンダ
W/Cにブレーキ液を供給し、車輪に自動的に制動をか
ける。アクチュエータを作動させる流体圧の一部を減圧
弁31を介してリザーバに還流し脈動を解消できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の走行速度を自動的に制御することができる自動ブレーキアク チュエータをアンチスキッドブレーキシステムに組み込んだ自動ブレーキ装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両の走行速度を運転者によるアクセル操作のみならず、車両走行の安 全性を確保するために、車間距離が基準距離よりも短くなると自動的に車両のブ レーキが作動する車両用自動ブレーキ制御方法が提案されている。こうした車両 用自動ブレーキ制御方法の一例として特開昭62ー71727号公報に記載され たものがある。この発明は、車両の走行速度から定められる基準距離と車両前方 の物体までの離隔距離との比較結果に基づいてエンジンブレーキあるいは通常ブ レーキを作動させ、車両の制動を実行し、制動開始時点の車両の走行速度から定 められる基準走行速度と制動実行中の車両の走行速度との比較結果に基づき前記 制動の実行を解除するようにしている。
【0003】 また、車両走行の安全性を確保するために、路面の摩擦係数に対応してブレー キ力を最適に制御することができるようにしたアンチスキッドブレーキモジュレ ータが提案されている。こうしたアンチスキッドブレーキモジュレータの一例と しては特開昭58−122246号公報に記載されたものがある。このアンチス キッドブレーキモジュレータは、車両が走行中においてブレーキペダルを急激に 踏み込んで急制動した際に車輪がロック傾向を示すと、電子制御装置はブレーキ 圧制御弁に信号を送り車輪のブレーキ力を一定に保持あるいはブレーキ圧力を弛 めるためにブレーキ圧制御弁を制御する。このブレーキ圧制御弁の制御により各 車輪のロック傾向は解除され、安定した状態での車両の減速又は停止が実現され ようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、上記の車両用自動ブレーキ制御手段やアンチスキッドブレーキモ ジュレータはいずれもそれぞれが単独で機能するものであり、これら装置を複合 化し、小型でかつ高性能な装置は現在まで提案されていない。 そこで、本考案は、従来のアンチスキッドブレーキモジュレータとマスターシ リンダとの油圧回路中に自動ブレーキ用のアクチュエータを組み込み電子制御装 置によってシステムを綜合的に制御することができるようにした小型でかつ高性 能な自動ブレーキ装置を提案せんとするものであり、さらに、前記システム作動 中に配管内に発生する脈動を防止できる安全性の高い自動ブレーキ装置を提案せ んとするものであらる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本考案が採用した技術手段は、マスターシリンダからアンチスキッド ブレーキモジュレータにいたるブレーキ配管系統中にそれぞれ自動ブレーキアク チュエータを配置して、車間距離が基準距離よりも短くなると自動的に前記自動 ブレーキアクチュエータを作動して車両にブレーキが作動するようにした車両用 自動ブレーキ装置であって、前記自動ブレーキアクチュエータはシリンダとこの シリンダ内に摺動自在に配置したピストンと前記ピストンを移動させるべく作用 する流体圧源に連通する流路とを有し、前記自動ブレーキアクチュエータの流体 圧源に連通する流路は減圧手段を介してリザーバと連通可能になっており、前記 ピストンは常時はマスターシリンダとホイルシリンダとの流路を連通しており、 自動ブレーキ作動時には流体圧源からの流体圧によりピストンが移動してマスタ ーシリンダとホイルシリンダとの流路を閉じるとともに所定のブレーキ液圧を発 生し、前記流体圧を前記減圧手段を介してリザーバに還流すべく構成したもので あり、これらを課題解決のための手段とするものである。
【0006】
【作用】
電子制御装置が車体速度と車間距離に基づいて、自動ブレーキを作動させる信 号を出力すると、2位置切換弁30、31が、それぞれD位置、F位置からE位 置、G位置に切り替わりアキュムレータ27から高圧のブレーキ液が自動ブレー キアクチュエータ5に供給され、これにより、自動ブレーキアクチュエータ5は 自動ブレーキアクチュエータ5内の流路58を切換え、アンチスキッドブレーキ モジュレータ内のブレーキ圧制御弁を介してホイルシリンダW/Cにブレーキ液 を供給し、車輪に自動的に制動をかけることができることになる。 また、自動ブレーキ作動時、自動ブレーキアクチュエータの流体圧源に連通す る流路を減圧手段を介してリザーバと連通可能に構成してあるため、自動ブレー キ作動時には自動ブレーキアクチュエータを作動させる流体圧の一部を前記減圧 弁を介してリザーバに還流でき、2位置切換弁切換時に発生する脈動を解消する ことができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の第1実施例を説明する。 図1は本考案の第1実施例に係る液圧ブレーキ装置の油圧配管図である。図2 は自動ブレーキアクチュエータ装置の詳細断面図である。なお、図1の油圧回路 中に設けられている各バルブおよび液圧ポンプ等は図中のECUによってコント ロールされるようになっているが、ここではこうしたバルブの制御は本旨でない ため、詳細な説明は省略する。
