JPH05162613A - シートベルトリトラクタ - Google Patents

シートベルトリトラクタ

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Publication number
JPH05162613A
JPH05162613A JP3350885A JP35088591A JPH05162613A JP H05162613 A JPH05162613 A JP H05162613A JP 3350885 A JP3350885 A JP 3350885A JP 35088591 A JP35088591 A JP 35088591A JP H05162613 A JPH05162613 A JP H05162613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
winding
seat belt
endless belt
acceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3350885A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sagiya
秀雄 鷺谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP3350885A priority Critical patent/JPH05162613A/ja
Publication of JPH05162613A publication Critical patent/JPH05162613A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートベルトリトラクタの外形構造を薄くす
る。 【構成】 互に離間した一対のドラム10、10aに、
ベルト7の端部が連結された無端ベルト11を装着す
る。また、この無端ベルトを自動的に巻取る方向へドラ
ム10、10aを回転駆動するモータ20と、車両が所
定の加速度に達するのを検知すると、ドラム10、10
aを回転不能に拘束する電磁ソレノイド26とが付属し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の座席に着座する
際に装着するベルトを自動巻取りするためのシートベル
トリトラクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシートベルトリトラクタは、通
常回転駆動される単一ドラムに巻回するように構成され
ており、したがって巻取りに伴いその円形の巻取り直径
が徐々に大きくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、平板形状でな
いためにルーフ部分への収納は困難であり、またセンタ
ピラーに装着する場合には、高さ方向の中間領域でセン
タピラーアッパとセンタピラーロアとの接合を前提に
し、センタピラーロア下方の空間部に収納しており、接
合部分の見栄え上も問題があった。要するに、シートベ
ルトリトラクタの形状は薄形形状の方が広い空間部分を
必要とせず、ルーフ部分への収納も可能になる。本発明
は、このような点に鑑みて、厚さを薄くして巻取り可能
なシートベルトリトラクタを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、互に離間した一対の円形回転体に、ベル
トの端部が連結された無端ベルトを装着すると共に、こ
の無端ベルトを自動的に巻取る方向へ回転体を回転駆動
する駆動装置と、車両が所定の加速度に達するのを検知
すると、回転体を回転不能に拘束するロック具とを付属
させたことを特徴とする。
【0005】
【作用】駆動装置が回転体を回転駆動することにより、
ベルトは無端ベルトにキャタピラ式に巻取られる。ベル
トを引出した装着状態おいて車両が所定の加速度に達す
ると、ロック具は回転体をロックしてベルトの引出しを
拘束する。
【0006】
【実施例】図1〜図3は、本発明の一実施例によるシー
トベルトリトラクタ8を示すもので、図3に示すよう
に、ルーフ成形天井板1の内側に位置したルーフサイド
インナパネル2内の空間部にねじ止めで収納されてい
る。このシートベルトリトラクタ8は、組立後にケース
でカバーされる長方形状の基板9を備え、その表面にお
いて周面両側に歯形を備えた一対のドラム10、10a
に、ケース口を通してベルト7の一端が連結され、かつ
裏面両側に歯形を形成された無端ベルト11が噛合され
てキャタピラを構成している(図2参照)。そして、一
方のドラム10の両側には歯車12が固定され、他方の
ドラム10aの両側には歯車12及びディスク12aが
固定されて、基板9に立設された軸受ブラケット15に
それぞれのシャフトで回転自在に支持されている。
【0007】無端ベルト11間の空間部には、斜めにモ
ータ20が、ブラケット21で基板9に支持されてい
る。双方の回転軸の先端には、傘歯車22が取付けられ
て歯車12に噛合し、同一回転方向に駆動するようにな
っている。24はベルト7に圧接するように回転自在に
基板9に支持され、かつばね付勢されたテンションロー
ラであり、その回転軸24aに取付けられた可変抵抗器
25により、テンションローラ24の回転位置に応じた
テンション信号を出力する。26は、歯車12に噛合す
る歯形27を先端部に備えてドラム10、10aの引出
し方向の回転を拘束する電磁ソレノイドである。
【0008】図3に示すように、ベルト7の他方の端部
は、ルーフサイドインナパネル2のスリット6からベル
トガイド4を通して2点鎖線で示すように、クッション
部3の側方に固定されており、使用時には点線で示すよ
うに、その反対側の側部にバックル5でロックされる。
【0009】さらに、シートベルトリトラクタ8には、
マイクロコンピュータ29が付属してそれぞれモータ駆
動部20a、ソレノイド駆動部26a等と協働すること
により、モータ駆動手段及び引出しロック手段を構成し
