JPH0515438A - 炊飯ジヤーおよびこの炊飯ジヤーを用いた全自動炊飯器 - Google Patents

炊飯ジヤーおよびこの炊飯ジヤーを用いた全自動炊飯器

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JPH0515438A
JPH0515438A JP19251591A JP19251591A JPH0515438A JP H0515438 A JPH0515438 A JP H0515438A JP 19251591 A JP19251591 A JP 19251591A JP 19251591 A JP19251591 A JP 19251591A JP H0515438 A JPH0515438 A JP H0515438A
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JP
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rice
rice cooker
lid
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cooking
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JP19251591A
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Shizunao Hatsutori
静尚 服部
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】上部に大きな空間がなくても蓋体を容易にかつ
自動的に開閉できる炊飯ジャー、およびこの炊飯ジャー
を炊飯部として使用した全自動炊飯器を提供すること。 【構成】炊飯ジャー30には蓋体40を水平に支持する
支持アーム50と、支持アーム50を前方から後方に向
かって斜め上方に案内するレール溝52aを有するガイ
ドプレート52と、支持アーム50をレール溝52aに
沿って移動させる蓋開閉用モータ57とを備えている。
これにより、蓋体40を水平状態のまま炊飯ジャー本体
31の斜め後方に開放可能である。全自動炊飯器1と炊
飯ジャー30には全自動炊飯器1から炊飯ジャー30に
対して蓋開放および蓋閉鎖を指令するための着脱自在な
制御信号用コネクタ83,86が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炊飯ジャーおよびこの炊
飯ジャーを用いた全自動炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炊飯ジャーの蓋開閉方式には、蓋体の上
面に設けた把手を持って開く方式と、蓋体がばね等によ
って自動的に開く方式とがある。しかし、前記いずれの
方式においても、蓋体は炊飯ジャー本体の上端部を支点
として上下方向に回動するため、炊飯ジャーの上部に大
きな開閉空間が必要である。ところで、特公昭63−4
5210号公報に記載のように、炊飯ジャーを全自動炊
飯器の炊飯部として使用したものがある。この場合、炊
飯ジャーの上部には蓋体の開閉空間を設けなければなら
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、全自動炊飯
器の内部には炊飯部の他に、米びつ部、計量部、洗米
部、給水部など多数の機器が配置されるため、炊飯ジャ
ーの上部に大きな空間を設けにくい。また、大きな空間
を設けても、炊飯ジャーへの米投入時や給水時に高い位
置から投入しなければならないため、米や水が炊飯ジャ
ー内で飛び散りやすい。そのため、蓋体を開けた後、洗
米部および給水部を炊飯ジャーの直上まで移動させるな
ど特別な機構が必要であり、それだけ内部構造が複雑に
なるという問題があった。また、全自動炊飯器の炊飯部
に既存の炊飯ジャーを使用した場合、蓋体を開けるには
押しボタンを操作しなければならず、閉じるには蓋体を
押し下げる必要がある。したがって、その操作のための
アクチュエータを全自動炊飯器の内部に設ける必要があ
り、全自動炊飯器がさらに複雑かつ大型なものとなって
いた。そこで、本発明の目的は、上部に大きな空間がな
くても蓋体を容易にかつ自動的に開閉できる炊飯ジャー
を提供することにある。他の目的は、炊飯ジャーを全自
動炊飯器の炊飯部として使用した場合に、米や水の飛び
散りを防止するとともに、内部構造を簡素化できる全自
動炊飯器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の発明は、前記蓋体を水平に支持する支持アー
ムと、支持アームを前方から後方に向かって斜め上方に
案内するべく炊飯ジャー本体に設けられたガイド手段
