JP2000092748A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JP2000092748A
JP2000092748A JP10252255A JP25225598A JP2000092748A JP 2000092748 A JP2000092748 A JP 2000092748A JP 10252255 A JP10252255 A JP 10252255A JP 25225598 A JP25225598 A JP 25225598A JP 2000092748 A JP2000092748 A JP 2000092748A
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Japan
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power supply
load
inverter
power failure
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Takashi Aoki
青木  隆
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TOOKADO KK
Tookado KK
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TOOKADO KK
Tookado KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用電源が停電のときに、接続されている負
荷のオン/オフの状態に応じて、給電の有/無を制御で
きる無停電電源装置を提供することである。 【解決手段】 停電時、負荷がオンか否かを判断し(S
6)、負荷がオンならば、二次電池より電源供給を受け
インバータが動作しているか否かを判断する(S6)。
インバータが動作していないならば、インバータの動作
指示を出力する(S8)。つぎに、切替スイッチがイン
バータ側か否かを判断し(S9)、切替スイッチがイン
バータ側でないならば、切替スイッチの切り替え指示を
出力し(S10)、二次電池よりインバータを介して給
電できるようにする。また、負荷がオフならば、インバ
ータを停止すると共に、切替スイッチを商用電源側にし
て給電しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源等の交流
入力電源の停電に際し、負荷電力の連続性を確保するた
めの無停電電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無停電電源装置には、通常時、入力電圧
をそのまま通過させて出力電圧として供給し、停電時に
二次電池からの電力によって、インバータ回路を動作さ
せ、出力電圧を供給する常時商用給電方式や、通常時、
入力電圧を商用トランスを介して、出力電圧として供給
し、入力電圧に変動があったときは、商用トランスのタ
ップを切り替えて出力電圧を供給し、停電時は、上記常
時商用給電方式と同じく、二次電池からの電力によっ
て、インバータ回路を動作させ、出力電圧を供給するラ
インインタラクティブ方式や、入力電圧である交流電圧
を、一旦二次電池の電圧と同じ直流電圧に変換し、この
直流電圧をインバータ回路に加えて交流電圧に変換し、
停電時には、二次電池の直流電圧をインバータ回路に加
えて交流電圧に変換する常時インバータ給電方式等多く
の方式が考えられている。
【0003】ここで、図19に従来の無停電電源装置4
1の全体構成の一例を示す。
【0004】図19は、常時商用給電方式の無停電電源
装置41の機能ブロック図であり、特に図示していない
商用電源のコンセントにプラグ42が差込まれ、無停電
電源装置41のコンセント群48にパソコン等の機器が
接続されているところである。
【0005】停電検知回路43が、常時、商用電源の状
態を監視し、通常時は、切替スイッチ47が商用電源側
になっており、商用電源の電力が直接コンセント群48
に接続されたパソコン等の機器に供給されるようになっ
ていると共に、充電回路44によって商用電源の電力の
一部が交流電圧より直流電圧に変換され、二次電池45
に充電される。
【0006】また、停電検知回路43が、停電となった
ことを検知したならば、インバータ46を動作させ、二
次電池45から放電された所定の電圧の直流電圧を交流
100V電圧に変換すると共に、切替スイッチ47をイ
ンバータ側に切り替え、コンセント群48に接続された
パソコン等の機器に給電されるようになっている。
【0007】図20は、無停電電源装置41の商用電源
入力、インバータ出力、及び出力の関係を示す図であ
る。
【0008】商用電源より電力が供給されているならば
(区間U及びW)、インバータ46は停止し、コンセン
ト群48に商用電源が接続され、負荷に給電される。
【0009】商用電源が停電或いは瞬停ならば(区間
V)、コンセント群48にインバータ46が接続され、
インバータ46が動作し、二次電池45より負荷に給電
される。
【0010】上述したように、無停電電源装置41は、
商用電源が通常運転時には、商用電源より負荷に給電
し、商用電源が停電或いは瞬停したときには、二次電池
45からインバータ46を介して負荷に給電するように
なっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、商用
電源の停電時、無条件に無停電電源装置41が二次電池
45からインバータ46を介して負荷に給電すると、負
荷のオン/オフの状態或いは負荷の接続の有/無に関係
なく給電されることなり、商用電源が停電であり、負荷
がオフのときには、二次電池45のから不必要な放電が
行われる。
【0012】その結果、二次電池45の放電時間が短く
なってしまい、短い間隔で停電が繰り返し発生したとき
等に、給電できる時間が短くなってしまうという問題を
有していた。
【0013】本発明の課題は、商用電源が停電のとき
に、無駄な給電を行わないように、接続されている負荷
のオン/オフの状態に応じて、給電の有/無を制御でき
るようにすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、第1の実施形態の手段は次の通りである。
【0015】停電検知手段は、商用電源が停電になった
ことを検出する。
【0016】電流検知手段は、負荷に流れる負荷電流を
検知する。
【0017】給電制御手段は、インバータが動作してい
ない場合、商用電源に負荷を接続する。また、電流検知
手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知した
後、停電検知手段が商用電源が停電であることを検知し
た場合、インバータが停止しているならば、インバータ
へ動作指示を出力する。また、停電検知手段が商用電源
が停電であることを検知し、且つ電流検知手段が予め設
定した電流値以上の負荷電流を検知していない場合、イ
ンバータへ停止指示を出力すると共に商用電源に負荷を
接続するか、または所定の間隔で動作指示をインバータ
へ出力する。
【0018】第1の実施形態の作用は次の通りである。
【0019】停電検知手段によって、商用電源が停電に
なったことが検出される。
【0020】電流検知手段によって、負荷に流れる負荷
電流が検知される。
【0021】給電制御手段によって、インバータが動作
していない場合、商用電源に負荷が接続される。また、
電流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検
知した後、停電検知手段が商用電源が停電であることを
検知した場合、インバータが停止しているならば、イン
バータへ動作指示が出力される。また、停電検知手段が
商用電源が停電であることを検知し、且つ電流検知手段
が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知していない
場合、インバータへ停止指示が出力されると共に商用電
源に負荷が接続されるか、または所定の間隔で動作指示
が前記インバータへ出力される。
【0022】よって、商用電源の状態及び負荷のオン/
オフの状態に応じて、負荷に対する給電を制御すること
ができる。
【0023】第2の実施形態の手段は次の通りである。
【0024】停電検知手段は、商用電源が停電になった
ことを検出する。
【0025】電流検知手段は、負荷に流れる負荷電流を
検知する。
【0026】給電制御手段は、停電検知手段が商用電源
が停電であることを検知していない場合、或いは電流検
知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知した
後、停電検知手段が商用電源が停電であることを検知し
た場合、インバータが停止しているならば、インバータ
へ動作指示を出力する。また、停電検知手段が商用電源
が停電であることを検知し、且つ電流検知手段が予め設
定した電流値以上の負荷電流を検知していない場合、イ
ンバータへ停止指示を出力するか、または所定の間隔で
動作指示を前記インバータへ出力する。
【0027】第2の実施形態の作用は次の通りである。
