JPH0516151Y2 - - Google Patents

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JPH0516151Y2
JPH0516151Y2 JP1988024214U JP2421488U JPH0516151Y2 JP H0516151 Y2 JPH0516151 Y2 JP H0516151Y2 JP 1988024214 U JP1988024214 U JP 1988024214U JP 2421488 U JP2421488 U JP 2421488U JP H0516151 Y2 JPH0516151 Y2 JP H0516151Y2
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lever
rod
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operating rod
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンテナ連結用スタツキングピー
スのレバーの回動操作を行なう操作ハンドルに関
するものである。
〔従来の技術〕
多数のコンテナを複数段積み重ねて船舶輸送す
ることは従来から普通に行なわれているが、コン
テナを単に積み重ねた状態で輸送すると、船舶の
揺れによつてコンテナが荷くずれするおそれがあ
るため、通常、第6図に示すように、上下のコン
テナ10,10′間にスタツキングピース11を
配置してコンテナ10,10′のずれ動きおよび
落下を防止するようにしている。
上記スタツキングピース11には種々のものが
あり、第5図に示すスタツキングピースは、上下
のコンテナの間隔を規制する間隔規制板12の上
下に、コンテナの隅部に形成された係合孔に対し
て挿入可能な上部挿入軸部13および下部挿入軸
部14を設け、各挿入軸部13,14の端面に設
けた上部係合体15および下部係合体16を両挿
入軸部13,14の軸芯上に配置した軸17で連
結し、その軸17の外周中途に連結したレバー1
8を前記間隔規制板11の側面で開口する弧状の
レバー案内孔19に挿通して先端部を外部に臨ま
せてある。
上記スタツキングピースを用いて上下のコンテ
ナを連結する場合、先ず、コンテナの下面の係合
孔に上部挿入軸部13を挿入し、レバー18の回
動操作により軸17を回転して上部係合体15の
両端部を係合孔の周囲部に係合させる。このと
き、下部係合体16は下部挿入軸部14の端面外
周囲内に納まる状態に保持され、その状態でコン
テナを予め積み重ねられたコンテナ上に落とし込
み、下部挿入軸部14を第6図に示す下段コンテ
ナの上面隅部の係合孔20に挿入したのち、上記
レバー18をさらに回動して下部係合体16の両
端部を係合孔20の周囲部に係合させるのであ
る。
上記のように、上下のコンテナの連結に際して
は、上部係合体15および下部係合体16の両端
部を係合孔20の周囲部に係合させるため、上段
のコンテナを取り除く場合には、レバー18を回
動して下部係合体16と係合孔20の周囲部との
係合を解除する必要がある。
ところで、コンテナ10,10′を多段に積み
重ねると、高所に位置するスタツキングピース1
1のレバー18を人手によつて操作することがで
きないため、通常、操作ハンドルを用いてレバー
18を操作するようにしている。
上記操作ハンドルの従来技術として、ハンドル
レバーを備える操作ロツドの先端に樋状のレバー
係合部材を、操作ロツドの軸芯な対して交差状に
取付けたものが存在する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記操作ハンドルにおいては、操作ロ
ツドが長く、また比較的重いため、スタツキング
ピースのレバーにレバー係合部材を係合させると
き、操作ロツドがふらつき、レバーに対するレバ
ー係合部材の係合に非常に手間がかかるという不
都合がある。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、ス
タツキングピースのレバーに対するかけ外しを容
易に行なうことができるようにした操作ハンドル
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案におい
ては、操作ロツドの一端にハンドルレバーをT字
形に接続し、操作ロツドの他端に軸材から成るレ
バー係合部材を取付け、このレバー係合部材が、
U字形の係合杆部と、その係合杆部の端に連設さ
れて外側方に延びる傾斜杆部と、その傾斜杆部の
端に連設されて操作ロツドと平行する平面上に配
置され、端部が連結片を介して操作ロツドの他端
に連設された位置決め杆部とを有している構成を
採用したのである。
〔作用〕
上記のように構成すれば、コンテナの側面にレ
バー係合部材の位置決め杆部を当接して、そのレ
バー係合部材をスタツキングピースのレバーに対
向し、その状態でレバーに向けてレバー係合部材
を移動させることにより、レバーの上方に係合杆
部を対向させることができる。そこで、操作ロツ
ドを引き下げることにより、係合部材がレバーに
係合するため、レバーに対してレバー係合部材を
きわめて容易に係合させることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第5図に
基づいて説明する。
第1図に示すように、操作ロツド1の一端に
は、ハンドルレバー2がT字形に接続されてい
る。
操作ロツド1およびハンドルレバー2は、操作
性を向上させるため、軽量で丈夫な材料で形成す
るのが好ましく、実施例の場合は、炭素繊維強化
プラスチツクやガラス繊維強化プラスチツク等の
繊維強化プラスチツクで形成してパイプ状として
ある。
前記操作ロツド1の他端には、軸材から成るレ
バー係合部材3が取付けられている。レバー係合
部材3はU字形の係合杆部4の両端に外側方向に
向けて一対の傾斜杆部5を設け、各傾斜杆部5の
端に一対の平行な位置決め杆部6を形成した構成
とされ、上記各位置決め杆部6は操作ロツド1と
平行する2つの平面上にそれぞれ配置され、その
位置決め杆部6の端部が操作ロツド1の他端に接
続された接続軸部7に一対の連結片8を介して連
結されている。
実施例で示す操作ハンドルは上記の構造から成
り、上下のコンテナ10,10′を連結するスタ
ツキングピース11のレバー18を回動させるに
は、レバー18にレバー係合部材3の係合杆部4
