JPH05160004A - X線露光用マスク構造体及びこれを用いたx線露光装置 - Google Patents

X線露光用マスク構造体及びこれを用いたx線露光装置

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JPH05160004A JP34762091A JP34762091A JPH05160004A JP H05160004 A JPH05160004 A JP H05160004A JP 34762091 A JP34762091 A JP 34762091A JP 34762091 A JP34762091 A JP 34762091A JP H05160004 A JPH05160004 A JP H05160004A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスク支持体のたわみやマスクチャッキング
のずれを検知することが出来る機能を有するX線マスク
構造体を提供し、検知された情報をX線露光装置にフィ
ードバックさせることにより、X線露光装置における歩
留まりや信頼性を向上させる。 【構成】 マスク保持枠、マスク支持枠、マスク支持体
及び吸収体パターンから成るマスク構造体において、定
常的状態からの状態変化が検知される機能を有している
ことを特徴とするX線露光用マスク構造体及びこれを用
いたX線露光装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIC、LSI等の製造に
用いるX線露光用マスク構造体及びこれを用いたX線露
光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI等の高密度化に伴いX線露
光機の開発が盛んになってきている。X線露光に用いる
X線マスク構造体は、図2に示す様な透過型タイプが主
流となっており、一般に、シリコン単結晶からなる支持
枠1上に、X線透過率が高く、且つ機械的速度が高い材
料を成膜して支持体2とし、更にその上に、金やタング
ステン等のX線吸収体パターン3が形成され、全体が保
持枠4に取り付けられた構成となっている。又、この様
なマスク構造体を用いた露光方式としは、マスクとウエ
ハ間の距離を30〜50μm程度に保って露光を行うプ
ロキシミティ方式と言われる方式が主流となっている。
この方式では、一つの画角を露光し終わり、次の画角へ
とステージを移動させる際に、マスクとウエハがぶつか
ってマスクを破損することのない様、マスクとウエハ間
距離を150μm程度まで広げてから移動させ、その後
再び30〜50μmのマスク−ウエハ間距離に調整して
露光を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、X
線マスク支持体2は吸収体パターン3を支持すると同時
に、高いX線透過率を有する必要がある為、窒化シリコ
ンや炭化シリコン等の機械的強度の高い膜を、2μm程
度の膜厚で自立させて用いている。この為、プロミキシ
ティ方式で、上記した一つの画角を露光し終わり次の露
光領域へ移動させる際に生じるマスク−ウエハ間距離の
変動は、マスク支持体2に対し圧力変動という形で力が
加わることになり、マスク支持体2をたわませてしまう
という問題が生じる。このたわみ量は最大数10μmに
までも達し、たわみが緩和されるまでには0.1〜1秒
程度の時間を要する。又、露光中マスク支持体が帯電す
ると、上記と同様にマスク支持体2にたわみが生じると
いう問題がある。この様なマスク支持体2のたわみが生
じている間に露光を行なってしまうと、パターンの焼き
付け誤差を生じてしまうという問題が生じる。又、ウエ
ハとマスクが地面に対して垂直な状態で露光を行なうタ
イプのX線露光機においては、マスク構造体の自重やそ
の他の外乱によるチャッキングのずれが生じることがあ
り、最悪の場合には落下してマスク破損に至る可能性も
あるという問題がある。従って、本発明の目的は、上記
した様なマスク支持体のたわみやマスクチャッキングの
ずれを検知することが出来る機能を有するX線マスク構
造体を提供し、X線露光装置を使用する際の歩留まりや
信頼性を向上させるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記の本
発明によって達成される。即ち、本発明は、マスク保持
枠、マスク支持枠、マスク支持体及び吸収体パターンか
