JPH05152770A - 接続ケーブル - Google Patents

接続ケーブル

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JPH05152770A
JPH05152770A JP31269591A JP31269591A JPH05152770A JP H05152770 A JPH05152770 A JP H05152770A JP 31269591 A JP31269591 A JP 31269591A JP 31269591 A JP31269591 A JP 31269591A JP H05152770 A JPH05152770 A JP H05152770A
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JP
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cable
housing
connection cable
cable portion
connection
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JP31269591A
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Ryozo Yanagisawa
亮三 柳澤
Toshihiko Totsugi
俊彦 戸次
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電子機器間の接続ケーブルにおい
て、ケーブル部を適当な長さに調整して出し入れができ
るように筺体に収納して、携帯ならびに使用に便利な接
続ケーブルを提供するものである。 【構成】 電子機器間の接続ケーブルであって、コネク
タ部とケーブル部からなり、両端にコネクタ部を有する
ケーブル部を筺体内に収納し、該筺体内に前記ケーブル
部を出し入れするようにした接続ケーブルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器間、例えばパソ
コン間、パソコンとプリンタ、パソコンと外部記憶装
置、各種測定機器とプロッタあるいは各種測定機器間等
の接続に用いられる接続ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の接続ケーブルは、両端に複
数本の接続ピンを有するコネクタ部と、該接続ピンに電
気的に接続する複数本の接続コードと該接続コードを被
覆する外被からなるケーブル部とから構成されている。
該ケーブル部は所定の長さ、例えば約1.5mあるいは
2.5m等の長さを有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては接続ケーブルの長さは所定の長さに固定
されており、各種電子機器の接続に際し接続ケーブルの
長さを最適の長さにすることができないため、接続ケー
ブルが余った場合に機器の設置、接続ケーブルのはい回
し、所定の作業、あるいは機器の収納の邪魔になるとい
う問題点があった。
【0004】また、上記電子機器においては複数本の接
続ケーブルを接続して使用する場合もある。例えば、パ
ーソナルコンピュータにおいては、プリンタと接続する
プリンタケーブル、モデムあるいは他のコンピュータと
接続するモデムケーブルあるいはクロスケーブル、およ
び外部記憶装置と接続する接続ケーブル等複数本の接続
ケーブルを使用する。このような場合は接続ケーブルが
余ったりあるいは絡まったりすることにより、さらに接
続ケーブルが邪魔になるものである。
【0005】さらには、事務机の上で使用する所謂ラッ
プトップあるいはノートタイプのパーソナルコンピュー
タにおいては、接続ケーブルが机上に位置するため、接
続ケーブルが余った場合にさらに邪魔になるものであ
る。
【0006】本発明の目的は、前述の問題を解消するた
め、電子機器間の接続ケーブルにおいて、ケーブル部を
適当な長さに調整して出し入れができるように筺体に収
納して、携帯ならびに使用に便利な接続ケーブルを提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子機器間を
接続する、両端にコネクタ部を有する電子機器間の接続
ケーブルであり該接続ケーブルのケーブル部を収納可能
な筐体を有し、該筐体内に上記ケーブル部の出し入れが
可能であるように構成することを特徴としている。各種
