JPH05157241A - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ

Info

Publication number
JPH05157241A
JPH05157241A JP32164891A JP32164891A JPH05157241A JP H05157241 A JPH05157241 A JP H05157241A JP 32164891 A JP32164891 A JP 32164891A JP 32164891 A JP32164891 A JP 32164891A JP H05157241 A JPH05157241 A JP H05157241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
opening
gas burner
plate
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32164891A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Oguchi
和彦 小口
Shoichi Hayazaki
正一 早崎
Makoto Senba
誠 仙波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP32164891A priority Critical patent/JPH05157241A/ja
Publication of JPH05157241A publication Critical patent/JPH05157241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天板が過熱しないガスコンロを得る。 【構成】 ガスバーナ1と天板9間に整流板5を配置
し、天板9の下に上昇気流発生流路13、14を形成し
て天板9を空冷する。 【効果】 天板が空冷されるため、煮こぼれがあっても
焦げつく程に過熱されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天板に煮こぼれによる
焦げつきが生じないガスコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスコンロの場合、煮こぼれにより天板
に焦げつきがついたときに、これをいくら拭いても簡単
には落ちないという問題がある。
【0003】そこで、この煮こぼれを天板に止めること
なく、直ちに汁受け皿に流下させてしまう目的のため
に、天板の開口部に下り傾斜をつけたり、天板の開口部
の径をガスバーナの径よりも小さく設定して、煮こぼれ
がガスバーナに直接かからないようにする提案がある
(特開昭62−102031、同62−206324、
同62−272028公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知例に
おいては次のような欠点がある。
【0005】a.天板の開口部に下り傾斜をつけても、
天板がガスバーナで高温に加熱されているため、煮こぼ
れた汁は直ぐに焦げつき、量が多いときにのみ汁受け皿
に流下するにすぎない。このため、焦げつきは解消でき
ない。
【0006】b.天板の開口部をガスバーナよりも小径
に形成した場合、煮こぼれが直接ガスバーナにかかるこ
とはないが、ガスバーナの火炎で開口部が異常に加熱さ
れ、煮こぼれがあると更に焦げつきが発生しやすい。
【0007】c.天板が開口部において下向きに形成さ
れているため、天板の下に高温空気がよどんで天板の外
に逃れにくく、天板の裏全体が加熱されてしまう。
【0008】本発明の目的は、天板が加熱されないガス
コンロを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスコンロ
の構成は次のとおりである。
【0010】炎孔を内側に設けて成るリング状のガスバ
ーナと、前記ガスバーナの上方に位置し、開口部の径を
前記ガスバーナの中央孔と略同一か、これより若干大径
に設定して成る天板と、中央に形成した開口に向かって
上り傾斜面を形成し、かつ前記開口の径を天板の開口部
の径よりも小さく設定し、前記ガスバーナと天板間に夫
々間隔をあけて配置され、前記ガスバーナとの間及び天
板との間に空冷用の上昇気流発生流路を形成して成る整
流板と、から成るガスコンロ。
【0011】
【作用】調理に際しては、天板の上に五徳が載せられ、
この五徳の上に鍋がかけられる。ガスバーナに着火する
と、この火炎は炎孔が内側を向いているため、一旦内側
に出、その後に上昇して整流板の開口を経由して鍋の底
を加熱し、鍋底に沿って四方に拡散したのち、排気され
る。この燃焼加熱に際して、整流板によって形成された
上昇気流発生流路内には、整流板の加熱に基づくドラフ
トと、この上昇気流発生流路の出口に形成される前記火
炎の上昇に伴う負圧の作用により、ドラフトすなわち上
昇気流が発生し、この上昇気流は外から新鮮な冷たい空
気を導入し、天板とガスバーナ間に空気流による遮熱空
間を形成して天板を空冷する。この結果、天板の温度は
焦げつき温度以下に維持される。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係るガスコンロの実施例にし
て、1はリング状のガスバーナ、2は内側に向けて形成
された炎孔、3は消火監視器、4はノズルである。
【0013】5は中央に前記ガスバーナ1の中央孔1′
よりも小径の開口6を形成し、この開口6の縁6′に向
かって上向きの傾斜面7を形成して成る整流板にして、
この整流板5の裏面には所々にスペーサ8が突出して形
成されている。なお、整流板5には中心から放射状に延
びる波形を形成してもよい。又、整流板5を断熱材で形
成すると更に効果的である。
【0014】9はガスコンロの天板にして、全体的には
平滑で、その外周部よりやや内側の位置から落ち込み部
11が形成され、この落ち込み部11から開口部10の
縁10′に向かって上り傾斜面12が形成されている。
実施例の場合、落ち込み部11の形状は円形であるが、
その他の形状であってもよい。
【0015】なお、実施例において、整流板5の開口縁
6′の高さと天板9の開口部10の縁10′の高さは略
同一である。
【0016】13はガスバーナ1と整流板5の裏面との
間に形成された下部上昇気流発生流路、14は整流板5
と天板9間に形成された上部上昇気流発生流路である。
【0017】図中15は五徳、16は点火用電極、17
は汁受カップ、18は鍋である。
【0018】調理に際しては、天板9の上に五徳15が
載せられ、この五徳15の上に鍋18がかけられる。ガ
スバーナ1に点火用電極16で着火すると、この火炎は
炎孔2が内側を向いているため、一旦内側に出、その後
に上昇して整流板5の開口6を経由して鍋18の底を加
熱し、鍋底に沿って四方に拡散したのち、排気される。
【0019】この燃焼加熱に際し、整流板5によって形
成された上、下上昇気流発生流路13、14内には、整
流板5の加熱に基づくドラフトと、この上昇気流発生流
路13、14の出口13′、14′に形成される前記火
炎の上昇に伴う負圧の作用により、ドラフトすなわち上
昇気流が発生し、この上昇気流は外から新鮮な冷たい空
気を導入し、天板9とガスバーナ1間に2つの空気流に
よる遮熱空間を形成して天板9を冷却する。この結果、
天板9の温度は焦げつき温度以下に維持される。なお、
整流板5が汚れた場合には、天板9を取り外すか、あら
かじめ形成しておいた整流板5の径よりも大径の離脱部
からとり出して拭きとる。但し、汚れが着いても、整流
板5の殆んどは天板9の裏に隠れているので、目立たな
い。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように、ガスバーナと天
板の間に整流板を配置し、この整流板によって上昇気流
発生流路を天板の裏(下)に形成したので、次の如き効
果を奏する。
【0021】a.整流板がガスバーナと天板の間に位置
するため、この整流板がガスバーナの輻射及び対流熱を
さえぎり、天板の温度が上昇するのを防止する。
【0022】b.整流板により天板の下(裏)に上昇気
流発生流路を形成したので、天板は空冷効果により過熱
が阻止される。
【0023】c.上記a及びbの効果により、天板に煮
こぼれがあっても焦げつくまでにはいたらない。この結
果、煮こぼれ等により天板が汚れた際に布等で拭くだけ
で、簡単に綺麗にできる。
【0024】d.整流板に上向きに傾斜をつけたことに
より、冷却空気はスムーズに、大量に上昇気流発生流路
内に流入するので、空冷効果が大きい。
【0025】e.上昇気流発生流路を経由して天板の下
方(コンロ内)の空気が排出されるので、天板全体及び
コンロの外装が過熱する心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスコンロの分解斜視図。
【図2】本発明ガスコンロの断面図。
【符号の説明】
1 ガスバーナ 2 炎孔 3 消火監視器 4 ノズル 5 整流板 6 開口 7 傾斜面 8 スペーサ 9 天板 10 開口部 11 落ち込み部 12 傾斜面 13 下部上昇気流発生流路 14 上部上昇気流発生流路 15 五徳 16 点火用電極 17 汁受カップ 18 鍋