【0008】 (アンチスキッドブレーキシステムの構成について) 図1においてタンデムマスタシリンダ1のシリンダ本体内には二つの液圧発生室 が画成されていると共に、この本体1と一体にリザーバ2が設けられている。二 つの液圧室には管路3,4が接続されており、ブレーキペダルの踏み込みによっ て管路3,4内に液圧を発生させることができるようになっている。そして、こ れら管路3、4は後述するアンチスキッドブレーキモジュレータと接続されてい る。
【0009】 一方の液圧室と接続されている管路4は、自動ブレーキが非作動の時にはタン デムマスタシリンダ1とブレーキ圧制御弁6とを連通する構成を有する自動ブレ ーキアクチュエータ5を介してアンチスキッドブレーキモジュレータ中の二つの ブレーキ圧制御弁6に接続され、ブレーキ圧制御弁6は二つのホイルシリンダW /C(たとえば左右前輪)に接続されている。管路3は前述の油圧回路と同様に 自動ブレーキアクチュエータ5介してアンチスキッドブレーキモジュレータ中の 図示しない二つのブレーキ圧制御弁に接続され、ブレーキ圧制御弁6は二つのホ イルシリンダW/C(たとえば左右後輪)に接続されている。前記各ブレーキ圧 制御弁6はA,B,C3ポート3位置切換弁として構成されている。なお、前述 自動ブレーキアクチュエータの詳細は後述する。
【0010】 各ブレーキ圧制御弁6はリザーバ8に管路7を介して接続されており、前記リ ザーバ8はモータMによって駆動される液圧ポンプ9の吸引口に逆止弁10を介 して接続されている。また液圧ポンプ9の吐出口は逆止弁11介してダンパ12 および自動ブレーキアクチュエータ5に接続されている。また、ブレーキ圧制御 弁6にはブレーキ液を逃すためのチェック弁13が設けられている。図示しない もう一方のブレーキ圧制御弁の系統も同様の構成となっている。
【0011】 (アンチスキッドブレーキシステムの作用) 上記構成のもと、一つの車輪に注目してアンチスキッドブレーキモジュレータ の作動態様を説明すると、車両が走行中にブレーキペダルを急激に踏み込み急制 動した際にある車輪がロック傾向を示すと、電子制御装置はアンチスキッドブレ ーキモジュレータを次のように作動する。即ち、電子制御装置はブレーキ圧力を 先ず保持すべきものと判断すると、その車輪に対応したブレーキ圧制御弁6に信 号を送りブレーキ圧制御弁をB位置に切り換え、車輪のブレーキ力を一定に保持 する。また電子制御装置がブレーキ圧力を一定に保持するだけでは不十分でブレ ーキ圧力を弛めるべきであると判断すると、ブレーキ圧制御弁6はC位置に切換 えられ、車輪のホイルシリンダW/C中のブレーキ液はブレーキ圧制御弁6、管 路7を通ってリザーバ8に排出されブレーキが弛められる。リザーバ8に排出さ れたブレーキ液は直ちに液圧ポンプ9によって吸い込まれ液圧ポンプ9からの吐 出ブレーキ液はダンパ12を介しブレーキ圧制御弁6のA位置による再加圧に使 用されるか、あるいは自動ブレーキアクチュエータ5および管路3または4を介 してタンデムマスタシリンダ1へと戻される。これにより、ロック傾向を示した 車輪のロック状態は解除され、安定した状態での車両の減速又は停止が実現され る。
【0012】 (自動ブレーキシステムの構成について) 自動ブレーキシステムは前記自動ブレーキアクチュエータ5を作動させるための システムであり、以下の構成となっている。 図1において、リザーバ21は管路23を介して液圧ポンプ25の吸入口に接 続されており、液圧ポンプ25の吐出口は逆止弁26を介して流体圧源としての アキュムレータ27に接続されている。アキュムレータ27は管路29を介して パワー供給バルブとして機能するD、E2位置切換弁30に接続され、2位置切 換弁30は管路33を介して前述の自動ブレーキアクチュエータ5に接続されて いる。また、前記回路33は減圧バルブとして機能するF、G2位置切換弁31 を介してリザーバ21に接続されている。この2位置切換弁31はG位置に切り 替わると絞り流路を形成し、これによってシステム配管内で発生する脈動を防止 できるようにしてある。前記2位置切換弁30、31は自動ブレーキシステムが 非作動の時には前記自動ブレーキアクチュエータ5をリザーバ21に接続してお り、後述の態様で自動ブレーキシステムが作動すると2位置切換弁30、31が それぞれD位置、F位置からE位置、G位置に切り替わりアキュムレータ27か ら高圧の流体を自動ブレーキアクチュエータ5に供給できるようになっている。
