JPH05162450A - マーキング組成物 - Google Patents

マーキング組成物

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JPH05162450A
JPH05162450A JP3352946A JP35294691A JPH05162450A JP H05162450 A JPH05162450 A JP H05162450A JP 3352946 A JP3352946 A JP 3352946A JP 35294691 A JP35294691 A JP 35294691A JP H05162450 A JPH05162450 A JP H05162450A
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JP
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resin
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average particle
composition
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JP3352946A
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English (en)
Inventor
Haruki Niimoto
昭樹 新本
Masaru Kudo
勝 工藤
Shoichi Hayashibara
昌一 林原
Tomoe Umeyama
智江 梅山
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザー光線照射により、鮮明な白色に発色さ
せることのできるマーキング組成物を得ること。 【構成】紫外線硬化型樹脂、該紫外線硬化性樹脂に対し
て10〜100重量%の熱硬化性樹脂及び/又は熱硬化
性樹脂組成物及び/又はそれらの硬化物からなる平均粒
径20μ以下の微粒子及び、該紫外線硬化性樹脂に対し
て10〜100重量%の平均粒径20μ以下のテトラフ
ルオロエチレン樹脂の微粒子を含有するマーキング組成

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形された材料の表面
にレーザー光線照射により鮮明なマークを付与できる実
質的に刻印部を鮮明に発色させるためのマーキング組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体、コンデンサー、抵抗
体、IC、ダイオード、リレー、スウィッチ等の電子、
電気部品の表面へ文字や記号をマーキングするのにマー
キングインキを用いて印刷する方法が行われている。こ
の方法は、インキによる印刷から乾燥に到る工程に長時
間を要すること、微細部品へのマーキングの困難さ、印
刷品質の維持、管理の煩雑さ、更には、コスト高等の問
題があって、その合理化が望まれている。
【0003】最近、マーキングを合理化するために、部
品等の表面に直接レーザー光を照射し、表面の一部分を
熱分解あるいは蒸発により蝕刻してマーキングするレー
ザーマーキング方法が行われるようになった。しかしな
がらこのマ−キング方法においては、マーキングされる
べき部品の材質が種々あるため、材質によっては鮮明な
マーキングが出来なっかたり、あるいは、着色した材料
の場合、鮮明に発色しにくいといった問題点を有してい
る。上記の問題点を解決するために、電子、電気部品の
表面にレーザーマーキング可能な紫外線硬化型インキを
塗布、硬化せしめた後レーザー光によりマーキングする
方法が採られている。この方法は、短時間の工程で済
み、且つ、微細品へのマーキングが可能であり良好なマ
ーキングが得られるという利点を有している。しかし、
部品に依ってはフラックスを掛けた後半田付を行う工程
を経るが、市販の紫外線硬化型レーザーマーキング用イ
ンキを用いた場合、得られたマークが消えてしまうとい
う欠点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】紫外線硬化型インキを
用いたレーザーマーキング方法に於て、半田付け工程後
のマークの消失を起こさないレーザーマーキング組成物
が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記したよ
うな課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に
到ったものである。即ち、本発明は、(1)紫外線硬化