を係合せしめ、その係合状態において、操作ロツ
ド1の軸芯を中心として操作ハンドルレバー2を
回転させるのである。
ここで、レバー18に対するレバー係合部材3
の係合は、スタツキングピース11の取付位置に
おけるコンテナ10,10′の側面に位置決め杆
部6を当接して操作ロツド1の先端を振れ止め
し、レバー係合部材3をスタツキングピース11
のレバー18の先端に対向させる。
次に、位置決め杆部6をコンテナ10,10′
の側面に接触させた状態でレバー18に向けてレ
バー係合部材3を移動させ、第2図および第3図
に示すように、レバー18の外側に一対の位置決
め杆部6,6を配置させる。
そこで、操作ロツド1を引き下げることによ
り、レバー18に係合杆部4を係合させることが
できる。
上記係合状態において、ハンドルバー2を操作
ロツド1の軸芯を中心に回転させると、レバー案
内孔19に沿つてレバー18が回動し、スタツキ
ングピース11の下部係合体16を非係合位置に
回動させることができる。
第4図は、この考案に係る操作ハンドルのレバ
ー係合部材3の他の実施例を示す。このレバー係
合部材3は、U字形係合杆部4の一端に傾斜杆部
5設け、その傾斜杆部5の端に位置決め杆部6を
形成し、この位置決め杆部6の端に連結片8を介
して接続軸部7を設けてある。
上記の構成から成るレバー係合部材3をスタツ
キングピース11のレバー18に係合させるに
は、前記と同様に、コンテナ10,10′の側面
に位置決め杆部6を当接して操作ロツド1の先端
を振れ止めし、その位置決め杆部6をコンテナ1
0,10′の側面に接触させた状態でスタツキン
グピースのレバー18に向けて移動させ、係合杆
部4がレバー18と対向する状態において、操作
ロツド1を引き下げてレバー18に係合杆部4を
係合させるのである。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案に係る操作ハンドルに
よれば、位置決め杆部をコンテナの側面に当接さ
せることによつて操作ロツドの先端を振れ止めす
ることができ、そのコンテナの側面に沿つてレバ
ー係合部材をスタツキングピースのレバーに向け
て移動させることにより係合杆部が上記レバーと
対向するため、レバーに対してレバー係合部材を
きわめて容易に係合させることができ、作業性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る操作ハンドル斜視
図、第2図は同上の操作ハンドルのレバー係合部
材をスタツキングピースのレバーに係合させる途
中の状態を示す縦断正面図、第3図は同上の側面
図、第4図は同上のレバー係合部材の他の実施例
を示す斜視図、第5図はスタツキングピースの斜
視図、第6図はコンテナの積み重ね状態を示す斜
視図である。 1……操作ロツド、2……ハンドルレバー、3
……レバー係合部材、4……係合杆部、5……傾
斜杆部、6……位置決め杆部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作ロツドの一端にハンドルレバーをT字形に
    接続し、操作ロツドの他端に軸材から成るレバー
    係合部材を取付け、このレバー係合部材が、U字
    形の係合杆部と、その係合杆部の端に連設されて
    外側方に延びる傾斜杆部と、その傾斜杆部の端に
    連設されて操作ロツドと平行する平面上に配置さ
    れ、端部が連結片を介して操作ロツドの他端に連
    設された位置決め杆部とを有しているコンテナ連
    結用スタツキングピースの操作ハンドル。
JP1988024214U 1988-02-24 1988-02-24 Expired - Lifetime JPH0516151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988024214U JPH0516151Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

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JP1988024214U JPH0516151Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

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Publication Number Publication Date
JPH01128592U JPH01128592U (ja) 1989-09-01
JPH0516151Y2 true JPH0516151Y2 (ja) 1993-04-27

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ID=31243874

Family Applications (1)

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JP (1) JPH0516151Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581104U (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 株式会社甲南カメラ研究所 球体歪検査装置
JPS6251831A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Sanyo Electric Co Ltd Bch符号の符号化或は復号方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581104U (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 株式会社甲南カメラ研究所 球体歪検査装置
JPS6251831A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Sanyo Electric Co Ltd Bch符号の符号化或は復号方式

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JPH01128592U (ja) 1989-09-01

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