と、前記支持アームを前記ガイド手段に沿って移動させ
るべく炊飯ジャー本体に設けられた駆動装置とを備え、
蓋体を水平状態のまま炊飯ジャー本体の斜め後方に開放
可能としたものである。第2の発明は、本体の内部に、
米を貯蔵し所定量ずつ排出し得る米びつ部と、排出され
た米を洗米する洗米部と、洗米された米を炊飯する炊飯
部と、炊飯用の水を炊飯部へ供給する給水部とを備え、
米の排出から炊飯までの一連の動作を自動的に行う全自
動炊飯器において、前記炊飯部は第1発明の炊飯ジャー
で構成され、この炊飯ジャーは本体の炊飯部設置位置に
対して着脱自在であり、かつ本体と炊飯ジャーには本体
から炊飯ジャーに対して蓋開放および蓋閉鎖を指令する
ための着脱自在な制御信号接続部が設けられていること
を特徴とする。
【0005】
【作用】蓋体の全閉位置において、駆動装置を駆動させ
ると、支持アームはガイド手段にそって斜め後方へ移動
し、支持アームと一体に蓋体は斜め方向へ開く。そのた
め、上下回動式の蓋体とは異なり、炊飯ジャーの上部に
大きな空間がなくても蓋体を容易に開くことができる。
蓋体の全開位置において、駆動装置を逆方向に駆動させ
ると、支持アームはガイド手段に沿って斜め前方へ移動
し、蓋体も一体に移動して炊飯ジャー本体の上面開口部
を閉鎖する。炊飯ジャーには、駆動装置を正方向または
逆方向に駆動させるための蓋開放用および閉鎖用の2種
類のスイッチを設けるのが望ましい。駆動装置として
は、例えば電動モータと、モータの回転を支持アームの
移動に伝えるワイヤやチェーン等の伝達手段とを使用す
ることができる。炊飯ジャー本体には、支持アームの下
限位置および上限位置を規定するためのリミットスイッ
チを設けるのが望ましい。支持アームが下限位置または
上限位置に到達した時、このリミットスイッチが切り換
わり、駆動装置を自動的に停止させることができる。
【0006】前記ガイド手段としては、炊飯ジャー本体
にガイドプレートを固定し、このガイドプレートのレー
ル溝に摺動自在に係合させピンを支持アームに設けた
り、炊飯ジャー本体にレールを固定し、支持アーム側に
レール上を滑動するスライドベアリングを設けてもよ
い。ガイド手段は、直線状に限らず、曲線状あるいは折
れ線状であってもよい。後者の場合には、蓋体は水平姿
勢から開き途中で若干傾くが、開閉上問題はない。
【0007】本発明の炊飯ジャーを全自動炊飯器の炊飯
部として使用した場合、全自動炊飯器本体と炊飯ジャー
本体には全自動炊飯器から炊飯ジャーに対して蓋開放お
よび蓋閉鎖を指令するための着脱自在な制御信号接続部
を設けるのが望ましい。全自動炊飯器から制御信号接続
部を介して炊飯ジャーに蓋開放指令信号または蓋閉鎖指
令信号を入力すると、炊飯ジャーの駆動装置は蓋開放用
または閉鎖用のスイッチを操作した時と同様に正方向ま
たは逆方向に駆動され、蓋体を開閉できる。制御信号接
続部としては、例えばコネクタを使用することができ
る。これにより、炊飯ジャーを全自動炊飯器にセットす
ると同時にコネクタが接続され、全自動炊飯器と炊飯ジ
ャーとが電気的に接続される。従来のように上下開閉式
の炊飯ジャーを用いた全自動炊飯器の場合、米投入時や
給水時に米や水が炊飯ジャーの内鍋内で飛び散りやすい
ため、洗米部や給水部を移動させるなど、特別な配慮が
必要である。これに対し、本発明の炊飯ジャーでは、蓋
体が斜め後方に水平移動するので、上方に大きな移動空
間が不要であり、低い位置から米および水を炊飯ジャー
内に投入できる。そのため、洗米部や給水部を移動させ
る必要がなく、しかも米や水の飛び散りがない。
【0008】
【実施例】図1は本発明を適用した全自動炊飯器1の一
例を示し、大略本体A、米びつ部B、給水部C、洗米部
D、炊飯部Eおよび制御回路部Fで構成されている。本
体Aの上端には、米をホッパー6に投入し得る開閉自在
な上蓋2が設けられ、本体の上端前面には操作パネル3
が設けられている。この操作パネル3は、図2に示すよ
うに時間表示部3a、時分設定キー3b,3c、スター
トキー3d、予約中,炊飯中などの各種動作状態を表示
するLED表示部3e、警報ブザー3f、炊飯量表示部
3gおよび炊飯量設定キー3h等で構成されている。
【0009】本体の前面にはホッパー6内の米の量を確
認するための透明窓4が設けられ、ホッパー6の側壁に
は透明な米びつ窓7が設けられている。ホッパー6の下
部には計量部8が連続的に設けられ、この計量部8に入
った米は水平軸を中心に回動するシャッタ9によって一
定量ずつ排出することができる。なお、シャッタ9は側
部に設けたモータ10によって反転駆動される。
【0010】ホッパー6の側部には給水タンク11が設
けられ、この給水タンク11には水道用ホース12から
水止め弁13を介して水が供給されている。給水タンク
11は給水管14および給水バルブ15を介して洗米部
Dに接続されている。洗米部Dは上ケース16および下
ケース17を備え、その内部に攪拌羽根18が水平軸を
中心に回転可能に設けられている。攪拌羽根18はケー
ス16,17の側部に配置された洗米用モータ19によ
って駆動される。前記計量部8から洗米部Dに投入され
た米は、給水タンク11から連続的に供給される水と共
に攪拌羽根18で攪拌され、米の付着物が除去される。
米の研ぎ汁は下ケース17からオーバーフローし、排水
口20から排水タンク21へと排出される。そして、濁
度センサ22によって研ぎ汁の濁度をモニターし、濁度
が設定値以下になった時点で洗米用モータ19を停止す
るとともに、給水バルブ15を閉鎖する。その後、下ケ
ース開閉用モータ23によって下ケース17を開き、米
と水を炊飯部Eを構成する炊飯ジャー30の内釜31に
投入する。このとき、炊飯に必要な水が給水バルブ15
から攪拌羽根18を介して内釜31に補給されるので、
攪拌羽根18に米粒が残留することがない。なお、排水
タンク21に溜められた米の研ぎ汁は、排水ポンプ24
により排水管25を介して外部へ排出される。
【0011】炊飯ジャー30は略立方体形状よりなり、
その構造は図3〜図5に示すとおりである。即ち、炊飯
ジャー本体31の内部には外鍋32が収容固定され、外
鍋32の外周面には胴保温ヒータ33が配設されてい
る。また、外鍋32の底に形成された開口には盆状の支
持板34が収容され、この支持板34はスプリング35
によって外鍋32の底に弾性支持されている。支持板3
4の上面には炊飯ヒータ36を埋設した加熱板37が取
り付けられ、加熱板37の中央には鍋底温度検出器38
が装着されている。内鍋39は上端外周に鍔部39aを
有し、外鍋32内に収容されて前記加熱板37上に載置
されたとき、鍋底温度検出器38がその底外面に圧接す
るとともに、内部に収容された米および水の重量により
スプリング35のばね力に抗して加熱板37が押し下げ
られる結果、その鍔部39aが外鍋32の上端に圧接す
るようになっている。
【0012】方形形状の蓋体40の内面には放熱板41
が固定され、放熱板41の周囲には内鍋39の上端に圧
接するシールパッキン42が装着されている。また、放
熱板41の上面には蓋保温ヒータ43が環状に配設さ
れ、放熱板41の中央部下面には支軸44が突設されて
いる。この支軸44は、内鍋39を閉鎖するための内蓋
45を内蓋パッキン46を介して弾性的に支持してい
る。
【0013】前記蓋体40は一対の支持アーム50によ
って水平に支持されている。この支持アーム50の下端
部には2本のガイドピン51が側方に突設されており、
このガイドピン51は炊飯ジャー本体31の両側部内面
に固定された一対のガイドプレート52のレール溝52
a(ガイド手段)に沿って移動自在である。レール溝5
2aは前方から後方に向かって斜め上方に傾斜してお
り、この実施例では傾斜角を約15度に設定してある。
支持アーム50の下端部にはループ状ワイヤ53の両端
が連結されており、このワイヤ53は水平に支持された
回転軸54の両端に設けられた巻取りプーリ55と、ガ
イドプレート52に装着されたテンションプーリ56と
に巻き掛けられている。前記回転軸54の中央部には、
蓋開閉用の直流モータ57のウオーム58と噛み合うウ
オームギヤ59が固定されている。モータ57を駆動す
ると、ウオーム58およびウオームギヤ59を介して回
転軸54が回転し、巻取りプーリ55およびワイヤ53
を介して支持アーム50はレール溝52aに沿って前後
に移動する。テンションプーリ56は、ガイドプレート
52に設けられた前後方向の長孔52bに沿って前後に
移動自在であり、かつ引張スプリング60によって常時
後方へ付勢されているため、ワイヤ53に弛みが生じな
いだけの一定の張力を付与している。
【0014】前述のように、蓋体40は支持アーム50
を介してガイドプレート52に摺動自在に支持されてい
るので、モータ57を駆動することにより、図1二点鎖
線で示すように蓋体40を斜め後方へ水平移動させて開
放することができる。この時、蓋体40の上部の移動ス
ペースは小さくて済むため、米や水を内鍋39内に投入
する際に給水部Cや洗米部Dの位置を移動させる必要が
なく、一定位置から水および米を内鍋39に投入でき
る。しかも、炊飯ジャー30の上方に蓋開閉用の大きな
空間を必要としないので、給水部Cや洗米部Dの位置を
炊飯ジャー30の上方高く設置する必要がなく、水や米
の投入時の飛び散りを防止できる。
【0015】ガイドプレート52の前後端部には全閉リ
ミットスイッチ61と全開リミットスイッチ62とが装
着されており、蓋体40の閉鎖位置では支持アーム50
の前端が全閉リミットスイッチ61を操作し、開放位置
では支持アーム50の後縁が全開リミットスイッチ62
を操作するようになっている。両リミットスイッチ6
0,62はモータ停止用接点とモータの極性反転用接点
とを備えており、支持アーム50が何れかのリミットス
イッチを操作すると、その位置でモータ57を停止させ
るとともに、それ以後モータ57が逆回転するように電
流の極性を反転させている。
【0016】炊飯ジャー本体31の後部上端には、蓋体
40の後端部の閉鎖力を得るためのロックレバー63
(図4参照)が設けられている。前記支持アーム50は
蓋体40の前端部に固定されているので、蓋体40の前
端部の閉鎖力は大きく、シールパッキン42を内鍋39
の上端に圧接させることができるが、蓋体40の後端部
の圧接力は十分でない。前記ロックレバー63は弱いス
プリング64によって図4右回り方向に付勢されてお
り、蓋開放位置ではストッパ65に当たって起立状態で
停止している。蓋体40を閉鎖すると、閉鎖直前に蓋体
40のロックピン66がロックレバー63の側縁に当た
り、ロックレバー60を図4左回り方向に回転させる。
閉鎖位置ではロックピン66はロックレバー63のフッ
クに引っ掛かるため、蓋体40の後端部には押し下げ力
が作用し、この押し下げ力によってシールパッキン42
を内鍋39の上端に圧接させることができる。
【0017】炊飯ジャー本体31の上端部前面には、図
3のように各種動作を指令するための操作面70が設け
られている。この操作面70には液晶表示部71、蓋開
放スイッチ72、蓋閉鎖スイッチ73、予約スイッチ7
4、取消スイッチ75、炊飯スイッチ76およびテンキ
ー等が内蔵されたパネル77が配置されている。
【0018】本体Aの下部には、扉80と、炊飯ジャー
30を載置したスライド自在なスライドテーブル81と
が設けられ、扉80を90度開いた状態で本体A内に押
し込むと、これと連動してスライドテーブル81が前方
に引き出されるようになっている。炊飯ジャー本体31
の背部には、図6に示すように電源用プラグ受け82と
制御信号用コネクタ83とが設けられ、本体Aの固定板
84(図4参照)には、前記プラグ受け82およびコネ
クタ83に対応する電源用マグネットプラグ85および
制御信号用コネクタ86が固定されている。そのため、
炊飯ジャー30をスライドテーブル81の正規位置にセ
ットした後、扉80を閉じると、スライドテーブル81
も連動して後退し、その終端位置で炊飯ジャー30のプ
ラグ受け82およびコネクタ83が本体Aの電源用マグ
ネットプラグ85および制御信号用コネクタ86にぞれ
ぞれ自動的に接続される。正規にセットされると、操作
パネル3に設けたLED表示部3eのセット不良ランプ
が消灯する。なお、制御信号用コネクタ83の正面には
常時スプリング(図示せず)によって閉鎖される保護カ
バー87(図4参照)が設けられ、制御信号用コネクタ
83に埃や異物が付着したりノイズが入るのを防止して
いる。
【0019】図7は全自動炊飯器1と炊飯ジャー30と
の接続回路を示し、90は全自動炊飯器1の制御回路で
あり、91は炊飯ジャー30の制御回路である。なお、
図7には炊飯用回路と蓋開閉用回路のみを記載してあ
る。炊飯ジャー30のコネクタ83には、アース用の端
子92,93と、炊飯スイッチ76,取消スイッチ75
に夫々接続された端子94,95と、蓋開放スイッチ7
2,蓋閉鎖スイッチ73に夫々接続された端子96,9
7とが設けられている。一方全自動炊飯器1のコネクタ
86の内、一方のアース用端子92と対応する端子98
はインバータ素子99を介して制御回路90と接続され
ており、端子92,98が接続されていない状態ではイ
ンバータ素子99の出力がLOWレベルであるが、端子
92,98が接続されるとインバータ素子99の出力が
HIレベルとなり、端子92,98の接続状態、換言す
れば炊飯ジャー30が全自動炊飯器1に正確にセットさ
れたか否かを判別できる。また、コネクタ86の端子1
00,101は夫々スイッチ76,75に接続された端
子94,95と対応しており、例えば全自動炊飯器1側
で端子100をアースに接続すると、電流が端子94,
100を通ってアースに流れ、炊飯スタートスイッチ7
6をONにした時と同様の状態になり、炊飯ジャー30
は炊飯動作を開始する。また、端子101をアースに接
続すると、電流が端子95,101を通ってアースに流
れ、取消スイッチ75をONにした時と同様の状態にな
る。また、コネクタ86の端子102,103は夫々ス
イッチ72,73に接続された端子96,97と対応し
ており、全自動炊飯器1側で端子102をアースに接続
すると、電流が端子96,102を通ってアースに流
れ、蓋開放スイッチ72をONにした時と同様の状態に
なり、蓋体40は開放動作を開始する。また、端子10
3をアースに接続すると、電流が端子97,103を通
ってアースに流れ、蓋閉鎖スイッチ73をONにした時
と同様の状態になる。このように、炊飯ジャー30は外
部からの制御信号によって単体の場合と同様の動作を行
うことができる。なお、104は炊飯ジャー30のアー
ス用端子93と対応するアース用端子である。
【0020】前記実施例ではワイヤとプーリを使用して
支持アームをガイド手段に沿って移動させるようにした
が、これに代えてベルトとプーリ、チエーンとスプロケ
ット等を使用してもよい。なお、本発明の炊飯ジャー
は、実施例のような全自動炊飯器の一部として使用する
場合に限らず、単独で使用できることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、第1の発
明によれば、蓋体を水平状態のまま炊飯ジャー本体の斜
め後方に開放可能としたので、上下回動式の蓋体とは異
なり、炊飯ジャーの上部に大きな空間がなくても蓋体を
容易にかつ自動的に開くことができる。また、第2の発
明のよれば、第1発明の炊飯ジャーを全自動炊飯器の炊
飯部として使用することにより、蓋体の上部に大きなス
ペースが不要になり、低い位置に設置された洗米部およ
び給水部から米や水を炊飯ジャー内に容易に投入でき、
米や水の飛び散りがない。また、全自動炊飯器と炊飯ジ
ャーとに蓋開閉指令用の制御信号接続部を設けたので、
全自動炊飯器側から制御信号を入力するだけで蓋体を容
易に開閉でき、全自動炊飯器に格別のアクチュエータが
不要となり、全自動炊飯器の内部構造を簡素化できると
いう特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる全自動炊飯器の一例の全体構造
図である。
【図2】操作パネルの正面図である。
【図3】炊飯ジャーの正面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】炊飯ジャーの後部斜視図である。
【図7】炊飯ジャーと全自動炊飯器の接続回路図であ
る。
【符号の説明】
A 全自動炊飯器本体 B 米びつ部 C 給水部 D 洗米部 E 炊飯部 F 制御回路部 30 炊飯ジャー 31 炊飯ジャー本体 50 支持アーム 52 ガイドプレート 52a レール溝(ガイド手段) 53 ワイヤ 57 蓋開閉用モータ 72 蓋開放用スイッチ 73 蓋閉鎖用スイッチ 83,86 制御信号用コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面開口部を開閉する蓋体を設けた炊飯ジ
    ャーにおいて、 前記蓋体を水平に支持する支持アームと、支持アームを
    前方から後方に向かって斜め上方に案内するべく炊飯ジ
    ャー本体に設けられたガイド手段と、前記支持アームを
    前記ガイド手段に沿って移動させるべく炊飯ジャー本体
    に設けられた駆動装置とを備え、蓋体をほぼ水平状態の
    まま炊飯ジャー本体の斜め後方に開放可能としたことを
    特徴とする炊飯ジャー。
  2. 【請求項2】本体の内部に、米を貯蔵し所定量ずつ排出
    し得る米びつ部と、排出された米を洗米する洗米部と、
    洗米された米を炊飯する炊飯部と、炊飯用の水を炊飯部
    へ供給する給水部とを備え、米の排出から炊飯までの一
    連の動作を自動的に行う全自動炊飯器において、 前記炊飯部は請求項1に記載の炊飯ジャーで構成され、
    この炊飯ジャーは本体の炊飯部設置位置に対して着脱自
    在であり、かつ本体と炊飯ジャーには本体から炊飯ジャ
    ーに対して蓋開放および蓋閉鎖を指令するための着脱自
    在な制御信号接続部が設けられていることを特徴とする
    全自動炊飯器。
JP19251591A 1991-07-05 1991-07-05 炊飯ジヤーおよびこの炊飯ジヤーを用いた全自動炊飯器 Pending JPH0515438A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5227366A (en) * 1987-08-07 1993-07-13 The Clorox Company Mitigation of stress-cracking in fragranced bleach-containing bottles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5227366A (en) * 1987-08-07 1993-07-13 The Clorox Company Mitigation of stress-cracking in fragranced bleach-containing bottles

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