JPH0515649A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH0515649A
JPH0515649A JP3171440A JP17144091A JPH0515649A JP H0515649 A JPH0515649 A JP H0515649A JP 3171440 A JP3171440 A JP 3171440A JP 17144091 A JP17144091 A JP 17144091A JP H0515649 A JPH0515649 A JP H0515649A
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frame
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door
glass door
holding
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Nobuaki Mizukai
伸明 水貝
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 窓構成部材Dにおいて、遊技盤透視覆蓋扉2
2を開閉支持部を介して組付け支持し、開閉支持部の近
傍に透視覆蓋扉22をほぼ全開位置に拘束保持し得ると
共に解除し得る移動操作形態の開放保持機構Gを装備
し、開放保持機構Gにおける開放保持部材43を、透視
覆蓋扉22を組付け支持する枠側の一部に当接又は係止
可能にしている。透視覆蓋扉22を開放した場合におい
て、開放保持部材43を拘束保持方向に移動操作するこ
とにより、開放保持部材43が窓構成部材Dと透視覆蓋
扉22との間に係るストッパー部材と化して、同覆蓋扉
22を全開位置に拘束保持する。一方開放保持部材43
を拘束解除方向へ移動操作することにより、窓構成部材
Dに対する透視覆蓋扉22の拘束が解除されて同覆蓋扉
22を閉鎖することができる。 【効果】 開放された透視覆蓋扉22は、不安定な揺動
や閉鎖方向への変動等が積極的に阻止されて安定に開放
保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前枠の正面内部にセ
ットされた遊技盤を、前枠の前面側に開閉自在に装着さ
れた透視覆蓋扉で覆蓋する型式のパチンコ遊技機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表されるこの種の遊技機
では、外枠に対して着脱及び開閉可能に組付けられる前
枠の各部に、殆んど全ての遊技用構成部材が搭載されて
おり、この構成部材の一つである遊技盤は、前枠の開口
内部に収容セットされて、前枠の開口前面側に装着され
た窓構成部材における開閉透視扉(通称ガラス扉ともい
う)で覆蓋されている。この窓構成部材については、サ
イズや付加的構造部分の有無等により多少の差異があっ
ても、基本的には前枠の開口前周囲に固定された窓枠の
内側に対して、前記ガラス扉が支軸を介して組付け支持
されて、軽快かつ円滑に開閉し得る一方、反開閉支点側
の施錠部で閉鎖状態にロック保持できるようになってい
る。そしてこのガラス扉は、主として遊技盤側の調整時
や点検時及び盤自体の新旧交換時等において、その都度
解錠して開放されるようになっている。
【0003】前述した従来の何れのパチンコ機において
も、窓構成部材におけるガラス扉は、軽快に開閉し得る
と共に一般的には90度以上に全開できるが、一側縁
(通常正面左側端)の前記支軸により片持ち状態で開閉
自在に支持されている形式であることから、開放された
場合その位置が非常に不安定な状態にあり、単に触れた
程度でも変動してしまう。特に遊技店内で遊技に供され
ている遊技機では、その全体が所要の傾き角度を以て設
置されていることもあって、ガラス扉は全開位置側へ開
放された後に閉鎖位置側へ自然的に変動することがあ
る。また全開位置に押し付けたとしても、振動や微少な
外力を受けた場合には同様に閉鎖位置側へ変動すること
が多々ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した窓構成部材の
ガラス扉に係る技術的状況にあって、従来ではこのガラ
ス扉を開放状態特に全開位置に安定保持するための適切
