JPH05157390A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH05157390A
JPH05157390A JP32293091A JP32293091A JPH05157390A JP H05157390 A JPH05157390 A JP H05157390A JP 32293091 A JP32293091 A JP 32293091A JP 32293091 A JP32293091 A JP 32293091A JP H05157390 A JPH05157390 A JP H05157390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
indoor
refrigerant
compressor
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP32293091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Matsuda
謙治 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 室内側第1熱交換器10と、室内側第2熱交
換器11を備え、暖房運転時は冷媒が前記室内側第1熱
交換器10、室内側第2熱交換器11を直列に流れ、冷
房運転時は冷媒が前記室内側第1熱交換器10、室内側
第2熱交換器11を並列に流れる空気調和機において、
前記室内側第1熱交換器10と室内側第2熱交換器11
は冷媒パス数が互いに異なるものである。 【効果】 室内側第1熱交換器と室内側第2熱交換器の
冷媒パス数に応じて逆止弁の弁口径を選択できるので装
置が安価にできる効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷暖房運転それぞれ
の最適な状態にて運転ができる空気調和機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば実開昭57−128062
号公報に示された冷媒回路図である。図において、1は
圧縮機、2は四方弁A、3は室外側熱交換器、10は室
内側第1熱交換器、11は室内側第2熱交換器、54は
四方弁B、58はアキュムレータ、59、60、61は
夫々冷房用絞り装置、暖房用絞り装置、除湿用絞り装置
であり、62、63は逆止弁で、各サイクル構成機器は
接続配管により図6の如く接続されている。また室内側
第1熱交換器10および室内側第2熱交換器11は室内
ファン(図示せず)により循環させられる室内空気の流
れに対して室内側第1熱交換器10の方が上流側に設置
される。
【0003】次に上記構造の冷凍サイクルの作用を説明
すると、まず冷房時には冷媒は実線の単線矢印で示す如
く圧縮機1−四方弁A2−室外側熱交換器3−逆止弁B
63−四方弁B54−冷房用絞り装置59の順に流れた
のち、一方は室内側第1熱交換器10を通り、他方は逆
止弁A62−室内側第2熱交換器11−四方弁B54を
通り、合流したのち四方弁A2−アキュムレータ58−
圧縮機1と循環し、室内側第1熱交換器10および室内
側第2熱交換器11にて蒸発して室内空気を冷却する。
つぎに暖房時には冷媒は二線矢印で示す如く圧縮機1−
四方弁A2−室内側第1熱交換器6−逆止弁A12−室
内側第2熱交換器7−四方弁B4−暖房用絞り装置10
−室外側熱交換器3−四方弁A2−アキュムレータ8−
圧縮機1と循環し、室内側第1熱交換器6および室内側
第2熱交換器7にて放熱し室内空気を加熱する。
【0004】除湿時には冷媒は破線矢印で示す如く圧縮
機1−四方弁A2−室外側熱交換器3−逆止弁B63−
四方弁B54−室内側第2熱交換器11−除湿用絞り装
置61−室内側第1熱交換器10−四方弁A2−アキュ
ムレータ58−圧縮機1と循環し、室内側第1熱交換器
10にて冷却滅湿された室内空気を室内側第2熱交換器
11にて再加熱する。なお、暖房運転期に起る除霜運転
を、上述の除湿運転で行ない、室内への吹出空気温度の
低下を防止することもできる。
【0005】以上説明したように、この従来の空気調和
機は冷房用、暖房用、除霜用の各絞り装置を独立に選定
できるため、負荷状態・運転目的に応じた運転を行なう
ようにすることができるとともに、冷房運転時に室内側
の第1、第2熱交換器に並列に冷媒が流れるため、蒸発
器での圧力損失が少なくてすみ、より効率的な運転が可
能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は以
上のように構成されているので、暖房時、第1と第2の
室内熱交換器10、11の中間で逆止弁62を介すこと
になるので、逆止弁62にて圧力損失を生じ、効率を低
下させる問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、室内側熱交換器を安価な方法で
暖房時、冷房時いずれも最高効率で使用できるようにす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、室内側第1熱交換器と、室内側第2熱交換器を備
え、暖房運転時は冷媒が前記室内側第1熱交換器、室内
側第2熱交換器を直列に流れ、冷房運転時は冷媒が前記
室内側第1熱交換器、室内側第2熱交換器を並列に流れ
る空気調和機において、前記室内側第1熱交換器と室内
側第2熱交換器は冷媒パス数が互いに異なることを特徴
とする。
【0009】
【作用】この発明における空気調和機は、室内側第1熱
交換器と室内側第2熱交換器の冷媒パス数に応じて逆止
弁の弁口径を選択できるので装置が安価にできる効果を
奏する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、従来装置のものと同一または相当箇
所は同一符号を付してその重複説明は省略する。図中、
