JPH05159152A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JPH05159152A JPH05159152A JP32621191A JP32621191A JPH05159152A JP H05159152 A JPH05159152 A JP H05159152A JP 32621191 A JP32621191 A JP 32621191A JP 32621191 A JP32621191 A JP 32621191A JP H05159152 A JPH05159152 A JP H05159152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- vending machine
- heater
- cooler
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】据付済の自動販売機において、圧縮機、ヒータ
等大きな構成機器を取替ることなく消費エネルギの低減
を図る。 【構成】庫内の冷却空気又は加温空気を循環させるファ
ンにサイクル運転用タイマを設けファンを極めて短サイ
クルで間欠運転することで庫内の冷却又は加温を下部を
主体に、上部の熱交換を少なくし全体としての消費エネ
ルギを低減させる。
等大きな構成機器を取替ることなく消費エネルギの低減
を図る。 【構成】庫内の冷却空気又は加温空気を循環させるファ
ンにサイクル運転用タイマを設けファンを極めて短サイ
クルで間欠運転することで庫内の冷却又は加温を下部を
主体に、上部の熱交換を少なくし全体としての消費エネ
ルギを低減させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は庫内に冷却器を備え、
缶入り清涼飲料などの商品を販売する自動販売機に関す
る。
缶入り清涼飲料などの商品を販売する自動販売機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】この種の自動販売機として図３ないし図
５に示すものが公知である。図において、自動販売機は
本体ケース１及び外扉２を備え、本体ケース１内に断熱
壁及び断熱扉３によって庫内４が形成される。この庫内
４は断熱隔壁によってそれぞれ独立した複数の商品収納
室４Ａ、４Ｂ、４Ｃ、及び４Ｄに区画される。各商品収
納室には、商品を収納しかつこの商品を１個ずつ搬出す
る搬出機構を備えた商品ラック５が配設される。そして
この商品ラック下方に、商品シュート６、又その下方に
それぞれファン７と共に冷却器８、又はヒータ９、ある
いは冷却器８及びヒータ９の両方が配設され、冷却専
用、又は加熱専用、あるいは冷却加熱兼用の商品収納室
として使用される。前記冷却器８は本体ケース１底部に
設置される圧縮機１１凝縮器１２等と共に冷凍サイクル
を構成する。又前記凝縮器１２にはファン１３が付設さ
れる。１５は前記冷却器８に組込まれ圧縮機１１の運転
回路に電気的に接続されるサーモスタット、１８は庫内
４の通風路に設置されヒータ９の通電回路に電気的に接
続されるサーモスタットである。一方外扉２はその前面
に臨みディスプレイ室２１、又前面上に図示しない硬貨
投入口、商品販売用押釦等が配設されかつ商品取出口２
２が設けられる。
５に示すものが公知である。図において、自動販売機は
本体ケース１及び外扉２を備え、本体ケース１内に断熱
壁及び断熱扉３によって庫内４が形成される。この庫内
４は断熱隔壁によってそれぞれ独立した複数の商品収納
室４Ａ、４Ｂ、４Ｃ、及び４Ｄに区画される。各商品収
納室には、商品を収納しかつこの商品を１個ずつ搬出す
る搬出機構を備えた商品ラック５が配設される。そして
この商品ラック下方に、商品シュート６、又その下方に
それぞれファン７と共に冷却器８、又はヒータ９、ある
いは冷却器８及びヒータ９の両方が配設され、冷却専
用、又は加熱専用、あるいは冷却加熱兼用の商品収納室
として使用される。前記冷却器８は本体ケース１底部に
設置される圧縮機１１凝縮器１２等と共に冷凍サイクル
を構成する。又前記凝縮器１２にはファン１３が付設さ
れる。１５は前記冷却器８に組込まれ圧縮機１１の運転
回路に電気的に接続されるサーモスタット、１８は庫内
４の通風路に設置されヒータ９の通電回路に電気的に接
続されるサーモスタットである。一方外扉２はその前面
に臨みディスプレイ室２１、又前面上に図示しない硬貨
投入口、商品販売用押釦等が配設されかつ商品取出口２
２が設けられる。
【０００３】上記自動販売機は各商品ラック５に商品１
６が収容される。そしてこれらの商品は各室内にて冷却
又は加温され、販売信号により商品ラック５から搬出さ
れ商品シュート６に案内されて商品取出口２２に送出さ
れ、コールド商品又はホット商品として販売される。前
記商品収納室はコールド商品が多い場合、ホット商品に
は商品収納室４Ｂ及び４Ｃが使用され、これらの室内で
はファン７が連続運転されるとともにヒータ９に通電さ
れ商品が加熱温蔵される。一方商品収納室４Ａ及び４Ｄ
にはコールド商品が収納され、ファン７によって室内空
気が冷却器８を通して循環され商品が冷却冷蔵される。
前記冷却器８はサーモスタット１５の働きにより、又ヒ
ータ９はサーモスタット１８の働きにより、さらにファ
ン１２は冷却器８より所定時間遅らせてＯＦＦさせる設
定により、一般に図６に示す運転チャートにより運転さ
れ、冷却器８及びファン７の停止時間又ヒータ９の非通
電時間は比較的少ない。殊にファン７は冷却器８に追従
させず連続運転されるものが増加している。
６が収容される。そしてこれらの商品は各室内にて冷却
又は加温され、販売信号により商品ラック５から搬出さ
れ商品シュート６に案内されて商品取出口２２に送出さ