な技術がなかった。このためガラス扉の開放のもとで、
遊技盤の交換時や調整時等の作業・操作においては相当
苦慮しているのが現状である。すなわち開放したガラス
扉が変動したり閉じてしまうような状況について、遊技
盤の点検や確認等に係る操作が比較的に短時間で済むよ
うな場合や片手(主として右手)作業で行ない得る場合
等では、当該技術者や管理者にはさほど苦にならない。
しかし長時間を要する場合や両手作業となる場合には、
変動するガラス扉が作業上の障害や邪魔にもなり、煩ら
わしいばかりではなく苦痛感さえ伴うことが多々あっ
た。
【0005】ちなみに前述した後者の作業例の場合にあ
って、遊技盤の新旧交換セット時においては、旧盤の解
錠取外し時や新盤の収容施錠時に、ガラス扉に対して作
業者の人体(主として左腕)を当打したり遊技盤をぶつ
けたりする。また遊技盤の調整時においては、遊技釘に
係る間隔測定具(一般にゲージ棒ともいう)及びハンマ
ーを左右の手に持って多くの遊技釘を所要方向へ当打し
ながら間隔を調整する毎に、ガラス扉が作業者の左腕に
当ったり、摺ったりする。このためにガラス扉が変動障
害物として邪魔になるだけではなく、左腕の切傷や衣類
の破損等を招く危害物となってしまうことがある。
【0006】なお前述の窓構成部材では、窓枠にガラス
扉を組付けてユニット化されており、そして前枠に取着
された後においてガラス扉の下方の開口面域に、上の球
皿等を挿着セットした横長方形の開閉支盤が、着脱及び
開閉可能に組付けられて施錠保持されるようになってい
る。この開閉支盤は、ガラス扉と対比して開閉支持部が
比較的に硬い(きつい)支持条件にあるため、開放状態
において変動しにくく、むしろ開放度に応じた位置に静
止し易い。また変動するとしても、遊技盤のセット位置
より下方にあることから、前述した夫々の作業時におい
ては作業者にとってさほど苦にならず、また干渉・障害
物となることも少ない。このため同支盤の開放拘束保持
については、前述したガラス扉の場合程には特に強く要
望されない。
【0007】本発明は、前述した課題を好適に解決する
べく提案されたもので、前枠の開口前面側に装着された
透視覆蓋扉(ガラス扉)を、軽快かつ円滑に開閉し得る
と共に閉鎖状態に施錠保持できるようにしたもとで、開
放された透視覆蓋扉を全開位置に、拘束保持し、また拘
束解除し得るようにして、透視覆蓋体の変動等を解消し
て開放状態の安定化を図り、遊技盤の交換や調整等に係
る作業の安全性及び迅速化等を向上し得るパチンコ遊技
機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、先に述べた課
題を克服すると共に、所期の目的を好適に達成するため
の技術手段として、前枠の開口面域の正面内部に遊技盤
を着脱交換可能に収容セットする一方、同開口面域の前
側に窓構成部材を設置し、この窓構成部材おいて、前記
遊技盤を透視条件で覆蓋し得る透視覆蓋扉を開閉支持部
を介して組付け支持し、この開閉支持部の近傍に前記透
視覆蓋扉を少なくともほぼ全開位置に拘束保持し得ると
共に解除し得る移動操作形態の開放保持機構を装備し、
この開放保持機構における開放保持部材を、前記透視覆
蓋扉の一部又はこの透視覆蓋扉を組付け支持する枠側の
一部に当接又は係止可能にしたものである。
【0009】
【作用】前枠前面側の窓構成部材における透視覆蓋扉を
開放した場合において、開放保持機構における開放保持
部材を拘束保持方向に移動操作することにより、同開放
保持部材が窓構成部材と透視覆蓋扉との間に係るストッ
パー部材と化して、同覆蓋扉を全開位置に拘束保持す
る。一方前記開放保持部材を拘束解除方向へ移動操作す
ることにより、窓構成部材に対する透視覆蓋扉の拘束が
解除されて、同覆蓋扉を閉鎖することができる。
【0010】
【実施例】次に本発明に係るパチンコ遊技機について、
好適な実施例を挙げて添付図面を参照して説明する。
【0011】本実施例の対象とされるパチンコ機につい
て、図1及び図2に略示するように全体の概要として、
外枠Aの開口前側に対して前枠Bが開閉連結支持部E及
び施錠装置Fを介して着脱及び開閉可能に組付けられて
おり、この前枠Bの内外各部に遊技盤C及び窓構成部材
Dを含む全ての遊技用構成部材が搭載されている。そし
て窓構成部材Dの開閉支持部側に透視覆蓋扉であるガラ
