JPH0515911Y2 - - Google Patents

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JPH0515911Y2
JPH0515911Y2 JP1988009907U JP990788U JPH0515911Y2 JP H0515911 Y2 JPH0515911 Y2 JP H0515911Y2 JP 1988009907 U JP1988009907 U JP 1988009907U JP 990788 U JP990788 U JP 990788U JP H0515911 Y2 JPH0515911 Y2 JP H0515911Y2
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squeegee
cleaning
floor
cleaning machine
trap
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行しながら床面をブラシで洗浄す
る床面洗浄機の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来の床面洗浄機は、回転ブラシ部分に洗剤液
を給水しながら床面をブラシ洗浄し、洗浄によつ
て生じた汚水をブラシの後方に設けたスキージー
に吸引させる様に構成されており、また、スキー
ジーにはブロアーの吸引力を汚水回収タンク及び
ホースを通して及ぼし、吸引した汚水を回収タン
クに回収する仕組に成つている。
所が、以上の如く構成した床面洗浄機は、例え
ば実公昭40−8506号公報に示されている如く洗浄
用ブラシと汚水吸引用のスキージーを機体の前部
側と後部側に距離をあけて設けているため、洗浄
用ブラシの洗浄によつて生じた汚水を全てスキー
ジーが吸引しきれずに、床面に汚水跡を残してし
まう問題があつた。更に、上記従来の床面洗浄機
では、スキージーを床面に接触したまま走行する
ため、移動時に洗浄してきれいになつた床面をこ
のスキージーが再び汚してしまう問題もあつた。
そこで本出願人は、上記の洗浄用ブラシとスキ
ージーを機体の前面部に近接させた状態で取付
け、且つ、これ等洗浄用ブラシとスキージーをリ
ンクを用いて機体に対して上下回動自在に取付け
ることによつて、上述した汚水跡と再汚染の問題
を一挙に解決した新たな床面洗浄機を開発した。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上の如く構成された新たな床面洗浄機は、洗
浄用ブラシとスキージーが近接して設けられてい
るため、ブラシ洗浄によつて発生した汚水を直ち
にスキージーが吸引できると共に、移動時にはブ
ラシとスキージーを上方に回動して床面から離す
ことができるから、上述した汚水跡と再汚染の問
題を解決することができるのであるが、しかし、
洗浄を終えてブロアーモータを停止した時とか、
更に、スキージーを洗浄用ブラシと共に上方に回
動した後、再びこれを下方に回動した時等に、回
収タンク側に吸込まれずにホースの途中に残つて
いた汚水が、ホース内面を伝わつてスキージーよ
り床面上に垂れ落ちて、床面を汚してしまう問題
があつた。
上記の問題は、吸引力が強力な大型のブロアー
モータを使用することによつて解決可能である
が、全体をコンパクトに造つた床面洗浄機の場合
は、ブロアーモータのみを大型化することができ
ず、従つて、上記汚水垂れ流しの問題は、小型化
した床面洗浄機の場合に特に顕著に現れていた。
従つて本考案の技術的課題は、吸引力の弱い小
型のブロアーモータを使用した場合でも、モータ
の停止後とか、上方に回動したスキージーを再び
下方に回動した時等に、吸引した汚水がスキージ
ーから垂れ落ちない様にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案で講
じた手段は以下の如くである。
洗浄機の機体の前面部に洗浄用ブラシ体と汚水
吸引用のスキージーを設け、これ等ブラシ体とス
キージーをリンクによつて機体に対して上下回動
自在に取付けた床面洗浄機に於いて、 上記スキージーの上面部に突設した接続口に全
体を横向きの略S字形状に形成したトラツプを接
続する一方、ブロアーの吸引作用が及ぶ回収タン
クに屈曲自在に構成した吸水ホースを接続して、
この吸水ホースの下端口に上記トラツプの上端口
を接続すること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
即ち、ブラシ洗浄によつて生じた汚水は、ブロ
アーの吸引力を利用してその発生源の近くで直ち
にスキージーがきれいに吸引することができるの
であるが、ブロアーの吸引運転を停止した時、及
び、スキージーを上方に回動した後、再び下方に
回動した時には、ホース内に残つた汚水はホース
内面を伝わつてトラツプ内に溜るから、この汚水
がスキージーより流れ落ちて床面を汚すことを防
止可能とする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係る床面洗浄機の好
適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る床面洗浄機の全体構成を
示した斜視図を、また、第2図はその要部平面図
を示すものであつて、これ等の図面に於いて、1
は内部の構造が透視できる様に仮想線で省略して
示した洗浄機体であつて、2と3はこの洗浄機体
1内に納めた汚水の回収タンクと洗浄液の給水タ
ンクを示す。4と5は上記の回収タンク2に接続
した吸水ホースと吸引ホースであつて、屈曲自在
に構成した吸水ホース4の下端口は以下に述べる
トラツプを介して洗浄機体1の前面部に設けたス
キージー6の上面中央部に突設した接続口6bに
接続され、吸引ホース5の先端は同じく洗浄機体
1内に取付けたブロアーMに接続されている。
即ち、第5図に於いて4tは上記吸水ホース4
の下端口と、スキージー6の接続口6bの間に接
続した全体が横向きの略S字形状を成すトラツプ