ら成るマスク構造体において、定常的状態からの状態変
化が検知される機能を有していることを特徴とするX線
露光用マスク構造体及びこれを用いたX線露光装置であ
る。
【0005】
【作用】本発明者らは前記した従来技術の問題点を解決
すべく鋭意研究の結果、マスク構造体に定常的状態から
の状態変化を検知し得るセンサを内蔵させれば、上記し
た様なマスク支持体のたわみやマスクチャッキングのず
れ、マスク落下等の情報を検知出来、更に、かかる情報
を本体にフィードバックすることによって、歩留り、信
頼性を向上させることが出来ることを知見して本発明に
至った。
【0006】
【実施例】実施例1 図1は、本発明の一実施例である圧電体変位センサ内蔵
型マスク構造体の概略断面図(a)及びその斜視図
(b)である。本発明のX線露光用マスク構造体は、マ
スク支持枠1、マスク支持体2、吸収体パターン3、マ
スク保持枠4から成る従来のマスク構造体に対し、マス
ク支持体2上に圧電体薄膜5を形成したことを特徴とす
る。尚、図1中では圧電体薄膜5を吸収体パターン3の
形成面と反対側に形成しているが、パターン3の形成面
に圧電体薄膜5を形成してもかまわない。かかる圧電体
薄膜5の上下から取り出す信号は、金属電極6によって
マスク保持枠4上に引き出し、不図示のマスクチャック
上の信号端子部と重なり合う位置に出力端子を形成する
ことにより取り出す。図3は、圧電体薄膜5を有する圧
電体変位センサ部の部分断面拡大図である。尚、引き出
し電極6の途中において、マスク支持枠1とマスク保持
枠4の接合部等の導電性が確保し難い箇所については、
ワイヤボンディング7等によって接続し、一方、単結晶
シリコン製マスク支持枠等の導電性のある箇所に電極6
を形成する場合には、あらかじめ絶縁膜8を形成してお
くことが好ましい。例えば、マスク支持体2の形成材料
として厚さ2μmの窒化シリコン膜を用い、支持枠4の
開口径をφ50mmとしたとき、マスク−ウエハ間距離
の変動に伴うマスク支持体2の最大のたわみ量は約10
μmであり、該支持体2上に5×1mm、厚さ3000
Åのチタン酸バリウム膜を形成したとき、その端部の変
位量は、約4μmに達する為、出力信号としては1.5
×10-6V〜2×10-6V程度の出力電圧を得ることが
出来る。又、チタン酸バリウム膜を、分極方向を変えて
更に1層積層しバイモルフ構造とすることにより、同じ
変位量で約8倍の出力電圧を得ることが出来る為、更に
感度の向上が図れる。以上の様にして得られる出力信号
を、露光機稼動中、常時モニターし、マスク支持体2の
たわみ量が、所望の仕様を満足出来る値以下となった時
に露光を開始する様な制御機構をX線露光装置に設ける
ことにより、マスク支持体のたわみによる焼き付け誤差
を生じない高スループットの露光が可能となる。
【0007】実施例2 図4に、本発明の他の実施例である圧電体変位センサ内
蔵型マスク構造体の概略断面図(a)及びその斜視図
(b)を示した。構成としては、従来のマスク構造体の
支持体2上に、支持枠4の開口径に対応した金属電極9
がリング状に設けられており、ここから引き出された電
極6によってマスク保持枠4上に信号を引き出し、不図
示のマスクチャックの信号端子部と接触できるようにし
てある。金属電極9の形成にはマスク支持体表面を任意
形状にマスキングした後、スパッタリング、抵抗加熱等
の成膜法を用いてもかまわないが、吸収体パターン3の
形成時に、一体形成すればプロセスの簡便化を図ること
が出来好ましい。
【0008】上記した様なマスク構造体を用いたマスク
支持体のたわみの測定は、図5に示すような構成によっ
て行なう。図5に示した様に、露光時にはマスク構造体
とレジスト11を塗布したウエハ10は、50μm程度
のギャップを介して平行に保たれている。この時ウエハ
10と金属電極9とは平行平版型のコンデンサを形作っ
ており、その容量は両者の距離に反比例した値となる。
その為、ウエハ10側からの信号線12とマスク側から
の信号線13との間の容量をモニターすることにより、
ウエハ−マスク間の距離を求めることが出来る。例え
ば、マスク支持体2として、厚さ2μmの窒化シリコン
膜を用い、支持枠4の開口径をφ50mmとし、図4
(b)に示した様に、金属電極9を支持体2上のφ40
mmからφ50mmの間を占める位置にリング状に形成
し、マスク−ウエハ間距離を50μmに保った場合、ウ
エハ10とマスク構造体との間の容量はレジストの膜
厚、誘電率等も考慮にいれると数100pFとなる。こ
