JPH09233801A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH09233801A
JPH09233801A JP4124196A JP4124196A JPH09233801A JP H09233801 A JPH09233801 A JP H09233801A JP 4124196 A JP4124196 A JP 4124196A JP 4124196 A JP4124196 A JP 4124196A JP H09233801 A JPH09233801 A JP H09233801A
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JP
Japan
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magnet rotor
yokes
pole teeth
annular
axial direction
Prior art date
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Application number
JP4124196A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
浩一 佐藤
Hiroyasu Numaya
宏康 沼屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップ角度のばらつきや回転トルクのむら
を低減し得るステッピングモータを提供する。 【解決手段】 マグネットロータ2の軸方向における長
さ寸法L1を外,内ヨーク(環状ヨーク)の積層方向に
おける厚み寸法L2よりも小さく形成し、マグネットロ
ータ2と対する各極歯の対向面積X,Yが略等しくなる
よう外ヨーク51,61の極歯53,63の基部をL
3,L4ぶんマグネットロータ2の軸方向に向けて延長
して延長部55,65を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPM(永久磁石)型
ステッピングモータに関し、例えば指示計器の可動部と
して使用されるステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりOA機器、家電製品、自動車等
の分野におけるアクチュエータ部品として、広く用いら
れている構造にPM型ステッピングモータがあり(例え
ば特開平5-161333号公報,特開平3-145960号公報,特開
平1-190249号公報,特開平1-190248号公報参照)、正逆
回転制御が容易であり、また駆動トルクによっては小型
化も容易なことから、近年では指示計器の可動部として
も注目されてきている。
【0003】PM型ステッピングモータは、同心軸を有
するマグネットロータと、このマグネットロータと対向
する複数枚の極歯を有する2対の環状ヨーク(ヨーク)
と、これら環状ヨークを励磁する励磁コイルとからな
り、励磁コイルにより各ヨークの極歯に形成される励磁
極とこれに対向するマグネットロータの磁極との磁気作
用によってマグネットロータを回転させるもので、各環
状ヨークは、マグネットロータ(同心軸)の軸方向に沿
って順次積層され、この際、互いに対をなす環状ヨーク
の各極歯は、マグネットロータの軸方向に沿って互いに
向き合い且つマグネットロータの周面を囲むよう櫛歯状
に組み合わされ、またマグネットロータは、外側に位置
する各環状ヨークに固定され支持プレートに同心軸を通
じて支承される。
【0004】この支持プレートは、環状ヨークとの固定
を考慮して通常、金属にて形成されるが、金属製の軸受
プレートで同心軸を支承保持するには、同心軸との摩擦
が少なく且つマグネットロータのスラスト移動規制が可
能な樹脂や専用の含油軸受等の軸受部材を必要とし、ま
た支持プレートを樹脂により形成する場合には、このよ
うな軸受部材を省くことができるが、支持プレートにマ
グネットロータのスラスト移動の規制を行うスラスト規
制部を形成することがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金属製の支
持プレートに軸受部材を装着したり、樹脂製の支持プレ
ートにマグネットロータのスラスト規制部を設ける場
合、前者の場合を例とした図6に示すように、軸受部材
Aが支持プレートBからマグネットロータC側に突出し
やすく、このように軸受部材AがマグネットロータC側
に突出すると、厚型化を避ける都合上、マグネットロー
タCの軸方向における長さ寸法C1が各環状ヨークE
a,Eb,Ec,Edの積層方向における厚み寸法E1
よりも小さくなってしまう。
【0006】しかしながら、このように各環状ヨークE
の厚み寸法E1に対し、マグネットロータCの長さ寸法
C1が小さくなってしまうと、マグネットロータCと対
向する各環状ヨークEa,Eb,Ec,Edの極歯Ea
1,Eb1,Ec1,Ed1の面積が、外側に位置する
環状ヨークEa,Edの極歯Ea1,Ed1と、内側に
位置する環状ヨークEb,Ecの極歯Eb1,Ec1と
で異なり、内側に位置する環状ヨークEb,Ecの極歯
Eb1,Ec1の方が外側に位置する環状ヨークEa,
Edの極歯Ea1,Ed1よりもマグネットロータCに
対する対向面積が大きくなるため、磁気バランスが悪化
し、ステップ角度のばらつきや回転トルクのむらが生じ
てしまい、このようなステップ角度のばらつきや回転ト
ルクのむらは、マグネットロータCの円滑な回転運動を
阻害し、特に指示計器の可動部として使用する際の品質
に直接影響し、商品価値を低下させてしまう。
【0007】本発明はこの点に鑑みてなされたもので、
マグネットロータの軸方向における長さ寸法が環状ヨー
クの積層方向における厚み寸法よりも小さくなる場合で
あっても、ステップ角度のばらつきや回転トルクのむら
を低減し得るステッピングモータを提供せんとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、径方向周面に軸方向へ延びる複数の磁極を回
転方向に沿って一定ピッチで交互に異極着磁してなる同
心軸を備えたマグネットロータと、このマグネットロー
タの軸方向に沿って各々積層され前記マグネットロータ
の磁極に所定間隔を空けて対向せしめられる複数の極歯
を前記マグネットロータの磁極ピッチに対応したピッチ
で前記マグネットロータの軸方向へ向けて櫛歯状に延設
してなる2対の環状ヨークと、これら環状ヨークの互い
に対をなす前記極歯を異極に励磁する1対の励磁コイル
とからなり、前記マグネットロータの軸方向における長
さ寸法が前記2対の環状ヨークの積層方向における厚み
寸法よりも小さく且つ前記マグネットロータの前記軸方
向中心位置と前記2対の環状ヨークの前記積層方向中心
位置とが略一致するステッピングモータであって、前記
マグネットロータと対向する前記2対の環状ヨークの各
極歯の面積が略等しくなるよう前記2対の環状ヨークの
うち外側に位置する環状ヨークの極歯を内側に位置する
環状ヨークの極歯よりも前記マグネットロータの軸方向
に沿って長く形成したことを特徴とする。
【0009】また本発明は前記目的を達成するため、径
方向周面に軸方向へ延びる複数の磁極を回転方向に沿っ
て一定ピッチで交互に異極着磁してなる同心軸を備えた
マグネットロータと、このマグネットロータの軸方向に
沿って各々積層され前記マグネットロータの磁極に所定
間隔を空けて対向せしめられる複数の極歯を前記マグネ
ットロータの磁極ピッチに対応したピッチで前記マグネ
ットロータの軸方向へ向けて櫛歯状に延設してなる2対
の環状ヨークと、これら環状ヨークの互いに対をなす前
記極歯を異極に励磁する1対の励磁コイルとからなり、
前記マグネットロータの軸方向における長さ寸法が前記
2対の環状ヨークの積層方向における厚み寸法よりも小
さく且つ前記マグネットロータの前記軸方向中心位置と
前記2対の環状ヨークの前記積層方向中心位置とが略一
致するステッピングモータであって、前記マグネットロ
ータと対向する前記2対の環状ヨークの各極歯の形状が
略同一となるよう前記2対の環状ヨークのうち外側に位
置する環状ヨークの極歯を内側に位置する環状ヨークの
極歯よりも前記マグネットロータの軸方向に沿って長く
形成したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、軸方向へ延びる複数の
磁極が交互に異極着磁されたマグネットロータに同心軸
を設け、このマグネットロータの磁極に対向せしめられ
る複数の極歯をマグネットロータの軸方向に向けて延設
してなる2対の環状ヨークを設け、これら環状ヨークを
マグネットロータの軸方向に沿って積層することにより
各極歯を櫛歯状に組み合わせると共に、各環状ヨークの
各環状ヨークの互いに対をなす極歯が異極となるよう励
磁する1対の励磁コイルを設け、マグネットロータの同
心軸を外側に位置する環状ヨークに固定された一対の支
持プレートにて支承してなり、マグネットロータの軸方
向における長さ寸法が2対の環状ヨークの積層方向にお
ける厚み寸法よりも小さいステッピングモータにおい
て、マグネットロータと対向する各極歯の面積が略等し
いか、あるいはマグネットロータと対向する各極歯の形
状が同一となるよう外側に位置する環状ヨークの極歯を
内側に位置する環状ヨークの極歯よりもマグネットロー
タの軸方向に沿って長く形成したことにより、磁気バラ
ンスが向上してステップ角度のばらつきや回転トルクの
むらが低減される。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0012】図1から図4は何れも本発明の第1実施例
によるステッピングモータを示すもので、図1はその分
解断面図、図2はヨークを示す斜視図、図3は図1の組
み付け状態を示す断面図、図4はヨークとマグネットロ
ータとの位置関係を示す説明図である。
【0013】図1において本実施例によるステッピング
モータは、概ね同心軸1を有するマグネットロータ2、
第1,第2の環状ボビン3,4、第1,第2のヨーク
5,6、第1,第2の支持プレート7,8とからなる。
【0014】マグネットロータ2は、円柱状の永久磁石
からなり、その径方向周面には合計12の磁極がN,S
交互に着磁されている。これら磁極は回転軸1の伸長方
向と一致するマグネットロータ2の軸方向に延び、且つ
その回転方向に沿って一定のピッチでN,S交互に配列
されている。
【0015】第1,第2の環状ボビン3,4は、樹脂等
の絶縁材料からなり、円筒状の巻線部31,41の外周
には、第1,第2の励磁コイル(励磁コイル)9,10
が各々巻回されており、これら各励磁コイル9,10に
より後述する対をなす極歯が互いに異極となるよう各ヨ
ーク5,6を励磁する。
【0016】第1,第2のヨーク5,6は、各々が透磁
効率の良好な鉄系材料からなるカップ状の外ヨーク(環
状ヨーク)51,61と平板状の内ヨーク(環状ヨー
ク)52,62とを組み合わせて構成され、これら第
1,第2のヨーク5,6を構成する各外,内ヨーク5
1,52,61,62の各々には、複数の極歯53,5
4,63,64が延設されている。これら極歯53,5
4,63,64は、図2に示すように、各外,内ヨーク
51,52,61,62において互いに等しいピッチで
且つマグネットロータ2の径方向周面に対応した環状の
配列を有するよう、マグネットロータ2の軸方向へ向け
て形成されている。
【0017】第1,第2の支持プレート7,8は、前記
各ヨーク5,6との溶接固定を考慮して金属材料からな
り、それらの略中央には、樹脂もしくは含油軸受等の軸
受部材71,81が装着されている。
【0018】そして、図3に示すように、各ヨーク5,
6にて互いに対をなす外,内ヨーク51,52,61,
62は、外,内ヨーク51,52間並びに外,内ヨーク
61,62間に各環状ボビン3,4を挟んだ状態でマグ
ネットロータ2の軸方向に沿って積層されて、環状ボビ
ン3,4とヨーク5,6(外,内ヨーク51,52,6
1,62)との積層体を構成し、この積層体の中央に形
成された中空部Sにマグネットロータ2が収納配置され
る。また、前記積層体の積層方向(マグネットロータの
軸方向)外面に位置する外ヨーク51,61には、各支
持プレート7,8がそれぞれ溶接固定され、これらの軸
受部材71,81にマグネットロータ2の回転軸1が軸
支されている。
【0019】このように同心軸1を軸支する軸受部材7
1,81は、支持プレート7,8からマグネットロータ
2の軸方向に突出し、中空部S内においてマグネットロ
ータ2側に突出する突出部72,82の端面によりマグ
ネットロータ2のスラスト方向移動を規制するようにし
ており、したがって図4に示すように、マグネットロー
タ2の軸方向における長さ寸法L1は、各ヨーク5,6
の積層方向における厚み寸法L2よりも差分となるL
3,L4ぶん小さく形成され、且つマグネットロータ2
の軸方向中心位置P1とヨーク5,6の積層方向中心位
置P2とが略一致するよう構成される。
【0020】一方、このような組み付け状態においてヨ
ーク5,6(外,内ヨーク51,52,61,62)の
極歯53,54,63,64は、同じく図4に示すよう
に、互いに対向して対をなす極歯53,54と極歯6
3,64が櫛歯状に組み合わされ、所定間隔をもってマ
グネットロータ2に対向配置され、この際、櫛歯状に対
向する極歯53,54の配列位相と極歯63,64の配
列位相は、互いに対向する各極歯53,54及び,極歯
63,64ピッチの4分の1ピッチぶんマグネットロー
タ2の回転方向にずれている。
【0021】ここで、各外,内ヨーク51,52,6
1,62の極歯53,54,63,64は、略ね等しい
形状を有するが、これら極歯53,54,63,64の
うち、外側に位置する外ヨーク51,61の極歯53,
63の長さ寸法L5,L6を内ヨーク52,62の極歯
54,64の長さ寸法L7,L8よりもマグネットロー
タ2の軸方向に沿って長く形成している。すなわち、外
ヨーク51,61の極歯53,63の基部側を、L2
(各ヨーク5,6の厚み寸法)とL1(マグネットロー
タ2の長さ寸法)との差分L3,L4ぶん内ヨーク5
2,62側(マグネットロータ2の軸方向)に向けて延
長して延長部55,65を設けることにより、内ヨーク
52,62の各極歯54,64のマグネットロータ2に
対する軸方向対面長さ寸法(=L7,L8)と、同じく
マグネットロータ2に対する外ヨーク51,61の各極
歯53,63の軸方向対面長さ寸法L9,L10とを略
等しくし、これにより図中斜線で示した各極歯53,5
4,63,64のマグネットロータ2に対する対向面積
X,Yが略等しく、且つ各極歯53,54,63,64
のマグネットロータ2に対する対向形状X1,Y1が略
同一となるようにしている。
【0022】以上のように本実施例では、マグネットロ
ータ2の軸方向における長さ寸法L1が2対の環状ヨー
クの積層方向における厚み寸法L2よりも小さいステッ
ピングモータにおいて、マグネットロータ2に対向する
各極歯53,54、63,64の対向面積X,Yを略均
一化(各極歯53,54,63,64のマグネットロー
タ2に対する対向形状X1,Y1を略同一化)させたこ
とにより、マグネットロータ2の磁極に対向する個々の
極歯53,54,63,64における作用磁界のばらつ
きが少なくなり、結果的に磁気バランスが向上してマグ
ネットロータ2のステップ角度のばらつきや回転トルク
のむらを低減させることができ、指示計器の可動部とし
て使用する場合にあっては、円滑で精度の高い指示特性
を有した可動部(ムーブメント)となし得、またマグネ
ットロータ2に対向する各極歯53,54、63,64
の対向面積を均一化させるためにモータ自体の高さ(厚
み)を増やすこともなく、磁気バランスを向上させなが
ら薄型化を達成できる。
【0023】図5は、本発明の第2実施例を示すもの
で、本実施例では、支持プレート7,8を樹脂により形
成し、貫通孔状の軸受部73,83を形成し、この軸受
部73,83の中空部S側周縁にマグネットロータ2の
スラスト移動を規制する規制部74,84を突出形成し
たものであり、その他の箇所は前記第1実施例と同様で
ある。
【0024】この場合もマグネットロータ2の軸方向に
おける長さ寸法は、各ヨーク5,6の積層方向における
厚み寸法よりも小さくなるが、外ヨーク51,61の極
歯53,63の基部を内ヨーク52,62側(マグネッ
トロータ2の軸方向)に向けて延長して延長部55,6
5を設けたことにより、マグネットロータ2に対向する
外ヨーク51,61の各極歯53,63の対向面積と、
同じくマグネットロータ2に対向する内ヨーク52,6
2の各極歯54、64の対向面積とが、略等しくなり、
前記第1実施例と同様の効果を得ることができる。なお
本実施例において支持プレート7,8は、図示省略した
固着手段により各環状ボビン3,4に固定されている。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、径方向周
面に軸方向へ延びる複数の磁極を回転方向に沿って一定
ピッチで交互に異極着磁してなる同心軸を備えたマグネ
ットロータと、このマグネットロータの軸方向に沿って
各々積層され前記マグネットロータの磁極に所定間隔を
空けて対向せしめられる複数の極歯を前記マグネットロ
ータの磁極ピッチに対応したピッチで前記マグネットロ
ータの軸方向へ向けて櫛歯状に延設してなる2対の環状
ヨークと、これら環状ヨークの互いに対をなす前記極歯
を異極に励磁する1対の励磁コイルとからなり、前記マ
グネットロータの軸方向における長さ寸法が前記2対の
環状ヨークの積層方向における厚み寸法よりも小さく且
つ前記マグネットロータの前記軸方向中心位置と前記2
対の環状ヨークの前記積層方向中心位置とが略一致する
ステッピングモータであって、前記マグネットロータと
対向する前記2対の環状ヨークの各極歯の面積が略等し
くなるよう前記2対の環状ヨークのうち外側に位置する
環状ヨークの極歯を内側に位置する環状ヨークの極歯よ
りも前記マグネットロータの軸方向に沿って長く形成し
たことにより、磁気バランスを向上させ、ステップ角度
のばらつきや回転トルクのむらを低減し得るステッピン
グモータを提供できる。
【0026】また本発明は、径方向周面に軸方向へ延び
る複数の磁極を回転方向に沿って一定ピッチで交互に異
極着磁してなる同心軸を備えたマグネットロータと、こ
のマグネットロータの軸方向に沿って各々積層され前記
マグネットロータの磁極に所定間隔を空けて対向せしめ
られる複数の極歯を前記マグネットロータの磁極ピッチ
に対応したピッチで前記マグネットロータの軸方向へ向
けて櫛歯状に延設してなる2対の環状ヨークと、これら
環状ヨークの互いに対をなす前記極歯を異極に励磁する
1対の励磁コイルとからなり、前記マグネットロータの
軸方向における長さ寸法が前記2対の環状ヨークの積層
