JPH05163274A - 新規アリールアミノカルボニル化合物 - Google Patents

新規アリールアミノカルボニル化合物

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JPH05163274A
JPH05163274A JP4123139A JP12313992A JPH05163274A JP H05163274 A JPH05163274 A JP H05163274A JP 4123139 A JP4123139 A JP 4123139A JP 12313992 A JP12313992 A JP 12313992A JP H05163274 A JPH05163274 A JP H05163274A
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alkyl
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compound
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halogen
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JP4123139A
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Karl Seckinger
カルル・ゼッキンガー
Karlheinz Milzner
カルルハインツ・ミルツナー
Fred Kuhnen
フレット・クーネン
Sasank Sekhar Mohanty
ザザンク・ゼカール・モハンティ
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Sandoz AG
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    • C07D491/02Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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    • A01N43/90Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having two or more relevant hetero rings, condensed among themselves or with a common carbocyclic ring system
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記式(I) 〔式中、Rはハロゲン又は水素、Rはハロゲン、シ
アノ又はC1−4アルキル、RはH、ハロゲン、NO
など、RはH,C1−4アルキル、ハロゲンなど、
はCOOH,COOW,COSWなど、AはNHな
ど、WはC1−8アルキル、C2−8アルキルなど、X
はO又はS、mは0〜2を示す〕を有する化合物。 【効果】 上記化合物は除草剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、新規アリールアミノ
カルボニル化合物類、その中間体、それらの合成、およ
びこれらの化合物の雑草防除への利用に関するものであ
る。
【0002】
【発明の構成】より詳細には、この発明は、式(I)
【化6】 [式中、R2はハロゲン、または水素、R3はハロゲン、
シアノ、またはC1-4アルキル、R4はH、ハロゲン、N
2、NH2、CN、所望によりCNで置換されていても
よいC1-8アルキル、所望によりCNで置換されていて
もよいC2-8アルケニル、C2-5アルキニル、C2-5アル
コキシカルボニルC1-4アルキル(ここで、アルコキシ
カルボニル基に対してα位にあるアルキル基の炭素原子
はさらにC2-5アルコキシカルボニル基1個以上または
シアノ基で置換されていてもよい)、C2-5アルコキシ
カルボニルC1-4アルコキシC1-4アルキル、C2-5アル
コキシカルボニルC2-5アルケニル(ここで、アルケニ
ル基は所望によりハロゲンで置換されていてもよい)、
1-4アルキルチオC1-4アルキル、C1-4アルキルスル
ホニルC1-4アルキル、C1-4アルキルスルホニル、C
1-4アルキルスルホニルオキシ、C1-4アルコキシC1-4
アルコキシ、O(C1-4アルキレン)n7、S(C1-4アル
キレン)n7、OCH(SR8)COOR9、NR1011
COOR12、C(O)NR1313'、C(O)R14、または
15であり、またはR3とR4は一緒になってフェニル環
と共に9〜10個の環原子を含んだ2環式縮合環を作