の際にウエハステージの移動に伴いマスク支持体が最大
10μmたわむと、金属電極9の形成部におけるマスク
−ウエハ間距離の変動は、平均2〜5μm程度となる。
この変化はギャップ長の2〜10%の変動に相当する
為、これに対応して容量も数10pFの変動を生ずる。
従って、X線露光装置に、ウエハ−マスク間の圧電容量
をモニターしながら、ウエハ−マスク間距離が所望の仕
様を満足する値の範囲にはいった時に露光を開始する様
な制御機構を設けることにより、マスクたわみによる焼
き付け誤差を生じない高スループットの露光が可能とな
る。尚、本実施例で用いた方式においては、抵抗率の低
い基板の使用や導電性レジストの使用等によって、より
応答速度及び精度を向上出来る。
【0010】実施例3 図6に、本実施例における加速度センサ内蔵型X線露光
用マスク構造体の断面概略図を示す。又、図7に加速度
センサ部の拡大断面概略図(a)、拡大正面概略図
(b)を示す。マスク支持枠1の材料としては異方性エ
ッチングによって開口部を形成する為、面方位(10
0)のシリコン単結晶(厚さ4〜5mm)を用い、その
周囲全面にわたって、マスク支持体2の形成材料である
窒化シリコンを約2μmの膜厚に形成する。尚、この際
には後のプロセスでシリコン基板をエッチング除去する
部分をあらかじめマスキングしておく。加速度センサ1
00を形成する支持枠1上の部位は、カンチレバーの形
状や作製プロセス等の点から平面であることが望まし
く、本実施例においてはオリエンテーションフラットと
呼ばれる(110)面にカットされた面を用いて考え
る。図7に示した様にカンチレバー構造体14は、おも
り部14aとカンチレバー部14bとから成り、カンチ
レバー部上には電極17及び18にはさまれた圧電体膜
16が形成されている。空胴部15は、窒化シリコン膜
形成の際にマスキングされ、シリコン表面が露出してい
る部分をエッチングして作製する。その際、異方性エッ
チングによって行なう場合には図7(b)に示す様に、
カンチレバーの角度を基板端面に垂直方向から54.7
°傾けて形成すれば、(マスク)面の方向にエッチング
が抑制された矩形形状の空洞部15を得ることが出来
る。電極17及び18からの信号は、マスク保持枠4上
に形成された引き出し電極6にワイヤボンディング7等
の方法により導かれて、不図示のマスクチャッキング面
上に形成された信号端子部に導かれる。マスクチャッキ
ングの際には図8に示す様に、カンチレバーが垂直方向
に振動するように取り付けられ、例えば、カンチレバー
構造体を厚さ2μmの窒化シリコン膜で形成するとき、
おもり部14aの寸法を1.5mm×1.5mmとし、
カンチレバー部14bの寸法を1.5mm×0.15m
mとするならば、10gfの力が加わったときカンチレ
バー上の圧電体膜17の変位量は約4.5μmとなる。
この時圧電体膜を厚さ3000Åのチタン酸バリウムで
形成すれば、2〜3mVの出力電圧が得られる。その
為、この出力電圧の変化を露光装置本体にフィードバッ
クさせ、例えば、力が加わってマスクのずれが生じた時
にチャッキングする力を強くする様な対策を講ずるマス
ク落下防止機構をX線露光装置に設ければ、マスクの落
下を未然に防ぐことが出来る。チャッキングする力を強
くする様な対策としては、、ずれを検知するとチャッキ
ング用のマグネットが強力になりそれ以上のずれを防止
する方法等がある。又、突然にチャッキング不能とな
り、マスク落下という事態に陥った場合においても、X
線露光装置に落下が始まる時に加わる加速度を瞬時に検
知し、落下してくるマスクを破損することなく受とめる
様な破損防止機構を設けておけば、これを作動させるこ
とにより、マスク破損に伴う長時間の稼動停止という事
態を回避することが出来る。尚、この場合には落下速度
に対してセンサの応答速度が速いことが必要条件である
が、本実施例中で述べた加速度センサは、マスクの自由
落下という最悪の事態に対しても十分対応することが出
来る応答速度を有している。
【0011】
【効果】以上説明した様に本発明では、X線露光用マス
ク構造体自体に露光ムラに影響を及ぼす状態変化を検知
し得る機能を持たせることにより、常時マスク構造体の
状態変化をモニターすることが出来る。この為、かかる
状態変化をX線露光装置の制御部にフィードバックさせ
て、例えば、ステージ移動によってマスク支持体が変形
した場合には変形している間は露光を停止し、帯電によ
り変形した場合には電荷を逃がす手段を講じることによ