ス扉22を全開位置に拘束保持する開閉保持機構G(図
3,4等参照)が設置されて、同ガラス扉22の全開状
態のもとで、遊技盤Cが前面側から着脱交換可能に収容
セットされている。
【0012】そこで本実施例のパチンコ機における前記
構成部材毎について説明する。 (前枠Bについて)この前枠Bは、その全体が合成樹脂
成形されたもので、図2等に示すように基本的には窓口
2が開口された枠体1と、遊技盤用のセット口6が開口
された収容保持枠5とが、前後連設して複合枠形状に一
体成形されている。そして枠体1では、窓口2の開口前
面周囲に沿って後述の窓構成部材用の設置凹座3が成形
されると共に、窓口2の下端部に図1に略示する下の球
皿10及び打球発射装置11等を設置するための支持盤
部4が一体成形されている。一方収容保持枠5では、セ
ット口6の下端部に図2に略示する発射レール12等を
取着するための枠盤部7が一体成形されている。
【0013】なおこの前枠Bにおいて、詳細な記述は省
略するが、枠体1及び収容保持枠5の各部分に、各種の
遊技用構成部材や付属部品等に係る設置部及び開口部そ
してパチンコ球の通口部等が成形されている。また枠体
1の窓口2と収容保持枠5の前面との間には、遊技盤C
の前面等に取着される各種部材を収容し得るスペース面
域8が、窓口2と同等広さで形成されている。一方セッ
ト口6の内周四隅部には遊技盤C用のセット保持具9が
設置されている。そして図示しないが収容保持枠5の裏
側にアウト球、入賞球及び賞品球の排出等に係る経路や
機構及び器具等を備えた表機構セット盤が着脱開閉可能
にセットされている。 (遊技盤Cについて)この遊技盤Cは、前枠B側のセッ
ト口6の内周面域に適合するほぼ方形に成形されてお
り、図1に略示するように前面に取着されたほぼ円形状
のレール13内に、多数本の遊技釘15や各種の入賞器
具16等を配設して所要のゲーム内容を展開し得る遊技
領域14が構成される一方、この領域14外の前面に装
飾保持部材17がビス等で取着セットされている。なお
この部材17は遊技盤Cの外形より適宜大きい場合のも
のを例示し、遊技盤Cがセット口6内に収容セットされ
た状態において、前枠Bのスペース面域8内に収容位置
される。また図示しないが遊技盤Cの4ケ所の隅部には
前記各セット保持具9に係合される係合部が形成されて
おり、これに合わせて装飾保護部材17の各隅部には当
該セット保持具9に対する操作口18が形成されてい
る。 (窓構成部材Dについて)この窓構成部材Dは、前記セ
ット口6内の遊技盤Cを透視可能条件で覆蓋保護するも
ので、一般的に実施されている型式のものと同様な基本
的構成として、前枠Bの設置凹座3及び窓口2の内周に
嵌込みセットしてビス固定された外部保持枠をなす縦長
方形の窓枠21の内側に、透視覆蓋扉をなす正方形のガ
ラス扉22が、正面左側の開閉支持部により開閉自在に
組付け支持されると共に、正面右内側の施錠部により解
錠可能にロックされて、全体がユニット化されている。
そして窓枠21は、上下及び左右の各枠杆21a,21
d,21b,21cを枠組み結合した形式を例示し、ま
たガラス扉22は、窓枠21の内側に整合される前側の
基枠23の内側(後側)に、前後2枚のガラス25を挿
入し得る受け枠24を結合した複合枠形式を例示する。
【0014】なお開閉支持部では、基枠23の左内側に
縦挿結合された支軸26の上下軸端が、窓枠21の上枠
杆21aの軸孔27と左枠杆21bの下方内側に突設さ
れた軸支片28とに各々支持されている。一方施錠部で
は、窓枠21の右枠杆21c内側にバネを利用して昇降
可能に縦支持された施錠杆29に、受け枠24の右側上
下に固着された掛け具30が係脱可能に係合されるよう
になっている。ただしこの施錠杆29は、図5に示すよ
うに前記施錠装置E(一般にダブル錠とも称される双方
向操作型式のもの)におけるシリンダー錠31の錠軸3
2端の解錠盤33で操作される昇降杆34に適宜連繋さ
れており、外枠Aに対する前枠Bの解錠時と反対向きに
操作された際に、下降解錠されるようになっている。ち
なみにガラス扉22は窓枠21に対して約110度位に
横開きされた位置が全開状態とされる。
【0015】そしてこの窓構成部材Dでは、前枠Bに設
置された後において、ガラス扉22下方の開口面域に横
長方形の開閉支盤35が正面左側の開閉支持部により着
脱及び開閉自在に組付け支持されると共に、正面右内側
