JPH05157154A - 車両推進装置用動力伝達装置 - Google Patents

車両推進装置用動力伝達装置

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JPH05157154A
JPH05157154A JP4151244A JP15124492A JPH05157154A JP H05157154 A JPH05157154 A JP H05157154A JP 4151244 A JP4151244 A JP 4151244A JP 15124492 A JP15124492 A JP 15124492A JP H05157154 A JPH05157154 A JP H05157154A
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JP
Japan
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shaft
input shaft
power input
pump
swash plate
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JP4151244A
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English (en)
Inventor
Michael A Betz
アレン ベッツ マイケル
Patric N Chamberlain
ノーマン チャンバーレン パトリック
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Danfoss Power Solutions Inc
Original Assignee
Sauer Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/26Control
    • F04B1/30Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks
    • F04B1/32Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
    • F04B1/324Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block by changing the inclination of the swash plate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K25/00Auxiliary drives
    • B60K25/06Auxiliary drives from the transmission power take-off
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H39/00Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution
    • F16H39/02Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motors at a distance from liquid pumps

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両軸駆動トルクとは別々に、外部装置を作
動するための駆動力の伝達を可能にする 【構成】 軸方向に間隔を有する多数の駆動ギア28、
32と、原動力によって駆動される動力入力軸26を備
え、動力入力軸26上の駆動ギア28は、可変容量型ポ
ンプ12のポンプ軸32と接続され、また定容量モータ
14が、可変容量型ポンプ12と閉回路で接続されてい
る。電磁クラッチ36により、クラッチ軸38と動力入
力軸26を接続し、また一次及び二次動力出力軸48が
クラッチ軸38と接続されて、動力出力軸48とポンプ
入力軸20に、別々の回転力が伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農耕用トラクタなどの
作業用車両に用いるための、特に駆動トルクを車軸に供
給したり、外部の装置を駆動するために補助トルクを多
数の動力出力軸に供給するための駆動力伝達に適した油
圧式動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式動力伝達装置は、入力軸で