り、パターン精度の優れた露光を行なうことが出来、歩
留まりの向上を達成出来る。又、本発明によれば、マス
クのずれを検知することが出来、X線露光装置に検知し
た信号に応じて作動するマスクの落下防止機構や破損防
止機構を設けることにより、マスクの落下を未然に防止
することが出来、更に、露光機内でのマスク破損による
長時間の稼動停止といった事態を有効に回避することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は圧電体変位センサを内蔵したマスク構
造体の概略断面図である。(b)は同斜視図である。
【図2】従来のマスク構造体を表す断面概略図である。
【図3】図1における圧電体変位センサ部の部分拡大図
である。
【図4】(a)は実施例2におけるマスク構造体を示す
概略断面図である。(b)は同斜視図である。
【図5】図4のマスク構造体を用い、ウエハとマスクと
の間の電気容量を測定する際の構成を示す図である。
【図6】実施例3におけるマスク構造体を示す概略断面
図である。
【図7】(a)は図6における加速度センサ部の拡大概
略断面図である。(b)は同拡大概略正面図である。
【図8】実施例5におけるマスク構造体のチャッキング
方向を表す図である。
【符号の説明】
1:マスク支持枠 2:マスク支持体 3:吸収体パターン 4:マスク保持枠 5、16:圧電体薄膜 6:引き出し電極 7:ワイヤボンディング接続部 8:絶縁体 9:金属電極 90a:圧電体下部電極 90b:圧電体上部電極 10:ウエハ 11:レジスト 12:ウエハ側信号線 13:マスク側信号線 14:カンチレバー構造体 14a:カンチレバー構造体のおもり部 14b:カンチレバー構造体のカンチレバー部 15:空胴部 17、18:圧電体用電極 19:Vブロック 100:加速度センサ形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9274−4M H01L 41/08 Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク保持枠、マスク支持枠、マスク支
    持体及び吸収体パターンから成るマスク構造体におい
    て、マスク構造体の定常的状態からの状態変化が検知さ
    れる機能を有していることを特徴とするX線露光用マス
    ク構造体。
  2. 【請求項2】 状態変化がマスク支持体のたわみ量であ
    る請求項1に記載のX線露光用マスク構造体。
  3. 【請求項3】 たわみ量の変化が、支持体表面に形成さ
    れた圧電体薄膜からの出力電圧によって検知される請求
    項2に記載のX線露光用マスク構造体。
  4. 【請求項4】 たわみ量の変化が、支持体表面に形成さ
    れた金属電極とウエハとの間の静電容量の変化によって
    検知される請求項2に記載のX線露光用マスク構造体。
  5. 【請求項5】 状態変化が、マスク構造体に働く加速度
    である請求項1に記載のX線露光用マスク構造体。
  6. 【請求項6】 加速度の変化が、マスク支持枠と一体に
    形成された加速度センサーによって検知される請求項5
    に記載のX線露光用マスク構造体。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のX線露光用マスク構造
    体を使用するX線露光装置において、検知されたマスク
    支持体におけるたわみ量の変化が定常的状態に戻った後
    に露光を開始するように制御されていることを特徴とす
    るX線露光装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のX線露光用マスク構造
    体を使用するX線露光装置において、マスク構造体に働
    く加速度を検知した信号に基づき作動するマスクの落下
    防止機構が設けられていることを特徴とするX線露光装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のX線露光用マスク構造
    体を使用するX線露光装置において、マスク構造体に働
    く加速度を検知した信号に基づき作動するマスク破損防
    止機構が設けられていることを特徴とするX線露光装
    置。
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