電子機器の接続に際しケーブルを筐体から引出して接続
ケーブルの長さを適当な長さに調整することができるた
め、接続ケーブルが余ることがなく、機器の設置、接続
ケーブルのはい回し、所定の作業、あるいは機器の収納
の邪魔にならないものである。
【0008】
【実施例】実施例1 図1は、本発明接続ケーブルの1実施例の斜視図であ
り、図2は、本発明接続ケーブルを電子機器間に接続し
た説明図である。
【0009】図1および図2において1はパーソナルコ
ンピュータ5とプリンタ6とを接続するプリンタケーブ
ル即ち本発明の接続ケーブル1である。接続ケーブル1
は、ケーブル部2と、該ケーブル部2の両端に設けられ
たコネクタ部3a,3bと、ケーブル部2を内部に収納
可能な筐体4とからなる。
【0010】図1において、筐体4はひんじ部4cを回
転中心として、上ケース4bと下ケース4aとが開閉可
能に構成されている。下ケース4a内にはリブ4dが複
数個、所定の間隔で平行に並んで設けられている。上ケ
ース4bと下ケース4aには閉じた状態において、同一
面の2ケ所で、それぞれ半円状に切り欠いた窓が設けら
れている。該窓にはそれぞれゴム等の弾性を有する材料
からなるスベリ止メ4eが設けられている。それぞれの
スベリ止メ4eは半ドーナツ状の形状であり、上ケース
4bと下ケース4aとを閉じた状態で略円形となるもの
である。下ケース4aにはリブ4dに沿ってケーブル部
2が収納されている。各リブ4dの両端面と下ケース4
aの内面は所定の間隔のスキマを設ける。さらにリブ4
dのうち中央近傍のリブ4dの一端側にケーブル部2を
固定的に係止する係止部4fが設けられている。該係止
部4fは接着あるいは圧入等により下ケース4aに一体
化されている。また本実施例においては、上ケース4b
と下ケース4aとが閉じた状態で、筐体4は略6面体の
箱状となるものである。
【0011】上記構成においてその作用について説明す
る。
【0012】接続ケーブル1は不使用時、すなわち収納
時あるいは携帯時等においては、ケーブル部2は下ケー
ス4aのリブ4d間に沿って収納されるものである。こ
のときケーブル部2の両端は上ケース4bおよび下ケー
ス4aに設けられたスベリ止メ4eによって形成される
窓から数mmあるいは数cmの長さ分筐体4外に出るも
のである。この時、上ケース4bおよび下ケース4aに
設けられたスベリ止メ4eがケーブル部2を押圧する状
態に保持するため、操作者がケーブル部2やコネクタ部
3a,3bを引っ張ったり、あるいは何かに引っ掛かる
等でケーブル部2に外力が作用してもケーブル部2は容
易に引っ張り出されたり、押し込まれたりしないもので
ある。上ケース4bおよび下ケース4aに設けられたス
ベリ止メ4eにより形成される窓の大きさは、その窓が
円形である場合はその直径がケーブル部2の大きさ、す
なわち直径よりも小さく構成されることは言うまでもな
い。また上ケース4bと下ケース4aとが不図示のフッ
ク等により閉じた状態に係止されることも言うまでもな
い。
【0013】次に接続ケーブル1を使用する場合、すな
わち本実施例においてはパーソナルコンピュータ5とプ
リンタ6とを接続する場合、上ケース4bと下ケース4
aとをあけてパーソナルコンピュータ5とプリンタ6と
の位置関係に対し、ケーブル部2の長さが過不足のない
様に、ケーブル部2を下ケース4aより引き出せばよ
い。本実施例においてはケーブル部2の引き出す長さは
段階的であり、リブ4dの長さの略2倍が単位となるも
のである。使用時においても不使用時と同様にケーブル
部2はスベリ止メ4eの弾力により、外力により引っ張
り出されたり押し込まれたりしないものである。また、
パーソナルコンピュータ5とプリンタ6とが離れた位置
関係のため、ケーブル部2を筐体4から最大限引き出し
て使用する場合には、ケーブル部2は筐体4の一方の窓
から筐体4内に入り、略最短経路に沿って係止部4fに
至り、他方の窓から筐体4外に出るものである。この時
係止部4fによりケーブル部2と筐体4とは一体に保持
されるものである。ケーブル部2を必要以上に引き出し
た場合には、ケーブル部2をリブ4dに沿って下ケース
4bに収納することにより前述と同様に段階的に筐体4
外のケーブル部2の長さを調整すればよい。言うまでも
ないが、該調整はケーブル部2のいずれの側で行なわれ
てもよいものである。
【0014】以上説明した様に本実施例においては、接
続ケーブル1の筐体4外に出ているケーブル部2の長さ
を調整できるため、パーソナルコンピュータ5とプリン
