JPH05158400A - 疑似体験装置 - Google Patents

疑似体験装置

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Publication number
JPH05158400A
JPH05158400A JP32467191A JP32467191A JPH05158400A JP H05158400 A JPH05158400 A JP H05158400A JP 32467191 A JP32467191 A JP 32467191A JP 32467191 A JP32467191 A JP 32467191A JP H05158400 A JPH05158400 A JP H05158400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beam member
base
thruster
frame
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32467191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sato
謙二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP32467191A priority Critical patent/JPH05158400A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな占有スペースで水平方向の動揺を可能
にする。 【構成】 直交するビーム部材Aとビーム部材Bを一体
化した水平のクロスビーム5を備える。ビーム部材Aを
ビーム部材Aの軸方向に変位自由に基礎面4に支持する
ベーススラスタ6と、動揺台1をビーム部材Bの軸方向
に変位自由にビーム部材Bに支持するフレームスラスタ
11とを設ける。動揺台1の上に搭乗席20を設け、ア
クチュエータ17,18により動揺台1をビーム部材A
とBの各軸方向に駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、訓練施設やレジャー施
設に備える疑似体験装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】訓練施設やレジャー施設に備える疑似体
験装置(シミュレーション装置)として、体験者の搭乗
席を映像や音響に合わせて各種の速度で前後左右上下に
揺動させることで、様々な乗り物のスピード感やスリル
をリアルに再現するようにしたものがある。例えば特開
平3−182284号には上下方向に伸縮する複数の流
体圧シリンダを介して床面に支持されたフレーム上に複
数の搭乗席を連結ロッドを介して各々揺動自由に支持す
るとともに、この連結ロッドを駆動する別の流体圧シリ
ンダを備えた疑似体験装置が提案されている。
【0003】
【発明の課題】このような疑似体験装置の場合、座席の
ヒービング、ローリング、ピッチングの各運動は比較的
小さな占有面積のもとで行うことができるが、座席を水
平方向に駆動しようとすると広い占有面積が必要にな
る。特に床面が階段状に形成された映画館などでは、座
席を水平方向に運動させようとすると座席が床面の階段
部と干渉しないように一段当たりの床面の幅を広くする
必要があり、その分収容人員が低下するという問題があ
った。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決すべくなさ
れたもので、比較的小さな占有スペースのもとで水平方
向の運動を効率良く行える疑似体験装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】本発明は、直交するビー
ム部材Aとビーム部材Bを一体化した水平のクロスビー
ムと、ビーム部材Aをビーム部材Aの軸方向に変位自由
に基礎面に支持するベーススラスタと、動揺台をビーム
部材Bの軸方向に変位自由にビーム部材Bに支持するフ
レームスラスタと、動揺台をビーム部材AとBの各軸方
向に駆動するアクチュエータとを備えるとともに、この
動揺台の上に搭乗席を設けている。
【0006】
【作用】一方のアクチュエータを駆動するとベーススラ
スタを介してビーム部材Aが基礎面に対して変位し、動
揺台とクロスビームがビーム部材Aの軸方向に一体に水
平移動する。
【0007】もう一方のアクチュエータを駆動した場合
にはクロスビームは移動せず、フレームスラスタを介し
てビーム部材Bに支持された動揺台のみがビーム部材B
の軸方向に水平移動する。
【0008】搭乗席は動揺台と一体に水平移動するた
め、個々の搭乗席の周囲に水平運動のためのスペースを
設ける必要がなく、動揺台の移動スペースのみ確保すれ
ば良い。このため搭乗席を効率よく配置することができ
る。
【0009】
【実施例】図1〜図7に本発明の実施例を示す。
【0010】図1において、1は水平なフレーム2の上
に階段状の床面3を形成した動揺台であり、図2と3に
示すように床面3の各段上に複数の搭乗席20が列をな
して配設される。
【0011】フレーム2と基礎面4の間には図2に示す
ように直交する一体のビーム部材AとBからなるクロス
ビーム5が設けられる。
【0012】クロスビーム5のビーム部材Aは基礎面4
に設けたベーススラスタ6によりビーム部材Aの長軸方
向に摺動自由に支持される。ベーススラスタ6は図4と
5に示すように基礎面4に固設した支持部材7、8と、
これらにそれぞれ水平、垂直に支持されたベアリング9
と10とで構成される。
【0013】一方、動揺台1のフレーム2にはビーム部
材Bをビーム部材Bの長軸方向に案内するフレームスラ
スタ11が設けられる。フレームスラスタ11は支持部
材12と13を介して水平、垂直に支持されたベアリン
グ14と15を介してビーム部材Bを案内する。
【0014】フレーム2はさらに静圧軸受16を介して
基礎面4に摺動自由に支持される。静圧軸受16はフレ
ーム2に固設した本体16Aの下端に基礎面4に接する
滑動部16Bを備え、この滑動部16Bと基礎面4との