り、その環原子の1〜3個は所望により酸素、窒素、硫
黄から選ぶことができ、さらに所望によりC2-8アルキ
ニル、ハロゲン、オキソ、C1-4アルキレン−R16、C
2-8アルケニル、およびC1-8アルキル(これはそれ自体
所望によりC2-5アルコキシカルボニル、C1-4アルコキ
シ、またはCNによって置換されていてもよい)から選
ばれた1またはそれ以上の基によって置換されていても
よく、R5はH、C1-4アルキル、ハロゲン、OH、C
2-4アルケニル、またはオキソ、R6はCOOH、COO
W、COSW、COON=CWW'、CONHSO2W、
CONHOCH2COOW、COOCH2OCOW、CO
OCHWOCOW'、またはCONHOCH2COOH、
AはNHであり、またはAとR6は互いに結合して−N
−C(X2)−(Nが式(I)のC(X1)部分へ結合するよ
うに配置する)を作り、R7はH、C1-4アルキル、C
2-5アルケニル、C2-5アルキニル、またはC3-8シクロ
アルキルであって、その炭化水素が非置換のもの、また
は1またはそれ以上のハロゲンまたはCNで置換された
もの、シクロペンタノイル、所望によりO−C1-4アル
キレン−COOR8で置換されていてもよいフェニル、
2-5アルカノイル、C2-5アルコキシカルボニル(ここ
で、アルコキシは所望によりC1-4アルキルチオで置換
されていてもよい)、C(O)NR88'、C(=NOR8)
COOR8'、P(O)(OR8)OR8'、R15、C(O)
15、またはシクロペントキシカルボニル、R8および
8'はそれぞれ独立してC1-4アルキル、R9は所望によ
り1またはそれ以上のハロゲンで置換されていてもよい
1-4アルキル、R10はH、またはC1-4アルキル、R11
はH、所望によりP(O)(OR8)R8'で置換されていて
もよいC1-4アルキル、C2-5アルカノイル、C2-5アル
コキシカルボニル、またはC2-5アルコキシカルボニル
1-4アルキル、R12はN=C2-8アルキリデン、または
所望によりハロゲン、C1-4アルコキシ、CN、トリ(C
1-4アルキル)シリルオキシ、トリ(C1-4アルキル)シリ
ル、C2-5アルコキシカルボニル、P(O)(OR8)O
8'、C2-5アルカノイルオキシ、およびジ(C1-4アル
キル)アミノカルボニルオキシから選ばれた1またはそ
れ以上の基によって置換されていてもよいC1-4アルキ
ル(ここで、両方のアルキル基は互いに結合して、所望
によりさらにO、S、およびNから選ばれた1個のヘテ
ロ原子を含んでもよい飽和5員または6員複素環を作っ
てもよく、さらにN−ヘテロ原子を含む場合これは、複
素環の水素化の程度に応じて水素またはC1-4アルキル
基を有し得る)、R13はHまたはC1-4アルキル、R13'
はH、所望によりハロゲンで置換されていてもよいC
1-4アルキル、C1-4アルコキシ、フェニル、CHO、C
2-5アルカノイル、C1-4アルキルスルホニル、C2-5
ルコキシカルボニルC1-4アルキル、またはC2-5アルコ
キシカルボニルC1-4アルコキシであり、またはR13
13'は一緒になって、所望によりさらにO、S、およ
びNから選ばれた1または2個のヘテロ原子を含んでい
てもよい4員〜6員の複素環を作り、ここでさらにN−
ヘテロ原子が存在する場合それは、複素環の水素化の程
度に応じて水素を有し、またはC1-4アルキルによって
置換され得、R14はH、またはC1-4アルキル、R
15は、1〜3個の環原子が酸素、硫黄および窒素から選
ばれた5員または6員の環原子を有する複素環であっ
て、その環は所望によりC1-4アルキルおよびC2-5アル
コキシカルボニルから選ばれた1またはそれ以上の基に
よって置換されていてもよく、R16はテトラヒドロピラ
ニル、5,6−ジヒドロ−2H−チイニル、ピリジル、
ピラジニル、オキサゾリル、またはオキサジアゾリルで
あって、これらはそれぞれ所望によりC1-4アルキルで
置換されていてもよく、WおよびW'はそれぞれ独立し
てC1-8アルキル、C2-8アルケニル、C2-8アルキニ
ル、またはフェニルであり、これらは何れも所望により
CN、C1-4アルコキシ、または1またはそれ以上のハ
ロゲンで置換されていてもよく、X1およびX2は独立し
てOまたはS、nは0または1、mは0〜2である]で
示される化合物を提供する。AとR6が互いに結合して
いる式(I)の化合物を、以下、ヒダントインと呼ぶ。
AとR6が互いに結合していない式(I)の化合物を、
以下、尿素と呼ぶ。
【0003】式(I)の化合物中の任意のアルキル基は
分枝鎖または直鎖であり得、好ましくは1〜4個の骨格
炭素原子を有する。任意のアルケニル基またはアルキニ
ル基は分枝鎖または直鎖であり得、好ましくは3〜5個
の骨格炭素原子を有する。任意のシクロアルケニル基
