JPH051566A - 過給機付v型エンジン - Google Patents
過給機付v型エンジンInfo
- Publication number
- JPH051566A JPH051566A JP6053491A JP6053491A JPH051566A JP H051566 A JPH051566 A JP H051566A JP 6053491 A JP6053491 A JP 6053491A JP 6053491 A JP6053491 A JP 6053491A JP H051566 A JPH051566 A JP H051566A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supercharger
- engine
- banks
- noise
- intercooler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B77/00—Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
- F02B77/11—Thermal or acoustic insulation
- F02B77/13—Acoustic insulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】Vバンク間に機械式過給機を配置したV型エン
ジンにおいて、エンジンの軽量コンパクト化を損うこと
なく、機械式過給機から外部へ放射される騒音を効果的
に遮断し、エンジン騒音の低減を図る。 【構成】左右に対向する一対のバンクBf,Brを有す
るV型エンジン1の両バンクBf,Br間にクランク軸
8によって駆動されるスーパーチャージャ6を配置す
る。そして、上記両バンクBf,Br間にインタークー
ラ13を架設し、該インタークーラ13とエンジン1本
体とによって両バンクBf,Br間に閉空間27を形成
し、該閉空間27内に上記スーパーチャージャ6を包囲
するエンクロージャ18を設ける。
ジンにおいて、エンジンの軽量コンパクト化を損うこと
なく、機械式過給機から外部へ放射される騒音を効果的
に遮断し、エンジン騒音の低減を図る。 【構成】左右に対向する一対のバンクBf,Brを有す
るV型エンジン1の両バンクBf,Br間にクランク軸
8によって駆動されるスーパーチャージャ6を配置す
る。そして、上記両バンクBf,Br間にインタークー
ラ13を架設し、該インタークーラ13とエンジン1本
体とによって両バンクBf,Br間に閉空間27を形成
し、該閉空間27内に上記スーパーチャージャ6を包囲
するエンクロージャ18を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右にV字状に対向す
る一対のバンク間(これをVバンク間ともいう)に機械
式過給機が配置された過給機付V型エンジンの騒音改善
に関する。
る一対のバンク間(これをVバンク間ともいう)に機械
式過給機が配置された過給機付V型エンジンの騒音改善
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン出力軸によって駆動され
る機械式過給機を備えたV型エンジンでは、Vバンク間
の空間を有効に利用するため、例えば特開平2−227
517号公報に開示されるように、機械式過給機をVバ
ンク間に配置し、該機械式過給機の下流側の吸気通路に
接続されるインタークーラをエンジンの前方に配置させ
て吸気系のコンパクト化を図るようにしたものが知られ
ている。
る機械式過給機を備えたV型エンジンでは、Vバンク間
の空間を有効に利用するため、例えば特開平2−227
517号公報に開示されるように、機械式過給機をVバ
ンク間に配置し、該機械式過給機の下流側の吸気通路に
接続されるインタークーラをエンジンの前方に配置させ
て吸気系のコンパクト化を図るようにしたものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
エンジンにおいては、機械式過給機が回転駆動されると
きの機械音及び機械式過給機で加圧された吸気が吐出さ
れるときの吸気吐出音が放射される。これらはエンジン
騒音のうちでも大きな比重を占めるものとなっており、
エンジン騒音低減にとって上記機械式過給機からの騒音
を低減することが重要な課題となっている。そこで、こ
の騒音対策として、騒音源である機械式過給機をカバー
部材等で包囲して、機械式過給機から放射される騒音が
外部へ放射されるのを遮断することが考えられるが、上
記公報記載のもののように、V型エンジンのVバンク間
に機械式過給機を配置したものでは、機械式過給機から
放射される騒音のうち、下方及び左右側方へ放射される
騒音は、エンジン本体のVバンクを形成する壁面によっ
て遮音されるので、エンジン上方へ放射される騒音を遮
断する必要があり、Vバンク間上方を覆うカバー部材等
を別途設けなければならない。その場合、上記カバー部
材としては、機械式過給機から放射される騒音を有効に
遮断できるものが必要で、比較的重くて大きなものにな
り、エンジンの軽量化及びコンパクト化を図るのが困難
となる。
エンジンにおいては、機械式過給機が回転駆動されると
きの機械音及び機械式過給機で加圧された吸気が吐出さ
れるときの吸気吐出音が放射される。これらはエンジン
騒音のうちでも大きな比重を占めるものとなっており、
エンジン騒音低減にとって上記機械式過給機からの騒音
を低減することが重要な課題となっている。そこで、こ
