JPS5847027Y2 - コンテナ連結装置 - Google Patents
コンテナ連結装置Info
- Publication number
- JPS5847027Y2 JPS5847027Y2 JP1979059202U JP5920279U JPS5847027Y2 JP S5847027 Y2 JPS5847027 Y2 JP S5847027Y2 JP 1979059202 U JP1979059202 U JP 1979059202U JP 5920279 U JP5920279 U JP 5920279U JP S5847027 Y2 JPS5847027 Y2 JP S5847027Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft rod
- container
- groove
- hole
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンテナ連結装置に関するもので、さらに詳
しくいえば、コンテナを上下に積重ねる際この両コンテ
ナ間に介在させて両コンテナを動かないように固定させ
る連結装置に関するものである。
しくいえば、コンテナを上下に積重ねる際この両コンテ
ナ間に介在させて両コンテナを動かないように固定させ
る連結装置に関するものである。
従来この種の連結装置としては、下のコンテナ上に連結
装置を載置し、この上に上のコンテナを積重ね、上下の
係合孔に連結装置の当該保合部を嵌挿した後、この係合
部を回動して係合していた。
装置を載置し、この上に上のコンテナを積重ね、上下の
係合孔に連結装置の当該保合部を嵌挿した後、この係合
部を回動して係合していた。
そしてこの保合部を回動するには、保合部から腕杆を外
方に突出させ、この腕杆を側方に強くたたくことにより
回動させていた。
方に突出させ、この腕杆を側方に強くたたくことにより
回動させていた。
しかし、このようにするときは、係合させるために1つ
1つたたいて回らねばならず、手間がかかり、時間的に
も経済的にもロスがあった。
1つたたいて回らねばならず、手間がかかり、時間的に
も経済的にもロスがあった。
しかも船用コンテナなどの大きいものにおいては連結装
置の位置はかなり高い場所となり、このような高い位置
の腕杆をたたいて回るのはある程度の熟練を要すると共
に長い棒を振り回すために危険であった。
置の位置はかなり高い場所となり、このような高い位置
の腕杆をたたいて回るのはある程度の熟練を要すると共
に長い棒を振り回すために危険であった。
また、従来、バネを使った複雑な構造によって自動的に
係合させていたものもあったが、特に船舶用コンテナに
用いるときは塩気によってさびつくため正確な作動が望
めず使用に不安を伴い採用されていないのが現状である
。
係合させていたものもあったが、特に船舶用コンテナに
用いるときは塩気によってさびつくため正確な作動が望
めず使用に不安を伴い採用されていないのが現状である
。
本考案はこのような欠点を全て除去したもので、係合を
簡単になし、しかも、できるだけ単純な構造としてさび
が発生しても正確な作動をなし得るものである点に特徴
を有するものである。
簡単になし、しかも、できるだけ単純な構造としてさび
が発生しても正確な作動をなし得るものである点に特徴
を有するものである。
以下図面に例示した実施例によって説明すると、第1図
は上側のコンテナ1と下側のコンテナ2間に連結装置3
を介在させた状態を示すもので、この連結装置3は枠体
4と、上側の保合部5を上端に、下側の係合部6を下端
にそれぞれ一体的に設けた軸杆7とを組合わせている。
は上側のコンテナ1と下側のコンテナ2間に連結装置3
を介在させた状態を示すもので、この連結装置3は枠体
4と、上側の保合部5を上端に、下側の係合部6を下端
にそれぞれ一体的に設けた軸杆7とを組合わせている。
枠体4は2つの対称的部分4 a 、4 bからなり、
この2つの部分をボルト8により固定している。
この2つの部分をボルト8により固定している。
このように2つの部分に分けたことにより軸杆7と係合
部5,6を一体成形することができ、圧縮およびねじに
対する高い強度を保持できる。
部5,6を一体成形することができ、圧縮およびねじに
対する高い強度を保持できる。
なお、強度さえ得られるなら、軸杆7、係合部5,6を
2つの部分に分離し、枠体4を一体成形してもよいこと
もちろんである。
2つの部分に分離し、枠体4を一体成形してもよいこと
もちろんである。
枠体4はまた上下に分けてみると3つの部分、つまり、
中央のコ字形盤体9、この盤体9の上部にあって上側の
コンテナ1の下面係合孔10に嵌合して位置決めの働き
をなす嵌合部11.および盤体9の下部にあって下側の
コンテナ2の上面係合孔12に嵌合する嵌合部13とか
らなっている。
中央のコ字形盤体9、この盤体9の上部にあって上側の
コンテナ1の下面係合孔10に嵌合して位置決めの働き
をなす嵌合部11.および盤体9の下部にあって下側の
コンテナ2の上面係合孔12に嵌合する嵌合部13とか
らなっている。
そしてこの盤体9および上下の嵌合部11.13の中央
部を上下に貫通して貫通孔14を形成している。
部を上下に貫通して貫通孔14を形成している。
盤体9の上面16及び下面17は平面にする。
また枠体4の側方からボルトなどの棒杆15 aを螺入
して、貫通孔14内に突起15を設ける。