は、好ましくは5個または6個の炭素環原子を有する。
任意のシクロアルキル基は、好ましくは3個〜5個の炭
素環原子を有する。本明細書で用いるハロゲンの語はフ
ルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードを表し、ほかに説明し
ない場合、好ましくはフルオロまたはクロロである。
【0004】R3とR4が一緒にフェニル環へ結合して2
環式縮合環を作る場合、その環は、好ましくはインダノ
ン、ベンズアジノン、特にキノリノン、ベンズオキサジ
ノン、ベンゾジアジノン、特にジヒドロキノキサリノ
ン、ベンゾチアジノン、ベンゾジオキサン、ベンゾピラ
ン、ベンゾピロン、特にクマリン、ベンズアゾール、特
にインドール、インドロン、インダゾール、ベンゾトリ
アゾール、イサチンまたはベンズイミダゾロン、ベンズ
オキサゾロン、ベンゾチアゾロン、ベンゾフラン、また
はベンズジオキソランである。
【0005】R5がハロゲンである場合、好ましくは塩
素またはフッ素であり、一層好ましくはフッ素である。
mが2である場合、それぞれのR5置換基は同一または
異なり得る。R2は好ましくは塩素またはフッ素であ
り、一層好ましくはフッ素である。R3は好ましくは臭
素、塩素、フッ素、メチル、またはシアノである。R4
は好ましくはCOOR12、OR7、またはCONR13
13'であり、あるいはR3とR4は好ましくは互いに結合
して、所望によりC2-8アルキニルで置換されていても
よいベンズオキサジノンを作る。R5は好ましくは水素
またはフッ素である。R6は好ましくはAと互いに結合
して−N−C(O)−を作る。R7は好ましくはC1-4アル
キル、C2-5アルケニル、またはC2-5アルキニルであ
る。R12は好ましくは所望によりハロゲンまたはCNで
置換されていてもよいC1-4アルキルである。R13は好
ましくはHである。R13'は好ましくは所望によりハロ
ゲンで置換されていてもよいC1-4アルキルである。X1
およびX2は好ましくはOである。
【0006】式(I)の尿素化合物は、式(II)
【化7】 (式中、R2-4およびX1は前記と同意義である)で示さ
れる化合物を、式(III)
【化8】 (式中、R5-6およびmは前記と同意義である)で示さ
れる化合物と反応させることによって製造し得る。この
反応は、トルエン、ジエチルエーテル、または塩化メチ
レンのような不活性溶媒中で、0〜100℃の温度、好
ましくは環境温度またはそれに近い温度で実施し得る。
所望の目的生成物を、既知の手技によって、例えば溶媒
の蒸発、クロマトグラフィー、および抽出により単離
し、精製する。式(II)の化合物は既知であるか、また
は当業界で既知の方法と類似の方法にしたがい既知の化
合物から製造することができる。
【0007】式(III)の化合物は新規であると考えら
れ、本出願の発明のもう1つの態様を構成する。式(II
I)の化合物は、式(IV)
【化9】 (式中、R5、R6およびmは前記と同意義である)で示
される化合物をエポキシ化試薬(エポキシド形成剤)と
反応させることにより製造し得る。そのような好適なエ
ポキシ化試薬は当業界で既知のものであり、例えばH2
2、第3級−BuO2H、NBS、、NaBO3、およ
びペルオキシ酢酸およびペルオキシトリフルオロ酢酸、
または例えばm−クロロ過安息香酸のような脂肪族また
は芳香族過酸である。このエポキシ化反応は当業界で既
知の条件下に実施し得る。式(IV)の化合物は既知であ
るか、または当業界で既知の方法と類似の方法にしたが
い既知の化合物から製造することができる。
【0008】式(I)のヒダントイン化合物は、式
(V)
【化10】 (式中、R2-5、X1、X2およびmは前記と同意義であ
る)で示される化合物を、前述のようなエポキシ化反応
に標準的な条件下に、前記のエポキシ化剤と反応させる
ことにより製造し得る。式(V)の化合物は、前記の式
(II)の化合物を、式(IVa)
【化11】 (式中、X2、R5およびmは前記と同意義である)で示
される化合物と反応させることにより製造し得る。この
縮合反応は、好ましくはトルエンのような不活性溶媒中
で実施する。縮合は例えばトリ(エチル)アミンのよう
なトリ(アルキル)アミン等の第3級アミンのような求
核試薬の存在によって促進される。好適な反応温度は、
室温から還流温度までの範囲であって、好ましくは環境
温度またはそれに近い温度である。所望の目的生成物
を、既知の手技によって、例えば溶媒の蒸発、濾過、お
よび結晶化により単離し、精製する。式(IVa)の化合
物は既知であるか、または既知の方法と類似の方法にし
たがい既知の化合物から製造することができる。
【0009】式(I)の化合物は植物の成長を調節する
のに有効である。植物の場合、これは種子の発芽、苗の