12は室内第1熱交換器10を結ぶ室内側第1冷媒配
管、13は室内第2熱交換器11を結ぶ室内側第2冷媒
配管、14は室内側第1冷媒配管12と室内側第2冷媒
配管13の分岐点、15は第1逆止弁、16は室内側第
1冷媒配管12と室内側第2冷媒配管13の合流点、1
7は第2逆止弁、19はバイパス回路18に設けた第3
逆止弁である。
【0011】次に動作について説明する。図1におい
て、暖房運転では、圧縮機1から出た吐出冷媒は四方弁
2を経由して、分岐点14から室内側第1冷媒配管12
を通り、室内側第1熱交換器10に行く。その後、室内
側第1熱交換器10から合流点16を経由して室内側第
2熱交換器11に至り、バイパス回路18、第3逆止弁
19を経由して、減圧装置4に至る。つまり図中実線矢
印のように冷媒が流れる。その後、圧縮機1迄は従来の
ものと同様である。
【0012】冷房運転では、冷媒が圧縮機1を出て減圧
装置4を出る迄は従来のものと同様であるが減圧装置4
を出た冷媒は、第2逆止弁17を経由し、合流点16に
より分けられ、室内側第1熱交換器10及び室内側第2
熱交換器11に並列に入り、分岐点14で合流し、四方
弁2を介して圧縮機1の吸入に入る。つまり図中、点線
矢印のように冷媒が流れることになる。室内側第1熱交
換器10の冷媒パス数をn1 、室内側第2熱交換器11
の冷媒パス数をn2 とすると、図2のように冷房運転時
は(n1 +n2 )パス、暖房運転時は(n1 →n2 )パ
スとなる。ここで、室内側第2熱交換器11のパス数n
2 を室内側第1熱交換器10のパス数n1 より小さくす
ることによって冷房時性能は同等で、室内側第2冷媒配
管13を通る冷媒循環量が減少するため、第1逆止弁1
5の弁口径を小さくすることができ、冷媒回路が安価に
なる。
【0013】暖房時は、図3のように、室内側第1熱交
換器10及び室内側第2熱交換器11で冷媒が凝縮して
いく過程で、冷媒の密度が次第に大きくなっていき、流
速が低下していくため、パス数は後半では少なくなって
も同等の性能となる。
【0014】実施例2.この発明の実施例2について説
明する。図4において20は冷媒流路をa−b、a−c
に分ける三方弁である。その他の符号については実施例
1の図1と同じである。次に実施例2の動作について説
明する。室内側第1熱交換器10及び室内側第2熱交換
器11に至る冷媒の流れは実施例1と同様であるが、暖
房運転時は、三方弁20は図5(a)のようにa−c方
向に連通しているので、冷媒は分岐点14、室内側第1
冷媒配管12、室内側第1熱交換器10、合流点16、
室内側第2熱交換器11、三方弁20、バイパス回路1
8と図中実線矢印のように冷媒が流れる。
【0015】冷房運転時は、三方弁20は図5(b)の
ようにa−b方向に連通しているので、冷媒は第2逆止
弁17、合流点16より分かれ、室内側第1熱交換器1
0及び室内側第2熱交換器11に並列に流れ分岐点14
と図中点線矢印のように冷媒が流れる。また三方弁20
の場合は、冷媒圧力損失が少ないので、室内側第2熱交
換器11のパス数を室内側第1熱交換器10のパス数よ
り小さくする必要もない。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、室内
側第1熱交換器と、室内側第2熱交換器を備え、暖房運
転時は冷媒が前記室内側第1熱交換器、室内側第2熱交
換器を直列に流れ、冷房運転時は冷媒が前記室内側第1
熱交換器、室内側第2熱交換器を並列に流れる空気調和
機において、前記室内側第1熱交換器と室内側第2熱交
換器は冷媒パス数が互いに異なる構成にしたので、室内
側第1熱交換器と室内側第2熱交換器の冷媒パス数に応
じて逆止弁の弁口径を選択できるので装置が安価にでき
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による空気調和機の冷媒回
路図である。
【図2】この発明の実施例1による空気調和機の熱交換
器のパス数を示す説明図である。
【図3】この発明の実施例1による空気調和機の暖房運
転時の冷媒の状態とパス数の関係図である。
【図4】この発明の実施例2による空気調和機の冷媒回
路図である。
【図5】この発明の実施例2による空気調和機の三方弁
の動作説明図である。
【図6】従来の空気調和機の冷媒回路図である。
【符号の説明】
10 室内側第1熱交換器 11 室内側第2熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側第1熱交換器と、室内側第2熱交
    換器を備え、暖房運転時は冷媒が前記室内側第1熱交換
    器、室内側第2熱交換器を直列に流れ、冷房運転時は冷
    媒が前記室内側第1熱交換器、室内側第2熱交換器を並
    列に流れる空気調和機において、前記室内側第1熱交換
    器と室内側第2熱交換器は冷媒パス数が互いに異なるこ
    とを特徴とする空気調和機。
JP32293091A 1991-12-06 1991-12-06 空気調和機 Pending JPH05157390A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018051408A1 (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 三菱電機株式会社 空気調和装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018051408A1 (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 三菱電機株式会社 空気調和装置
JPWO2018051408A1 (ja) * 2016-09-13 2019-07-18 三菱電機株式会社 空気調和装置

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