JPH0516233B2 - - Google Patents

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JPH0516233B2
JPH0516233B2 JP58071281A JP7128183A JPH0516233B2 JP H0516233 B2 JPH0516233 B2 JP H0516233B2 JP 58071281 A JP58071281 A JP 58071281A JP 7128183 A JP7128183 A JP 7128183A JP H0516233 B2 JPH0516233 B2 JP H0516233B2
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speed
signal
imaging
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tape
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Takeshi Ninomya
Hideto Suzuki
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Priority to US06/602,369 priority patent/US4614980A/en
Priority to DE8484302745T priority patent/DE3484665D1/de
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Priority to AT84302745T priority patent/ATE64258T1/de
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジヨンカメラ及びVTRを用い
て高速現象を撮像して記録する装置に関するもの
である。
背景技術とその問題点 従来の高速現象を撮像して記録する装置として
は、高速フイルムカメラがあるが、これは即時に
再現できないという欠点があつた。この欠点を補
うために、テレビジヨンカメラを用いて高速現象
を撮像し、それをVTR(ビデオテープレコーダ)
等に記録して即時再現を可能にすべく種々の研究
開発が行なわれてきた。
通常のテレビジヨンカメラは周知の如く1枚の
画面を電気信号に変換するのに最低1/60秒の時間
を要する。従つてこれより速い速度で変化する動
的物体を捉えることはできない。この問題を解決
するため、例えば特公昭52−26416号公報には撮
像管の視野を複数個のセクシヨンに分割し、この
分割された1セクシヨン部分に被写体全体が位置
されるようにし、各セクシヨンに対応する走査時
間だけ撮像管上の被写体像を走査することによつ
て高速現象の撮像を可能にする技術が開示されて
いる。
又、特公昭55−13631号公報には、複数個の蓄
積効果のある撮像管に順次一定間隔毎に一定時間
被写体の光学像を与え、各撮像管からの撮像信号
を夫々複数個の記録装置に供給して、高速現象の
時間像を連続的に記録するようにした技術が開発
されている。
更に、特開昭54−21119号公報には、2個の撮
像素子を用い、偏向を相互に1/2フレームずらす
ことによつてフレーム速度の2倍の高速度のビデ
オ信号を得るようにした技術が開示されている。
しかし、特公昭52−26416号公報記載の技術で
は、実質的に視野が狭くなるので動的物体の周辺
だけの映像しか得られないことになる。又、動的
物体の移動範囲も分割された1セクシヨン内に限
られ、一般的な使用には不適当である。又、特公
昭55−13631号公報記載の技術では、複数個の蓄
積効果のある撮像素子と、複数個の記録装置とを
必要とするから、構成が複雑となり、実際の使用
には著しく不便となる。更に、上記特開昭54−
21119号公報の技術でも、複数個の撮像素子が必
要となり、且つ磁気テープの記録パターンも特殊
となるので、記録済みテープの互換性が無い。
そこで、本出願人は先に、テレビジヨンカメラ
及びVTRを用いて、容易に高速現象を撮像して
記録することのできる高速現象記録装置を提案し
た。
かかる高速現象記録装置は、標準テレビジヨン
信号の走査速度より速い速度で走査する撮像装置
からの撮像信号を記憶する記憶手段と、この記憶
手段から並列に読出された複数チヤンネルの撮像
信号が供給される複数個の回転磁気ヘツドとを有
し、この複数個の回転磁気ヘツドにより複数チヤ
ンネルの撮像信号を順次相隣る傾斜トラツクを形
成する如く記録するようにしたものである。
以下に第1図を参照して、かかる高速現象記録
装置の一具体例を説明する。この具体例は、
NTSC方式の標準テレビジヨン信号の走査速度の
5倍の走査速度で走査する撮像装置を用いた場合
である。
この撮像信号のサブキヤリア周波数、水平周波
数、垂直周波数及びフレーム周波数を夫々′SC
H,′V,′FRとすると、これらは次のように表

される。
SC=910/4′H=17.9(MHz) ′H=525/2′V=78.75(KHz) ′V=300(Hz) ′FR=1/2′V=150(Hz) 1は撮像装置で、撮像管、固体撮像素子等の撮
像素子、それに対する駆動手段、信号処理回路等
を含むが、ここでは更にNTSC方式の複合カラー
撮像信号を得るためのエンコーダをも含んでい
る。しかし、かかるエンコーダは、撮像装置1よ
り後段の信号処理回路系(例えば後述のD/A変
換器の次段)に設けることもできる。
撮像装置1からの複合カラー撮像信号はA/D
変換器2に供給されて、デジタル化される。3
は、撮像装置1からの撮像信号を受けて、各種同
期信号を分離する同期分離回路である。撮像装置
1からのカラーフレーミンク信号と、同期分離回
路3からの水平及び垂直同期信号とがクロツク信
号発生・システム制御回路4に供給される。この
回路4からの周波数′W-CKが例えば4′SC{=71.6
(MHz)}のクロツク信号がA/D変換器2に供給
される。又、回路4からのコントロール信号が増
幅器5を介して固定磁気ヘツド6に供給されて、
磁気テープ(図示せず)の側縁に記録される。
A/D変換器2からのデジタル化撮像信号がオ
ンオフスイツチS1〜S10を介して夫々フイールド
メモリM(M−1〜M−10)に供給されて、書込
み周波数′WCKのデータレートを以つて書込ま
れる。フイールドメモリM−1,M−6;M−
2,M−7;M−3,M−8;M−4,M−9;
M−5;M−10から読出し周波数R-CK(=1/5 ′W-CK)のデータレートを以つて読出されたデジ
タル化撮像信号が、夫々切換スイツチ(夫々固定
接点a,b及び可動接点cを有する)S11〜S16
介して夫々D/A変換器DA−1〜DA−5に供
給されて、読出し周波数R-CKのクロツ信号を以
つてD/A変換される。D/A変換器DA−1〜
DA−5より得られたアナログ撮像信号VID−1
〜VID―5はFM変調器MD−1〜MD−5に供
給されてFM変調され、夫々得られた被FM変調
撮像信号が夫々増幅器A1〜A5を介して、5個の
回転磁気ヘツドHA〜HEに供給されて、磁気テー