出芽、地下の部分を含み植物の定着を意味する。特にこ
れらの化合物は、そのような効果を測定するさまざまな
標準的な評価で、単子葉植物および双子葉植物のどちら
にも損傷を与えることによって示される除草剤として有
用である。除草効果は植物の出芽前および出芽後でとも
に認められる。そのような除草効果から、式(I)の化
合物が特に雑草(望ましくない植物)の駆除に重要であ
ることが分かる。式(I)の化合物は単子葉植物より主
に双子葉植物に対して一層強力な作用を示す。またさら
に作物に対する毒性の方が、雑草に対するより比較的低
いことが分かった。したがってこれらの化合物は、作物
区域、特に例えば砂糖大根、ヒマワリ、ワタ、大豆、ト
ウモロコシ、小麦のような作物区域の雑草を駆除する選
択的な除草剤として特に重要である。
【0010】したがってこの発明はまた、この発明の化
合物の除草剤としての有効量を雑草または雑草区域へ散
布することを含む、区域における雑草の駆除方法を提供
する。作物区域で選択的な作用を所望する場合は、作物
に実質的な損傷を与えず、雑草を駆除するのに十分な散
布量とする。この発明の化合物の全般的または選択的除
草剤としての用途のため、散布する個々の量は、使用す
る化合物、その区域に主な植物、散布の時期、方式、製
剤、土壌および天候等、種々の処置条件を含み考え得る
諸要素によって変わり得る。ただし一般にこの発明の化
合物を、通例1ヘクタール当たり0.01〜5kg、さら
に通例1ヘクタール当たり0.02〜1kg、好ましくは
1ヘクタール当たり0.02〜0.5kgの割合で散布し、
必要に応じて適用を繰り返すことによって、雑草防除に
十分な成績をあげることができる。作物に使用する場
合、散布は1ヘクタール当たり約1kgを超えず、通例1
ヘクタール当たり0.01〜0.5kgの範囲で行う。
【0011】除草剤として実際に使用するには、式
(I)の化合物を、好ましくは化合物の除草剤としての
有効量、および農業的に許容し得る(その存在のために
適用直後の土壌または存在する作物等を含む農業的環境
を損なわず、また適用上危険でないという意味で)不活
性担体を含有する除草剤組成物の形で使用し得る。その
ような製剤の組成は、有効成分0.01〜99重量%、
農業的に許容し得る界面活性剤0〜20重量%、不活性
担体1〜99.99重量%を含有し得る。有効成分に対
する界面活性剤比率を高めることはときとして望まし
く、製剤へ添加し、またはタンク混合によってこれを達
成する。組成物の散布形態は、標準的に有効成分0.0
1〜25重量%を含有するが、有効成分濃度の増減は、
目的とする用途および化合物の物理的性質によって変え
得ることは言うまでもない。使用前に希釈することを意
図した組成物の濃縮物形態は、一般に有効成分2〜90
重量%、好ましくは10〜80重量%を含有する。
【0012】この発明の化合物の有用な組成物、即ち製
剤は、粉剤、顆粒剤、ペレット、懸濁濃縮物、粉末水和
剤、乳剤濃縮物等である。これらは通常の方法によっ
て、例えばこの発明の化合物を不活性担体と混合するこ
とによって得られる。より具体的には、液体組成物は有
効成分を混合することによって得られ、微粉固体組成物
は混和し、通常粉砕することにより、懸濁液剤は湿式摩
砕により、顆粒およびペレットは(予製した)顆粒状担
体を有効成分と含浸、または被覆することによりまたは
アグロメレーション技術によって得られる。
【0013】例えば粉剤は、有効成分をタルク、粘土、
シリカ等のような不活性固体担体とともに粉砕・混和す
ることによって製造できる。顆粒製剤は、化合物を通常
好適な溶媒に溶解し、粒状にした、通常、粒度約0.3
〜1.5mmのアタプルジトまたはバーミキュライトのよ
うな担体へ含浸させることによって製造できる。粉末水
和剤は、有効物質を水または油に任意の所望の濃度で分
散できるものであるが、展着剤を濃縮粉剤組成物へ加え
ることによって製造することができる。別法として、こ
の発明の化合物はマイクロカプセル化した形で使用し得
る。
【0014】農業的に許容し得る添加物を除草剤組成物
に使用して、有効成分の性能を改善し、発泡、固化、腐
食を少なくすることができる。除草剤に使用する界面活
性剤とは、乳化性、展着性、水和性、分散性、またはそ
の他の表面修飾特性を付与する農業的に許容し得る物質
である。界面活性剤の例を挙げれば、リグニンスルホン
酸ナトリウムおよびラウリル硫酸ナトリウムである。除
草剤に使用する担体とは、濃縮物質を、使用可能なまた
は望ましい強度に希釈するために使用する液体または固
体物質を言う。粉剤または顆粒剤では、例えばタルク、
カオリン、またはケイ藻土であり、液体濃縮物形態で
は、キシレンのような炭化水素、またはイソプロパノー
ルのようなアルコールであり、液体散布形態では、例え
ば水またはディーゼル油である。
