JPH05156877A - 電磁波シールド用ブラインド - Google Patents
電磁波シールド用ブラインドInfo
- Publication number
- JPH05156877A JPH05156877A JP32600691A JP32600691A JPH05156877A JP H05156877 A JPH05156877 A JP H05156877A JP 32600691 A JP32600691 A JP 32600691A JP 32600691 A JP32600691 A JP 32600691A JP H05156877 A JPH05156877 A JP H05156877A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blind
- electromagnetic wave
- shielding
- wave shield
- shield layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Blinds (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭い空間でも容易に電磁波の遮蔽を行なうと
ともに、断熱性及び耐久性に優れた電磁波シールド用ブ
ラインドを提供すること。 【構成】 電磁波シールド用ブランド1は、不織布から
なるハニカム状の遮蔽部2と、この遮蔽部2の上下両端
に設けられたプラスチック製の支持部3,4とから構成
されている。そして、遮蔽部2は、幾重にも折曲げられ
た左右一対の不織布のシート5,6を、その内側の全て
の凸部5a,6aにて接着剤で貼り合わせたものであ
り、一方のシート5の外側面には、アルミニウムが蒸着
されて電磁波シールド層7が形成されている。
ともに、断熱性及び耐久性に優れた電磁波シールド用ブ
ラインドを提供すること。 【構成】 電磁波シールド用ブランド1は、不織布から
なるハニカム状の遮蔽部2と、この遮蔽部2の上下両端
に設けられたプラスチック製の支持部3,4とから構成
されている。そして、遮蔽部2は、幾重にも折曲げられ
た左右一対の不織布のシート5,6を、その内側の全て
の凸部5a,6aにて接着剤で貼り合わせたものであ
り、一方のシート5の外側面には、アルミニウムが蒸着
されて電磁波シールド層7が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓や間仕切り部分等に
配置されて、光を遮るとともに電波等の電磁波を遮蔽す
る電磁波シールド用ブラインドに関する。
配置されて、光を遮るとともに電波等の電磁波を遮蔽す
る電磁波シールド用ブラインドに関する。
【0002】
【従来技術】近年、オフィスオートメーション化が急速
に進み、例えばビル内で電波による通信手段が取られる
様になり、ビル外部へのノイズ電波の放出防止のため
に、ビル内外を電磁波シールドする必要が生じてきてい
る。
に進み、例えばビル内で電波による通信手段が取られる
様になり、ビル外部へのノイズ電波の放出防止のため
に、ビル内外を電磁波シールドする必要が生じてきてい
る。
【0003】そこで、従来より、自然光を採光して有効
に活用するとともに、インテリジェントビル等における
電磁波シールド可能な窓用のブラインドが提案されてい
る(特開昭62−112889号公報参照)。このブラ
インドでは、各ブレード間を透明フィルムにより連結す
るとともに、ブレード及び透明フィルムに電磁波シール
ド材を使用している。
に活用するとともに、インテリジェントビル等における
電磁波シールド可能な窓用のブラインドが提案されてい
る(特開昭62−112889号公報参照)。このブラ
インドでは、各ブレード間を透明フィルムにより連結す
るとともに、ブレード及び透明フィルムに電磁波シール
ド材を使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様なブ
ラインドでは、次の様な問題があり必ずしも好適ではな
かった。つまり、従来の電磁波シールド用のブラインド
では、単にブレードと透明フィルムを接続しただけであ
るので断熱性が悪く、室内の冷房及び暖房を効率よく行
えないという問題があった。この断熱性を高めるため
に、別途カーテン等を取り付ける場合には、カーテンを
取り付ける場所を十分に確保できないことがあり、その
ため、ブラインドの開閉の作業がし難くなってしまうと
いう別の問題が生じていた。
ラインドでは、次の様な問題があり必ずしも好適ではな
かった。つまり、従来の電磁波シールド用のブラインド