して、貫通孔14内に突起15を設ける。
軸杆7の表面にはその軸方向と斜交する斜溝18と、こ
の斜溝18の上端および下端に連続して軸方向と直角で
同一方向に設けた水平溝19.20とからなる溝を形威
しており、前記枠体4の貫通孔14内にこの軸杆7を回
動及び軸方向摺動自在に設けたとき貫通孔14の突起1
5が溝18,19.20内に突出する。
の斜溝18の上端および下端に連続して軸方向と直角で
同一方向に設けた水平溝19.20とからなる溝を形威
しており、前記枠体4の貫通孔14内にこの軸杆7を回
動及び軸方向摺動自在に設けたとき貫通孔14の突起1
5が溝18,19.20内に突出する。
なお水平溝19.20の先端21.24を結ぶ線は軸と
平行になるようにする。
平行になるようにする。
あるいは、下側の水平溝20の先端24は斜溝18の上
端22の下方に位置させる。
端22の下方に位置させる。
上側の係合部5は突起15が水平溝19の先端21に位
置するとき嵌合部11と重なるように形成し、下側の保
合部6は、水平溝19と斜溝18の交点22に突起15
が位置するどき嵌合部13と重なるように形成する。
置するとき嵌合部11と重なるように形成し、下側の保
合部6は、水平溝19と斜溝18の交点22に突起15
が位置するどき嵌合部13と重なるように形成する。
そして、突起15が斜溝18の下部23に来たとき上下
とも係合部5,6が嵌合部11,12と重ならないよう
にする。
とも係合部5,6が嵌合部11,12と重ならないよう
にする。
上側の保合部5の下面は適当形状の曲面として、コンテ
ナ1の保合具25との接触をなめらかになすと共に軸杆
7が持上がりながら回動するとき盤体9との間に挾持し
た係合具25の上面角と係合部5の下面とが常に当接し
ているように形成する。
ナ1の保合具25との接触をなめらかになすと共に軸杆
7が持上がりながら回動するとき盤体9との間に挾持し
た係合具25の上面角と係合部5の下面とが常に当接し
ているように形成する。
下側の保合部6はコンテナ2の係合具26の係合孔12
に容易に嵌入できるよう下向錐形に形威し、この錐形の
先端27が当接する当接面28をコンテナ2の係合具2
6内に設ける。
に容易に嵌入できるよう下向錐形に形威し、この錐形の
先端27が当接する当接面28をコンテナ2の係合具2
6内に設ける。
錐形としていることにより回動時の当接面28との摩擦
も小さい。
も小さい。
また軸杆7には腕杆31を設けている。
次にこの連結装置の使用方法を説明する。
まず連結装置3を準備する。
つまり、突起15を水平溝19の先端21にくる位置に
もってくることにより、係合部5と嵌合部11を重ね合
わせ状態にしておく。
もってくることにより、係合部5と嵌合部11を重ね合
わせ状態にしておく。
次にクレーンなどによってコンテナ1を少し吊上げ、そ
の下面にある係合孔10に、係合部5及び嵌合部11を
嵌挿し、突起15が斜溝18の上端22にくるまで軸杆
7を回すことにより、係合部5を係合具25に係合する
。
の下面にある係合孔10に、係合部5及び嵌合部11を
嵌挿し、突起15が斜溝18の上端22にくるまで軸杆
7を回すことにより、係合部5を係合具25に係合する
。
第3にコンテナ1をコンテナ2の真上から下ろし、係合
部6を係合孔12に挿入する。
部6を係合孔12に挿入する。
係合部6の先端27が係合具26内の当接面28に当た
ると軸杆7に上方への押上げ力が働き、その分力の作用
により突起15が斜溝18の下側面30上を滑動し、軸
杆7を回動させる。
ると軸杆7に上方への押上げ力が働き、その分力の作用
により突起15が斜溝18の下側面30上を滑動し、軸
杆7を回動させる。
コンテナ1を完全に下ろすと、突起15は斜溝18の下
端23に位置し、上下の保合部59.6はそれぞれ上下
のコンテナの保合具25.26に係合する。
端23に位置し、上下の保合部59.6はそれぞれ上下
のコンテナの保合具25.26に係合する。
この連結装置3を外すには軸杆7に設けた腕杆31を側
方にたたいて突起15が水平溝20の先端24にくるよ
うにすれば上側のコンテナ1との保合が外れコンテナ1
を持ち上げることができる。
方にたたいて突起15が水平溝20の先端24にくるよ
うにすれば上側のコンテナ1との保合が外れコンテナ1
を持ち上げることができる。
このとき先端24の位置が上側の水平溝19の先端21
の下方にあるときは下のコンテナ2とともにあり、先端
24が斜溝18の上端22の下方にあるときは上のコン
テナ1とともに持ち上がる。
の下方にあるときは下のコンテナ2とともにあり、先端
24が斜溝18の上端22の下方にあるときは上のコン
テナ1とともに持ち上がる。
第3図は連結装置3を各部材に分解して示した図で゛あ
る。
る。
32はストッパー用ボール、33はバネ、34は押えネ
ジ、35はストッパー側受穴である。
ジ、35はストッパー側受穴である。
第4図〜第6図は軸杆7の溝の異なる実施例を示す。
第4図に示すものは第2図に示す実施例のもので第5図
に示すものは斜溝8の上側を広くあけたもの、第6図は
上下の水平溝の右端を垂直溝36で連結し、突起15の
開始点への復帰を容易になしたものである。
に示すものは斜溝8の上側を広くあけたもの、第6図は
上下の水平溝の右端を垂直溝36で連結し、突起15の
開始点への復帰を容易になしたものである。
なお、実際の溝は、軸杆が円柱状であるため曲面上にあ
るが、図では平面状に描いている。
