JP3267485B2 - 洗浄水のリサイクル機能を備えた床面洗浄機 - Google Patents

洗浄水のリサイクル機能を備えた床面洗浄機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行しながらロー
ル状に形成した洗浄ブラシを回転して床面を洗浄する床
面洗浄機(スクラバー)の技術分野に属するものであっ
て、具体的には、洗浄を終えた後の汚水を洗浄水として
リサイクルする機能を備えた床面洗浄機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の床面洗浄機には、例えば実開昭6
2−23549号公報、同62−23663号公報、及
び、同62−23664号公報等に見られるように、洗
浄水を収容する清水タンクと、スキージが吸い取った汚
水を回収する汚水タンクを別々に設けた2層タンク式構
造のものと、例えば特開平2−177929号公報に見
られるように、汚水タンクの内部に袋状の清水タンクを
収容した2重タンク式構造のものとが存在する。
【0003】以上の如く、清水タンクと汚水タンクを2
層タンク式と2重タンク式に造った従来の床面洗浄機
は、いずれも洗浄水が無くなると給水用の容器やバケツ
等を用いてこれを人力で清水タンク内に給水する一方、
汚水タンクが満タンになった場合には、排水ホースを用
いて回収した汚水を専用のタンクや下水等に排水してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、清水タンクに
対する洗浄水の給水には、洗浄水を入れた容器等をその
都度持ち運んだり、持ち上げたりしなくてはならないた
め、可成りの体力を必要とし、また、その給水作業も周
囲の床面等を濡らさないように慎重に行わなくてはなら
ないから、時間が掛って面倒であり、同様に回収した汚
水の排水作業も周囲を汚さないように慎重に行う必要が
あるため、非常に煩雑であった。
【0005】更に上記従来の床面洗浄機では、洗浄水を
一度使用すると、これが直ちに洗浄汚水として汚水タン
クにそのまま回収されて溜め込まれるため、上述したよ
うにせっかく時間と労力を掛けて給水した洗浄水を、一
度の使用だけでそっくり排水しなくてはならないから、
非常に不合理で、且つ、不経済であった。
【0006】また、汚水タンクから排水される汚水を金
網等で濾過して洗浄水としてリサイクルすることも考え
られたが、金網等で濾過する程度ではゴミが多くて洗浄
水としてそのまま再利用できないから、繰返し濾過する
必要があり、且つ、濾過した水を再び清水タンクに戻す
作業も面倒で体力と時間が掛る問題があり、加えて、汚
水タンク内には回収と共に大量の泡が発生するため、こ
れ等の泡が上記のリサイクル作業を更に難しくする一
方、清水タンクにオーバーフローした泡が吸引用ブロア
ー側に吸引されて、モータを故障させる原因ともなって
いた。
【0007】従って本発明の技術的課題は、洗浄ブラシ
で床面を洗浄した後の汚水を、スキージが吸引して汚水
タンクに回収する前に再び洗浄ブラシに送り戻して洗浄
水として再利用することによって、1回の給水で比較的
長時間洗浄運転できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0009】洗浄水の供給を受けながら全体をロール状
に形成した洗浄ブラシを回転して床面を洗浄し、洗浄後
の汚水をスキージで吸い取って回収するように構成した
床面洗浄機に於いて、
【0010】(1) 上記洗浄ブラシとスキージの間
に、回転によって洗浄ブラシが跳上げた汚水を受入れる
汚水槽を設け、この汚水槽には受入れた汚水を洗浄ブラ
シの前側に送り戻して散水する給水パイプを設けるこ
と。
【0011】(2) 汚水槽に受入れた汚水を落差によ
って洗浄ブラシの前側に自動給水できるように、汚水槽
を少くとも洗浄ブラシの接地面よりも高い位置に設け、
且つ、給水パイプの先端側を次第に下方に傾斜した構造
に構成すること。