タ6との位置関係、あるいは該パーソナルコンピュータ
5とプリンタ6とのまわりに位置する机、机上の各種器
具等の環境に応じ、ケーブル部2の長さを適切に調整す
ることで操作者の各種作業に邪魔にならない接続ケーブ
ルを実現することができる。また、収納時あるいは携帯
時等の不使用時にはケーブル部2を筐体4内に収納して
おくことで、収納用のスペースが狭くてよく、また筐体
が略6面体であるため収納用スペースの占有体積も小さ
くなるものである。言いかえると他の収納物の邪魔にな
らない。
【0015】また、携帯時においても同様にスペースが
狭く、占有体積も小さく、さらにはケーブル部がからま
ったりしないため、極めて簡単に携帯できるものであ
る。
【0016】本実施例では、蓋となる上ケース4bの側
面の高さより、下ケース4aの側面の高さをたかくして
両ケースを開閉可能に構成する例を示したが、ひんじ部
4cの位置と両ケースの側面の高さは任意に設計でき
る。 実施例1の変形例 (1)ケーブル部2の筐体4からの引き出し用の窓は、
略6面体の筐体4の対向面に位置させてもよい。この場
合は、パーソナルコンピュータ5とプリンタ6とを直線
的に接続する場合、筐体4外でケーブル部2を曲げる必
要がなく、より簡単にムダがなく接続できるものであ
る。
【0017】(2)実施例1においては下ケース4aに
リブ4dを設けたが、リブ4dを設けず、下ケース4a
の底部に溝を設けてもよい。すなわちケーブル部2を下
ケース4a内にはいまわして収納する案内部が可能な形
状であれば、その案内手段がリブに代表される凸部であ
っても、溝に代表される凹部であっても、いずれでもよ
い。
【0018】(3)実施例1においては、リブ4dを所
定の長さ設けたが、該長さの両端、すなわちリブ4dの
両端に短かいリブ、あるいはボス等を設けるのみであっ
てもよい。
【0019】(4)実施例1のリブ4dをくし歯状にし
てもよい。この場合は筐体4外のケーブル部2の長さの
段階的な調整をより細かくでき、より最適な調整が可能
となるものである。
【0020】(5)実施例1において、上ケース4b側
にもリブ4dを設け、ケーブル部2を下ケース4aのリ
ブ4dに沿って収納していった後に、上ケース4b側の
リブ4dに沿って収納してもよい。この場合は筐体4の
体積を2倍にすることなく、ケーブル部2の収納長さを
略2倍にできるものである。
【0021】(6)実施例1において、リブ4dの高さ
をケーブル部2が2段に重なった場合も、ケーブル部2
の案内が可能な高さとし、筐体4の一方の窓から入った
ケーブル部2がリブ4dに沿って収納されていき、最後
のリブ4dの所で「8」の字状にリブ4dを囲むように
折り直してリブ4dに沿って、既に収納されたケーブル
部2の上に重ねて収納していき他方の窓から筐体4外に
出る構成としてもよい。この場合も筐体4の体積を2倍
にすることなく、ケーブル部2の収納長さを略2倍にで
きるものである。
【0022】(7)筐体4内にコネクタ部3a,3bを
収納するスペースを設けてもよい。この場合は、筐体4
からコネクタ部3a,3bがぶらさがった状態で位置す
ることがないため、さらに不使用時の収納あるいは携帯
が簡便となるものである。 実施例2 図3は実施例2の接続ケーブルを模式的に表わす斜視
図、図4は実施例2の筐体内を表わす平面図である。
【0023】図3において、11はコネクタ部を省略し
た接続ケーブルである。12はケーブル部、14は筐体
であり、筐体14内はケーブル部12を収納可能な空間
部が設けられている。筐体14にはケーブル部12の大
きさよりも大きい円形の窓14aが2ケ所設けられてい
る。筐体14内には該窓14aのそれぞれの近傍には、
筐体14外に設けられたツマミ18の回転に従動して回
転可能なプーリ15が設けられている。各プーリ15に
はその両端面にフランジを設けている。該プーリ15に
対向する位置にはケーブル部12を介して、回転可能な
コロ17が設けられている。該コロ17は不図示のバネ
等の付勢手段によりプーリ15側に付勢されている。す
なわちケーブル部12はプーリ15とコロ17により所
定の圧力で挟持されているものである。2ケのプーリ1
5は軸16により一体に構成されている。すなわちツマ
ミ18を矢印A方向に回転させると、ケーブル部12は
両側とも筐体14内に引き込まれ、矢印B方向に回転さ
せると、ケーブル部12は両側とも筐体14外に引き出
されるものである。
【0024】さらに図4に示す如く、ケーブル部12が
筐体14内に引き込まれていき最初に筐体14と接触す
