JPH05152946A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPH05152946A
JPH05152946A JP3314716A JP31471691A JPH05152946A JP H05152946 A JPH05152946 A JP H05152946A JP 3314716 A JP3314716 A JP 3314716A JP 31471691 A JP31471691 A JP 31471691A JP H05152946 A JPH05152946 A JP H05152946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
frequency
output
voltage
frequency division
Prior art date
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Pending
Application number
JP3314716A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Horikoshi
勝 堀越
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、PLL回路の電源投入時あるいは
分周データ変更時におけるロックアップ時間を短縮し、
消費電力を減少することを目的とする。 【構成】 制御信号CEによって分周データを供給した
場合、分周データに基づく電圧をD/A変換回路11が
発生し、同時に、タイミング発生回路13がスイッチ1
2を閉じるため、VCO2はD/A変換回路11の出力
電圧によってその発振周波数が制御され、速やかに分周
データによって設定される周波数に制御される。その
後、所定時間後タイミング発生回路13の出力によって
スイッチ12が開かれると、LPF4の出力によってV
CO2が制御され、分周出力fPとfRの位相差の一致が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話や携帯
電話等の移動体無線通信機器分野あるいは放送受信機器
分野に使用されるPLL周波数シンセサイザ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線通信機器あるいは放送受信
機器に使用されるPLL周波数シンセサイザ集積回路
は、外部接続された水晶振動子によって基準発振信号を
発生する水晶発振回路と、水晶発振回路の発振出力を分
周して基準信号を生成する基準分周回路と、外部に設け
られた電圧制御発振回路(VCO)の発振出力を分周す
る可変分周回路と、基準分周回路の分周出力周波数fR
と可変分周回路の分周出力周波数fPの位相比較を行い
その位相差に応じた電圧を出力する位相比較回路と、位
相比較回路の出力を積分するローパスフィルタ(LP
F)と、基準分周回路の分周数及び可変分周回路の分周
数を設定する分周データ保持回路とから構成されてい
る。
【0003】このようなPLL周波数シンセサイザ集積
回路を使用したシステムでは、電源の投入時及び周波数
の切り替え時にマイクロコンピュータから受信あるいは
送信周波数に応じた分周数データをシフトレジスタに転
送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のPLL周波数シ
ンセサイザ集積回路を用いて無線電話機のPLL回路を
構成した場合、消費電力を極力減少するために、定期的
に、例えば1秒間隔でPLL回路の電源を投入して受信
動作を行っている。この電源を投入したときには、VC
Oは、LPFの出力電圧によって制御された状態にな
く、VCOの最も高い周波数かあるいは最も低い周波数
で発振する。この状態からLPFで制御され、設定され
た周波数になるまでの時間、即ち、ロックアップ時間が
長くなるため、間欠受信時の動作時間が長くなり、消費
電力低減の障害になっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した点に
鑑みて創作されたものであり、基準発信信号を発生する
水晶発振回路と、該水晶発振回路の出力を分周しPLL
の基準周波数を生成する基準分周回路と、印加される電
圧によって発振周波数が制御される電圧制御発振回路
(VCO)と、該電圧制御発振回路の出力を分周する可
変分周回路と、該可変分周回路の分周出力と前記基準分
周回路の分周出力の位相を比較する位相比較回路と、該
位相比較回路の出力が印加され前記電圧制御発振回路の
制御電圧を発生するローパスフィルタ(LPF)と、前
記可変分周回路に設定される分周データに応じた電圧を
発生するD/A変換回路と、該D/A変換回路の出力電
圧と前記LPFの出力電圧を切り替えて前記VCOに印
加する切り替え回路と、前記可変分周回路の分周データ
の変更時に動作し前記切り替え回路を制御するタイミン