れ、コールド商品又はホット商品として販売される。前
記商品収納室はコールド商品が多い場合、ホット商品に
は商品収納室４Ｂ及び４Ｃが使用され、これらの室内で
はファン７が連続運転されるとともにヒータ９に通電さ
れ商品が加熱温蔵される。一方商品収納室４Ａ及び４Ｄ
にはコールド商品が収納され、ファン７によって室内空
気が冷却器８を通して循環され商品が冷却冷蔵される。
前記冷却器８はサーモスタット１５の働きにより、又ヒ
ータ９はサーモスタット１８の働きにより、さらにファ
ン１２は冷却器８より所定時間遅らせてＯＦＦさせる設
定により、一般に図６に示す運転チャートにより運転さ
れ、冷却器８及びファン７の停止時間又ヒータ９の非通
電時間は比較的少ない。殊にファン７は冷却器８に追従
させず連続運転されるものが増加している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで自動販売機は
設置後大きな構成機器の取替などを行うことなく、消費
エネルギを減少させたいと要望されることがある。
設置後大きな構成機器の取替などを行うことなく、消費
エネルギを減少させたいと要望されることがある。
【０００５】この発明は前記要望に応えて、既製作のも
のに対して消費エネルギの節約を可能とする自動販売機
を提供することを目的とする。
のに対して消費エネルギの節約を可能とする自動販売機
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、商品を収納する庫内に冷却器及
びファンを備え、前記ファンによって庫内空気を冷却器
を通して循環させ、前記商品を冷却し、販売する自動販
売機、あるいは商品を収納する庫内にヒータ及びファン
を備え、前記ファンによって庫内空気をヒータを通して
循環させ、前記商品を加温し、販売する自動販売機にお
いて、前記ファンの給電回路にサイクル運転用タイマを
介挿設置し前記ファンを短時間サイクルで間欠運転する
ものとする。
に、この発明によれば、商品を収納する庫内に冷却器及
びファンを備え、前記ファンによって庫内空気を冷却器
を通して循環させ、前記商品を冷却し、販売する自動販
売機、あるいは商品を収納する庫内にヒータ及びファン
を備え、前記ファンによって庫内空気をヒータを通して
循環させ、前記商品を加温し、販売する自動販売機にお
いて、前記ファンの給電回路にサイクル運転用タイマを
介挿設置し前記ファンを短時間サイクルで間欠運転する
ものとする。
【０００７】
【作用】例えばコールド商品を販売する自動販売機で
は、冷却器８で冷却された空気がファン７の頻繁な間欠
運転によって庫内では商品が販売待機する下部を主体に
循環し、庫内上部での熱交換を少なく冷却空気が余り加
温されずに戻ってくるので庫内下部が早く冷却され、か
つサーモスタットがこれを感知して圧縮機の運転時間が
短かくなる。ホット商品を販売する自動販売機でも同様
の作用によりヒータの通電時間が短かくなる。しかして
自動販売機全体としての消費エネルギが低減される。
は、冷却器８で冷却された空気がファン７の頻繁な間欠
運転によって庫内では商品が販売待機する下部を主体に
循環し、庫内上部での熱交換を少なく冷却空気が余り加
温されずに戻ってくるので庫内下部が早く冷却され、か
つサーモスタットがこれを感知して圧縮機の運転時間が
短かくなる。ホット商品を販売する自動販売機でも同様
の作用によりヒータの通電時間が短かくなる。しかして
自動販売機全体としての消費エネルギが低減される。
【０００８】
【実施例】図１及び図２はこの発明の実施例を示すもの
で、図３ないし図６と共通あるいは同一の部分は同じ符
号で示す。図１及び図２において、７ａはファン７の駆
動モータ、１７は駆動モータ７ａの電気配線の途中に介
挿設置されたサイクル運転用タイマである。
で、図３ないし図６と共通あるいは同一の部分は同じ符
号で示す。図１及び図２において、７ａはファン７の駆
動モータ、１７は駆動モータ７ａの電気配線の途中に介
挿設置されたサイクル運転用タイマである。
【０００９】前述の構成において、図１に示す如くファ
ン７はタイマ１７によって数秒間ＯＮ、数秒間ＯＦＦを
交互に行う極めて短時間のサイクルでもって間欠運転さ
れる。ファン７の頻繁なＯＮ・ＯＦＦによってファン７
から送り出される冷却空気又加温空気は比較的風速の低
いものが多くなり、商品収納室４Ａないし４Ｄの室内下
部を主体に循環し、室内下部で販売待機中の商品を十分
冷却あるいは加温し、かつ室内上部での熱交換が比較的
少ない状態で循環する。しかして冷却器８に組込まれた
サーモスタット１５の温度感知により運転される圧縮機
１１は運転時間がかなり短縮される。又サーモスタット
１８の温度感知により通電されるヒータ９の通電時間も
かなり短縮される。さらに室内上部において必要以上の
熱交換が行われないためにコールド商品用商品収納室４
Ａ，４Ｄとホット商品用商品収納室４Ｂ，４Ｃとの間の
熱あるいは冷熱のリークが無くなり商品収納室４Ａ，４
Ｄでの冷却効率及び商品収納室４Ｂ，４Ｃでの加温効率
が向上する。これらにより、この発明によれば冷却器
８、ヒータ９又圧縮機１１等の機器を交換することなく
自動販売機としての消費エネルギを減少させることがで
きて、その一例として１０数パーセントのエネルギ節約
の結果が得られている。
ン７はタイマ１７によって数秒間ＯＮ、数秒間ＯＦＦを
交互に行う極めて短時間のサイクルでもって間欠運転さ
れる。ファン７の頻繁なＯＮ・ＯＦＦによってファン７
から送り出される冷却空気又加温空気は比較的風速の低
いものが多くなり、商品収納室４Ａないし４Ｄの室内下
部を主体に循環し、室内下部で販売待機中の商品を十分
冷却あるいは加温し、かつ室内上部での熱交換が比較的
