JPH05164580A - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

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Publication number
JPH05164580A
JPH05164580A JP33349191A JP33349191A JPH05164580A JP H05164580 A JPH05164580 A JP H05164580A JP 33349191 A JP33349191 A JP 33349191A JP 33349191 A JP33349191 A JP 33349191A JP H05164580 A JPH05164580 A JP H05164580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
pressure
pressure regulator
pipe line
branch
Prior art date
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Pending
Application number
JP33349191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Suzuki
健一 鈴木
Katsuro Fujimoto
克郎 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP33349191A priority Critical patent/JPH05164580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低流量域において精度よく、かつ信頼性の高
い流量計測ができる流量計測装置の提供。 【構成】 管路10の上流側に第1の圧力調整器11を
配置すると共に、この管路10の下流側に第2の圧力調
整器13を配置し前記第1の圧力調整器11と第2の圧
力調整器13の間の管路10aおよび第2の圧力調整器
13の下流側管路10bとを連通する分岐管路20を設
け、この分岐管路20に第3の圧力調整器22を配置
し、この分岐管路20の上流側分岐位置10cと第3の
圧力調整器22との間にオリフィス管21aを配置し、
オリフィス管21aの前後の圧力差を測定する圧力検知
部21b、圧力差より流量を計算する演算部14を設け
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流量計測装置に関し、さ
らに詳しくは低流量域において精度よく、しかも信頼性
の高い流量計測ができるようにした流量計測装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ガス供給システムにおいては、使用量の
管理やガス漏れ検知のために流量計が用いられており、
一般に高流量域を対象にした流量計が使用されている。
ところが、高流量域を対象にした流量計はレンジアビリ
テイが20倍程度であるため、このような流量計により
低流量域の計測を行うと、各器差による誤差が大きく、
感度も悪く、さらに信頼性にも欠ける恐れがあり、高流
量域を対象にした流量計で低流量域までの計測を行うの
には限界があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の流量計測装置は、高流量域の流量計測を対象にしてい
る関係上低流量域にまでわたって精度よく、しかも信頼
性の高い流量計測を行なうには限界があった。従って、
ガス漏れ検知など低流量域における流量計測は精度、信
頼性が低く、安全管理上困難であった。
【0004】そこで本発明の目的は、低流量域におい
て、精度よく、しかも信頼性の高い流量計測を行うこと
ができるようにした流量計測装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、管路の上流側に第1の圧力調整器を配置
すると共に、この管路の下流側に第2の圧力調整器を配
置し前記第1の圧力調整器と第2の圧力調整器の間の管
路および第2の圧力調整器の下流側管路を連通する分岐
管路を設け、この分岐管路に第3の圧力調整器を配置
し、この分岐管路の上流側分岐位置と第3の圧力調整器
との間にオリフィス管を配置し、オリフィス管の前後の
圧力差を測定する圧力検知部、圧力差より流量を計算す
る演算部を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明にあっては、第3の圧力調整器の閉塞圧
を第2の圧力調整器の閉塞圧より高く設定することによ
り、低流量域時において、供給ガス圧の上昇により第2
の圧力調整器が先に閉塞することになり、供給ガスは自
動的に分岐管路だけを通るよう切換わる。その結果、低
流量域の流量を正確に計測できるので、高精度にガス漏
れを検知することができると共に、低流量域になると確
実に流路が切換わるので漏洩検知に対する信頼性を高く
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面を参照しながら一実施例
により説明する。本実施例は、本発明をガス供給システ
ムに適用したものである。図1は本実施例の構成説明
図、図2は同じく流量検知手段の計測原理説明線図、図
3は同じく第1の圧力調整器および第2の圧力調整器の
出口側圧力対流量の特性線図である。
【0008】本発明は、管路10の上流側に第1の圧力
調整器11を配置すると共に、この管路10の下流側に
第2の圧力調整器13を配置し前記第一の圧力調整器1
1と第2の圧力調整器13の間の管路10aおよび第2
の圧力調整器13の下流側管路10bとを連通する分岐
管路20を設け、この分岐管路20に第3の圧力調整器
22を配置し、さらにこの分岐管路20の上流側分岐位
置10cと第3の圧力調整器22との間に流量検知手段
21を配置した流量計測装置である。
【0009】さらに詳述すると、管路10には上流側か
ら第1の圧力調整器11、流量センサ例えば流量センサ
12および第2の圧力調整器13が順次配置されてい
る。また、第1の圧力調整器11と流量センサ12の間
の管路10aと第2の圧力調整器13の下流側の管路1
0bとを連通する分岐管路20が設けられている。この
分岐管路20には、分岐位置10cから合流位置10d
までの間に上流側から流量検知手段21、第3の圧力調
整器22が順次配置されている。
【0010】上記第1の圧力調整器11は、入り口側圧
力P0 :0.7〜15.6kgf/cm2 を中間圧力P1
0.5kgf/cm2 に減圧して安定供給するものである。ま
た、流量センサ12は例えば流量センサを使用し、流量
を計測する。さらに第2の圧力調整器13と第3の圧力
調整器22とは、管路10のガス流量が低流量域の場合
には、全供給ガスが分岐管路20を通るようにする差圧
方式管路切換え手段を構成している。すなわち、第3の
圧力調整器22の出口圧力(閉塞圧力)は、第2の圧力
調整器13の出口圧力(閉塞圧力)より少し高く設定し
てある。
【0011】そして供給ガスの流量が高流量域のとき
は、第2の圧力調整器13および第3の圧力調整器22
の下流側の管路10bおよび管路20b内の供給ガス圧