【0028】停電検知手段によって、商用電源が停電に
なったことが検出される。
【0029】電流検知手段によって、負荷に流れる負荷
電流が検知される。
【0030】給電制御手段によって、停電検知手段が商
用電源が停電であることを検知していない場合、或いは
電流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検
知した後、停電検知手段が商用電源が停電であることを
検知した場合、インバータが停止しているならば、イン
バータへ動作指示が出力される。また、停電検知手段が
商用電源が停電であることを検知し、且つ電流検知手段
が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知していない
場合、インバータへ停止指示が出力されるか、または所
定の間隔で動作指示が前記インバータへ出力される。
【0031】よって、商用電源の状態及び負荷のオン/
オフの状態に応じて、負荷に対する給電を制御すること
ができる。
【0032】第3の実施形態の手段は次の通りである。
【0033】停電検知手段は、商用電源が停電になった
ことを検出する。
【0034】負荷給電切替手段は、複数の系に分けられ
たコンセント群の中の所定の1つの系のを除く他の系の
コンセント群に接続された負荷への給電を行うか否かを
切り替える。
【0035】電流検知手段は、負荷に流れる負荷電流を
検知する。
【0036】給電制御手段は、インバータが動作してい
ない場合、商用電源に複数の系に分けられたコンセント
群の中の所定の1つの系の負荷及び負荷給電切替手段を
接続する。また、商用電源に電流検知手段が予め設定し
た電流値以上の負荷電流を検知した後、停電検知手段が
商用電源が停電であることを検知した場合、インバータ
が停止しているならば、インバータへ動作指示を出力す
る。また、停電検知手段が商用電源が停電であることを
検知し、且つ電流検知手段が予め設定した電流値以上の
負荷電流を検知していない場合、インバータへ停止指示
を出力すると共に商用電源に複数の系に分けられたコン
セント群の中の所定の1つの系の負荷及び負荷給電切替
手段を接続するか、または所定の間隔で動作指示をイン
バータへ出力と共にインバータが動作していない場合は
商用電源に複数の系に分けられたコンセント群の中の所
定の1つの系の負荷及び負荷給電切替手段を接続する。
また、負荷給電切替手段を商用電源の状態及び所定の1
つの系の負荷の状態に応じて制御する。
【0037】第3の実施形態の作用は次の通りである。
【0038】停電検知手段によって、商用電源が停電に
なったことが検出される。
【0039】電流検知手段によって、負荷に流れる負荷
電流が検知される。
【0040】給電制御手段によって、インバータが動作
していない場合、商用電源に複数の系に分けられたコン
セント群の中の所定の1つの系の負荷及び負荷給電切替
手段が接続される。また、電流検知手段が予め設定した
電流値以上の負荷電流を検知した後、停電検知手段が商
用電源が停電であることを検知した場合、インバータが
停止しているならば、インバータへ動作指示が出力され
る。また、停電検知手段が商用電源が停電であることを
検知し、且つ電流検知手段が予め設定した電流値以上の
負荷電流を検知していない場合、インバータへ停止指示
が出力されると共に商用電源に負荷及び負荷給電切替手
段が接続されるか、または所定の間隔で動作指示がイン
バータへ出力されると共にインバータが動作していない
場合は商用電源に負荷及び負荷給電切替手段が接続され
る。また、負荷給電切替手段が商用電源の状態及び所定
の1つの系の負荷の状態に応じて制御される。
【0041】よって、商用電源の状態及び負荷のオン/
オフの状態に応じて、各系の負荷に対する給電を制御す
ることができる。
【0042】第4の実施形態の手段は次の通りである。
【0043】停電検知手段は、商用電源が停電になった
ことを検出する。
【0044】電流検知手段は、負荷に流れる負荷電流を
検知する。
【0045】給電制御手段は、停電検知手段が商用電源
が停電であることを検知していない場合、或いは電流検
知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知した
後、停電検知手段が商用電源が停電であることを検知し
た場合、インバータが停止しているならば、インバータ
へ動作指示を出力する。また、停電検知手段が商用電源
が停電であることを検知し、且つ電流検知手段が予め設
定した電流値以上の負荷電流を検知していない場合、イ
ンバータへ停止指示を出力するか、または所定の間隔で
動作指示を前記インバータへ出力する。また、負荷給電
切替手段を商用電源の状態及び所定の1つの系の負荷の
状態に応じて制御する。
【0046】第4の実施形態の作用は次の通りである。
【0047】停電検知手段によって、商用電源が停電に
なったことが検出される。
【0048】電流検知手段によって、負荷に流れる負荷
電流が検知される。
【0049】給電制御手段によって、停電検知手段が商
用電源が停電であることを検知していない場合、或いは
電流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検
知した後、停電検知手段が商用電源が停電であることを
検知した場合、インバータが停止しているならば、イン
バータへ動作指示が出力される。また、停電検知手段が
商用電源が停電であることを検知し、且つ電流検知手段
が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知していない
場合、インバータへ停止指示が出力されるか、または所
定の間隔で動作指示が前記インバータへ出力される。ま
た、負荷給電切替手段が商用電源の状態及び所定の1つ
の系の負荷の状態に応じて制御される。
【0050】よって、商用電源の状態及び負荷のオン/
オフの状態に応じて、各系の負荷に対する給電を制御す
ることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0052】まず、本発明の第1の実施形態について図
面を参照しながら説明する。
【0053】第1の実施形態の無停電電源装置(以下、
UPSという)1aは、商用電源が停電でないときは、
商用電源より直接給電し、また、商用電源が停電のとき
は、停電の前に予め設定した値以上の負荷電流が流れて
いたときだけ、インバータ8を介して二次電池7より給
電するというものである。
【0054】図1は、第1の実施形態のUPS1aを常
時商用給電方式で実現したときの一例である。
【0055】同図において、給電制御部2aは、特に図
示していないマイクロプロセッサ等の制御装置が内蔵さ
れており、後述する停電検知回路3からの商用電源が停
電であることを表わす信号の有無及び後述する電流検知
回路4からの負荷電流の値に基づいて、後述する切替ス
イッチ5に切り替え指示を出力すると共に、後述するイ
ンバータ8に動作或いは停止の指示を出力する。
【0056】停電検知回路3は、商用電源ラインに接続
されており、商用電源の状態を監視し、停電のときは給
電制御部2aに通知する。
【0057】電流検知回路4は、負荷に流れる負荷電流
を監視し、その負荷電流の値を給電制御部2aに通知す
る。
【0058】切替スイッチ5は、給電制御部2aからの
切替指示によって商用電源側と上記インバータ側とを切
り替えられるようになっている。
【0059】充電回路6aは、商用電源ラインに接続さ
れており、商用交流電圧を所定の電圧の直流電圧に変換
し、後述する二次電池7の充電用電流を供給すると共
に、給電制御部2a、停電検知回路3、及び後述するイ
ンバータ8の動力用の電力を供給する。なお、充電回路
6aの出力部には、二次電池7からの電流が逆流するの
を防止するための特に図示していないダイオードが設け
てある。
【0060】二次電池7は、充電回路6aからの充電用
電流によって充電され、商用電源が停電したときに、バ
ックアップ電源として放電する。また、給電制御部2
a、停電検知回路3、及び電流検知回路4への給電も行
う。
【0061】インバータ8は、二次電池7からの直流電
圧を所定の周波数及び電圧の交流電圧に変換する。
【0062】プラグ9は、商用電源のコンセントに接続
するためのプラグである。
【0063】コンセント群10は、パーソナルコンピュ
ータ等の機器を接続するためのコンセントである。
【0064】つぎに、図2を参照しながら、第1の実施
形態のUPS1aの全体動作について説明する。
【0065】停電検知回路3からの停電の通知があるか
否かを給電制御部2aが判断することによって、商用電
源が停電か否かを判断する(S1)。
【0066】まず、商用電源が停電でないときの処理を
説明する。
【0067】商用電源が停電でないならば(S1,N
O)、商用電源より給電されるので、切替スイッチ5が
商用電源側になっているか否かを判断する(S2)。
【0068】切替スイッチ5が商用電源側でないならば
(S2,NO)、給電制御部2aより切替スイッチ5に
切り替え指示を出力し(S3)、切替スイッチ5を商用
電源側に切り替える。また、切替スイッチ5が商用電源
側になっているならば(S2,YES)、そのままステ
ップS4に進む。
