JPH05155215A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents
車両のサスペンション装置Info
- Publication number
- JPH05155215A JPH05155215A JP34891591A JP34891591A JPH05155215A JP H05155215 A JPH05155215 A JP H05155215A JP 34891591 A JP34891591 A JP 34891591A JP 34891591 A JP34891591 A JP 34891591A JP H05155215 A JPH05155215 A JP H05155215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shock absorber
- lower arm
- arm
- suspension device
- trailing link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
- B60G3/26—Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement
- B60G3/265—Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement with a strut cylinder contributing to the suspension geometry by being linked to the wheel support via an articulation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/10—Independent suspensions
- B60G2200/17—Independent suspensions with a strut contributing to the suspension geometry by being articulated onto the wheel support
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ショックアブソーバの下端部のブッシュを比
較的硬く設定して、キャンバ剛性を確保し得るストラッ
ト改良型サスペンション装置を提供する。 【構成】 この改良ストラット型サスペンション装置
は、ショックアブソーバ20と、アッパアーム40と、
ロアアーム50と、トレーリングリンク60とを備え、
ショックアブソーバ本体21の下端部が、車体前後方向
に軸心が設定されたゴムブッシュを介してロアアーム5
0の途中部に連結され、トレーリングリンク60の一端
は車体に連結されまた他端はボール継手を介してロアア
ーム50の途中部に連結されている。これにより、ロア
アーム50とトレーリングリンク60間にモーメントが
伝達するのを防止でき、ショックアブソーバ20の下端
枢着部のゴムブッシュを比較的硬く設定して、キャンバ
剛性を確保できる。
較的硬く設定して、キャンバ剛性を確保し得るストラッ
ト改良型サスペンション装置を提供する。 【構成】 この改良ストラット型サスペンション装置
は、ショックアブソーバ20と、アッパアーム40と、
ロアアーム50と、トレーリングリンク60とを備え、
ショックアブソーバ本体21の下端部が、車体前後方向
に軸心が設定されたゴムブッシュを介してロアアーム5
0の途中部に連結され、トレーリングリンク60の一端
は車体に連結されまた他端はボール継手を介してロアア
ーム50の途中部に連結されている。これにより、ロア
アーム50とトレーリングリンク60間にモーメントが
伝達するのを防止でき、ショックアブソーバ20の下端
枢着部のゴムブッシュを比較的硬く設定して、キャンバ
剛性を確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のサスペンション
装置に関し、特にアッパアームとロアアームとショック
アブソーバとを備え、ストラット式サスペンションとダ
ブルウィッシュボーン式サスペンションの中間的サスペ
ンションにおいて、トレーリングリンクとロアアームと
の連結構造を改善したものに関する。
装置に関し、特にアッパアームとロアアームとショック
アブソーバとを備え、ストラット式サスペンションとダ
ブルウィッシュボーン式サスペンションの中間的サスペ
ンションにおいて、トレーリングリンクとロアアームと
の連結構造を改善したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のサスペンション装置とし
て、ストラット式サスペンションやダブルウィッシュボ
ーン式サスペンションが広く実用に供されているが、ス
トラット式サスペンションは、部品数が少なく構造が小
型・簡単である反面、キングピンオフセットが大きくな
ること、キャンバ剛性を高めにくいことなどの問題があ
り、またダブルウィッシュボーン式サスペンションは、