の騒音対策として、騒音源である機械式過給機をカバー
部材等で包囲して、機械式過給機から放射される騒音が
外部へ放射されるのを遮断することが考えられるが、上
記公報記載のもののように、V型エンジンのVバンク間
に機械式過給機を配置したものでは、機械式過給機から
放射される騒音のうち、下方及び左右側方へ放射される
騒音は、エンジン本体のVバンクを形成する壁面によっ
て遮音されるので、エンジン上方へ放射される騒音を遮
断する必要があり、Vバンク間上方を覆うカバー部材等
を別途設けなければならない。その場合、上記カバー部
材としては、機械式過給機から放射される騒音を有効に
遮断できるものが必要で、比較的重くて大きなものにな
り、エンジンの軽量化及びコンパクト化を図るのが困難
となる。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、Vバンク間に機械
式過給機を配置したV型エンジンにおいて、エンジンの
軽量コンパクト化を損うことなく、機械式過給機から外
部へ放射される騒音を効果的に遮断し、エンジン騒音の
低減を図ることにある。
のであり、その目的とするところは、Vバンク間に機械
式過給機を配置したV型エンジンにおいて、エンジンの
軽量コンパクト化を損うことなく、機械式過給機から外
部へ放射される騒音を効果的に遮断し、エンジン騒音の
低減を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明が講じた解決手段は、左右に対向す
る一対のバンクを有し、該両バンク間にエンジン出力軸
によって駆動される機械式過給機が配置された過給機付
V型エンジンを前提とする。そして、上記両バンク間に
インタークーラを架設し、該インタークーラとエンジン
本体とによって両バンク間に閉空間を形成し、該閉空間
内に上記機械式過給機を包囲するカバーを設ける構成と
している。
め、請求項1の発明が講じた解決手段は、左右に対向す
る一対のバンクを有し、該両バンク間にエンジン出力軸
によって駆動される機械式過給機が配置された過給機付
V型エンジンを前提とする。そして、上記両バンク間に
インタークーラを架設し、該インタークーラとエンジン
本体とによって両バンク間に閉空間を形成し、該閉空間
内に上記機械式過給機を包囲するカバーを設ける構成と
している。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、機械式過給機の駆動軸にカップリングを連結し、
該カップリングを機械式過給機と共にカバーで包囲する
構成としている。
いて、機械式過給機の駆動軸にカップリングを連結し、
該カップリングを機械式過給機と共にカバーで包囲する
構成としている。
【0007】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、左右の各バンク上方に気筒列方向に延びたサージ
タンクをそれぞれ配置する構成としている。
いて、左右の各バンク上方に気筒列方向に延びたサージ
タンクをそれぞれ配置する構成としている。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、機械
式過給機は二重に包囲されることになる。つまり、機械
式過給機は、まず、上記カバーによってその周囲を包囲
され、更に、そのカバーはインタークーラとエンジン本
体とで形成された閉空間に設けられることから、上記イ
ンタークーラとエンジン本体とで包囲される。そのた
め、上記機械式過給機から外部へ放射される騒音は、ま
ず、上記カバーによって遮断され外部へ放射される騒音
が低減される。更に、上記カバーから洩れ出た騒音のう
ち、下方及び左右側方へ放射される音は、エンジン本体
のVバンクを形成する壁面によって遮断され、また、エ
ンジン上方へ放射される音は、比較的重量物となるイン
タークーラによって遮断される。したがって、上記機械
式過給機から放射される騒音は、上記二重の包囲部材に
よってエンジン外方への放射が大部分遮断され、エンジ
ン騒音が効果的に低減される。
式過給機は二重に包囲されることになる。つまり、機械
式過給機は、まず、上記カバーによってその周囲を包囲
され、更に、そのカバーはインタークーラとエンジン本
体とで形成された閉空間に設けられることから、上記イ
ンタークーラとエンジン本体とで包囲される。そのた
め、上記機械式過給機から外部へ放射される騒音は、ま
ず、上記カバーによって遮断され外部へ放射される騒音
が低減される。更に、上記カバーから洩れ出た騒音のう
ち、下方及び左右側方へ放射される音は、エンジン本体
のVバンクを形成する壁面によって遮断され、また、エ
ンジン上方へ放射される音は、比較的重量物となるイン
タークーラによって遮断される。したがって、上記機械
式過給機から放射される騒音は、上記二重の包囲部材に
よってエンジン外方への放射が大部分遮断され、エンジ
ン騒音が効果的に低減される。
【0009】更に、インタークーラは機械式過給機の直
上方で且つ両バンクに近接した配置となるため、機械式
過給機からインタークーラを経由して両バンクの各気筒
へ接続される吸気通路を短くすることができ、吸気系通
路をコンパクトにまとめられ、エンジンのレスポンスの
向上も図られる。
上方で且つ両バンクに近接した配置となるため、機械式
過給機からインタークーラを経由して両バンクの各気筒
へ接続される吸気通路を短くすることができ、吸気系通
路をコンパクトにまとめられ、エンジンのレスポンスの
向上も図られる。
【0010】また、請求項2の発明では、機械式過給機
の駆動軸に連結されたカップリングを機械式過給機と共