る面、すなわち窓14aと対向する面には、ケーブル部
12を筐体14の中央部へ案内するように所定の角度の
斜面14bが設けられている。
【0025】上記構成においてその作用について説明す
る。
【0026】接続ケーブル11は収納時あるいは携帯時
等の不使用時においては、ツマミ18を矢印A方向に操
作者が回すことにより、プーリ15が回転し、プーリ1
5とコロ17により挟持されたケーブル部12は両側と
も筐体14内に引き込まれるものである。この時引き込
まれるケーブル部12は筐体14内で斜面14bにより
筐体14の中央部に案内されるため、スムーズに筐体1
4内に収納される。
【0027】ケーブル部12が全て筐体14内に収納さ
れた状態において、ケーブル部12はプーリ15とコロ
17により挟持されているため、実施例1と同様に外力
がケーブル部12に作用しても容易には引き出されない
ものである。
【0028】次に接続ケーブル11を使用する場合は、
接続すべき両電子機器間、例えばパソコン間、パソコン
とプリンタ、パソコンと外部記憶装置、あるいは各種測
定機器とプロッタ等の位置関係に応じ、ケーブル部12
が最適な配置となる様に、必要な長さ分だけツマミ18
を矢印B方向に回転させることでケーブル部12を引き
出すことができる。このとき、ケーブル部12は両端側
とも引き出されるのは言うまでもない。また、使用時に
おいても実施例1と同様にケーブル部12は外力により
容易に引き出されたり押し込まれたりしないものであ
る。
【0029】以上説明したように本実施例においても、
接続ケーブル11の筐体4外に出ているケーブル部12
の長さを、電子機器の位置関係あるいは周囲の環境に応
じ、調整できるため、操作者の各種作業に邪魔にならな
い接続ケーブルを実現できる。さらに本実施例において
は、ケーブル部12の長さを無段階的に調整できるた
め、さらに邪魔にならない自由な配置を可能とする接続
ケーブルを実現できるものである。さらには、ツマミを
回転させるのみという極めて簡単な操作で上述のことが
可能となるものである。また実施例1と同様に不使用時
の収納性あるいは携帯性も極めてよいものである。 実施例2の変形例 (1)ツマミとプーリの位置関係は同軸である必要はな
く、歯車、ベルト等の伝達機構を介して設けることによ
り、ツマミを図3において筐体14の上面に位置させる
等、いずれの位置関係でも可能である。
【0030】(2)本実施例においては操作者がツマミ
を回すという手動タイプであったが、モータ等の動力源
を設け、プーリを回転させる構成としてもよいことは言
うまでもない。この場合は引き出し用あるいは引き込み
用の所定のスイッチを押す極めて簡単な操作で、ケーブ
ル部の長さの調整が実現できるものである。 実施例3 図5は実施例3の接続ケーブルを模式的に表わす斜視
図、図6、図7および図8は実施例3の接続ケーブルに
おけるケーブル部とローラの係止部の他の例を示す斜視
図である。
【0031】図5において、21はコネクタ部を省略し
た接続ケーブル21である。22はケーブル部、24は
筐体である。筐体24は略6面体の形状をしており、そ
の一面の一端にはケーブル部22を筐体24の、内外に
出し入れ可能な窓24aが2ケ所設けられている。筐体
24内には円柱状のローラ25が設けられている。該ロ
ーラ25には不図示のらせん状の溝が設けられている。
該ローラ25は筐体24の外に設けられたレバー28と
一方向クラッチ(不図示)を介して構成されている。す
なわち前記一方向クラッチとはレバー28が矢印C方向
に回転するときレバー28の回転に従動してローラ25
も回転し、レバー28が矢印D方向に回転するときに
は、ローラ25は回転せず、レバー28のみが回転する
作用を有するものである。
【0032】ローラ25には、窓24aの位置とは反対
側の端部近傍に段付きのピン29が固設されており、該
ピン29にケーブル部22の略中央部が「U」の字に折
り返して引っ掛けられている。折り返されたケーブル部
22の両側は略平行に上記らせん状の溝に沿ってローラ
25に巻き付けられており、所定の長さ巻き付けられた
後窓24aからそれぞれ筐体24の外に出ている。
【0033】また、窓24aには実施例1と同様に不図
示のスベリ止メが設けられている。上記構成においてそ
の作用について説明する。
【0034】不使用時には、レバー28を矢印C方向に
操作者が回すことにより、ローラ25が回転し、ケーブ
ル部22は両側ともローラ25に巻き取られ、筐体24
