JPH051618U - ケーブルクランプの取付構造 - Google Patents

ケーブルクランプの取付構造

Info

Publication number
JPH051618U
JPH051618U JP4860691U JP4860691U JPH051618U JP H051618 U JPH051618 U JP H051618U JP 4860691 U JP4860691 U JP 4860691U JP 4860691 U JP4860691 U JP 4860691U JP H051618 U JPH051618 U JP H051618U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable clamp
mounting
rocker cover
cable
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4860691U
Other languages
English (en)
Inventor
正幸 加茂
山口  淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP4860691U priority Critical patent/JPH051618U/ja
Publication of JPH051618U publication Critical patent/JPH051618U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、ロッカカバーへの取付作
業が容易で、取付けが確実なケーブルクランプの取付構
造を提供する。 【構成】 エンジンに設けられるロッカカバーに取付部
が形成され、ケーブル支持用の支持部を有する有するケ
ーブルクランプを取付部によりロッカカバーに取付ける
ケーブルクランプの取付構造。ロッカカバー10は、ケ
ーブルクランプ20を取付ける第1及び第2の取付部1
1,12が形成され、ケーブルクランプ20は、一端に
第1の取付部11に係止される係止部21が、他端に第
2の取付部21に圧入して固定される固定部22が夫々
形成され、係止部21を第1の取付部11に係止すると
共に、固定部22を第2の取付部21に固定することに
よりロッカカバー10に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンのロッカカバーに取付けるケーブルクランプの取付構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用エンジンにおいて、点火プラグと高圧電源とを接続する高圧ケーブル は、周辺に配置される部品類との干渉を防止するため、通常は合成樹脂製のクラ ンプを介してエンジン本体あるいは車体側の取付部品に支持されている。 かかるクランプの取付構造としては、例えば、図10に示すケーブルクランプ 1のように、クランプ2と金属製のブラケット3とを一体成形し、このブラケッ ト3の固定部3aをボルト4でロッカカバー5の取付部5aに固定する構造が知 られている。ここにおいて、クランプ2には高圧ケーブルを圧入固定して支持す る複数の固定溝2aが形成されている また、図11に示すように、ロッカカバー5に形成した取付溝5b内に複数の 固定溝6aを有するクランプ6を掛け渡して挿着し、更にその上部をセンタカバ ー7で覆う取付構造もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記のようにクランプをボルト固定する構造の場合には、ボルトを 締結する作業の分だけクランプの取付作業における作業工数が増えるうえ、部品 点数が多くなるという問題がある。一方、取付溝にクランプを挿着する取付構造 の場合には、固定溝内に圧入した高圧ケーブルの癖によってクランプが取付溝か ら浮き上がって外れてしまうことがあり、取付けが不安定で、ケーブルを取り廻 して組付ける際の作業性が悪い等の問題があった。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、部品点数が少なく、ロッカカバー への取付作業が容易で、取付けが確実なケーブルクランプの取付構造を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば上記目的を達成するため、エンジンに設けられるロッカカバー に取付部が形成され、ケーブル支持用の支持部を有するケーブルクランプを該取 付部によりロッカカバーに取付けるケーブルクランプの取付構造において、前記 ロッカカバーはケーブルクランプを取付ける第1及び第2の取付部が形成され、 前記ケーブルクランプは、一端に前記第1の取付部に係止される係止部が、他端 に前記第2の取付部に圧入して固定される固定部が夫々形成され、前記係止部を 第1の取付部に係止すると共に、前記固定部を前記第2の取付部に固定すること により前記ロッカカバーに取付ける取付構造としたものである。
【0006】
【作用】
ケーブルクランプは、係止部を第1の取付部に係止し、固定部を第2の取付部 に圧入固定して、ロッカカバーに取付けられる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案のケーブルクランプの取付構造に係る一実施例を図1乃至図9に 基づいて詳細に説明する。 図1において、エンジン上部に配置されるロッカカバー10には、取付部11 ,12が形成され、ケーブルクランプ20はこの取付部11,12間に掛け渡し て取付けられる。
【0008】 取付部11は、ケーブルクランプ20の一端を挿入して係止する部分で、図2 及び図3に示すように、ロッカカバー10に形成された凹溝10aの一方の壁面 10bに突設され、2条の係止突起11a,11a間に挿着溝11bが形成され ており、挿着溝11bの下端には壁面10bの段部10cが位置して挿着溝11 bの下端位置を規制している。
【0009】 また、他方の取付部12は、ケーブルクランプ20の他端を圧入して固定する 部分で、図2及び図4に示すように、凹溝10aの他方の壁面10dの上部に形 成され、挿通溝12aと圧入孔12bとを有している。挿通溝12aは、ケーブ ルクランプ20の後述する挿通壁25を挿通する部分で、圧入孔12bは、この 挿通溝12aに隣接して形成された円筒状の孔で、下方に向かって僅かに縮径す るテーパ状に形成されている。
【0010】 ケーブルクランプ20は、例えば合成樹脂によって一体に成形され、取付部1 1,12間の長さよりも僅かに短い板状の部材で、図5に示すように、一端に係 止部21が、他端に固定部22が形成され、固定部22に隣接して側方に張り出 すリブ23,23が設けられると共に、中間には、複数の固定溝24が形成され ている。