にカバーで包囲しているので、機械式過給機の駆動時に
増速ギヤ等で発生するギヤ音は、上記駆動軸を介して、
まず上記カッププリングに伝えられ、カップリングの連
結部で上記ギヤ音がある程度放射され上記カバーによっ
て外部への放射が遮断される。そのため、上記ギヤ音が
駆動軸を介して、上記カバー外部に設けられるエンジン
出力軸から機械式過給機へ駆動力を伝達する伝達部材と
してのプーリ等に直接伝わるのが防止され、騒音低減が
図られる。
の駆動軸に連結されたカップリングを機械式過給機と共
にカバーで包囲しているので、機械式過給機の駆動時に
増速ギヤ等で発生するギヤ音は、上記駆動軸を介して、
まず上記カッププリングに伝えられ、カップリングの連
結部で上記ギヤ音がある程度放射され上記カバーによっ
て外部への放射が遮断される。そのため、上記ギヤ音が
駆動軸を介して、上記カバー外部に設けられるエンジン
出力軸から機械式過給機へ駆動力を伝達する伝達部材と
してのプーリ等に直接伝わるのが防止され、騒音低減が
図られる。
【0011】更に、請求項3の発明では、左右の各バン
ク上方に気筒列方向に延びたサージタンクをそれぞれ配
置しているので、インタークーラと各バンクのシリンダ
ヘッド上方との間にできる空間から上記騒音がエンジン
外方へ放射されるのを遮断し、より一層の騒音低減が図
られる。
ク上方に気筒列方向に延びたサージタンクをそれぞれ配
置しているので、インタークーラと各バンクのシリンダ
ヘッド上方との間にできる空間から上記騒音がエンジン
外方へ放射されるのを遮断し、より一層の騒音低減が図
られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0013】図1及び図2は本発明の実施例に係る過給
機付V型エンジンを示す。これらの図において、1は左
右に対向する一対のバンクBf,Brを有するV型6気
筒エンジンで、このエンジン1は断面略V字状のシリン
ダブロック2と、該シリンダブロック2の上面に組み付
けられた左右1対のシリンダヘッド3f,3rと、各シ
リンダヘッド3f,3rの上面に組み付けられたシリン
ダヘッドカバー4f,4rと、シリンダブロック2の下
面に組み付けられたオイルパン(図示省略)とからな
る。6は上記エンジン1のVバンクを形成する左右のバ
ンクBf,Br間に気筒列方向に配設された機械式過給
機としてのリショルム式スーパーチャージャである。こ
のスーパーチャージャ6は、エンジン1の前側(図2に
おける下方)に配置された駆動軸6aにカップリング7
が連結されており、該カップリング7の軸部に装着され
たプーリ7aへクランク軸8に装着されたクランクプー
リ8aからベルト9を介して駆動力が伝達され回転駆動
されるようになっている。
機付V型エンジンを示す。これらの図において、1は左
右に対向する一対のバンクBf,Brを有するV型6気
筒エンジンで、このエンジン1は断面略V字状のシリン
ダブロック2と、該シリンダブロック2の上面に組み付
けられた左右1対のシリンダヘッド3f,3rと、各シ
リンダヘッド3f,3rの上面に組み付けられたシリン
ダヘッドカバー4f,4rと、シリンダブロック2の下
面に組み付けられたオイルパン(図示省略)とからな
る。6は上記エンジン1のVバンクを形成する左右のバ
ンクBf,Br間に気筒列方向に配設された機械式過給
機としてのリショルム式スーパーチャージャである。こ
のスーパーチャージャ6は、エンジン1の前側(図2に
おける下方)に配置された駆動軸6aにカップリング7
が連結されており、該カップリング7の軸部に装着され
たプーリ7aへクランク軸8に装着されたクランクプー
リ8aからベルト9を介して駆動力が伝達され回転駆動
されるようになっている。
【0014】上記スーパーチャージャ6の後端部には吸
気を導入する吸気導入口6bが設けられており、この吸
気導入口6bに上流側の吸気通路10がスロットルボデ
ィ11を介して接続されている。該スロットルボディ1
1内の通路には吸気流量を調節するスロットルバルブ1
2が配設されている。また、上記スーパーチャージャ6
の中央部で右側側方に吸気吐出部6cが設けられてお
り、スーパーチャージャ6で加圧された吸気はこの吸気
吐出部6cに吐出される。上記吸気吐出部6cは、内壁
に沿って吸音材が配設されており、また、前側に向けて
開口する吸気吐出口6dが設けられ、この吸気吐出口6
dはエンジン1の上方に配置されたインタークーラ13
の導入口13aと吸気通路10によって接続されてい
る。
気を導入する吸気導入口6bが設けられており、この吸
気導入口6bに上流側の吸気通路10がスロットルボデ
ィ11を介して接続されている。該スロットルボディ1
1内の通路には吸気流量を調節するスロットルバルブ1
2が配設されている。また、上記スーパーチャージャ6
の中央部で右側側方に吸気吐出部6cが設けられてお
り、スーパーチャージャ6で加圧された吸気はこの吸気
吐出部6cに吐出される。上記吸気吐出部6cは、内壁
に沿って吸音材が配設されており、また、前側に向けて
開口する吸気吐出口6dが設けられ、この吸気吐出口6
dはエンジン1の上方に配置されたインタークーラ13
の導入口13aと吸気通路10によって接続されてい
る。
【0015】上記インタークーラ13は、水冷式のもの
であり、台座26上に設置されている。該台座26は、
両バンクBf,Brの各シリンダヘッド3f,3rのバ
ンク側上端部における各前後端部の4箇所のボス26a
〜26dに固定され、バンクBf,Br間上方に架設さ
れている。つまり、上記インタークーラ13は、上記バ