駆動される可変容量油圧ポンプを含んでいる。作動油
は、出力軸を駆動するために油圧ポンプから、定容量型
油圧モータにポンプで送り込まれる。この装置では、油
圧ポンプを駆動する入力軸と、油圧モータで駆動される
出力軸間に、機械的な連結機構はない。
【0003】可変容量型の多くの油圧ポンプは、軸方向
に動作するピストンを内蔵した回転シリンダブロックを
有している。油圧ポンプの容量は、シリンダブロック内
の各ピストンのストロークに比例する。油圧ポンプが、
アキシァルピストン型のものであれば、各ピストンは、
傾斜可能な斜板と噛み合って、ピストンのストロークを
変える。斜板がシリンダブロックの軸と垂直になると、
斜板は、ニュートラルかまたはゼロ容量位置となり、油
圧ポンプの出力はない。
【0004】制御力が加えられていないときに、斜板を
ゼロ容量の位置に維持するため、様々な斜板位置調整装
置が利用されてきた。一般的に、これらの位置調整装置
は、斜板の傾斜軸から間隔をおいた位置で、斜板に反対
向きの力を加える複数のばねを備えている。この方式で
は、傾斜板が、ばね側に傾斜するまで所定のばねの位置
調整力が働き始めないようにし、また複数のばねが、そ
れぞれ等しい制御力を加えるようにするために、ばねの
長さを、非常に正確にする必要がある。
【0005】作業用車両の動力伝達部において望ましい
追加の機能として、作業装置を駆動するための動力を伝
達することがある。これは従来、動力伝達部により駆動
され、かつ動力を作業装置に供給する動力出力軸を利用
することで達成されてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】多くの場合、動力の入
力軸は、ポンプの入力軸と直接に結合され、また動力出
力軸は、ポンプ軸と直接に、または機械的連結機構を介
して、駆動力を伝達する。この種の装置では、作業装置
に伝達される動力は、ポンプ軸の材料の強度特性によっ
て制約を受ける。
【0007】作業装置が必要とする動力量がポンプ軸の
負荷能力を超える場合、ポンプをより強力なものと交換
しないと、作業装置を駆動する際、動力伝達部に不具合
を招くことがある。本発明は、上記の問題点の一つ以上
を克服することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動トルクを
車軸に供給するための、また別個に外部作業装置を駆動
するために補助トルクを多数の動力出力軸に供給するた
めの、改良型油圧式動力伝達装置を提供することを目的
としている。
【0009】本発明の代表的な実施態様では、油圧式動
力伝達装置は、可変容量型ポンプの入力軸を駆動する動
力入力軸を含んでいる。定容量型モータは、可変容量型
ポンプと閉回路で接続されており、またモータ出力軸を
有する。可変容量型ポンプと定容量型モータとを合わせ
ると、動力入力軸とモータ出力軸間に車両駆動トルクを
伝達するための油圧駆動装置の範囲が限定される。
【0010】中間クラッチ軸は電磁クラッチを支持し、
動力入力軸によって、それとは別個に駆動して、一次動
力出力軸を駆動する。ポンプ軸は、動力入力軸に対して
一次速度比で駆動し、また動力出力軸は、動力入力軸に
対して二次速度比で駆動するが、この一次比と二次比は
異なる値を有している。もう一つの動力出力軸が、中間
クラッチ軸と間隔をおいて平行に設けられ、動力入力軸
によって駆動される。
【0011】また、本発明は、車両駆動トルクを伝達す
るための油圧駆動装置を含む車両推進装置についても考
慮しており、油圧駆動装置の操作を調整するための位置
決め可能な斜板を伴った可変容量型ポンプは、ニュート
ラル位置復帰装置を有している。このニュートラル位置
復帰装置は、斜板位置決め力を伴わない状態で方向を制
御するための斜板に隣接した位置調整装置を含んでい
る。スライドアームが斜板に取り付けられ、その端部に
は、取付けローラを設けてある。回転カムが、斜板に隣
合って取り付けられ、スライドアームのローラを受け入
れるように改良されたV字形の溝を有している。1本の
ばねが、ポンプと回転カムとを結んで、斜板が中心位置
の方に片押しされるようにしている。
【0012】本発明のその他の目的、特長、利点は、以
下、添付の図面に基づいて述べるところにより、明らか
になると思う。
【0013】
【実施例】図1は、本発明を具体化した油圧式動力伝達
装置の一般的概要を示す。
【0014】10で示す油圧式動力伝達部は、1対の流
体系統16と18によって油圧モータ14と流体閉回路
で接続された可変容量型油圧ポンプ12を含んでいる。
