JPH05157368A - 電気温風機 - Google Patents

電気温風機

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Publication number
JPH05157368A
JPH05157368A JP32578191A JP32578191A JPH05157368A JP H05157368 A JPH05157368 A JP H05157368A JP 32578191 A JP32578191 A JP 32578191A JP 32578191 A JP32578191 A JP 32578191A JP H05157368 A JPH05157368 A JP H05157368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
main body
rotary shaft
hot air
electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP32578191A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Nakamura
英治 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP32578191A priority Critical patent/JPH05157368A/ja
Publication of JPH05157368A publication Critical patent/JPH05157368A/ja
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒータに電動機による送風にて温風を送り出
す電気温風機で、持ち運びに便利で、持ち運び時および
倒れた時などに安全スイッチが働いて電源が遮断される
安全性にすぐれた電気温風機を提供する。 【構成】 電気温風機本体の両側面上部に回転自在に保
持された回転軸部17と、該両側回転軸部に両端が固着さ
れ前記本体の前後に回動する把手16と、前記回転軸部の
回動に伴ない電源がON、OFFされるスイッチ手段と
を有することを特徴とする電気温風機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気温風機に関する。さ
らに詳しくは把手部の構成および安全スイッチの取付、
構成を改良した電気温風機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気温風機の移動などのた
め、電気温風機に把手部を構成したものがあるが、その
把手部は温風出口に最も遠い位置となる本体ケース後部
上側に本体ケースと一体に形成された凹部により構成さ
れており、この種温風機で中心部に把手部が設けられた
ものはない。
【0003】しかし、本体ケース後部上側に設けられた
把手部では、その位置が本体重心位置より上部でかつ後
部にあるため、本体を持ち上げたとき本体が傾いた状態
となり、持ち運びに不安定である。とくに温風機と加湿
器を一体とした製品では、傾くことにより、加湿器内の
水が移動し安定した持ち運びができないばかりでなく溢
水するという問題がある。
【0004】一方この種装置では、万一転倒したばあい
または持ち運び時などに電源をOFFにする安全スイッ
チを設けることが多い。そのような例としては、本体底
部より露出させた操作軸があるストローク間だけONと
なるものが取り付けられている。このスイッチのONス
トローク以上に床面に段差があったばあい(たとえば敷
居など)または柔らかで毛足の長いじゅうたんなどで
は、操作軸が露出した状態のままで本体電源をONでき
ないばあいがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとく、従来の
構成では把手位置が上下方向および前後方向共に重心を
通る軸とずれているため、持ち運び時不安定となり、持
ち運びが不便であると共に溢水などの危険を伴なうとい
う問題がある。
【0006】さらに、安全スイッチが本体底部に設けら
れ、電気温風機の操作スイッチであるスイッチ部は操作
性を考慮し本体上部に構成されているため、安全スイッ
チと本体上部との配線が長くかつ複雑になるという問題
がある。さらに従来の安全スイッチでは床面の状態によ
り前述のごとく電源をONできないばあいがあるという
問題がある。
【0007】本発明はこのような状況に鑑み、安定した
状態で持ち運びができると共に、使用に便利でしかも安
全スイッチが確実に作動する電気温風機を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明による電気温風機は、ヒータに電動機による
送風にて温風を送り出す電気温風機であって、前記電気
温風機の本体の両側面上部に回転自在に保持された回転
軸部と、該回転軸部に固着され前記本体の上部を周回す
るように形成され、前記回転軸部の回動に伴ない前記本
体の前後に回動する把手と、前記回転軸部の回動に伴な
い電源がON、OFFされるスイッチ手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、以上のごとく把手およびスイ
ッチ手段を構成しているため、本体持ち運び時に把手を
垂直に立てると、把手は電気温風機の中心部を垂直に上
に持ち上げる方向に延び、安定した状態で移動できる。
さらに、回転軸近傍にスイッチ手段を設けているため、
床面状態に無関係に把手の位置(垂直か否か)の状態だ
けで電源をON、OFFすることができ、電気温風機が
倒れると把手が直立状態になり電源がきれる。その結
果、持ち運び時や、倒れたばあいには安全スイッチが働
いて電源がOFFになり安全性を維持できる。さらに使
用時には把手を横にしているため、後部に倒せば壁との
間隔を確保できるし、前に倒せば小物乾燥用のハンガと
して利用できる。
【0010】
【実施例】つぎに、本発明を図面に基づき説明する。基
本構成は従来の電気温風機と同様で、1は本体前ケース
(以下、ケースフロントという)、2は本体後ケース
(以下、リアーケースという)であり、これらにより本
体外郭をなしている。その内部にはつぎの部品が、接続
配置され、電気温風機を構成している。
【0011】3は電動機であり、送風ファン4を回転さ
せる。5はその周囲をカバーし送風路の一部を形成する
第1のエアーガイドであり、送風路の他の部分は第2の
エアーガイド6により構成され、第2のエアーガイド6
には電動機3が取り付けられている。第1および第2の
エアーガイド部で構成された送風路の終端は本体前側下
部に形成された温風吹出口7に接続され、温風吹出口7
には温風方向を決めるルーバー8が設けられている。ま
た9はエアーガイド部と吹出口部の中間通路に形成され
たヒータベースで、その内部にはセラミックヒータやコ
イルヒータなどのヒータ10が取り付けられている。さら
に本体の上部には、上部外郭を構成する部品であり、下