ている。即ち、エンジンが始動されると、モータ駆動部
20aへ巻取り方向へ回転駆動させるモータ作動信号を
出力し、ベルト7のテンションを適正に保持する予め定
めたテンション信号レベルに達すると停止させる。ま
た、車両の加速度センサから加速度信号を取込んで予め
定めた加速度に達すると、ソレノイド作動信号を出力し
て電磁ソレノイド26の歯形27を歯車12に噛合させ
る。
【0010】このように構成されたシートベルトリトラ
クタの動作は、次の通りである。着用に際しては、シー
トベルトリトラクタ8かベルト7を引出してドラム1
0、10aを図2で見て時計方向に回転させることによ
り無端ベルト11を矢印A方向に回転させ、ベルト7を
任意に引出すことができる。エンジンを始動させると、
モータ20が巻取り方向に回転してベルト7を緊張させ
るように無端ベルト11を矢印B方向へ回転させ、適正
なテンションが得られた時点で停止する。つまり、エン
ジンの作動状態で、モータ20はベルト7の引出しを許
容すると共に、絶えず適正なテンション状態に巻取り動
作を行う。車両の急制動等により所定レベルを越える加
速度が生じると、ベルト7の引出しを拘束するように電
磁ソレノイド26を作動させる。着座者がベルト7を外
すと、テンション信号レベルが低下することにより、連
続的に巻取り動作を行い、無端ベルト11の周囲に重ね
て巻回される。その際、一重の巻取り長は、単一ドラム
の円周長に対してその離間寸法に対応して長くでき、巻
回数を少なく済ませて増加する厚みを僅かにできる。ま
た、センタピラーもロア及びアッパに分離する必要もな
く、内装トリムと共に一体化可能になる。
【0011】尚、前述の実施例において、ドラム10、
10aの駆動装置としては、場合によっては定荷重ぜん
まいばねを利用し、また加速度が異常に大きくなった場
合にドラム10、10aをロックする手段も機械的に構
成することも考えられる。キャタピラ構造についても種
々の考えられる。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ベルトの巻取り
をキャタピラ式に行うことにより、一重の巻取り長を直
線状に長くでき、巻取り状態の厚み増加を抑制すること
ができ、平板状のシートベルトリトラクタが実現可能と
なる。したがって、ルーフ部分に収納することも可能と
なり、他の部位に装着する場合でも厚さを抑制できるた
めに配置場所の自由度が増し、ボデー構造も取付け用に
複雑になることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるシートベルトリトラク
タ内の平面図である。
【図2】同シートベルトリトラクタの要部斜視図であ
る。
【図3】同シートベルトリトラクタの配置状態を示す概
略側面図である。
【符号の説明】
7 ベルト 10、10a ドラム 11 無端ベルト 12 歯車 20 モータ 22 傘歯車 24 テンションローラ 26 電磁ソレノイド 27 歯形

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に離間した一対の円形回転体に、ベル
    トの端部が連結された無端ベルトを装着すると共に、こ
    の無端ベルトを自動的に巻取る方向へ前記回転体を回転
    駆動する駆動装置と、車両が所定の加速度に達するのを
    検知すると、前記回転体を回転不能に拘束するロック具
    とを付属させたことを特徴とするシートベルトリトラク
    タ。
JP3350885A 1991-12-11 1991-12-11 シートベルトリトラクタ Pending JPH05162613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3350885A JPH05162613A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 シートベルトリトラクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3350885A JPH05162613A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 シートベルトリトラクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05162613A true JPH05162613A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18413557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3350885A Pending JPH05162613A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 シートベルトリトラクタ

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JP (1) JPH05162613A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502836A (ja) * 2008-09-22 2012-02-02 オートリブ ディベロップメント エービー リバーシブル・シートベルト・テンショナ
JP2013035391A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Toyota Boshoku Corp シートベルトを装備した車両用シート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5666272A (en) * 1979-11-01 1981-06-04 Nissan Motor Seat belt retractor

Patent Citations (1)

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