プ上に順次相隣る傾斜トラツクを形成する如く記
録される。
尚、FM変調器MD−1〜MD−5は、ビデオ
レベル、搬送波周波数(標準値の5倍の周波数)、
デビエーシヨン、DG、DP、周波数特性等を調整
する手段を有し、これによつて各チヤンネルの特
性を揃えることができるようにしている。
又、かかる高速現象記録装置は、テレビジヨン
カメラと、ヘリカルスキヤン方式のVTRから構
成されるが、本例では撮像装置1からD/A変換
器DA−1〜DA−5までをテレビジヨンカメラ
側とし、FM変調器MD−1〜MD−5から回転
磁気ヘツドHA〜HEまでと、増幅器5及び固定磁
気ヘツド6とをVTR側とするが、その境界はこ
れに限られるものではない。
次に、第1図の装置の動作を第2図をも参照し
て説明する。第2図に於いて、T1,T2,T3……
はフイールド期間を示し、夫々時間幅T(=1/′V
) を有する。
今、期間T1に於いて、スイツチS1のみがメイ
クされ、メモリM−1にデジタル化撮像信号が書
込まれる。次に、フイールド期間T2に於いて、
スイツチS2のみが、メイクされ、撮像信号がメモ
リM−2に書込まれる。以下、同様に各メモリM
−3〜M−10に順次撮像信号が書込まれる。
そして、フイールド期間T6に於いて、スイツ
チS11は固定接点a側にメイクされ、フイールド
期間T1にメモリM−1に書込まれた撮像信号
W1Nが読出され始める。R-CK=1/5′W-CKである から、撮像信号W1Nを読み出してその読出し信号
R1Nを得るためには、5フイールド期間T6〜T10
を必要とする。
同様にフイールド期間T7に於いて、メモリM
−2にフイールド期間T2で書込まれた撮像信号
W2Nが読出され始める。同様に撮像信号W2Nを読
出して読出し信号R2Nを得るためには、5フイー
ルド期間T7〜T11が必要となる。以下、同様にし
て進み、フイールド期間T11に於いてスイツチS11
は固定接点b側にメイクされて、メモリM−6の
撮像信号W6Nを読出し始めて、読出し信号R6N
得る。しかして、書込まれたデジタル撮像信号
W1N,W2N……が、各フイールドの頭から1フイ
ールド分となる様に制御されると、読出された撮
像信号R1N,R2N……は、各フイールドの頭から
読出される事になり、D/A変換器DA−1〜
DA−5よりのアナログ撮像信号VID−1〜VID
−5には、1/′V=1/51/Vの位相間隔を以つ
て、5 相の撮像信号が出力されることになる。
又、撮像信号VID−1に着目すると、これは順
次読出された撮像信号R1N→R6N→R1(N+1)→……
から成る。今、W1NがNTSC方式の第1フイール
ドの撮像信号とすると、W2Nは第2フイールドの
撮像信号、……W4Nは第4フイールドの撮像信
号、W5Nは第1フイールドの撮像信号、W6Nは第
2のフイールドの撮像信号……となる。従つて、
撮像信号VID−1は、順次の撮像信号R1N(第1
フイールド)→R6N(第2フイールド)→R1(N+1)
((第3フイールド)→R6(N+1)(第4フイールド
R1(N+2)(第1フイールド)……から成り、見掛け
上、連続な、即ちカラーフレーミングの採れた
NTSC方式の撮像信号となる。同様に撮像信号
VID−2……VID−5も連続なNTSC方式の撮像
信号となる。結局、各D/A変換器から5相の
NTSC方式の撮像信号が、出力されることにな
る。
第3図に各回転磁気ヘツド(記録ヘツド)HA
〜HEの配置を示す。即ち、5個の回転磁気ヘツ
ドHA〜HEがテープ案内ドラムGDの回転ドラム
RDに72゜間隔で配置されており、時計方向に1/V に1回転、即ち60Hzで回転する。尚、SDは固定
ドラムである。又、記録されるテープは、点P2
からドラムGDの外周に沿つて反時計方向に点P1
まで巻きつけられており、巻きつけ角は約344゜と
成つている。又、テープ走行速度は定常走行の標
準値vtの5倍である。
以上の状況下で記録されたテープは、規格で定
められたデイメンシヨンを全て満足する必要があ
る。即ち、第4図に於いて、テープ上の記録トラ
ツクパターンベクトルQP1――→は、次式に示すよう
に、テープ走行ベクトルQP2――→と、ドラム回転ベ
クトルP2P1――→とのベクトル和と成る。
QP1――→=QP2――→+P2P1――→ 1cosθC2 1cosθH=5vt 1sinθC2 1sinθH=h ここで、θC,θHは夫々トラツク角及びヘリツク
ス角である。
この2式より、2 1とθHとが決る。h,vt
OP1は、例えばh=18.4,vt=4.07,1
410.764である。
θH=sin-1h/P2P1 2 1,θHは夫々390.4357,2.70117゜(=2゜42′0
4″)
である。従つて2 1がドラムDGの外周の344/360と なる様に、θHがテープとドラムの傾斜角となる様
にすれば良い。
次に、SMPTEタプCのVTRでテープを再生
した場合に、回転ヘツドとテープとの相対速度が
一致するような傾斜トラツクをテープ上に形成す
るために、テープ案内ドラムの外径をSMPTEタ
イプCのVTRのそれより所定量小にする必要が
ある。以下に、これについて第5図を参照して説
明する。
第5図に於いて、回転磁気ヘツドとテープとの
相対速度v→は、次式のようにテープ走行速度5
t→(vtはSMPTEタイプCのVTRのテープの定
常走行時の標準速度)と、回転磁気ヘツドの線速
度vh→とのベクトル和となる。
v→=vo→+5vo→ 又、SMPTEタイフプCのVTRのスチル再生
時に回転磁気ヘツドによつて磁気テープ上に形成
される傾斜トラツクの長さ(トラツク長)をlC
すると、これは次式のように表わされる。
lC=πDC・(ΦC/360) ここで、DCはSMPTEタイプCのVTRのテー
プ案内ドラムの外径、ΦCはそのテープ巻付け角
(=344゜)である。
又、テープが標準速度の5倍で走行していると
きの、トラツク長lは次式のように表わされる。
l=πD・(ΦC/360) ここで、Dは本発明に係わるVTRのテープ案
内ドラムの外径である。
かくすると、lC 2,l2は夫々次式のように表わさ
れる。
lC 2=h2+(LcosθC−vt2 l2=h2+(LcosθC−5vt2 ここで、hはテープ上のトラツクの幅方向の長
さ,Lはテーフが標準速度の5倍で走行している
場合のSMPTEタイプのVTRのテープ上のトラ
ツク長である。
かくすると、DC/Dは次式のように表わされ
る。
DC/D={h2+(LcosθC−vt21/2 {h2+(LcosθC−5vt2-1/2 かくして、テープ案内ドラムの外径D(<DC
が選定される。
以上の様に決められたテープ案内ドラム,回転
磁気ヘツド,テープ走行系等によつて記録された
テープのテープパターンはSMPTEタイプの
VTRの規格を満足することになる。
第6図にSMPTEタイプCのVTRの規格に合
つたテープパターン及び各回転磁気ヘツドHA
HEと対応する各傾斜トラツクの配置関係を示す。
第5図に於いて、TPは磁気テープを示し、TA
TEは回転磁気ヘツドHA〜HEに夫々対応する傾斜
トラツクを示す。尚、TCTLはコントロール信号ト
ラツクを示す。
以上のようにして記録されたテープをSMPTE
タイプCの規格に合つたVTRでノーマル再生す