【0015】またこの出願による組成物は、生物活性を
有するその他の化合物、例えば類似の除草活性、または
これを補足する活性を有する化合物、または解毒、殺真
菌、もしくは殺昆虫活性を有する化合物を含有すること
ができる。この発明の典型的な除草組成物を、以下に示
す実施例A、B、Cによって説明する。実施例中の量は
重量部で表す。
【0016】実施例A 粉剤の調製 式(I)の化合物10部および粉末化したタルク90部
を機械式粉砕混合機で混合し、所望の粒度を有する均質
な流動自在な粉剤が得られるまで摩砕する。この粉剤は
雑草発生部位へ直接散布するのに好適である。
【0017】実施例B 粉末水和剤の調製 式(I)の化合物25部を合成微粉シリカ25部、ラウ
リル硫酸ナトリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウ
ム3部、および微粉化したカオリン45部とともに、平
均粒度が約5ミクロンとなるまで混合粉砕する。得られ
た粉末水和剤を使用前に水で希釈し、所望の濃度の噴霧
液にする。
【0018】実施例C 乳化用濃縮物(EC)の調製 式(I)の化合物13.37部をトクシマル(Toximul)3
60A(アニオン界面活性剤を多く含有するアニオン界
面活性剤と非イオン界面活性剤の混合物)1.43部、
トクシマル360A(非イオン界面活性剤を多く含有す
るアニオン界面活性剤と非イオン界面活性剤の混合物)
5.61部、ジメチルホルムアミド23.79部、および
テンネコ(Tenneco)500−100(キシレンおよびエ
チルベンゼンのような主としてアルキル化芳香族炭化水
素の混合物)55.8部と溶液となるまでビーカー中で
混合する。生じたECを水で希釈して使用する。
【0019】目的化合物 ほかに説明しない場合、温度は摂氏で表す。 実施例1 1−{[(4−クロロ−2−フルオロ−5−イソプロポ
キシフェニル)アミノ]カルボニル−4,5−エポキシ
−2−ピペリジンカルボン酸メチルエステル 4,5−エポキシ−2−ピペリジンカルボン酸メチルエ
ステル0.91g(0.0058モル)の乾燥トルエン
(30ml)溶液を撹拌しながら、冷却することなく、乾
燥トルエン(50ml)に溶解した4−クロロ−2−フル
オロ−5−イソプロポキシ−フェニルイソシアナート
1.33g(0.0058モル)をこれに滴下する。滴下
完了後、反応溶液を室温でさらに4時間撹拌し、ついで
蒸発乾固する。得られたシロップ状物質をシリカゲルカ
ラムでクロマトグラフィー精製する。ジエチルエーテ
ル:ヘキサン(1:1)で溶出することにより、表題の
化合物を黄色粘稠な油状物質として得る。Rf=0.5
1[シリカゲル、酢酸エチル:ヘキサン(1:1)溶
媒](化合物1.2、表A)。実施例Aで説明した方法
と類似の方法により、第1表の化合物を得る。
【0020】実施例2 2−クロロ−4−フルオロ−5−(ヘキサヒドロ−1,
3−ジオキソイミダゾ[1,5a]−6,7−エポキシ
−ピリジン−2(3H)−イル−安息香酸−1−メチルエ
チルエステル 2−クロロ−4−フルオロ−5−(4,5,8,8a−
テトラヒドロ−1,3−ジオキソイミダゾ[1,5a]
ピリジン−2(3H)−イル)−安息香酸−1−メチルエ
チルエステル2.75g(0.0057モル)、NaHC
3 1.3g(0.015モル)、および塩化メチレン
(CH2Cl2)50mlの混合物を十分に撹拌しながら、
冷却することなく、乾燥CH2Cl2(50ml)に溶解し
たm−クロロ過安息香酸(80%、0.0076モル)
1.65gの乾燥溶液(Na2SO4)をこれに滴下す
る。3日間、環境温度に保ったのち、NaHSO31.5
gを含有する水100mlで反応混合物を洗浄する。つい
で有機層を分取し、水(100ml)で洗浄し、乾燥(N
2SO4)し、真空で蒸発する。残留物をシリカゲルカ
ラムでクロマトグラフィー精製する。ジエチルエーテ
ル:ヘキサン(1:1)で溶出することにより、表題の
化合物を白色無定形の固体物質として得る。本品はTL
Cで均質である。Rf=0.28[シリカゲル、酢酸エ
チル:ヘキサン(1:1)溶媒](実施例番号2.8
3、表2)。実施例Bと類似の方法により、第2表の化
合物を得る。
【0021】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【0022】
【表15】
【表16】
【表17】
【表18】
【表19】
【表20】
【表21】
【表22】
【表23】
【表24】
【表25】
【表26】
【表27】
【表28】
【表29】
【0023】略語の解説 (1) 4−および5−置換化合物の異性体混合物 (2) Ar=2−R2−4−R3−5−R4−フェニル (3) Ar1=2,4−ジヒドロベンゾ[b]−1,4−オ
