JPH05162615A - プリテンショナ - Google Patents

プリテンショナ

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JPH05162615A
JPH05162615A JP3353003A JP35300391A JPH05162615A JP H05162615 A JPH05162615 A JP H05162615A JP 3353003 A JP3353003 A JP 3353003A JP 35300391 A JP35300391 A JP 35300391A JP H05162615 A JPH05162615 A JP H05162615A
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JP
Japan
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pulley
power source
tooth
pretensioner
gears
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Application number
JP3353003A
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Inventor
Muneo Nishizawa
宗雄 西澤
Tetsuya Hamagami
哲也 濱上
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Publication date
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Priority to CA002085422A priority patent/CA2085422A1/en
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Priority to DE9217298U priority patent/DE9217298U1/de
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Priority to DE4242782A priority patent/DE4242782C2/de
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R22/4619Transmission of tensioning power by cable, e.g. using a clutch on reel side
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R2022/468Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by clutching means between actuator and belt reel

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリテンショナを駆動する歯車の噛合を円滑
化し、作動時のパワーロスの減少を図る。 【構成】 シートベルト巻取軸に接続された被動歯車3
と、パワーソースに接続された駆動歯車1とをパワーソ
ースの作動により相互に噛合させ、両歯車1,3を介し
てパワーソースの動力を巻取軸に伝達させてその回転で
ベルトを巻締めるプリテンショナにおいて、歯車1に、
両歯車1,3の歯先11a,31a同士の衝突後の噛合
方向への相対移動の妨げとなる歯先11a部分を切欠い
て欠歯部11bを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートベルト装置のプリ
テンショナに関し、特に、そのパワーソースの動力をシ
ートベルト巻取軸に伝達する動力伝達機構としての歯車
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の乗物に装備されるシートベルト
装置には、乗員に装着されたベルトを緊急時に引張する
プリテンショナが設けられたものがあり、このようなプ
リテンショナの一形式として特開平1−119454号
公報に開示の装置がある。
【0003】この装置は、シートベルトリトラクタの巻
取軸にカップリング装置を介して連結されたプーリを、
その周囲に巻懸けられた引張ケーブルの駆動装置(パワ
ーソース)による引張で回転させてベルトを巻締める形
式のもので、この装置では、前記カップリング装置を一
対の歯車で構成し、その一方の被動歯車を巻取軸に固定
し、他方の駆動歯車をプーリに固定し、プーリをガイド
装置(旋回クランク)に支持して、巻締め操作時にガイ
ド装置の旋回により両歯車を噛合させたのち回転させる
構成が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の装
置は、ミリセカンド単位で大きなパワーを瞬間的に作用
させるものであるため、前記両歯車の噛合を速やかに完
了させ、パワーソースの動力を速やかにシートベルト巻