れば、高速現象をスローモーシヨンで再生するこ
とができる。
次に第7図を参照して、先に提案した高速現象
記録装置の他の具体例を説明する。第1図に於け
るスイツチS1〜S10,メモリM,スイツチS11
S15及びD/A変換器DA−1〜DA−5をまとめ
て1つのメモリM′として考えると、このメモリ
M′としては次のような変形例が考えられる。即
ち、CCDやシフトレジスタの如きシリアルメモ
リを用いると、メモリM′は6個のフイールドメ
モリ及びスイツチ,D/A変換器等にて構成でき
る。
この場合のメモリM′の動作を第8図を参照し
て説明する。メモリM′が上述の6個のフイール
ドメモリM−1〜M−6を有するものとする。
今、フイールド期間T1に於いて、デジタル化さ
れた撮像信号が書込まれて記憶される。次に、フ
イールド期間T2に於いて、撮像信号がメモリM
−2に書込まれる。以下、同様に各メモリM−3
〜M−6に順次撮像信号が書込まれる。そして、
フイールド期間T2に於いて、フイールド期間T1
にメモリM−1に書込まれた撮像信号W1Nが読出
され始める。R-CK=1/5′W-CKであるから、撮像 信号W1Nを読出してその読出し信号R1Nを得るた
めには、5フイールド期間T2〜T6を必要とする。
同様にフイールド期間T3に於いて、メモリM
−2にフイールド期間T2で書込まれた撮像信号
W2Nが読出され始める。同様に撮像信号W2Nを読
出して読出し信号R2Nを得るためには、5フイー
ルド期間T3〜T7が必要となる。以下、同様にし
て進み、フイールド期間T7に於いてスイツチS11
は固定接点b側にメイクされて、メモリM−6の
撮像信号W6Nを読出し始めて、読出し信号R6N
る。しかして、書込まれたデジタル撮像信号
W1N,W2N……が、各フイールドの頭から1フイ
ールド分となる様に制御されると、読出された撮
像信号R1N,R2N……は、各フイールドの頭から
読出される事になり、D/A変換器DA−1〜
DA−5よりのアナログ撮像信号VID−1〜VID
−5には、1/′V=1/5 1/Vの位相間隔を以
つて、 5相の撮像信号が出力されることになる。
又、撮像信号VID−1に着目すると、これは順
次読出された撮像信号R1N→R6N→R1(N+1)→……
から成る。今、W1NがNTSC方式の第1フイール
ドの撮像信号とすると、W2Nは第2フイールドの
撮像信号、……W4Nは第4フイールドの撮像信
号、W5Nは第1フイールドの撮像信号、W6Nは第
2のフイールドの撮像信号……となる。従つて、
撮像信号VID−1は、順次の撮像信号R1N(第1
フイールド)→R6N(第2フイールド)→R1(N+1)
(第3フイールド)→R6(N+1)((第4フイールド)
R1(N+2)(第1フイールド)……から成り、見掛け
上、連続な、即ちカラーフレーミングの採れた
NTSC方式の撮像信号となる。同様に撮像信号
VID−2……VID−5も連続NTSC方式の撮像信
号となる。結局、各D/A変換器から5相の
NTSC方式の撮像信号が、出力されることにな
る。
尚、第5図のメモリM′に於いて、RAMを用い
るときは、書込み及び読出しを時分割で行なえる
ため、フイールドメモリは5個で済む。
又、第1図では、撮像装置1からの複合撮像信
号から同期信号を分離してクロツク信号発生・シ
ステム制御回路4に供給するようにしたが、第5
図に示すように、クロツク信号発生・システム制
御回路4自体から同期信号を発生させ、これを撮
像装置1に供給するようにしても良い。
ところで、以上の高速現像記録装置によつて得
られた記録済みテープをSMPTEタイプCの
VTRで再生するためには、このVTRの回転磁気
ヘツド及び再生回路は1チヤンネルであるので、
5個の回転磁気ヘツドHA〜HEによつて磁気テー
プ上に夫々形成される傾斜トラツクは同じ特性を
以つて記録する必要がある。
このためには、磁気テー上に記録された各回転
磁気ヘツドHA〜HEにて記録された各傾斜トラツ
クを再生してチエクし、それに応じて回転磁気ヘ
ツドHA〜HEに対する各記録系の特性を調整して
揃える装置が必要である。
以下に、第9図及び第10図を参照して、かか
る検出・調整装置について説明する。先ず第9図
に示すように、テープ案内ドラムGDの回転ドラ
ムRDに、上述の第3図の回転磁気ヘツドHA
HEのほかに、モニタ再生用の回転磁気ヘツドHM
を設ける。第9図では例えば回転磁気ヘツドHC
HDの略中間に回転磁気ヘツドHMを設けている。
尚、ヘツドHC,HM間の角度θDは略36゜である。
尚、はヘツドHMのヘツドHA〜HEに対する段
差を示す。
そして、第10図に示すように、モニタ再生用
の回転磁気ヘツドHMの出力端を増幅器AMを介し
て再生イコライザ9の入力端に接続し、その出力
端を切換スイツチS22の固定接点aに接続する。
他方、各回転磁気ヘツドHA〜HEに対するFM変
調器MD−1〜MD−5の各出力端を切換スイツ
チS21の各固定接点a〜eに接続し、その可動接
点を、白基準信号を混合するための混合回路7
の入力端に接続する。この混合回路7の出力端を
切換スイツチS22の可動接点cをFM復調器8の
出力端に接続する。
次に、かかる検出・調整装置の動作について説
明する。先ず、切換スイツチS22の可動接点cを
固定接点a側に切換えて、SMPTEタイプCの
VTRで記録された標準テープを標準値の5倍の
速度で走行させて、回転磁気ヘツドHMでその再
生を行ない、再生系をその特性が規格を満足する
ように調整を行なう。しかる後、各FM変調器
MD−1〜MD−5にテスト信号(例えば白信
号)を供給する。そして、切換スイツチS22の可
動接点cを固定接点b側に切換える。混合回路7
では、各FM変調器MD−1〜MD−5からの被
変調テスト信号の垂直同期信号区間に白信号の周
波数を有する基準信号を挿入する。そして、切換
スイツチS21を切換えることによつてFM復調器
8から得られる各チヤンネルの復調信号のレベル
を基準信号のレベルと比較して、それらが同じに
なるように各チヤンネルの記録系のゲインを調整
する。
しかる後、切換スイツチS22の可動接点cを固
定接点a側に切換える。そして、各FM変調器
MD−1〜MD−5にテストパターン信号を供給
して、夫々よりの被変調テストパターン信号を回
転磁気ヘツドHA〜HEにて順次磁気テープ上に傾
斜トラツクを形成する如く記録する。この時、モ
ニタ再生用の回転磁気ヘツド(走査方向と略直交
ずく方向に変位可能とされている)HMを変位さ
せて、各磁気ヘツドHA〜HEによる傾斜トラツク
のうちの特定の磁気ヘツドによる傾斜トラツクを
走査して再生し、FM復調器8よりの各復調出力
たるテストパターン信号のビデオレベル,クラン
プレベル,プリエンフアシス周波数特性,DG,
DP,波形特性等を、標準テープの再生によるテ
ストパターン信号に合わせるよう各チヤンネルの
記録系の諸特性を調整する。かくすれば、各回転
磁気ヘツドHA〜HEの各記録系の特性は揃うこと
になる。
次に、第11図を参照して、モニタ再生用の回
転磁気ヘツドHMに対する変位駆動回路について
説明する。モニタ再生用の回転磁気ヘツドHM
電気−機械変換素子としてのバイモルフ10を介
して第9図のテープ案内ドラムGDの回転ドラム
