JPH0515870A - 航空機循環式トイレ用化学系汚水処理剤 - Google Patents
航空機循環式トイレ用化学系汚水処理剤Info
- Publication number
- JPH0515870A JPH0515870A JP3176927A JP17692791A JPH0515870A JP H0515870 A JPH0515870 A JP H0515870A JP 3176927 A JP3176927 A JP 3176927A JP 17692791 A JP17692791 A JP 17692791A JP H0515870 A JPH0515870 A JP H0515870A
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- Japan
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- aircraft
- treatment agent
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- propanediol
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Abstract
(57)【要約】
【目的】広い温度変化に対しても安定な処理効果を示
し、更に殺菌、及び防腐性を有する航空機循環式トイレ
用化学系汚水処理剤を提供することを目的とする。 【構成】グアニジン系化合物、ジオ−ル系化合物から選
択された１つ以上の化合物と、無水硫酸マグネシウム、
香料及び有機酸を含有することを特徴とする航空機循環
式トイレ用化学系汚水処理剤である。
し、更に殺菌、及び防腐性を有する航空機循環式トイレ
用化学系汚水処理剤を提供することを目的とする。 【構成】グアニジン系化合物、ジオ−ル系化合物から選
択された１つ以上の化合物と、無水硫酸マグネシウム、
香料及び有機酸を含有することを特徴とする航空機循環
式トイレ用化学系汚水処理剤である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、簡便に使用できる航空
機循環式トイレ用化学系汚水処理剤に関する。
機循環式トイレ用化学系汚水処理剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、航空機循環式トイレ用汚物処理剤
としては、酸やアルカリなどを用いて、化学的に分解
処理するもの、酵素や微生物を含有する溶液に浸し、
分解するものが、行なわれている。このうち、トイレ処
理剤として、ホルムアルデヒド、或いは次亜塩素酸ナト
リウム等の化学薬品を使用しているものは、その薬品自
体の特有の臭気のため、与える印象が良くなく、更に、
有効時間が短く或いは青色着色ができないものである。
更に、塩素系処理剤は、汚物分解時の塩素ガスの発生等
問題が多い。また、その消臭効果の安定性や即効性につ
いては一部不安な面もあった。
としては、酸やアルカリなどを用いて、化学的に分解
処理するもの、酵素や微生物を含有する溶液に浸し、
分解するものが、行なわれている。このうち、トイレ処
理剤として、ホルムアルデヒド、或いは次亜塩素酸ナト
リウム等の化学薬品を使用しているものは、その薬品自
体の特有の臭気のため、与える印象が良くなく、更に、
有効時間が短く或いは青色着色ができないものである。
更に、塩素系処理剤は、汚物分解時の塩素ガスの発生等
問題が多い。また、その消臭効果の安定性や即効性につ
いては一部不安な面もあった。
【０００３】また、以上の従来の汚物処理剤では、温度
やｐＨ変化による性能低下がさけられなかった。特に、
零下の高度を飛行するときトイレ溜が−１０℃以下にな
る時、或いは、熱帯の飛行場では、４０℃以上の気温に
なり、温度変化の範囲が広いものであり、トイレ悪臭が
優位になり、従来の方法では消臭できなかった。また、
時として、乗客が不用意に投入する食品などによるｐＨ
変化も考慮しておく必要があると考えられる。
やｐＨ変化による性能低下がさけられなかった。特に、
零下の高度を飛行するときトイレ溜が−１０℃以下にな
る時、或いは、熱帯の飛行場では、４０℃以上の気温に
なり、温度変化の範囲が広いものであり、トイレ悪臭が
優位になり、従来の方法では消臭できなかった。また、
時として、乗客が不用意に投入する食品などによるｐＨ