では、単にブレードと透明フィルムを接続しただけであ
るので断熱性が悪く、室内の冷房及び暖房を効率よく行
えないという問題があった。この断熱性を高めるため
に、別途カーテン等を取り付ける場合には、カーテンを
取り付ける場所を十分に確保できないことがあり、その
ため、ブラインドの開閉の作業がし難くなってしまうと
いう別の問題が生じていた。
【0005】また、長期間使用している内に、ブレード
と透明フィルムとの接合部分が破れて、電磁波シールド
性が低下してしまうという問題があった。更に、電磁波
シールドを行なう透明フィルムの材料には限定があるの
で、アルミニウム等の電磁波シールド性の高い金属など
を使用できないという問題もあった。
と透明フィルムとの接合部分が破れて、電磁波シールド
性が低下してしまうという問題があった。更に、電磁波
シールドを行なう透明フィルムの材料には限定があるの
で、アルミニウム等の電磁波シールド性の高い金属など
を使用できないという問題もあった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れ、その目的は、狭い空間でも容易に電磁波の遮蔽を行
なうとともに、断熱性及び耐久性に優れた電磁波シール
ド用ブラインドを提供することである。
れ、その目的は、狭い空間でも容易に電磁波の遮蔽を行
なうとともに、断熱性及び耐久性に優れた電磁波シール
ド用ブラインドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
なされた本発明は、窓等の開口部からの光の透過を規制
する遮蔽部を、所定方向に動かして採光調節を行なうブ
ラインドにおいて、前記遮蔽部がハニカム状の構造を備
えるとともに、該遮蔽部の少なくとも一方の面に電磁波
を遮蔽する電磁波シールド層を備えたことを特徴とする
電磁波シールド用ブラインドを要旨とする。
なされた本発明は、窓等の開口部からの光の透過を規制
する遮蔽部を、所定方向に動かして採光調節を行なうブ
ラインドにおいて、前記遮蔽部がハニカム状の構造を備
えるとともに、該遮蔽部の少なくとも一方の面に電磁波
を遮蔽する電磁波シールド層を備えたことを特徴とする
電磁波シールド用ブラインドを要旨とする。
【0008】ここで、前記電磁波シールド層が形成され
た遮蔽部の材料としては、例えば不織布,布,紙,プラ
スチック等が挙げられ、この遮蔽部に形成される電磁波
シールド層の材料としては、例えばアルミニウム等の金
属が挙げられる。また、電磁波シールド層の形成方法
は、ルーバの表面に蒸着や塗布、或は金属箔を貼り付け
る方法等によって実現できる。
た遮蔽部の材料としては、例えば不織布,布,紙,プラ
スチック等が挙げられ、この遮蔽部に形成される電磁波
シールド層の材料としては、例えばアルミニウム等の金
属が挙げられる。また、電磁波シールド層の形成方法
は、ルーバの表面に蒸着や塗布、或は金属箔を貼り付け
る方法等によって実現できる。
【0009】
【作用】本発明の電磁波シールド用ブラインドは、使用
時にはハニカム状の遮蔽部が広げられるとともに、収納
時には遮蔽部が折り畳まれることによって、採光の調節
が行われる。
時にはハニカム状の遮蔽部が広げられるとともに、収納
時には遮蔽部が折り畳まれることによって、採光の調節
が行われる。
【0010】従って、ブラインドが広げられた場合に
は、遮蔽部に形成された電磁波シールド層がその拡開方
向に伸びて広がることによって、太陽光線に加えて電波
ノイズや磁気ノイズ等の電磁波の通過を遮ることが可能
となる。
は、遮蔽部に形成された電磁波シールド層がその拡開方
向に伸びて広がることによって、太陽光線に加えて電波
ノイズや磁気ノイズ等の電磁波の通過を遮ることが可能
となる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明による実施例の電磁波シール
ド用ブラインドを、図に基づいて説明する。図1は、第
1実施例の電磁波シールド用ブランド(以下ブラインド
と称す)1を一部破断して示しており、このブラインド
1は、不織布からなるハニカム状の遮蔽部2と、この遮
蔽部2の上下両端に設けられたプラスチック製の支持部
3,4とから構成されている。尚、このブラインド1
は、通常のブラインド1と同様に、紐(図示せず)を引
っ張ると上方に縮まる様に構成されている。
ド用ブラインドを、図に基づいて説明する。図1は、第
1実施例の電磁波シールド用ブランド(以下ブラインド
と称す)1を一部破断して示しており、このブラインド
1は、不織布からなるハニカム状の遮蔽部2と、この遮
蔽部2の上下両端に設けられたプラスチック製の支持部
3,4とから構成されている。尚、このブラインド1