可変容量型ポンプ12は、入力軸20と、軸方向に動動
する複数のピストン22Aを内蔵した回転シリンダブロ
ック22とを有している。調整式斜板23が、回転シリ
ンダブロック22の隣に配置されて、ピストンのストロ
ークを限定し、それによって、ポンプ12の出力を規定
している。この分野の技術に精通した人々には周知の方
法によって、油圧式動力伝達部10は、ポンプの入力軸
20に加えられたトルクを、車軸(図には示されていな
い。)を駆動するための油圧モータ14の出力軸24ま
で伝達するように作動する。
【0015】軸受け27で支持された動力入力軸26
は、その中間部に固定された回転式ポンプ駆動ピニオン
28を有し、これは、ポンプの入力軸20の一つの端部
に取り付けられたポンプ駆動ギア30に噛み合ってい
る。従って、動力入力軸26が回転すると、流体系統1
6と18を通じて作動油が流れ、またモータ出力軸24
が回転を始める。
【0016】クラッチ駆動ピニオン32は、ポンプ駆動
ピニオン28と間隔をおいて、入力軸26の端部付近に
取り付けられ、電磁クラッチ36と結合したクラッチギ
ア34と噛み合っている。この駆動装置は流体中で作動
するため、クラッチ36は、一般に湿式電磁クラッチと
呼ばれるタイプのものとされる。
【0017】クラッチギア34は、クラッチ36の噛み
合わせが外れると、クラッチ軸38上で自由に回転す
る。ただしクラッチが噛み合っていると、ギア34はク
ラッチ軸38と結合し、その結果、動力入力軸26は回
転し、ポンプ入力軸20ならびに軸38に、回転を伝達
する。
【0018】外部スプライン42を有する駆動ピニオン
40が、クラッチ軸38上に、クラッチギア34と間隔
をおいて支持されている。駆動ピニオン40とスプライ
ン42は、クラッチ軸38上を自由に回転する。クラッ
チ軸38によって、もう一つの外部スプライン44が、
スプライン42に隣接して取り付けられている。スライ
ド式継手46が、外部スプライン42を超えて駆動ピニ
オン40に動かせるようにして、取り付けられている。
図1に示すように、スライド式継手46を駆動ピニオン
40から離して、外部スプライン44の一部を超えて軸
38上までスライドさせると、駆動ピニオン40はクラ
ッチ軸38と結合する。
【0019】動力出力軸48は、その上に取り付けられ
た駆動ギア50により、駆動ピニオン40と噛み合う。
電磁クラッチ36が噛み合うと、動力入力軸26の回転
によって、軸3は回転し、また、スライド式継手46が
スプライン42と44と相互に噛み合って、駆動ピニオ
ン40がクラッチ軸38と連結する。これによって、動
力入力軸26が動作可能となり、油圧式動力伝達部10
と動力出力軸48の双方に動力が伝えられる。
【0020】図2から図4にさらに詳しく示すように、
動力入力軸26は、円形の開口部54を介して、油圧式
動力伝達部の密閉ハウジング内まで伸びている。ボール
ベアリング56は、開口部54内で動力入力軸26を枢
支し、かつ1対のリテーナリング58と60の間に挟ま
れている。環状リップシール62が、開口部54内で軸
を固定している。
【0021】動力入力軸26は、環状ベアリング64を
経て伸び、もう一つのボールベアリング66によって、
反対側の端部で支持されている。ポンプ駆動ピニオン2
8は、軸受け64の付近で動力入力軸26に取り付けら
れ、リテーナリング68によって、正しい位置に保持さ
れている。クラッチギア34は、動力入力軸26の内端
部70に固定されている。
【0022】電磁クラッチ36は、クラッチ駆動ピニオ
ン32に隣接して取り付けられ、またこれには、1対の
トランスファープレート72、74、および電機子75
が付いている。トランスファープレート72は、クラッ
チギア34に固定され、クラッチギア34はクラッチ駆
動ピニオン40と噛み合っている。
【0023】トランスファープレート74は、クラッチ
軸38に接続されている。トランスファープレート72
と74が電磁的方法で電機子75と噛み合うと、クラッ
チギア34はクラッチ軸38と結合し、その結果、動力
入力軸26の回転によって、クラッチ軸38は回転し始
める。クラッチ軸38は、間隔を有する1対のボールベ
アリング76の間で伸び、一端で駆動ピニオン40を支
持している。
【0024】動力出力軸48は、クラッチ軸38とほぼ
平行に伸びて、ハウジング52上で回転しうるよう、間
隔を有する1対のボールベアリング78と79により支
持されている。リテーナベアリング77は、動力出力軸
26の一端部80で、駆動ギア50を固定している。動
力出力軸26の反対側の端部82は、リテーナベアリン