間に本体16Aから水圧を供給することにより、動揺台
1を基礎面4に沿って低い摩擦抵抗のもとで滑動可能に
支持するものである。図3に示すようにフレーム2は4
基の静圧軸受16を備える。
【0015】フレーム2と基礎面4との間には2基の伸
縮シリンダ17と18が略水平に介装される。伸縮シリ
ンダ17はビーム部材Aと平行に、伸縮シリンダ18は
ビーム部材Bと平行に配設される。
【0016】なお、動揺台1の上に配設される搭乗席2
0は特開平3−320065号に開示された構成による
ピッチング、ローリング及びヒービングの各動揺機構を
備える。
【0017】次に作用を説明する。
【0018】伸縮シリンダ18を伸縮自由な状態にして
伸縮シリンダ17を伸縮させると、ビーム部材Aがベー
ススラスタ6に案内されて図2の左右方向に移動し、フ
レームスラスタ11を介してクロスビーム5に結合する
動揺台1も一体に同方向へ移動する。そして、静圧軸受
16が動揺台1を支持しつつ基礎面4に対して摺動す
る。
【0019】一方、伸縮シリンダ17を伸縮自由な状態
として伸縮シリンダ18を伸縮させると、動揺台1はフ
レームスラスタ11を介してビーム部材Bに沿って図3
の左右方向、すなわち搭乗席20の前後方向に移動す
る。そして、静圧軸受16が動揺台1を支持しつつ基礎
面4との間で摺動する。この場合にはクロスビーム5は
ビーム部材Aがベーススラスタ6により拘束されている
ため動かず、動揺台1のみが前後に移動する。
【0020】このようにして、伸縮シリンダ17と18
の伸縮により、数多くの搭乗席20を一体に前後左右に
駆動することができる。
【0021】なお、動揺台1上の搭乗席20は前述の機
構によりピッチング、ローリング及びヒービングの各方
向に動揺するが、この動揺は動揺台1の動きに制約され
ずに独立して行われるので、これらを動揺台1の水平方
向の運動と組み合わせることにより搭乗席20の体験者
に様々な運動を体験させることができる。
【0022】また、各搭乗席20の水平方向の運動は搭
乗席20を設置する床面3と一体に行われるので床面3
の各段を特別に広げる必要はなく、動揺台1の水平変位
に必要なスペースが周囲にあれば良い。このため、占有
面積に対して搭乗席数を多く確保することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数の搭乗席を
設けた動揺台をクロスビームを介して前後左右に移動さ
せるようにしたので、搭乗席が動揺台に形成した床と一
体に変位する。このため、搭乗席間に大きなスペースを
あける必要がなく、数多くの搭乗席を小さな占有面積で
大きく水平移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す疑似体験装置の側面図で
ある。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく一部平面を含む水平断面図である。
【図4】ベーススラスタの横断面図である。
【図5】ベーススラスタの他の位置における横断面図で
ある。
【図6】フレームスラスタの横断図である。
【図7】フレームスラスタの他の位置における横断面図
である。
【符号の説明】
1 動揺台 2 フレーム 3 床面 4 基礎面 5 クロスビーム 6 ベーススラスタ 11 フレームスラスタ 17,18 伸縮シリンダ A,B ビーム部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交するビーム部材Aとビーム部材Bを
    一体化した水平のクロスビームと、ビーム部材Aをビー
    ム部材Aの軸方向に変位自由に基礎面に支持するベース
    スラスタと、動揺台をビーム部材Bの軸方向に変位自由
    にビーム部材Bに支持するフレームスラスタと、動揺台
    をビーム部材AとBの各軸方向に駆動するアクチュエー
    タとを備えるとともに、この動揺台の上に搭乗席を設け
    たことを特徴とする疑似体験装置。
JP32467191A 1991-12-09 1991-12-09 疑似体験装置 Pending JPH05158400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32467191A JPH05158400A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 疑似体験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32467191A JPH05158400A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 疑似体験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05158400A true JPH05158400A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18168435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32467191A Pending JPH05158400A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 疑似体験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05158400A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07155475A (ja) * 1993-12-08 1995-06-20 Sega Enterp Ltd 座席動揺装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07155475A (ja) * 1993-12-08 1995-06-20 Sega Enterp Ltd 座席動揺装置

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