内に引き込まれる。このとき、不図示の前記スベリ止メ
が回転運動に対する負荷となるため、ケーブル部22は
たるみなくローラ25に巻き取られるものである。実施
例1と同様にスベリ止メのため外力がケーブルに作用し
ても容易には引き出せないものである。
【0035】次に接続ケーブル22を使用する場合は、
接続すべき電子機器間の位置関係および周囲の環境に応
じ、ケーブル部22の両側を引っ張ることにより、必要
な長さ分を筐体24から引き出せばよい。
【0036】またレバー28を矢印D方向に回しても一
方向クラッチのためレバー28のみが回転するので、筐
体24内にはケーブル部22のたるみ等はできない。ま
た、使用時においてもスベリ止メによりケーブル部22
は外力により容易に引き出されたり、押し込まれたりし
ないものである。
【0037】以上説明したように、本実施例において
も、実施例2と同様にケーブル部22の長さを自由自在
に調整でき、操作者の各種作業に邪魔にならない接続ケ
ーブルを実現することができる。また不使用時の収納性
あるいは操作性も極めてよいものである。 実施例3の変形例 (1)本実施例においては2ケの窓24aを筐体24の
同一面に設けたが、対向する2面、あるいは直交する2
面に設けてもよいことは言うまでもない。
【0038】(2)本実施例においては、ケーブル部2
2の筐体24への引き込みを手動で行ったが、実施例2
の如く、モータ等の動力源を用いてもよい。
【0039】(3)ローラ25は円柱状に限定されるも
のではなく、円筒状あるいは2ケの円板を複数個の棒状
あるいは板状、あるいは扇形状部材等により保持した形
状でもよい。すなわちローラ25の形状はケーブル部2
2が巻き付けられる形状であれば、どのような形状でも
よい。
【0040】(4)ケーブル部22をローラ25に引っ
掛ける方法は、本実施例に限定されるものでなく、図6
に示す如く円筒状のローラ25aの一方端部に切り欠き
を設け、ケーブル部22の引っ掛け部25bを設け、該
引っ掛け部25bにケーブル部22を係止してもよい。
【0041】また図7に示す如く、上記にさらにもう1
ケ所切り欠き25cを設け、該切り欠き部からローラ2
5aの内部にケーブル部22を入れ込み、引っ掛け部2
5bにケーブル部22を係止してもよい。この場合はケ
ーブル部22がローラ25aよりさらに外れにくい構成
となる。
【0042】さらに図8に示す如く、円筒状のローラ2
5aに切り欠き25dを設け、該切り欠き25dよりケ
ーブル部22の内部に折り返し部を挿入し、該折り返し
部の間に外れ防止部材25eを差し込み、該防止部材2
5eをローラ25aの内面に接着、圧入等の手段により
固設してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、電子機器間の接続
ケーブルにおいて、両端にコネクタ部を有するケーブル
部を、収納可能な筐体を有し、該筐体から上記ケーブル
部が引き出し可能であるように構成することで、各種電
子機器間の接続に際し接続ケーブルの長さを適当な長さ
に調整することができるため、ケーブル部が余ることが
なく、機器の設置、接続ケーブルのはい回し、所定の作
業、あるいは機器の収納等の邪魔にならないものであ
る。さらには携帯的にもすぐれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の接続ケーブルを模式的に表
わす斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の接続ケーブルの使用状態を
模式的に表わす斜視図である。
【図3】本発明の実施例2の接続ケーブルを模式的に表
わす斜視図である。
【図4】本発明の実施例2の接続ケーブルの筐体内を表
わす平面図である。
【図5】本発明の実施例3の接続ケーブルを模式的に表
わす斜視図である。
【図6】本発明の実施例3の接続ケーブルにおけるケー
ブル部とローラの係止部の1例を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施例3の接続ケーブルにおけるケー
ブル部とローラの係止部の1例を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例3の接続ケーブルにおけるケー
ブル部とローラの係止部の1例を示す側面図(a)と断
面図(b)である。
【符号の説明】