方向における厚み寸法よりも小さく且つ前記マグネット
ロータの前記軸方向中心位置と前記2対の環状ヨークの
前記積層方向中心位置とが略一致するステッピングモー
タであって、前記マグネットロータと対向する前記2対
の環状ヨークの各極歯の形状が略同一となるよう前記2
対の環状ヨークのうち外側に位置する環状ヨークの極歯
を内側に位置する環状ヨークの極歯よりも前記マグネッ
トロータの軸方向に沿って長く形成したことにより、磁
気バランスを向上させ、ステップ角度のばらつきや回転
トルクのむらを低減し得るステッピングモータを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るステッピングモータ
の分解断面図。
【図2】図1に示したヨークの斜視図。
【図3】図1の組み付け状態を示す断面図。
【図4】第1実施例におけるヨークとマグネットロータ
の位置関係を示す説明図。
【図5】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図6】従来例におけるヨークとマグネットロータの位
置関係を示す説明図。
【符号の説明】
1 同心軸 2 マグネットロータ 3,4 第1,第2の環状ボビン 5,6 第1,第2のヨーク 7,8 第1,第2の支持プレート 9,10 励磁コイル 51,52 外,内ヨーク 53,54,63,64 極歯 55,65 延長部 71,81 軸受部材 72,82 突出部 73,83 軸受部 74,84 規制部 L1,L5,L6,L7,L8 長さ寸法 L2 厚み寸法 L3,L4 差分 L9,L10 軸方向対面長さ寸法 P1 軸方向中心位置 P2 積層方向中心位置 S 中空部 X,Y 対向面積 X1,Y1 対向形状

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径方向周面に軸方向へ延びる複数の磁極
    を回転方向に沿って一定ピッチで交互に異極着磁してな
    る同心軸を備えたマグネットロータと、このマグネット
    ロータの軸方向に沿って各々積層され前記マグネットロ
    ータの磁極に所定間隔を空けて対向せしめられる複数の
    極歯を前記マグネットロータの磁極ピッチに対応したピ
    ッチで前記マグネットロータの軸方向へ向けて櫛歯状に
    延設してなる2対の環状ヨークと、これら環状ヨークの
    互いに対をなす前記極歯を異極に励磁する1対の励磁コ
    イルとからなり、前記マグネットロータの軸方向におけ
    る長さ寸法が前記2対の環状ヨークの積層方向における
    厚み寸法よりも小さく且つ前記マグネットロータの前記
    軸方向中心位置と前記2対の環状ヨークの前記積層方向
    中心位置とが略一致するステッピングモータであって、
    前記マグネットロータと対向する前記2対の環状ヨーク
    の各極歯の面積が略等しくなるよう前記2対の環状ヨー
    クのうち外側に位置する環状ヨークの極歯を内側に位置
    する環状ヨークの極歯よりも前記マグネットロータの軸
    方向に沿って長く形成したことを特徴とするステッピン
    グモータ。
  2. 【請求項2】 径方向周面に軸方向へ延びる複数の磁極
    を回転方向に沿って一定ピッチで交互に異極着磁してな
    る同心軸を備えたマグネットロータと、このマグネット
    ロータの軸方向に沿って各々積層され前記マグネットロ
    ータの磁極に所定間隔を空けて対向せしめられる複数の
    極歯を前記マグネットロータの磁極ピッチに対応したピ
    ッチで前記マグネットロータの軸方向へ向けて櫛歯状に
    延設してなる2対の環状ヨークと、これら環状ヨークの
    互いに対をなす前記極歯を異極に励磁する1対の励磁コ
    イルとからなり、前記マグネットロータの軸方向におけ
    る長さ寸法が前記2対の環状ヨークの積層方向における
    厚み寸法よりも小さく且つ前記マグネットロータの前記
    軸方向中心位置と前記2対の環状ヨークの前記積層方向
    中心位置とが略一致するステッピングモータであって、
    前記マグネットロータと対向する前記2対の環状ヨーク
    の各極歯の形状が略同一となるよう前記2対の環状ヨー
    クのうち外側に位置する環状ヨークの極歯を内側に位置
    する環状ヨークの極歯よりも前記マグネットロータの軸
    方向に沿って長く形成したことを特徴とするステッピン
    グモータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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