【0011】 係止部21は、取付部11の挿着溝11bに上方から挿着して係止される。ま た、固定部22は、図6及び図7に示すように、側面に複数の突条22aが上下 方向に形成され、下部には突起22bが下方に突設されている。この突起22b は、固定部21を取付部12に固定する際の位置決めとして用いる。各リブ23 は、取付部12に圧入固定する固定部22を補強すると共に、ケーブルクランプ 20を正立状態に保持する部分で、リブ23と固定部22との間には、取付部1 2の挿通溝12aに挿通される挿通壁25が形成されている。複数の固定溝24 は、夫々複数の高圧ケーブルを個々に圧入固定して支持する溝で、夫々の溝には 番号付けして区別された固定すべき高圧ケーブルに対応する番号が付され、図示 しない点火プラグと高圧電源との間を取り廻して接続する高圧ケーブルが、周辺 部品との接触がなく、局部的な引きつれ、弛み、捩れ等がないように見栄えよく 固定される。
【0012】 以上説明したケーブルクランプの取付構造に基づいて、ケーブルクランプ20 をロッカカバー10の取付部11,12間に取付けるときは、以下の手順に従っ て取付ける。 先ず、ロッカカバー10の上方から、ケーブルクランプ20を、係止部21が 取付部11の挿着溝11b上方に位置すると共に、固定部22を取付部12の圧 入孔12b上方に位置するように配置する。
【0013】 次に、ケーブルクランプ20の突起22bを作業者が指で確認しながら、突起 22bを取付部12の圧入孔12b上に配置する。これと並行して、ケーブルク ランプ20の係止部21を、取付部11の挿着溝11bの上部に上方から配置す る。 次いで、ハンマ等の治具により、固定部22の上部を殴打し、固定部22を取 付部12の圧入孔12bに圧入する。このとき、固定部22は、外周に複数の突 条22aを設けたので、容易に圧入孔12bに圧入される。これに伴い、ケーブ ルクランプ20は、リブ23,23が挿通溝12aの外壁に当接しながら、挿通 壁25が取付部12の挿通溝12aに挿通されると共に、係止部21が取付部1 1の挿着溝11b内に挿着されるため、クランプ20の姿勢が直立状態に安定し 、固定部22に作用する応力から保護される。
【0014】 ここで、ケーブルクランプ20に製造上の誤差があり、所期の寸法より僅かに 大きくても、係止部21は、取付部11の挿着溝11b内に遊嵌状態で支持され るだけであるため、かかる誤差が挿着溝11bで吸収され、取付けに際してケー ブルクランプ20に過大な応力が作用することはなく、ケーブルクランプ20に 折損等が発生することはない。
【0015】 そして、固定部22が圧入孔12bに圧入されるのに伴って、他端の係止部2 1が挿着溝11bに挿入されながら下降してゆき、ケーブルクランプ20は、図 8に示すように、取付部11,12間に掛け渡される。ここで、ケーブルクラン プ20は、一端の固定部22側にある挿通壁25の下部が挿着溝11bの下端に 当接したところで、圧入位置が規制されると共に、他端の係止部21の下端が取 付部11下部に位置する段部10cに当接して下降位置が規制される。
【0016】 したがって、ケーブルクランプ20は、両端が取付部11,12に確実に支持 されているため、高圧ケーブルの組付時に上方から荷重が作用しても、強度上の 問題はない。しかも、ケーブルクランプ20は、一端が取付部に固定されている ため、高圧ケーブルの組付時に取付部11,12から離脱することはなく、確実 にロッカカバーに固定される。
【0017】 上記取付構造を利用して取付けたケーブルクランプ20に高圧ケーブルを支持 させ、配線した高圧ケーブルのレイアウト例を図9に示す。図中、符号30はイ グニッションコイルを内蔵したディストリビュータ(高圧電源)、31はプラグ キャップ、32は高圧ケーブル、33はブリーザホースで、上記説明における構 成部品には対応する符号を付した。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように本考案のケーブルクランプの取付構造によれば、 ケーブルクランプが単一の部品でよいことから部品点数が少なく、ケーブルクラ ンプは、ロッカカバーに対して一端が固定され、他端は係止されるだけであるこ とから、ロッカカバーへの取付作業が容易である。しかも、ケーブルクランプの 取付構造は、ロッカカバーに対して一端が固定され、他端は係止される構造であ ることから、取付けが確実で高圧ケーブルの組付けに際して取付部から浮き上が ることがなく、組付作業が容易である等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケーブルクランプの取付構造を示す要
部断面正面図である。
【図2】図1においてケーブルクランプ取付前のロッカ
カバーを示す要部断面正面図である。
【図3】ロッカカバーの第1の取付部を示す平面図であ
る。
【図4】ロッカカバーの第2の取付部を示す平面図であ
る。
【図5】本考案の取付構造に使用するケーブルクランプ
の斜視図である。
【図6】図5に示すケーブルクランプの平面図である。
【図7】図5に示すケーブルクランプの正面図である。
【図8】図1に示したケーブルクランプの取付構造を示
す平面図である。
【図9】本考案の取付構造を利用してロッカカバーに取
付けたケーブルクランプに、高圧ケーブルを支持させた
レイアウト例を示す平面図である。
【図10】従来のケーブルクランプの取付構造を示す要
部断面正面図である。
【図11】従来のケーブルクランプの他の取付構造を示
す要部断面正面図である。
【符号の説明】
10 ロッカカバー 11 取付部(第1の取付部) 11a 係止突起 11b 挿着溝 12 取付部(第2の取付部) 12a 挿通溝 12b 圧入孔 20 ケーブルクランプ 21 係止部 22 固定部 24 固定溝24(支持部)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 エンジンに設けられるロッカカバーに取
    付部が形成され、ケーブル支持用の支持部を有するケー
    ブルクランプを該取付部によりロッカカバーに取付ける
    ケーブルクランプの取付構造において、前記ロッカカバ
    ーはケーブルクランプを取付ける第1及び第2の取付部
    が形成され、前記ケーブルクランプは、一端に前記第1
    の取付部に係止される係止部が、他端に前記第2の取付
    部に圧入して固定される固定部が夫々形成され、前記係
    止部を第1の取付部に係止すると共に、前記固定部を前
    記第2の取付部に固定することにより前記ロッカカバー
    に取付けることを特徴とするケーブルクランプの取付構
    造。
JP4860691U 1991-06-26 1991-06-26 ケーブルクランプの取付構造 Withdrawn JPH051618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4860691U JPH051618U (ja) 1991-06-26 1991-06-26 ケーブルクランプの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4860691U JPH051618U (ja) 1991-06-26 1991-06-26 ケーブルクランプの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051618U true JPH051618U (ja) 1993-01-14