RDに取付けられる。このバイモルフ10には、
その変位を検出する機械−電気変換素子たるスト
レンゲージ11が取付けられている。
ダイナミツクトラツキングサーボ回路24に於
いて、ストレンゲージ11からの変位検出出力
は、SMPTEタイプCのVTR等に用いられてい
る周知のダイナミツクトラツキング制御回路13
に供給される。そして、この制御回路13よりの
制御信号が、オンオフスイツチS32−合成器(加
算器)14−ダイナミツクトラツキングドライブ
回路15を介して、バイモルフ10に変位駆動信
号として供給される。
更に、増幅器12からの変位検出信号がローパ
スフイルタ16−増幅器17−オンオフスイツチ
S31を介してホールドコンデンサ18に供給され
る。コンデンサ18の端子電圧が増幅器19を介
して合成器(減算器)20に供給されて、増幅器
17の出力から減算される。合成器20の出力は
他の合成器(減算器)21に供給されて、直流電
圧発生手段25の切換スイツチS35の可動接点
からの直流電圧E0から減算される。合成器21
の出力が増幅器22−オンオフスイツチS33を介
して合成器14に供給されて、ダイナミツクトラ
ツキング制御回路13からの出力に加算される。
切換スイツチS35の固定接点a〜eには夫々直流
電圧Ea(>0),Eb(>0),Ec(=0),Ed(<
0),Ee(<0)が与えられる。
23は消去信号発生回路で、0Vに収束する減
衰振動消去信号を発生し、オンオフスイツチS34
を介して合成器14に供給される。
次に、第11図の回路の動作を第12図をも参
照して説明する。第12図に記録中のある瞬間、
即ち例えばヘツドHcが1つのトラツクを走査し
終つた瞬間を示している。TA〜TEは夫々ヘツド
HA〜HEの走査トラツクを示す。Mは再生用可動
ヘツドHMのバイモルフ10が無バイアスの時の
中立位置である。直線は可動ヘツドHMの移
動線を示している。Mは可動ヘツドHMのヘツド
HAが走査したトラツクTA上にあり、可動ヘツド
HMが移動線に沿つて正方向に2トラツクピ
ツチ移動するとトラツクTD上に、1ピツチ移動
するとトラツクTE上に、負方向に1ピツチ移動
するとトラツクTB上に、2ピツチ移動するとト
ラツクTC上に移動して、夫々のトラツクを再生
することができる。
実際にはMの位置するトラツク上で、Nがトラ
ツクTD及びTC間に位置するように、可動ヘツド
HMの位置を定める。ここではNをトラツクTD
びTCの中点に選ぶと、は2.5トラツクピツチ
となる。は一般的には、 ≒2p+tan(θH−θC) となる。尚、pはトラツクピツチ、Cはヘツド
HCの位置,θHはヘリツクス角,θCはトラツク角
である。上式に於いて、p=0.18,tan((θH
θC)=0.5pとすると、は0.45となる 第11図に於いて、当初、記録モード中に1度
スイツチS32ををオフしてダイナミツクトラツキ
ングループを開放し、しかる後スイツチS34をオ
ンにしてヘツドHMのバイモルフ10に消去信号
を与えることにより、バイモルフ10の位置を中
立位置に戻す。このとき、ヘツドHMは、トラツ
クTA上を走査している筈である。この状態で1
度ダイナミツクトラツキングループを閉じる。こ
のとき、ヘツドHMは完全にトラツクTAをトラツ
キングを採つて走査することになる。この時、ス
イツチS33をオフ,スイツチS31をメイクすること
により、コンデンサ18にローパスフイルタ16
の出力がホールドされる。次にスイツチS31をオ
フにし、スイツチS33をメイクした後、スイツチ
S35の可動接点を固定接点aに接続すると、ス
トレインゲージ11の出力の2ピツチ分に相当す
る電圧Eaが増幅器22による増巾されて、回路
15に供給されるので、ストレインゲージ11の
出力は電圧Eaに略一致せしめられる。この様に
して、ヘツドHMが2ピツチ分移動せしめられて、
そのトラツクを走査することになる。
以下順次スイツチS35の可動接点が固定接点
b……eに切り替わることにより、ヘツドHM
各トラツクTA〜TEを走査することになる。
以下に第13図を参照して、先に提案した高速
現象記録装置の他の具体例を説明するも、第1図
と対応する部分には同一符号を付して重複説明を
省略する。本実施例はNTSC方式の標準テレビジ
ヨン信号の走査速度の3倍の走査速度で走査する
撮像装置を用いた場合である。
この撮像信号のサブキヤリア周波数,水平周波
数,垂直周波数及びフレーム周波数を夫々″SC
H,″V,″FRとすると、これらは次のように表
わされる。
SC=910/4′H=10.7(MHz) ″H=525/2′V=47.25(KHz) ″V=180(Hz) ″FR=1/2′V=90(Hz) A/D変換器2からのデジタル化撮像信号がオ
ンオフスイツチS1〜S6を介して夫々フイールドメ
モリM(M−1〜M−6)に供給されて、書込み
周波数′W-CKのデータレートを以つて書込まれ
る。フイールドメモリM−1,M−4;M−2,
M−5;M−3,M−6から読出し周波数R-CK
(=1/3′W-CK)のデータレートを以つて読出され たデジタル化撮像信号が、夫々切換スイツチ
(夫々固定接点a,b及び可動接点cを有する)
S11〜S13を介して夫D/A変換切換DA−1〜DA
−3に供給されて、読出し周波数R-CKのクロツ
ク信号を以つてD/A変換される。D/A変換器
DA−1〜DA−3より得られたアナログ撮像信
号VID−1〜VID3はFM変調器(搬送波周波数
は標準値の3倍)MD−1〜MD−3に供給され
てFM変調され、夫々得られた被FM変調撮像信
号VID−1〜VID−3が夫々増幅器A1〜A3を介
して、120゜間隔の3個の回転磁気ヘツドHA〜HC
に供給されて、磁気テープ上に順次相隣る傾斜ト
ラツクを形成する如く記録される。
次に、第13図の装置の動作を説明する。第1
4図に於いて、T1,T2,T3……はフイールド期
間を示し、夫々時間幅T(=1/″V)を有する。
今、期間T1に於いて、スイツチS1のみがメイ
クされ、メモリM−1にデジタル化された撮像信
号が書込まれる。次に、フイールド期間T2に於
いて、スイツチS2のみが、メイクされ、撮像信号
がメモリM−2に書込まれる。以下、同様に各メ
モリM−3〜M−6に順次撮像信号が書込まれ
る。
そして、フイールド期間T4に於いて、スイツ
チS11は固定接点a側にメイクされ、フイールド
期間T1にメモリM−1に書込まれた撮像信号
W1Nが読出され始める。R-CK=1/3′W-CKである から、撮像信号W1Nを読み出してその読出し信号
R1Nを得るためには、3フイールド期間T4〜T6
必要とする。
同様にフイールド期間T5に於いて、メモリM
−2にフイールド期間T2で書込まれた撮像信号
W2Nが読出され始める。同様に撮像信号W2Nを読
出して読出し信号R2Nを得るためには、3フイー
ルド期間T5〜T7が必要となる。以下、同様にし
て進み、フイールド期間T11に於いてスイツチS11
は固定接点b側にメイクされて、メモリM−4の
撮像信号W4Nを読出し始めて、読出し信号R4N
得る。しかして、書込まれたデジタル撮像信号
W1N,W2N……が、各フイールドの頭から1フイ
ールド分となる様に制御されると、読出された撮
像信号R1N,R2N……は、各フイールドの頭から