キャンバ変化やトレッド変化等に対するジオメトリ上の
設計の自由度が高く、またキングピンオフセットを比較
的小さくできる反面、大きな設置スペースが必要である
という問題がある。そこで、前記両形式のサスペンショ
ンの長所を兼備したサスペンションとして、特開昭56
−128207号公報、特開昭57−209408号公
報、特公昭58−55921号公報には、車幅方向向き
のアッパアーム及びロアアームとショックアブソーバと
を備え、ショックアブソーバ本体の下端部をロアアーム
に枢着するとともにアッパアームの内端部をショックア
ブソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置が提案
されている。
て、ストラット式サスペンションやダブルウィッシュボ
ーン式サスペンションが広く実用に供されているが、ス
トラット式サスペンションは、部品数が少なく構造が小
型・簡単である反面、キングピンオフセットが大きくな
ること、キャンバ剛性を高めにくいことなどの問題があ
り、またダブルウィッシュボーン式サスペンションは、
キャンバ変化やトレッド変化等に対するジオメトリ上の
設計の自由度が高く、またキングピンオフセットを比較
的小さくできる反面、大きな設置スペースが必要である
という問題がある。そこで、前記両形式のサスペンショ
ンの長所を兼備したサスペンションとして、特開昭56
−128207号公報、特開昭57−209408号公
報、特公昭58−55921号公報には、車幅方向向き
のアッパアーム及びロアアームとショックアブソーバと
を備え、ショックアブソーバ本体の下端部をロアアーム
に枢着するとともにアッパアームの内端部をショックア
ブソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置が提案
されている。
【0003】前記公報に記載のサスペンション装置(以
下、ストラット改良型サスペンション装置という)にお
いては、キングピン軸やキャスタ軸の配置上の自由度、
キャンバ変化やトレッド変化やアンチダイブに対するジ
オメトリ上の自由度が従来のダブルウィッシュボーン式
サスペンションと同様に得られ、比較的コンパクトでレ
イアウト性に優れているため、特に最近のFF車のフロ
ントサスペンションに適している。図7は、前記ストラ
ット改良型サスペンション装置の機構図を示し、アッパ
アーム140がショックアブソーバ120に枢着されて
いるため、ショックアブソーバ120のb方向への回動
を規制する為に、ショックアブソーバ本体の下端をロア
アーム150に前後方向軸心(Z軸)を有する枢着部に
て枢着され、バンプやリバウンド時にロアアーム150
がX軸回りにa方向に揺動するのに応じてショックアブ
ソーバ120はc方向へ伸縮する。ロアアーム150の
X軸はピッチングセンタ高を左右し、アンチダイブジオ
メトリに影響を及ぼす。一方、ショックアブソーバのY
軸はキャスタ角を左右し、ロールセンタ高、ピッチセン
タ高、ダンパ効率等様々なアライメントに影響を及ぼ
す。従って、X軸と略平行なZ軸と、Y軸とのなす角は
90度ではないある角度αに設定されており、バンプや
リバウンド時に角度αが増減変化するだけでなく、角度
βも増減変化する。ここで、バンプやリバウンド時に、
ホイール100の上下移動量よりもショックアブソーバ
本体の上下移動量(即ち、アッパアーム140の内端部
の上下移動量)の方が小さくなるため、アッパアーム1
40の傾斜角が増大してキャンバ変化を規制するように
構成されている。
下、ストラット改良型サスペンション装置という)にお
いては、キングピン軸やキャスタ軸の配置上の自由度、
キャンバ変化やトレッド変化やアンチダイブに対するジ
オメトリ上の自由度が従来のダブルウィッシュボーン式
サスペンションと同様に得られ、比較的コンパクトでレ
イアウト性に優れているため、特に最近のFF車のフロ
ントサスペンションに適している。図7は、前記ストラ
ット改良型サスペンション装置の機構図を示し、アッパ
アーム140がショックアブソーバ120に枢着されて
いるため、ショックアブソーバ120のb方向への回動
を規制する為に、ショックアブソーバ本体の下端をロア
アーム150に前後方向軸心(Z軸)を有する枢着部に
て枢着され、バンプやリバウンド時にロアアーム150
がX軸回りにa方向に揺動するのに応じてショックアブ
ソーバ120はc方向へ伸縮する。ロアアーム150の
X軸はピッチングセンタ高を左右し、アンチダイブジオ
メトリに影響を及ぼす。一方、ショックアブソーバのY
軸はキャスタ角を左右し、ロールセンタ高、ピッチセン
タ高、ダンパ効率等様々なアライメントに影響を及ぼ
す。従って、X軸と略平行なZ軸と、Y軸とのなす角は
90度ではないある角度αに設定されており、バンプや
リバウンド時に角度αが増減変化するだけでなく、角度
βも増減変化する。ここで、バンプやリバウンド時に、
ホイール100の上下移動量よりもショックアブソーバ
本体の上下移動量(即ち、アッパアーム140の内端部
の上下移動量)の方が小さくなるため、アッパアーム1
40の傾斜角が増大してキャンバ変化を規制するように