変化も考慮しておく必要があると考えられる。
【０００４】また、従来の処理剤では、比較的長期間の
脱、消臭は困難で、化学薬品によるものが主流である
が、例えば、ホルムアルデヒド、次亜塩素酸ナトリウム
などを使用したものが多い。この他に、微生物と植物抽
出油とを組合わせたものもあるが、これは、微生物によ
り、汚物を分解し、発生したアンモニアや硫化水素を植
物抽出油に吸収、処理させるタイプのものである。微生
物を利用した消臭剤は、汚物分解し、アンモニア等の悪
臭を抑制し、吸着するが、上記のように広い温度範囲に
わたり変化すると、逆効果になることもある。微生物と
植物抽出油とを組合わせたものの場合、微生物が汚物中
の有機物を分解し、アンモニアや硫化水素、メチルメル
カプタンなどの発生した悪臭を植物抽出油が充分に処理
できず、３〜４日間の脱、消臭も困難となっている。更
に、上記の方法では、色素を分解するため、クリ−ン感
を持たせる色素の混入が出来ず、クリ−ン感に欠けるこ
ととなる。
脱、消臭は困難で、化学薬品によるものが主流である
が、例えば、ホルムアルデヒド、次亜塩素酸ナトリウム
などを使用したものが多い。この他に、微生物と植物抽
出油とを組合わせたものもあるが、これは、微生物によ
り、汚物を分解し、発生したアンモニアや硫化水素を植
物抽出油に吸収、処理させるタイプのものである。微生
物を利用した消臭剤は、汚物分解し、アンモニア等の悪
臭を抑制し、吸着するが、上記のように広い温度範囲に
わたり変化すると、逆効果になることもある。微生物と
植物抽出油とを組合わせたものの場合、微生物が汚物中
の有機物を分解し、アンモニアや硫化水素、メチルメル
カプタンなどの発生した悪臭を植物抽出油が充分に処理
できず、３〜４日間の脱、消臭も困難となっている。更
に、上記の方法では、色素を分解するため、クリ−ン感
を持たせる色素の混入が出来ず、クリ−ン感に欠けるこ
ととなる。
【０００５】また、植物精油は、抗菌効果、悪臭中和効
果、更に、悪臭吸収効果があるが、それだけでのマクス
効果は、実際の効力としては、少なく、不充分である。
果、更に、悪臭吸収効果があるが、それだけでのマクス
効果は、実際の効力としては、少なく、不充分である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を克服すべく、非常に広い温度変化による消臭効果の
妨害を充分考慮すべく、鋭意研究を重ねた結果、これら
の対策として、強力な防腐剤としてグアニジン系化合
物、プロパンジオ−ル系化合物から選択された防腐剤を
利用することにより、多少の温度幅やｐＨ変化に対して
も安定な消臭効果を示すようにしたこと、更に植物精
油を添加して悪臭除去を強化したこと、有機酸を加え
ることにより、ｐＨを低下させ、前記の防腐剤がより効
果を示すｐＨ範囲を作ること。以上の３つの手段をとる
ことにより、従来の処理剤より有効な汚物処理剤を提供
することができた。
点を克服すべく、非常に広い温度変化による消臭効果の
妨害を充分考慮すべく、鋭意研究を重ねた結果、これら
の対策として、強力な防腐剤としてグアニジン系化合
物、プロパンジオ−ル系化合物から選択された防腐剤を
利用することにより、多少の温度幅やｐＨ変化に対して
も安定な消臭効果を示すようにしたこと、更に植物精
油を添加して悪臭除去を強化したこと、有機酸を加え
ることにより、ｐＨを低下させ、前記の防腐剤がより効
果を示すｐＨ範囲を作ること。以上の３つの手段をとる
ことにより、従来の処理剤より有効な汚物処理剤を提供
することができた。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
な課題の解決のために成されたもので、グアニジン系化
合物、プロパンジオ−ル系化合物から選択された１つ以
上の化合物と、無水硫酸マグネシウム、香料及び有機酸
を含有することを特徴とする航空機循環式トイレ用化学
系汚水処理剤を提供する。また、そのプロパンジオ−ル
系化合物は、２−ブロモ−２−ニトロ−１，３−プロパ
ンジオ−ル、２−ブロモ−２−メチル−１，３、−プロ
パンジオール、１，４−ジオキサン−２，３−ジオー
ル、２−メチルー２−ニトロ−１，３、−プロパンジオ
ールが好適である。
な課題の解決のために成されたもので、グアニジン系化
合物、プロパンジオ−ル系化合物から選択された１つ以
上の化合物と、無水硫酸マグネシウム、香料及び有機酸
を含有することを特徴とする航空機循環式トイレ用化学