の施錠部により解錠可能にロックされるようになってい
る。ただしこの開閉支盤35は、主として前枠B側の枠
盤部7の前面に対する覆蓋部材とされて通常ではガラス
扉22の開放状態時に開閉できるようになっており、そ
の前面には図1に略示する上の球皿36が装着され、後
面(内面)には球送り整流器37がセットされている。
【0016】なお開閉支持部では、図示しないが開閉支
盤35の左側縁上部に形成された軸支筒部が、前記支軸
26下端に嵌挿支持されると共に、同左側端下部に縦挿
支持されたバネ付きの昇降可動支軸が、窓枠21の下枠
杆21dの軸支孔に突入支持されている。一方施錠部で
は、窓枠21の右枠杆21c内側に付設された昇降操作
部材38に、支盤35の右端内側に固着された掛け具が
係脱可能に係合されるようになっている。ちなみに支盤
35は、窓枠21に対して約90度位に横開きされた位
置が全開状態とされる。 (窓構成部材Dの開放保持機構Gについて)この開放保
持機構Gは、ガラス扉22の開閉支持部側に装備された
前提例にあって、図3,4,6に示すように受け枠24
の左枠杆部に固着された補給防護杆41に対して、昇降
操作形態の開放保持杆43が縦挿支持されている。すな
わち補強防護杆41内側に形成された断面L形状の案内
支持部42に対して、開放保持杆43が断面コ形状に成
形されて抱合状態に嵌挿されると共に、案内支持部42
側に取着されたリベット状又はボルト状の止め具44に
支持されて、縦長スリット状の案内口45を介して昇降
可能に支持されている。そして開放保持杆43は、摘み
片46を利用して簡単に昇降操作し得る前提において、
上端部に形成した係止部47を、窓枠21の上枠杆21
aの下内側面より下位とした拘束解除位置(非ロック位
置)と、同上枠杆21aの前面に当接又は係止する拘束
保持位置(ロック位置)とに変更されて制止保持される
ようになっている。
【0017】なお補強防護杆41は、金属材より加工成
形されたもので、受け枠24の補強及び不正線状材等の
侵入防護等を目的として、受け枠24の構成後に溶着さ
れる。一方開放保持杆43は、金属材より加工成形され
たもので、案内口45、摘み片46及び係止部47が一
挙に形成されており、そして補強防護杆41に対して
は、自重や振動等で変位されず、摘み片46を利用した
ある程度の操作力により昇降し得ると共に、各位置に固
定化し得る条件で支持されている。ちなみにこの開放保
持杆43は、ガラス扉22の支軸26から最長半径に位
置されるが、セット口6内の遊技盤Cの装飾保護部材1
7の左側縁と一切干渉されない。 (作用)前述のように構成された本実施例のパチンコ機
は、図1に略示するように前枠Bの正面内部に収容セッ
トされた遊技盤Cを、窓構成部材Dの閉鎖位置のガラス
扉22(開閉支盤35の閉鎖を含む)で覆蓋した縦長起
立状態が本来の遊技姿勢とされて、遊技店内における設
置枠台H(通称「島」)に、所定の傾き角度(下端前縁
を定置基準として上端が後退された傾斜角度をいう)に
設置されて遊技に供される。そしてこの実施状態におい
て、各パチンコ機では、営業開始前(開店前)や営業終
了後(閉店後)さらには営業中(稼働中)にあって、遊
技盤Cの新旧交換時や遊技釘の調整時あるいは故障等に
対する点検・修理時等に係る作業や操作に際して、ガラ
ス扉22を開放することが必要とされる。
【0018】そこで前記ガラス扉22の開放保持に係る
操作及び態様等について説明する。すなわちガラス扉2
2は、通常の閉鎖状態に保持されている前提にあって、
施錠装置Fに対する例えば合鍵等を正面反時計方向へ回
動操作した場合に、窓枠21の施錠杆29が所定位置ま
で下降されて受け枠24の掛け具30を解離することに
より、解錠される。このもとでガラス扉22は、手前
(前側)へ引出すように操作されることにより、支軸2
6に基づいて正面左方へ速やかに横開きされ、そして基
枠23の左側縁が窓枠21の左枠杆21bに当接した位
置で、それ以上の開放が不能に制止されて全開状態とさ
れる。なおこの全開状態において、内側のガラス25が
窓枠21に対して左側面位置に露呈され、また開放保持
機構Gが窓枠21の開口面域の前方位置に露呈される。
【0019】そして全開されたガスラ扉22を保持する
場合には、前記開放保持機構Gをロック状態に操作す
る。すなわち摘み片46を利用して非ロック位置に静止
されている開放保持杆43を、ロック位置に引上げる。
これにより同保持杆43は、補強防護杆41の案内保持
部42に対して止め具44及び案内口45を介して上昇
されて、係止部47の斜状係止面47aを窓枠21の上
枠杆21aの前面に当接又は係合した状態に変位され
る。そしてこの状態において、開放保持杆43が直接的
には受け枠24と窓枠21の上枠杆21aとの双方に係
るストッパー部材としてロック状態を呈することにな
り、ガラス扉22を拘束することになる(図3(b),
図4(b),図6参照)この結果ガラス扉22は、図示
のように窓枠21に対して全開位置に固定化されて、パ
チンコ機自体の傾き角度や振動等に何ら影響されず常時
安定に保持される。従ってガラス扉22の全開ロック状
態のもとでは、とかく長時間を要するとされている遊技
盤C自体の新旧交換セット作業や故障部品の交換作業さ
らには当該遊技盤Cにおける遊技釘15の間隔調整等に
ついて、ガラス扉22の変動や干渉等を一切苦にせず、
またこれに煩わされることなく、手早く容易にかつ安全
に行なうことができる。ちなみに作業者の左側の手や腕
が、ガラス扉22の受け枠24と干渉したり当打するこ
とが解消される。また遊技盤Cの調整作業等において、
遊技釘をハンマーで当打した際の大きな衝撃に対してガ
ラス扉22が変動することも回避される。
【0020】そして遊技盤Cに係る所要の作業等を終了
した後において、ガラス扉22を元状態に閉じる場合に
は、前記開放保持機構Gにおける開放保持杆43を、摘
み片46を介して非ロック位置に引下げる。これにより
同保持杆43が補強防護杆41に沿って下降されること
に伴い、係止部47を窓枠21の上枠杆21aの下内側
面より下方に変位させて、受け枠24と窓枠21とのロ
ック状態を解除する。この状態においてガラス扉22
は、窓枠21側へ閉じ込まれることにより、受け枠24
の掛け具30が的枠21の施錠杆29に係合されて、閉
鎖状態に施錠保持される(図3(a),図5参照)。な
おガラス扉22の閉鎖状態において、前記開放保持杆4
3は、図3(a)に示すように前枠Bのスペース面域8
の左側部内に収容位置される。
【0021】
【別実施例】本発明の対象とするパチンコ遊技機にあっ
て、ガラス扉に係る開放保持機構については、前述した
昇降形態に代わる別実施例として、横向き形態も好適に
推奨される。すなわちこの形態の一例として図7に示す
開放保持機構Gでは、ガラス扉22における受け枠24
の上枠杆24a上に固着された案内保持筒部51に、一
端に摘み片53を、他端に係止部54を一連に折曲形成
した開放保持杆52が、密に挿嵌支持されて軸方向(受
け枠24の左右方向)への移動と回動とが許容されてい
る。そして通常時例えばガラス扉22の閉鎖状態時で
は、この開放保持杆52がガラス扉22の反支点側に後
退されて係止部54を横向きにして窓杆21の上枠杆2
1aの下内側の下方に位置させる。
【0022】このような機構Gにおいて、開放したガラ
ス扉22を全開位置に保持する場合には、前記開放保持
杆52を摘み片53を利用して回動させて係止部54を
起こすと共に、窓枠21側に前進させる。そしてこの係
止部54を上枠杆21aの一部(例えば溝又は孔内)に
突入係合させる。これにより同保持杆52を受け枠24
と窓枠21との間に係るストッパー部材として、ガラス
扉22が全開位置で拘束(ロック)されて安定に保持さ
れる。なおこの拘束状態において、開放保持杆52を元
位置に後退させて反転させることにより、係止部54を
上枠部21aから解離させてガラス扉22に対する拘束
を解除することができる。
【0023】前述の各実施例で提示した夫々の開放保持
機構G,Gは、枠サイズ、枠杆形状等の異なる窓構成部
材に対しても実施可能であり、また外郭保持枠である窓
枠21が省略されてガラス扉22が前枠Bに対して開閉
支持具等を介して直接的に開閉可能に装着される型式に
あっても、勿論適用できる。特に必要があれば前記開閉
支盤35に対しても実施可能である。そして夫々の開放
保持杆43,52は、バネ等を利用してロック方向側へ
付勢するようにしてもよく、適度の弾性変形可能な素材
により成形してもよい。勿論同保持杆43,52の形状
等は、窓枠21とガラス扉22との各枠形状に合わせて
設定すればよい。
【0024】また図示の開放保持機構G,Gは、本発明