読出される事になり、D/A変換器DA−1〜
DA−3よりのアナログ撮像信号VID−1〜VID
−3には、1/″V=1/3 1/Vの位相間隔を以
つて、 3相の撮像信号が出力されることになる。
又、撮像信号VID−1に着目すると、これは順
次読出された撮像信号R1N→R4N→R1(N+1)→
……から成る。今、W1NがNTSC方式の第1フイ
ールドの撮像信号とすると、W2Nは第2フイール
ドの撮像信号、……W4Nは第4フイールドの撮像
信号、W5Nは第1フイールドの撮像信号、W6N
第2のフイールドの撮像信号……となる。従つ
て、撮像信号VID−1は、撮像信号R1N((第1フ
イールド)→R4N(第4フイールド)→R1(N+1)(第
3フイールド)→R4(N+1)(第2フイールド)→
R1(N+2)((第1フイールド)……となり、カラーフ
レーミングが崩れている。従つて、D/A変換器
の後段でNTSCのカラーエンコードを行なう場合
は、撮像信号R4N(第4フイールド),R4(N+1)(第2
フイールド)……は搬送色信号の位相を反転させ
なければならない。撮像信号VID−2〜VID−3
についても同様である。従つて、この場合には、
撮像信号1に於けるNTSC方式のカラーエンコー
ダをD/A変換器の後段に設ければ、最終的に
NTSC方式の複合カラー撮像信号を得るための
各々のカラーエンコーダに、搬送色信号の位相を
反転する手段を設けることにより、撮像信号VID
−1〜VID−3として見掛上カラーフレーミング
の崩れた信号を発生する。
しかして、撮像装置から、NTSC方式の標準値
のN倍の走査速度を有するカラー撮像信号をコン
ポーネント信号として得て、Nフイールド以上の
記憶容量を有するメモリに書込み、そのメモリか
ら標準の走査速度を有するNチヤンネルのコンポ
ーネント信号を得、夫々をNTSCの信号にカラー
エンコードすることにより、カラー撮像信号を得
て、夫々N個の回転磁気ヘツドに供給して、その
Nチヤンネルのカラー撮像信号を順次相隣る傾斜
トラツクを形成する如く、磁気テープに記録する
ようにした高速現象記録装置に於いては、Nが
4n+1又は4n−1(但し、n=1,2,3,…
…)のときは、それに応じてカラーエンコーダの
構成が異なる。即ち、N=4n+1の場合は、カ
ラーエンコーダは、通常のNTSC方式のエンコー
ダで良い。しかし、N=4n−1の場合は、テー
プに記録された状態でカカーフレーミングの採れ
たカラー撮像信号が得られるようにするために、
各チヤンネルの搬送色信号の位相がフイールト置
きに反転するように、NTSC方式のカラーエンコ
ーダに変更を加える必要がある。
又、本発明による高速現象記録装置に於いて、
カラーエンコーダに関しては、SECAM方式のカ
ラー撮像信号を扱う場合も、NTSC方式のカラー
撮像信号を扱う場合と同様のカラーフレーミング
操作が必要である。
更に、PAL方式のカラー撮像信号を扱う場合
は、N=8n+1((N=4n+1でnが偶数の場合)
(n=1,2,3……)のときは、カラーエンコ
ーダは通常のPAL方式のエンコーダで良く、N
=8n−3(N=4n+1でnが奇数の場合)(n=
1,2,3……)のときはテープ上にカラーフレ
ーミングの採れたカラー撮像信号が得られるよう
に、D/A変換器の後段のPAL方式のカラーエ
ンコーダに変更を加える必要がある。
従つて、Nが3以上の奇数の場合は、カラーエ
ンコーダの構成が簡単になる。しかし、この点を
考慮しないのであれば、Nは偶数であつても良
い。
上述せる高速現象記録装置によれば、テレビジ
ヨンカメラ及びVTRを用いて、容易に高速現象
を撮像して記録することができる。かかる高速現
象記録装置にて記録されたテープは、標準方式の
VTRで再生することが出来、従つて互換性のあ
る記録済みテープを得ることができる。
N=4n±1(n=1,2,3,……)の場合
は、各テレビジヨン方式に於いてカラーエンコー
ダの構成が簡単となる。
ところで、SMPTEタイプCのVTRでは、
NTSC方式の場合は、1本の傾斜トラツクに映像
信号の第1フイールドの第15ラインから第2フイ
ールドの第4ラインの前半までを記録し、これに
隣接する次の1本の傾斜トラツクには映像信号の
第2フイールドの第14ラインの後半から第1フイ
ールドの第4ラインまでを記録するようにしてい
た。又、隣接する傾斜トラツクに記録された映像
信号の間には2.5H((但し、Hは水平周期)の位
相ずれがある。更に、映像信号の第1及び第2フ
イールドの垂直帰線期間を第1〜第20ラインとす
ると、第1フイールドでは垂直帰線期間のうちの
第5ラインから第14ラインまでの10ライン期間、
第2フイールドでは垂直帰線期間のうちの第4ラ
インの後半から第14ラインの前半までの10ライン
期間は傾斜トラツクには記録されない。
一般に、VTRに於いて、映像信号の記録され
た磁気テープを、記録時と異なる速度を以つて再
生すると、回転磁気ヘツドは並置された傾斜トラ
ツクを斜めに横切つて走査することになる。回転
磁気ヘツドの回転方向と、磁気テープの走行方向
とが互いに逆向きとなるようにして、映像信号の
記録された磁気テープを、スロー乃至スチル又は
リバース再生を行なうと、再生された映像信号の
周波数は記録時の映像信号の周波数に比し低下
し、即ち映像信号が時間的に伸長するので、再生
映像信号の欠落区間は10ラインより更に広がるこ
とになる。この点を第15図を参照して説明す
る。
第15図に於いて、横軸X−X′はテープ走行
速度(但し、標準速度を1とする)、縦軸Y−
Y′は高速現象の記録された磁気テープから再生
される映像信号の相対位相(但し、2.5Hを1と
する)である。ここでは、標準速度の5倍で磁気
テープを走行させて記録を行ない、その磁気テー
プを標準速度より低い速度で走行させて再生する
場合を例に採つて説明する。
直線o−x0は、再生時回転磁気ヘツドが、傾斜
トラツクの始点でトラツキングの採れた状態で、
その傾斜トラツクをダイテミツクトラツキングを
採りながら走査し、遂に再生出力得られなくなる
点と、テープの走行速度との間の関係を示してい
る。即ち、折線x00−X′及び折線L−o−x′0
夫々再生された映像信号の各テープ走行速度に於
ける伸び及び縮みを夫々示している。
又、通常のダイテミツクトラツキングシステム
では、折線x0−o−X′及び折線x′0−o−Xの各
領域を横軸X′−Xに対し対称となるように、
夫々折線A1−o−B1及び折線A2−o−B2の各領
域に変換するようにしている。そして、直線o−
B1及び直線o−A1が回転磁気ヘツドの傾斜トラ
ツクに対する夫々当り始め及び当り終りの設計中
心となる。折線A1−o−B1の領域は再生不能領
域となる。
又、横軸X−X′に平行な、直線V1−V′1及び直
線V2−V′2は夫々映像信号の垂直帰線期間の再生
可能限界、横軸X−X′に平行な直線V3−V′3及び
直線V4−V′4は夫々映像信号の映像期間の終点及
び始点である。
記録時と異なるテープ走行速度の再生で理想的
なジヤンプ処理を行なつたとき、キヤプスタンの
回転位相が連続であることを、トラツキングを維
持するそのジヤンプ条件が1ピツチ(=2.5H)
の整数倍であることとを考慮すると、ダイナミツ