ンクBf,Brの上方でバンクBf,Br間に架設して
配置されており、エンジン1本体側であるシリンダブロ
ック2及びシリンダヘッド3f,3rとで、上記バンク
Bf,Br間に閉空間27を形成している。そして、上
記インタークーラ13は、前側に上記導入口13aが、
中央部で上記スーパーチャージャ6本体の上方部分には
吸気を冷却するコア部13cが、後側に冷却された吸気
を吐出する吐出口13bがそれぞれ設けられている。該
吐出口13bには下流側の吸気通路10が接続され、こ
の下流側吸気通路10は左右に分岐して、左右の各バン
クBf,Brのサージタンク14f,14rの上流端に
それぞれ接続されている。上記各サージタンク14f,
14rは、気筒列方向に延び、左右の各バンクBf,B
rのシリンダヘッドカバー3f,3rの上方で上記イン
タークーラ13の左右両端部下方にそれぞれ配設されて
いる。そして、上記各サージタンク14f,14rから
は、それぞれ吸気管15,15,15が各バンクBf,
Brに形成された各気筒5の吸気ポート16に連通され
るように接続されている。また、上記各サージタンク1
4f,14rの下流端同士は、連通路17によって連通
されており、サージタンク14f,14rの上流側吸気
通路10を共鳴空間とする共鳴効果による吸気の過給が
行われるときの共鳴同調回転数が高回転側へ移行するよ
うに設定されている。
であり、台座26上に設置されている。該台座26は、
両バンクBf,Brの各シリンダヘッド3f,3rのバ
ンク側上端部における各前後端部の4箇所のボス26a
〜26dに固定され、バンクBf,Br間上方に架設さ
れている。つまり、上記インタークーラ13は、上記バ
ンクBf,Brの上方でバンクBf,Br間に架設して
配置されており、エンジン1本体側であるシリンダブロ
ック2及びシリンダヘッド3f,3rとで、上記バンク
Bf,Br間に閉空間27を形成している。そして、上
記インタークーラ13は、前側に上記導入口13aが、
中央部で上記スーパーチャージャ6本体の上方部分には
吸気を冷却するコア部13cが、後側に冷却された吸気
を吐出する吐出口13bがそれぞれ設けられている。該
吐出口13bには下流側の吸気通路10が接続され、こ
の下流側吸気通路10は左右に分岐して、左右の各バン
クBf,Brのサージタンク14f,14rの上流端に
それぞれ接続されている。上記各サージタンク14f,
14rは、気筒列方向に延び、左右の各バンクBf,B
rのシリンダヘッドカバー3f,3rの上方で上記イン
タークーラ13の左右両端部下方にそれぞれ配設されて
いる。そして、上記各サージタンク14f,14rから
は、それぞれ吸気管15,15,15が各バンクBf,
Brに形成された各気筒5の吸気ポート16に連通され
るように接続されている。また、上記各サージタンク1
4f,14rの下流端同士は、連通路17によって連通
されており、サージタンク14f,14rの上流側吸気
通路10を共鳴空間とする共鳴効果による吸気の過給が
行われるときの共鳴同調回転数が高回転側へ移行するよ
うに設定されている。
【0016】上記スーパーチャージャ6は上記閉空間2
7内において、その周囲をエンクロージャ18によって
包囲され密閉されている。詳細には、このエンクロージ
ャ18は、上下に二分割されて形成されており、図3に
示すように、下側のエンクロージャ18aは、シリンダ
ブロック2のVバンク間側の壁面に設けられた6つのボ
ス19a〜19fにボルトで固定されている。そして、
スーパーチャージャ6の後端部の吸気導入口6bと中央
部右側側方の吸気吐出口6dとが、外部の吸気通路10
とそれぞれ接続可能な状態にして、スーパーチャージャ
6は下側のエンクロージャ18a内に収納され且つ支持
され、上側のエンクロージャ18bによって上部を覆わ
れ、エンクロージャ18内に密閉されている。また、上
記エンクロージャ18内の前側空間部分には、スーパー
チャージャ6の駆動軸6aに連結されるカップリング7
も収納されており、上記カップリング7はベアリング2
0を介してエンクロージャ18に回転自在に支持されて
いる。上記カップリング7のスーパーチャージャ6の駆
動軸6aとの連結部には、ラバー部材7bが介設されて
おり、上記駆動軸6aからカップリング7へ振動騒音が
伝達されるのを抑制するようにしている。更に、上記カ
ップリング7の軸部に装着されたプーリ7aは、上記カ
ップリング7の軸部との間にプーリ7aからカップリン
グ7の軸部への駆動力の伝達を断続させる電磁クラッチ
25が構成されており、また、エンジン側のクランクプ
ーリ8aにもクランク軸8との間に同様の電磁クラッチ
25が構成されており、上記電磁クラッチ25は、クラ
ンク軸8からスーパーチャージャ6への回転駆動力の伝
達を運転状態に応じて断続させるように作動制御されて
いる。
7内において、その周囲をエンクロージャ18によって
包囲され密閉されている。詳細には、このエンクロージ
ャ18は、上下に二分割されて形成されており、図3に
示すように、下側のエンクロージャ18aは、シリンダ
ブロック2のVバンク間側の壁面に設けられた6つのボ
ス19a〜19fにボルトで固定されている。そして、
スーパーチャージャ6の後端部の吸気導入口6bと中央
部右側側方の吸気吐出口6dとが、外部の吸気通路10
とそれぞれ接続可能な状態にして、スーパーチャージャ
6は下側のエンクロージャ18a内に収納され且つ支持
され、上側のエンクロージャ18bによって上部を覆わ
れ、エンクロージャ18内に密閉されている。また、上
記エンクロージャ18内の前側空間部分には、スーパー
