JPH05163630A - ネット状編織物の製造方法 - Google Patents
ネット状編織物の製造方法Info
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- JPH05163630A JPH05163630A JP3351457A JP35145791A JPH05163630A JP H05163630 A JPH05163630 A JP H05163630A JP 3351457 A JP3351457 A JP 3351457A JP 35145791 A JP35145791 A JP 35145791A JP H05163630 A JPH05163630 A JP H05163630A
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- Japan
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- film
- melting point
- yarn
- synthetic fiber
- laminated
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- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 引張及び引き裂きに対する抵抗性が高く、剛
性が有り、かつ耐光性に優れ、品質が均一で、特に土木
用の盛土補強または軟弱地盤改良のための敷網として使
用するのに好適なネット状製編織物を提供する。 【構成】 合成繊維糸条を、外合成繊維糸条よりも融点
が低く、かつ遮光性を備え、かつ融点差を有する積層ス
リット状フィルム2で完全に被覆し、得られた被覆糸条
3を経糸および緯糸に使用し格子状に製編または製織し
て粗目の基布となし、次いで上記積層スリット状フィル
ムの低融点部分のみ溶融する事で、前記基布の経糸およ
び緯糸を両者の交差部で融着一体化する。
性が有り、かつ耐光性に優れ、品質が均一で、特に土木
用の盛土補強または軟弱地盤改良のための敷網として使
用するのに好適なネット状製編織物を提供する。 【構成】 合成繊維糸条を、外合成繊維糸条よりも融点
が低く、かつ遮光性を備え、かつ融点差を有する積層ス
リット状フィルム2で完全に被覆し、得られた被覆糸条
3を経糸および緯糸に使用し格子状に製編または製織し
て粗目の基布となし、次いで上記積層スリット状フィル
ムの低融点部分のみ溶融する事で、前記基布の経糸およ
び緯糸を両者の交差部で融着一体化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネット状編織物、特
に土木用の盛土補強または、軟弱地盤改良等の目的で使
用するのに好適なネット状編織物の製造方法に関する。
に土木用の盛土補強または、軟弱地盤改良等の目的で使
用するのに好適なネット状編織物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】軟弱地盤の改良や、盛土補強のために敷
網法が盛んに利用されている。これらの工法に使用され
る敷網として、融点の異なる2種の合成繊維の集束糸条
からなり、融点の低い繊維を熱溶融して得られた格子状
合成繊維編織物(特開平2−229263号公報参
照)、および経糸と緯糸からなる網目織物状基布を熱可
塑性重合体でコーティングして得られた通風性シート
(特開昭62−250243号公報参照)が知られてい
る。
網法が盛んに利用されている。これらの工法に使用され
る敷網として、融点の異なる2種の合成繊維の集束糸条
からなり、融点の低い繊維を熱溶融して得られた格子状
合成繊維編織物(特開平2−229263号公報参
照)、および経糸と緯糸からなる網目織物状基布を熱可
塑性重合体でコーティングして得られた通風性シート
(特開昭62−250243号公報参照)が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】盛土補強用の敷網に要
求される特性として引張りおよび引き裂きに対する高い
抵抗性、優れた剛性、そして比較的均一な品質等が挙げ
られる。
求される特性として引張りおよび引き裂きに対する高い
抵抗性、優れた剛性、そして比較的均一な品質等が挙げ
られる。
【0004】上記の融点が異なる2種類の合成繊維の集
束糸条を使用する方法は、格子状編織物を構成する糸条
の低融点繊維すなわち熱溶融される繊維が、高融点繊維
すなわち芯糸を完全に被覆しないため、糸条の交差部を
低融点繊維の溶融により完全に融着一体化することが難
しく、交差部の接着強力が不十分になる等の問題があっ
た。また、芯糸が露出しているため、耐腐食性や耐薬品
性が不十分であり、更に芯糸を被覆している部分におい
ても、被覆する側の低融点繊維の遮光性が不十分である
ため、長時間放置により、紫外線劣化を生じるなどの問
題があった。
束糸条を使用する方法は、格子状編織物を構成する糸条
の低融点繊維すなわち熱溶融される繊維が、高融点繊維
すなわち芯糸を完全に被覆しないため、糸条の交差部を
低融点繊維の溶融により完全に融着一体化することが難
しく、交差部の接着強力が不十分になる等の問題があっ
た。また、芯糸が露出しているため、耐腐食性や耐薬品
性が不十分であり、更に芯糸を被覆している部分におい
ても、被覆する側の低融点繊維の遮光性が不十分である
ため、長時間放置により、紫外線劣化を生じるなどの問
題があった。
【0005】また、経糸と緯糸からなる網目織物状基布
を熱可塑性重合体でコーティングする方法では、そのコ
ーティング作業が複雑で、熟練を要するため、熱可塑性
重合体を均一にコーティングすることが難しく、引張り
や引き裂きに対する抵抗性および剛性等の均一な製品が
得られない等の問題があった。
を熱可塑性重合体でコーティングする方法では、そのコ
ーティング作業が複雑で、熟練を要するため、熱可塑性
重合体を均一にコーティングすることが難しく、引張り
や引き裂きに対する抵抗性および剛性等の均一な製品が
得られない等の問題があった。
【0006】この発明は、上記の様な問題を解決し、引
張り及び引き裂きに対する抵抗性が高く、剛性があり、
比較的均一な品質でかつ、耐(光)候性に優れ敷網とし
て好適なネット状編織物を提供するものである。
張り及び引き裂きに対する抵抗性が高く、剛性があり、
比較的均一な品質でかつ、耐(光)候性に優れ敷網とし
て好適なネット状編織物を提供するものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】この発明は、合成繊維糸条
を、該合成繊維糸条よりも融点が低く、かつ、融点差を
有する積層スリット状フィルムで被覆し、得られた被覆
糸条を格子状に製編または製織して粗目の基布となし、
次いで上記積層スリット状フィルムの低融点フィルムの
みを溶融する事により、前記基布の交差部で融着一体化
することを特徴とするネット状編織物の製造方法であ
る。
を、該合成繊維糸条よりも融点が低く、かつ、融点差を
有する積層スリット状フィルムで被覆し、得られた被覆
糸条を格子状に製編または製織して粗目の基布となし、
次いで上記積層スリット状フィルムの低融点フィルムの
みを溶融する事により、前記基布の交差部で融着一体化
することを特徴とするネット状編織物の製造方法であ
る。
【0008】この発明において、合成繊維糸条は、少な
く共この合成繊維糸条を被覆する積層スリット状フィル
ムの低融点フィルム部分よりも融点が高く、前記フィル
ムの融点で、実質的に溶融しない事、すなわち、軟化し
たり変形したりしない事が必要であり、そのためには積
層フィルムの低融点フィルム部分との融点差が、20℃
以上である事、特に20〜200℃であることが望まし
い。融点の差が20℃未満であると、加熱温度のバラツ
キから溶融しない部分が発生したり、芯糸が溶融したり
して品質にバラツキが生じ易い。
く共この合成繊維糸条を被覆する積層スリット状フィル
ムの低融点フィルム部分よりも融点が高く、前記フィル
ムの融点で、実質的に溶融しない事、すなわち、軟化し
たり変形したりしない事が必要であり、そのためには積
層フィルムの低融点フィルム部分との融点差が、20℃
以上である事、特に20〜200℃であることが望まし
い。融点の差が20℃未満であると、加熱温度のバラツ
キから溶融しない部分が発生したり、芯糸が溶融したり
して品質にバラツキが生じ易い。
【0009】この発明において用いられるフィムルは、
20℃以上融点差のある少なくとも2種類以上からなる
積層フィルムである事が必要である。用いられるフィル
ムが単層フィルムであると、熱融着時にフィルムが全て
溶融してしまう為に、フィルムのドリップが発生しやす
く芯糸が露出したり、またフィルムの収縮応力の発生に
よりネット状編織物が変形してくる可能性がある為好ま
しくない。また積層フィルムの高融点フィルムと低融点
フィルムの融点差が20℃未満であると、熱融着時加熱
温度のバラツキ等により、高融点フィルム部分も溶融す
る可能性があるため好ましくない。高融点フィルム部分
も溶融すると、低融点フィルム部分のみの溶融に比べ高
い熱収縮が発生し、ネット状編織物が変形したり、また
芯糸が露出したりする可能性がある為好ましくない。積
層フィルム形態としては、内層が高融点フィルムで外層
が低融点フィルムにより少なく共サンドイッチ状に積層
されている事が望ましい。高融点フィルムが外層にある
と、加熱しても溶融しない為、好ましくない。
20℃以上融点差のある少なくとも2種類以上からなる
積層フィルムである事が必要である。用いられるフィル
ムが単層フィルムであると、熱融着時にフィルムが全て