取軸に伝達することが肝要であるが、上記従来の装置で
は、動力伝達部材を構成する両歯車の歯先位置によって
は、噛合時にそれら歯先同士が衝突して、歯先の滑りに
よる位置ずれで噛合が達成されるまでのタイムロスが大
きくなる問題点があった。
【0005】本発明は、上述のような事情に鑑み案出さ
れたものであって、動力伝達部材を構成する両歯車の噛
合時に、歯先衝突が生じた場合でも、その後の両歯車の
噛合方向への相対移動が円滑に行われるようにして、常
に速やかな噛合を達成することができる動力伝達機構に
より、作動に至るまでのタイムロスを極力小さくしたプ
リテンショナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、シートベルト巻取軸に接続された被動歯
車と、パワーソースに接続された駆動歯車とを備え、前
記両歯車を前記パワーソースの作動により相互に噛合さ
せ、前記両歯車を介して前記パワーソースの動力を前記
巻取軸に伝達させて該巻取軸の回転でベルトを巻締める
プリテンショナにおいて、前記両歯車の何れかに、前記
両歯車の歯先同士の衝突後の噛合方向への相対移動の妨
げとなる歯先部分を切欠いた修正歯部を形成したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】上記本発明のプリテンショナにおいては、パワ
ーソースの作動により駆動歯車が被動歯車に向かって移
動し、それら両歯車の噛合に先立って歯先の衝突が生じ
た場合、駆動歯車は一旦噛合方向への移動を停止し、そ
こから再加速されて相互の歯先のずれにより噛合方向に
移動を再開するが、その際、両歯車の何れかに形成した
修正歯部を他の歯先部が移動可能となるため、その後の
歯先周面幅部での干渉により両歯車の噛合方向への移動
が妨げられることがなく、完全な噛合に至るまでのタイ
ムロスが小さくなる。
【0008】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づき図面を参照し
ながら概略構成から説明する。図1は本発明の一実施例
の各部材を分解して示す斜視図である。図に示すよう
に、この装置は、リトラクタRとプリテンショナPとか
ら構成されており、プリテンショナPは、シートベルト
巻取軸R1に接続されて被動歯車を構成するピニオン3
と、パワーソース2に接続されて駆動歯車を構成するプ
ーリ1とを備え、ピニオン3とプーリ1をパワーソース
2の作動により相互に噛合させ、これらを介してパワー
ソース2の動力を巻取軸R1に伝達させて、巻取軸R1
の回転で図示しないベルトを巻締める装置とされてい
る。
【0009】そして、図2に歯形を拡大して示すよう
に、ピニオン3とプーリ1の何れか(本例において、プ
ーリ1)に、その歯先11aとピニオン3の歯先31a
の衝突後の噛合方向への相対移動の妨げとなる歯先部分
を切り欠いた修正歯部11bが形成されている。この例
では、修正歯部11bが駆動歯車を構成するプーリ1の
内周歯11側に形成されているため、修正歯部11b
は、歯先11aからプーリ1の回転方向(図に矢印で示
す)に対して後方(以下、歯の前後関係については回転
方向に対する前後で説明する。)に傾斜して形成されて
いる。この修正歯部11bの具体的形状については、後
の作動に関する説明から自ずと明らかとなるが、概略的
に言えば、修正歯部11bは、歯先外周面の前縁11c
から後方に向かうに従って次第に歯元11d方向に深く
なる概略楔状とされている。なお、修正歯部を被動歯車
たるピニオン3側に形成する場合には、修正歯部は歯先
外周面の後縁から前縁に向かって歯元方向に深くなる略
楔状とされる。
【0010】図1に戻ってさらに細部の構成について詳
述すると、シートベルトリトラクタRは、従来公知の適
宜の構成を備えるもので、この例では、図示しないベル
トを巻付けるスピンドルR3とベルトを挟持するクラン
プ組立体R4とがベースR2内に配設され、ベルトの引
出し及び巻込みを制御するロック機構R5がベースR2
の一側にカバーR6で覆われて配設され、他側にベルト
を巻込み付勢するスプリングユニットR7が配設されて
いる。そして、本発明に係るプリテンショナ機構は、ベ
ースR2の側壁R21とスプリングユニットR7との間
に配設されており、ピニオン3、プーリ1、それらを収
容するハウジング5、ハウジング5の開口を覆いスプリ
ングユニットR7及びパワーソース2を支持するリテー
ナ6、リテーナ6に支持されたパワーソース2から構成
されている。
【0011】ハウジング5は、側壁51と周壁52で囲
まれて実質矩形状のプーリ収容凹部53が画定され、一
側が開放された箱形に構成されている。側壁51の中央
部にはピニオン3を挿通する開口が形成され、周壁52
の一部は切欠かれてロープ挿通部54が形成されてい
る。ハウジング5の開放側を覆うリテーナ6は、プレス
成型品よりなる板状とされ、その板部61がスプリング
ユニットR7の取付部とされ、縁部から突設されたブラ
ケット部62がパワーソース2の取付部を構成してい
る。そして、ハウジング5はカラー55を介して、リテ
ーナ6は直接、ベースR2の側壁R21にリベット71
で取付けられている。
【0012】ピニオン3は、本例では外周歯31を形成