チャージャ6の駆動軸6aに連結されるカップリング7
も収納されており、上記カップリング7はベアリング2
0を介してエンクロージャ18に回転自在に支持されて
いる。上記カップリング7のスーパーチャージャ6の駆
動軸6aとの連結部には、ラバー部材7bが介設されて
おり、上記駆動軸6aからカップリング7へ振動騒音が
伝達されるのを抑制するようにしている。更に、上記カ
ップリング7の軸部に装着されたプーリ7aは、上記カ
ップリング7の軸部との間にプーリ7aからカップリン
グ7の軸部への駆動力の伝達を断続させる電磁クラッチ
25が構成されており、また、エンジン側のクランクプ
ーリ8aにもクランク軸8との間に同様の電磁クラッチ
25が構成されており、上記電磁クラッチ25は、クラ
ンク軸8からスーパーチャージャ6への回転駆動力の伝
達を運転状態に応じて断続させるように作動制御されて
いる。
【0017】また、上記吸気通路10には、一端が上記
サージタンク14f,14rの下流端同士を連通する連
通路17に連通し、他端が上記エンクロージャ18の前
側空間内へ連通する下流側連通路21が設けられ、更
に、一端が上記エンクロージャ18後部の吸気吐出部6
c近傍の空間に連通し、他端がスロットルボディ11の
上流側の吸気通路10に連通する上流側連通路22が設
けられている。該上流側連通路22の途中にはISC弁
24が配設されており、上流側連通路22内を流通する
吸気流量を運転状態に応じて調整するようにしている。
上記下流側連通路21と上流側連通路22とは、上記エ
ンクロージャ18内の密閉された空間を通じて互いに連
通されている。つまり、上記下流側連通路21と上流側
連通路22とは、インタークーラ13の下流側の吸気通
路10を構成するサージタンクの連通路17から分岐
し、途中にエンクロージャ18内の空間を介在させてス
ロットルバルブ12の上流側吸気通路に合流するバイパ
ス通路23を構成している。
サージタンク14f,14rの下流端同士を連通する連
通路17に連通し、他端が上記エンクロージャ18の前
側空間内へ連通する下流側連通路21が設けられ、更
に、一端が上記エンクロージャ18後部の吸気吐出部6
c近傍の空間に連通し、他端がスロットルボディ11の
上流側の吸気通路10に連通する上流側連通路22が設
けられている。該上流側連通路22の途中にはISC弁
24が配設されており、上流側連通路22内を流通する
吸気流量を運転状態に応じて調整するようにしている。
上記下流側連通路21と上流側連通路22とは、上記エ
ンクロージャ18内の密閉された空間を通じて互いに連
通されている。つまり、上記下流側連通路21と上流側
連通路22とは、インタークーラ13の下流側の吸気通
路10を構成するサージタンクの連通路17から分岐
し、途中にエンクロージャ18内の空間を介在させてス
ロットルバルブ12の上流側吸気通路に合流するバイパ
ス通路23を構成している。
【0018】以上の構成により、上記実施例では、スー
パーチャージャ6は、エンクロージャ18によってその
周囲を包囲されて密閉され、更に、このエンクロージャ
18はエンジン1のVバンク間に設けられていることか
ら、上記スーパーチャージャ6は、上方をインタークー
ラ13で、下方及び左右側方をエンジン1本体で包囲さ
れて二重に周囲を包囲されている。そのため、スーパー
チャージャ6が回転駆動されるときの機械音及び吸気吐
出部6cに加圧された吸気が吐出されるときの吸気の吐
出音等のスーパーチャージャ6から発生する騒音は、ま
ず、上記エンクロージャ18によって外部へ放射される
のが遮断され、更に、上記エンクロージャ18から洩れ
出た上記騒音のうち、下方及び左右側方へ放射される音
は、エンジン1本体のVバンクを形成する壁面によって
遮断され、また、エンジン1上方へ放射される音は、直
上方に配置されたインタークーラ13のコア部13cに
よって遮断される。上記コア部13cには冷却用の水が
流通されており、この水が音のダンピング材として作用
し、より一層効果的にエンジン1上方へ放射される音を
遮断する。また、左右の各バンクBf,Brのサージタ
ンク14f,14rは、気筒列方向に延び、上記各バン
クBf,Brのシリンダヘッドカバー3f,3rの上方
で上記インタークーラ13の左右両端部下方にそれぞれ
配設されているので、上記インタークーラ13と各バン
クBf,Brの上方との間にできる空間から上記騒音が
エンジン外方へ放射されるのを遮断する。したがって、
上記スーパーチャージャ6からエンジン外方へ放射され
る騒音の大部分を、上記二重の包囲部材によって遮断す
ることができ、エンジン騒音を効果的に低減することが
できる。
パーチャージャ6は、エンクロージャ18によってその
周囲を包囲されて密閉され、更に、このエンクロージャ
18はエンジン1のVバンク間に設けられていることか
ら、上記スーパーチャージャ6は、上方をインタークー
ラ13で、下方及び左右側方をエンジン1本体で包囲さ
れて二重に周囲を包囲されている。そのため、スーパー
チャージャ6が回転駆動されるときの機械音及び吸気吐
出部6cに加圧された吸気が吐出されるときの吸気の吐
出音等のスーパーチャージャ6から発生する騒音は、ま
ず、上記エンクロージャ18によって外部へ放射される
のが遮断され、更に、上記エンクロージャ18から洩れ
出た上記騒音のうち、下方及び左右側方へ放射される音
は、エンジン1本体のVバンクを形成する壁面によって
遮断され、また、エンジン1上方へ放射される音は、直
上方に配置されたインタークーラ13のコア部13cに
よって遮断される。上記コア部13cには冷却用の水が