は、通常のブラインド1と同様に、紐(図示せず)を引
っ張ると上方に縮まる様に構成されている。
【0012】前記遮蔽部2は、図2(A),(B)に示
す様に、何重にも折曲げられた左右一対の不織布のシー
ト5,6を、その内側の全ての凸部5a,6aにて接着
剤で貼り合わせたものであり、一方のシート5の外側面
には、アルミニウムが蒸着されて電磁波シールド層(以
下図の点線で示す)7が形成されている。
す様に、何重にも折曲げられた左右一対の不織布のシー
ト5,6を、その内側の全ての凸部5a,6aにて接着
剤で貼り合わせたものであり、一方のシート5の外側面
には、アルミニウムが蒸着されて電磁波シールド層(以
下図の点線で示す)7が形成されている。
【0013】従って、このブラインド1を窓等に取り付
ければ、太陽光線を遮ることができるとともに、シート
5上の電磁波シールド層7によって、良好に電磁波ノイ
ズをシールドすることができる。よって、このブライン
ド1のみで、太陽光線の遮蔽と電磁波の遮蔽とをともに
行なうことができるので、窓周辺の空間が狭い場合でも
簡単に取り付けられて、高い遮蔽効果を得ることができ
る。
ければ、太陽光線を遮ることができるとともに、シート
5上の電磁波シールド層7によって、良好に電磁波ノイ
ズをシールドすることができる。よって、このブライン
ド1のみで、太陽光線の遮蔽と電磁波の遮蔽とをともに
行なうことができるので、窓周辺の空間が狭い場合でも
簡単に取り付けられて、高い遮蔽効果を得ることができ
る。
【0014】また、この電磁波シールド層7は、アルミ
ニウムを蒸着したものであるので、単に太陽光線を遮蔽
するだけでなく光を入射方向に反射することができ、よ
って、断熱効果が大きいという利点があり、更に、遮蔽
部2には、左右のシート5,6に挟まれたハニカムによ
る空気層8があるので、その点からも一層断熱効果に優
れている。
ニウムを蒸着したものであるので、単に太陽光線を遮蔽
するだけでなく光を入射方向に反射することができ、よ
って、断熱効果が大きいという利点があり、更に、遮蔽
部2には、左右のシート5,6に挟まれたハニカムによ
る空気層8があるので、その点からも一層断熱効果に優
れている。
【0015】尚、本実施例では、電磁波シールド層7
を、一方のシート5の外側面にのみ形成したが、例えば
両シート5,6の外側面、或は両シート5,6の両側面
に形成してもよく、その場合には、電磁波をシールドす
る能力が一層向上するという利点がある。このことは、
後述する実施例にも言えることである。
を、一方のシート5の外側面にのみ形成したが、例えば
両シート5,6の外側面、或は両シート5,6の両側面
に形成してもよく、その場合には、電磁波をシールドす
る能力が一層向上するという利点がある。このことは、
後述する実施例にも言えることである。
【0016】更に、ブラインド1の室内側のシート6の
表面に和紙等を貼り付けたり、或はその表面の色彩や模
様を工夫してもよく、その場合には室内の印象が向上す
るので、作業者の過度の緊張を和らげて、作業能率を向
上させることが可能である。次に、第2実施例のブライ
ンドについて、図3に基づいて説明する。
表面に和紙等を貼り付けたり、或はその表面の色彩や模
様を工夫してもよく、その場合には室内の印象が向上す
るので、作業者の過度の緊張を和らげて、作業能率を向
上させることが可能である。次に、第2実施例のブライ
ンドについて、図3に基づいて説明する。
【0017】図3(A)に示す様に、本実施例のブライ
ンド11は、短冊状のシート12を何枚も積層してハニ
カム状の遮蔽部13を形成したものであり、この遮蔽部
13の両側に電磁波シールド層14が形成されている。
つまり、図3(B)に示す様に、外側に電磁波シールド
層14が向く様に各一対のシート12a,12bの両端
部を接合するとともに、その一対となったシート12
a,12bの外側面の中央部を、他の一対のシート12
c,12dと接合する。この様に接合することによっ
て、ブラインド11を広げると、遮蔽部13はハニカム
状になって広がることになる。
ンド11は、短冊状のシート12を何枚も積層してハニ
カム状の遮蔽部13を形成したものであり、この遮蔽部
13の両側に電磁波シールド層14が形成されている。
つまり、図3(B)に示す様に、外側に電磁波シールド
層14が向く様に各一対のシート12a,12bの両端
部を接合するとともに、その一対となったシート12
a,12bの外側面の中央部を、他の一対のシート12
c,12dと接合する。この様に接合することによっ
て、ブラインド11を広げると、遮蔽部13はハニカム
状になって広がることになる。