少ない状態で循環する。しかして冷却器８に組込まれた
サーモスタット１５の温度感知により運転される圧縮機
１１は運転時間がかなり短縮される。又サーモスタット
１８の温度感知により通電されるヒータ９の通電時間も
かなり短縮される。さらに室内上部において必要以上の
熱交換が行われないためにコールド商品用商品収納室４
Ａ，４Ｄとホット商品用商品収納室４Ｂ，４Ｃとの間の
熱あるいは冷熱のリークが無くなり商品収納室４Ａ，４
Ｄでの冷却効率及び商品収納室４Ｂ，４Ｃでの加温効率
が向上する。これらにより、この発明によれば冷却器
８、ヒータ９又圧縮機１１等の機器を交換することなく
自動販売機としての消費エネルギを減少させることがで
きて、その一例として１０数パーセントのエネルギ節約
の結果が得られている。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、商品を収納する庫内
に冷却器及びファンを備え、前記ファンによって庫内空
気を冷却器を通して循環させ、前記商品を冷却し、販売
する自動販売機、あるいは商品を収納する庫内にヒータ
及びファンを備え、前記ファンによって庫内電気をヒー
タを通して循環させ、前記商品を加温し、販売する自動
販売機において、前記ファンの給電回路にサイクル運転
用タイマを介挿設置し前記ファンを短時間サイクルで間
欠運転するようにしたので、冷却器、圧縮機、ヒータ等
の交換を行なうことなく、商品収納室内の効果的な冷
却、加熱により消費エネルギを低減させることができ
る。
に冷却器及びファンを備え、前記ファンによって庫内空
気を冷却器を通して循環させ、前記商品を冷却し、販売
する自動販売機、あるいは商品を収納する庫内にヒータ
及びファンを備え、前記ファンによって庫内電気をヒー
タを通して循環させ、前記商品を加温し、販売する自動
販売機において、前記ファンの給電回路にサイクル運転
用タイマを介挿設置し前記ファンを短時間サイクルで間
欠運転するようにしたので、冷却器、圧縮機、ヒータ等
の交換を行なうことなく、商品収納室内の効果的な冷
却、加熱により消費エネルギを低減させることができ
る。
【図１】この発明の実施例を示す自動販売機のファン及
び圧縮機の運転チャート
び圧縮機の運転チャート
【図２】図１の自動販売機におけるファンの給電回路図
【図３】この発明の対象となる自動販売機の断面図
【図４】図３の自動販売機の庫内平面図
【図５】図３の自動販売機における冷却器の斜視図
【図６】従来の自動販売機のファン及び圧縮機の運転チ
ャート
ャート
４ 庫内 ７ ファン ８ 冷却器 ９ ヒータ １６ 商品 １７ タイマ
Claims (2)
- 【請求項１】商品を収納する庫内に冷却器及びファンを
備え、前記ファンによって庫内空気を冷却器を通して循
環させ、前記商品を冷却し、販売する自動販売機におい
て、前記ファンの給電回路にサイクル運転用タイマを介
挿設置し前記ファンを短時間サイクルで間欠運転するこ
とを特徴とする自動販売機。 - 【請求項２】商品を収納する庫内にヒータ及びファンを
備え、前記ファンによって庫内空気をヒータを通して循
環させ、前記商品を加温し、販売する自動販売機におい
て、前記ファンの給電回路にサイクル運転用タイマを介
挿設置し前記ファンを短時間サイクルで間欠運転するこ
とを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3326211A JP3063329B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3326211A JP3063329B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 自動販売機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05159152A true JPH05159152A (ja) | 1993-06-25 |
| JP3063329B2 JP3063329B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=18185240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3326211A Expired - Fee Related JP3063329B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3063329B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005156042A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Mebix Kk | 食品商品供給用保管庫 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP3326211A patent/JP3063329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005156042A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Mebix Kk | 食品商品供給用保管庫 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3063329B2 (ja) | 2000-07-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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