1,11,21 接続ケーブル 2,12,22 ケーブル部 3a,3b コネクタ部 4,14,24 筐体 4e スベリ止メ 15 プーリ 17 コロ 18 ツマミ 24a 窓 28 レバー 29 ピン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ部とケーブル部からなる電子機
    器間の接続ケーブルにおいて、両端にコネクタ部を有す
    るケーブル部を筐体内に収納可能で、該筐体内に前記ケ
    ーブル部を出し入れすることを特徴とする接続ケーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1のケーブル部の一部が筐体に係
    止されていることを特徴とする請求項1の接続ケーブ
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1の筐体内にケーブル部収納用の
    案内手段が設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の接続ケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の筐体の壁面にケーブル
    部を出し入れする出入口を設け、該出入口に弾性部材を
    設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
    1項に記載の接続ケーブル。
  5. 【請求項5】 各請求項に記載の筐体が略6面体である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に
    記載の接続ケーブル。
  6. 【請求項6】 各請求項に記載の出入口を2個設け、該
    出入口が筐体の対向面に各1個位置することを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の接続ケー
    ブル。
  7. 【請求項7】 各請求項に記載の出入口を筐体の同一面
    に位置させたことを特徴とする請求項1〜請求項5のい
    ずれか1項に記載の接続ケーブル。
  8. 【請求項8】 各請求項に記載の筐体内に接続ケーブル
    の巻き取り部を有し、前記接続ケーブルの一部が該巻き
    取り部に係止されていることを特徴とする請求項1、請
    求項4、請求項5、請求項6または請求項7のいずれか
    1項に記載の接続ケーブル。
  9. 【請求項9】 請求項8の接続ケーブルの略中間点近傍
    が巻き取り部に係止されていることを特徴とする請求項
    8の接続ケーブル。
  10. 【請求項10】 請求項8の巻き取り部に接続ケーブル
    の案内手段を有することを特徴とする請求項8または請
    求項9に記載の接続ケーブル。
  11. 【請求項11】 各請求項に記載の筐体が略円筒形であ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項4、請求項8〜請
    求項10のいずれか1項に記載の接続ケーブル。
  12. 【請求項12】 各請求項に記載の筐体の一部が開閉可
    能であることを特徴とする請求項1〜請求項11のいず
    れか1項に記載の接続ケーブル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6454202B2 (en) 2000-02-21 2002-09-24 Nec Corporation Cable storage apparatus and cable processing method
WO2020116269A1 (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 パイオニア株式会社 曲げ形状維持部、ケーブル維持構造及び信号送受信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6454202B2 (en) 2000-02-21 2002-09-24 Nec Corporation Cable storage apparatus and cable processing method
WO2020116269A1 (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 パイオニア株式会社 曲げ形状維持部、ケーブル維持構造及び信号送受信装置

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