【0018】尚、シート12a,12bの端部の接合方
向は、図3(C)に示す様に、シート12a,12bの
間に接着剤を配置する方法でもよく、或は図3(D)に
示す様に、両シート12a,12bを挟む様にテープを
貼り付けてもよい。従って、本実施例のブラインド11
は、前記第1実施例と同様な効果を奏するとともに、ブ
ラインド11の製造方法が容易であるという利点があ
る。
向は、図3(C)に示す様に、シート12a,12bの
間に接着剤を配置する方法でもよく、或は図3(D)に
示す様に、両シート12a,12bを挟む様にテープを
貼り付けてもよい。従って、本実施例のブラインド11
は、前記第1実施例と同様な効果を奏するとともに、ブ
ラインド11の製造方法が容易であるという利点があ
る。
【0019】次に、第3実施例のブラインドについて、
図4に基づいて説明する。図4(A)に示す様に、本実
施例のブラインド21は、前記実施例のブラインド11
の幅を広げて、二重の構造の遮蔽部22としている点が
大きな特徴である。従って、このブランド21では、図
4(B)に示す様に、幅の広いシート23を外側に電磁
波シールド層24が配置される様に積層するとともに、
シート23の複数の箇所を接着剤で接合している。
図4に基づいて説明する。図4(A)に示す様に、本実
施例のブラインド21は、前記実施例のブラインド11
の幅を広げて、二重の構造の遮蔽部22としている点が
大きな特徴である。従って、このブランド21では、図
4(B)に示す様に、幅の広いシート23を外側に電磁
波シールド層24が配置される様に積層するとともに、
シート23の複数の箇所を接着剤で接合している。
【0020】従って、本実施例のブラインド11は、前
記第2実施例と同様な効果を奏するとともに、遮蔽部2
2が二重構造となっているので、電磁波を遮蔽する能力
が高く、しかも多数のハニカム状の部屋25が形成され
ているので、断熱性に富むという利点がある。
記第2実施例と同様な効果を奏するとともに、遮蔽部2
2が二重構造となっているので、電磁波を遮蔽する能力
が高く、しかも多数のハニカム状の部屋25が形成され
ているので、断熱性に富むという利点がある。
【0021】次に、第4実施例のブラインドについて、
図5に基づいて説明する。図5(A)に示す様に、本実
施例のブラインド31は、前記第3実施例のブラインド
21の図の右側の1/4が削られた様な形状であり、特
に電磁波シールド層32の配置の方法が大きく異なる。
図5に基づいて説明する。図5(A)に示す様に、本実
施例のブラインド31は、前記第3実施例のブラインド
21の図の右側の1/4が削られた様な形状であり、特
に電磁波シールド層32の配置の方法が大きく異なる。
【0022】つまり、本実施例のブラインド31では、
図5(B)に示す様に、遮蔽部33を構成するシート3
4として長尺のシート34が用いられており、このシー
ト34の一方の面に全体に電磁波シールド層32が形成
されており、他方の面には模様の入った和紙(図示せ
ず)が貼り付けられている。
図5(B)に示す様に、遮蔽部33を構成するシート3
4として長尺のシート34が用いられており、このシー
ト34の一方の面に全体に電磁波シールド層32が形成
されており、他方の面には模様の入った和紙(図示せ
ず)が貼り付けられている。
【0023】そして、このブラインド31を製造する時
には、長尺のシート34を幾重にも折曲げて、所定位置
にて互いに接着剤で接合して形成する。従って、このブ
ラインド31を図の右側から見ると、電磁波シールド層
32の銀色が見えるが、反対側からは全く電磁波シール
ド層32が見えず、和紙のみが見えることになるので、
部屋の内装との調和を図ることができる。
には、長尺のシート34を幾重にも折曲げて、所定位置
にて互いに接着剤で接合して形成する。従って、このブ
ラインド31を図の右側から見ると、電磁波シールド層
32の銀色が見えるが、反対側からは全く電磁波シール
ド層32が見えず、和紙のみが見えることになるので、
部屋の内装との調和を図ることができる。
【0024】次に、第5実施例のブラインドについて、
図6に基づいて説明する。図6(A),(B)に示す様
に、本実施例のブラインド41は、多数の短冊状のシー
ト42を略筒状に折曲げて貼り付けることによって、遮
蔽部43を形成するものである。
図6に基づいて説明する。図6(A),(B)に示す様
に、本実施例のブラインド41は、多数の短冊状のシー
ト42を略筒状に折曲げて貼り付けることによって、遮
蔽部43を形成するものである。
【0025】つまり、本実施例のブラインド41では、
外側に電磁波シールド層44を形成したシート42aと