グ86とリップシール88によって、ハウジング52の
開口部84内に固定されている。
【0025】上記の動力伝達部の作動は、次の如くであ
る。動力入力軸26は、内燃機関などの(図に示されて
いない。)適当な原動力によって駆動される。駆動ピニ
オン28は、駆動ギア30と噛み合って、ポンプ入力軸
20を回転させる。駆動ギア30によって起こされたト
ルクは、液体系統16および18内の作動油を介して伝
達され、トルクをモータ出力軸24に伝達する。調整式
斜板23の位置を定めることによって、回転シリンダブ
ロック22内で動くピストン22Aのストロークが限定
され、ポンプ容量が定められる。また、駆動ギア30に
加えられた入力トルクと、入力軸24部で得られた出力
トルクとの関係が規定される。
【0026】電磁クラッチ36が噛み合うと、動力入力
軸26はクラッチ軸38と結合し、その結果、トルクが
動力出力軸48に伝達される。この装置では、動力出力
軸48に伝達された動力は、動力入力軸26とクラッチ
軸38とで挟まれたギアなどによってのみ限定される。
【0027】特定の装置を駆動するために大きなトルク
が必要となる場合、ポンプ軸のひずみ強度を増す必要は
ない。ポンプ軸は、動力出力軸とは独立して作動するた
め、ポンプ入力軸20を、所定のポンプ速度/モータ速
度比率で駆動させながら、出力軸を、ポンプ軸とは独立
した速度で駆動させることができる。ポンプ駆動ギアや
ポンプ駆動ピニオンを様々な減速ギアと交換することに
よって、ある動力入力軸速度を得るために、ポンプ速度
と動力出力軸速度を、簡単に選択できる。
【0028】また、ハウジング52は、相互に噛み合っ
た駆動部構成部品を、密閉状態に保持する。オイルが、
ハウジング内全体を循環して、絶えず潤滑を行い、ま
た、駆動ピニオンとギアの境界面でよく生じる微動粒子
を洗い流す。このような安全手段によって、駆動部構成
部品の寿命が延び、通常生じる整備や構成部品交換のた
めの費用が、大幅に軽減される。
【0029】これに代わり得る実施態様として、図4に
やや概略的に示したもう一つの動力出力軸90を、ポン
プ入力軸20とは独立して、動力入力軸26によって駆
動するようにすることがある。
【0030】図5において、補助駆動キット92は、ク
ラッチ軸38の一つの端部94に同心円状に取り付けら
れるもう一つの動力出力軸駆動ピニオン93を含んでい
る。補助ハウジング96が、動力伝達部のハウジング5
2の外部に取り付けられ、また車軸98を回転可能な状
態で支持している。動力出力軸90は、車軸98まわり
を自由に回転できる。外部スプライン部102を伴う駆
動ギア100は車軸98上自由に回転でき、また駆動ピ
ニオン93と噛み合っている。移動式継手104がスプ
ライン102を、動力出力軸90に形成された同等のス
プライン106と噛み合わせる。
【0031】動力入力軸26は、これによって、外部装
置を駆動させるために、駆動トルクを動力出力軸48お
よび90に伝達することができる。
【0032】上記のように、可変容量型ポンプ12は、
回転シリンダブロック22内でピストン22Aのストロ
ークを規定するための位置決め可能な斜板23を有して
いる。外部斜板移動力がなくても、斜板23をニュート
ラル位置の方に移動させうるようにするために、斜板位
置調整装置108が、図5と図6に示すように設けられ
ている。
【0033】一般的に周知の通り、(図6に示されてい
ない。)位置決め可能な斜板23は、その位置を調整す
るために、横方向に伸びたトラニオン110を含んでい
る。特に図6に示すように、斜板位置調整装置108
は、ポンプ表面と噛み合った(図には示されていない)
ねじ込みファスナーを受け入れるための多数の周辺部が
空いた弧状孔114を有している。
【0034】可変容量型ポンプ12の表面113には、
周縁が曲ったプレート112が、調整可能として取り付
けられている。回転カム116は、ピン118まわり
に、プレート112に対して回転し、また弦巻ばね12
0が、プレート112上のピン122と回転カム116
上のピン124に掛け渡され、回転カム116とプレー
ト112とを相互に接続している。ピン118、12
2、124は、回転可能な接続部であり、これらの接続
部によって、回転カム116はプレート112に対して
回転することができ、弦巻ばね120は、プレート11
2とカム116に対して回転することができる。
【0035】位置調整アーム126が、プレート112
に取り付けられ、これは、トラニオン噛み合わせ用の丸
い突出部128と一体形拡張タブ130とを備えてい
る。突出部128は、摩擦によって噛み合うトラニオン
