JPH07123690A - ステッピングモータ - Google Patents
ステッピングモータInfo
- Publication number
- JPH07123690A JPH07123690A JP5264593A JP26459393A JPH07123690A JP H07123690 A JPH07123690 A JP H07123690A JP 5264593 A JP5264593 A JP 5264593A JP 26459393 A JP26459393 A JP 26459393A JP H07123690 A JPH07123690 A JP H07123690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stepping motor
- rotor
- stator
- permanent magnets
- phase excitation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 abstract description 10
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 １−２相励磁駆動時のロストルクの低減がで
き、角度精度のリニアリティーの良好なステッピングモ
ータを提供する。 【構成】 ＰＭ型ステッピングモータにおいて、回転子
１０ａの２つの永久磁石１１ａを側面幅方向両サイドに
ＲまたはＣ面またはテーパーを有した形状とし、１−２
相励磁駆動時のロストルクが低減でき、角度精度のリニ
アリティーの向上および振動・騒音特性の向上が図れ
る。
き、角度精度のリニアリティーの良好なステッピングモ
ータを提供する。 【構成】 ＰＭ型ステッピングモータにおいて、回転子
１０ａの２つの永久磁石１１ａを側面幅方向両サイドに
ＲまたはＣ面またはテーパーを有した形状とし、１−２
相励磁駆動時のロストルクが低減でき、角度精度のリニ
アリティーの向上および振動・騒音特性の向上が図れ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ等に用いる
レンズ駆動装置や、フロッピーディスクのヘッド駆動装
置，各種ＯＡ機器駆動装置等に用いられるＰＭ型ステッ
ピングモータに関するものである。
レンズ駆動装置や、フロッピーディスクのヘッド駆動装
置，各種ＯＡ機器駆動装置等に用いられるＰＭ型ステッ
ピングモータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、機器の軽薄短小化に伴いその駆動
用ステッピングモータも同様に小型化が求められるとと
もに、高精度化，静音化が求められている。
用ステッピングモータも同様に小型化が求められるとと
もに、高精度化，静音化が求められている。
【０００３】以下、従来の永久磁石型（以降ＰＭ型と記
す）ステッピングモータついて、図面を参照しながら説
明する。
す）ステッピングモータついて、図面を参照しながら説
明する。
【０００４】図３は従来のＰＭ型ステッピングモータで
あり、第一のボビン１にリング状のコイル２が巻かれ、
その外周を一対のヨーク３ａ，３ｂによりおおわれヨー
ク内周面には櫛歯状の極歯が配列されてなる第一のステ
ータ部５ａと、第一のステータ部と同様にしてなる第二
のステータ部５ｂとから構成されるステータを重ね合わ
せてモータフレーム６内に収め、上記２組のステータの
内側に回転自在な外周に複数の着磁をほどこした２つの
円筒状永久磁石７を備えた回転子８を有した構成であ
る。
あり、第一のボビン１にリング状のコイル２が巻かれ、
その外周を一対のヨーク３ａ，３ｂによりおおわれヨー
ク内周面には櫛歯状の極歯が配列されてなる第一のステ
ータ部５ａと、第一のステータ部と同様にしてなる第二
のステータ部５ｂとから構成されるステータを重ね合わ
せてモータフレーム６内に収め、上記２組のステータの
内側に回転自在な外周に複数の着磁をほどこした２つの
円筒状永久磁石７を備えた回転子８を有した構成であ
る。
【０００５】上記構成において、各ステータ部のコイル
に逐次通電することによりヨークの櫛歯状極歯が励磁さ
れ、これと対向する複数の着磁をほどこした回転子の吸
引または反発により回転子が回転する。
に逐次通電することによりヨークの櫛歯状極歯が励磁さ
れ、これと対向する複数の着磁をほどこした回転子の吸
引または反発により回転子が回転する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のＰＭ
型ステッピングモータでは、回転子の着磁をほどこした
円筒状永久磁石を２分割し、ロストルク発生部を改善し
た構成のモータであるが、特にビデオカメラレンズ駆動
に用いられるＰＭ型ステッピングモータについて詳しく
説明を加えると、騒音を下げるため駆動方式を１−２相
励磁マイクロステップとしている場合があり、ここで用
いられるモータは小型化要求より外径φ１０mm程度のた
めディテントトルク（ロストルク）の影響が大きく、１
−２相励磁またはマイクロステップ駆動においてトルク
の低い１相励磁駆動時が十分駆動せず角度精度のリニア
リティーを悪化させ、かつ騒音を悪化させる問題があ
り、また２分割した円筒状永久磁石の厚みを薄くするこ
とで前記特性は改善できるがトルクが落ち、角度精度の
ヒステリシスを悪化させる問題があった。
型ステッピングモータでは、回転子の着磁をほどこした
円筒状永久磁石を２分割し、ロストルク発生部を改善し
た構成のモータであるが、特にビデオカメラレンズ駆動
に用いられるＰＭ型ステッピングモータについて詳しく
説明を加えると、騒音を下げるため駆動方式を１−２相
励磁マイクロステップとしている場合があり、ここで用
いられるモータは小型化要求より外径φ１０mm程度のた
めディテントトルク（ロストルク）の影響が大きく、１
−２相励磁またはマイクロステップ駆動においてトルク
の低い１相励磁駆動時が十分駆動せず角度精度のリニア
リティーを悪化させ、かつ騒音を悪化させる問題があ
り、また２分割した円筒状永久磁石の厚みを薄くするこ
とで前記特性は改善できるがトルクが落ち、角度精度の
ヒステリシスを悪化させる問題があった。
【０００７】本発明は上記課題を解決するもので、ＰＭ
型ステッピングモータを提供することを目的としてい
る。
型ステッピングモータを提供することを目的としてい
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、回転子を２つの側面幅方向両サイドにＲま
たはＣ面またはテーパーを有した形状の磁石で構成する
ものである。
するために、回転子を２つの側面幅方向両サイドにＲま
たはＣ面またはテーパーを有した形状の磁石で構成する
ものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記した構成により、ＰＭ型ステッピ
ングモータの１−２相励磁駆動時の角度精度のステップ
エラー向上および静音化ができるとともに、体積効率を
向上することができる。
ングモータの１−２相励磁駆動時の角度精度のステップ
エラー向上および静音化ができるとともに、体積効率を
向上することができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例について図１を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【００１１】図１に示すように、ＰＭ型ステッピングモ
ータの本発明の回転子１０ａで、本体であるＰＭ型ステ
ッピングモータの構成は従来と同様である。この回転子
１０ａは軸に各ステータ部中心に対向して配設される外
周に複数の着磁をほどこした２つの永久磁石１１ａが固
定された構成である。ここで２つの永久磁石１１ａはそ
ろばん玉あるいは側面幅方向両サイドにＲまたはＣ面ま
たはテーパーを有した形状とした構成である。
ータの本発明の回転子１０ａで、本体であるＰＭ型ステ
ッピングモータの構成は従来と同様である。この回転子
１０ａは軸に各ステータ部中心に対向して配設される外
周に複数の着磁をほどこした２つの永久磁石１１ａが固
定された構成である。ここで２つの永久磁石１１ａはそ
ろばん玉あるいは側面幅方向両サイドにＲまたはＣ面ま
たはテーパーを有した形状とした構成である。
【００１２】このように本発明の実施例のＰＭ型ステッ
ピングモータによれば、図３に示す通り１−２相励磁駆
動時の角度精度のリニアリティーの向上が図れ、滑らか
な回転が得られる。
ピングモータによれば、図３に示す通り１−２相励磁駆
動時の角度精度のリニアリティーの向上が図れ、滑らか
な回転が得られる。
【００１３】図２は本発明の第２の実施例を示してい
る。図２に示すように、ＰＭ型ステッピングモータの本
発明の回転子１０ｂで、本体であるＰＭ型ステッピング
モータの構成は従来と同様である。この回転子１０ｂは
軸に各ステータ部中心に対向して配設される外周に複数
の着磁をほどこした２つの永久磁石１１ｂが固定された
構成である。ここで２つの永久磁石１１ｂは球状側面を
有した形状とした構成である。
る。図２に示すように、ＰＭ型ステッピングモータの本
発明の回転子１０ｂで、本体であるＰＭ型ステッピング
モータの構成は従来と同様である。この回転子１０ｂは
軸に各ステータ部中心に対向して配設される外周に複数
の着磁をほどこした２つの永久磁石１１ｂが固定された
構成である。ここで２つの永久磁石１１ｂは球状側面を
有した形状とした構成である。
【００１４】このように本発明の実施例のＰＭ型ステッ
ピングモータによれば、１−２相励磁駆動時の角度精度
のリニアリティーの向上が図れ、滑らかな回転が得られ
る。
ピングモータによれば、１−２相励磁駆動時の角度精度
のリニアリティーの向上が図れ、滑らかな回転が得られ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればロストルクの低減が図れ、１−２相励磁駆動
時の角度精度のリニアリティーの向上ならびに振動・騒
音特性の良好なステッピングモータを提供できる。
明によればロストルクの低減が図れ、１−２相励磁駆動
時の角度精度のリニアリティーの向上ならびに振動・騒
音特性の良好なステッピングモータを提供できる。
【図１】本発明の第１の実施例のステッピングモータの
回転子を示す断面図
回転子を示す断面図
【図２】本発明の第２の実施例のステッピングモータの
回転子を示す断面図
回転子を示す断面図
【図３】従来例と本発明との１−２相励磁駆動時の角度
精度の比較特性図
精度の比較特性図
【図４】従来のステッピングモータの断面図
１ 巻線 ２ コイルボビン ３ａ，３ｂ ヨーク ５ａ，５ｂ ステータ部 ６ モータフレーム ７，１１ａ，１１ｂ 永久磁石 ８，１０ａ，１０ｂ 回転子
Claims (2)
- 【請求項１】第一のボビンにリング状のコイルが巻か
れ、前記ボビンの外周を一対のヨークによりおおわれ、
前記ヨーク内周面には櫛歯状の極歯が配列されてなる第
一のステータ部と前記第一のステータ部と同様にしてな
る第二のステータ部とから構成されるステータと、外周
に複数の着磁をほどこした円筒状永久磁石を備えた回転
子とで形成される永久磁石型ステッピングモータにおい
て、前記回転子は２つの側面幅方向両サイドにＲまたは
Ｃ面またはテーパーを有した形状の永久磁石を配した構
造のステッピングモータ。 - 【請求項２】回転子は、２つの球状側面を有した形状の
永久磁石を配した構造とする請求項１記載のステッピン
グモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264593A JPH07123690A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264593A JPH07123690A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ステッピングモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07123690A true JPH07123690A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17405462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5264593A Pending JPH07123690A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ステッピングモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07123690A (ja) |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP5264593A patent/JPH07123690A/ja active Pending
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