JPH05161335A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH05161335A
JPH05161335A JP34185191A JP34185191A JPH05161335A JP H05161335 A JPH05161335 A JP H05161335A JP 34185191 A JP34185191 A JP 34185191A JP 34185191 A JP34185191 A JP 34185191A JP H05161335 A JPH05161335 A JP H05161335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor magnet
boundary
boundary line
stepping motor
circumferential direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34185191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Ogiwara
英之 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON MINI MOTOR KK
Original Assignee
NIPPON MINI MOTOR KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON MINI MOTOR KK filed Critical NIPPON MINI MOTOR KK
Priority to JP34185191A priority Critical patent/JPH05161335A/ja
Publication of JPH05161335A publication Critical patent/JPH05161335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スムーズな回転を維持しつつ、静止位置の精
度が良いステッピングモータを提供することにある。 【構成】 櫛歯状に形成された極歯26が、互いに同相
に配置されると共に、周方向に対して同位置に配設され
た2組のリング状のステータ10a、10bと、ステー
タ10a、10b内へ回転可能に配置され、外周面には
磁極12、14が周方向へ複数隣接して配置された円柱
状のロータマグネット16とを具備するステッピングモ
ータにおいて、磁極12、14同士の境界は、ロータマ
グネット16の軸線方向の一方の端部側において軸線と
平行な第1の境界線28と、ロータマグネット16の軸
線方向の他方の端部側において軸線と平行、かつ第1の
境界線28に対してロータマグネット16の周方向へ所
定距離偏倚して配された第2の境界線30と、第1の境
界線28と第2の境界線30とを結ぶ第3の境界線32
とから成ることを特徴とするステッピングモータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモータに
関し、さらに詳細には、ビデオカメラ等のレンズ駆動、
絞り駆動等に使用するステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のステッピングモータのリン
グ状のステータおよび円柱状のロータマグネットの磁極
配列を示す展開図であり、(a)はステータ、(b)は
ロータマグネットの磁極配列を示す。従来、カメラ等に
使用するステッピングモータのロータマグネット100
は、図3(b)に示す様に磁極N、Sがロータマグネッ
ト100の一方の端部から他方の端部まで斜め方向に形
成されている。磁極N、S同士の斜め方向への偏倚は、
ロータマグネット100の一方の端部側の磁極N、S端
と他方の端部側の磁極N、S端とが円周方向に磁極幅G
Hの4分の1だけ偏倚する様に形成されている。また、
図3(a)に示す様に、2組のリング状のステータ10
2a、102bは、ヨーク104a、104b、104
cの極歯106が、互いに同相に配置されると共に、ロ
ータマグネット100の周方向に対して同位置となる構
造を有する。これにより、回転時に、ロータマグネット
100の磁極N、Sとステータ102a、102bのヨ
ーク104a、104b、104cの極歯106との間
の磁束変化が滑らかになり、ロータマグネット100の
スムーズな回転が実現出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のステッピングモータには次の様な課題が有る。ロ
ータマグネットに形成された磁極はロータマグネットの
回転方向に対して斜めに形成されているため、静止時の
位置精度が低くなるという課題がある。従って本発明
は、上記課題を解消すべくなされ、その目的とするとこ
ろは、スムーズな回転を維持しつつ、静止位置の精度が
良いステッピングモータを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、櫛歯状に形成さ
れた極歯が、互いに同相に配置されると共に、周方向に
対して同位置に配設された2組のリング状のステータ
と、該ステータ内へ回転可能に配置され、外周面には磁
極が周方向へ複数隣接して配置された円柱状のロータマ
グネットとを具備するステッピングモータにおいて、前
記磁極同士の境界は、前記ロータマグネットの軸線方向
の一方の端部側において該軸線と平行な第1の境界線
と、ロータマグネットの軸線方向の他方の端部側におい
て該軸線と平行、かつ前記第1の境界線に対してロータ
マグネットの周方向へ所定距離偏倚して配された第2の
境界線と、前記第1の境界線と第2の境界線とを結ぶ第
3の境界線とから成ることを特徴とする。
【0005】
【作用】磁極同士の境界は、ロータマグネットの軸線方
向の一方の端部側において軸線と平行な第1の境界線
と、ロータマグネットの軸線方向の他方の端部側におい
て軸線と平行、かつロータマグネットの周方向へ所定距
離偏倚して配された第2の境界線と、第1の境界線と第
2の境界線とを結ぶ第3の境界線とから成るため、ロー
タマグネットが静止する際には、第1の境界線および第
2の境界線と対応する磁極の部分に必ずステータの極歯
が一致させることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1(a)は、本実施例のステ
ッピングモータに用いられるステータのヨークの極歯配
列を示す展開図であり、(b)はロータマグネットの磁
極配列を示す展開図である。図2は、図1のステッピン
グモータの一部切欠断面図である。まず、構成について
説明する。ステッピングモータは、リング状に形成され
た2組のステータ10a,10bと、円柱状の外形を有
し、外周面に周方向へ磁極(N極12とS極14が交互
に着磁されたもの:磁極幅GH)が多数隣接して形成さ
れたロータマグネット16とから構成される。
【0007】ステータ10a,10bは、第1のヨーク
18と第2のヨーク20と第3のヨーク22と励磁コイ
ル24a,24bとから構成される。第1のヨーク18
および第3のヨーク22は中心にロータマグネット16
の外径より若干大きい内径を有する円形の開口部が設け
られた円板状に形成され、前記開口部の口縁には櫛歯状
の極歯26がピッチGHで、第2のヨーク20方向へ突
設されている。第2のヨーク20は第1のヨーク18お
よび第3のヨーク22とほぼ同じ外形および同じ内径の