系汚水処理剤を提供する。また、そのプロパンジオ−ル
系化合物は、２−ブロモ−２−ニトロ−１，３−プロパ
ンジオ−ル、２−ブロモ−２−メチル−１，３、−プロ
パンジオール、１，４−ジオキサン−２，３−ジオー
ル、２−メチルー２−ニトロ−１，３、−プロパンジオ
ールが好適である。
【０００８】
【作用】本発明の航空機循環式トイレ用化学系汚水処理
剤には、防腐剤、殺菌剤として、グアニジン系化合物、
ジオ−ル系化合物から選択された１つ以上の化合物を使
用し、更に、無水硫酸マグネシウム、香料、有機酸を併
用することにより、使用に簡便な航空機循環式トイレ用
化学系汚水処理剤を提供した。更に、本発明の処理剤
は、比較的に長期間にわたり、悪臭を脱、消臭できる航
空機循環式トイレ用化学系汚水処理剤である。
剤には、防腐剤、殺菌剤として、グアニジン系化合物、
ジオ−ル系化合物から選択された１つ以上の化合物を使
用し、更に、無水硫酸マグネシウム、香料、有機酸を併
用することにより、使用に簡便な航空機循環式トイレ用
化学系汚水処理剤を提供した。更に、本発明の処理剤
は、比較的に長期間にわたり、悪臭を脱、消臭できる航
空機循環式トイレ用化学系汚水処理剤である。
【０００９】更に、その航空機循環式トイレ用化学系汚
水処理剤は、取り扱いが簡便であり、単に、トイレ壷に
投入することにより、充分有効に、消臭効果を働かせる
ことができる。
水処理剤は、取り扱いが簡便であり、単に、トイレ壷に
投入することにより、充分有効に、消臭効果を働かせる
ことができる。
【００１０】更に、本発明の航空機循環式トイレ用化学
系汚水処理剤には、防腐剤として、グアニジン系化合
物、ジオ−ル系化合物から選択された１つ以上の化合物
を使用し、防腐、殺菌効果を奏するもので、実質的に汚
水を処理できる処理剤である。ジオ−ル系化合物として
は、２−ブロモ−２−ニトロ−１，３−プロパンジオ−
ル、２−ブロモ−２−メチル−１，３−プロパンジオ−
ル、１，４−ジオキサン−２，３−ジオ−ル、２−メチ
ル−２−ニトロ−１，３−プロパンジオ−ルが好適であ
る。また、グアニジン系化合物としては、グルコン酸ク
ロロヘキシジンが好適である。更に、本発明の航空機循
環式トイレ用化学系汚水処理剤には、所望により、色素
を添加し、快い色調の処理剤にできる。好適な色素とし
ては、チアジン系、オキサジン系、トリフェニルメタン
系等の青色色素である。
系汚水処理剤には、防腐剤として、グアニジン系化合
物、ジオ−ル系化合物から選択された１つ以上の化合物
を使用し、防腐、殺菌効果を奏するもので、実質的に汚
水を処理できる処理剤である。ジオ−ル系化合物として
は、２−ブロモ−２−ニトロ−１，３−プロパンジオ−
ル、２−ブロモ−２−メチル−１，３−プロパンジオ−
ル、１，４−ジオキサン−２，３−ジオ−ル、２−メチ
ル−２−ニトロ−１，３−プロパンジオ−ルが好適であ
る。また、グアニジン系化合物としては、グルコン酸ク
ロロヘキシジンが好適である。更に、本発明の航空機循
環式トイレ用化学系汚水処理剤には、所望により、色素
を添加し、快い色調の処理剤にできる。好適な色素とし
ては、チアジン系、オキサジン系、トリフェニルメタン
系等の青色色素である。
【００１１】本発明の航空機循環式トイレ用化学系汚水
処理剤に使用する香料は、悪臭物質のアンモニア、硫化
水素、メルカプタン類を吸収、中和する効果のあるもの
で、また、悪臭に対してマスク効果も有する。香料とし
ては、レモンオイル、レモングラス、シナモン油、ラベ
ンダ−油、ベチバ−油などが好適である。また、有機酸
は、汚水の酸性、アルカリ性に対して、影響されないよ
うに、緩和効果を有し、ｐＨ調整でき、また、アンモニ
ア処理にも効果がある。更に、無水硫酸マグネシウム
は、本発明の処理剤の保存安定性を高めるために、吸湿
性の大きい有機酸や液体消臭成分の吸着剤として必要な
ものである。
処理剤に使用する香料は、悪臭物質のアンモニア、硫化
水素、メルカプタン類を吸収、中和する効果のあるもの
で、また、悪臭に対してマスク効果も有する。香料とし
ては、レモンオイル、レモングラス、シナモン油、ラベ
ンダ−油、ベチバ−油などが好適である。また、有機酸
は、汚水の酸性、アルカリ性に対して、影響されないよ
うに、緩和効果を有し、ｐＨ調整でき、また、アンモニ
ア処理にも効果がある。更に、無水硫酸マグネシウム
は、本発明の処理剤の保存安定性を高めるために、吸湿
性の大きい有機酸や液体消臭成分の吸着剤として必要な