グ発生回路とを備え、前記可変分周回路の分周データの
変更時点から所定期間前記前記D/A変換回路の出力電
圧を前記VCOに印加することにより、PLL回路のロ
ックアップ時間を短縮するものである。
【0006】
【作用】上述の手段によれば、電源投入時にデータ保持
回路に入力された分周データが可変分周回路に設定され
ると、D/A変換回路は、設定された分周データに応じ
たアナログ電圧を出力し、この電圧は切り替え回路によ
ってVCOに印加される。従って、VCOは、D/A変
換回路によって直接制御されるため、設定された周波数
に短時間で近付くことになる。そして、所定時間後は、
切り替え回路によってLPFの出力がVCOに印加され
るため、PLLによる周波数制御がなされる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すブロック図で
ある。破線で示される部分はPLL周波数シンセサイザ
集積回路1であり、PLL周波数シンセサイザ集積回路
1には、電圧制御発振回路(VCO)2、水晶振動子
3、及び、LPF4が接続されて、通信機器あるいは放
送受信機器のPLL周波数シンセサイザ回路が構成され
る。PLL周波数シンセサイザ集積回路1は、VCO2
の発信信号fVを増幅する高感度な増幅回路5と、増幅
回路5によって増幅されたVCO2の発信信号fVを設
定された分周数で分周する可変分周回路6と、接続され
た水晶振動子3によって発振周波数が決定される水晶発
振回路7と、水晶発振回路7の発振出力を設定された分
周数で分周する基準分周回路8と、可変分周回路6の分
周出力f Pと基準分周回路8の分周出力である基準周波
数信号fRの位相差を検出しその位相差に応じた信号を
LPF4に印加する位相比較回路9と、可変分周回路6
及び基準分周回路8の分周数を保持するデータ保持回路
10と、可変分周回路6にプリセットされたデータを入
力しアナログ電圧に変換するD/A変換回路11と、D
/A変換回路11の出力をVCO2に印加するためのス
イッチ12と、スイッチ12を制御するタイミング発生
回路13とから構成される。
【0008】PLL周波数シンセサイザ集積回路1にお
いて、データ保持回路10は、図示はしないが、シフト
レジスタとラッチ回路によって構成され、外部に接続さ
れるマイクロコンピュータ(図示せず)から制御信号C
EをHレベルにした後、データDIと同期クロックCL
によってシフトレジスタに分周数データを転送し、その
後、制御信号CEをLレベルにすることによってシフト
レジスタに転送された分周数データがラッチ回路に保持
される。データ保持回路10に保持された分周数を決定
するデータは、各々基準分周回路8と可変分周回路6に
供給される。ここで、可変分周回路6では、分周出力f
Pはプリセット制御端子PEにも印加されているため、
分周出力fPが出力されるたびに、データ保持回路10
に保持されている分周数データが可変分周回路6にセッ
トされ、基準分周回路8では、データ保持回路10に保
持されているデータに基づき基準分周回路8の複数の分
周段の出力から1つを選択出力している。
【0009】一方、制御信号CEは、タイミング発生回
路13にも印加され、データ保持回路10にデータの転
送が終了した時点で制御信号CEがLレベルに立ち下が
ると、タイミング発生回路13は、スイッチ12を閉
じ、D/A変換回路11の出力電圧をVCO2に出力す
る。図1において、電源電圧が投入されると、VCO2
の発振が開始するが、このときの発振周波数は制御電圧
による制御状態にはなっていない。マイクロコンピュー
タによって分周データがデータ保持回路10に転送さ
れ、制御信号CEがLレベルになると、分周データが可
変分周回路6及びD/A変換回路11に印加される。こ
の時D/A変換回路11は、分周データに基づき、分周
データによって設定される周波数になるようなVCO2
の制御電圧を発生する。一方、タイミング発生回路13
は、制御信号CEがLレベルになったときから所定時間
スイッチ12を閉じる。これにより、D/A変換回路1
1の出力電圧がスイッチ12を会してVCO2に印加さ
れる。よって、VCO2はD/A変換回路11の出力電
圧によって制御され、分周データによって設定される発
振周波数に制御される。所定時間後、即ち、VCO2の
発振が設定された発振周波数に達するのに必要な時間経
過すると、タイミング発振回路13の出力によりスイッ
チ12は開かれ、VCO2はLPF4の出力電圧によっ
て制御される。この状態になると、VCO2の周波数は
すでにデータによって設定された周波数になっているた
め、位相比較回路9とその出力を積分するLPF4の作
用によって、分周出力fPと分周出力fRの位相差が一致
する動作する。
【0010】このようにして、電源投入からPLL回路
がロックアップ状態になるまでの時間が短縮されるので
ある。
【0011】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、電源投入時
あるいは分周データの変更時に、PLL回路が設定され