【0069】つぎに、インバータ8が停止しているか否
かを判断する(S4)。
【0070】インバータ8が動作しているならば(S
4,NO)、給電制御部2aよりインバータ8に停止指
示を出力し(S5)、インバータ8を停止させる。ま
た、インバータ8が停止しているならば(S4,YE
S)、そのままリターンとなる。
【0071】以上のように、商用電源が停電でないとき
は、インバータ8の動作を停止させ、切替スイッチ5を
商用電源側とすることで、商用電源より負荷に給電でき
る。
【0072】つぎに、商用電源が停電のときの処理を説
明する。
【0073】もし、商用電源が停電ならば(S1,YE
S)、停電の前にコンセント群10に接続された負荷が
オン状態であったか否かを判断するために、停電の前に
コンセント群10に接続された負荷に予め設定された値
以上の負荷電流が流れていたか否かを判断する(S
6)。
【0074】停電の前に予め設定された値以上の負荷電
流が流れていたならば(S6,YES)、すなわち接続
されている負荷がオン状態だったならば、商用電源が正
常な状態から停電になったときに、連続して負荷へ給電
するため、商用電源が正常な状態から停電になったとこ
ろか否かを判断する(S7)。
【0075】また、停電の前に予め設定された値以上の
負荷電流が流れていないならば(S6,NO)、すなわ
ち接続されている負荷がオフ状態だったならば、給電し
ないので、ステップS2に進み、ステップS2〜S5に
おいて、切替スイッチ5を商用電源側とし、インバータ
8を停止させる。
【0076】商用電源が正常な状態から停電になったと
ころでないならば(S7,NO)、現在、予め設定され
た値以上の負荷電流が流れているか否かを判断する(S
8)。また、商用電源が正常な状態から停電になったと
ころならば(S7,YES)、そのままステップS9に
進む。
【0077】そして、現在、予め設定された値以上の負
荷電流が流れていないならば(S8,NO)、給電を中
止するので、ステップS2に進み、ステップS2〜S5
において、切替スイッチ5を商用電源側とし、インバー
タ8を停止させる。また、現在、予め設定された値以上
の負荷電流が流れているならば(S8,YES)、負荷
へ給電するので、インバータ8が動作しているか否かを
判断する(S9)。
【0078】インバータ8が停止しているならば(S
9,NO)、給電制御部2aよりインバータ8に動作指
示を出力し(S8)、インバータ8を動作させる。ま
た、インバータ8が動作しているならば(S9,YE
S)、そのままステップS11に進む。
【0079】つぎに、切替スイッチ5がインバータ側か
否かを判断する(S11)。
【0080】切替スイッチ5がインバータ側ならば(S
11,YES)、そのままリターンとなる。また、切替
スイッチ5が商用電源側ならば(S11,NO)、給電
制御部2aより切替スイッチ5に切り替え指示を出力し
(S12)、切替スイッチ5をインバータ側に切り替
え、二次電池7よりインバータ8を介して給電できる状
態にする。
【0081】以上のように、商用電源が停電のときは、
停電の前に負荷がオン状態だったならば、インバータ8
を動作させると共に、切替スイッチ5をインバータ側に
して二次電池7よりインバータ8を介して負荷に給電で
きる状態にする。また、停電の前に負荷がオフ状態だっ
たならば、切替スイッチ5を商用電源側とし、インバー
タ8の動作を停止させることで、負荷に対して給電しな
いようにできる。
【0082】図3に、上述した商用電源入力の有無、電
流検知回路4の出力、インバータ8の出力、及びUPS
1aの出力の関係を示す。
【0083】商用電源より電力が供給されている状態で
は(区間A及びD)、インバータ8は停止し、商用電源
より負荷に給電される。
【0084】商用電源が停電し、停電の前に予め設定し
た値以上の負荷電流が流れていた状態(負荷がオンの状
態)では(区間B)、インバータ8が動作し、負荷に給
電される。
【0085】商用電源が停電し、インバータ8から給電
されている状態で、予め設定した値以上の負荷電流が流
れていない状態(負荷がオフに)になったときには(区
間C)、インバータ8が停止し、給電されなくなる。
【0086】また、特に図示していないが、商用電源が
停電し、停電の前に予め設定した値以上の負荷電流が流
れていない状態(負荷がオフに)では、給電しないの
で、インバータ8が停止し、給電されなくなる。
【0087】上記第1の実施形態においては、停電時に
おいて、商用電源の停電の前に予め設定した値以上の負
荷電流が流れていない場合にはインバータ8を停止し、
負荷へ給電しなかったが、図4に示すように、商用電源
が停電であり、負荷へ給電しない間(区間C)でも、所
定の周期でインバータ8を動作させ、給電して負荷電流
を検知できるようにしてもよい。
【0088】このような構成にすることによって、商用
電源が停電し、且つ予め設定した値以上の負荷電流が流
れていない場合でも、所定の周期で負荷電流を検知する
ことができる。
【0089】なお、第1の実施形態のUPS1aは、上
記常時商用給電方式に限られるものでなく、ラインイン
タラクティブ方式、バイパス回路を有する並列冗長運転
方式、バイパス回路を有する常時インバータ給電方式
等、給電部、商用電源のバイパス回路、及びバックアッ
プ電源部と商用電源のバイパス回路の切替スイッチを有
するUPSであれば適用可能である。
【0090】つぎに、本発明の第2の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0091】第2の実施形態のUPS1bは、商用電源
が停電でないときは、商用電源より充電回路6bとイン
バータ8を介して給電し、また、商用電源が停電とき
に、停電になる前に予め設定した値以上の負荷電流が流
れていたならば、インバータ8を介して二次電池7より
給電するというものである。
【0092】図5は、第2の実施形態のUPS1bを常
時インバータ給電方式で実現したときの一例である。な
お、第1の実施形態のUPS1aで説明した図面番号と
同じ図面番号の構成品は同じ構成品であり、ここでは異
なる構成品のみを説明する。
【0093】給電制御部2bは、特に図示していないマ
イクロプロセッサ等の制御装置が内蔵されており、停電
検知回路3からの商用電源が停電であることを表わす信
号の有無及び電流検知回路4からの負荷電流の値に応じ
て、インバータ8に動作或いは停止の指示を出力する。
【0094】充電回路6bは、商用電源ラインに直列に
接続されており、商用交流電圧を所定の電圧の直流電圧
に変換し、インバータ8への出力、二次電池7の充電用
電流の供給、並びに給電制御部2b、停電検知回路3、
及びインバータ8の動力用の電力を供給する。なお、充
電回路6bの出力部には、二次電池7からの電流が逆流
するのを防止するための特に図示していないダイオード
が設けてある。
【0095】つぎに、図6を参照しながら、第2の実施
形態のUPS1bの全体動作について説明する。
【0096】停電検出回路3からの停電の通知があるか
否かを給電制御部2bが判断することによって、商用電
源が停電か否かを判断する(S21)。
【0097】まず、商用電源が停電でないときの処理を
説明する。
【0098】商用電源が停電でないならば(S21,N
O)、負荷に給電するので、インバータ8が動作してい
るか否かを判断する(S22)。
【0099】インバータ8が動作していないならば(S
22,NO)、給電制御部2bよりインバータ8に動作
指示を出力し(S23)、インバータ8を動作させる。
また、インバータ8が動作しているならば(S22,Y
ES)、そのままリターンとなる。 以上のように、商
用電源が停電でないときは、インバータ8を動作させる
ことによって、負荷に給電できる。
【0100】つぎに、商用電源が停電のときの処理を説
明する。
【0101】もし、商用電源が停電ならば(S21,Y
ES)、停電の前にコンセント群10に接続された負荷
に予め設定された値以上の負荷電流が流れていたか否か
を判断する(S24)。
【0102】停電の前に予め設定された値以上の負荷電
流が流れていたならば(S24,YES)、すなわち接
続されている負荷がオン状態だったならば、まず、商用
電源が正常な状態から停電になったときに、連続して負
荷への給電するため、商用電源が正常な状態から停電に
なったところか否かを判断する(S25)。
【0103】商用電源が正常な状態から停電になったと
ころならば(S25,YES)、ステップS22に進
み、ステップS22,S23において、インバータ8を
動作させて二次電池7より給電する。
【0104】また、ステップS24において、停電の前
に予め設定された値以上の負荷電流が流れていないと判
断されたならば(S24,NO)、すなわち接続されて
いる負荷がオフ状態だったならば、ステップS27に進
む。
【0105】また、ステップS25において、商用電源
が正常な状態から停電になったところでないと判断され
たならば(S25,NO)、すなわち、以前から停電に
なっていたならば、現在、予め設定された値以上の負荷
電流が流れているか否かを判断する(S26)。
【0106】現在、予め設定された値以上の負荷電流が
流れていないならば(S26,NO)、負荷への給電を
