JPH05161405A - 田植機の線引きマーカ操作装置 - Google Patents

田植機の線引きマーカ操作装置

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JPH05161405A
JPH05161405A JP32623791A JP32623791A JPH05161405A JP H05161405 A JPH05161405 A JP H05161405A JP 32623791 A JP32623791 A JP 32623791A JP 32623791 A JP32623791 A JP 32623791A JP H05161405 A JPH05161405 A JP H05161405A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP32623791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaichi Tanaka
政一 田中
Makoto Yasuda
安田  真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 溝形成姿勢と格納姿勢とに出退可能な左右一
対の線引きマーカ7と、これを格納姿勢に係止維持させ
るロック機構10と、そのロック作動を解除可能なてロ
ック解除機構Bを備えた田植機の線引きマーカ操作装置
において、一対の被カム体13と回転カム14とからな
る一対のカム機構15と、回転カム14と連動回転する
ラチェットホイール16と、マーカ操作レバー17に連
動連結されるラチェット爪18とで成るラチェット機構
19とを設け、被カム体13の往復揺動でロック解除機
構Bの作動状態と非作動状態が交互に現出されるよう
に、ロック解除機構B,Bと被カム体13,13とを格
別に連動連結する。 【効果】 単一方向への操作の繰り返しで左右の線引き
マーカを交互に出退させる構造工夫により、植付作業に
伴うマーカの操作を簡単・容易化できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植付作業時の目視基準
ラインを圃場に作成するための田植機の線引きマーカに
係り、詳しくは、植付装置の下降移動に伴って圃場面に
突入して溝を形成する作用姿勢と、植付装置の上昇移動
に伴って圃場面から離間した非作用姿勢とに切換操作可
能な線引きマーカを、植付装置の左右に備えてあるとと
もに、線引きマーカを非作用姿勢に係止維持させるロッ
ク機構と、このロック機構によるロック作用を解除可能
なロック解除機構とを一対の線引きマーカ毎に備えてあ
る田植機の線引きマーカ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の線引きマーカ操作装置は、従来
では実開昭58−38211号公報で示されるもののよ
うに、植付装置の上昇に伴って左右双方の線引きマーカ
を非作用姿勢に変更してロックするようにしてあり、そ
のうちいずれか一方のロック解除機構を植付装置の昇降
操作レバーで選択して揺動操作することで片側の線引き
マーカだけを作用姿勢とする構造を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】植付作業は、通常、畦
間での往復走行によって行われることから、線引きマー
カは植付走行の方向が変わる毎に左右入れ換えるように
なり、従来では操縦者が昇降操作レバーの揺動方向を選
択して設定することで、未植付側となる左右いずれかの
線引きマーカのみを作用姿勢状態に切り換えるものであ
る。しかしながら、植付走行方向が変わる毎に行う操作
レバーの選択揺動操作が面倒であり、かつ、方向設定を
間違えるおそれもあるため、線引きマーカの操作には改
善の余地があるように見受けられる。本発明の目的は、
線引きマーカの姿勢変更構造の工夫により、もっと簡単
で容易な操作で済む線引きマーカ操作装置を提供する点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、冒頭に記載した田植機のマーカ操作装置にお
いて、一対の被カム体と、これら被カム体夫々に係合可
能であり、かつ、互いに一体回転する状態の回転カムと
から、該回転カムの回動に伴って被カム体が互いに逆位
相で往復移動する左右一対のカム機構を構成し、両回転
カムと連動回転する状態に備えられた一方向にのみ回転
可能なラチェットホイールと、操作具に連動連結される
ラチェット爪とからラチェット機構を構成するととも
に、被カム体の往復移動によってロック解除機構の作動
状態と非作動状態が交互に現出されるべく、一対のロッ
ク解除機構と一対の被カム体とを格別に連動連結してあ
ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】前記特徴構成によれば、詳しくは実施例で説明
するが、操作具の操作でラチェット機構が操作されてラ
チェットホイールが回転移動し、それによってカム機構