溶融してしまう為に、フィルムのドリップが発生しやす
く芯糸が露出したり、またフィルムの収縮応力の発生に
よりネット状編織物が変形してくる可能性がある為好ま
しくない。また積層フィルムの高融点フィルムと低融点
フィルムの融点差が20℃未満であると、熱融着時加熱
温度のバラツキ等により、高融点フィルム部分も溶融す
る可能性があるため好ましくない。高融点フィルム部分
も溶融すると、低融点フィルム部分のみの溶融に比べ高
い熱収縮が発生し、ネット状編織物が変形したり、また
芯糸が露出したりする可能性がある為好ましくない。積
層フィルム形態としては、内層が高融点フィルムで外層
が低融点フィルムにより少なく共サンドイッチ状に積層
されている事が望ましい。高融点フィルムが外層にある
と、加熱しても溶融しない為、好ましくない。
【0010】上記の合成繊維と少なくとも一方の融点が
前記合成繊維糸条よりも低い融点を有する積層フィルム
の組み合わせとしては、例えばポリエステル繊維と内層
がポリプロピレン、外層がポリエチレンの3層積層フィ
ルム、ポリエステル繊維と内層が高密度ポリエチレン、
外層が低密度ポリエチレンの3層積層フィルム等が挙げ
られる。
前記合成繊維糸条よりも低い融点を有する積層フィルム
の組み合わせとしては、例えばポリエステル繊維と内層
がポリプロピレン、外層がポリエチレンの3層積層フィ
ルム、ポリエステル繊維と内層が高密度ポリエチレン、
外層が低密度ポリエチレンの3層積層フィルム等が挙げ
られる。
【0011】この発明のスリット状積層フィルムは遮光
性を有する事が望ましい。この遮光性を有するフィルム
は、可視域の光透過率が30%以下であり、特に可視域
の光透過率10%以下である事が好ましい。また300
μm〜400μmの紫外線カット率が70%以上であり
更に好ましくは90%以上である事が好ましい。可視域
の光透過率が30%を越えると、ネット状編織物を屋外
で使用する場合、太陽光により、合成繊維糸条が経時的
に光劣化し、強力保持率が低下して来る為良くない。
又、300μm〜400μmの紫外線カット率が70%
未満の場合も上記と同様にネット状編織物を屋外で使用
する場合、太陽光により、合成繊維糸条が経時的に光劣
化し、強力保持率が低下して来る為良くない。
性を有する事が望ましい。この遮光性を有するフィルム
は、可視域の光透過率が30%以下であり、特に可視域
の光透過率10%以下である事が好ましい。また300
μm〜400μmの紫外線カット率が70%以上であり
更に好ましくは90%以上である事が好ましい。可視域
の光透過率が30%を越えると、ネット状編織物を屋外
で使用する場合、太陽光により、合成繊維糸条が経時的
に光劣化し、強力保持率が低下して来る為良くない。
又、300μm〜400μmの紫外線カット率が70%
未満の場合も上記と同様にネット状編織物を屋外で使用
する場合、太陽光により、合成繊維糸条が経時的に光劣
化し、強力保持率が低下して来る為良くない。
【0012】この発明において、合成繊維糸条は、積層
スリット状フィルムを螺旋状に巻付けて被覆されるが、
この場合、合成繊維糸条は表面に出ないように完全に被
覆し、更に、スリット状フィルムの低融点フィルム部分
のみ溶融する。このとき合成繊維糸条が表面に出ない様
にする事が重要である。合成繊維糸条が露出すると、露
出した合成繊維糸条が太陽光により経時的に光劣化した
り、土内のアルカリ、酸等で侵されたり、更に微生物で
腐食したりして強力保持率が低下する。
スリット状フィルムを螺旋状に巻付けて被覆されるが、
この場合、合成繊維糸条は表面に出ないように完全に被
覆し、更に、スリット状フィルムの低融点フィルム部分
のみ溶融する。このとき合成繊維糸条が表面に出ない様
にする事が重要である。合成繊維糸条が露出すると、露
出した合成繊維糸条が太陽光により経時的に光劣化した
り、土内のアルカリ、酸等で侵されたり、更に微生物で
腐食したりして強力保持率が低下する。
【0013】上記の合成繊維糸条を積層スリット状フィ
ルムで被覆した被覆糸条は、その糸条1本当たりのデニ
ールが2000〜10000デニールの範囲内であるこ
とが望ましい。糸条1本当たりのデニールが2000デ
ニール未満では、土木用繊維資材として引張強力が不十
分であり、また1本あたりのデニールが10000デニ
ールを越えると、製造が極めて困難になる。また、合成
繊維糸条と積層スリット状フィルムの重量比は80:2
0〜50:50の範囲が望ましい。合成繊維糸条の重量
比が80%を越えると、スリット状フィルムによる被覆
効果が不十分になり、合成繊維糸条の重量比が50%未
満では、被覆材料の方が多くなり、経済的でない。
ルムで被覆した被覆糸条は、その糸条1本当たりのデニ
ールが2000〜10000デニールの範囲内であるこ
とが望ましい。糸条1本当たりのデニールが2000デ
ニール未満では、土木用繊維資材として引張強力が不十
分であり、また1本あたりのデニールが10000デニ
ールを越えると、製造が極めて困難になる。また、合成
繊維糸条と積層スリット状フィルムの重量比は80:2
0〜50:50の範囲が望ましい。合成繊維糸条の重量
比が80%を越えると、スリット状フィルムによる被覆
効果が不十分になり、合成繊維糸条の重量比が50%未
満では、被覆材料の方が多くなり、経済的でない。
【0014】上記積層スリット状フィルムの幅は3〜1
5mmの範囲内、特に5〜15mmの範囲内である事が
望ましい。スリット状フィルムの幅が5mm未満である
と、合成繊維糸条を完全に被覆する事が困難になり、又
15mmを越えると、合成繊維糸条の巻付けに使用され
るカバリング機のガイド等に上記積層スリット状フィル
ムを通す事が難しくなる。
5mmの範囲内、特に5〜15mmの範囲内である事が
望ましい。スリット状フィルムの幅が5mm未満である
と、合成繊維糸条を完全に被覆する事が困難になり、又
15mmを越えると、合成繊維糸条の巻付けに使用され
るカバリング機のガイド等に上記積層スリット状フィル
ムを通す事が難しくなる。
【0015】上記の合成繊維糸条と積層スリット状フィ
ルムからなる被覆糸条は、引き揃えられて従来と同様に
経糸密度40〜400本/m、緯糸密度40〜400本
/mの格子状に製織又は製編され、得られた粗目の基布
は、温度70〜200℃の加熱ローラまたは赤外線ヒー
ター等で加熱され、経糸および緯糸の表面に位置する積
層スリット状フィルムの低融点部分のみが溶融され、こ
れら経糸および緯糸の交差部が接着される。ここで言う
製編物とは緯糸挿入の経編みである事が望ましく、この
場合緯糸を織物の場合と同様な緯糸と考える。
ルムからなる被覆糸条は、引き揃えられて従来と同様に
経糸密度40〜400本/m、緯糸密度40〜400本
/mの格子状に製織又は製編され、得られた粗目の基布
は、温度70〜200℃の加熱ローラまたは赤外線ヒー
ター等で加熱され、経糸および緯糸の表面に位置する積
層スリット状フィルムの低融点部分のみが溶融され、こ
れら経糸および緯糸の交差部が接着される。ここで言う
製編物とは緯糸挿入の経編みである事が望ましく、この
場合緯糸を織物の場合と同様な緯糸と考える。
【0016】
【作用】比較的高融点の合成繊維糸条を比較的低融点の
スリット状積層フィルムで被覆してなる被覆糸条を経糸
および緯糸に使用して粗目の基布を製織するので、経糸
及び緯糸の交差部では経糸および緯糸の各表面を形成す
る積層スリット状フィルム同士が互いに接触する。した
がって、上記の粗目の基布を加熱して積層スリット状フ
ィルムの低融点フィルム部分を溶融したとき、スリット
状フィルムが経糸および緯糸の各芯糸を構成している合
成繊維糸条に溶融被覆層を形成すると共に、経糸および
緯糸を両者の交差部で接着し、一体化させる。
スリット状積層フィルムで被覆してなる被覆糸条を経糸
および緯糸に使用して粗目の基布を製織するので、経糸
及び緯糸の交差部では経糸および緯糸の各表面を形成す
る積層スリット状フィルム同士が互いに接触する。した
がって、上記の粗目の基布を加熱して積層スリット状フ
ィルムの低融点フィルム部分を溶融したとき、スリット
状フィルムが経糸および緯糸の各芯糸を構成している合
成繊維糸条に溶融被覆層を形成すると共に、経糸および
緯糸を両者の交差部で接着し、一体化させる。
【0017】そして、得られたネット状編織物は、これ
を軟弱地盤の改良や盛土補強に使用した際、芯糸の合成
繊維糸条が遮光性を備えたスリット状フィルムの溶融被
覆層で被覆されているため、上記の合成繊維糸条が太陽
光で劣化したり、土中のアルカリや酸に侵されたり、微
生物によって腐食したりすることがない。
を軟弱地盤の改良や盛土補強に使用した際、芯糸の合成
繊維糸条が遮光性を備えたスリット状フィルムの溶融被
覆層で被覆されているため、上記の合成繊維糸条が太陽
光で劣化したり、土中のアルカリや酸に侵されたり、微
生物によって腐食したりすることがない。
【0018】
【実施例】以下実施例をあげて、この発明を具体的に説
明する。 実施例1 図1に示すように、比較的高融点の合成繊維糸条1に3
000デニールのポリエステルマルチフィラメント糸
(融点255℃)を用い、比較的低融点の積層スリット
状フィルム2として、幅9mm、光透過率28%で内層
がポリプロピレン(175℃)、それをサンドイッチ状
に積層しているフィルムにポリエチレン(132℃)を
用い、上記合成繊維糸条1にスリット条フィルム2を螺
旋状に巻き付けて合成繊維糸条1を完全に被覆し、合計
繊度4500デニールの糸条3を作った。
明する。 実施例1 図1に示すように、比較的高融点の合成繊維糸条1に3
000デニールのポリエステルマルチフィラメント糸
(融点255℃)を用い、比較的低融点の積層スリット
状フィルム2として、幅9mm、光透過率28%で内層
がポリプロピレン(175℃)、それをサンドイッチ状
に積層しているフィルムにポリエチレン(132℃)を
用い、上記合成繊維糸条1にスリット条フィルム2を螺
旋状に巻き付けて合成繊維糸条1を完全に被覆し、合計
繊度4500デニールの糸条3を作った。
【0019】この糸条3を2本引揃えて9000デニー
ルとし、この引揃え糸条を、図2に示すように経糸4お
よび緯糸5に用いて、経糸密度112本/m、緯糸密度
108本/mの平織り組織の基布を製織し、この基布を
熱シリンダで165℃×30秒の融着条件で加熱し、経
糸4および緯糸5を被覆するスリット状フィルム2を溶
融して経糸および緯糸5を融着し、目合いの大きさが平
均7.9mm×8.3mmの比較的均一なネット状織物
6を得た。
ルとし、この引揃え糸条を、図2に示すように経糸4お
よび緯糸5に用いて、経糸密度112本/m、緯糸密度
108本/mの平織り組織の基布を製織し、この基布を
熱シリンダで165℃×30秒の融着条件で加熱し、経
糸4および緯糸5を被覆するスリット状フィルム2を溶
融して経糸および緯糸5を融着し、目合いの大きさが平
均7.9mm×8.3mmの比較的均一なネット状織物
6を得た。
【0020】次いで、このネット状織物6を用いて経糸
と緯糸の交差部の接着強力を測定した。図2に鎖線で示
すように、1本の経糸4をチャック7で掴み、この経糸
4の両側のネット状織物6をそれぞれチャック8で掴
み、上記の経糸4と緯糸5の交差部の剥離に要する力を
測定した。ただし、交差部をランダムに20点選択し、
各点の接着強力を測定し、平均接着強力とバラツキ(R
=最大接着強力−最小接着強力)を求めた。その結果、
平均接着強力は平均5.3Kg/本でR=0.6Kgで
あった。
と緯糸の交差部の接着強力を測定した。図2に鎖線で示
すように、1本の経糸4をチャック7で掴み、この経糸
4の両側のネット状織物6をそれぞれチャック8で掴
み、上記の経糸4と緯糸5の交差部の剥離に要する力を
測定した。ただし、交差部をランダムに20点選択し、
各点の接着強力を測定し、平均接着強力とバラツキ(R
=最大接着強力−最小接着強力)を求めた。その結果、
平均接着強力は平均5.3Kg/本でR=0.6Kgで
あった。
【0021】また、この織物6を30cm×30cmの
大きさに切断して耐光性試験、耐薬品性試験を実施し、
強力保持率を評価した。耐光性試験は、83℃×100
0時間の試験条件で実施し、耐薬品性は、JIS K6
773法に基づく耐アルカリ性の試験を実施した。強力
保持率は、上記の耐光性試験および耐薬品性試験を実施
する前後のサンプルから、それぞれ経糸と緯糸を取り出
し、引張試験機にて試料長20cm、引張速度20cm
/分の条件で引張試験を実施し、強力保持率(%)を
(試験後サンプルの引張強力/試験前サンプルの引張強
力)×100により算出した。その結果、耐光性試験お
よび耐薬品性試験のいずれかにおいても引張強力の低下
は見られず、強力保持率が100%であった。
大きさに切断して耐光性試験、耐薬品性試験を実施し、
強力保持率を評価した。耐光性試験は、83℃×100
0時間の試験条件で実施し、耐薬品性は、JIS K6
773法に基づく耐アルカリ性の試験を実施した。強力
保持率は、上記の耐光性試験および耐薬品性試験を実施
する前後のサンプルから、それぞれ経糸と緯糸を取り出
し、引張試験機にて試料長20cm、引張速度20cm
/分の条件で引張試験を実施し、強力保持率(%)を
(試験後サンプルの引張強力/試験前サンプルの引張強
力)×100により算出した。その結果、耐光性試験お
よび耐薬品性試験のいずれかにおいても引張強力の低下
は見られず、強力保持率が100%であった。
【0022】実施例2 低融点の積層スリット状フィルム2として幅6mm、光
透過率10%で内層が高密度ポリエチレン(融点137
℃)、それをサンドイッチ状に積層しているフィルムに
低密度ポリエチレン(融点110℃)を積層したフィル
ムを用いる以外は、実施例1と同様にして、目合いの大
きさが平均8.2mm×8.5mmの比較的均一なネッ
ト状織物6を得た。次いで、実施例1と同様にして、経
糸と緯糸の交差部の接着強力を測定したところ、接着強
力の平均が、4.9Kg、バラツキRが0.6Kgの結
果を得た。また、実施例1と同様にして耐光性試験、耐
薬品性試験を実施し強力保持率を求めたところ、いずれ
においても引張強力の低下は見られず、強力保持率は1
00%であった。
透過率10%で内層が高密度ポリエチレン(融点137
℃)、それをサンドイッチ状に積層しているフィルムに
低密度ポリエチレン(融点110℃)を積層したフィル
ムを用いる以外は、実施例1と同様にして、目合いの大
きさが平均8.2mm×8.5mmの比較的均一なネッ