停止するので、インバータ8が停止しているか否かを判
断して(S27)、インバータ8が動作しているならば
(S27,NO)、給電制御部2bよりインバータ8に
停止指示を出力し(S28)、インバータ8を停止させ
る。また、インバータ8が停止していれば(S27,Y
ES)、そのままリターンとなる。
【0107】また、現在、予め設定された値以上の負荷
電流が流れていれば(S26,YES)、ステップS2
2に進み、ステップS22,S23において、インバー
タ8を動作させる。
【0108】以上のように、商用電源が停電のときは、
停電の前に予め設定された値以上の負荷電流が流れてい
れば、インバータ8を動作させて負荷に給電できるよう
にし、また、停電の前に予め設定された値以上の負荷電
流が流れていないならば、インバータ8の動作を停止さ
せて負荷に給電しないようにできる。
【0109】図7に、上述した商用電源入力の有無、電
流検知回路4の出力、及びインバータ8の出力(UPS
1bの出力)の関係を示す。
【0110】商用電源より電力が供給されている場合は
(区間E、H、及びJ)、インバータ8は負荷電流の値
に関係なく動作し、商用電源より給電する。
【0111】商用電源が停電し、停電の前に予め設定し
た値以上の負荷電流が流れていた場合は(区間F及び
I)、インバータ8が動作し、二次電池7より給電す
る。
【0112】商用電源が停電し、インバータ8から給電
されている状態から、予め設定した値以上の負荷電流が
流れなくなった場合は(区間G)、インバータ8が停止
し、負荷に給電されなくなる。
【0113】また、特に図示していないが、商用電源が
停電し、停電の前に予め設定した値以上の負荷電流が流
れていない場合は、インバータ8が停止し、負荷に給電
されなくなる。
【0114】上記第2の実施形態においては、停電時に
おいて、商用電源の停電の前に予め設定した値以上の負
荷電流が流れていなかった場合及び予め設定した値以上
の負荷電流が流れてなくなった場合にはインバータ8を
停止し、負荷への給電を停止したが、商用電源が停電で
あり、負荷へ給電しない間でも、所定の周期でインバー
タ8を動作させ、給電して負荷電流を検知できるように
してもよい。
【0115】このような構成にすることによって、商用
電源が停電し、且つ予め設定した値以上の負荷電流が流
れていない場合でも、コンセント群10に接続された負
荷がオンか否か(電流が流れるか否か)を検出すること
ができる。
【0116】なお、第2の実施形態のUPS1bは、上
記常時インバータ給電方式に限られるものでなく、並列
冗長運転方式等の交流入力を直流に変換し、さらにイン
バータによって交流に変換して給電する方式のUPSで
あれば適用可能である。
【0117】つぎに、本発明の第3の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0118】この第3の実施形態のUPS1cは、複数
の系統に分けて給電でき、商用電源が停電でないとき
は、商用電源より直接給電し、所定の1つの系の負荷の
オン/オフ状態に応じて、他の系の負荷の給電の有/無
を制御する。また、商用電源が停電のときは、停電の前
の所定の1つの系の負荷のオン/オフ状態に応じて、所
定の1つの系の負荷の給電の有/無、及び他の系の負荷
の給電の有/無を制御するようにしたものである。
【0119】図8は、第3の実施形態のUPS1cを常
時商用給電方式で実現したときの一例である。なお、第
1の実施形態のUPS1a或いは第2の実施形態のUP
S1bで説明した図面番号と同じ図面番号の構成品は同
じ構成品であり、ここでは異なる構成品のみを説明す
る。
【0120】給電制御部2cは、特に図示していないマ
イクロプロセッサ等の制御装置が内蔵されており、停電
検知回路3からの商用電源が停電であることを表わす信
号の有無及び電流検知回路4からの負荷電流の値に基づ
いて、インバータ8への動作及び停止の指示、切替スイ
ッチ5の切り替え指示、並びに後述する負荷給電切替ス
イッチ12の切り替え指示を出力する。
【0121】負荷給電切替スイッチ12は、後述する第
2のコンセント群14に接続された負荷への給電の有/
無を切り替えるスイッチである。
【0122】上記の第1のコンセント13は、パーソナ
ルコンピュータ等の機器を接続するためのコンセントで
ある。また、第2のコンセント群14は、商用電源が停
電であるか否か、及び第1のコンセント13に接続され
た負荷のオン/オフの状態に応じて、給電の有/無が制
御されるコンセントである。
【0123】つぎに、図9を参照しながら、第3の実施
形態のUPS1cの全体動作について説明する。
【0124】ここでは、停電でない場合は、商用電源よ
り第1のコンセント13に接続された負荷に直接給電さ
れ、停電のときは、停電の前に、負荷がオン状態だった
ならば、インバータ8が動作し、第1のコンセント13
に接続された負荷に給電する。また、商用電源が停電か
否かに関係なく第1のコンセント13に接続された負荷
がオン状態ならば、第2のコンセント群14に接続され
た負荷に給電し、また、第1のコンセント13に接続さ
れた負荷がオフ状態ならば、第2のコンセント群14に
接続された負荷に給電しないように制御するUPS1c
の場合について説明する。
【0125】停電検出回路3からの停電の通知があるか
否かを給電制御部2cが判断することによって、商用電
源が停電か否かを判断する(S31)。
【0126】まず、商用電源が停電でないときの処理を
説明する。
【0127】商用電源が停電でないならば(S31,N
O)、商用電源より給電されるので、切替スイッチ5が
商用電源側になっているか否かを判断する(S32)。
【0128】切替スイッチ5がインバータ側になってい
るならば(S32,NO)、給電制御部2cから切替ス
イッチ5に切り替え指示を出力し(S33)、切替スイ
ッチ5を商用電源側に切り替える。また、切替スイッチ
5が商用電源側になっているならば(S32,YE
S)、そのままステップS34に進む。
【0129】ステップS34において、インバータ8が
動作しているか否かを判断する(S34)。
【0130】インバータ8が動作しているならば(S3
4,YES)、給電制御部2cよりインバータ8に停止
指示を出力し(S35)、インバータ8を停止させる。
また、インバータ8が動作していないならば(S34,
NO)、そのままステップS36に進む。
【0131】つぎに、第1のコンセント13に接続され
負荷に予め設定した値以上の負荷電流が流れていたか否
かを判断する(S36)。
【0132】予め設定された値以上の負荷電流が流れて
いるならば(S36,YES)、すなわち接続されてい
る負荷がオン状態ならば、第2のコンセント群14に給
電するので、負荷給電切替スイッチ12が給電側になっ
ているか否かを判断する(S37)。
【0133】負荷給電切替スイッチ12が給電側になっ
ていないならば(S37,NO)、給電制御部2cより
負荷給電切替スイッチ12に切り替え指示を出力し(S
39)、負荷給電切替スイッチ12を給電側に切り替え
る。また、負荷給電切替スイッチ12が負荷側になって
いるならば(S37,YES)、そのままリターンとな
る。
【0134】また、予め設定された値以上の負荷電流が
流れていないならば(S36,NO)、すなわち接続さ
れている負荷がオフ状態ならば、第2のコンセント群1
4に給電しないので、負荷給電切替スイッチ12が非給
電側になっているか否かを判断する(S38)。
【0135】負荷給電切替スイッチ12が非給電側にな
っていないならば(S38,NO)、給電制御部2cよ
り負荷給電切替スイッチ12に切り替え指示を出力し
(S39)、負荷給電切替スイッチ12を非給電側に切
り替える。また、負荷給電切替スイッチ12が非負荷側
になっているならば(S38,YES)、そのままリタ
ーンとなる。
【0136】以上のように、商用電源が停電でないとき
は、切替スイッチ5を商用電源側とし、インバータ8の
動作を停止させることで、商用電源より第1のコンセン
ト13に接続され負荷に給電でき、また、第1のコンセ
ント13に接続されている負荷がオン状態ならば、負荷
給電切替スイッチ12を給電側することで、第2のコン
セント群14に接続された負荷に給電することができ
る。
【0137】つぎに、商用電源が停電のときの処理を説
明する。
【0138】もし、商用電源が停電ならば(S31,Y
ES)、停電の前に第1のコンセント13に接続され負
荷に予め設定した値以上の負荷電流が流れていたか否か
を判断する(S40)。
【0139】停電の前に予め設定された値以上の負荷電
流が流れていたならば(S40,YES)、すなわち接
続されている負荷がオン状態だったならば、商用電源が
正常な状態から停電になったときに、連続して負荷へ給
電するため、商用電源が正常な状態から停電になったと
ころか否かを判断する(S41)。
【0140】また、停電の前に予め設定された値以上の
負荷電流が流れていないならば(S40,NO)、すな
わち接続されている負荷がオフ状態だったならば、給電
しないので、ステップS32に進み、ステップS32〜
S39において、切替スイッチ5を商用電源側とし、イ
ンバータ8を停止させ、負荷給電スイッチ12を非給電
側に切り替える。
【0141】商用電源が正常な状態から停電になったと