性樹脂、該紫外線硬化性樹脂に対して10〜100重量
%の熱硬化性樹脂及び/又は熱硬化性樹脂組成物及び/
又はそれらの硬化物からなる平均粒径20μ以下の微粒
子及び、該紫外線硬化性樹脂に対して10〜100重量
%の平均粒径10μ以下のテトラフルオロエチレン樹脂
の微粒子を含有するマーキング組成物を提供する。
【0006】本発明のマーキング組成物につき詳細に説
明する。本発明で用いられる熱硬化性樹脂及び/又は熱
硬化性樹脂組成物及び/又はそれらの硬化物の具体例と
しては、エポキシ樹脂、グアナミン樹脂、ベンゾグアナ
ミン樹脂、シリコーン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂等
の樹脂又はそれらの硬化物が挙げられる。これらの本発
明で用いられる熱硬化性樹脂及び/又は熱硬化性樹脂組
成物及び/又はそれらの硬化物は、紫外線硬化性樹脂に
対して、通常10〜100重量%含有されるが、特に好
ましくは30〜80重量%含有されるものである。その
含有量が20重量%以下では明瞭なコントラストが得ら
れず、又、100重量%を超えた場合にはインキとして
の物性が著しく劣り、使用に耐えない。使用する熱硬化
性樹脂及び/または熱硬化性樹脂組成物及び/またはそ
れらの硬化物の平均粒度としては20μ以下の微粒子が
よく、特に好ましくは15μ以下である。
【0007】本発明で用いられる熱硬化性樹脂及び/又
は熱硬化性樹脂組成物及び/又はそれらの硬化物は、必
要により充填剤、着色剤を含有し得る。使用し得る充填
剤の例としては、水酸化アルミニュウム、炭酸カルシュ
ウム、シリカ、アルミナ、マイカ、珪酸カルシュウム、
クレー、タルク、硝子繊維粉末等の無機系充填剤及びポ
リエチレンパウダー、ポリアミドパウダー等の有機系充
填剤が挙げられるが、水酸化アルミニュウムの使用が特
に好ましい。又着色剤としては、フタロシアニン、ア
ゾ、ジスアゾ、キナクリドン、アントラキノン、フラバ
ントロン、ペリノン、ペリレン、ジオキサジン、縮合ア
ゾ、アゾメチン又はメチン系の各種有機色素が用いられ
る。
【0008】本発明で用いられるテトラフルオロエチレ
ン樹脂微粒子の粒度は0.1〜20μの範囲が好まし
く、特に好ましくは0.3〜10μである。又、その使
用量は紫外線硬化性樹脂に対して10〜100重量%で
あるが、特に好ましくは20〜80重量%である。その
含有量が10重量%以下では明瞭なコントラストが得ら
れず、又、100重量%を超えた場合にはインキとして
の物性が著しく劣り、使用に耐えない。
【0009】又、本発明で用いられる熱硬化性樹脂及び
/又は熱硬化性樹脂組成物及び/又はそれらの硬化物と
テトラフルオロエチレン樹脂微粒子の使用量の合計は、
紫外線硬化性樹脂に対して20〜150重量%であり、
特に好ましくは、30〜130重量%である。総含有量
が20重量%以下では明瞭なコントラストが得られず、
又、130重量%を超えた場合にはインキとしての物性
が著しく劣り、使用に耐えない。
【0010】本発明で用いられる紫外線硬化性樹脂の例
としては、ラジカル重合型又はカチオン重合型の樹脂が
挙げられるが、そのうちラジカル重合型樹脂としては、
ポリエーテル系、不飽和ポリエステル系、ウレタン系、
エポキシ系、ポリエステル/ウレタン系、ポリアセター
ル系、ポリブタジエン系の各種アクリレートモノマー、
オリゴマーが、又カチオン重合型樹脂としては、エポキ
シ樹脂及びエポキシ系希釈剤が用いられる。本発明のマ
−キング組成物においては硬化のために光開始剤の使用
が好ましく、そのような光開始剤としては、ラジカル重
合型樹脂にはベンゾインエーテル系、ベンゾフェノン
系、アセトフェノン系、チオキサントン系の光開始剤
が、又カチオン重合型樹脂には芳香族ジアゾニウム塩、
芳香族ハロニウム塩、芳香族スルホニウム塩、メタロセ
ン化合物等の光開始剤が用いられる。硬化を行うに当た
りラヂカル重合型の樹脂を用いた場合、硬化を更に完全
にするために80〜170℃の範囲で、特に望ましくは
100〜150℃の範囲で加熱することが望ましい。加
熱時間は、条件により異なるが、通常5〜30分の間で
ある。
【0011】本発明のレーザーマーキング組成物には必
要に応じて添加剤等を加えることが出来る。添加剤とし
ては、例えば、上記の充填剤、着色剤が用いられる他、
分散剤、流動性調節剤、離型剤、難燃剤、滑剤、光安定
剤、酸化防止剤等通常の樹脂塗装で用いられる材料が何
れも用いることが出来る。
【0012】本発明のマーキング組成物は、必要によ
り、充填剤、着色剤を含有した熱硬化性樹脂及び/又は
熱硬化性樹脂組成物及び/又はそれらの硬化物からなる