【0012】(3) 汚水を受入れる汚水槽の上面部
に、汚水に含まれているゴミを濾過する網目構造の濾過
槽を取付け、且つ、この濾過槽を汚水槽に対して脱着自
在に構成すること。
【0013】(4) 上面口に濾過槽の底部側を嵌込ん
で取付けるように構成した汚水槽の上縁部分に、汚水を
オーバーフローさせる複数の切欠溝を凹設すること。
【0014】(5) 洗浄ブラシと汚水槽の全体を、底
面を開口したカバー体の内部に収めると共に、このカバ
ー体の天井面には上記洗浄ブラシが跳上げた汚水を汚水
槽の方向にガイドする傾斜面を設けること。
【0015】(6) 洗浄ブラシと汚水槽の間に、洗浄
ブラシが跳上げた汚水を汚水槽の方向にガイドする傾斜
したブレードを設け、このブレードの下端側には柔軟性
のあるシールゴム製の接地片を連設して、この接地片を
床面に接地せしめること。
【0016】上記(1)で述べた手段によれば、ロール
状に形成した洗浄ブラシを回転することによって床面を
洗浄した後に後方に跳上げられる汚水を、スキージが吸
い取る前にそのまま汚水槽が受入れ、且つ、この受入れ
た洗浄汚水を給水パイプを用いて再び洗浄ブラシの前に
送り戻して洗浄水として再利用するため、スキージが吸
い取って回収する汚水の量を可及的に少くして、1回の
給水で床面洗浄機を比較的長時間洗浄運転することが可
能となり、面倒な洗浄水の給水作業と汚水の排水作業の
回数を少くして、洗浄運転の省力化を可能にする。
【0017】上記(2)で述べた手段によれば、洗浄ブ
ラシの回転によって汚水槽に受入れた汚水を、汚水槽を
洗浄ブラシの接地面より高い位置に設け、且つ、給水パ
イプを先端側が次第に下方に傾斜する構造に構成するこ
とによって、汚水自体の落差によって洗浄ブラシの前部
に自然散水することを可能にする。
【0018】上記(3)で述べた手段によれば、洗浄ブ
ラシの回転によって汚水槽に向けて跳上げられる汚水
は、先ず網目構造の濾過槽に入り、ここでゴミが濾過さ
れた後に汚水槽に入るため、給水パイプを通して洗浄ブ
ラシの前にゴミを濾過した比較的きれいな洗浄汚水を給
水して散水できるため、洗浄水を複数回リサイクルする
ことができると共に、捕集したゴミは汚水槽から濾過槽
を取外すことによって容易に廃棄することができる。
【0019】汚水槽の上面口に濾過槽が嵌込まれている
関係で、汚水槽内に受入れた汚水の量が増して水位が上
がると、濾過槽内に捕集したゴミが浮き上がって外部に
溢れ出ることになるが、上記(4)で述べた手段によれ
ば、ゴミが溢れ出る前に汚水槽の上縁に凹設した切欠溝
から汚水がオーバーフローするため、捕集したゴミの溢
れ出しを防止することを可能にする。
【0020】上記(5)で述べた手段によれば、洗浄ブ
ラシと汚水槽を覆うカバー体が汚水の飛散を防止して、
洗浄ブラシが跳上げた汚水の殆どを汚水槽に回収でき、
また、カバー体の天井面に設けた傾斜面は上記洗浄ブラ
シが跳上げた汚水を跳返して、効率良く汚水槽内に導く
ことを可能にする。
【0021】上記(6)で述べた手段によれば、洗浄ブ
ラシが跳上げた汚水を傾斜しブレードが効率良く汚水槽
の内部に向けて導くと共に、ブレードの下端部に連設し
たシールゴム製の接地片が床面上の汚水を掻寄せて後方
に逃がさないから、洗浄ブラシに給水された洗浄水の殆
どをリサイクルにまわすことを可能にする。
【0022】以上述べた如くであるから、上記(1)〜
(6)に述べた手段によって上述した技術的課題を解決
して、前記従来技術の問題点を解消することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、上述した本発明に係る洗
浄水のリサイクル機能を備えた床面洗浄機の実施の形態
を、添付した図面と共に詳細に説明する。
【0024】図1は床面を洗浄している状態を、また、
図2は洗浄ブラシを持ち上げて床面を洗浄してない時の
状態を示した本発明に係る床面洗浄機の一部断面側面図
を示したものであり、図3は本発明の要部の構成を示し
た平断面図、図4は同じく要部の斜視図を示したもので