ころでないならば(S41,NO)、現在、予め設定さ
れた値以上の負荷電流が流れているか否かを判断する
(S42)。
【0142】また、商用電源が正常な状態から停電にな
ったところならば(S41,YES)、そのままステッ
プS43に進む。
【0143】そして、現在、予め設定された値以上の負
荷電流が流れていないならば(S42,NO)、給電を
中止するので、ステップS32に進み、ステップS32
〜S39において、切替スイッチ5を商用電源側とし、
インバータ8を停止させ、負荷給電スイッチ12を非給
電側に切り替える。
【0144】また、現在、予め設定された値以上の負荷
電流が流れているならば(S42,YES)、或いは商
用電源が正常な状態から停電になったところならば(S
41,YES)、負荷へ給電するので、インバータ8が
動作しているか否かを判断する(S43)。
【0145】インバータ8が停止しているならば(S4
3,NO)、給電制御部2aよりインバータ8に動作指
示を出力し(S44)、インバータ8を動作させる。ま
た、インバータ8が動作しているならば(S43,YE
S)、そのままステップS45に進む。
【0146】つぎに、切替スイッチ5がインバータ側か
否かを判断する(S45)。
【0147】切替スイッチ5がインバータ側ならば(S
45,YES)、そのままリターンとなる。また、切替
スイッチ5が商用電源側ならば(S45,NO)、給電
制御部2aより切替スイッチ5に切り替え指示を出力し
(S46)、切替スイッチ5をインバータ側に切り替
え、二次電池7よりインバータ8を介して給電できる状
態にする。
【0148】そして、ステップS37に進み、負荷給電
切替スイッチ12が給電側になっているか否かを判断す
る(S37)。
【0149】負荷給電切替スイッチ12が給電側になっ
ていないならば(S37,NO)、給電制御部2cより
負荷給電切替スイッチ12に切り替え指示を出力し(S
39)、負荷給電切替スイッチ12を給電側に切り替え
る。また、負荷給電切替スイッチ12が負荷側になって
いるならば(S37,YES)、そのままリターンとな
る。
【0150】以上のように、商用電源が停電のときは、
停電の前に第1のコンセント13に接続されている負荷
がオン状態だったならば、二次電池7よりインバータ8
を介して第1のコンセントに接続されている負荷に給電
できると共に、負荷給電切替スイッチ12を給電側に切
り替え、第2のコンセント群14に接続されている負荷
にも給電できる。また、第1のコンセント13に接続さ
れている負荷がオフ状態ならば、切替スイッチ5を商用
電源側とし、インバータ8を停止させることで、商用電
源が停電でも全ての系の負荷に対して給電しないように
できる。
【0151】図10に、上述した商用電源入力の有無、
電流検知回路4の出力、インバータ8の出力、並びにU
PS1cの出力1(第1のコンセント13に接続されて
いる負荷への出力)及び出力2(第2のコンセント群1
4に接続されている負荷への出力)の状態を示す。
【0152】商用電源から給電があり、第1のコンセン
ト13に接続されている負荷に予め設定した値以上の負
荷電流が流れている場合は(区間K)、UPS1cの出
力1及び出力2に給電される。
【0153】商用電源が停電し、停電の前に第1のコン
セント13に接続されている負荷に予め設定した値以上
の負荷電流が流れていた場合は(区間L)、インバータ
8が動作し、UPS1cの出力1及び出力2に給電され
る。
【0154】商用電源が停電し、インバータ8から給電
されている状態で、第1のコンセント13に接続されて
いる負荷に予め設定した値以上の負荷電流が流れなくな
った場合は(区間M)、インバータ8は停止し、UPS
1cの出力1及び出力2に給電はない。
【0155】商用電源から給電があり、第1のコンセン
ト13に接続されている負荷に予め設定した値以上の負
荷電流が流れていない場合は(区間N)、UPS1cの
出力1のみに給電される。
【0156】また、特に図示していないが、商用電源が
停電し、停電の前に第1のコンセント13に接続されて
いる負荷に予め設定した値以上の負荷電流が流れていな
い場合は、インバータ8は停止し、UPS1cの出力1
及び出力2に給電はない。
【0157】なお、第1のコンセント13に接続されて
いる負荷の状態と第2のコンセント群14されている負
荷への給電の関係は、上記説明した関係に限られるもの
ではなく、給電制御部2cによる、切替スイッチ5、イ
ンバータ8、及び負荷給電切替スイッチ12の制御方法
を変えることで様々な関係で制御が実現可能である。
【0158】また、図11に示すように、第1のコンセ
ント13に接続された負荷に流れる負荷電流の値に関係
なく、第1のコンセント13と同期して給電を受けるよ
うなコンセント15を設けてもよい。
【0159】このような構成にすることによって、例え
ば、第1のコンセント13にパソコンを接続し、また、
新たに設けたコンセントにはパソコンと同期して給電を
受けなければいけない周辺装置を接続して使用すること
ができる。
【0160】さらに、図12に示すように、二次電池7
以外に電流検知回路4等のUPS1cの内部の装置に給
電するためのDC電源回路11を設けてもよい。DC電
源回路11を設けることによって、二次電池7からの給
電を節約でき、停電時の給電時間を延ばすことができ
る。
【0161】上記第3の実施形態においては、停電時に
おいて、商用電源の停電の前に予め設定した値以上の負
荷電流が流れていなかった場合及び予め設定した値以上
の負荷電流が流れなくなった場合にはインバータ8を停
止し、負荷への給電を停止したが、図13に示すよう
に、商用電源が停電であり、負荷へ給電しない間(区間
M)でも、所定の周期でインバータ8を動作させ、給電
して負荷電流を検知できるようにしてもよい。
【0162】このような構成にすることによって、商用
電源が停電し、且つ予め設定した値以上の負荷電流が流
れていない場合でも、第1のコンセント13に接続され
た負荷に電流が流れているか否かを検出することができ
る。
【0163】なお、第3の実施形態のUPS1cは、上
記常時商用給電方式に限られるものでなく、ラインイン
タラクティブ方式、バイパス回路を有する並列冗長運転
方式、バイパス回路を有する常時インバータ給電方式
等、給電部、商用電源のバイパス回路、及びバックアッ
プ電源部と商用電源のバイパス回路の切替スイッチを有
するUPSであれば適用可能である。
【0164】つぎに、本発明の第4の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0165】この第4の実施形態のUPS1dは、複数
の系統に分けて給電でき、商用電源が停電でないとき
は、商用電源より充電回路6bとインバータ8を介して
給電し、所定の1つの系の負荷のオン/オフ状態に応じ
て、他の系の負荷の給電の有/無を制御する。また、商
用電源が停電のときは、停電の前の所定の1つの系の負
荷のオン/オフ状態に応じて、所定の1つの系の負荷の
給電の有/無、及び他の系の負荷の給電の有/無を制御
するようにしたものである。
【0166】図14は、第4の実施形態のUPS1dを
常時商用給電方式で実現したときの一例である。なお、
第1の実施形態のUPS1a、第2の実施形態のUPS
1d、或いは第3の実施形態のUPS1cで説明した図
面番号と同じ図面番号の構成品は同じ構成品であり、こ
こでは異なる構成品のみを説明する。
【0167】給電制御部2dは、特に図示していないマ
イクロプロセッサ等の制御装置が内蔵されており、停電
検知回路3からの商用電源が停電であることを表わす信
号の有無及び電流検知回路4からの負荷電流の値に基づ
いて、インバータ8への動作及び停止の指示、切替スイ
ッチ5の切り替え指示、及び後述する負荷給電切替スイ
ッチ12の切り替え指示を出力する。
【0168】つぎに、図15を参照しながら、第4の実
施形態のUPS1dの全体動作について説明する。
【0169】ここでは、商用電源が停電でない場合は、
第1のコンセント13に接続された負荷に給電すると共
に、第1のコンセント13に接続された負荷がオン状態
ならば、第2のコンセント群14に接続された負荷に給
電し、また、商用電源が停電の場合は、停電の前に第1
のコンセント13に接続された負荷がオン状態ならば、
インバータ8を動作させ、第1のコンセント13に接続
された負荷及び第2のコンセント群14に接続された負
荷に給電するように制御するUPS1dの場合について
説明する。
【0170】停電検出回路3からの停電の通知があるか
否かを給電制御部2dが判断することによって、商用電
源が停電か否かを判断する(S51)。
【0171】まず、商用電源が停電でないときの処理を
説明する。
【0172】商用電源が停電でないならば(S51,N
O)、負荷に給電するので、インバータ8が動作してい
るか否かを判断する(S52)。
【0173】インバータ8が動作していないならば(S
52,NO)、給電制御部2dよりインバータ8に動作
指示を出力し(S53)、インバータ8を動作させる。
また、インバータ8が動作しているならば(S52,Y
ES)、そのままステップS54に進む。
【0174】そして、現在、予め設定された値以上の負
荷電流が流れているか否かを判断する(S54)。