にかかる一例であってこれ以外の形態とすることも可能
である。例えば前記昇降形態の応用例の一つとして、図
8に示すように補強防護杆41に対し摘み片56を有す
る棒状の開放保持杆55を昇降可能に挿嵌抱持して、そ
の上端の係止部57を窓枠21の上枠杆21a前面に係
止可能にした形式、また横向き形態の応用例の一つとし
て、図9に示すように窓枠21の上枠杆21aの下内側
に対して摘み片59を有する開放保持杆58を水平移動
可能に支持して、その左端の係止部60を開放されたガ
ラス扉22の基枠23内側に適宜係止可能にした形式、
等が推奨される。勿論これ以外の形態例として、図示は
しないが窓枠21の左枠杆21b及びガラス扉22の受
け枠24の左枠杆部との間に、回動可能な鍵状の開放保
持杆を係着可能にした形式や窓枠21の上枠杆21aの
下内側又はガスラ扉22の受け枠24の上枠杆部に、開
放保持杆を旋回的に回動可能に取着して、その係止部を
を対向する枠側に係止可能とした形式等についても提案
される。
【0025】
【発明の効果】前述した実施例から理解できるように、
本発明のパチンコ遊技機では、前枠前面側における窓構
成部材の透視覆蓋扉を開放した状態において、開放保持
機構の開放保持杆を拘束保持方向へ移動操作して、その
係止部を透視覆蓋扉側又は同透視覆蓋扉を支持する枠側
等に係止又は当接させることにより、開放保持枠を枠及
び扉の双方に係るストッパー用部材として、透視覆蓋扉
を全開位置に拘束する。これによって開放された透視覆
蓋扉は、不安定な揺動や閉鎖方向への変動等が積極的に
阻止されて、安定に開放保持される。
【0026】従ってパチンコ遊技機において、透視覆蓋
扉の全開保持が必要とされる作業、例えば遊技盤自体の
交換セット、当該遊技盤における調整、故障や異常な部
品の点検や修理及び交換さらには透明板(ガラス)の挿
入にかかる夫々の作業においては、透視覆蓋扉の変動に
よる煩わしさや作業者との干渉等を解消して、気楽にか
つ手早く安全に行なうことができる。特にこれらの作業
時に多発していた作業者の損傷や衣類の破損等を回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るパチンコ遊技機の全体を
略示する正面図である。
【図2】前枠及び開放状態の窓構成部材を略示する正面
図である。
【図3】(a)は窓構成部材の開閉支持部側及び開放保
持機構側を閉鎖状態にして示す平断面図であり、(b)
は同じく開放状態にして示す平断面図である。
【図4】(a)は同上側を閉鎖状態にして示す側断面図
であり、(b)は同じく開放状態にして示す側断面図で
ある。
【図5】施錠装置の要部を示す平断面図である。
【図6】窓枠に対するガラス扉の全開位置での拘束保持
状態を示す斜視図である。
【図7】別実施例における開放保持機構によるガラス扉
の全開拘束保持状態を例示する斜視図である。
【図8】応用変更例に係る開放保持機構を例示する斜視
図である。
【図9】応用変更例に係る開放保持機構を例示する斜視
図である。
【符号の説明】
B 前枠、C 遊技盤、D 窓構成部材、G 開放保持
機構、22 透視覆蓋扉としてのガラス扉、43 開放
保持杆、52 開放保持杆、55 開放保持杆、58
開放保持杆

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 前枠の開口面域の正面内部に遊技盤が着
    脱交換可能に収容セットされる一方、同開口面域の前側
    に窓構成部材が設置され、この窓構成部材では、前記遊
    技盤を透視条件で覆蓋し得る透視覆蓋扉を開閉支持部を
    介して組付け支持し、この開閉支持部の近傍に前記透視
    覆蓋扉を少なくともほぼ全開位置に拘束保持し得ると共
    に解除し得る移動操作形態の開放保持機構を装備し、こ
    の開放保持機構における開放保持部材を、前記透視覆蓋
    扉の一部又はこの透視覆蓋扉を組付け支持する枠側の一
    部に当接又は係止可能にしたことを特徴とするパチンコ
    遊技機。
JP3171440A 1991-07-11 1991-07-11 パチンコ遊技機 Expired - Lifetime JPH0763540B2 (ja)

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