あって、これ等の図面に於いて1は床面洗浄機で、2は
その車体、3と4は走行用の車輪、5は運転席、6は運
転用ハンドル、7は洗浄水と回収した汚水用のタンク
(実際には別々に設けられている)、VAは駆動用のバ
ッテリー、9は洗浄後の汚水を吸引用ブロアー(図示省
略)の吸引作用を受けて吸い取り、これをバキュームホ
ース8を通して汚水用のタンク7に回収するスキージ、
10はスキージ9を車体2の後部に連結する連結具を示
す。
【0025】尚、図面には床面洗浄機1として搭乗式の
ものが記載されているが、これは実施の一例であって、
操作者が歩行しながら床面洗浄機1を運転操作する自走
歩行式タイプのものであってもよく、その選択は任意と
する。
【0026】次に、11は車体2の前部側底面の左右に
設けた支持板11a,11aの間に回動自在に架設した
メインシャフト、13は全体が底面を開口したボックス
状を成し、その背板13aの上部左右両側に突設したブ
ラケット12,12を上記メインシャフト11に固着す
ることによって、車体2の底部に片持ち式に、且つ、上
下回動自在に取付けたカバー体を示す。
【0027】16と17は根端部に設けた取付用のブシ
ュ16a,17aを用いて上記メインシャフト11の左
右両端部に片持ち式に固定した左右の支持アーム、16
S,17Sはこれ等左右の支持アーム16,17の先端
部に回転自在に取付けたブラシシャフト、20は上記カ
バー体13の内部に位置させた状態で左右のブラシシャ
フト16S,17Sの間に取付けたロールタイプの洗浄
ブラシ、18は一方の支持アーム16に取付けたブラシ
用モータ、19は上記一方のブラシシャフト16Sの外
端部に取付けた連動リール16bと、ブラシ用モータ1
8の回転軸に取付けた駆動リール18aの間に掛渡した
駆動ベルトであって、ブラシ用モータ18を起動すると
洗浄ブラシ20がカバー体13内で図1に於いて反時計
回転方向(矢印方向)に回転して、床面を洗浄するよう
に構成されている。
【0028】14は車体2の運転席5の近くに取付台1
4Tを用いて上下回動自在に取付けたリフトアクチュエ
ーター、15は上端をこのリフトアクチュエーター14
のロッド14aに連結し、下端部を上記メインシャフト
11に固着したリフトアームであって、上記のリフトア
クチュエーター14がロッド14aを引込むと、リフト
アーム15がメインシャフト11を図1に於いて時計回
転方向に回動して、このメインシャフト11に片持ち式
に取付けたカバー体13と左右の支持アーム16,17
を床面に向けて降下回動し、カバー体13の下側縁と洗
浄ブラシ20を図1に示すように床面に接地(接面)さ
せる仕組に成っている。
【0029】また、上記リフトアクチュエーター14が
ロッド14aを押し出し作動すると、メインシャフト1
1が図2に於いて反時計回転方向に回転して、床面に接
地していたカバー体13と洗浄ブラシ20を図2に示す
ように持ち上げる仕組に成っており、従って、床面洗浄
機1を単に走行移動させる時は、図2の持ち上げ状態に
して床面から洗浄ブラシ20を離して走行させることが
できる。
【0030】30は、タンク7に収容した洗浄水を、注
水パイプ30aと30b及び左右の接続パイプ31a,
31aを通して上記カバー体13の背板13aの内側面
中央と左右両側に夫々取付けた各スプレーノズル31,
32,32に圧縮供給して、この洗浄水を洗浄ブラシ2
0の前面部側に噴射する給水ポンプである。
【0031】13Tは、上記カバー体13の後端部を洗
浄ブラシ20に向けて内部13X側に折り曲げることに
よって、洗浄ブラシ20の後方位置に構成した保持枠
で、この保持枠13Tの内側には洗浄ブラシ20の接地
面より上段に位置させた状態で汚水受入れ用の汚水槽2
3が取付けられ、且つ、この汚水槽23の側端面には、
汚水槽23に受入れた汚水を上記洗浄ブラシ20の前部
下側に配管した散水管26aに供給して、これを多数の
散水孔26b…から散水することができる給水パイプ2
6が接続されている。
【0032】加えて上記の給水パイプ26は、洗浄ブラ