た周波数にロックするまでの時間が短くなるために、間
欠受信を行う場合の消費電力が減少し、特に、無線電話
における電池の消耗を極力減少することが可能となる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 PLL周波数シンセサイザ集積回路 2 電圧制御発振回路 3 水晶振動子 4 ローパスフィルタ 5 増幅回路 6 可変分周回路 7 水晶発振回路 8 基準分周回路 9 位相比較回路 10 データ保持回路 11 D/A変換回路 12 スイッチ 13 タイミング発生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準発信信号を発生する水晶発振回路
    と、該水晶発振回路の出力を分周しPLLの基準周波数
    を生成する基準分周回路と、印加される電圧によって発
    振周波数が制御される電圧制御発振回路(VCO)と、
    該電圧制御発振回路の出力を分周する可変分周回路と、
    該可変分周回路の分周出力と前記基準分周回路の分周出
    力の位相を比較する位相比較回路と、該位相比較回路の
    出力が印加され前記電圧制御発振回路の制御電圧を発生
    するローパスフィルタ(LPF)と、前記可変分周回路
    に設定される分周データに応じた電圧を発生するD/A
    変換回路と、該D/A変換回路の出力電圧と前記LPF
    の出力電圧を切り替えて前記VCOに印加する切り替え
    回路と、前記可変分周回路の分周データの変更時に動作
    し前記切り替え回路を制御するタイミング発生回路とを
    備え、前記可変分周回路の分周データの変更時点から所
    定期間前記前記D/A変換回路の出力電圧を前記VCO
    に印加することを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 基準発信信号を発生する水晶発振回路
    と、該水晶発振回路の出力を分周しPLLの基準周波数
    を生成する基準分周回路と、印加される電圧によって発
    振周波数が制御される電圧制御発振回路(VCO)と、
    該電圧制御発振回路の出力を分周する可変分周回路と、
    該可変分周回路の分周出力と前記基準分周回路の分周出
    力の位相を比較する位相比較回路と、該位相比較回路の
    出力が印加され前記電圧制御発振回路の制御電圧を発生
    するローパスフィルタ(LPF)と、前記基準分周回路
    及び可変分周回路の分周数を決定する分周データを制御
    信号に基づいて保持する分周データ保持回路と、前記可
    変分周回路に設定される分周データに応じた電圧を発生
    するD/A変換回路と、該D/A変換回路の出力電圧と
    前記LPFの出力電圧を切り替えて前記VCOに印加す
    る切り替え回路と、前記分周データ保持回路の制御信号
    に応じて前記切り替え回路を制御するタイミング発生回
    路とを備え、前記可変分周回路の分周データの変更時点
    から所定期間前記前記D/A変換回路の出力電圧を前記
    VCOに印加することを特徴とするPLL回路。
JP3314716A 1991-11-28 1991-11-28 Pll回路 Pending JPH05152946A (ja)

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JP3314716A JPH05152946A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 Pll回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3314716A JPH05152946A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 Pll回路

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ID=18056707

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3314716A Pending JPH05152946A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 Pll回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080918A1 (ja) * 2006-01-12 2007-07-19 Thine Electronics, Inc. 位相比較回路およびそれを用いたpll周波数シンセサイザ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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