クトラツキングを行なう回転磁気ヘツドは直線a1
−a′1及び直線a2−a′2の間の領域にテープに対す
る当り終りが、直線b1−b′1及び直線b2−b′2の間
にテープに対する当り始めが来ることになる。
従つて、通常の信号処理を行なつてSMPTEタ
イプCのフオーマツトに従うときは、5倍記録の
場合は、標準速度の約3.6倍で磁気テープを走行
させて再を行なつたとき映像信号の垂直帰線期間
の終端部分の再生が困難となり、約2.8倍速再生
を行なつたとき映像信号の映像期間の終端部分の
欠落が始まる。
以上の考察から、5倍速記録の磁気テープの場
合は、3.6倍速以下での再生は不可能となること
が解る。因みに、3倍速記録の磁気テープの場合
は、1.6倍速以下での再生は不可能である。
発明の目的 かかる点に鑑み、本発明は高速現象を記録した
磁気テープを、垂直同期乱れや画面欠陥が生ぜず
して十分な低速で再生し得るように、記録するこ
とのできる高速現象記録装置を提案しようとする
ものである。
発明の概要 第1の本発明による高速現象記録装置は、標準
テレビジヨン信号の面及び線走査速度Sso,Slo
夫々MN(但し、Mは自然数、Nは2以上の自然
数)倍の面及び走査線速度で走査する撮像装置か
らの撮像信号が供給される記憶手段と、その記憶
手段から並列に読出されたNチヤンネルの撮像信
号の線走査速度を(1+k/走査線数)(但し、
kは自然数)倍にする周波数変換手段とを有し、
面及び線走査速度MSso,M(1+k/走査線数)
SloのNチヤンネルの撮像信号を標準個数のN倍
の個数で、かつ標準回転数のM倍の回転数で回転
する磁気ヘツドに供給して、標準速度のMN倍の
速度で走行する磁気テープ上に傾斜トラツクを形
成する如く記録するようにしたものである。
第2の本発明による高速現象記録装置は、標準
テレビジヨン信号の面及び線走査速度Sso,Slo
夫々MN(但し、Mは自然数、Nは2以上の自然
数)倍の面及び線走査速度で走査する撮像装置か
らの撮像信号が供給される記憶手段と、その記憶
手段から並列に読出されたNチヤンネルの撮像信
号の線走査速度を(1+k/走査線数)(但し、
kは自然数)倍にする周波数変換手段とを有し、
面及び線走査速度MSso,M(1+k/走査線数)
SloのNチヤンネルの撮像信号を標準個数のN倍
の個数で、かつ標準回転数のM倍の回転数で回転
する磁気ヘツドに供給して、標準速度のMN倍の
速度で走行する磁気テープ上に傾斜トラツクを形
成する如く記録すると共に、標準個数のN倍の個
数の回転磁気ヘツドを備えるテープ案内ドラムの
直径D′を D′=Dc{h2+(Lcosθc−Nvt21/2 ×{h2+(Lcosθc−vt)2-1/2 ×(1+k/走査線数) (但し、Dcは標準のテープ案内ドラムの直径、
hはトラツク高さ、Lはトラツク長、θcはトラツ
ク角、vtは標準のテープ走行速度)に選定するよ
うにしたものである。
上述せる第1及び第2の本発明によれば、高速
現象を記録した磁気テープを、垂直同期乱れや画
面欠除が生ぜずして十分な低速で再生し得るよう
に、記録することのできる高速現象記録装置を得
ることができる。
第2の本発明によれば更に高速現象を磁気テー
プ上に標準の記録パターンを以つて記録すること
のできる高速現象記録装置を得ることができる。
実施例 先ず、例えば5倍速記録の磁気テープを低速再
生する場合について説明する。5倍速記録の磁気
テープを例えば0倍速(スチル)再生まで可能に
することを考える。第15図に於いて、縦軸Y−
Y′と直線a1−a′1との交点Kを通り、横軸X−
X′と平行な直線V5−V′5より上側に、映像信号の
垂直帰線期間の再生限界((画面の終り側の再生
限界)V1−V′1を移動させる必要がある。同様に
画面の始まり側に於いても、直線b2−b′2と直線
V4−V′4とが近接していて余裕が無い。
そこで、直線V1−V′1を相対位相2だけ上方に
直線V6−V′6として、直線V4−V′4を相対位相2
だけ下方に直線V7−V′7として夫々移動させるよ
うにすれば、傾斜トラツクの長さが相対位相4、
即ち10H分長くなつたことになる。即ち、垂直帰
線期間が10H長くなる。従つて、直線V3−V′3
相対位相2だけ上方に直線V8−V′8として、直線
V2−V′2は相対位相2だけ下方に直線V9−V′9
して移動することになる。
以下に第16図を参照して、本発明による高速
現象記録装置の一実施例を説明するも、第1図と
対応する部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。本実施例は、NTSC方式の標準テレビジ
ヨン信号の面及び線走査速度SSoSloの5M倍、即
ち例えば5,10及び15倍の多段に切換えられた面
及び線走査速度5SSo,5Slo;10SSo,10Slo
15SSo,15Sloで走査する撮像装置1を用いた場合
である。
この撮像信号のM=1の場合のサブキヤリア周
波数、水平周波数、垂直周波数及びフレーム周波
数を夫々′SC,′H,′V,′FRとすると、これ
らは
次のように表わされる。
SC=910/4′H=17.9(MHz) ′H=525/2′V=78.75(KHz) ′V=300(Hz) ′FR=1/2′V=150(Hz) 撮像装置1からの複合カラー撮像信号は利得切
換回路1aを介してA/D変換器2に供給され
て、デジタル化される。4はクロツク信号発生・
システム制御回路で、クロツク信号、各種同期信
号及びカラーフレーミングを含むコントロール信
号を発生すると共に、システム全体を制御する。
基準発振器3Aからの周波数が6Cの発振信号が、
分周比が夫々1/6,1/3,1/2の分周器3
a,3b,3cに供給されて分周され、得られた
周波数が夫々C,2C,3Cの基準クロツク信号
が、スイツチS(固定接点a,b,c及び可動接
点dを有する)によつて切換えられて回路4に供
給される。又、スイツチSの切換に応じて、利得
切換回路1aの利得も切換えられる。この場合基
準クロツク信号の周波数が高い程、利得が大にな
さしめられる。この回路4から、夫々M=1のと
きの周波数のM倍の周波数の各種同期信号が撮像
装置1に供給される。この回路4からの周波数
W-CKが例えば4M′SC{=71.6(MHz)}のクロツ

信号がA/D変換器2に供給される。又、回路4
からのコントロール信号が増幅器5を介して固定
磁気ヘツド6に供給されて、磁気テープ(図示せ
ず)の側縁に記録される。
D/A変換器DA−1〜DA−5及びFM変調器
MD−1〜MD−5の間に夫々周波数変換手段と
しての圧縮器CP−1〜CP−5を介挿する。そし
て、これら圧縮器CP−1〜CP−5により、D/
A変換器DA−1〜DA−5より得られたアナロ
グ撮像信号VID−1〜VID−5の線走査速度、即
ち水平周波数のみを夫々(1+20/525)倍に圧縮す る。従つてこの圧縮器CP−1〜CP−5の出力側
に得られる撮像信号(NTSC方式)のサブキヤリ
ア周波数、水平周波数、垂直周波数及びフレーム
周波数を夫々(SC),(H),VFRとすると、

れ等は次のように表される。
SC)=910M/4H=3.72M(MHz) (H)=525M/2(1+20/525)V=16.35(kHz