開口部を有し、開口部の口縁には櫛歯状の極歯26がピ
ッチGH/2で、第1のヨーク18または第3のヨーク
22方向へ交互に突設されている。図1(a)、図2に
示すように、第1、2、3のヨーク18、20、22は
同軸に配置されている。さらに第1のヨーク18の極歯
26および第3のヨーク22の極歯26は第2のヨーク
20の極歯とそれぞれ周方向へピッチGH/2偏倚し
て、各ヨーク18、20、22の極歯26が若干の間隔
をもって入り組む様に設けられている。この構成によ
り、ヨーク18、20、22の対応する極歯26が同相
に配置されると共に、円周方向に対して同位置と成るよ
うに配置された2組のステータ10a,10bが形成さ
れる。また図2に示すようにステータ10a,10bの
ヨーク18、20、22は断面がE字状に形成され、そ
の2個の凹部に励磁コイル24a,24bが2個巻着さ
れている。
【0008】図1(b)において、ロータマグネット1
6の磁極同士の各境界は、ロータマグネット16の軸線
方向の両端部A,CではピッチGH/2で軸線と平行な
第1の境界線28と第2の境界線30とに形成され、第
1の境界線28と第2の境界線30とは周方向へ磁極幅
GHの4分の1(GH/4)だけ偏倚している。さら
に、ロータマグネット16の中央部分Bでは第1の境界
線28と第2の境界線30を連結する第3の境界線32
が斜め方向に形成され、上記第1、第2および第3の境
界線28、30、32で磁極同士の境界が形成される。
ステッピングモータは、図2に示すようにステータ10
a,10bとロータマグネット16が同軸に配設され、
さらにステータ10a,10bの内部の開口部34にロ
ータマグネット16が回転可能に組み込まれた構造とな
っている。
【0009】次に、動作について説明する。2組のステ
ータ10a,10bに形成された励磁コイル24に90
°位相のずれた駆動電圧を入力する。これによりステー
タ10a,10bの極歯26には、磁極が発生し、この
磁極の発生に伴ってロータマグネット16の外周面に配
置された磁極が反発および吸引されることで、ロータマ
グネット16が回転する。ロータマグネット16が回転
する際に、ロータマグネット16の中央部分Bは斜め方
向に磁極が形成されているため、この部分とステータ1
0a,10bの磁極との磁束変化は滑らかに変化する。
【0010】また励磁コイル24a,24bへの駆動電
圧の供給を停止したり、駆動電圧を一定の状態で保持し
た際のロータマグネット16の静止位置は、ステータ1
0a,10bのヨーク18、20、22の極歯26とロ
ータマグネット16のA、C部に形成された第1の境界
線および第2の境界線とが対応する位置となる。
【0011】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、第2のヨークを1つの部材で構成するのに
かえて、2つの部材で構成してもよい等、発明の精神を
逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんで
ある。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るステッピングモータを用い
ると、磁極同士の境界は、ロータマグネットの軸線方向
の一方の端部側において軸線と平行な第1の境界線と、
ロータマグネットの軸線方向の他方の端部側において軸
線と平行、かつロータマグネットの周方向へ所定距離偏
倚して配された第2の境界線と、第1の境界線と第2の
境界線とを結ぶ第3の境界線とから成るため、ロータマ
グネットが静止する際には、第1の境界線および第2の
境界線と対応する磁極の部分に必ずステータの極歯が一
致させることが可能となる。ロータマグネットが静止す
る位置は、必ず所定の位置となり、静止位置精度のを向
上させることが可能になるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明に係るステッピングモータに
用いられるステータのヨークの極歯配列を示す展開図で
あり、(b)はロータマグネットの磁極配列を示す展開
図である。
【図2】図1のステッピングモータの一部切欠断面図で
ある。
【図3】(a)は、従来のステッピングモータのステー
タのヨークの極歯配列を示す展開図であり、(b)はロ
ータマグネットの磁極配列を示す展開図である。
【符号の説明】
10a,10b ステータ 12、14 磁極 16 ロータマグネット 26 極歯 28 第1の境界線 30 第2の境界線 32 第3の境界線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 櫛歯状に形成された極歯が、互いに同相
    に配置されると共に、周方向に対して同位置に配設され
    た2組のリング状のステータと、 該ステータ内へ回転可能に配置され、外周面には磁極が
    周方向へ複数隣接して配置された円柱状のロータマグネ
    ットとを具備するステッピングモータにおいて、 前記磁極同士の境界は、前記ロータマグネットの軸線方
    向の一方の端部側において該軸線と平行な第1の境界線
    と、ロータマグネットの軸線方向の他方の端部側におい
    て該軸線と平行、かつ前記第1の境界線に対してロータ
    マグネットの周方向へ所定距離偏倚して配された第2の
    境界線と、前記第1の境界線と第2の境界線とを結ぶ第
    3の境界線とから成ることを特徴とするステッピングモ
    ータ。
JP34185191A 1991-11-30 1991-11-30 ステッピングモータ Pending JPH05161335A (ja)

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JP34185191A JPH05161335A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP34185191A JPH05161335A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 ステッピングモータ

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Publication Number Publication Date
JPH05161335A true JPH05161335A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18349246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34185191A Pending JPH05161335A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 ステッピングモータ

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JP (1) JPH05161335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7633191B2 (en) * 2005-04-04 2009-12-15 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Multiphase step motor

Cited By (1)

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