ものである。
【００１２】本発明の航空機循環式トイレ用化学系汚水
処理剤は、好適な配合は、グアニジン系化合物、ジオ−
ル系化合物から選択された１つ以上の化合物７〜２０重
量部で、香料は、２〜８重量部、有機酸は、３〜２０重
量部で、そして、色素は、０．５〜５重量部の範囲であ
る。選択された化合物は、７重量部未満では、殺菌、防
腐性が十分でなく、２０重量部を超えても変わらない。
香料は、２重量部未満では悪臭物質の吸収、中和力に欠
け、８重量部を超えても性能は変わらない。また、有機
酸は、３重量部未満でｐＨ調整が十分でなく、２０重量
部を超えると、逆に酸性が高くなり良くない。そして、
色素は、０．５重量部未満では、屎尿色のいんぺいが十
分でなく、５重量部を超えるも変わらない。更に、使用
するジオ−ル系化合物は、２−ブロモ−２−ニトロ−
１，３−プロパンジオ−ル、２−ブロモ−２−メチル−
１，３−プロパンジオ−ル、１，４−ジオキサン−２，
３−ジオ−ル、２−メチル−２−ニトロ−１，３−プロ
パンジオ−ルが好適である。また、グアニジン系化合物
は、グルコン酸クロロヘキシジンが好適である。
処理剤は、好適な配合は、グアニジン系化合物、ジオ−
ル系化合物から選択された１つ以上の化合物７〜２０重
量部で、香料は、２〜８重量部、有機酸は、３〜２０重
量部で、そして、色素は、０．５〜５重量部の範囲であ
る。選択された化合物は、７重量部未満では、殺菌、防
腐性が十分でなく、２０重量部を超えても変わらない。
香料は、２重量部未満では悪臭物質の吸収、中和力に欠
け、８重量部を超えても性能は変わらない。また、有機
酸は、３重量部未満でｐＨ調整が十分でなく、２０重量
部を超えると、逆に酸性が高くなり良くない。そして、
色素は、０．５重量部未満では、屎尿色のいんぺいが十
分でなく、５重量部を超えるも変わらない。更に、使用
するジオ−ル系化合物は、２−ブロモ−２−ニトロ−
１，３−プロパンジオ−ル、２−ブロモ−２−メチル−
１，３−プロパンジオ−ル、１，４−ジオキサン−２，
３−ジオ−ル、２−メチル−２−ニトロ−１，３−プロ
パンジオ−ルが好適である。また、グアニジン系化合物
は、グルコン酸クロロヘキシジンが好適である。
【００１３】次に、本発明の航空機循環式トイレ用化学
系汚水処理剤を具体的に実施例により説明するが、本発
明はそれらによって限定されるものではない。
系汚水処理剤を具体的に実施例により説明するが、本発
明はそれらによって限定されるものではない。
【００１４】
【実施例】１，４−ジオキサン−２，３−ジオ−ル１０
ｇ、酒石酸１０ｇ、メチレンブル−３ｇ、無水硫酸マグ
ネシウム１９ｇ、レモングラスオイル８ｇの混合物を、
トイレ処理剤として用いる。次に、調製した粉末処理剤
５０ｇで使用した結果を示す。以上の試験対象の航空機
循環式トイレ用化学系汚水処理剤を、トイレに、投入し
て、その結果を観察した。以上の試験対象の航空機循環
式トイレ用化学系汚水処理剤を、トイレに、投入して、
高温４０℃に２４時間保持し、アンモニア、硫化水素及
びメチルメルカプタンの各成分について、室温で、北川
式検知管で測定し、更に、低温０℃に２４時間保持した
後に、室温で、北川式検知管で測定した。その結果を表
１に示す。
ｇ、酒石酸１０ｇ、メチレンブル−３ｇ、無水硫酸マグ
ネシウム１９ｇ、レモングラスオイル８ｇの混合物を、
トイレ処理剤として用いる。次に、調製した粉末処理剤
５０ｇで使用した結果を示す。以上の試験対象の航空機
循環式トイレ用化学系汚水処理剤を、トイレに、投入し
て、その結果を観察した。以上の試験対象の航空機循環
式トイレ用化学系汚水処理剤を、トイレに、投入して、
高温４０℃に２４時間保持し、アンモニア、硫化水素及
びメチルメルカプタンの各成分について、室温で、北川
式検知管で測定し、更に、低温０℃に２４時間保持した
後に、室温で、北川式検知管で測定した。その結果を表
１に示す。
【００１５】［結果］
【表１】
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の航空機循
環式トイレ用化学系汚水処理剤により、前記のような効
果が得られた。それらをまとめると、次のような顕著な
技術的効果となる。即ち、本発明の航空機循環式トイレ
用化学系汚水処理剤は、簡便に使用でき、広い範囲の温
度変化に対しても、程度の期間にわたり、継続して効果
を奏することができる。即ち、長期間に渡り、継続し、