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記前者の2つの公報
に記載のサスペンションでは、ホイールの前後方向の揺
動を規制するリンク部材が何ら設けられていないため、
制動時にホイールに作用するモーメントによりロアアー
ムが捩じられ、キャスタトレールが変動し、またショッ
クアブソーバのフリクションが増大する。前記後者の特
公昭58−55921号公報に記載のサスペンションで
は、前後方向向きのラジアスロッドを、ショックアブソ
ーバの下端部や、ロアアームや、アッパアームに連結し
て、ホイールの前後方向揺動を規制するように構成して
あアッパアームに連結して、ホイールの前後方向揺動を
規制するように構成してある。車体とロアアーム間に前
記ラジアスロッド(トレーリングリンク)を設けること
で、前記の問題を解消できる。しかし、前記トレーリン
グリンクの端部をロアアームに枢着する枢着部の自由度
が小さくなると、ロアアームの捩れたり、トレーリング
リンクが捩れやすくなることから、適正なアライメント
を確保することが困難になり、またショックアブソーバ
の下端部のブッシュを軟らかく設定しなければならない
ため、キャスタ剛性やキャンバ剛性を確保することが困
難になる。
に記載のサスペンションでは、ホイールの前後方向の揺
動を規制するリンク部材が何ら設けられていないため、
制動時にホイールに作用するモーメントによりロアアー
ムが捩じられ、キャスタトレールが変動し、またショッ
クアブソーバのフリクションが増大する。前記後者の特
公昭58−55921号公報に記載のサスペンションで
は、前後方向向きのラジアスロッドを、ショックアブソ
ーバの下端部や、ロアアームや、アッパアームに連結し
て、ホイールの前後方向揺動を規制するように構成して
あアッパアームに連結して、ホイールの前後方向揺動を
規制するように構成してある。車体とロアアーム間に前
記ラジアスロッド(トレーリングリンク)を設けること
で、前記の問題を解消できる。しかし、前記トレーリン
グリンクの端部をロアアームに枢着する枢着部の自由度
が小さくなると、ロアアームの捩れたり、トレーリング
リンクが捩れやすくなることから、適正なアライメント
を確保することが困難になり、またショックアブソーバ
の下端部のブッシュを軟らかく設定しなければならない
ため、キャスタ剛性やキャンバ剛性を確保することが困
難になる。
【0005】ところで、前記のように、バンプやリバウ
ンド時に角度αと角度βが増減するが、これらの角度変
動を許容する為にも、ショックアブソーバの下端部のブ
ッシュはある程度軟らかく設定する必要があるが、前記
ブッシュを軟らかく設定すると、キャンバ剛性、キャス
タ剛性の低下が免れず、操安性が低下する。これに対し
て、前記ブッシュを硬く設定すると、アライメントに種
々の悪影響がでる。
ンド時に角度αと角度βが増減するが、これらの角度変
動を許容する為にも、ショックアブソーバの下端部のブ
ッシュはある程度軟らかく設定する必要があるが、前記
ブッシュを軟らかく設定すると、キャンバ剛性、キャス
タ剛性の低下が免れず、操安性が低下する。これに対し
て、前記ブッシュを硬く設定すると、アライメントに種
々の悪影響がでる。
【0006】本発明の目的は、ショックアブソーバの下
端部のブッシュを比較的硬く設定して、キャンバ剛性を
確保し得るようなストラット改良型サスペンションを提
供することである。
端部のブッシュを比較的硬く設定して、キャンバ剛性を
確保し得るようなストラット改良型サスペンションを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車両のサ
スペンション装置は、アッパアームとロアアームとショ
ックアブソーバとを備え、ショックアブソーバの下端部
をロアアームに連結するとともにアッパアームをショッ
クアブソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置に
おいて、前記ショックアブソーバ本体の下端部を、車体
前後方向向きに軸心が設定されたブッシュを介してロア
アームに枢着し、略車体前後方向向きに配設され一端部
が車体に連結されたトレーリングリンクを設け、前記ト
レーリングリンクの他端部をロアアームにボールジョイ
ントを介して連結したことを特徴とするものである。
スペンション装置は、アッパアームとロアアームとショ
ックアブソーバとを備え、ショックアブソーバの下端部
をロアアームに連結するとともにアッパアームをショッ
クアブソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置に
おいて、前記ショックアブソーバ本体の下端部を、車体
前後方向向きに軸心が設定されたブッシュを介してロア
アームに枢着し、略車体前後方向向きに配設され一端部
が車体に連結されたトレーリングリンクを設け、前記ト
レーリングリンクの他端部をロアアームにボールジョイ
ントを介して連結したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1に係る車両のサスペンション装置にお