キサジン−3−オン−6−イル (4) Ar2=3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−
2−オン−7−イル (5) Ar3=1H−キノキサリン−2−オン−7−イル (6) Ar4=ベンゾ[d]−1,3−チアゾール−2−
(3H)−オン−5−イル (7) 化合物の番号表示法
【化12】
【0024】中間体化合物 実施例3 2−クロロ−4−フルオロ−5−(4,5,8,8a−
テトラヒドロ−1,3−ジオキソイミダゾ[1,5a]
−ピリジン−2(3H)−イル)−安息香酸−1−メチル
エチルエステル 1,2,3,6−テトラヒドロ−2−ピリジンカルボン
酸メチルエステル1.9g(0.0135モル)のトリエ
チルアミン1.2mlを含有する乾燥トルエン溶液(50m
l)を撹拌しながら、冷却することなく、2−クロロ−
4−フルオロ−5−イソシアナート−安息香酸−1−メ
チルエチルエステル3.47g(0.0135モル)の乾
燥トルエン溶液(100ml)を加える。イソシアナート
を全部加えたのち、得られた反応溶液を室温で18時間
撹拌し、ついで真空で蒸発する。残留する粘稠な液体
は、TLCで均質であり[Rf=0.38、シリカゲ
ル、酢酸エチル:ヘキサン(1:1)溶媒]、さらに精
製することなく目的の生成物の製造に使用できる。
【0025】実施例4 4,5−エポキシ−2−ピペリジンカルボン酸メチルエ
ステル 1,2,3,6−テトラヒドロ−2−ピリジンカルボン
酸メチルエステル2.8g(0.02モル)の乾燥塩化メ
チレン(CH2Cl2、20ml)溶液へ、m−クロロ過安
息香酸4.3g(80%、0.02モル)の乾燥CH2
2(100ml)の乾燥(Na2SO4)溶液を冷却する
ことなく滴下する。発熱反応(35℃)がおさまったの
ち、反応溶液を環境温度で放冷し、その温度で、暗所で
6日間保つ。ついで反応混合物を、KHCO3 14gお
よびNaHSO3 1.5gを含有する水140mlで処理
する。有機層を分取し、水100mlで洗浄する。乾燥し
た塩化メチレン溶液(Na2SO4)を回転減圧蒸発し、
残った残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
掛けて精製する。ジエチルエーテルで溶出し、ジエチル
エーテルで破砕することにより表題の化合物が得られ
る。m.p.104〜106℃。
【0026】生物学的性質 多くの雑草の出芽前および出芽後の防除について実施し
た実験により、この出願の化合物の除草活性を証明す
る。そのような雑草はアブチロン・テオフラスチ(Abuti
lon theophrasti)[イチビ]、アマランツス・レトロフ
レクスス(Amaran-thus retroflexus)[アオビユ]、シ
ナピス・アルバ(Sinapis alba)[白ケシ]、ソラヌム・
ニグルム(Solanum nigrum)[イヌホオズキ]、ブロムス
・テクトルム(Bromus tectorum)[ヤセチャヒキ]、セ
タリア・ビリディス(Setaria viri-dis)[エノコログ
サ]、アベナ・ファツア(Avena fatua)[カラスムギ]
およびエキノクロア・クルス・ガリ(Echinochloa crus-
galli)[イヌビエ]等である。出芽前試験では、乾燥土
壌を充填した小プラスチックハウス栽培用ポットに各種
の雑草の種子をまく。播種後、24時間またはそれ以内
は土壌が濡れるまでポットへ散水し、乳化剤を含有する
アセトン溶液の水性乳液として製剤した試験化合物を所
定の濃度で噴霧し、乳化液を土壌表面へ噴霧する。噴霧
後、土壌コンテナーを温室内へ移し、必要に応じてさら
に熱を補給し、1日1回、または一層頻回に撒水する。
植物をこの条件下で14〜21日間保ち、その時点で植
物の状態および損傷の程度を評価する。出芽後試験で
は、試験化合物を水性乳剤として製剤化し、規定の大き
さに達した各種の雑草の葉に噴霧する。噴霧後、植物を
温室内へ移し、1日1回、または一層頻回に撒水する。
処理した植物の葉には水をかけない。処理後、21日目
に損傷の程度を測定し、評価する。一般にこの発明の化
合物は前述の雑草類の大部分に良好な活性を示す。これ
らはアブチロン・テオフラスチ[イチビ]、アマランツ
ス・レトロフレクスス[アオビユ]およびソラヌム・ニ
グルム[イヌホオズキ]に対して、出芽前および出芽後
試験でともに著しく有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレット・クーネン ドイツ連邦共和国デー−7858ヴァイル、ツ ヴェルフトハウエン4番 (72)発明者 ザザンク・ゼカール・モハンティ スイス、ツェーハー−5400バーデン、ケー ルシュトラーセ45番

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、R2はハロゲン、または水素、R3はハロゲン、