ト状織物6を得た。次いで、実施例1と同様にして、経
糸と緯糸の交差部の接着強力を測定したところ、接着強
力の平均が、4.9Kg、バラツキRが0.6Kgの結
果を得た。また、実施例1と同様にして耐光性試験、耐
薬品性試験を実施し強力保持率を求めたところ、いずれ
においても引張強力の低下は見られず、強力保持率は1
00%であった。
【0023】比較例1 芯糸を被覆するフィルムとして、ポリエチレンからなる
単層のフィルム(融点137℃)を使用し、熱シリンダ
による融着温度を165℃にする以外は実施例1と同様
にして、目合いの大きさが平均8.2mm×8.5mm
のネット状織物6をつくった。しかし、単層フィルムの
為熱融着時にフィルムが全て溶融してしまう為にフィル
ムのドリップが一部発生し被覆された糸条、すなわち芯
糸が露出する部分が発生してしまい外観上、問題が発生
した。
単層のフィルム(融点137℃)を使用し、熱シリンダ
による融着温度を165℃にする以外は実施例1と同様
にして、目合いの大きさが平均8.2mm×8.5mm
のネット状織物6をつくった。しかし、単層フィルムの
為熱融着時にフィルムが全て溶融してしまう為にフィル
ムのドリップが一部発生し被覆された糸条、すなわち芯
糸が露出する部分が発生してしまい外観上、問題が発生
した。
【0024】比較例2 低融点の積層スリット状フィルム2として幅6mm、光
透過率49%で内層が高密度ポリエチレン(融点137
℃)、それをサンドイッチ状に積層しているフィルムに
低密度ポリエチレン(融点110℃)を積層したフィル
ムを用いる以外は、実施例1と同様にして、目合いの大
きさが平均8.2mm×8.5mmの比較的均一なネッ
ト状織物6を得た。次いで、実施例1と同様にして、経
糸と緯糸の交差部の接着強力を測定したところ、接着強
力の平均が、5.1Kg、バラツキRが0.8Kgの結
果を得た。また、実施例1と同様にして耐光性試験、耐
薬品性試験を実施し強力保持率を求めたところ、耐薬品
性試験では引張強力の低下が見られず、強力保持率は1
00%であったが、フィルムの光透過率が過大である
為、耐光性試験では引張強力が大幅に低下し、強力保持
率は70%になった。
透過率49%で内層が高密度ポリエチレン(融点137
℃)、それをサンドイッチ状に積層しているフィルムに
低密度ポリエチレン(融点110℃)を積層したフィル
ムを用いる以外は、実施例1と同様にして、目合いの大
きさが平均8.2mm×8.5mmの比較的均一なネッ
ト状織物6を得た。次いで、実施例1と同様にして、経
糸と緯糸の交差部の接着強力を測定したところ、接着強
力の平均が、5.1Kg、バラツキRが0.8Kgの結
果を得た。また、実施例1と同様にして耐光性試験、耐
薬品性試験を実施し強力保持率を求めたところ、耐薬品
性試験では引張強力の低下が見られず、強力保持率は1
00%であったが、フィルムの光透過率が過大である
為、耐光性試験では引張強力が大幅に低下し、強力保持
率は70%になった。
【0025】比較例3 低融点の積層スリット状フィルム2として幅3mm、光
透過率25%で内層が高密度ポリエチレン(融点137
℃)、それをサンドイッチ状に積層しているフィルムに
低密度ポリエチレン(融点110℃)を積層したフィル
ムを用いる以外は、実施例1と同様にして目合いの大き
さが平均8.4mm×8.8mmの比較的均一なネット
状織物6を得た。ただし、スリット状フィルム2の幅が
狭い為、被覆が不完全で、芯糸の合成繊維糸条1が部分
的に露出していた。この織物において経糸と緯糸の交差
部の接着強力を実施例1と同様に測定したところ、接着
強力の平均が3.6Kgに低下し、バラツキRが2.5
Kgに増大した。また、実施例1と同様に耐光性試験、
耐薬品性試験を実施し、強力保持率を求めたところ、耐
光性試験、耐薬品性試験の双方で引張強力の低下が見ら
れ、強力保持率は、耐光性試験で78%、耐薬品性試験
で61%であった。
透過率25%で内層が高密度ポリエチレン(融点137
℃)、それをサンドイッチ状に積層しているフィルムに
低密度ポリエチレン(融点110℃)を積層したフィル
ムを用いる以外は、実施例1と同様にして目合いの大き
さが平均8.4mm×8.8mmの比較的均一なネット
状織物6を得た。ただし、スリット状フィルム2の幅が
狭い為、被覆が不完全で、芯糸の合成繊維糸条1が部分
的に露出していた。この織物において経糸と緯糸の交差
部の接着強力を実施例1と同様に測定したところ、接着
強力の平均が3.6Kgに低下し、バラツキRが2.5
Kgに増大した。また、実施例1と同様に耐光性試験、
耐薬品性試験を実施し、強力保持率を求めたところ、耐
光性試験、耐薬品性試験の双方で引張強力の低下が見ら
れ、強力保持率は、耐光性試験で78%、耐薬品性試験
で61%であった。
【0026】比較例4 前記の従来技術に記載した融点の異なる2種類の合成繊