110用の矩形孔132を有している。1対の弾性リッ
プ134が、突出部128から伸び、これに調整ボルト
136が挿入される。このボルト136とナット138
とによって、締付け動作と突出部128のトラニオンと
の摩擦による噛み合いとが確保される。タブ130の端
部140によって、円形ローラ142が回転できるよう
に取り付けられている。このローラは、回転カム116
のカギ形またはV字形凹入部144内で、ニュートラル
位置で停止する。
【0036】斜板位置調整装置108の作動は、次の如
くである。外部斜板位置調整力により、斜板23とトラ
ニオン110、および位置調整アーム126は、図6面
と垂直な軸の周囲を回転する。位置調整アーム126と
タブ130の角度が変化するにつれて、円形ローラ14
2は、凹入部144を定めるカムの表面144Aと14
4Bに沿って動く。この変位によって、回転カム116
はピン118の周囲を回転し、これにより、弦巻ばね1
20が伸びたり縮んだりする。ばね120により生じた
弾性復帰力によって、押し力が確保され、回転カム11
6と位置調整アーム126とトラニオン110および斜
板23などが、ニュートラルまたは中心位置の方に押さ
れて、その位置で、円形ローラ142は、平衡した状態
で、V字形凹入部144の頂点で静止する。
【0037】斜板23が、V字形凹入部144に嵌合し
ている円形ローラ142と中立的な位置に厳密に配置さ
れるように、斜板位置調整装置は、新規な方法で取り付
けられる。
【0038】組立て時には、斜板23はポンプがニュー
トラル状態にあることを示す外部取付け具により水平に
保たれる。プレート112を、ねじ込みファスナーが弧
状孔114と緩やかに噛み合った状態でポンプの表面1
13上に取り付ける。位置調整アームと回転式カムと円
形ローラ、および弦巻ばねを、さらに取り付ける。斜板
はニュートラル位置に置かれているため、斜板位置調整
組立装置は、ばねの力によって、平衡状態に保たれる位
置へ移行する。平衡状態が確保されると、弧状孔114
内のねじ込みファスナーをしっかり締め付ける。
【0039】上記の手順によって、位置調整組立装置
は、正確に取り付けられ、また外部指令がない場合に、
推進速度を低下させるような動力伝達部が構成されるの
が防止される。斜板がニュートラル点を外れた位置にな
るよう明確に指令されない限り、位置調整組立装置は、
ポンプのニュートラル位置操作を厳正かつ確実に維持す
る。
【0040】本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない限
り、種々の形式で具体化することができる。すなわち本
発明は、実施例に制約されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧式動力伝達装置の概要図である。
【図2】動力入力軸と図1に示した駆動装置のクラッチ
との関係を示す正面図である。
【図3】図1に示した駆動装置のクラッチと動力出力軸
との関係を示す平面図である。
【図4】図1に示した駆動装置のもう一つの動力出力軸
の概要図である。
【図5】図1に示した動力伝達装置の斜板位置調整装置
の側面図である。
【図6】図5に示した斜板位置調整装置の正面図であ
る。
【符号の説明】
10 油圧式動力伝達部 12 ポンプ 14 油圧モータ 16、18 油圧系
統 20 ポンプ入力軸 22 回転シリンダ
ブロック 22A ピストン 23 斜板 24 出力軸 26 動力入力軸 27 軸受け 28 駆動ピニオン 30 駆動ギア 32 ピニオン 34 クラッチギア 36 クラッチ 38 クラッチ軸 40 駆動ピニオン 42、44 外部スプライン 46 スライド式継
手 48 動力出力軸 50 駆動ギア 52 ハウジング 54 開口部 56 ボールベアリング 58、60 リテー
ナリング 62 リップシール 64 環状ベアリン
グ 66 ボールベアリング 68 リテーナリン
グ 70 内端部 72、74 トラン
スファープレート 75 電機子 76、78、79
ボールベアリング 77 リテーナベアリング 80、82 端部 84 開口部 86 リテーナベア
リング 88 リップシール 90 動力出力軸 92 補助駆動キット 93 駆動ピニオン 94 端部 96 補助ハウジン
グ 98 車軸 102、106 ス
プライン 108 斜板位置調整装置 110 トラニオン 112 プレート 113 表面 114 弧状孔 116 回転カム 118 ピン 120 弦巻ばね 122、124 ピン 126 位置調整ア