いては、前記ショックアブソーバ本体の下端部を、車体
前後方向向きに軸心が設定されたブッシュを介してロア
アームに枢着し、前記ロアアームに、略車体前後方向向
きに配設されたトレーリングリンクをボールショイント
を介して連結したので、制動力によりホイールにモーメ
ントが作用しても、ショックアブソーバ本体及びアッパ
アームとトレーリングリンクによりホイールを支持する
ホイールサポートの回動が規制され、トレール変化が生
じず、ロアアームの捩れが防止される。また、バンプや
リバウンド時にトレーリングリンクとロアアーム間にモ
ーメントが伝達することがなく、ロアアームの挙動をト
レーリングリンクと独立した挙動とすることができるた
め、ショックアブソーバ本体の下端部の枢着部のブッシ
ュをある程度硬く設定しても、ロアアームはショックア
ブソーバに追従して挙動するようになる。
いては、前記ショックアブソーバ本体の下端部を、車体
前後方向向きに軸心が設定されたブッシュを介してロア
アームに枢着し、前記ロアアームに、略車体前後方向向
きに配設されたトレーリングリンクをボールショイント
を介して連結したので、制動力によりホイールにモーメ
ントが作用しても、ショックアブソーバ本体及びアッパ
アームとトレーリングリンクによりホイールを支持する
ホイールサポートの回動が規制され、トレール変化が生
じず、ロアアームの捩れが防止される。また、バンプや
リバウンド時にトレーリングリンクとロアアーム間にモ
ーメントが伝達することがなく、ロアアームの挙動をト
レーリングリンクと独立した挙動とすることができるた
め、ショックアブソーバ本体の下端部の枢着部のブッシ
ュをある程度硬く設定しても、ロアアームはショックア
ブソーバに追従して挙動するようになる。
【0009】
【発明の効果】請求項1に係る車両のサスペンション装
置によれば、前記作用の項で説明したように、制動時に
ショックアブソーバ本体及びアッパアームとトレーリン
グリンクによりホイールを支持するホイールサポートの
回動が規制され、トレール変化が生じず、ロアアームの
捩れが防止される。また、バンプやリバウンド時にトレ
ーリングリンクとロアアーム間にモーメントが伝達する
ことがなく、ロアアームの挙動をトレーリングリンクと
独立した挙動とすることができるため、ショックアブソ
ーバ本体の下端部の枢着部のブッシュをある程度硬く設
定しても、ロアアームはショックアブソーバに追従して
挙動するようになる。
置によれば、前記作用の項で説明したように、制動時に
ショックアブソーバ本体及びアッパアームとトレーリン
グリンクによりホイールを支持するホイールサポートの
回動が規制され、トレール変化が生じず、ロアアームの
捩れが防止される。また、バンプやリバウンド時にトレ
ーリングリンクとロアアーム間にモーメントが伝達する
ことがなく、ロアアームの挙動をトレーリングリンクと
独立した挙動とすることができるため、ショックアブソ
ーバ本体の下端部の枢着部のブッシュをある程度硬く設
定しても、ロアアームはショックアブソーバに追従して
挙動するようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、FF型自動車のフロントのサス
ペンション装置に本発明を適用した場合の一例であり、
このサスペンション装置FSは左右対称の構成なので、
以下図1〜図4に基いて右側の前輪1を支持する構造に
ついて説明する。エンジンルーム2のホイールエプロン
3にはフロントサイドフレーム4が設けられ、サスペン
ションクロスメンバ5の連結ブラケット5aがフロント
サイドフレーム4にボルト6にて固定され、ホイールエ
プロン2に形成されたサスペンションタワー7の頂部に
はショックアブソーバ20を連結するマウント部8が設
けられている。前記サスペンション装置FSは、ホイー
ルサポート10と、ショックアブソーバ20と、その外
側に配置されたコイルスプリング36と、アッパアーム
40と、ロアアーム50と、トレーリングリンク60
と、スタビライザ70などを備えている。
説明する。本実施例は、FF型自動車のフロントのサス
ペンション装置に本発明を適用した場合の一例であり、
このサスペンション装置FSは左右対称の構成なので、
以下図1〜図4に基いて右側の前輪1を支持する構造に
ついて説明する。エンジンルーム2のホイールエプロン
3にはフロントサイドフレーム4が設けられ、サスペン
ションクロスメンバ5の連結ブラケット5aがフロント
サイドフレーム4にボルト6にて固定され、ホイールエ
プロン2に形成されたサスペンションタワー7の頂部に
はショックアブソーバ20を連結するマウント部8が設
けられている。前記サスペンション装置FSは、ホイー
ルサポート10と、ショックアブソーバ20と、その外
側に配置されたコイルスプリング36と、アッパアーム
40と、ロアアーム50と、トレーリングリンク60
と、スタビライザ70などを備えている。
【0011】前記ホイールサポート10には、ホイール
1aを取付ける為の軸部11と、ステアリング装置のタ
イロッド(図示略)が連結されるナックル12と、上部