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炎孔を内側に設けて成るリング状のガス
    バーナと、 前記ガスバーナの上方に位置し、開口部の径を前記ガス
    バーナの中央孔と略同一か、これより若干大径に設定し
    て成る天板と、 中央に形成した開口に向かって上り傾斜面を形成し、か
    つ前記開口の径を天板の開口部の径よりも小さく設定
    し、前記ガスバーナと天板間に夫々間隔をあけて配置さ
    れ、前記ガスバーナとの間及び天板との間に空冷用の上
    昇気流発生流路を形成して成る整流板と、 から成るガスコンロ。
  2. 【請求項2】 上昇気流発生流路を整流板と天板間にの
    み形成して成る請求項1記載のガスコンロ。
  3. 【請求項3】 整流板の中央に形成した開口の径を、ガ
    スバーナの開口径と同一か又はこれよりやや小径に形成
    して成る請求項1記載のガスコンロ。
  4. 【請求項4】 整流板を波形に形成して成る請求項1記
    載のガスコンロ。
  5. 【請求項5】 天板の開口部の縁に上り傾斜面を形成し
    て成る請求項1記載のガスコンロ。
  6. 【請求項6】 天板において、開口部の外側に整流板の
    径よりも大きい離脱部を形成し、この離脱部を開いて整
    流板をとり出し、掃除することができるように構成して
    成る請求項1記載のガスコンロ。
  7. 【請求項7】 整流板を断熱材で形成して成る請求項1
    記載のガスコンロ。
JP32164891A 1991-12-05 1991-12-05 ガスコンロ Pending JPH05157241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32164891A JPH05157241A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 ガスコンロ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32164891A JPH05157241A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 ガスコンロ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05157241A true JPH05157241A (ja) 1993-06-22

Family

ID=18134849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32164891A Pending JPH05157241A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 ガスコンロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05157241A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014171857A (ja) 電気焼き器
US5445066A (en) Cooking appliance having a cooking plate provided with openings
US2257399A (en) Gaseous fuel cookstove
JPH05157241A (ja) ガスコンロ
JP7265937B2 (ja) 加熱調理器
JPH05157243A (ja) ガスコンロ
JPH05157242A (ja) ガスコンロ
JP3351513B2 (ja) ロースターにおける輻射加熱器具
JP3734909B2 (ja) ガスコンロ
JPS6214994Y2 (ja)
JP2000304212A (ja) コンロ
US3489133A (en) Flat cooking apparatus
JP2000083833A (ja) ロースターにおける均一加熱器具
KR200200972Y1 (ko) 가스 튀김기
JP2000232945A (ja) 両面焼グリル
JP3924214B2 (ja) ビルトインコンロ
CN210688219U (zh) 燃烧器和燃气灶具
JP6853070B2 (ja) グリル用の調理容器
CN210688221U (zh) 燃烧器和家用燃气设备
KR101938531B1 (ko) 구이판
CN210118745U (zh) 火盖以及具有该火盖的燃烧器
JP2757516B2 (ja) ガス調理器
KR100479615B1 (ko) 고기 구이용 구이상판 및 이를 포함하는 구이기구
JPH05203119A (ja) 調理器
JPH10185212A (ja) ガスコンロ