JPH05161252A - 二重化電源装置 - Google Patents

二重化電源装置

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JPH05161252A
JPH05161252A JP31700091A JP31700091A JPH05161252A JP H05161252 A JPH05161252 A JP H05161252A JP 31700091 A JP31700091 A JP 31700091A JP 31700091 A JP31700091 A JP 31700091A JP H05161252 A JPH05161252 A JP H05161252A
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JP
Japan
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power supply
supply circuit
power
voltage
output voltage
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Withdrawn
Application number
JP31700091A
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English (en)
Inventor
Takumi Mukai
拓巳 向井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源の冗長化に際し、従来のダイオードに電
流が流れることで起こる出力電圧の降下と、無負荷運転
防止のための電源内部の電力浪費の問題を解消する。 【構成】 交流電力もしくは直流電力を入力源とし所定
電圧の直流電力に変換するコンバータ部1とコンバータ
部1の出力電圧を一定に制御する安定化部2からなる電
源回路に、他方の電源回路の出力電圧が所定値以上のと
き自らの電源回路の入力を遮断する遮断部15を設け、
2つの電源回路の出力を並列に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントなど例えば負
荷への電力の供給を止めることのできないところで、冗
長化して使用される電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電源装置を冗長化する場合、図2にその
構成を示すように、交流もしくは直流電力を入力し、交
流入力の場合には整流および平滑した後、直流電力をス
イッチング素子でオン・オフしてトランスの一次側に接
続し、二次側の電力を平滑して直流電力を出力するコン
バータ部1と、コンバータ部1の出力電圧が一定となる
ように、コンバータ部1の出力電圧を検出し基準電圧と
の差によりコンバータ部1のスイッチング素子のオン・
オフ動作を制御する安定化部2とからなる電源回路3を
2つ設け、一方をマスタ電源回路3a、他方をスレーブ
電源回路3bとしてそれぞれの出力をダイオード4a、
4bを介して並列に接続して、負荷5に接続するのが一
般的である。
【0003】このような冗長化された電源装置において
は、マスタ電源回路3aの出力電圧Vaをスレーブ電源
回路3bの出力電圧Vbより予め若干高く設定しておく
ことによって、図3に示すように、マスタ電源側のダイ
オード4aがオンし、スレーブ電源側のダイオード4b
がオフとなるので、負荷5の電源はすべてマスタ電源回
路3aからの出力で担うことになる。ここで、マスタ電
源回路3aの出力電圧が何等かの原因で降下した場合、
図4で示すように、スレーブ電源側のダイオード4bが
オンし、マスタ電源側のダイオード4aがオフとなっ
て、負荷5に供給される電力はすべてスレーブ電源回路
3bから出力されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術で
は、電源回路3の出力にダイオード4を取り付けること
から、出力電圧がそのダイオード4の順方向電圧分低下
する。図5は、ダイオードを含むある抵抗回路の直流電
源電圧Vinとダイオードによる電圧降下Vz との関係を
示すグラフである。
【0005】また、待機中の電源回路3はその出力がダ
イオード4にて断たれることによって無負荷状態で動作
していることになるが、この状態では発振などの不安定
動作を起こすことがあることから、電源内部で適応な電
力を消費するようにダミー負荷6を取り付けている。
【0006】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、ダイオードに電流が流れることで起こる出力電圧
の降下と、無負荷運転防止のための電源内部の電力浪費
とを避けることができる冗長化された電源装置を提供す
ること目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は2つの電源回路
を備え、いずれか一方の電源回路から直流電力を出力す
る二重化電源装置であって、電源回路は、直流入力、も
しくは交流入力を整流および平滑し得られた直流電力
を、スイッチング素子を介してトランスの一次側に接続
し、二次側の電力を平滑して直流電力を出力するコンバ
ータ部と、このコンバータ部の出力電圧を予め設定され
た基準電圧と比較してその差に基づいてコンバータ部の
スイッチング素子のオン・オフ動作を制御し、コンバー
タ部の出力電圧を一定にする安定化部と、他方の電源回
路のコンバータ部の出力電圧を検出してこの検出電圧が
所定電圧以上のとき、当方の電源回路の電力入力を遮断
する遮断部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】このように、それぞれの電源回路に他方の電源
回路の出力が高い場合には自らの電源回路の電力入力を
遮断する遮断部を設け、この電源回路の出力を2台並列
に接続して負荷に接続することにより、一方の電源回路
が稼働している場合は他方の電源回路は遮断部により自
ら入力の遮断が行われるため、待機中の電源回路におけ
る電力の消費を回避することができる。また、ダイオー