されており、巻取軸R1の軸端の角軸部R11に嵌合固
定され、ハウジング5のプーリ収容凹部53のほぼ中央
部に配設されており、外周歯31を形成されていない内
端側外周面32がベースR2の側壁R21に設けられた
軸通孔R22に支持されて、巻取軸R1をベースR2に
支持する仲介部材としても機能している。ピニオン3の
外端側は、角軸部R11に嵌合されたストッパR12で
止められている。なお、角軸部R11は、さらにリテー
ナ6の軸通孔63を通って外側に延び、外端にスプリン
グユニットR7の図示しない渦巻バネの内端が取付けら
れている。
【0013】一方、プーリ1は、内周にピニオン3の前
記外周歯31と噛合する内周歯11を形成されており、
その内周径がピニオン3の外周径より若干大径の環状と
され、内周歯11のうち、セット状態で外周歯31と近
接する位置に置かれる何枚かの歯先11aには、前記の
ように修正歯部11bが形成されている。プーリ1は、
本例では外側のフランジを除去した構成とされ、内側フ
ランジ12の一部は若干切欠かれて欠円部13を形成さ
れている。プーリ1の外周にはフランジ12の外周から
軸方向に突出する突起14に挟まれて周面の一部を切込
んだ溝15が形成されている。この溝15にはロープ2
1の端末にかしめ止めされたワイヤエンド22が収容さ
れ、ワイヤエンド22の端面は突起14に引っ掛けてプ
ーリ1に碇着されている。端末をこのようにプーリ1に
碇着されたロープ21は、プーリ1の外周にほぼ3/4
周巻き付いてから、ロープ挿通部54を通り、ハウジン
グ5外に延び、パワーソース2のピストン23に止着さ
れて終端している。
【0014】パワーソース2は、本例では周知のガス圧
シリンダとして構成されており、そのTピース24をブ
ラケット62にリベット72及びタッピングネジ73で
取付け支持されている。パワーソース2の詳細な構成の
説明は省略するが、図において、符号25はシリンダ、
26は混合火薬とそのイグナイタからなるガスジェネレ
ータ、27はそのキーパ、28は起動装置へ結線するコ
ネクタを示す。
【0015】図3は、このように構成されたプリテンシ
ョナPの作動を説明する側面図である。なお、以下の説
明において便宜上、図面上の上下、左右をそのまま位置
関係の説明に用いるが、これらは必ずしもプリテンショ
ナPの上下、左右を特定するものではない。図の(A)
に示すように、セット状態において、プーリ1は欠円部
13をプーリ収容凹部53内に突出するガイド手段4に
支持されてプーリ収容凹部53の若干下方に配設され、
フランジ12の左右2箇所をシェアピン16によりハウ
ジング5の側壁51に保持されている。したがって、こ
の状態でピニオン3の外周歯31とプーリ1の内周歯1
1とは下方の最接近位置においても所定のクリアランス
Lを保った非噛合状態にあり、リトラクタRの巻取軸R
1の回転及びELR機能は支障無く達成される。なお、
上記欠円部13はセット時のプーリ1の位置決めとクリ
アランスL拡大とに役立っている。
【0016】このようなセット状態で車両の衝突等の際
の大きな加速度が加わり、これがセンサで検知されて起
動装置の制御でパワーソース2が作動すると、図の
(B)に示すように、ロープ21が図示矢印Fで示す方
向の引張力で引かれ、シェアピン16が切断され、ロー
プ21を巻懸けられたプーリ1はその軸回りに回転を始
めながら慣性モーメントで上方にも引上げられ、外周歯
31と内周歯11とが下方の噛合点Sで噛合する。この
噛合時の挙動は、外周歯31と内周歯11の歯先の位相
により異なる。
【0017】先ず、歯先の衝突を生じることなく外周歯
31と内周歯11が噛合う場合は、噛合点Sで噛合い、
図の(C)に示すように、引張力Fはプーリ1を噛合点
Sを中心として回転させる力として作用するようになる
ので、プーリ1のフランジ12周面は反力支点Uを構成
するガイド手段4の上面に摺接支持される状態となり、
プーリ1は、噛合点Sと反力支点Uに規制されて、仮想
中心OR回りにガイド手段4の上面をガイドとして回転
するようになる。この状態での噛合は、引張力Fによる
軸心方向分力により維持される。
【0018】一方、歯先の衝突を生じる場合は、噛合部
を拡大して詳細に図4に示すように、当初点線で示すセ
ット位置にあったプーリ1の内周歯11は、角度a1、
距離s1だけ移動し、実線で示す位置になる。この時、
内周歯11の前縁は、点P0から点P1に移動する。そ
して、この位置で内周歯11とピニオン3の外周歯31
が衝突する。この時、プーリ1の回転は継続するが、上
方への移動は歯の衝突により一旦停止する。そして、再
び上方への運動を開始し、所定時間の間に角度a2、距
離s2だけ移動し、一点鎖線で示す位置に達する。この
動作の際に、上記修正歯部11b(図2参照)が設けら
れていない場合は、プーリ1は歯先幅W分回転が継続す
る間、上方移動できず、それだけ噛合が遅れるが、本例
では、修正歯部の存在によりプーリ1の回転による歯先
の前縁11cの歯31aに対する滑りが直ちに上方への
移動を許容することになるため、歯先11aに修正歯部
11bがない場合に比べて歯先幅Wのすべり分だけ上方
移動の開始時期を早め、点P1から点P2に移動するこ
とができる。したがって、修正歯部11bの各位置にお