    シアノ、またはC1-4アルキル、R4はH、ハロゲン、N
    2、NH2、CN、所望によりCNで置換されていても
    よいC1-8アルキル、所望によりCNで置換されていて
    もよいC2-8アルケニル、C2-5アルキニル、C2-5アル
    コキシカルボニルC1-4アルキル(ここで、アルコキシ
    カルボニル基に対してα位にあるアルキル基の炭素原子
    はさらにC2-5アルコキシカルボニル基1個以上または
    シアノ基で置換されていてもよい)、C2-5アルコキシ
    カルボニルC1-4アルコキシC1-4アルキル、C2-5アル
    コキシカルボニルC2-5アルケニル(ここで、アルケニ
    ル基は所望によりハロゲンで置換されていてもよい)、
    1-4アルキルチオC1-4アルキル、C1-4アルキルスル
    ホニルC1-4アルキル、C1-4アルキルスルホニル、C
    1-4アルキルスルホニルオキシ、C1-4アルコキシC1-4
    アルコキシ、O(C1-4アルキレン)n7、S(C1-4アル
    キレン)n7、OCH(SR8)COOR9、NR1011
    COOR12、C(O)NR1313'、C(O)R14、または
    15であり、またはR3とR4は一緒になってフェニル環
    と共に9〜10個の環原子を含んだ2環式縮合環を作
    り、その環原子の1〜3個は所望により酸素、窒素、硫
    黄から選ぶことができ、さらに所望によりC2-8アルキ
    ニル、ハロゲン、オキソ、C1-4アルキレン−R16、C
    2-8アルケニル、およびC1-8アルキル(これはそれ自体
    所望によりC2-5アルコキシカルボニル、C1-4アルコキ
    シ、またはCNによって置換されていてもよい)から選
    ばれた1またはそれ以上の基によって置換されていても
    よく、R5はH、C1-4アルキル、ハロゲン、OH、C
    2-4アルケニル、またはオキソ、R6はCOOH、COO
    W、COSW、COON=CWW'、CONHSO2W、
    CONHOCH2COOW、COOCH2OCOW、CO
    OCHWOCOW'、またはCONHOCH2COOH、
    AはNHであり、またはAとR6は互いに結合して−N
    −C(X2)−(Nが式(I)のC(X1)部分へ結合するよ
    うに配置する)を作り、R7はH、C1-4アルキル、C
    2-5アルケニル、C2-5アルキニル、またはC3-8シクロ
    アルキルであって、その炭化水素が非置換のもの、また
    は1またはそれ以上のハロゲンまたはCNで置換された
    もの、シクロペンタノイル、所望によりO−C1-4アル
    キレン−COOR8で置換されていてもよいフェニル、
    2-5アルカノイル、C2-5アルコキシカルボニル(ここ
    で、アルコキシは所望によりC1-4アルキルチオで置換
    されていてもよい)、C(O)NR88'、C(=NOR8)
    COOR8'、P(O)(OR8)OR8'、R15、C(O)
    15、またはシクロペントキシカルボニル、R8および
    8'はそれぞれ独立してC1-4アルキル、R9は所望によ
    り1またはそれ以上のハロゲンで置換されていてもよい
    1-4アルキル、R10はH、またはC1-4アルキル、R11
    はH、所望によりP(O)(OR8)R8'で置換されていて
    もよいC1-4アルキル、C2-5アルカノイル、C2-5アル
    コキシカルボニル、またはC2-5アルコキシカルボニル
    1-4アルキル、R12はN=C2-8アルキリデン、または
    所望によりハロゲン、C1-4アルコキシ、CN、トリ(C
    1-4アルキル)シリルオキシ、トリ(C1-4アルキル)シリ
    ル、C2-5アルコキシカルボニル、P(O)(OR8)O
    8'、C2-5アルカノイルオキシ、およびジ(C1-4アル
    キル)アミノカルボニルオキシから選ばれた1またはそ
    れ以上の基によって置換されていてもよいC1-4アルキ
    ル(ここで、両方のアルキル基は互いに結合して、所望
    によりさらにO、S、およびNから選ばれた1個のヘテ
    ロ原子を含んでいてもよい飽和5員または6員複素環を
    作ってもよく、さらにN−ヘテロ原子を含む場合これ
    は、複素環の水素化の程度に応じて水素またはC1-4
    ルキル基を有し得る)、R13はHまたはC1-4アルキ
    ル、R13'はH、所望によりハロゲンで置換されていて
    もよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、フェニル、C