【0013】 アキュムレータ27はリリーフバルブ22を介してリザーバ21と接続されて おり、アキュムレータ27の圧力が所定値以上に高くなるとリリーフバルブ22 からブレーキ液がリザーバ21に還流されるようになっている。さらにアキュム レータ27と2位置切換弁30との間の管路29には圧力検知手段28が設けら れており、管路29の圧力が所定値以下になるとこの圧力を圧力検知手段28が 検知してモータMを駆動し液圧ポンプ25を作動させて所定の液圧を常時アキュ ムレータ27に蓄圧しておくことができるようになっている。なお、流体圧源と してのアキュムレータ27は自動ブレーキアクチュエータ内のピストンを作動さ せ所定のブレーキ液圧を発生できるものであればどのようなものでも良い。
【0014】 電子制御装置が自動ブレーキを作動させる信号を出力すると、2位置切換弁3 0、31が、それぞれD位置、F位置からE位置、G位置に切り替わり、アキュ ムレータ27から高圧のブレーキ液が自動ブレーキアクチュエータ5に供給され 、これにより、自動ブレーキアクチュエータ5は後述する如く自動ブレーキアク チュエータ内の流路を切換え、ブレーキ圧制御弁を介してホイルシリンダW/C にブレーキ液を供給し、車輪に自動的に制動をかけることができることになる。
【0015】 (自動ブレーキアクチュエータ5の構成について) 自動ブレーキアクチュエータ5は自動ブレーキが作動しないときは、タンデム マスタシリンダ1とブレーキ圧制御弁とを連通し、自動ブレーキが作動すると、 アキュムレータ27からの流体圧でタンデムマスタシリンダ1とブレーキ圧制御 弁との連通を遮断すると同時に所定のブレーキ液圧をブレーキ圧制御弁6を介し てホイルシリンダW/Cに供給できる機能を有しており、以下一つの自動ブレー キアクチュエータ5に注目してその構成を詳述する。
【0016】 自動ブレーキアクチュエータ5はシリンダの一端側にホイルシリンダW/Cに 連通する流路52を、また他端側には自動ブレーキシステムの2位置切換弁30 を介してアキュムレータ27に連通する流路54を、さらにこれらの流路52、 54の間にアンチスキッドブレーキシステムの管路3または4を介してタンデム マスタシリンダ1に接続する流路53を有している。シリンダ本体51の中には 常時はスプリング56によって図中右方に付勢されているピストン55が摺動自 在に配置されている。流路52、53の間のシリンダ内にあるピストンの外周に はシール部材57が取付けられており、また、流路53、54の間のシリンダ内 にあるピストンの外周にはシール部材57′が取付けられている。また、ピスト ン55には、流路53と流路52とを連通する流路58が形成されており、この 流路58にはボール弁59が対向配置されている。ボール弁59はスプリンブ6 1により常時は図中右方に付勢されているが、ボール弁59のガイドロッド60 に設けられたストッパにより流路58を閉じることはなく、このため、自動ブレ ーキ非作動時には流路58は開放された状態となっている。
【0017】 したがって、自動ブレーキ非作動時にはマスターシリンダによって発生したブ レーキ液圧は流路53、流路58、流路52を通ってホイルシリンダW/Cにそ のまま供給されるようになっている。また、自動ブレーキ作動時には2位置切換 弁30、31が、それぞれD位置、F位置からE位置、G位置に切り替わりアキ ュムレータ27から高圧のブレーキ液が自動ブレーキアクチュエータ5に供給さ れる。ブレーキ液が自動ブレーキアクチュエータ内に供給されると、自動ブレー キアクチュエータ5内のピストン55はこの液圧で図中左方に移動する。ピスト ン55の初期作動により流路58がボール弁59によって閉じられ、この状態で さらにブレーキ液が自動ブレーキアクチュエータ内に供給されつづけると、ピス トン55はスプリング56の付勢力に抗してさらに図中左方に移動する。ピスト ン55のこの移動により、ピストン55と自動ブレーキアクチュエータとで区画 された液室S内のブレーキ液が流路52から吐出され、アンチスキッドブレーキ システムとして使用するブレーキ圧制御弁を介してホイルシリンダW/Cにブレ ーキ液を供給し、車輪に自動的に制動をかけることができることになる。この時 の状態は公知のマスターシリンダと同様の機能を果たしている。以上のように流 路54から自動ブレーキアクチュエータにアキュムレータ27からの液圧が供給 されると自動的に車輪にブレーキがかかることになる。なお、自動ブレーキ作動 時に緊急事態が発生し、急ブレーキをかける必要が生じた時には、ブレーキペダ ルを踏むとマスターシリンダで発生した高圧のブレーキ液が前記シール部材57 のリップを変形させながら流路52に流れ込みブレーキ力を一段と高めることが できる。