維の集束糸条を使用する方法によって比較例3のネット
状織物を製造した。すなわち、高融点繊維として300
0デニールのポリエステルマルチフィラメント糸を、ま
た低融点繊維として1500デニールのポリオレフィン
スライバーを使用し、これらを集束して4500デニー
ルの集束糸条とし、これを2本引揃えて得られた900
0デニールの引揃え糸条を経糸および緯糸にそれぞれ使
用して実施例1と同じ組織、密度の織物を製織し、14
0℃×60秒の条件で加熱し、経糸および緯糸の交差部
を熱融着し、目合いの大きさ平均8.3mm×8.7m
mの比較的均一なネット状織物6を得た。
維の集束糸条を使用する方法によって比較例3のネット
状織物を製造した。すなわち、高融点繊維として300
0デニールのポリエステルマルチフィラメント糸を、ま
た低融点繊維として1500デニールのポリオレフィン
スライバーを使用し、これらを集束して4500デニー
ルの集束糸条とし、これを2本引揃えて得られた900
0デニールの引揃え糸条を経糸および緯糸にそれぞれ使
用して実施例1と同じ組織、密度の織物を製織し、14
0℃×60秒の条件で加熱し、経糸および緯糸の交差部
を熱融着し、目合いの大きさ平均8.3mm×8.7m
mの比較的均一なネット状織物6を得た。
【0027】次いで、実施例1と同様にして、経糸およ
び緯糸の交差部における接着強力を測定したところ、接
着強力の平均が4.3Kg、バラツキR=1.7Kgで
あった。また、実施例1と同様に耐光性試験、耐薬品性
試験を実施し、強力保持率を求めたところ、耐光性試
験、耐薬品性試験の双方で引張強力の低下が見られ、強
力保持率は、耐光性試験で75%、耐薬品性試験で55
%であった。
び緯糸の交差部における接着強力を測定したところ、接
着強力の平均が4.3Kg、バラツキR=1.7Kgで
あった。また、実施例1と同様に耐光性試験、耐薬品性
試験を実施し、強力保持率を求めたところ、耐光性試
験、耐薬品性試験の双方で引張強力の低下が見られ、強
力保持率は、耐光性試験で75%、耐薬品性試験で55
%であった。
【0028】比較例5 前記の従来技術に記載したコーティング法によって比較
例4のネット状織物を製造した。すなわち、4500デ
ニールのポリエステルマルチフィラメント糸を2本引揃
え、得られた9000デニールの引揃え糸条を経糸およ
び緯糸にそれぞれ使用して実施例1と同様に製織し、こ
の織物にポリ塩化ビニル樹脂を含浸し、乾燥して目合い
の大きさが平均8.2mm×8.5mmの織物6を得
た。上記のネット状織物6は、目合いが彎曲し、かつそ
の大きさのバラツキが目立ち、外観不良であった。ま
た、実施例1と同様にして、経糸および緯糸の交差部の
接着強力を測定したところ、接着強力の平均は6.3K
gであったが、バラツキRが大きく、1.9Kgであっ
た。また、実施例1と同様に耐光性試験、耐薬品性試験
を実施し、強力保持率を求めたところ、耐光性試験、耐
薬品性試験の双方で引張強力の低下が見られず、強力保
持率は100%であった。
例4のネット状織物を製造した。すなわち、4500デ
ニールのポリエステルマルチフィラメント糸を2本引揃
え、得られた9000デニールの引揃え糸条を経糸およ
び緯糸にそれぞれ使用して実施例1と同様に製織し、こ
の織物にポリ塩化ビニル樹脂を含浸し、乾燥して目合い
の大きさが平均8.2mm×8.5mmの織物6を得
た。上記のネット状織物6は、目合いが彎曲し、かつそ
の大きさのバラツキが目立ち、外観不良であった。ま
た、実施例1と同様にして、経糸および緯糸の交差部の
接着強力を測定したところ、接着強力の平均は6.3K
gであったが、バラツキRが大きく、1.9Kgであっ
た。また、実施例1と同様に耐光性試験、耐薬品性試験
を実施し、強力保持率を求めたところ、耐光性試験、耐
薬品性試験の双方で引張強力の低下が見られず、強力保
持率は100%であった。
【0029】
【発明の効果】この発明は、比較的高融点の合成繊維糸
条を比較的低融点で遮光性を有し、かつ、融点差を有す
る積層スリット状フィルムで被覆してなる被覆糸条を経
糸および緯糸に使用してネット状織物を編織し、上記積
層スリット状フィルムの低融点部分のみ溶融して、経糸
および緯糸の交差部を熱融着する方法であるから、経糸
及び緯糸の交差部の接着強力が比較的有り、しかも均一
である。更にフィルム融着時も積層フィルムの低融点部
分のみ溶融する事で、製造時の収縮応力が少なくて済
み、均一な目合いで外観良好なネット状織物が得られ
る。また、ネット状織物の引張強力を負担する合成繊維
糸条が遮光性を備えたスリット状フィルムで被覆される
ので、太陽光や酸、アルカリ等の薬品で侵されることが
なく、また微生物等で腐食される事もなく、上記のネッ
ト状編織物は、盛土の補強用および軟弱地盤の改良用と
して好適である。
条を比較的低融点で遮光性を有し、かつ、融点差を有す