が作動してロック解除機構に連動された被カム体が往復
移動するようになるが、一対の被カム体は互いに逆位相
で、つまり一方が往路移動するときは他方は復路移動す
る状態で往復移動操作される。つまり、操作具の操作に
よって一対の被カム体が、すなわち一対の線引きマーカ
のうちのいずれかのみが作用姿勢となる状態が現出され
るとともに、ラチェット機構の働きにより、操作方向を
一定としての操作具の操作に伴って左右の線引きマーカ
が交互に姿勢変更されるようにすることができる。従っ
て、植付走行の方向が変わる毎に行う操作具の操作方向
を、常に同じ方向に操作するだけで左右の線引きマーカ
を交互に出退でき、従来のように左右いずれの線引きマ
ーカを出すべきかを考えることが不要になり、しかも、
単に操作具を決められた方向に操作するだけで良いこと
から、マーカ設定間違いのおそれも軽減できるようにな
る。
【0006】
【発明の効果】その結果、単一操作の繰り返しでもって
左右の線引きマーカを交互に出退させる構造工夫によ
り、植付作業に伴う線引きマーカの操作を従来に比べて
簡単・容易化することができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図5に田植機が示され、1はエンジン、2は操
縦部、3は走行機体、4は昇降リンク機構、5は昇降シ
リンダ、6は植付装置、7は線引きマーカであり、この
線引きマーカ7は植付装置6の左右毎に計2個設けられ
ている。図4に示すように、線引きマーカ7は前後軸心
P周りの揺動により、圃場面に突入して溝を形成する作
用姿勢と、圃場面から離間した非作用姿勢とに切換操作
可能であり、作用姿勢となる倒伏方向に向けてバネ8で
引張り付勢されるとともに、昇降リンク機構4に支承さ
れた牽引ローラ28とワイヤ9を介して連結され、植付
装置6の下降移動に伴って作用姿勢に、かつ、植付装置
6の上昇移動に伴って非作用姿勢になるように連動して
ある。10は線引きマーカ7を非作用姿勢に姿勢維持さ
せるためのロック機構であり、軸心X周りで揺動自在な
ロック片11と線引きマーカ7の根元に設けられた係合
ピン12とで構成され、植付装置6の上昇に伴う線引き
マーカ7の非作用姿勢への移動に伴って自動的にロック
作動するようになっている。また、Bはロック機構10
によるロック作動を解除するロック解除機構であり、前
記ロック片11を閉じ付勢バネ20に抗して開放揺動さ
せるための解除ワイヤ21で構成されている。
【0008】図1乃至図3に示すように、この田植機で
は以下のようにして線引きマーカ7の操作装置Aを構成
してある。すなわち、一対の手動マーカレバー(被カム
体に相当)13と、これら手動マーカレバー13,13
夫々に係合可能であり、かつ、互いに一体回転する状態
の回転カム14,14とから、該回転カム14の回動に
伴って手動マーカレバー13,13が互いに逆位相で往
復揺動移動する左右一対のカム機構15,15を構成
し、両回転カム14,14と連動回転する状態に備えら
れた一方向にのみ回転可能なラチェットホイール16
と、マーカ操作レバー17に連動連結されるラチェット
爪18とからラチェット機構19を構成するとともに、
手動マーカレバー13の往復揺動移動によってロック解
除機構Bの作動状態と非作動状態が交互に現出されるべ
く、一対の解除ワイヤ21,21と一対の手動マーカレ
バー13,13とを格別に連動連結してある。マーカ操
作レバー17は軸心Y周りで揺動自在であり、支軸22
に遊外嵌されるとともにラチェット爪18を枢支するア
ーム部材23に連動ロッド24で連動連結してある。そ
して、支軸22にはラチェットホイール16を一体的に
備えた回転カム14が一対遊外嵌され、支軸22の近く
に、これと平行な揺動軸25を有した左右一対の手動マ
ーカレバー13,13が配置してあるとともに、アウタ
ワイヤ21aとインナワイヤ21bから成るプッシュプ
ル型の解除ワイヤ21でもって左右の手動マーカレバー
13と左右のロック解除機構Bとを夫々連結してある。
各インナワイヤ21bが手動切換レバー13に連結され
るとともに、両アウタワイヤ21a,21aは、それら
を共に受止め支持する受け部26を備えた切換レバー2
7に取付けられている。作用を説明すれば、先ず、図1
に示すように切換レバー27を図中左方向へ揺動して
「自動」位置へ操作すると、手動マーカレバー13下端
のローラ部13aが回転カム14に係合可能となる自動
マーカ操作状態となり、この状態でマーカ操作レバー1
7を図中右方向へ揺動操作すると、アーム部材23が時
計周り方向に揺動してラチェット爪18がラチェット1
6aに咬合してラチェットホイール16を回転させて、
一体装備の回転カム14も回転してローラ部13aを押
し移動させ、その結果、手動マーカレバー13が揺動操
作されてロック解除機構Bが作動して線引きマーカ7の
作用姿勢への変更が許容される状態となるのである。こ
のとき、一対の回転カム14,14は逆位相で共回りす
るから、マーカ操作レバー17の揺動操作毎に左右の線
引きマーカ7,7のうち、作用姿勢への変更が許容され