シ20の接地面よりも上段に設けた汚水槽23から、汚
水を落差によって散水管26a側に自然給水できるよう
に、図1並びに図4に示すようにその先端側、即ち、散
水管26aを接続した側を次第に下方に傾斜して、ポン
プ等の動力を使用せずに汚水を洗浄ブラシ20に自然に
還元して再利用できるように構成されている。
【0033】25は上記汚水槽23の開口した上面口に
その底面部を嵌込むことによって、上下2段式に取付け
られる金網製の濾過槽、DS…はこの濾過槽25が捕集
したゴミ、23a…は汚水槽23の上縁口に凹設したオ
ーバーフロー用の切欠溝、13Hはオーバーフローした
汚水が流れるカバー体13の隙間、24,24は汚水槽
23を固定するホルダーであって、汚水槽23に溜った
汚水がこの切欠溝23a…を超えるとオーバーフローし
て、濾過槽25内に捕集したゴミDSが外部に溢れ出な
い仕組に成っている。
【0034】13bは、洗浄ブラシ20の回転によって
カバー体13の後部上方に跳上げた洗浄後の汚水を、後
方に設けた汚水槽23の上面側、即ち、濾過槽25の内
部に案内するために、カバー体13の後部天井面に形成
した傾斜面、21,22は洗浄ブラシ20が跳上げた汚
水がカバー体13の両側部から漏れ出さないように、カ
バー体13の両側面に取付けたサイドシールゴムを示
す。
【0035】また、28は洗浄ブラシ20が跳上げた汚
水を上記濾過槽25の上面口にガイドするために、洗浄
ブラシ20の後部に先端側を上向きに傾斜させた状態で
取付けたゴム製のブレード、27はこのブレード28の
底面に接着した柔軟性のあるシールゴム板で、このゴム
板27の下端部は床面に接して汚水を掻き寄せる接地片
27aに成っている。
【0036】13Yは上記カバー体13の内部13Xに
設けた保持枠13Tの先端を、更に洗浄ブラシ20側に
向けて延設して構成した断面略へ字形状の支持板で、こ
の支持板13Yの傾斜した上面に上述したシールゴム板
27とブレード28が2枚に重ねて取付けられ、且つ、
これ等シールゴム板27とブレード28の上端部分に上
記濾過槽25の支持用フック25aが懸掛されて、汚水
槽23に対する濾過槽25の2段重ね状態を保持してい
る。
【0037】尚、濾過槽25内に溜ったゴミDSを廃棄
する場合は、図2に示すようにカバー体13と洗浄ブラ
シ20を上方に回動した後、一方のサイドシールゴム2
2を図3に示した仮想線に示した状態に押し開き、手を
差し入れて濾過槽25を汚水槽23の上面口から取外し
てカバー体13の外に引出せばよい。
【0038】本発明に係る洗浄水のリサイクル機能を備
えた床面洗浄機は以上述べた如き構成であるから、床面
を洗浄するに当って給水ポンプ30を介して各スプレー
ノズル31,32,32から洗浄ブラシ20に噴射され
た洗浄水は、洗浄ブラシ20の回転によって床面を洗浄
して汚水と成った後に、洗浄ブラシ20の跳上げとカバ
ー体13の傾斜面13b、並びに、ブレード28による
案内作用と接地片27aの掻き集め作用によって、その
殆どが汚水槽23内に導かれて収容され、次いで給水パ
イプ26を通して再び洗浄ブラシ20に還元されて洗浄
水として再利用される。
【0039】また、汚水槽23に受入れた汚水を洗浄ブ
ラシ20側に還元する場合、給水パイプ26の傾斜を利
用して落差による自然給水を行うため、還元用のポンプ
等を設ける必要がなく、従って、床面洗浄機の構成をい
たずらに複雑化したり、高コスト化することがないか
ら、容易に実現することが可能である。
【0040】更に、洗浄ブラシ20側に還元される汚水
は、網目構造の濾過槽25を通してゴミDSを除去して
いるため、そのまま洗浄水として再利用することができ
ると共に、汚水が汚水槽23内に大量に溜って切欠溝2
6a…を超えた場合には、オーバーフローして濾過槽2
5が捕集したゴミDS…の流出を防止できるため、汚水
を比較的きれいな環境下でリサイクルすることができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る洗浄水