キングピン枢着部13と、下部キングピン枢着部14と
が設けられ、ドライビングシャフト9の右端部が自在継
手を介してホイールサポート10の中心部に連結されて
いる。
1aを取付ける為の軸部11と、ステアリング装置のタ
イロッド(図示略)が連結されるナックル12と、上部
キングピン枢着部13と、下部キングピン枢着部14と
が設けられ、ドライビングシャフト9の右端部が自在継
手を介してホイールサポート10の中心部に連結されて
いる。
【0012】前記ショックアブソーバ20とコイルスプ
リング36に関して、ショックアブソーバ20は、一般
的な油圧ダンパからなり、そのショックアブソーバ本体
21に固定されたバネ受け部材22とショックアブソー
バ20のロッド23の上端近くに固定されたバネ受け部
材24間にコイルスプリング30が配設され、ロッド2
3の上端に固定されたマウント部材25がマウント部8
に4本のボルト8aにて固定されている。ショックアブ
ソーバ本体21の下半部は前後1対の脚部27を有する
フォーク部材26からなり、これら前後1対の脚部27
の下端部は、第1枢着部28においてロアアーム50の
途中部に回動自在に枢着され、フォーク部材26の上端
部の外側部には、第2枢着部29においてアッパアーム
40の前後1対の腕部41の内端部がボール継手ブッシ
ュ(これは、軸状のボール継手とゴムブッシュとを含
む)を介して枢着されている。前記第1枢着部28に関
して、ロアアーム50のスパン中央部より少し外側の部
位の筒部51に前後方向軸心の軸部材が挿通され、この
軸部材の両端部にフォーク部材26の1対の脚部27の
下端部27aが、軸心Aが前後方向向きに設定され且つ
適度な硬さのゴムブッシュを介して枢着されている。
リング36に関して、ショックアブソーバ20は、一般
的な油圧ダンパからなり、そのショックアブソーバ本体
21に固定されたバネ受け部材22とショックアブソー
バ20のロッド23の上端近くに固定されたバネ受け部
材24間にコイルスプリング30が配設され、ロッド2
3の上端に固定されたマウント部材25がマウント部8
に4本のボルト8aにて固定されている。ショックアブ
ソーバ本体21の下半部は前後1対の脚部27を有する
フォーク部材26からなり、これら前後1対の脚部27
の下端部は、第1枢着部28においてロアアーム50の
途中部に回動自在に枢着され、フォーク部材26の上端
部の外側部には、第2枢着部29においてアッパアーム
40の前後1対の腕部41の内端部がボール継手ブッシ
ュ(これは、軸状のボール継手とゴムブッシュとを含
む)を介して枢着されている。前記第1枢着部28に関
して、ロアアーム50のスパン中央部より少し外側の部
位の筒部51に前後方向軸心の軸部材が挿通され、この
軸部材の両端部にフォーク部材26の1対の脚部27の
下端部27aが、軸心Aが前後方向向きに設定され且つ
適度な硬さのゴムブッシュを介して枢着されている。
【0013】前記ロアアーム50について説明すると、
ロアアーム50は車幅方向向きに略水平に配設され、そ
の内端部52は、略前後方向向きの軸心Bを有するボー
ル継手ブッシュ(軸状のボール継手とゴムブッシュとを
含む)とを介してサスペンションクロスメンバ5の枢着
ブラケット5bに枢着され、ロアアーム50の外端部5
3は、下部キングピン枢着部14にボール継手により枢
着してある。前記アッパアーム40について説明する
と、アッパアーム40は車幅方向向きに略水平に配設さ
れ、その1対の腕部41の内端部42が前記のように略
前後方向むきの軸心Cを有するボール継手ブッシュを介
してフォーク部材26の上端部の外側枢着部30に枢着
され、アッパアーム40の外端部43は上部キングピン
枢着部13にボール継手により枢着してある。
ロアアーム50は車幅方向向きに略水平に配設され、そ
の内端部52は、略前後方向向きの軸心Bを有するボー
ル継手ブッシュ(軸状のボール継手とゴムブッシュとを
含む)とを介してサスペンションクロスメンバ5の枢着
ブラケット5bに枢着され、ロアアーム50の外端部5
3は、下部キングピン枢着部14にボール継手により枢
着してある。前記アッパアーム40について説明する
と、アッパアーム40は車幅方向向きに略水平に配設さ
れ、その1対の腕部41の内端部42が前記のように略
前後方向むきの軸心Cを有するボール継手ブッシュを介
してフォーク部材26の上端部の外側枢着部30に枢着
され、アッパアーム40の外端部43は上部キングピン
枢着部13にボール継手により枢着してある。
【0014】前記トレーリングリンク60に関して、ト
レーリングリンク60は、その後端側程内側へいくよう
に傾けた略前後方向向きに配設され、その前端部61は
ボール継手を介してロアアーム50のうちの第1枢着部
28よりも内方の後側部の枢着部54に連結され、トレ
ーリングリンク60の後端部の連結軸部62はサスペン
ションクロスメンバ5の後部の枢着ブラケット5cに略
前後方向向きの軸心のゴムブッシュを含む連結部63を
介して連結され、この連結軸部62は枢着ブラケット5
cに対して軸方向相対移動拘束状に連結されている。前