ける深さdを最低でも上記点P1から点P2への移動軌
跡に沿うものとすれば、ピニオン3の外周歯31に妨げ
られることなく噛合が行われる。以後は図3の(C)に
示すのと同様の噛合状態となる。
【0019】なお、歯先の衝突を生じる場合で、上記の
ような歯先のすべりが生じない場合即ち回転方向の移動
も衝突により停止する場合は、図5の(A)に示すよう
に、先ずプーリ1とピニオン3はそれらの歯先を接触点
Qで衝合させて回転、上方移動共に停止する。次に、
(B)に示すように、両歯の接触点Qを支点としてプー
リ1に該支点回りの回転モーメントが生じる。このモー
メントによりプーリ1は左方が下に押下げられ、その外
周がガイド手段4に当接する。すると、(C)に示すよ
うに、今度はプーリ1には支持点V回りの回転モーメン
トが生じる。このモーメントは、プーリ1の軸回りの回
転トルクTよりはるかに大きいため、接触点Qより前方
に位置する歯先がピニオン側の歯の間に噛込み、その位
置Xから噛合が開始する。この噛合点Xにおける回転方
向の力をfr、噛合方向の力をfgで示す。この場合
も、以後は図3の(C)に示すのと同様の噛合状態とな
る。
【0020】このような経過を辿り、噛合後のプーリ1
の回転はピニオン3を介して巻取軸R1に伝えられ、ベ
ルトBの巻き込みが行われる。上記の作用によりリトラ
クタRの巻取軸R1が回転させられ、繰出されていたベ
ルトBは瞬間的にリトラクタR内に巻込まれ、慣性力に
よる乗員の身体移動に先立ち、ベルトBの引締めによる
テンション付与動作が行われる。
【0021】次に、図6はプーリのピニオンに対する係
合を固定ガイドと可動ガイドで維持する形式のプリテン
ショナとした第2実施例の概略側面を示すもので、主要
な構成は、上記第1実施例のものと同様である。ただ、
この例では、プーリ収容凹部53Aの一側に可動ガイド
として機能するスペーサ8Aが配設され、その爪部81
Aがプーリ1Aの切欠き16Aに係合している。そし
て、このスペーサ8Aは、プーリ1Aの回転時に切欠き
16Aとの係合で引上げられ、プーリ1とベースR2A
の突起R23Aとの間に引込まれ、プーリ1Aの内周歯
11Aと、ピニオン3Aの外周歯31Aとの噛合を維持
する。この第2実施例の装置においても、両歯車の噛合
は前記第1実施例のものと同様の経過でなされる。
【0022】以上、本発明を2つの実施例に基づき詳述
したが、本発明は、上述の実施例及びそれに関連して説
明した構成のみに限定されることなく、特許請求の範囲
に記載の事項の範囲内で、プリテンショナの構成等に応
じた具体的構成の変更を含むものである。例えば、上記
両実施例では、駆動側歯車と被動側歯車をそれぞれ内外
周に歯を有する内接噛合歯車とし、駆動側歯車を軸支持
しない構成としたが、駆動側歯車と被動側歯車は外接噛
合歯車とすることもでき、また、駆動歯車を従来のよう
に軸支持する形式とすることもできる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
パワーソースの動力をシートベルト巻取軸に伝達する仲
介部材としての歯車の噛合を円滑且つ迅速化することが
できるため、動力伝達部材を構成する両歯車の噛合時
に、歯先衝突が生じた場合でも、その後の両歯車の噛合
方向への相対移動が円滑に行われるようにして、常に速
やかな噛合を達成することができ、作動に至るまでのタ
イムロスを最小限に抑えたプリテンショナを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】第1実施例の一部を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】第1実施例の作動を順を追って示す作動説明図
である。
【図4】第1実施例の作動の一態様を模式化して段階的
に示す作動説明図である。
【図5】第1実施例の作動の他の態様を模式化して段階
的に示す作動説明図である。
【図6】ガイド手段を変更した第2実施例を一部断面で
示す側面図である。
【符号の説明】
1 プーリ(駆動歯車) 2 パワーソース 3 ピニオン(被動歯車) 11a 歯先 11b 修正歯部 B ベルト P プリテンショナ R シートベルトリトラクタ R1 巻取軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルト巻取軸に接続された被動歯
    車と、パワーソースに接続された駆動歯車とを備え、前
    記両歯車を前記パワーソースの作動により相互に噛合さ
    せ、前記両歯車を介して前記パワーソースの動力を前記
    巻取軸に伝達させて該巻取軸の回転でベルトを巻締める
    プリテンショナにおいて、前記両歯車の何れかに、前記
    両歯車の歯先同士の衝突後の噛合方向への相対移動の妨
    げとなる歯先部分を切欠いた修正歯部を形成したことを
    特徴とするシートベルト装置のリトラクタ軸回転式プリ
    テンショナ。
JP3353003A 1991-12-17 1991-12-17 プリテンショナ Pending JPH05162615A (ja)

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