2 は、両圧力調整器13、22の閉塞圧力より十分低
い状態となるが、低流量域のときには、管路10b、2
0bの中の上記ガス圧P2 は次第に高くなり、第2の圧
力調整器13の閉塞圧力に達すると、第2の圧力調整器
13は閉塞し、全ての供給ガスは分岐管路20を通って
供給されることになる。この供給ガスは後述する流量検
知手段21により高精度に捕捉計測される。
【0012】上記流量検知測手段21は、低流量域にお
いて高精度に流量測定を行うもので、オリフィス管21
aを備えており、計測の原理は、このオリフィス管21
aに供給ガスを通過させると、オリフィス管21aの上
流側と下流側との間に圧力差ΔPが生じる。第2図は横
軸に流量Qをとり、縦軸に圧力差ΔPをとった線図で、
各入り口側圧力P1 、P1 ′、P1 ″(P1 >P1 ′>
1 ″)に付き流量Qと圧力差ΔPとの関係を示してい
るが、この各線図a、b、cが示すように、圧力差ΔP
は流量Qに比例している。この比例関係を利用して低流
量域の計測を行う。この流量検知手段21は、この圧力
差ΔPを圧力計21bで検知し、演算部21cで圧力差
ΔPと流量Qとの関係を演算処理して流量Qを求め、低
流量信号を発信するようになっている。
【0013】次ぎに、図3を参照して本実施例の作用に
つき説明する。図3は横軸に各第2の圧力調整器13お
よび第3の圧力調整器22の流量をとり、縦軸に管路1
0b、20b内の供給ガス圧P2 をとった線図で、曲線
mは第2の圧力調整器13の場合であり、曲線nは第3
の圧力調整器22のものである。また、圧力Paは第2
の圧力調整器13の閉塞圧力(作動圧力)であり、圧力
Pbは第3の圧力調整器22の閉塞圧力(作動圧力)で
ある。
【0014】ガス供給量の多い高流量域である昼間にお
いては、圧力P2 は各閉塞圧力(作動圧力)Pa、Pb
より低く、両圧力調整器13、22を通ってガスは供給
される。しかし、ガス供給量の少ない低流量域である深
夜などにおいては、供給量の減少と共に、管路10b、
20b内の圧力P2 が上昇し、流量Q0 においては、圧
力P2 は閉塞圧力Paとなり、第2の圧力調整器13は
閉塞し、微少流量Q0 は、全て分岐管路20を通って管
路20b、10bを経て供給されることになる。すなわ
ち、例えばガス漏れがある場合は、確実にガスの流路は
切換わり、その流量を捕捉することができる。
【0015】また、低流量域から流量が増加する場合
は、最初は、上述したように、第3の圧力調整器22を
経てガスは供給されるが、供給量の増加と共に、次第に
圧力P2 が低下し、流量Q0 において第2の圧力調整器
13の作動圧力Paとなり、両圧力調整器13、22を
経て、ガスは供給されるようになる。なお、低流量域に
おける流量計測においては、オリフィス管21aへの入
り口側の圧力が変動すると、正確な流量計測ができない
ので、流量が変動しても入り口側の圧力が変動しないよ
うに、第1の圧力調整器11により圧力P1 を正確に一
定に保つようになっている。流量センサ12と演算部2
1cで測定された流量は積算部14で合計される。
【0016】さらに、オリフィス管21などを通過した
後の供給ガス圧を、第2の圧力調整器13および第3の
圧力調整器22により、ガス圧P2 を280mmH2 Oに
安定させて供給する。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の流量計測
装置は、管路に第1の圧力調整器および第2の圧力調整
器を配置し、これら両圧力調整器の間の管路と第2の圧
力調整器より下流側の管路とを連通する分岐管路を設
け、この分岐管路に流量検知手段および第3の圧力調整
器をもうけて構成されている。従って、第3の圧力調整
器の閉塞圧力を第2の圧力調整器の閉塞圧力より高く設
定することにより、ガス圧力が上昇する低流量域におい
ては、ガス圧が第2の圧力調整器の閉塞圧を超えると管
路を通るガスを全て分岐管路を通るようにすることがで
き、微少流量を正確に検知することができる。その結
果、高精度、高信頼性のもとにガス漏れを検知できるの
で、ガス供給システムなどにおいては、安全性を大幅に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成説明図。
【図2】同じく要部(流量検知手段)の原理説明線図。
【図3】同じく作用説明線図。
【符号の説明】
10 管路 10a 第1の圧力調整器と第2の圧力調整器の間の管
路 10b 下流側管路 10c 上流側分岐位置 11 第1の圧力調整器 13 第2の圧力調整器 20 分岐管路 21 流量検知手段 22 第3の圧力調整器 21a オリフィス管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路の上流側に第1の圧力調整器を配置
    すると共に、この管路の下流側に第2の圧力調整器を配
    置し前記第1の圧力調整器と第2の圧力調整器の間の管
    路および第2の圧力調整器の下流側管路を連通する分岐
    管路を設け、この分岐管路に第3の圧力調整器を配置
    し、この分岐管路の上流側分岐位置と第3の圧力調整器
    との間にオリフィス管を配置し、オリフィス管の前後の
    圧力差を測定する圧力検知部、圧力差より流量を計算す
    る演算部を設けた流量計測装置。
JP33349191A 1991-12-17 1991-12-17 流量計測装置 Pending JPH05164580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33349191A JPH05164580A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 流量計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33349191A JPH05164580A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 流量計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05164580A true JPH05164580A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18266654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33349191A Pending JPH05164580A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 流量計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05164580A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7000288B2 (en) 2000-01-13 2006-02-21 Dyson Limited Hose and wand assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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