平均粒径20μ以下の微粒子、平均粒径20μ以下のテ
トラフルオロエチレン樹脂、紫外線硬化性樹脂、光開始
剤、必要により、充填剤、着色剤、分散剤、流動性調節
剤、離型剤、難燃剤、滑剤、光安定剤、酸化防止剤等を
3本ロール等の撹拌装置を使用して好ましくは15〜3
0℃の温度で混合して調製される。
【0013】本発明のマ−キング組成物を塗装すべき機
材に塗布(通常硬化後の膜厚が10〜100μになるよ
うに塗布される)し、硬化した後、該塗装物の表面に炭
酸ガスレーザー光、YAGレーザー光、エキシマレーザ
ー等を照射することにより鮮明なコントラストの白色マ
ーキングが得られる。レーザー光の照射量としては例え
ば炭酸ガスレーザーの場合、3〜6J/cm2 の照射量
が採用される。
【0014】
【実施例】実施例によって、本発明を更に具体的に説明
するが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。実施例、参考例において「部」は重量部を意
味する。本発明のマ−キング組成物を調製するにあたり
使用される熱硬化性樹脂及び/又は熱硬化性樹脂組成物
及び/又はそれらの硬化物からなる平均粒径20μ以下
の微粒子の製造法の例を参考例1〜6として示す。
【0015】参考例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (R−304 三井石油化学製) 2−PZ(2ーフェニルイミダゾール) 1.5部 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 40部 顔料化フタロシアニンブルー 1部 (C.I.ピグメントブルー16) 上記配合のエポキシ樹脂組成物をミキサーで配合後、2
軸ニーダーで混練後粉砕した後、更に、超音速ジェット
粉砕機(日本ニュウマチック製)を用いて平均粒径5μ
の微粒子を得た。
【0016】参考例2 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (R−307 三井石油化学製) 2−PZ(2ーフェニルイミダゾール) 1.5部 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 40部 顔料化フタロシアニンブルー 1部 (C.I.ピグメントブルー16) 上記配合のエポキシ樹脂組成物をミキサーで配合後、2
軸ニーダーで混練後粉砕する。粉砕物をプレスを用い
て、150℃で硬化し、藍色のシートを得た。このシー
トを平均粒径1mm以下に粗粉砕後、超音速ジェット粉砕
機(日本ニュウマチック製)を用いて平均粒径5μの微
粒子を得た。
【0017】参考例3 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (R−304 三井石油化学製) 2−PZ(2ーフェニルイミダゾール) 1.5部 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 100部 上記配合のエポキシ樹脂組成物をミキサーで配合後、2
軸ニーダーで混練後粉砕した後、超音速ジェット粉砕機
(日本ニュウマチック製)を用いて平均粒径5μの微粒
子を得た。
【0018】参考例4 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (R−304 三井石油化学製) トリメリット酸無水物 10部 TPP(トリフェニルフォスフィン) 0.7部 水酸化アルミニュウム(平均粒径1.0μ) 40部 酸化アルミニュウム(平均粒径1.0μ) 40部 顔料化キナクリドンレッド 2部 (C.I.ピグメントバイオレット19) 上記配合のエポキシ樹脂組成物をミキサーで配合後、2
軸ニーダーで混練後粉砕する。粉砕物をプレスを用い
て、150℃で硬化し、赤色のシートを得た。このシー
トを平均粒径1mm以下に粗粉砕後、超音速ジェット粉砕
機(日本ニュウマチック製)を用いて平均粒径7μの微
粒子を得た。
【0019】参考例5 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (R−304 三井石油化学製) 2−PZ(2ーフェニルイミダゾール) 1.5部 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 70部 顔料化フタロシアニングリーン 2部 (C.I.ピグメントグリーン7) 上記配合のエポキシ樹脂組成物をミキサーで配合後、2
軸ニーダーで混練後粉砕した後、更に、超音速ジェット
粉砕機(日本ニュウマチック製)を用いて平均粒径5μ
の微粒子を得た。
