JPH05163814A - 板状建材の乾式施工方法 - Google Patents

板状建材の乾式施工方法

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JPH05163814A
JPH05163814A JP35271891A JP35271891A JPH05163814A JP H05163814 A JPH05163814 A JP H05163814A JP 35271891 A JP35271891 A JP 35271891A JP 35271891 A JP35271891 A JP 35271891A JP H05163814 A JPH05163814 A JP H05163814A
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JP
Japan
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plate
building material
board
shaped
vertical piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP35271891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishizaki
剛 石崎
Jiro Kobayashi
次郎 小林
Keisuke Sugiura
圭介 杉浦
Yasumasa Oka
康正 岡
Kazuma Kato
一馬 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH05163814A publication Critical patent/JPH05163814A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状建材を張付施工するに際して、躯体側の
支持金具の高さ位置を予め厳格に位置出ししておかなく
ても、板状建材を適正な高さ位置において張付施工でき
る乾式施工方法を提供することを目的とする。 【構成】 垂直片部25を有する被支持具22を板状建
材19裏面に取り付ける一方、該垂直片部25に対応す
る垂直片部26を有する支持具18を躯体16側から延
び出させ、該板状建材19を設定位置に合せて位置決定
しつつ決定位置において一対の垂直片部25,26を貫
通するようにビス,リベット等止付具28を止め付けて
それら垂直片部25,26を締結することにより該板状
建材19を躯体16に固定していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は板状建材の乾式施工方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイル等の板状建材の乾式施工方法とし
て、従来、図4に示す施工方法が知られている。
【0003】この施工方法では、板状建材100の裏面
から突出させたボルト102に対するナット104の締
込みによって金具片106を取り付ける一方、躯体10
8に設けたアンカーボルト110へのナット112の締
込みによって、別途の金具片114を躯体108側から
延び出させ、そしてそれら一対の金具片106,114
をボルト116,ナット118の締込みによって連結す
るようにしている。
【0004】この施工方法では、一対の金具片106,
114によって板状建材100の重量を支持するととも
に、一方の金具片114に設けた長穴120を利用して
板状建材100の出入調整、即ち板状建材100の前後
方向の位置調整を行うようにしている。
【0005】尚上側の板状建材100にはボルト10
2,ナット104により別途の金具片122が取り付け
られ、この金具片122が上記金具片106に設けられ
た上向きの係合片124に係合させられ、以て上側の板
状建材100の下端の位置決めが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの施工
方法の場合、板状建材100を固定したときの高さ位置
が躯体側の金具片114の高さ位置によって定まってく
ることから、金具片106と114とを連結して板状建
材100を固定する前に金具片114の高さを厳密に適
正高さ位置に位置出ししておかなければならない問題が
ある。
【0007】特にこの種の施工方法の場合、躯体側の支
持用金具片114として横方向に長い長尺物を用いるの
が施工を簡略化する上で望ましいが、このようにすると
板状建材100を個々に固定していく際に、各板状建材
100の他の建材100等に対する相対位置を合わせな
がら独立して微調整するのが難しいといった問題があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたものであり、その要旨は、垂
直片部を有する被支持具を板状建材裏面に取り付ける一
方、該垂直片部に対応する垂直片部を有する支持具を躯
体側から延び出させ、それら垂直片部を重ね合せるとと
もに該板状建材を設定位置に合せて位置決定し、該決定
位置において該垂直片部の該重ね合せ部を貫通するよう
にビス,リベット等止付具を止め付けてそれら垂直片部
を締結することにより、該板状建材を躯体に固定してい
くことにある。
【0009】
【作用及び発明の効果】このように本発明は支持具と被
支持具とに垂直片部を形成し、それらの重ね合せ部にビ
ス,リベット等を打ち込むことによって板状建材の固定
を行うものである。
【0010】従って板状建材の固定に際して、予め躯体
側の支持具の高さ位置を厳格に位置出ししておく必要が
ないし、また躯体側の支持具として横方向に長い長尺物
を用いた場合においても、板状建材を個々に固定してい
く過程で各板状建材ごとに独立してその位置を調整する
ことが可能であり、仕上り状態を良好なものとすること
ができる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は第一の支持金具であって
L字状を成し、アンカーボルト12とナット14とによ
り躯体16に取り付けられている。
【0012】この第一の支持金具10には、躯体16表
面に沿った水平方向に長尺を成す断面T字状の第二の支
持金具18が、ボルト20及びナット21により連結さ
れている。
【0013】一方、タイル等大型(例えば30cm角以
上)の板状建材19の裏面上端部と下端部とにはボルト
23が取り付けられており、これらボルト23によって
被支持金具22と係合金具24とがそれぞれ上向き及び