【0018】 (自動ブレーキシステムの作動について) 以上の構成のもと電子制御装置が車両前方の物体との距離が所定値以下と判断 し、電子制御装置が自動ブレーキを作動させる信号を出力すると、2位置切換弁 30、31が、それぞれD位置、F位置からE位置、G位置に切り替わりアキュ ムレータ27から高圧の流体圧が自動ブレーキアクチュエータ5に供給され、車 輪に自動的に制動をかけることができることになる。この状態の時に車輪にロッ ク状態が生じるとアンチスキッドブレーキシステムが作動し車輪のロック状態を 回避することができる。また、自動ブレーキの強さは、電子制御装置により2位 置切換弁30、31を制御することによりコントロールすることができる。
【0019】 ところで、上記自動ブレーキ装置においては、電子制御装置が車体速度と車間 距離に基づいて、自動ブレーキを作動させる信号を出力すると、2位置切換弁3 0、31が、それぞれD位置、F位置からE位置、G位置に切り替わる。この時 、アキュムレータ27からの高圧が急激に自動ブレーキアクチュエータ5に供給 され配管中にブレーキ液圧の脈動が生じることがある。本実施例では、こうした 脈動が生じても、2位置切換弁31に絞り流路が形成されているため、この絞り 流路を通って一部のブレーキ液がリザーバ21に還流し、配管中の脈動を防止す ることができる。自動ブレーキアクチュエータ5に供給された高圧の流体は、自 動ブレーキアクチュエータ5内の流路58を切換え、アンチスキッドブレーキシ ステムとして使用するブレーキ圧制御弁を介してホイルシリンダW/Cにブレー キ液を供給し、車輪に自動的に制動をかけることができることになる。
【0020】
【考案の効果】
以上詳細に述べた如く本考案によれば従来のアンチスキッドブレーキシステム の油圧回路中に自動ブレーキ用のアクチュエータを組み込み電子制御装置によっ てシステムを綜合的に制御することができるようにたため、小型でかつ高性能な 自動ブレーキ装置を得ることができる。さらに、本考案では、自動ブレーキアク チュエータの流体圧源に連通する流路を減圧手段を介してリザーバと連通可能に 構成してあるため、自動ブレーキを作動させるために2位置切換弁30を切換え た時に発生する配管内の脈動圧の一部を前記減圧弁を介してリザーバに還流し脈 動を解消できるようにしており、脈動によって発生する異音などを防止すること ができる、等の優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る液圧ブレーキ装置の油圧
配管図である。
【図2】本考案の自動ブレーキアクチュエータ装置の詳
細断面図である。
【符号の説明】
1 タンデムマスターシリンダ 2 リザーバ 5 自動ブレーキアクチュエータ 5′ タンデム型自動ブレーキアクチュエータ 6 A、B、C3ポート3位置切換弁 8 リザーバ 9、25 液圧ポンプ 12 ダンパ 27 アキュムレータ 28 液圧検知手段 30 パワー供給バルブとしての2位置切換弁 31 減圧弁としての2位置切換弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターシリンダからアンチスキッドブ
    レーキモジュレータにいたるブレーキ配管系統中にそれ
    ぞれ自動ブレーキアクチュエータを配置して、車間距離
    が基準距離よりも短くなると自動的に前記自動ブレーキ
    アクチュエータを作動して車両にブレーキが作動するよ
    うにした車両用自動ブレーキ装置であって、前記自動ブ
    レーキアクチュエータはシリンダとこのシリンダ内に摺
    動自在に配置したピストンと前記ピストンを移動させる
    べく作用する流体圧源に連通する流路とを有し、前記自
    動ブレーキアクチュエータの流体圧源に連通する流路は
    減圧手段を介してリザーバと連通可能になっており、前
    記ピストンは常時はマスターシリンダとホイルシリンダ
    との流路を連通しており、自動ブレーキ作動時には流体
    圧源からの流体圧によりピストンが移動してマスターシ
    リンダとホイルシリンダとの流路を閉じるとともに所定
    のブレーキ液圧を発生し、前記流体圧を前記減圧手段を
    介してリザーバに還流すべく構成したことを特徴とする
    自動ブレーキ装置
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017520459A (ja) * 2014-06-30 2017-07-27 フレニ・ブレンボ エス・ピー・エー 自動制御された車両用ブレーキシステムおよび車両用ブレーキシステムの作動制御方法

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