【0020】参考例6 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 100部 (R−304 三井石油化学製) 2−PZ(2ーフェニルイミダゾール) 1.5部 フェノールノボラック樹脂 10部 (PN−80 日本化薬製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 70部 上記配合のエポキシ樹脂組成物をミキサーで配合後、2
軸ニーダーで混練後粉砕した後、更に、超音速ジェット
粉砕機(日本ニュウマチック製)を用いて平均粒径9μ
の微粒子を得た。
【0021】実施例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 70部 (エピコート828 油化シェル製) 脂環式エポキシ樹脂 30部 (セロキサイド2021P ダイセル製) 芳香族スルフォニュウム塩 4部 (アデカオプトマーSP−170 旭電化工業製) 参考例1で得られた微粒子 25部 テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径5.5μ) 35部 (KTL−8N 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 10部 顔料化フタロシアニンブルー 0.4部 (C.I.ピグメントブルー16) 上記のエポキシ樹脂組成物を3本ロールで均一に混合し
て本発明のマ−キング組成物を得た。これをブルーのジ
アリルフタレート樹脂板上にバーコーターで40μに塗
装して、高圧水銀灯で紫外線照射して硬化させた後、更
に150℃に10分放置して完全硬化させ、ブルーの試
験片を得た。
【0022】実施例2 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 70部 (エピコート828 油化シェル製) 脂環式エポキシ樹脂 30部 (セロキサイド2021P ダイセル製) 芳香族スルフォニュウム塩 4部 (アデカオプトマーSP−170 旭電化工業製) 参考例2で得られた微粒子 50部 テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径5.5μ) 50部 (KTL−8N 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 10部 顔料化フタロシアニンブルー 0.4部 (C.I.ピグメントブルー16) 上記のエポキシ樹脂組成物を3本ロールで均一に混合し
て本発明のマ−キング組成物を得た。これをブルーのジ
アリルフタレート樹脂板上にバーコーターで30μに塗
装して、高圧水銀灯で紫外線照射して硬化させた後、更
に150℃に10分放置して完全硬化させ、ブルーの試
験片を得た。
【0023】実施例3 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 70部 (エピコート828 油化シェル製) 脂環式エポキシ樹脂 30部 (セロキサイド2021P ダイセル製) 芳香族スルフォニュウム塩 4部 (アデカオプトマーSP−170 旭電化工業製) 参考例3で得られた微粒子 30部 テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径15μ) 70部 (KTL−450E 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 10部 カーボンブラック(MA−100 三菱化成製) 5部 上記のエポキシ樹脂組成物を3本ロールで均一に混合し
て本発明のマ−キング組成物を得た。これを黒色のジア
リルフタレート樹脂板上にバーコーターで30μに塗装
して、高圧水銀灯で紫外線照射して硬化させた後、更に
150℃に10分放置して完全硬化させ、黒色の試験片
を得た。
【0024】実施例4 レゾルシノールジグリシジルエーテル 70部 (RGE 日本化薬製) 脂環式エポキシ樹脂 30部 (セロキサイド2021P ダイセル製) 芳香族スルフォニュウム塩 4部 (アデカオプトマーSP−170 旭電化工業製) 参考例4で得られた微粒子 70部 テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径15μ) 70部 (KTL−500F 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 10部 顔料化キナクリドンレッド 2部 (C.I.ピグメントバイオレット19) 上記のエポキシ樹脂組成物を3本ロールで均一に混合し
て本発明のマ−キング組成物を得た。これを黒色のジア