V=60M(Hz) FR=30M(Hz) 又、変調器MD−1〜MD−5の搬送波周波数
は切換可能で、M=1のときの搬送周波数(標準
値の5(1+20/525)倍}のM倍とされる。FM変 調器MD−1〜MD−5は、Mの値に応じて自由
発振周波数を切換えるか、あるいは自由発振周波
数を異にする3つの変調器を設けて、それらをM
の値に応じて切換えるようにすれば良い。更に、
回転磁気ヘツドHA〜HEは標準回転数のM倍で回
転し、磁気テープは標準速度の5M倍の速度で走
行せしめられる。
かくして、磁気テープ上に傾斜トラツクを形成
する如く記録された各フイールドの撮像信号の垂
直帰線期間は10H分長くなることになる。
尚、上述の圧縮器CP−1〜CP−5を設ける代
りに、撮像装置1の水平周波数を標準周波数H
5M(1+20/525)倍にしても良い。あるいは、フー ルドメモリM−1〜M−5の読出し周波数をM/5 (1+20/525)′W-CKにしても良い。
次に、SMPTEタイプCのVTRのフオーマツ
トに合つたトラツクパターンの磁気テープを得る
ためには、上述したテープ案内ドラムの径Dを更
にD′に増大させる必要がある。以下これについ
て説明する。第17図に於いて、GD1は径Dのテ
ープ案内ドラムを示し、GD2は新たな径D′のテー
プ案内ドラムを示す。又、Dを2r,D′=2(r+
Δr)(但し、rは半径)と置く。θはテープ案内
ドラムGD1に対する標準のテープ巻付け角(=
344゜)である。又、M=1の場合、テープ案内ド
ラムGD1,GD2の各回転ドラムの回転数は同じで
ある。そして、rθはテープ案内ドラムGD1の回転
磁気ヘツドによつて形成される標準(SMPTEタ
イプCのVTRのフオーマツト)のトラツク長で
あるが、記録する撮像信号の水平信号の水平走査
速度を(1+20/525)に圧縮することにより、トラ ツク長はr(θ−2Δθ)と短くなる。そこで、テ
ープ案内ドラムの径をDからD′に増大させて、
トラツク長が標準のrθになるようにすれば良い。
これを式で示すと次のようになる。
rθ=(r+Δr)(θ−2Δθ) 又、Δθ(r+Δr)が2pに等しくなる。pは
2.5Hに相当する長さである。上式からD′/D即
ち(r+Δr)/rは次式のようになる。
(r+Δr)/r=θ/(θ−2Δθ) =1/(1−2Δθ/θ) ≒1+2Δθ/θ (但し2Δθ≪θ) =1+20/525 従つて、テープ案内ドラムの直径D′を D′=DC{h2+((LcosθC−5vt21/2 ×{h2+(LcosθC−vt2-1/2 ×(1+20/走査線数) (但し、DCは標準のテープ案内ドラムの直径、
hはトラツク高さ、Lはトラツク長、θCはトラツ
ク角、vtは標準のテープ走行速度)に選定する。
かくして、テープ案内ドラムGD2の回転磁気ヘ
ツドと磁気テープが接触する長さは回転ドラムの
1回転当り10H分長くなるが、これを傾斜トラツ
クの前後に5Hずつ振分け、これに基づいて記録
信号をゲートすれば、SMPTEタイプCのVTR
の規格に合つたトラツクパターンの記録テープを
得ることができる。
次に、第18図を参照して、本発明による高速
現象記録装置のトラツクパターン、テープ走及び
ドラム回転の各ベクトルの関係を、上述の第4図
と対応する部分には同一符号を付して示す。即
ち、M=1の場合合、トラツクパターンベクトル
はQP1――→からT1T2――→に、、テープ走行ベクトル

QP2――→からT1P4――→に、ドラム回転ベクトルはP2P
1――→
からP4P3――→に変更される。
以上の説明では、M=1の場合について述べた
が、Mが変化しても、テープ走行速度と回転磁気
ヘツドの回転数の比は一定であるので、M=1の
場合と実質的に同一である。
しかして、NTSC方式の標準テレビジヨン信号
の面及び線走査速度SSo,Sloの夫々MN(Mは自
然数、Nは2以上の自然数)倍の面及び線走査速
度で走査する撮像装置からカラー撮像信号をコン
ポーネント信号として得て、記憶手段に供給し、
この記憶手段から並列に読出されたNチヤンネル
の撮像信号の線走査速度を(1+k/走査線数)
(但し、kは自然数)倍にし、面及び線走査周波
数MSSo,M(1+k/走査線数)SloのNチヤン
ネルのコンポーネント信号を得、夫々をNTSC信
号にカラーエンコードすることによりカラー撮像
信号を得て、夫々標準回転数のM倍の回転数で回
転するN個の回転磁気ヘツドに供給して、標準速
度のMN倍の速度で走行する磁気テープ上に傾斜
トラツクを形成する如く記録するようにした高速
現象記録装置に於いては、Nが4n+1又は4n−
1(但し、n=1,2,3,……)のときはそれ
に応じてkの値及びカラーエンコーダの構成が異
なる。即ち、N=4n+1の場合は、kを偶数に
すると共に、カラーエンコーダは、通常のNTSC
方式のエンコーダで良い。しかし、N=4n−1
の場合は、kを奇数にすればカラーエンコーダは
通常のNTSC方式のエンコーダで良いが、kを偶
数にした場合は、テープに記録された状態でカラ
ーフレーミングの採れたカラー撮像信号が得られ
るようにするために、各チヤンネルの搬送色信号
の位相がフイールド置きに反転するように、
NTSC方式のカラーエンコーダに変更を加える必
要がある。
又、本発明による高速現象記録装置に於いて、
SECAM方式のカラー撮像信号を扱う場合も、カ
ラーエンコーダに関しては、NTSC方式のカラー
撮像信号を扱う場合と同様のカラーフレーミング
操作が必要であり、又、kについてもNTSC方式
と同様である。
更に、PAL方式のカラー撮像信号を扱う場合
は、N=8n+1(N=4n+1でnが偶数の場合)
(n=1,2,3,……)のきは、kをk=4t(t
=1,2,3,……)に選べば、カラーエンコー
ダは通常のPAL方式のエンコーダで良く、N=
8n−3(N=4n+1でnが奇数の場合)(n=1,
2,3,……)のときは、kをk=4t+2に選べ
ばカラーエンコーダは通常のPAL方式のエンコ
ーダで良く、kがk=4tの場合は、テープ上にカ
ラーフレーミングの採れたカラー撮像信号が得得
られるように、D/A変換器の後段のPAL方式
のカラーエンコーダに変更を加える必要がある。
従つて、Nが3以上の奇数の場合は、カラーエ
ンコーダの構成が簡単になる。しかし、この点を
考慮しないのであれば、Nは偶数であつても良
い。
尚、撮像信号の線走査速度を(1+k/走査線
数)に圧縮する以前でカラーエンコードする場合
は、kは任意の自然数で良い。
上述せる高速現象記録装置によれば、高速現象
を記録した磁気テープを垂直同期乱れや画面欠除
が生ぜずして十分な低速で再生し得るように、記
録することができる。更に高速現象を磁気テープ
上に標準の記録パターンを以つて記録することが
できる。
更に、高速現象の速度に合つた最適な記録周波
数を以つて記録を行なうことができる。
発明の効果 上述せる第1及び第2の本発明によれば、高速
現象を記録した磁気テープを垂直同期乱れや画面
欠除が生ぜずして十分な低速で再生し得るよう
に、記録することのできる高速現象記録装置を得
ることができる。
第2の本発明によれば、更に高速現象を磁気テ
ープ上に標準の記録パターンを以つて記録するこ