であつて、ブロアーMの運転を停止した時、及
び、後述するリンクを用いてスキージー6を上方
に回動した後、再び下方に回動した時には、吸水
ホース4内に残つた汚水がこのトラツプ4t内に
溜つたスキージー6の外に垂れ落ちない仕組に成
つている。
更に図中、1bと1cは洗浄機体1の前後の車
輪で、後輪1cがキヤスターの場合もある。ま
た、4aはトラツプ6の先端筒、6aはスキージ
ー6の両端部に取付けたガイドローラである。
次に、7は上面にモータ7mを備え、内側にこ
のモータ7mによつて回転される洗浄用ブラシ
(図示せず)を取付けた洗浄用ブラシ体であつて、
ブラシの部分には前記の給水タンク3からホース
(図示せず)を通して洗浄液が給水される仕組に
成つている。8aと8bはこの洗浄用ブラシ体7
を洗浄機体1の前面部に上下作動自在に取付けた
左右のリンクで、9は洗浄機体1の前面に固定し
た固定用ブラケツト、9a,9bは接続ボルト、
11と12は洗浄用ブラシ体7の上面に固定した
左右のブラケツトで、11aと12aは接続用の
軸とボルトを示す。13と14は前記のスキージ
ー6を洗浄用ブラシ体7側に接続する左右の板バ
ネであつて、これ等の板バネ13,14に支持さ
れてスキージー6が洗浄機体1と洗浄用ブラシ体
7の間で左右に自由に移動すると共に、第3図の
如く洗浄用ブラシ体7を把手7aを持つて上方に
持ち上げ開動すると、スキージー6も一緒に床面
から持ち上げられる仕組に成つている。
また、15は上記洗浄機体1の前面部と、前記
洗浄用ブラシ体7の間に架設したワンタツチステ
ーであつて、このワンタツチステー15は偏平な
角筒状に形成されたステー本体の根端部を洗浄機
体1側に固定する一方、ステー本体の内部にスラ
イド自在に嵌込まれたアーム15aの先端部を前
述したリンク8a用の取付軸11aを連結するこ
とによつて取付けられる。この様に構成したワン
タツチステー15は、洗浄用ブラシ体7を上方に
持ち上げ回動すると、アーム15aが突出してス
トツパ(図示せず)がこれを係止し、洗浄用ブラ
シ体7を傾斜状態に保持できる仕組に成つてい
る。
本考案に係る床面洗浄機は以上述べた如き構成
であるから、洗浄機体1を移動させながら洗浄用
ブラシ体7とブロアーMを作動させれば、洗浄機
体1の前面に於いて床面をきれいにブラシ洗浄で
きると共に、ブロアーMの吸引力を吸水ホース4
を通してスキージー6に及ぼすから、洗浄によつ
て発生した汚水をスキージー6で直ちに吸引して
回収タンク2に吸上げることができる。
また、上記ブロアーMの作動を停止した時に
は、回収タンク2に回収しきれずに吸水ホース4
内に残つた汚水は、ホース内面を伝わつて次第に
流下して来るが、これ等の汚水はスキージー6に
流れる前にトラツプ4t内に溜るから、汚水の流
出によつて床面が汚される心配がない。
更に、上方に回動したスキージー6を下方に回
動して床面に接触させた時も、その衝撃によつて
スキージー6から流れ出そうとする汚水はトラツ
プ4tに溜込まれ流出が防止される。
〔効果〕
従つて、本考案に係る床面洗浄機によれば、機
体の前面部に設けた洗浄用ブラシ体とスキージー
によつて床面の洗浄と、洗浄汚水の吸水を行うこ
とができるが、本考案ではスキージーの接続口と
吸水ホースの間にトラツプを設けたため、ブロア
ーの運転停止時とか、上方に回動していたスキー
ジーを下方に回動した時等に、吸水ホース内に残
つた汚水がスキージーから流れ出て床面を汚す心
配がなく、従つて、余計な2次清掃を省力化でき
る利点を発揮できるものであつて、特に、吸引力
の弱い小型のブロアーを使用し、且つ、移動時に
ブラシとスキージーを上方に回動するコンパクト
タイプの床面洗浄機に用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る床面洗浄機の内部構造を
示した斜視図で、第2図はその要部平面図、第3
図はスキージー部分の拡大斜視図である。 1は洗浄機体、2は回収タンク、4は吸水ホー
ス、4tはトラツプ、5は吸引ホース、6はスキ
ージー、6aは接続口、7は洗浄用ブラシ体、M
はブロアー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 洗浄機の機体の前面部に洗浄用ブラシ体と汚水
    吸引用のスキージーを設け、これ等ブラシ体とス
    キージーをリンクによつて機体に対して上下回動
    自在に取付けた床面洗浄機に於いて、 上記スキージーの上面部に突設した接続口に全
    体を横向きの略S字形状に形成したトラツプを接
    続する一方、ブロアーの吸引作用が及ぶ回収タン
    クに屈曲自在に構成した吸水ホースを接続して、
    この吸水ホースの下端口に上記トラツプの上端口
    を接続したことを特徴とする床面洗浄機。
JP1988009907U 1988-01-28 1988-01-28 Expired - Lifetime JPH0515911Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988009907U JPH0515911Y2 (ja) 1988-01-28 1988-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988009907U JPH0515911Y2 (ja) 1988-01-28 1988-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01115454U JPH01115454U (ja) 1989-08-03
JPH0515911Y2 true JPH0515911Y2 (ja) 1993-04-26

Family

ID=31217066

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JPH01115454U (ja) 1989-08-03

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