リルフタレート樹脂板上にバーコーターで20μに塗装
して、高圧水銀灯で紫外線照射して硬化させた後、更に
150℃に10分放置して完全硬化させ、黒色の試験片
を得た。
【0025】実施例5 フタルサンジグリシジルエステル 70部 (AK−601 日本化薬製) 脂環式エポキシ樹脂 30部 (セロキサイド2021P ダイセル製) 芳香族スルフォニュウム塩 4部 (アデカオプトマーSP−170 旭電化工業製) ベンゾグアナミン樹脂(平均粒径3μ) 100部 (エポスターMS 日本触媒製) テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径5.5μ) 35部 (KTL−8N 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 10部 カーボンブラック(MA−100 三菱化成製) 5部 上記のエポキシ樹脂組成物を3本ロールで均一に混合し
て本発明のマ−キング組成物を得た。これを黒色のアク
リル樹脂板上にバーコーターで70μに塗装して、高圧
水銀灯で紫外線照射して硬化させた後、更に150℃に
10分放置して完全硬化させ、黒色の試験片を得た。
【0026】実施例6 エポキシアクリレート 70部 (KAYARAD R−011 日本化薬製) モノアクリレート 30部 (KAYARAD 2−HEMA 日本化薬製) 2ーエチルアントラキノン 2部 1、4ージメトキシベンゼン 0.3部 参考例3で得られた微粒子 70部 テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径5.5μ) 35部 (KTL−8N 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 20部 流動調節剤 1部 (モダフロー モンサントケミカル製) 顔料化フタロシアニンブルー 1部 (C.I.ピグメントブルー16) 上記配合のアクリレート組成物を3本ロールで均一に混
合して本発明のマ−キング組成物を得た。これを鉄板上
にバーコーターで20μに塗装して、高圧水銀灯で紫外
線照射して硬化させ、ブルーの試験片を得た。
【0027】実施例7 エポキシアクリレート 70部 (KAYARAD R−011 日本化薬製) モノアクリレート 30部 (KAYARAD 2−HEMA 日本化薬製) 2ーエチルアントラキノン 2部 1、4ージメトキシベンゼン 0.3部 ベンゾグアナミン樹脂(平均粒径3μ) 100部 (エポスターMS 日本触媒製) テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径5.5μ) 35部 (KTL−8N 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 20部 流動調節剤 1部 (モダフロー モンサントケミカル製) 顔料化キナクリドンレッド 2部 (C.I.ピグメントバイオレット19) 上記配合のアクリレート組成物を3本ロールで均一に混
合して本発明のマ−キング組成物を得た。これを鉄板上
にバーコーターで50μに塗装して、高圧水銀灯で紫外
線照射して硬化させ、赤色の試験片を得た。
【0028】実施例8 エポキシアクリレート 70部 (KAYARAD R−011 日本化薬製) モノアクリレート 30部 (KAYARAD 2−HEMA 日本化薬製) 2ーエチルアントラキノン 2部 1、4ージメトキシベンゼン 0.3部 参考例4で得られた微粒子 50部 テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径5.5μ) 35部 (KTL−8N 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 20部 流動調節剤 1部 (モダフロー モンサントケミカル製) イソインドリノン系イエロー 1部 (イルガジンイエロー3RL チバ・ガイギー製) 上記配合のアクリレート組成物を3本ロールで均一に混
合して本発明のマ−キング組成物を得た。これを鉄板上
にバーコーターで30μに塗装して、高圧水銀灯で紫外
線照射して硬化させ、橙赤色の試験片を得た。
【0029】実施例9 エポキシアクリレート 70部 (KAYARAD R−205 日本化薬製) モノアクリレート 30部 (KAYARAD 2−HEMA 日本化薬製) 2ーエチルアントラキノン 2部 1、4ージメトキシベンゼン 0.3部 参考例5で得られた微粒子 70部 テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径5.5μ) 35部 (KTL−8N 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 20部 流動調節剤 1部 (モダフロー モンサントケミカル製) 上記配合のアクリレート組成物を3本ロールで均一に混