電磁波シールド層44を形成しないシート42bとを、
図の様に一端が開放された筒状に折曲げるとともに、そ
れらを向い合わせにずらして配置し、接着剤で接合して
遮蔽部43を形成する。
外側に電磁波シールド層44を形成したシート42aと
電磁波シールド層44を形成しないシート42bとを、
図の様に一端が開放された筒状に折曲げるとともに、そ
れらを向い合わせにずらして配置し、接着剤で接合して
遮蔽部43を形成する。
【0026】従って、本実施例のブラインド41は、上
述した実施例と同様な効果を奏するとともに、接合面が
広くしかも二重になっているので、強度が大きいという
利点がある。次に、第6実施例のブラインドについて、
図7に基づいて説明する。
述した実施例と同様な効果を奏するとともに、接合面が
広くしかも二重になっているので、強度が大きいという
利点がある。次に、第6実施例のブラインドについて、
図7に基づいて説明する。
【0027】図7に示す様に、本実施例のブラインド5
1は、多数の短冊状のシート52を円筒状に形成すると
ともに、その円筒状の部材53を所定方向に多数接合し
て遮蔽部54を形成したものである。このブラインド5
1では、電磁波シールド層555は、一方の側の円筒状
部材53の外側表面に形成されている。
1は、多数の短冊状のシート52を円筒状に形成すると
ともに、その円筒状の部材53を所定方向に多数接合し
て遮蔽部54を形成したものである。このブラインド5
1では、電磁波シールド層555は、一方の側の円筒状
部材53の外側表面に形成されている。
【0028】従って、本実施例のブラインド51は、前
記実施例の効果を奏するとともに、反射面が円形である
ので、まぶしさが低減されるという利点がある。尚、本
発明は上記実施例に何等限定されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において各種の態様で実施できる
ことは勿論である。
記実施例の効果を奏するとともに、反射面が円形である
ので、まぶしさが低減されるという利点がある。尚、本
発明は上記実施例に何等限定されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において各種の態様で実施できる
ことは勿論である。
【0029】例えば、前記全ての実施例において、電磁
波シールド層をシートの片側だけに設けるのではなく両
側に設けると、一層電磁波の遮蔽性が向上するので好適
であり、また同様に、一方の側のシートだけでなく両側
のシートに電磁波シールド層を形成すると、電磁波の遮
蔽性が向上するので好適である。
波シールド層をシートの片側だけに設けるのではなく両
側に設けると、一層電磁波の遮蔽性が向上するので好適
であり、また同様に、一方の側のシートだけでなく両側
のシートに電磁波シールド層を形成すると、電磁波の遮
蔽性が向上するので好適である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかな様に、本
発明の電磁波シールド用ブラインドは、ハニカム状の遮
蔽部が形成されているので、遮蔽部が丈夫で耐久性があ
るという効果がある。
発明の電磁波シールド用ブラインドは、ハニカム状の遮
蔽部が形成されているので、遮蔽部が丈夫で耐久性があ
るという効果がある。
【0031】また、遮蔽部の少なくとも一方の面に電磁
波を遮蔽する電磁波シールド層を備えているので、太陽
光線を遮蔽することができるとともに電磁波ノイズを十
分に遮蔽でき、しかも電磁波シールド層として様々な材
料を使用できるという利点がある。
波を遮蔽する電磁波シールド層を備えているので、太陽
光線を遮蔽することができるとともに電磁波ノイズを十
分に遮蔽でき、しかも電磁波シールド層として様々な材
料を使用できるという利点がある。
【0032】更に、本発明のブラインドは、一台で従来
のブラインドと電磁波シールド用のカーテン等の機能を
果たすので、ブラインドの取り付け部分がコンパクトに
なり、室内を有効に利用できるという特長がある。その
上、遮蔽部がハニカム状であるので、ハニカムの内部に
保持された空気層によって、断熱性が優れているという
顕著な利点がある。
のブラインドと電磁波シールド用のカーテン等の機能を
果たすので、ブラインドの取り付け部分がコンパクトに
なり、室内を有効に利用できるという特長がある。その
上、遮蔽部がハニカム状であるので、ハニカムの内部に
保持された空気層によって、断熱性が優れているという
顕著な利点がある。
【図1】本発明の第1実施例のブラインドを一部破断し