下向きに固定されている。
【0014】被支持金具22には垂直片部25が形成さ
れており、この垂直片部25がT字状の第二支持金具1
8の垂直片部26と重ね合された上、それらの重ね合せ
部においてビス28により互いに締結されている。
【0015】被支持金具22の上端部は、T字状の第二
支持金具18との間に係合溝30を形成するように屈曲
させられ、この係合溝30に上記係合金具24が係合さ
せられている。
【0016】この係合金具24は、板状建材19の支持
のためのものではなく、上段側の板状建材19における
下端部の前後方向(板面と直角方向)の位置決めのため
のものである。
【0017】上記ボルト23の板状建材19への取付構
造が図2に示されている。図において32は板状建材1
9に形成された固定穴で、奥側端部に開口よりも大径の
被係合凹部34が形成されている。
【0018】36は筒状の拡開部材であって軸方向にす
り割溝38が設けられ、このすり割溝38によって全体
的に軸直角方向に拡開可能とされている。
【0019】この拡開部材36は、一端側にフランジ部
40を有するとともに他端側に係止凸部42を有し、図
2(B)に示しているようにこの係止凸部42が固定穴
32の被係止凹部34に係止され、それらの係合作用に
基づいて固定穴32から抜止めされる。
【0020】拡開部材36の内周面は係止凸部42の側
に進むにつれて径が漸次小となるようなテーパ面44と
されるとともにこのテーパ面44に雌ねじ46が刻設さ
れ、ここにボルト23がねじ込まれるようになってい
る。
【0021】この取付構造においては、拡開部材36を
固定穴32に挿入した状態でボルト23を拡開部材36
の雌ねじにねじ込むと、拡開部材36が強制的に拡開さ
れ、その外周面が固定穴32の内周面に密着するととも
に係止凸部42が固定穴32の被係止凹部34に係止す
る。これにより拡開部材36及びボルト23が板状建材
19にしっかりと固定される。
【0022】尚、長さの短いボルトを拡開部材36にね
じ込んでこれを固定穴32に固定した後、別途にボルト
を拡開部材36にねじ込み、このボルトを板状建材19
の裏面に突出させるようにすることもできる。つまり板
状建材19の裏面から突出させるボルトと拡開部材36
固定用のボルトとを別体構成とすることも可能である。
【0023】またリベット状の部材を拡開部材内周面に
打ち込むことによってこれを固定することも可能である
等、かかる拡開部材の固定手段、拡開部材へのボルトの
固定手段として他の様々な手段を採用することが可能で
ある。
【0024】本例の方法では、図3に示しているように
予め躯体16側に第一支持金具10と第二支持金具18
とを取り付けておく一方、板状建材19の裏面に被支持
金具22と係合金具24とを取り付けておき、そして板
状建材19を所定位置に持ち来した上、適正位置に位置
調整した段階でビス28を第二支持金具18の垂直片部
26と被支持金具22の垂直片部25との重ね合せ部に
ねじ込む。
【0025】この段階で板状建材19は第一支持金具1
0及び第二支持金具18に固定されて荷重支持されると
ともに上下,左右方向の位置が規定され、以後ビス28
の止付作用で位置ずれ防止される。
【0026】次に上段側の板状建材19を持ち来して下
端側の係合金具24を、被支持金具22とT字状の第二
支持金具18とにより形成された係合溝30内に挿入し
て係合させ、次に上端部を上記と同様の手順で第一支持
金具10及び第二支持金具18を介して躯体16に固定
する。
【0027】以後同様の操作を繰り返していくことによ
り、板状建材19を次々と躯体16に張り付けていくこ
とができる。
【0028】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明においては上記ビス
28に代えてリベットを用いることも可能であるし、ま
た本発明はタイル以外に石材その他の材質から成る板状
建材の張付施工に際して適用することが可能であるな
ど、その主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識
に基づき様々な変更を加えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例方法の説明図である。
【図2】図1におけるボルトの取付構造の説明図であ
る。
【図3】図1の施工方法における板状建材の施工手順の
説明図である。
【図4】従来の乾式施工方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
10,18 支持金具 19 板状建材 22 被支持金具 25,26 垂直片部 28 ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 康正 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 加藤 一馬 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直片部を有する被支持具を板状建材裏
    面に取り付ける一方、該垂直片部に対応する垂直片部を
    有する支持具を躯体側から延び出させ、それら垂直片部
    を重ね合せるとともに該板状建材を設定位置に合せて位
    置決定し、該決定位置において該垂直片部の該重ね合せ
    部を貫通するようにビス,リベット等止付具を止め付け
    てそれら垂直片部を締結することにより、該板状建材を
    躯体に固定していくことを特徴とする板状建材の乾式施
    工方法。
JP35271891A 1991-12-16 1991-12-16 板状建材の乾式施工方法 Pending JPH05163814A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101068472B1 (ko) * 2011-02-21 2011-09-28 (주)이에프코리아 벽체용 패널 이음 장치 및 그 시공방법
KR20210026540A (ko) * 2019-08-30 2021-03-10 주식회사 동건 건축물의 단열벽 구조

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02217561A (ja) * 1989-02-18 1990-08-30 Kubota Ltd 建物における板状建材の取付構造

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