Family

ID=12808076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4860691U Withdrawn JPH051618U (ja) 1991-06-26 1991-06-26 ケーブルクランプの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051618U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55136427U (ja) * 1979-03-22 1980-09-29
JP2000142177A (ja) * 1998-11-13 2000-05-23 Yazaki Corp 表示装置用ワイヤーハーネス収納構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55136427U (ja) * 1979-03-22 1980-09-29
JPS5830027Y2 (ja) * 1979-03-22 1983-07-01 タキロン株式会社 シユ−ズケ−ス
JP2000142177A (ja) * 1998-11-13 2000-05-23 Yazaki Corp 表示装置用ワイヤーハーネス収納構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100215581B1 (ko) 자동차 점화플러그 부츠 어셈블리
JPH051618U (ja) ケーブルクランプの取付構造
KR100707094B1 (ko) 자동차 와이어 하네스 고정 클립
KR200388148Y1 (ko) 와이어 하네스 고정클립
US6568749B2 (en) Bracket attached to vehicle body
KR100588748B1 (ko) 자동차 와이어 하네스 고정 클립
JPH0684726U (ja) プロテクタとコルゲートチューブとの固定構造
JPH0436195Y2 (ja)
KR100205899B1 (ko) 케이블 및 와이어링 고정용 클립 어셈블리
KR0125404Y1 (ko) 자동차용 축전지단자의 체결구조
JP3587331B2 (ja) 点火プラグ用プラグキャップ
KR980009976A (ko) 전선정리용 클립
KR19980049041U (ko) 자동차용 와이어하네스 고정클립의 구조
KR100205013B1 (ko) 자동차의 와이어 하니스 고정용 클립
JPS6035770Y2 (ja) リテ−ナの取付構造
KR200160023Y1 (ko) 케이블 및 와이어링 고정용 더블 클립 어셈블리
KR19980029239U (ko) 차량의 와이어하니스 고정용 클립
KR19980031294A (ko) 차량용 와이어하니스 프로텍터
KR20240015881A (ko) 와이어링 고정용 밴드케이블
JPS6131270Y2 (ja)
KR970001016Y1 (ko) 자동차용 에어크리너 공기호오스용 보호장치
KR19980048128U (ko) 차량용 트림(trim) 고정클립
KR20060029029A (ko) 자동차 와이어 하네스 고정용 클립
KR200166641Y1 (ko) 자동차용와이어링하니스보호구
JP2002305043A (ja) アースターミナルの取り付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950907