ーム 128 突出部 130 タブ 132 矩形孔 134 弾性リップ 136 調整ボルト 138 ナット 140 端部 142 円形ローラ 144 凹入部 144A、144B
表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック ノーマン チャンバーレン アメリカ合衆国 アイオワ州 50021 ア ンケニー サウスウエストグッドウィン 565

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両駆動トルクを伝達するための油圧駆
    動装置と外部装置を駆動するための動力出力軸を含む車
    両推進装置用動力伝達装置において、 動力入力軸と、 この動力入力軸によって駆動されるポンプ軸を有する油
    圧ポンプと、 閉回路で接続されて、動力入力軸とモータ出力軸間に車
    両駆動トルクを伝達するための油圧駆動装置の範囲を限
    定する、モータ出力軸と油圧ポンプおよび油圧モータな
    どを有する油圧モータと、 動力入力軸によって駆動され、また動力出力軸を駆動す
    る中間軸とを具備することを特徴とする車両推進装置用
    動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 車両駆動トルクを伝達し、またこれと独
    立して外部装置を駆動するための車両推進装置用動力伝
    達装置において、 軸方向に間隔を有する多数の駆動ピニオンを備える動力
    入力軸と、 動力入力軸と間隔を有するポンプ軸を備え、かつ、動力
    入力軸の駆動ピニオンの一つと噛み合うポンプ駆動ギア
    を含む可変容量型油圧ポンプと、 可変容量型ポンプに閉回路で接続され、かつモータ出力
    軸を有する油圧モータと、 動力入力軸と間隔を有し、かつクラッチ軸となってクラ
    ッチギアが固定して取り付けられている中間軸と、 クラッチギアを、クラッチ軸および動力入力軸と選択的
    に接続して、動力入力軸が動作をクラッチ軸に選択的に
    伝達するできるようになっている装置と、 クラッチ軸と間隔を有する動力出力軸と、 クラッチ軸および動力出力軸を相互に接続して、動力入
    力軸が動力出力軸に動作を伝達できるようにするための
    手段とを具備することを特徴とする車両推進装置用動力
    伝達装置。
  3. 【請求項3】 車両駆動トルクを伝達するための油圧駆
    動装置を含み、この油圧駆動装置の操作を調整するため
    の位置決めが可能な斜板を有する可変容量型ポンプと、
    この可変容量型ポンプに閉回路で接続された定容量モー
    タとを有する車両推進装置において、 斜板位置決め力がない場合に、ニュートラル復帰装置が
    その方向付けを調整するための斜板に隣接した位置調整
    装置を具備し、 またこの位置調整装置が、 a)斜板上の、または端部取付け式ローラを有するスラ
    イドアーム、 b)斜板に隣接して取り付けられ、スライドアーム・の
    ローラを受け取るように改良されたノッチを有する回転
    式カム、および c)斜板を中心位置の方向に押すために、ポンプと回転
    カム間で接続されたばねを含むことを特徴とする車両推
    進装置。
  4. 【請求項4】 車両駆動トルクを伝達し、また外部装置
    を独立して駆動させる操作が可能な車両推進装置用動力
    伝達装置において、 油圧駆動装置を含み、この油圧駆動装置が、 原動力によって駆動される動力入力軸と、 上記動力入力軸によって駆動されるポンプ軸や油圧駆動
    装置などの操作を調整するための、位置決め可能で、か
    つ斜板位置決め力がないことを示すようなニュートラル
    位置を有する斜板を備える可変容量型ポンプと、 斜板の方向付けを調整するために斜板に隣接して設けら
    れたばね押し式位置調整装置であって、斜板位置決め力
    がない場合に、斜板をニュートラル位置の方に移動させ
    る操作が可能であるものと、 ニュートラル位置に対応する斜板の位置を規定するため
    の調整装置と、 可変容量型ポンプと閉回路で接続され、またモータ出力
    軸を有する定容量モータとを具備することを特徴とする
    車両推進装置用動力伝達装置。
JP4151244A 1991-05-20 1992-05-20 車両推進装置用動力伝達装置 Pending JPH05157154A (ja)

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