【0175】現在、予め設定された値以上の負荷電流が
流れているならば(S54,YES)、すなわち第1の
コンセント13に接続されている負荷がオン状態なら
ば、第2のコンセント群14に接続されている負荷にも
給電するので、負荷給電切替スイッチ12が給電側にな
っているか否かを判断する(S55)。
【0176】負荷給電切替スイッチ12が非給電側なら
ば(S55,NO)、給電制御部2dより負荷給電切替
スイッチ12に切り替え指示を出力し(S57)、負荷
給電切替スイッチ12を給電側に切り替える。また、負
荷給電切替スイッチ12が給電側になっているならば
(S55,YES)、そのままリターンとなる。
【0177】また、現在、予め設定された値以上の負荷
電流が流れていないならば(S54,NO)、すなわち
第1のコンセント13に接続されている負荷がオフ状態
ならば、第2のコンセント群14に接続されている負荷
には給電しないので、負荷給電切替スイッチ12が非給
電側になっているか否かを判断する(S56)。
【0178】負荷給電切替スイッチ12が給電側ならば
(S56,NO)、給電制御部2dより負荷給電切替ス
イッチ12に切り替え指示を出力し(S57)、負荷給
電切替スイッチ12を非給電側に切り替える。また、負
荷給電切替スイッチ12が非給電側になっているならば
(S56,YES)、そのままリターンとなる。
【0179】以上のように、商用電源が停電でないとき
は、インバータ8を動作させることで、第1のコンセン
ト13に接続されている負荷に給電でき、また、第1の
コンセント13に接続されている負荷の状態に応じて負
荷給電切替スイッチ12を制御することで、第2のコン
セント群14に接続されている負荷への給電を制御する
ことができる。
【0180】つぎに、商用電源が停電のときの処理を説
明する。
【0181】もし、商用電源が停電ならば(S51,Y
ES)、停電の前に第1のコンセント13に接続された
負荷に予め設定された値以上の負荷電流が流れていたか
否かを判断する(S58)。
【0182】停電の前に予め設定された値以上の負荷電
流が流れていたならば(S58,YES)、すなわち接
続されている負荷がオン状態だったならば、まず、商用
電源が正常な状態から停電になったときに、連続して負
荷へ給電するため、商用電源が正常な状態から停電にな
ったところか否かを判断する(S59)。
【0183】商用電源が正常な状態から停電になったと
ころならば(S59,YES)、給電するので、ステッ
プS52に進み、ステップS52〜S57において、イ
ンバータ8を動作させ、第1のコンセント13に接続さ
れている負荷の状態に応じて負荷給電切替スイッチ12
を制御する。
【0184】また、ステップS58において、停電の前
に予め設定された値以上の負荷電流が流れていないと判
断されたならば(S58,NO)、ステップS61に進
む。
【0185】また、ステップS59において、商用電源
が正常な状態から停電になったところでないと判断され
たならば(S59,NO)、すなわち、以前から停電に
なっていたならば、現在、インバータ8が動作し、予め
設定された値以上の負荷電流が流れているか否かを判断
する(S60)。
【0186】現在、予め設定された値以上の負荷電流が
流れていないならば(S60,NO)、ステップS61
に進む。また、予め設定された値以上の負荷電流が流れ
ているならば(S60,YES)、給電するので、ステ
ップS52に進み、ステップS52〜S57において、
インバータ8を動作させ、第1のコンセント13に接続
されている負荷の状態に応じて負荷給電切替スイッチ1
2を制御する。
【0187】つぎに、ステップS61において、インバ
ータ8が停止しているか否かを判断する(S61)。
【0188】インバータ8が停止していないならば(S
61,NO)、インバータ8へ停止指示を出力し(S6
2)、インバータ8を停止させる。また、インバータ8
が停止していれば(S61,YES)、そのままステッ
プS63に進む。
【0189】そして、負荷給電切替スイッチ12が非給
電側になっているか否かを判断する(S63)。
【0190】負荷給電切替スイッチ12が給電側ならば
(S63,NO)、給電制御部2dより負荷給電切替ス
イッチ12に切り替え指示を出力し(S64)、負荷給
電切替スイッチ12を給電側に切り替える。また、負荷
給電切替スイッチ12が給電側になっているならば(S
63,YES)、そのままリターンとなる。
【0191】以上のように、商用電源が停電のときは、
停電の前に第1のコンセント13に接続されている負荷
がオン状態だったならば、二次電池7よりインバータ8
を介して第1のコンセント13に接続されている負荷に
給電できるようにすると共に、負荷給電切替スイッチ1
2を給電側に切り替え、第2のコンセント群14に接続
されている負荷にも給電できるようにする。また、第1
のコンセント13に接続されている負荷がオフ状態なら
ば、切替スイッチ5を商用電源側とし、インバータ8の
動作を停止させることで、商用電源が停電でも全ての系
の負荷に対して給電しないようにできる。
【0192】図16に、上述した商用電源入力の有無、
電流検知回路4の出力、インバータ8の出力、並びにU
PS1dの出力1(第1のコンセント13に接続されて
いる負荷への出力)及び出力2(第2のコンセント群1
4に接続されている負荷への出力)の状態を示す。
【0193】商用電源から給電がある場合は(区間O、
R、及びT)、インバータ8が動作し、UPS1dの出
力1に給電されると共に、第1のコンセント13に接続
されている負荷に予め設定した値以上の負荷電流が流れ
ている場合は、UPS1dの出力2にも給電される。
【0194】商用電源が停電し、停電の前に第1のコン
セント13に接続されている負荷に予め設定した値以上
の負荷電流が流れている場合は(区間P及びS)、イン
バータ8が動作し、UPS1dの出力1に給電されると
共に、第1のコンセント13に接続されている負荷に予
め設定した値以上の負荷電流が流れている場合は、UP
S1dの出力2にも給電される。
【0195】商用電源が停電し、インバータ8からUP
S1dの出力1に給電されている状態で、第1のコンセ
ント13に接続されている負荷に予め設定した値以上の
負荷電流が流れなくなった場合は(区間Q)、インバー
タ8は停止し、UPS1dの出力1及び出力2に給電は
ない。
【0196】また、特に図示していないが、商用電源が
停電し、停電の前に第1のコンセント13に接続されて
いる負荷に予め設定した値以上の負荷電流が流れていな
い場合は、インバータ8は停止し、UPS1dの出力1
及び出力2に給電はない。
【0197】なお、第1のコンセント13に接続されて
いる負荷の状態と第2のコンセント群14されている負
荷への給電の関係は、上記説明した関係に限られるもの
ではなく、給電制御部2dによる、インバータ8及び負
荷給電切替スイッチ12の制御方法を変えることで様々
な関係で制御が実現可能である。
【0198】また、図17に示すように、第1のコンセ
ント13に流れる負荷電流の値に関係なく、第1のコン
セント13と同期して給電を受けるようなコンセント1
6を設けてもよい。
【0199】このような構成とし、さらに常に第1のコ
ンセント13に給電されるようにすることによって、例
えば、第1のコンセント13にパソコンを接続し、ま
た、新たに設けたコンセントには、第1のコンセント1
3に接続された機器と連動して給電されなければならな
い周辺装置を接続して使用することができる。
【0200】さらに、二次電池7以外に電流検知回路4
等のUPS1dの内部の装置に給電するためのDC電源
回路を設けてもよい。DC電源回路を設けることによっ
て、二次電池7からの給電を節約でき、停電時の給電時
間を延ばすことができる。
【0201】上記第4の実施形態においては、停電時に
おいて、商用電源の停電の前に予め設定した値以上の負
荷電流が流れていなかった場合及び予め設定した値以上
の負荷電流が流れていない場合には、インバータ8を停
止し、負荷への給電を停止したが、商用電源が停電であ
り、負荷へ給電しない間でも、所定の周期でインバータ
8を動作させ、給電して負荷電流を検知できるようにし
てもよい。
【0202】このような構成にすることによって、商用
電源が停電し、且つ予め設定した値以上の負荷電流が流
れていない場合でも、第1のコンセント13に接続され
た負荷に電流が流れるか否かを検出することができる。
【0203】なお、第4の実施形態のUPS1dは、上
記常時インバータ給電方式に限られるものでなく、並列
冗長運転方式等の交流入力を直流に変換し、さらにイン
バータによって交流に変換して給電する方式のUPSで
あれば適用可能である。
【0204】また、本発明は、以上に述べた機能を計算
機31(給電制御部2a、2b、2c、及び2dの特に
図示していないマイクロプロセッサ)に実行させるプロ
グラムを記録する、計算機で読み取り可能な記録媒体に
及ぶものであり、このような記録媒体としては、図18
に示すように、例えば、CD−ROMディスクや、フロ
ッピーディスク、さらには特に図示していないMOディ
スク、DVD−ROMディスク、或いはリムーバルディ
スク等の可搬記録媒体33や、特に図示していないマイ
クロプロセッサを含む計算機31からネットワーク回線
36を介して接続されるプログラムサーバ34の記録装
置35や、或いは計算機31自身が有する記録装置32
(RAMやハードディスク)が含まれる。
【0205】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
商用電源が停電か否かの検知及び負荷電流の検知を行
い、商用電源が停電か否か及び負荷電流が予め設定した
値以上流れているかに応じて負荷への給電が制御でき
る。
【0206】商用電源が停電であっても、停電の前に負
荷電流が予め設定した値以上流れていない場合は、負荷
がオフ状態と判断し、バックアップ電源部から給電しな
いように制御することによって、バックアップ電源部か
らの無駄な給電を行わないようにでき、これにより、バ
ックアップ電源部の給電時間を長くすることができる。
【0207】また、本発明によれば、コンセント群を複
数の系に分けて、所定の1つの系を除く他の系のコンセ
ントに接続された負荷へ給電するか否かを切り替え可能
にすると共に、その所定の1つの系のコンセントに接続
された負荷の負荷電流の検知と商用電源が停電か否かの
検知を行い、商用電源が停電か否か及び負荷電流が予め
設定した値以上流れているかに応じて各系のコンセント
に接続された負荷への給電が制御できる。
【0208】商用電源が停電であっても、負荷電流が予
め設定した値以上流れていない場合は、負荷がオフ状態
と判断し、バックアップ電源部から給電しないように制
御することによって、バックアップ電源部からの無駄な
給電を行わないようにでき、これにより、バックアップ
電源部の給電時間を長くすることができる。
【0209】さらに、商用電源の停電時に、バックアッ
プ電源部から給電する場合、各系のコンセント毎に給電
するか否かを制御することによって、所定の系に接続し
た負荷だけに給電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態の全体処理を説明する
フローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態の無停電電源装置の商
用電源入力、電流検知回路出力、インバータ出力、及び
出力の関係を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の無停電電源装置の変
形例の商用電源入力、電流検知回路出力、インバータ出
力、及び出力の関係を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の機能ブロック図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施形態の全体処理を説明する
フローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態の無停電電源装置の商
用電源入力、電流検知回路出力、及びインバータ出力の
関係を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態の機能ブロック図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施形態の全体処理を説明する
フローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施形態の無停電電源装置の
商用電源入力、電流検知回路出力、インバータ出力、第
1のコンセントへの出力、及び第2のコンセントへの出
力の関係を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の第1の変形例の機
能ブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施形態の第2の変形例の機
能ブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施形態の無停電電源装置の
変形例の商用電源入力、電流検知回路出力、インバータ
出力、第1のコンセントへの出力、及び第2のコンセン
トへの出力の関係を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施形態の機能ブロック図で
ある。
【図15】本発明の第4の実施形態の全体処理を説明す
るフローチャートである。
【図16】本発明の第4の実施形態の無停電電源装置の
商用電源入力、電流検知回路出力、インバータ出力、及
び第2のコンセントへの出力の関係を示す図である。
【図17】本発明の第4の実施形態の変形例の機能ブロ
ック図である。
【図18】計算機が読み取り可能な記録媒体の例を示す
図である。
【図19】従来の無停電電源装置の機能ブロック図であ
る。
【図20】従来の無停電電源装置の商用電源入力、イン
バータ出力、及び出力の関係を示す図である。
【符号の説明】
1a 無停電電源装置 1b 無停電電源装置 1c 無停電電源装置 1d 無停電電源装置 2a 給電制御部 2b 給電制御部 2c 給電制御部 2d 給電制御部 3 停電検知回路 4 電流検知回路 5 切替スイッチ 6 充電回路 7 二次電池 8 インバータ 9 プラグ 10 コンセント群 11 DC電源回路 12 負荷給電切替スイッチ 13 第1のコンセント 14 第2のコンセント群 15 コンセント 16 コンセント 31 計算機 32 記録装置 33 可搬記録媒体 34 プログラムサーバ 35 記録装置 41 無停電電源装置 42 プラグ 43 停電検知回路 44 充電回路 45 二次電池 46 インバータ 47 切替スイッチ 48 負荷用コンセント群

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源が停電になったことを検知する
    停電検知手段と、 負荷に流れる負荷電流を検知する電流検知手段と、 前記停電検知手段が前記商用電源が停電であることを検
    知しているか否か及び前記電流検知手段が予め設定した
    電流値以上の負荷電流を検知しているか否かに応じて、
    給電用のインバータへ動作指示或いは停止指示を出力す
    ることで前記負荷への給電を制御する給電制御手段と、 を有することを特徴とする無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 前記給電制御手段は、前記インバータが
    動作していない場合、前記商用電源に前記負荷を接続
    し、前記商用電源より給電させることを特徴とする請求
    項1記載の無停電電源装置。
  3. 【請求項3】 前記給電制御手段は、前記電流検知手段
    が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知した後、前
    記停電検知手段が前記商用電源が停電であることを検知
    した場合、前記インバータが停止しているならば、前記
    インバータへ動作指示を出力することを特徴とする請求
    項2記載の無停電電源装置。
  4. 【請求項4】 前記給電制御手段は、前記停電検知手段
    が前記商用電源が停電であることを検知し、且つ前記電
    流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知
    していない場合、前記インバータへ停止指示を出力する
    ことを特徴とする請求項3記載の無停電電源装置。
  5. 【請求項5】 前記給電制御手段は、前記停電検知手段
    が前記商用電源が停電であることを検知し、且つ前記電
    流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知
    していない場合、所定の間隔で動作指示を前記インバー
    タへ出力し、前記電流検知手段が負荷電流を検知できる
    状態にすることを特徴とする請求項3記載の無停電電源
    装置。
  6. 【請求項6】 前記給電制御手段は、前記停電検知手段
    が前記商用電源が停電であることを検知していない場
    合、或いは前記電流検知手段が予め設定した電流値以上
    の負荷電流を検知した後、前記停電検知手段が前記商用
    電源が停電であることを検知した場合、前記インバータ
    が停止しているならば、前記インバータへ動作指示を出
    力し、前記インバータを介して前記負荷に給電させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の無停電電源装置。
  7. 【請求項7】 前記給電制御手段は、前記停電検知手段
    が前記商用電源が停電であることを検知し、且つ前記電
    流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知
    していない場合、前記インバータへ停止指示を出力する
    ことを特徴とする請求項6記載の無停電電源装置。
  8. 【請求項8】 前記給電制御手段は、前記停電検知手段
    が前記商用電源が停電であることを検知し、且つ前記電
    流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知
    していない場合、所定の間隔で動作指示を前記インバー
    タへ出力し、前記電流検知手段が負荷電流を検知できる
    状態にすることを特徴とする請求項6記載の無停電電源
    装置。
  9. 【請求項9】 複数の系に分けられたコンセント群を有
    する無停電電源装置であって、 商用電源が停電になったことを検知する停電検知手段
    と、 前記複数の系に分けられたコンセント群の中の所定の1
    つの系のを除く他の系のコンセント群に接続された負荷
    への給電を行うか行わないかを切り替える負荷給電切替
    手段と、 前記所定の1つの系のコンセントに接続された負荷に流
    れる負荷電流を検知する電流検知手段と、 前記停電検知手段が前記商用電源が停電であることを検
    知しているか否か及び前記電流検知手段が予め設定した
    電流値以上の負荷電流を検知しているか否かに応じて、
    給電用のインバータへ動作指示或いは停止指示を出力、
    及び前記負荷給電切替手段へ切り替え指示を出力するこ
    とで前記負荷への給電を制御する給電制御手段と、 を有することを特徴とする無停電電源装置。
  10. 【請求項10】 前記給電制御手段は、前記インバータ
    が動作していない場合、前記商用電源に前記所定の1つ
    の系のコンセントに接続された負荷及び前記負荷給電切
    替手段を接続し、前記商用電源より給電させることを特
    徴とする請求項9記載の無停電電源装置。
  11. 【請求項11】 前記給電制御手段は、前記電流検知手
    段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知した後、
    前記停電検知手段が前記商用電源が停電であることを検
    知した場合、前記インバータが停止しているならば、前
    記インバータへ動作指示を出力することを特徴とする請
    求項10記載の無停電電源装置。
  12. 【請求項12】 前記給電制御手段は、前記停電検知手
    段が前記商用電源が停電であることを検知し、且つ前記
    電流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検
    知していない場合、前記インバータへ停止指示を出力す
    ることを特徴とする請求項11記載の無停電電源装置。
  13. 【請求項13】 前記給電制御手段は、前記停電検知手
    段が前記商用電源が停電であることを検知し、且つ前記
    電流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検
    知していない場合、所定の間隔で前記インバータへ動作
    指示を出力し、前記電流検知手段が負荷電流を検知でき
    る状態にすることを特徴とする請求項11記載の無停電
    電源装置。
  14. 【請求項14】 前記給電制御手段は、前記停電検知手
    段が前記商用電源が停電であることを検知していない場
    合、或いは前記電流検知手段が予め設定した電流値以上
    の負荷電流を検知した後、前記停電検知手段が前記商用
    電源が停電であることを検知した場合、前記インバータ
    が停止しているならば、前記インバータへ動作指示を出
    力し、前記インバータより前記所定の1つの系のコンセ
    ントに接続された負荷及び前記負荷給電切替手段に給電
    させることを特徴とする請求項9記載の無停電電源装
    置。
  15. 【請求項15】 前記給電制御手段は、前記停電検知手
    段が前記商用電源が停電であることを検知し、且つ前記
    電流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検
    知していない場合、前記インバータへ停止指示を出力す
    ることを特徴とする請求項14記載の無停電電源装置。
  16. 【請求項16】 前記給電制御手段は、前記停電検知手
    段が前記商用電源が停電であることを検知し、且つ前記
    電流検知手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検
    知していない場合、所定の間隔で動作指示を前記インバ
    ータへ出力し、前記電流検知手段が負荷電流を検知でき
    る状態にすることを特徴とする請求項14記載の無停電
    電源装置。
  17. 【請求項17】 前記給電制御手段は、前記電流検知手
    段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知している
    場合、前記負荷給電切替手段が非給電側ならば、切り替
    え指示を前記負荷給電切替手段へ出力し、前記電流検知
    手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知してい
    ない場合、前記負荷給電切替手段が給電側ならば、切り
    替え指示を前記負荷給電切替手段へ出力することを特徴
    とする請求項10及び14記載の無停電電源装置。
  18. 【請求項18】 前記給電制御手段は、前記停電検知手
    段が前記商用電源が停電であることを検知している場
    合、前記負荷給電切替手段が給電側ならば、切り替え指
    示を前記負荷給電切替手段へ出力し、また前記電流検知
    手段が予め設定した電流値以上の負荷電流を検知し、且
    つ前記停電検知手段が前記商用電源が停電であることを
    検知していない場合、前記負荷給電切替手段が非給電側
    ならば、切り替え指示を前記負荷給電切替手段へ出力す
    ることを特徴とする請求項10及び14記載の無停電電
    源装置。
  19. 【請求項19】 前記他の系のコンセント群の中に前記
    所定の1つの系のコンセントに連動して給電される系を
    少なくとも1つ有することを特徴とする請求項10及び
    14記載の無停電電源装置。
  20. 【請求項20】 商用電源が停電か否かを検知し、 負荷に電流れる負荷電流を検知し、 前記商用電源の状態及び予め設定した電流値以上の負荷
    電流が流れているか否かに応じて、給電用のインバータ
    へ動作指示或いは停止指示を出力することで前記負荷へ
    の給電を制御する、 ことを有することを特徴とする無停電電源装置。
  21. 【請求項21】 複数の系に分けられたコンセント群を
    有する無停電電源装置であって、 商用電源が停電か否かを検知し、 前記複数の系に分けられたコンセント群の中の所定の1
    つの系のコンセントに接続された負荷に流れる負荷電流
    を検知し、 前記商用電源の状態及び予め設定した電流値以上の負荷
    電流が流れているか否かに応じて、給電用のインバータ
    へ動作指示或いは停止指示を出力し、また、前記複数の
    系に分けられたコンセント群の中の所定の1つの系のを
    除く他の系のコンセントに接続された負荷への給電を行
    うか行わないかを切り替える負荷給電切替スイッチの切
    り替えを制御することで前記負荷への給電を制御する、
    ことを有することを特徴とする無停電電源装置。
  22. 【請求項22】 計算機において用いられたとき、 商用電源が停電か否か及び予め設定した電流値以上の負
    荷電流が流れているか否かに応じて、給電用のインバー
    タの動作指示或いは停止指示の出力を制御する機能を計
    算機に実行させるためのプログラムが前記計算機が読取
    り可能な形式で記録された記録媒体。
  23. 【請求項23】 計算機において用いられたとき、 複数の系に分けられたコンセント群の中の所定の1つの
    系のコンセントに接続された負荷に流れる負荷電流を検
    知する機能と、 商用電源が停電か否か及び予め設定した電流値以上の負
    荷電流が複数の系に分けられたコンセント群の中の所定
    の1つの系のコンセントに接続された負荷に流れている
    か否かに応じて、給電用のインバータの動作指示或いは
    停止指示の出力、及び前記複数の系に分けられたコンセ
    ント群の中の所定の1つの系のを除く他の系のコンセン
    トに接続された負荷への給電を行うか行わないかを切り
    替える負荷給電切替スイッチの切り替えを制御する機能
    を計算機に実行させるためのプログラムが前記計算機が
    読取り可能な形式で記録された記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009284652A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Yutaka Denki Seisakusho:Kk 省エネルギー電源装置
JP2017021234A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 株式会社リコー 電源装置と画像形成装置及び切替リレーの異常判断方法

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