のリサイクル機能を備えた床面洗浄機によれば、洗浄水
をリサイクルしてその消費量を可及的に少くできるた
め、1回の給水で広い面積の床面を洗浄できると共に、
洗浄水の給水と汚水の排水の回数を少くして、省力化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄水のリサイクル機能を備えた
床面洗浄機の洗浄運転時の状態を示した一部断面側面図
である。
【図2】同じく本発明に係る床面洗浄機の洗浄停止時の
状態を示した一部断面側面図である。
【図3】本発明の要部の構成を示した平断面図である。
【図4】同じく本発明の要部の構成を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 床面洗浄機 2 車体 7 タンク 9 スキージ 13 カバー体 13b 傾斜面 20 洗浄ブラシ 23 汚水槽 23a 切欠溝 25 濾過槽 26 給水パイプ 26a 散水管 27a シールゴム製の接地片 28 ブレード 31,32 スプレーノズル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−191330(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 11/03 A47L 11/08 A47L 11/204 B08B 3/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水の供給を受けながら全体をロール
    状に形成した洗浄ブラシを回転して床面を洗浄し、洗浄
    後の汚水をスキージで吸い取って回収するように構成し
    た床面洗浄機に於いて、 上記洗浄ブラシとスキージの間に、回転によって洗浄ブ
    ラシが跳上げた汚水を受入れる汚水槽を設け、この汚水
    槽には受入れた汚水を洗浄ブラシの前側に送り戻して散
    水する給水パイプを設けたことを特徴とする洗浄水のリ
    サイクル機能を備えた床面洗浄機。
  2. 【請求項2】 汚水槽に受入れた汚水を落差によって洗
    浄ブラシの前側に自動給水できるように、汚水槽を少く
    とも洗浄ブラシの接地面よりも高い位置に設け、且つ、
    給水パイプの先端側を次第に下方に傾斜した構造に構成
    したことを特徴とする請求項1記載の洗浄水のリサイク
    ル機能を備えた床面洗浄機。
  3. 【請求項3】 汚水を受入れる汚水槽の上面部に、汚水
    に含まれているゴミを濾過する網目構造の濾過槽を取付
    け、且つ、この濾過槽を汚水槽に対して脱着自在に構成
    したことを特徴とする請求項1記載の洗浄水のリサイク
    ル機能を備えた床面洗浄機。
  4. 【請求項4】 上面口に濾過槽の底部側を嵌込んで取付
    けるように構成した汚水槽の上縁部分に、汚水をオーバ
    ーフローさせる複数の切欠溝を凹設したことを特徴とす
    る請求項3記載の洗浄水のリサイクル機能を備えた床面
    洗浄機。
  5. 【請求項5】 洗浄ブラシと汚水槽の全体を、底面を開
    口したカバー体の内部に収めると共に、このカバー体の
    天井面には上記洗浄ブラシが跳上げた汚水を汚水槽の方
    向にガイドする傾斜面を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の洗浄水のリサイクル機能を備えた床面洗浄機。
  6. 【請求項6】 洗浄ブラシと汚水槽の間に、洗浄ブラシ
    が跳上げた汚水を汚水槽の方向にガイドする傾斜したブ
    レードを設け、このブレードの下端側には柔軟性のある
    シールゴム製の接地片を連設して、この接地片を床面に
    接地せしめたことを特徴とする請求項1記載の洗浄水の
    リサイクル機能を備えた床面洗浄機。
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