ドが不要となるため、コンバータ部の出力電圧が低下す
るという問題はなくなる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。なお、従来例と同一部分については同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。図1は、本発明の一実
施例の二重化電源装置を示すもので、マスタ電源回路1
1aとスレーブ電源回路11bの第1出力端子12a、
12bが並列に接続された構成を有しており、負荷13
に接続される。マスタ電源回路11aとスレーブ電源回
路11bは同一の構成を持ち、それぞれ、交流電力もし
くは直流電力を入力源とし所定電圧の直流電力に変換す
るコンバータ部1a、1bと、コンバータ部1a、1b
の出力電圧を一定に制御する安定化部2a、2bと、互
いの出力電圧を検出し検出電圧が予め設定した電圧より
高い場合にはリレー14a、14bにより自ら入力を遮
断する遮断部15a、15bとで構成されている。ここ
では、マスタ電源回路11a、スレーブ電源回路11b
は第2出力端子16a、16bを持ち、マスタ電源回路
11aの第2出力端子16aがスレーブ電源回路11b
の遮断部15bの入力端子に、スレーブ電源回路11b
の第2出力端子16bがマスタ電源回路11aの遮断部
15aの入力端子にそれぞれ接続される。遮断部15
a、15bは接続された時点で上述の機能を有する。
【0010】上記構成の二重化電源装置において、先に
スレーブ電源回路11bの遮断部15bを機能させる
と、遮断部15bはマスタ電源回路11aから入力した
電圧が予め設定した電圧より高いか否かを判断し高い場
合にはリレー14bを駆動し、自らコンバータ部1bへ
の電力入力を遮断してスレーブ電源回路11bは待機状
態になる。したがって、この時負荷13の電源はすべて
マスタ電源回路11aからの出力によってまかなわれ
る。
【0011】次にマスタ電源回路11aが出力電圧を何
等かの原因で下げてゆき、スレーブ電源11bの遮断機
能が停止する電圧になると、リレー14bは復帰し、ス
レーブ電源回路11bは稼働を開始する。同時にスレー
ブ電源の第2出力端子16bからも電圧が出力され、マ
スタ電源回路11aの遮断部15aに入力されると、遮
断部15aは所定の電圧より高いと判断してリレー14
aを駆動し、マスタ電源回路11aの入力を遮断してマ
スタ電源回路11aは待機状態になる。この時点で電源
装置の出力はマスタ電源回路11aに代わってすべてス
レーブ電源回路11bでまかなわれる。
【0012】以上の説明からも明らかなように、本実施
例の二重化電源装置においては、マスタ電源回路11a
が所定の電圧を出力している間は、スレーブ電源回路1
1bは稼働を停止して待機状態にあり、マスタ電源回路
11aの出力が異常となった場合には、スレーブ電源回
路11bが稼働を開始して所定電圧を出力しマスタ電源
回路11aを待機状態とするため、常に一定の電力が負
荷に供給される。また、待機状態の電源回路は自らの電
力入力を遮断しているため、従来必要であった無駄な電
力消費を省くことができるとともに、ダイオードを用い
ていないため従来の電源装置にみられたダイオードによ
る出力電圧の低下がなく、経済的に有利である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源として常に一定の出力電圧を確保することができ
る。また、ダイオードを使わずにすむのでダイオードに
よる順方向電圧分の電圧降下がなくなり、効率よく所定
の出力電圧を得ることができる。さらに、待機中の電源
の無負荷運転を防ぐためのダミー負荷による無駄な電力
消費がなくなることで、経済性の向上を計ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重化電源装置の一実施例を概略的に
示す回路図である。
【図2】二重化電源装置の従来例を概略的に示す回路図
である。
【図3】従来例のマスタ電源回路が動作時の電流の流れ
を示す図である。
【図4】従来例のスレーブ電源が動作時の電流の流れを
示す図である。
【図5】ダイオードの順方向電圧の特性について示す図
である。
【符号の説明】
1………コンバータ部 2………安定化部 11a……マスタ電源回路 11b……スレーブ電源回路 12………第1出力端子 14………リレー 15………遮断部 16………第2出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ電源回路を備え、いずれか一方の電
    源回路から直流電力を出力する二重化電源装置におい
    て、 前記電源回路は、直流入力、もしくは交流入力を整流お
    よび平滑し得られた直流電力を、スイッチング素子を介
    してトランスの一次側に接続し、二次側の電力を平滑し
    て直流電力を出力するコンバータ部と、 このコンバータ部の出力電圧を予め設定された基準電圧
    と比較してその差に基づいてコンバータ部のスイッチン
    グ素子のオン・オフ動作を制御し、コンバータ部の出力
    電圧を一定にする安定化部と、 他方の電源回路のコンバータ部の出力電圧を検出してこ
    の検出電圧が所定電圧以上のとき、当方の電源回路の電
    力入力を遮断する遮断部とを備えたことを特徴とする二
    重化電源装置。
JP31700091A 1991-11-29 1991-11-29 二重化電源装置 Withdrawn JPH05161252A (ja)

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JP31700091A JPH05161252A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 二重化電源装置

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JPH05161252A true JPH05161252A (ja) 1993-06-25

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Effective date: 19990204