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図2】第1実施例のブラインドの製造方法を示す説明
図である。
図である。
【図3】第2実施例のブラインドの側面を模式的に示す
説明図である。
説明図である。
【図4】第3実施例のブラインドの側面を模式的に示す
説明図である。
説明図である。
【図5】第4実施例のブラインドの側面を模式的に示す
説明図である。
説明図である。
【図6】第5実施例のブラインドの側面を模式的に示す
説明図である。
説明図である。
【図7】第6実施例のブラインドの側面を模式的に示す
説明図である。
説明図である。
1,11,21,31,41,51…電磁波シールド用
ブラインド 2,13,22,33,43,54…遮蔽部 5,6,12,12a,12b,12c,12d,2
3,34,42,42a,42b,52…シート 7,14,24,32,44,55…電磁波シールド層
ブラインド 2,13,22,33,43,54…遮蔽部 5,6,12,12a,12b,12c,12d,2
3,34,42,42a,42b,52…シート 7,14,24,32,44,55…電磁波シールド層
Claims (1)
- 【請求項1】 窓等の開口部からの光の透過を規制する
遮蔽部を、所定方向に動かして採光調節を行なうブライ
ンドにおいて、 前記遮蔽部がハニカム状の構造を備えるとともに、該遮
蔽部の少なくとも一方の面に電磁波を遮蔽する電磁波シ
ールド層を備えたことを特徴とする電磁波シールド用ブ
ラインド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32600691A JPH05156877A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 電磁波シールド用ブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32600691A JPH05156877A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 電磁波シールド用ブラインド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05156877A true JPH05156877A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18183045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32600691A Pending JPH05156877A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 電磁波シールド用ブラインド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05156877A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08187803A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-07-23 | Deyou Co Ltd | 二重セルハニカム結合構造 |
JP2007197906A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-09 | Seiki Juko Kk | スクリーン装置 |
CN101984889A (zh) * | 2010-10-26 | 2011-03-16 | 郎海涛 | 双层式蜂窝帘加工成形方法 |
CN104768345A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-07-08 | 湖北融通三立科技有限公司 | 用于户外机柜的防溅水百叶窗 |
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1991
- 1991-12-10 JP JP32600691A patent/JPH05156877A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08187803A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-07-23 | Deyou Co Ltd | 二重セルハニカム結合構造 |
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