    HO、C2-5アルカノイル、C1-4アルキルスルホニル、
    2-5アルコキシカルボニルC1-4アルキル、またはC
    2-5アルコキシカルボニルC1-4アルコキシであり、また
    はR13とR13'は一緒になって、所望によりさらにO、
    S、およびNから選ばれた1または2個のヘテロ原子を
    含んでいてもよい4員〜6員の複素環を作り、ここでさ
    らにN−ヘテロ原子が存在する場合それは、複素環の水
    素化の程度に応じて水素を有し、またはC1-4アルキル
    によって置換され得、R14はH、またはC1-4アルキ
    ル、R15は、1〜3個の環原子が酸素、硫黄および窒素
    から選ばれた5員または6員の環原子を有する複素環で
    あって、その環は所望によりC1-4アルキルおよびC2-5
    アルコキシカルボニルから選ばれた1またはそれ以上の
    基によって置換されていてもよく、R16はテトラヒドロ
    ピラニル、5,6−ジヒドロ−2H−チイニル、ピリジ
    ル、ピラジニル、オキサゾリル、またはオキサジアゾリ
    ルであって、これらはそれぞれ所望によりC1-4アルキ
    ルで置換されていてもよく、WおよびW'はそれぞれ独
    立してC1-8アルキル、C2-8アルケニル、C2-8アルキ
    ニル、またはフェニルであり、これらは何れも所望によ
    りCN、C1-4アルコキシ、または1またはそれ以上の
    ハロゲンで置換されていてもよく、X1およびX2は独立
    してOまたはS、nは0または1、mは0〜2である]
    で示される化合物。
  2. 【請求項2】 AとR6が互いに結合して−N−C(X2)
    −を作る請求項1に記載の式(I)の化合物。
  3. 【請求項3】 X1およびX2が酸素である請求項1〜2
    の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
  4. 【請求項4】 R2が塩素またはフッ素である請求項1
    〜3の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
  5. 【請求項5】 R3が臭素、塩素、フッ素、メチル、ま
    たはシアノである請求項1〜4の何れか1項に記載の式
    (I)の化合物。
  6. 【請求項6】 R4はCOOR12、OR7、またはCON
    1313'、R7はC1-4アルキル、C2-5アルケニル、ま
    たはC2-5アルキニル、R12は所望によりハロゲンまた
    はシアノによって置換されていてもよいC1-4アルキ
    ル、R13はH、R13'は所望によりハロゲンで置換され
    ていてもよいC1-4アルキルである請求項1〜5の何れ
    か1項に記載の式(I)の化合物。
  7. 【請求項7】 R3とR4が互いに結合して所望によりC
    2-8アルキニルで置換されていてもよいベンゾオキサジ
    ノンを作る請求項1〜3の何れか1項に記載の式(I)
    の化合物。
  8. 【請求項8】 R5が水素またはフッ素である請求項1
    〜7の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
  9. 【請求項9】 (a)式(II) 【化2】 で示される化合物を、式(III) 【化3】 [式中、R2-6、X1およびmは請求項1の記載と同意義
    である]で示される化合物と反応させることまたは
    (b)式(V) 【化4】 [式中、R2-5,X1,X2およびmは請求項1の記載と
    同意義である]で示される化合物とエポキシド形成試薬
    と反応させることを含む請求項1記載の式(I)の化合
    物の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8の何れか1項記載の式
    (I)の化合物および農業的に許容し得る担体を含んで
    なる除草剤組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜8の何れか1項に記載の化
    合物の除草剤として有効な量を雑草または雑草区域へ散
    布することからなる雑草の駆除方法。
  12. 【請求項12】 式(III) 【化5】 [式中、R5、R6、およびmは請求項1の記載と同意義
    である]で示される化合物。
JP4123139A 1991-05-17 1992-05-15 新規アリールアミノカルボニル化合物 Pending JPH05163274A (ja)

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