合して本発明のマ−キング組成物を得た。これを鉄板上
にバーコーターで30μに塗装して、高圧水銀灯で紫外
線照射して硬化させ、グリーンの試験片を得た。
【0030】実施例10 エポキシアクリレート 70部 (KAYARAD R−205 日本化薬製) トリアクリレート 30部 (KAYARAD TMPA 日本化薬製) 2ーエチルアントラキノン 2部 1、4ージメトキシベンゼン 0.3部 参考例6で得られた微粒子 70部 テトラフルオロエチレン樹脂(平均粒径5.5μ) 35部 (KTL−8N 喜多村製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 20部 流動調節剤 1部 (モダフロー モンサントケミカル製) カーボンブラック(MA−100 三菱化成製) 5部 上記配合のアクリレート組成物を3本ロールで均一に混
合して本発明のマ−キング組成物を得た。これを鉄板上
にバーコーターで20μに塗装して、高圧水銀灯で紫外
線照射して硬化させ、黒色の試験片を得た。
【0031】比較例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 70部 (エピコート828 油化シェル製) 脂環式エポキシ樹脂 30部 (セロキサイド2021P ダイセル製) 芳香族スルフォニュウム塩 4部 (アデカオプトマー SP−170 旭電化工業製) 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 40部 顔料化フタロシアニンブルー 1部 (C.I.ピグメントブルー16) 上記のエポキシ樹脂組成物を3本ロールで均一に混合し
て塗装材料を得た。これを黒色のジアリルフタレート樹
脂板上にバーコーターで40μに塗装して、高圧水銀灯
で紫外線照射して硬化させた後、更に150℃に10分
放置して完全硬化させ、ブルーの試験片を得た。
【0032】比較例2 エポキシアクリレート 70部 (KAYARAD R−011 日本化薬製) モノアクリレート 30部 (KAYARAD 2−HEMA 日本化薬製) 2ーエチルアントラキノン 2部 1、4ージメトキシベンゼン 0.3部 水酸化アルミニュウム(平均粒径0.3μ) 80部 流動調節剤 1部 (モダフロー モンサントケミカル製) カーボンブラック(MA−100 三菱化成製) 5部 上記配合のアクリレート組成物を3本ロールで均一に混
合して塗装材料を得た。これを鉄板上にバーコーターで
20μに塗装して、高圧水銀灯で紫外線照射して硬化さ
せ、黒色の試験片を得た。
【0033】試験結果 実施例1〜10、及び比較例1〜2で得た試験片を用
い、この試験片に、炭酸ガスレーザー(レーザーテクニ
クス製BLAZAR6000型、エネルギー密度3.3
J/平方センチメートル)を用いて、レーザーを照射し
て白色のマーキングを施し、マーキングの鮮明度を比較
した。更に、このマーキングした試験片をフラックス処
理した後、260℃の半田浴に浸漬した時のマーキング
の鮮明度を比較した。結果を表1に示す。表1において
鮮明度は次の基準に依って評価した。 ◎:特に良好 ○:良好 △:やや不良 ×:不良
【0034】 表1 マーキング直後 半田浴浸漬後 実施例1 ◎ ◎ 〃 2 ◎ ◎ 〃 3 ◎ ◎ 〃 4 ◎ ◎ 〃 5 ◎ ◎ 〃 6 ◎ ◎ 〃 7 ◎ ◎ 〃 8 ◎ ◎ 〃 9 ◎ ◎ 〃 10 ◎ ◎ 比較例1 ○ × 〃 2 ○ ×
【0035】表1から明らかなように本発明のマ−キン
グ組成物を用いて得られた塗装物のマ−クのマ−キング
直後及び半田浴浸漬後の鮮明度においてすぐれている。
【0036】
【発明の効果】レーザー光の照射により鮮明な白色に発
色し、且つ、半田浴浸漬後でも鮮明なマーキングを維持
するマーキング組成物が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線硬化性樹脂、該紫外線硬化性樹脂に
    対して10〜100重量%の熱硬化性樹脂及び/又は熱
    硬化性樹脂組成物及び/又はそれらの硬化物からなる平
    均粒径20μ以下の微粒子及び、該紫外線硬化性樹脂に
    対して10〜100重量%の平均粒径20μ以下のテト
    ラフルオロエチレン樹脂の微粒子を含有するマーキング
    組成物
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