側に基板11を取り付け、スイッチ操作部を形成するスイ
ッチケース12が取り付けられ、リアーケース2には吸気
孔部13を設け、吸気フィルター14、フィルター枠体15が
取り付けられ、外気をろ過して吸い込むようにしてい
る。
【0012】つぎに、本発明の実施例の把手部の構成に
ついて以下に説明する。本体上部の両側面の中心部すな
わち、ケースフロント1とリアーケース2の突き当て部
分の上部に形成された回動支点部に回転軸部17が回動自
在に保持され、その両側の回転軸部17に固着保持された
把手16が本体の上部を周回するように形成され、かつ回
転軸部17の回動に伴ない、本体の前後に回動できる構成
になっている。また、本体の上面図を図3に示すよう
に、把手16の上部は流線形で太く形成され持ちやすい形
になっている。
【0013】一方、回転軸部17の内側にはスイッチカム
18が取り付けられ、スイッチカム18の回動によりON、
OFFする安全スイッチ19が取り付けられ、この両者で
スイッチ手段を構成している。このスイッチ手段は、把
手部分と共に樹脂などで一体形成の構成にすることもで
きる。
【0014】この安全スイッチ19部の構造は図4にその
拡大図を示すように、回転軸部17にスイッチカム18がボ
ルトなどで固定され、把手16の回動により回転軸部17す
なわちスイッチカム18も回転し、安全スイッチ19の作動
片が前後してON、OFFする構成になっている。スイ
ッチカム18の形状は図5に示すように、一部のみ切欠さ
れた構造になっており、回転軸部17のわずかな回転によ
り安全スイッチの作動片が押されONになる。したがっ
て、把手16を鉛直方向にたてたときは、図4および図5
に示す状態となり、安全スイッチ19がOFFとなり、把
手16を前または後に倒すとスイッチカム18も回転して安
全スイッチ19をONにする。
【0015】その結果、電気温風機を移動するときは、
把手16を上にあげて持ち上げるため、把手16は鉛直方向
になり、安全スイッチ19がOFF状態となって電源が切
れた状態で移動でき安全に移動することができる。また
使用時は把手を前か後に少し傾けることにより、安全ス
イッチはON状態となり平常通りの運転をできる。
【0016】この際、把手16の形状を本体ケース奥行寸
法より若干小となる寸法(幅)を一部に形成しておくこ
とにより、通常使用状態では把手16を前または後に倒し
て安全スイッチ19をONさせた状態として使用している
が、本体が転倒すると、把手16の片側が床面に押されて
起され、また把手の倒れている側と反対側に本体が転倒
したときでもその衝撃により、把手16は本体ケースとほ
ぼ平行の位置(本体の上部側)まで戻され、安全スイッ
チ19がOFF状態となり、電源が遮断される。このばあ
い、把手16の前後への回動は鉛直上部から90°以下まで
しか倒れないように規制しておけば、本体が転倒して地
面に当ったとき、必ず把手16が鉛直方向に戻され、電源
が遮断される。
【0017】本発明による把手16部の構造は、電気温風
機の使用時に把手16を前または後に倒して使用するた
め、後に倒すことにより電気温風機の背面と壁面などと
の間隔のメジャーとして利用でき、また前へ倒すことに
より小物のハンガとして使用でき、小物の乾燥用にも用
いることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気温風機を持ち運びする把手を電気温風機の中心軸に
沿って形成し、把手の回転によって電源の切断をできる
ようにしているため、把手を持ち上げて電気温風機を持
ち運ぶと、傾くことなく安定した状態で移動することが
でき、しかも把手を持ち上げることにより安全スイッチ
が作動して電源がOFFとなり、非常に安全性にすぐれ
ている。
【0019】さらに本体が転倒したばあいでも、把手は
地面に当った反発力により持ち運び状態と同じように電
気温風機の縦方向の位置まで戻され、安全スイッチが作
動して電源がOFFされ、非常時でも安全であると共
に、安全スイッチは把手の回転軸部近傍に取り付けら
れ、本体内部に納まっているため、本体の設置場所に関
係なく安全性を確保できる。さらに保管時も邪魔になら
ないなどの効果もある。
【0020】さらに、本発明によれば、本体使用時、把
手を前後に倒した状態で使用するため、本体後部に倒し
た状態では、壁などによる本体後部の吸気孔密閉を防止
し、前に倒して使用するばあいは、小物用ハンガとして
使用可能となり乾燥用として使用できるなどの波及効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す側断面説明図である。
【図3】本発明の一実施例を示す上方平面説明図であ
る。
【図4】図1の実施例のスイッチ手段部の拡大説明図で
ある。
【図5】図1の実施例のスイッチカムの形状を示す拡大
説明図である。
【符号の説明】
3 電動機 10 ヒータ 16 把手 17 回転軸部 18 スイッチカム 19 安全スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータに電動機による送風にて温風を送
    り出す電気温風機であって、前記電気温風機の本体の両
    側面上部に回転自在に保持された回転軸部と、該回転軸
    部に固着され前記本体の上部を周回するように形成さ
    れ、前記回転軸部の回動に伴ない前記本体の前後に回動
    する把手と、前記回転軸部の回動に伴ない電源がON、
    OFFされるスイッチ手段とを有することを特徴とする
    電気温風機。
JP32578191A 1991-12-10 1991-12-10 電気温風機 Pending JPH05157368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32578191A JPH05157368A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電気温風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32578191A JPH05157368A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電気温風機

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Publication Number Publication Date
JPH05157368A true JPH05157368A (ja) 1993-06-22

Family

ID=18180542

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32578191A Pending JPH05157368A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電気温風機

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