る積層スリット状フィルムで被覆してなる被覆糸条を経
糸および緯糸に使用してネット状織物を編織し、上記積
層スリット状フィルムの低融点部分のみ溶融して、経糸
および緯糸の交差部を熱融着する方法であるから、経糸
及び緯糸の交差部の接着強力が比較的有り、しかも均一
である。更にフィルム融着時も積層フィルムの低融点部
分のみ溶融する事で、製造時の収縮応力が少なくて済
み、均一な目合いで外観良好なネット状織物が得られ
る。また、ネット状織物の引張強力を負担する合成繊維
糸条が遮光性を備えたスリット状フィルムで被覆される
ので、太陽光や酸、アルカリ等の薬品で侵されることが
なく、また微生物等で腐食される事もなく、上記のネッ
ト状編織物は、盛土の補強用および軟弱地盤の改良用と
して好適である。
【図1】合成繊維糸条とスリット状フィルムとからなる
被覆糸条の正面図である。
被覆糸条の正面図である。
【図2】ネット状織物の平面図である。
1 比較的高融点の合成繊維糸条 2 積層スリット状フィルム 3 被覆糸条 4 経糸 5 緯糸 6 ネット状織物6 7 チャック 8 チャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D03D 15/00 G 7199−3B D04G 1/00 B E02D 3/00 102 9013−2D
Claims (1)
- 【請求項1】 合成繊維糸条を、該合成繊維糸条よりも
融点が低く、かつ融点差を有する積層スリット状フィル
ムで被覆し、得られた被覆糸条を格子状に製編又は製織
して粗目の基布となし、次いで上記積層スリット状フィ
ルムの低融点部分のみ溶融する事により、前記基布の交
差部で融着一体化する事を特徴とするネット状編織物の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3351457A JPH05163630A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | ネット状編織物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3351457A JPH05163630A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | ネット状編織物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05163630A true JPH05163630A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18417417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3351457A Pending JPH05163630A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | ネット状編織物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05163630A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2738579A1 (fr) * | 1995-09-12 | 1997-03-14 | Govaere Anne | Procede de fabrication de brides elastiques |
JP2012058346A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Brother Ind Ltd | 現像装置 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP3351457A patent/JPH05163630A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2738579A1 (fr) * | 1995-09-12 | 1997-03-14 | Govaere Anne | Procede de fabrication de brides elastiques |
JP2012058346A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Brother Ind Ltd | 現像装置 |
US8660460B2 (en) | 2010-09-06 | 2014-02-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing device |
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