記スタビライザ70は、左右1対のアーム部71とこれ
らアーム部71の後端同士を連結するトーションバー部
72とを一体形成したもので、アーム部71の端部はコ
ントロールリンク73を介してフォーク部材26の前側
の脚部27の上端部に連結されている。前記上部キング
ピン枢着部13の中心と下部キングピン枢着部14の中
心とを結ぶキングピン軸Kは、図1に図示のようにキン
グピンオフセットが略零となるように設定され、また図
3に図示のように適当なキャスタトレールCtが得られ
るように設定されている。
レーリングリンク60は、その後端側程内側へいくよう
に傾けた略前後方向向きに配設され、その前端部61は
ボール継手を介してロアアーム50のうちの第1枢着部
28よりも内方の後側部の枢着部54に連結され、トレ
ーリングリンク60の後端部の連結軸部62はサスペン
ションクロスメンバ5の後部の枢着ブラケット5cに略
前後方向向きの軸心のゴムブッシュを含む連結部63を
介して連結され、この連結軸部62は枢着ブラケット5
cに対して軸方向相対移動拘束状に連結されている。前
記スタビライザ70は、左右1対のアーム部71とこれ
らアーム部71の後端同士を連結するトーションバー部
72とを一体形成したもので、アーム部71の端部はコ
ントロールリンク73を介してフォーク部材26の前側
の脚部27の上端部に連結されている。前記上部キング
ピン枢着部13の中心と下部キングピン枢着部14の中
心とを結ぶキングピン軸Kは、図1に図示のようにキン
グピンオフセットが略零となるように設定され、また図
3に図示のように適当なキャスタトレールCtが得られ
るように設定されている。
【0015】次に、以上説明した自動車のサスペンショ
ン装置の作用について説明する。図5は、前記サスペン
ション装置FSを機構図的に図示したもので、前輪1が
バンプするとき前輪1とともにホイールサポート10が
上方へ移動し、ロアアーム50がその内端部52を回動
中心として上方へ揺動し、ショックアブソーバ20のロ
ッド23は退入して、サスペンション装置FSは点線図
示の状態となる。ここで、ショックアブソーバ本体21
の下端部(フォーク部材26の脚部27の下端部27
a)がロアアーム50に前後方向向きの軸心のゴムブッ
シュを介して連結されているため、ショックアブソーバ
本体21が軸回りに回動することはなく且つその支持剛
性は十分に高く維持される。ホイールサポート10のバ
ンプ時の上昇量をH、ロアアーム50の長さをa、ロア
アーム50の内端部52から第1枢着部28までの長さ
をbとすると、第1枢着部28の上昇量hはH×(b/
a)となるため、アッパアーム40の内端部42の上昇
量hがホイールサポート10の上昇量Hよりも小さくな
る。その結果、アッパアーム40の傾斜角が増加し、こ
れによりホイールサポート10のキャンバ角の増加が抑
制されてキャスタ剛性やキャンバ剛性が確保されること
になる。このことは、前輪1がリバウンドする場合にも
同様である。このように、バンプやリバウンド時のキャ
ンバ剛性を確保する為には、第1枢着部28のゴムブッ
シュは余り硬すぎない適度な硬さに設定する必要があ
る。そして、ロアアーム50を枢着するB軸はピッチセ
ンタ高を左右し、アンチダイブジオメトリに影響を及ぼ
す。一方、ショックアブソーバ20の軸心はキャスタ角
を左右し、ロールセンタ高、ピッチセンタ高、ダンパ効
率等様々なアライメントに影響を及ぼす。そして、図4
のB軸とA軸とは平行とは限らないので、ロアアーム5
0をショックアブソーバ20の挙動に追従するように挙
動させる為には、枢着部28のゴムブッシュの硬さを適
度に設定する必要があり、このゴムブッシュが硬すぎる
場合にはロアアーム50がショックアブソーバ20に追
従しににくなり、適正なアライメントを確保できなくな
る。
ン装置の作用について説明する。図5は、前記サスペン
ション装置FSを機構図的に図示したもので、前輪1が
バンプするとき前輪1とともにホイールサポート10が
上方へ移動し、ロアアーム50がその内端部52を回動
中心として上方へ揺動し、ショックアブソーバ20のロ
ッド23は退入して、サスペンション装置FSは点線図
示の状態となる。ここで、ショックアブソーバ本体21
の下端部(フォーク部材26の脚部27の下端部27
a)がロアアーム50に前後方向向きの軸心のゴムブッ
シュを介して連結されているため、ショックアブソーバ
本体21が軸回りに回動することはなく且つその支持剛
性は十分に高く維持される。ホイールサポート10のバ
ンプ時の上昇量をH、ロアアーム50の長さをa、ロア
アーム50の内端部52から第1枢着部28までの長さ
をbとすると、第1枢着部28の上昇量hはH×(b/
a)となるため、アッパアーム40の内端部42の上昇
量hがホイールサポート10の上昇量Hよりも小さくな
る。その結果、アッパアーム40の傾斜角が増加し、こ
れによりホイールサポート10のキャンバ角の増加が抑
制されてキャスタ剛性やキャンバ剛性が確保されること
になる。このことは、前輪1がリバウンドする場合にも
同様である。このように、バンプやリバウンド時のキャ
ンバ剛性を確保する為には、第1枢着部28のゴムブッ
シュは余り硬すぎない適度な硬さに設定する必要があ
る。そして、ロアアーム50を枢着するB軸はピッチセ
ンタ高を左右し、アンチダイブジオメトリに影響を及ぼ
す。一方、ショックアブソーバ20の軸心はキャスタ角
を左右し、ロールセンタ高、ピッチセンタ高、ダンパ効
率等様々なアライメントに影響を及ぼす。そして、図4
のB軸とA軸とは平行とは限らないので、ロアアーム5
0をショックアブソーバ20の挙動に追従するように挙
動させる為には、枢着部28のゴムブッシュの硬さを適
度に設定する必要があり、このゴムブッシュが硬すぎる
場合にはロアアーム50がショックアブソーバ20に追
従しににくなり、適正なアライメントを確保できなくな
る。
【0016】次に、トレーリングリンク60に関して、
このトレーリングリンク60がない場合、制動時に路面
からタイヤに作用する制動力によりホイールサポート1
0にモーメントが作用するが、トレーリングリンク60
によりロアアーム50の前後移動が拘束されるため、ま
たショックアブソーバ20は前後方向へ揺動しないた
め、アッパアーム40とロアアーム50を介してホイー
ルサポート10のその軸回りの回動が規制され、キャス
タトレールCtが略一定に維持される。次に、バンプや
リバウンド時にロアアーム50もトレーリングリンク6
0も上下方向に揺動するが、トレーリングリンク60の
前端部がボール継手によりロアアーム50に連結されて
いるため、ロアアーム50とトレーリングリンク60間
にモーメントが作用せず、ロアアーム50はトレーリン
グリンク60とは独立に、ショックアブソーバ20に追
従して挙動するようになる。
このトレーリングリンク60がない場合、制動時に路面
からタイヤに作用する制動力によりホイールサポート1
0にモーメントが作用するが、トレーリングリンク60
によりロアアーム50の前後移動が拘束されるため、ま
たショックアブソーバ20は前後方向へ揺動しないた
め、アッパアーム40とロアアーム50を介してホイー
ルサポート10のその軸回りの回動が規制され、キャス
タトレールCtが略一定に維持される。次に、バンプや
リバウンド時にロアアーム50もトレーリングリンク6
0も上下方向に揺動するが、トレーリングリンク60の
前端部がボール継手によりロアアーム50に連結されて
いるため、ロアアーム50とトレーリングリンク60間
にモーメントが作用せず、ロアアーム50はトレーリン
グリンク60とは独立に、ショックアブソーバ20に追
従して挙動するようになる。
【0017】仮に、トレーリングリンク60の前端部を
ボール継手以外の軸心付のブッシュを介してロアアーム
50に連結する場合には、バンプやリバウンド時におけ
るロアアーム50やトレーリングリンク60の上下方向
揺動を許容する為に、第1枢着部28のゴムブッシュを
柔らかく設定することが必要となるが、そうすると前記
のようにキャスタ剛性やキャンバ剛性を確保することが
困難になる。尚、トレーリングリンク60は、後方へ向
けて延ばす代わりに前方へ向けて延ばしてもよいし、ト
レーリングリンク60の後端部は車幅方向軸心を有する
ブッシュを介してサスペンションクロスメンバ5に連結
してもよく、また前記軸心A、B、Cは略平行にしても
非平行にしてもよい。
ボール継手以外の軸心付のブッシュを介してロアアーム
50に連結する場合には、バンプやリバウンド時におけ
るロアアーム50やトレーリングリンク60の上下方向
揺動を許容する為に、第1枢着部28のゴムブッシュを
柔らかく設定することが必要となるが、そうすると前記
のようにキャスタ剛性やキャンバ剛性を確保することが
困難になる。尚、トレーリングリンク60は、後方へ向
けて延ばす代わりに前方へ向けて延ばしてもよいし、ト
レーリングリンク60の後端部は車幅方向軸心を有する
ブッシュを介してサスペンションクロスメンバ5に連結
してもよく、また前記軸心A、B、Cは略平行にしても
非平行にしてもよい。
【0018】更に、図6に図示のように、フォーク部材
26Aを形状してもよく、またアッパアーム40の前後
1対の腕部41の内端部をフォーク部材26Aの上端近
傍部に前後両側部にボール継手ブッシュを介して夫々枢
着してもよいし、またアッパアーム26Aの前後1対の
腕部41の内端部をフォーク部材26Aの上端近傍部の
内側部分に前記同様に枢着してもよいし、またトレーリ
ングリンク60Aの後端部は上下方向の軸心を有するゴ
ムブッシュを介して車体に連結してもよい。
26Aを形状してもよく、またアッパアーム40の前後
1対の腕部41の内端部をフォーク部材26Aの上端近
傍部に前後両側部にボール継手ブッシュを介して夫々枢
着してもよいし、またアッパアーム26Aの前後1対の
腕部41の内端部をフォーク部材26Aの上端近傍部の
内側部分に前記同様に枢着してもよいし、またトレーリ
ングリンク60Aの後端部は上下方向の軸心を有するゴ
ムブッシュを介して車体に連結してもよい。
【図1】本発明の実施例に係るサスペンション装置の後
方視の断面図である。
方視の断面図である。
【図2】前記サスペンション装置の平面図である。
【図3】前記サスペンション装置の図2の3矢視側面図
である。
である。
【図4】前記サスペンションの要部斜視図である。
【図5】前記サスペンション装置の作動説明図である。
【図6】変形例に係るサスペンション装置の図4相当図
である。
である。
【図7】従来技術に係るストラット改良型サスペンショ
ン装置の作動説明図である。
ン装置の作動説明図である。
20 ショックアブソーバ 21 ショックアブソーバ本体 26 フォーク部材 40 アッパアーム 50 ロアアーム 60 トレーリングリンク
Claims (1)
- 【請求項1】 アッパアームとロアアームとショックア
ブソーバとを備え、ショックアブソーバの下端部をロア
アームに連結するとともにアッパアームをショックアブ
ソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置におい
て、 前記ショックアブソーバ本体の下端部を、車体前後方向
向きに軸心が設定されたブッシュを介してロアアームに
枢着し、 略車体前後方向向きに配設され一端部が車体に連結され
たトレーリングリンクを設け、 前記トレーリングリンクの他端部を、ロアアームにボー
ルジョイントを介して連結したことを特徴とする車両の
サスペンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34891591A JPH05155215A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 車両のサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34891591A JPH05155215A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 車両のサスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05155215A true JPH05155215A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18400244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34891591A Pending JPH05155215A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 車両のサスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05155215A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997003852A1 (fr) * | 1995-07-21 | 1997-02-06 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Systeme de suspension a barre comprimee pour vehicules automobiles |
EP1405739A1 (de) * | 2002-10-01 | 2004-04-07 | Ford Global Technologies, Inc., A subsidiary of Ford Motor Company | Radaufhängung für ein Kraftfahrzeug |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP34891591A patent/JPH05155215A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997003852A1 (fr) * | 1995-07-21 | 1997-02-06 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Systeme de suspension a barre comprimee pour vehicules automobiles |
US5975541A (en) * | 1995-07-21 | 1999-11-02 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Strut-type suspension apparatus for a vehicle |
CN1057494C (zh) * | 1995-07-21 | 2000-10-18 | 三菱自动车工业株式会社 | 车辆的撑杆式悬架装置 |
EP1405739A1 (de) * | 2002-10-01 | 2004-04-07 | Ford Global Technologies, Inc., A subsidiary of Ford Motor Company | Radaufhängung für ein Kraftfahrzeug |
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