流通されており、この水が音のダンピング材として作用
し、より一層効果的にエンジン1上方へ放射される音を
遮断する。また、左右の各バンクBf,Brのサージタ
ンク14f,14rは、気筒列方向に延び、上記各バン
クBf,Brのシリンダヘッドカバー3f,3rの上方
で上記インタークーラ13の左右両端部下方にそれぞれ
配設されているので、上記インタークーラ13と各バン
クBf,Brの上方との間にできる空間から上記騒音が
エンジン外方へ放射されるのを遮断する。したがって、
上記スーパーチャージャ6からエンジン外方へ放射され
る騒音の大部分を、上記二重の包囲部材によって遮断す
ることができ、エンジン騒音を効果的に低減することが
できる。
【0019】また、バイパス通路23がサージタンクの
連通路17から分岐し途中にエンクロージャ18内空間
を介在させてスロットルバルブ12の上流側吸気通路1
0に合流されており、且つバイパス通路23の上流側連
通路22にISC弁24が配設されているので、低負荷
運転時でスロットルバルブ12が略閉弁状態のときは、
吸気は上記ISC弁24により流量を調整されつつ、ス
ロットルバルブ12上流からバイパス通路23内へ流入
して上記エンクロージャ18内空間を流通し、下流側の
吸気通路10を構成する上記連通路17へ流入し、エン
ジン1の各気筒へ供給され、また、高負荷運転時におい
ては、インタークーラ13で冷却された吸気はサージタ
ンク14f,14rを経て各気筒へ供給されるが、一部
は過給圧調整のためISC弁24の開度に応じて上記連
通路17からバイパス通路23へ流入して、上記エンク
ロージャ18内空間を流通しスロットルバルブ12の上
流側吸気通路10へ還流される。つまり、吸気は上記バ
イパス通路23内を常に流通することになる。そのた
め、上記エンクロージャ18内空間は常に掃気され、ス
ーパーチャージャ6の作動によって発生する熱がエンク
ロージャ18内に籠って高温となることはなく、スーパ
ーチャージャ6の信頼性を維持することができる。
連通路17から分岐し途中にエンクロージャ18内空間
を介在させてスロットルバルブ12の上流側吸気通路1
0に合流されており、且つバイパス通路23の上流側連
通路22にISC弁24が配設されているので、低負荷
運転時でスロットルバルブ12が略閉弁状態のときは、
吸気は上記ISC弁24により流量を調整されつつ、ス
ロットルバルブ12上流からバイパス通路23内へ流入
して上記エンクロージャ18内空間を流通し、下流側の
吸気通路10を構成する上記連通路17へ流入し、エン
ジン1の各気筒へ供給され、また、高負荷運転時におい
ては、インタークーラ13で冷却された吸気はサージタ
ンク14f,14rを経て各気筒へ供給されるが、一部
は過給圧調整のためISC弁24の開度に応じて上記連
通路17からバイパス通路23へ流入して、上記エンク
ロージャ18内空間を流通しスロットルバルブ12の上
流側吸気通路10へ還流される。つまり、吸気は上記バ
イパス通路23内を常に流通することになる。そのた
め、上記エンクロージャ18内空間は常に掃気され、ス
ーパーチャージャ6の作動によって発生する熱がエンク
ロージャ18内に籠って高温となることはなく、スーパ
ーチャージャ6の信頼性を維持することができる。
【0020】また、スーパーチャージャ6の駆動軸6a
に連結されたカップリング7は上記エンクロージャ18
内に収納され、スーパーチャージャ6の駆動軸6aとの
連結部には、ラバー部材7bが介設されているので、ス
ーパーチャージャ6の増速ギヤ等で発生したギヤ音が、
上記駆動軸6aからカップリング7の軸部に装着された
プーリ7aへ伝達されるのを抑制し、エンジン外方へ伝
達されるギヤ音を低減させることができ、エンジン騒音
の低減を図ることができる。更に、上記カップリング7
はベアリング20を介してエンクロージャ18に回転自
在に支持されているので、スーパーチャージャ6へ回転
駆動力を伝達するベルト9の張力を上記ベアリング20
を介してエンクロージャ18で受けることができ、精密
部品であるスーパーチャージャ6のロータ軸へ上記張力
を及ぼすことがなく、上記スーパーチャージャ6のロー
タ軸のベルト張力による焼付けを防止することができ
る。
に連結されたカップリング7は上記エンクロージャ18
内に収納され、スーパーチャージャ6の駆動軸6aとの
連結部には、ラバー部材7bが介設されているので、ス
ーパーチャージャ6の増速ギヤ等で発生したギヤ音が、
上記駆動軸6aからカップリング7の軸部に装着された
プーリ7aへ伝達されるのを抑制し、エンジン外方へ伝
達されるギヤ音を低減させることができ、エンジン騒音
の低減を図ることができる。更に、上記カップリング7
はベアリング20を介してエンクロージャ18に回転自
在に支持されているので、スーパーチャージャ6へ回転
駆動力を伝達するベルト9の張力を上記ベアリング20
を介してエンクロージャ18で受けることができ、精密
部品であるスーパーチャージャ6のロータ軸へ上記張力
を及ぼすことがなく、上記スーパーチャージャ6のロー
タ軸のベルト張力による焼付けを防止することができ
る。
【0021】また、インタークーラ13は、スーパーチ
ャージャ6の直上方で且つ両バンクBf,Brに近接し
た配置となるため、スーパーチャージャ6からインター
クーラ13を経由して両バンクBf,Brの各サージタ
ンク14f,14rへ接続される吸気通路10を短くす
ることができ、吸気系通路をコンパクトにまとめること
ができ、エンジンのレスポンスの向上も図ることができ
る。
ャージャ6の直上方で且つ両バンクBf,Brに近接し
た配置となるため、スーパーチャージャ6からインター
クーラ13を経由して両バンクBf,Brの各サージタ
ンク14f,14rへ接続される吸気通路10を短くす
ることができ、吸気系通路をコンパクトにまとめること
ができ、エンジンのレスポンスの向上も図ることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
過給機付V型エンジンによれば、両バンク間にインター
クーラを架設し、該インタークーラとエンジン本体とに
よってVバンク間を形成された閉空間内に機械式過給機
を包囲するカバーを設けているので、上記機械式過給機
を二重に包囲して、機械式過給機から外部へ放射される
騒音を、まず、上記カバーによって遮断し、更に、上記
カバーから洩れ出た騒音を、エンジン本体のVバンクを
形成する壁面と比較的重量物となるインタークーラによ
って遮断することができる。したがって、上記機械式過
給機からエンジン外方へ放射される騒音の大部分を上記
二重の包囲部材によって遮断することができ、エンジン
騒音を効果的に低減することができる。
過給機付V型エンジンによれば、両バンク間にインター
クーラを架設し、該インタークーラとエンジン本体とに
よってVバンク間を形成された閉空間内に機械式過給機
を包囲するカバーを設けているので、上記機械式過給機
を二重に包囲して、機械式過給機から外部へ放射される
騒音を、まず、上記カバーによって遮断し、更に、上記
カバーから洩れ出た騒音を、エンジン本体のVバンクを
形成する壁面と比較的重量物となるインタークーラによ
って遮断することができる。したがって、上記機械式過
給機からエンジン外方へ放射される騒音の大部分を上記
二重の包囲部材によって遮断することができ、エンジン
騒音を効果的に低減することができる。
【0023】更に、インタークーラは機械式過給機の直
上方で且つ両バンクに近接した配置となるため、機械式
過給機からインタークーラを経由して両バンクの各気筒
へ接続される吸気通路を短くすることができ、吸気系通
路をコンパクトにまとめることができ、エンジンのレス
ポンスの向上も図ることができる。
上方で且つ両バンクに近接した配置となるため、機械式
過給機からインタークーラを経由して両バンクの各気筒
へ接続される吸気通路を短くすることができ、吸気系通
路をコンパクトにまとめることができ、エンジンのレス
ポンスの向上も図ることができる。
【0024】また、請求項2の発明では、機械式過給機
の駆動軸に連結されたカップリングを機械式過給機と共
にカバーで包囲しているので、機械式過給機の駆動時に
増速ギヤ等で発生するギヤ音が、上記駆動軸を介して、
直接上記カバー外部に設けられるエンジン出力軸から機
械式過給機へ駆動力を伝達する伝達部材としてのプーリ
等に伝わるのを防止することができ、エンジン騒音の低
減を図ることができる。
の駆動軸に連結されたカップリングを機械式過給機と共
にカバーで包囲しているので、機械式過給機の駆動時に
増速ギヤ等で発生するギヤ音が、上記駆動軸を介して、
直接上記カバー外部に設けられるエンジン出力軸から機
械式過給機へ駆動力を伝達する伝達部材としてのプーリ
等に伝わるのを防止することができ、エンジン騒音の低
減を図ることができる。
【0025】更に、請求項3の発明では、左右の各バン
ク上方に気筒列方向に延びたサージタンクをそれぞれ配
置しているので、インタークーラと各バンクのシリンダ
ヘッド上方との間にできる空間から上記騒音がエンジン
外方へ放射されるのを遮断し、より一層の騒音低減を図
ることができる。
ク上方に気筒列方向に延びたサージタンクをそれぞれ配
置しているので、インタークーラと各バンクのシリンダ
ヘッド上方との間にできる空間から上記騒音がエンジン
外方へ放射されるのを遮断し、より一層の騒音低減を図
ることができる。
【図1】本発明の実施例に係る過給機付V型エンジンの
正面図である。
正面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】エンクロージャの取付けを示す図である。
1 エンジン
Bf,Br バンク
6 スーパーチャージャ(機械式過給機)
7 カップリング
8 クランク軸(エンジン出力軸)
13 インタークーラ
14f,14r サージタンク
18 エンクロージャ(カバー)
27 閉空間
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
F02B 75/22 F 9247−3G
F02M 35/10 301 C 9247−3G
(72)発明者 野村 一正
広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ
株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 左右に対向する一対のバンクを有し、該
両バンク間にエンジン出力軸によって駆動される機械式
過給機が配置された過給機付V型エンジンにおいて、上
記両バンク間にはインタークーラが架設され、該インタ
ークーラとエンジン本体とによって両バンク間に閉空間
が形成され、該閉空間内には上記機械式過給機を包囲す
るカバーが設けられていることを特徴とする過給機付V
型エンジン。 - 【請求項2】 機械式過給機の駆動軸にカップリングが
連結され、該カップリングは機械式過給機と共にカバー
で包囲されている請求項1記載の過給機付V型エンジ
ン。 - 【請求項3】 左右の各バンク上方に気筒列方向に延び
たサージタンクがそれぞれ配置されている請求項1記載
の過給機付V型エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6053491A JPH051566A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 過給機付v型エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6053491A JPH051566A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 過給機付v型エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051566A true JPH051566A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=13145068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6053491A Pending JPH051566A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 過給機付v型エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051566A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5889671A (en) * | 1996-06-17 | 1999-03-30 | Claas Kgaa | Mobile on-board computer system with operation units for machines |
WO1999067517A1 (en) * | 1998-06-24 | 1999-12-29 | Siemens Canada Limited | Housing system |
WO2016103406A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱自動車工業株式会社 | V型エンジンのスーパーチャージャー駆動機構 |
WO2016103405A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱自動車工業株式会社 | V型エンジンのスーパーチャージャー駆動機構 |
JP2018109402A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-07-12 | ドイツ アクチェンゲゼルシャフト | 内燃機関 |
US11486300B2 (en) | 2020-04-28 | 2022-11-01 | Yamaha Motor Power Products Kabushiki Kaisha | V-type OHV engine |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP6053491A patent/JPH051566A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5889671A (en) * | 1996-06-17 | 1999-03-30 | Claas Kgaa | Mobile on-board computer system with operation units for machines |
WO1999067517A1 (en) * | 1998-06-24 | 1999-12-29 | Siemens Canada Limited | Housing system |
US6178939B1 (en) | 1998-06-24 | 2001-01-30 | Siemens Canada Limited | Housing system |
WO2016103406A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱自動車工業株式会社 | V型エンジンのスーパーチャージャー駆動機構 |
WO2016103405A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱自動車工業株式会社 | V型エンジンのスーパーチャージャー駆動機構 |
JPWO2016103405A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2017-07-20 | 三菱自動車工業株式会社 | V型エンジンのスーパーチャージャー駆動機構 |
JPWO2016103406A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2017-08-10 | 三菱自動車工業株式会社 | V型エンジンのスーパーチャージャー駆動機構 |
JP2018109402A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-07-12 | ドイツ アクチェンゲゼルシャフト | 内燃機関 |
US11486300B2 (en) | 2020-04-28 | 2022-11-01 | Yamaha Motor Power Products Kabushiki Kaisha | V-type OHV engine |
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