るものが交互に入れ代わるようになり、もって、畦際で
ターンして植付作業の走行方向を変えるときにマーカ操
作レバー17を決まった方向(図1中での右方向)へ揺
動操作すれば、次の植付走行に適した側の線引きマーカ
7が出現し、かつ、不要な側のマーカ7が格納されるの
である。揺動操作後のマーカ操作レバー17は復帰バネ
29によって戻される。次に、図2に示すように切換レ
バー27を図中右方向に揺動して「手動」位置へ操作す
ると、インナワイヤ21bと手動マーカレバー13との
枢支連結点Zも図中右に寄り、ローラ部13aと回転カ
ム14との係合が不可能な位置に手動マーカレバー13
が操作される。従って、この状態では手動マーカレバー
13の揺動操作によって左右のロック解除機構B,Bを
選択して操作できる手動マーカ操作状態となるのであ
る。
【0009】〔別実施例〕上記実施例での専用のマーカ
操作レバー17に代えて、植付装置6の昇降操作レバー
で兼用させる構造のものでも良く、これらマーカ操作レ
バー17や昇降操作レバーを総称して「操作具17」と
定義する。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】マーカ操作装置の構造を示す側面図
【図2】マーカ操作装置の構造を示す要部の側面図
【図3】各レバーの配置状態を示す平面図
【図4】線引きマーカの出退構造を示す背面図
【図5】田植機の側面図
【符号の説明】
6 植付装置 7 線引きマーカ 10 ロック機構 13 被カム体 14 回転カム 15 カム機構 16 ラチェットホイール 17 マーカ操作レバー 18 ラチェットホイール 19 ラチェット機構 B ロック解除機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付装置(6)の下降移動に伴って圃場
    面に突入して溝を形成する作用姿勢と、植付装置(6)
    の上昇移動に伴って圃場面から離間した非作用姿勢とに
    切換操作可能な線引きマーカ(7)を、植付装置(6)
    の左右に備えてあるとともに、前記線引きマーカ(7)
    を非作用姿勢に係止維持させるロック機構(10)と、
    このロック機構(10)によるロック作用を解除可能な
    ロック解除機構(B)とを一対の前記線引きマーカ毎に
    備えてある田植機の線引きマーカ操作装置であって、一
    対の被カム体(13),(13)と、これら被カム体
    (13),(13)夫々に係合可能であり、かつ、互い
    に一体回転する状態の回転カム(14),(14)とか
    ら、該回転カム(14),(14)の回動に伴って前記
    被カム体(13),(13)が互いに逆位相で往復移動
    する左右一対のカム機構(15),(15)を構成し、
    前記両回転カム(14),(14)と連動回転する状態
    に備えられた一方向にのみ回転可能なラチェットホイー
    ル(16)と、操作具(17)に連動連結されるラチェ
    ット爪(18)とからラチェット機構(19)を構成す
    るとともに、前記被カム体(13)の往復移動によって
    前記ロック解除機構(B)の作動状態と非作動状態が交
    互に現出されるべく、一対の前記ロック解除機構
    (B),(B)と一対の前記被カム体(13),(1
    3)とを格別に連動連結してある田植機の線引きマーカ
    操作装置。
JP32623791A 1991-12-11 1991-12-11 田植機の線引きマーカ操作装置 Pending JPH05161405A (ja)

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JPH05161405A true JPH05161405A (ja) 1993-06-29

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JP32623791A Pending JPH05161405A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 田植機の線引きマーカ操作装置

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JP (1) JPH05161405A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100367838C (zh) * 2003-09-09 2008-02-13 井关农机株式会社 水田作业机
CN103190233A (zh) * 2013-04-28 2013-07-10 东北农业大学 钵苗移栽纵向送秧机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100367838C (zh) * 2003-09-09 2008-02-13 井关农机株式会社 水田作业机
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