るが、図では平面状に描いている。
本考案はこのように軸杆の側面に軸中心に対し傾斜して
いる溝を設けると共に、枠体に、通孔内に向けた突起を
設け、この突起を前記溝内に係合させ、前記軸杆が軸方
向に摺動すると共に回転するようにしてなるので、コン
テナを積重ねることによって、軸杆を軸方向に動かせば
同時に軸杆が回転して保合部がコンテナに係合するもの
である。
いる溝を設けると共に、枠体に、通孔内に向けた突起を
設け、この突起を前記溝内に係合させ、前記軸杆が軸方
向に摺動すると共に回転するようにしてなるので、コン
テナを積重ねることによって、軸杆を軸方向に動かせば
同時に軸杆が回転して保合部がコンテナに係合するもの
である。
このためコンテナ積重ね後、コンテナを連結させるため
にコンテナ連結装置の腕杆をたたいて回るという作業が
不要になりコンテナ積込作業を短時間に、しかも確実に
行なえるものである。
にコンテナ連結装置の腕杆をたたいて回るという作業が
不要になりコンテナ積込作業を短時間に、しかも確実に
行なえるものである。
しかも、軸杆等の回動をバネ等を使った複雑な構造でお
こなわないため故障が生じる虞れもなく、迅速なるコン
テナーの積込、積下ろしをおこなうことができる。
こなわないため故障が生じる虞れもなく、迅速なるコン
テナーの積込、積下ろしをおこなうことができる。
第1図は斜視図、第2図は斜視図、第3図は分解正面図
、第4図〜第6図は軸杆の部分正面図、第7図は一部断
面図である。 1.2・・・・・・コンテナ、3・・・・・・連結装置
、4・・・・・・枠体、5・・・・・・上側の係合部、
6・・・・・・下側の係合部、7・・・・・・軸杆、1
5・・・・・・突起、18・・・・・・斜溝、19.2
0・・・・・・水平溝。
、第4図〜第6図は軸杆の部分正面図、第7図は一部断
面図である。 1.2・・・・・・コンテナ、3・・・・・・連結装置
、4・・・・・・枠体、5・・・・・・上側の係合部、
6・・・・・・下側の係合部、7・・・・・・軸杆、1
5・・・・・・突起、18・・・・・・斜溝、19.2
0・・・・・・水平溝。
Claims (1)
- 中央部に通孔を設けた枠体と、この通孔に嵌挿してあっ
て枠体と回動自在で、かつ、軸方向に摺動自在な軸杆と
、軸杆の上端及び下端のそれぞれに設けたコンテナとの
保合部とからなるコンテナ連結装置において、軸杆の側
面に軸中心に対し傾斜している溝を設けると共に、前記
枠体に、通孔内に向けた突起を設け、該突起を前記溝内
に係合させ前記軸杆が軸方向に摺動すると共に回転する
ようにしてなることを特徴とする構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979059202U JPS5847027Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | コンテナ連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979059202U JPS5847027Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | コンテナ連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55158833U JPS55158833U (ja) | 1980-11-14 |
JPS5847027Y2 true JPS5847027Y2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=29293206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979059202U Expired JPS5847027Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 | コンテナ連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847027Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5368429B2 (ja) * | 2008-04-16 | 2013-12-18 | 株式会社三和 | コンテナ連結金具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5174769A (en) * | 1974-11-25 | 1976-06-28 | Petsuku Ando Heiru Inc | Tsuminyokagino sejosochi |
-
1979
- 1979-05-02 JP JP1979059202U patent/JPS5847027Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5174769A (en) * | 1974-11-25 | 1976-06-28 | Petsuku Ando Heiru Inc | Tsuminyokagino sejosochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55158833U (ja) | 1980-11-14 |
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