とのできる高速現象記録装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は先に提案した高速現象記録装置の一具
体例を示すブロツク線図、第2図は第1図の装置
の説明に供するメモリの書込み、読出しのタイミ
ングを示す線図、第3図A及びBは夫々第1図の
装置のテープ案内ドラムを示す略線的平面図及び
側面図、第4図及び第5図は夫々第1図の装置の
説明に供するベクトル線図、第6図は第1図の装
置の説明に供するテープの記録パターンを示すパ
ターン図、第7図は先に提案した高速現象記録装
置の他の具体例の要部を示すブロツク線図、第8
図は第7図の装置の説明に供するメモリの書込
み、読出しのタイミングを示す線図、第9図A及
びBはモニタ再生用回転磁気ヘツドを設けた場合
の第1図又は第7図の装置のテープ案内ドラムの
略線的平面図及び側面図、第10図は第1図又は
第2図の装置の検出・調整装置の一例を示すブロ
ツク線図、第11図は第9図及び第10図の装置
のモニタ再生用回転磁気ヘツドに対する変位駆動
回路を示す回路図、第12図は第11図の変位駆
動回路の動作説明に供するテープ上のトラツクと
回転磁気ヘツドとの位置関係を示す線図、第13
図は先に提案した高速現象記録装置の更に他の具
体例を示すブロツク線図、第14図は第13図の
装置の説明に供するメモリの書込み、読出しのタ
イミングを示す線図、第15図は本発明の説明に
供する線図、第16図は本発明による高速現象記
録装置の一実施例を示すブロツク線図、第17図
及び第18図は夫々第16図の高速現象記録装置
の説明のための線図及びベクトル線図である。 1は撮像装置、Mは記憶手段(メモリ)、HA
HEは回転磁気ヘツドである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 標準テレビジヨン信号の面及び線走査速度
    Sso,Sloの夫々MN(但し、Mは自然数、Nは2
    以上の自然数)倍の面及び線走査速度で走査する
    撮像装置からの撮像信号が供給される記憶手段
    と、該記憶手段から並列に読出されたNチヤンネ
    ルの撮像信号の線走査速度を(1+k/走査線
    数)(但し、kは自然数)倍にする周波数変換手
    段とを有し、面及び線走査速度MSso,M(1+
    k/走査線数)SloのNチヤンネルの撮像信号を
    標準個数のN倍の個数で、かつ標準回転数のM倍
    の回転数で回転する磁気ヘツドに供給して、標準
    速度のMN倍の速度で走行する磁気テープ上に傾
    斜トラツクを形成する如く記録するようにしたこ
    とを特徴とする高速現象記録装置。 2 標準テレビジヨン信号の面及び線走査速度
    Sso,Sloの夫々MN(但し、Mは自然数、Nは2
    以上の自然数)倍の面及び線走査速度で走査する
    撮像装置からの撮像信号が供給される記憶手段
    と、該記憶手段から並列に読出されたNチヤンネ
    ルの撮像信号の線走査速度を(1+k/走査線
    数)(但し、kは自然数)倍にする周波数変換手
    段とを有し、面及び線走査速度MSso,M(1+
    k/走査線数)SloのNチヤンネルの撮像信号を
    標準個数のN倍の個数で、かつ標準回転数のM倍
    の回転数で回転する磁気ヘツドに供給して、標準
    速度のMN倍の速度で走行する磁気テープ上に傾
    斜トラツクを形成する如く記録すると共に、上記
    標準個数のN倍の個数の回転磁気ヘツドを備える
    テープ案内ドラムの直径D′を D′=Dc{h2+(Lcosθc−Nvt21/2 ×{h2+(Lcosθc−vt)21/2 ×(1+k/走査線数) (但し、Dcは標準のテープ案内ドラムの直径、
    hはトラツク高さ、Lはトラツク長、θcはトラツ
    ク角、vtは標準のテープ走行速度)に選定するよ
    うにしたことを特徴とする高速現象記録装置。
JP58071281A 1983-04-22 1983-04-22 高速現象記録装置 Granted JPS59196673A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58071281A JPS59196673A (ja) 1983-04-22 1983-04-22 高速現象記録装置
AU27066/84A AU570451B2 (en) 1983-04-22 1984-04-18 High speed video recorder
CA000452465A CA1241739A (en) 1983-04-22 1984-04-19 Magnetic recording and reproducing apparatus for recording and reproducing a video signal obtained from a high speed scanning video camera
US06/602,369 US4614980A (en) 1983-04-22 1984-04-20 Magnetic recording and reproducing apparatus for recording and reproducing a video signal obtained from a high speed scanning video camera
DE8484302745T DE3484665D1 (de) 1983-04-22 1984-04-24 Vorrichtung zum aufnehmen und wiedergeben eines videosignals erhalten von einer videokamera mit erhoehter abtastgeschwindigkeit.
EP84302745A EP0130667B1 (en) 1983-04-22 1984-04-24 Apparatus for recording and reproducing a video signal obtained from a high speed scanning video camera
AT84302745T ATE64258T1 (de) 1983-04-22 1984-04-24 Vorrichtung zum aufnehmen und wiedergeben eines videosignals erhalten von einer videokamera mit erhoehter abtastgeschwindigkeit.

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JPS59196673A JPS59196673A (ja) 1984-11-08
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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59196673A (ja) 1984-11-08

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