当初予測しなかった消臭効果をも長期的に略完全に持続
させることができた。第２に、ジオ−ル系化合物、グア
ニジン系化合物から選択された１つ以上の化合物は、防
腐、殺菌性が高く、その効果を極めて長く維持できる。
第３に、香料による悪臭物質の中和効果、吸収効果と有
機酸の相乗効果が消臭力を更にカバ−し、青色色素は、
屎尿色をいんぺいし、処理場での活性汚泥処理による脱
色が容易である。第４に、粉末であるので、ハンドリン
グが容易である。
環式トイレ用化学系汚水処理剤により、前記のような効
果が得られた。それらをまとめると、次のような顕著な
技術的効果となる。即ち、本発明の航空機循環式トイレ
用化学系汚水処理剤は、簡便に使用でき、広い範囲の温
度変化に対しても、程度の期間にわたり、継続して効果
を奏することができる。即ち、長期間に渡り、継続し、
当初予測しなかった消臭効果をも長期的に略完全に持続
させることができた。第２に、ジオ−ル系化合物、グア
ニジン系化合物から選択された１つ以上の化合物は、防
腐、殺菌性が高く、その効果を極めて長く維持できる。
第３に、香料による悪臭物質の中和効果、吸収効果と有
機酸の相乗効果が消臭力を更にカバ−し、青色色素は、
屎尿色をいんぺいし、処理場での活性汚泥処理による脱
色が容易である。第４に、粉末であるので、ハンドリン
グが容易である。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所
Ａ６１Ｌ 9/01 Ｈ 7108−4Ｃ
Ｋ 7108−4Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 グアニジン系化合物、ジオ−ル系化合物
から選択された１つ以上の化合物と、無水硫酸マグネシ
ウム、香料及び有機酸を含有することを特徴とする航空
機循環式トイレ用化学系汚水処理剤。 - 【請求項２】ジオ−ル系化合物は、２−ブロモ−２−ニ
トロ−１，３−プロパンジオ−ル、２−ブロモ−２−メ
チル−１，３−プロパンジオ−ル、１，４−ジオキサン
−２，３−ジオ−ル、或いは２−メチル−２−ニトロ−
１，３−プロパンジオ−ルである請求項１に記載の航空
機循環式トイレ用化学系汚水処理剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3176927A JPH0515870A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 航空機循環式トイレ用化学系汚水処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3176927A JPH0515870A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 航空機循環式トイレ用化学系汚水処理剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515870A true JPH0515870A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16022188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3176927A Withdrawn JPH0515870A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 航空機循環式トイレ用化学系汚水処理剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012510982A (ja) * | 2008-12-05 | 2012-05-17 | レキット アンド コールマン （オーバーシーズ） リミテッド | 脱毛用組成物 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP3176927A patent/JPH0515870A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012510982A (ja) * | 2008-12-05 | 2012-05-17 | レキット アンド コールマン （オーバーシーズ） リミテッド | 脱毛用組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |