JPH05160624A - フェライトアンテナ装置 - Google Patents

フェライトアンテナ装置

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JPH05160624A
JPH05160624A JP31926591A JP31926591A JPH05160624A JP H05160624 A JPH05160624 A JP H05160624A JP 31926591 A JP31926591 A JP 31926591A JP 31926591 A JP31926591 A JP 31926591A JP H05160624 A JPH05160624 A JP H05160624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
ferrite
antenna device
plate
ferrite antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP31926591A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Fukuzawa
晃弘 福沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH05160624A publication Critical patent/JPH05160624A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ループコイルを形成する金属板を上下に分割
させ、組立式とすることで、損失抵抗を軽減させるため
に金属板を厚く幅をもたせ、フェライト棒に金属板を複
数回巻いた場合でも、精度よく、製造と組立を容易に
し、かつ導電性の良いフェライトアンテナ装置を構成す
る。 【構成】 フェライト棒1、金属板2,3、絶縁板6,
7を上下ケース4,5間に配置し、上下ケース4,5を
組立固定することで、フェライト棒1と金属板2,3を
絶縁し、かつ上下金属板2,3を導通させてループコイ
ルとし、フェライトアンテナを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェライトアンテナ装
置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、フェライトアンテナ装置にお
いては図9に示すように、フェライト棒22に1本の細
い金属板23を巻き付けてループコイルを形成し、上部
ケース24と下部ケース25で固定している。 回路基
板のアンテナ端子には、はんだ付けで接続しているのが
一般的である。 又、フェライト棒に幅のある金属板を
巻く例は、公開実用昭62−32613号公報に記載さ
れているように、金属板を1回巻でループコイルを形成
し、フェライトアンテナ装置としている事が知られてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、特に高周波におけるフェライトアンテナ装置の
損失抵抗を軽減させるために金属板を厚く幅をもたせた
場合、フェライト棒に金属板を複数回巻くことは、工数
が多く複雑になり、金属板を巻く精度の管理が困難で、
組み立てに時間がかかる等の問題を有する。 そこで、
本発明はこのような問題を解決するため、ループコイル
を形成する金属板を上下に分割させ、組立式とすること
で、精度よく、製造と組立を容易にし、かつ導電性の良
いフェライトアンテナ装置を供給する事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のフェライトアン
テナ装置は、フェライト棒、前記フェライト棒の上下に
位置する複数の金属板、前記フェライト棒と前記金属板
の間に上下別々に位置する複数の絶縁板、前記フェライ
ト棒と前記金属板と前記絶縁板の上下にそれぞれ位置す
るケースを有するフェライトアンテナ装置において、前
記フェライト棒、前記金属板、前記絶縁板を前記上下ケ
ース間に配置し、上下ケースを組立固定することで、前
記フェライト棒と前記金属板を絶縁し、かつ前記上下金
属板を導通させてループコイルとし、フェライトアンテ
ナを形成することを特徴とする。
【0005】
【実施例】図1は、本発明の実施例における1回巻フェ
ライトアンテナ装置の構造概略図であって、上から、上
部ケース4、上部金属板2、上部絶縁板6、フェライト
棒1、下部絶縁板7、下部金属板3、下部ケース5の部
品により構成されている。上部ケース4と下部ケース5
には、組立時にフェライト棒1が固定できるように、フ
ェライト棒1の横幅にあわせてそれぞれしきい板4a、
5aが形成されている。 又、このしきい板4a、5a
の高さは、フェライト棒1の厚さとほぼ同寸となってい
る。 便宜上、不要と思われる構造部品は図示していな
い。
【0006】図2(a)は、図1の1回巻フェライトア
ンテナ装置組立時の上部見取図である。 回路基板8に
は、アンテナ同調回路、フロントエンド、中間周波数増
幅回路、検波回路等が組み込まれており、フェライトア
ンテナ装置と回路基板8は、下部金属板3とアンテナ端
子9、上部金属板2とアンテナ端子10でピン接触等に
より接続している。
【0007】図2(b)は、図1の1回巻フェライトア
ンテナ装置組立時の貫通構造断面図である。 上部金属
板2と下部金属板3の係合部は、上部金属板2の係合部
分を折曲げた事によるバネ接触を利用しており、この様
子を図3(a)、(b)により以下に説明する。図3
(a)は、上部金属板2の係合部組立前拡大図である。
図3(b)は、図1の1回巻フェライトアンテナ装置組
立時の係合部貫通構造拡大断面図である。 組立前の上
部金属板2は組立後、で図3(b)で下部ケース5から
の横方向の力を受け曲がり、弾力により下部金属板3と
面接触する。よって金属板2と3は導通し、フェライト
アンテナのループコイルとして作用する。
【0008】図4は、下部金属板12の係合部分を折曲
げた場合の構造概略図である。
【0009】下部ケース13で上部金属板11と接触す
る部分は、組立時に下部ケース13と下部金属板12の
間に上部金属板11がはいるように、下部ケース13に
曲線加工がしてある。
【0010】図5は、上部金属板2と下部金属板12の
係合部が両者とも折曲げてある場合の構造概略図であ
る。
【0011】尚、この他にバネ接触部品をケース等に組
み込む方法もある。 上下金属板の材料が電気的に優れ
ていながら弾力が小さい場合、弾力の大きいバネ接触部
品により導通させるのに有効である。又、この接触部品
は、弾力があれば金属である必要はない。
【0012】図6は、本発明の実施例における2回巻フ
ェライトアンテナ装置の構造概略図であって、上から、
上部ケース18、上部金属板14、15、上部絶縁板2
0、フェライト棒1、下部絶縁板21、下部金属板1
6、17、下部ケース19の部品により構成されてい
る。上部金属板14と下部金属板16、下部金属板16
と上部金属板15、上部金属板15と下部金属板17が
バネ接触による導通をして、2回巻ループコイルを形成
している。
【0013】図7は、図6の2回巻フェライトアンテナ
装置組立時の上部見取図である。図7で図示したA−
A’の断面図を図8(a)、B−B’の断面図を図8
(b)、C−C’の断面図を図8(c)にそれぞれ示
す。図8(a)において、上部金属板15と下部金属板
17を絶縁するために、上部ケースのしきい板18aを
絶縁板として使っている。図8(b)においては、下部
金属板16と上部金属板15を導通するために下部ケー
スのしきい板19aをバネ接触で横方向に圧力を加える
ための板として使っている。図8(c)において、上部
金属板14と下部金属板16を絶縁するために、下部ケ
ースのしきい板19aを絶縁板として使っている。
【0014】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、ループ
コイルを形成する金属板を上下に分割させ、組立式とす
ることで、損失抵抗を軽減させるために金属板を厚く幅
をもたせ、フェライト棒に金属板を複数回巻いた場合で
も、精度よく、製造と組立を容易にし、かつ導電性の良
いフェライトアンテナ装置を構成する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における1回巻フェライトア
ンテナ装置の構造概略図。
【図2】(a)本発明の実施例における1回巻フェライ
トアンテナ装置組立時の上部見取図。(b)本発明の実
施例における1回巻フェライトアンテナ装置組立時の貫
通構造断面図。
【図3】(a)本発明の実施例における金属板係合部拡
大図。(b)本発明の実施例における係合部構造拡大断
面図。
【図4】(a)本発明の実施例における金属板係合部拡
大図。(b)本発明の実施例における係合部構造拡大断
面図。
【図5】(a)本発明の実施例における金属板係合部拡
大図。(b)本発明の実施例における係合部構造拡大断
面図。
【図6】 本発明の実施例における2回巻フェライトア
ンテナ装置の構造概略図。
【図7】 本発明の実施例における2回巻フェライトア
ンテナ装置組立時の上部見取図。
【図8】(a)本発明の実施例における非係合部構造拡
大断面図。(b)本発明の実施例における係合部構造拡
大断面図。(c)本発明の実施例における非係合部構造
拡大断面図。
【図9】 従来のフェライトアンテナ装置の構造断面
図。
【符号の説明】
1、フェライト棒 2、上部金属板 3、下部金属板 4、上部ケース 4a、上部しきい板 5、下部ケース 5a、下部しきい板 6、上部絶縁板 7、下部絶縁板 8、回路基板 9、アンテナ端子 10、アンテナ端子 11、上部金属板 12、下部金属板 13、下部ケース 14、上部金属板 15、上部金属板 16、下部金属板 17、下部金属板 18、上部ケース 18a、上部しきい板 19、下部ケース 19a、下部しきい板 20、上部絶縁板 21、下部絶縁板 22、フェライト棒 23、金属板 24、上部ケース 25、下部ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェライト棒に巻かれる一体のループコイ
    ルを、複数の金属板により分割して形成することを特徴
    とするフェライトアンテナ装置。
  2. 【請求項2】フェライト棒、前記フェライト棒の上下に
    位置する複数の金属板、前記フェライト棒と前記金属板
    の間に上下別々に位置する複数の絶縁板、前記フェライ
    ト棒と前記金属板と前記絶縁板の上下にそれぞれ位置す
    るケースを有するフェライトアンテナ装置において、前
    記フェライト棒、前記金属板、前記絶縁板を前記上下ケ
    ース間に配置し、上下ケースを組立固定することで、前
    記フェライト棒と前記金属板を絶縁し、かつ前記上下金
    属板を導通させてループコイルとし、フェライトアンテ
    ナを形成することを特徴とするフェライトアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】前記金属板において、他の前記金属板との
    係合部をばね接触による弾力で導通させたことを特徴と
    する請求項1記載のフェライトアンテナ装置。
JP31926591A 1991-12-03 1991-12-03 フェライトアンテナ装置 Pending JPH05160624A (ja)

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JP31926591A JPH05160624A (ja) 1991-12-03 1991-12-03 フェライトアンテナ装置

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JP (1) JPH05160624A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005008830A3 (ja) * 2003-07-16 2005-05-19 Citizen Watch Co Ltd 装着型受信装置、装着型送信装置、装着型送受信装置、アンテナ、受信装置、送信装置および送受信装置
WO2007111217A1 (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Citizen Holdings Co., Ltd. アンテナおよびアンテナを備えた電波受信機器

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