JP3380518B2 - コード類の収納部付マウス - Google Patents

コード類の収納部付マウス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マウス内に設けら
れた空間の収納部にコードの先端部材を収納可能とする
コード類の収納部付マウスに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ機器類の入力デバイスの一
つであるマウスは、通常底部にボール、上面にクリック
ボタンが配置され、これを平面上で動かすことでそのボ
ールの回転によって検出される移動量や方向をディスプ
レーの画面上に表示されたカーソルをマウスの動きと連
動して動かし、表示してあるメニューやアイコンの選
択、表や文章の校正作業を容易に行なわしめるものであ
る。マウスを手で動かすことにより画面上に表示された
カーソルを迅速に希望の位置へ移動させることができる
と共に、比較的精度も高く、また価格も比較的安いとい
う長所がありコンピュータ機器の入力補助装置として広
く使用されている。
【0003】コンピュータ機器とマウスとの接続は、マ
ウスから伸びるコードの先端に設けられたコネクタを機
器本体に設けられた所定のコネクタと接合することによ
り接続される。マウスから伸びるコードの長さは種々の
ものが存在するが、一般的にはコンピュータ本体が作業
机の下や横に設置されることや、マウスの操作性を阻害
しないこと等を考慮して十分な長さを確保する必要があ
り約60〜1500mm程度の長さを有している。
【0004】近年では、持ち運びに便利なノート型の機
器も広く使用されてきており、機器の大きさも益々小型
化、薄型化の傾向にある。従って、マウスも携帯性を考
慮したものとする必要があるが、従来のマウスでは長い
コードをマウス本体に巻き付けるかあるいはコードを束
ねて輪ゴム等で固定してコードが散乱しないようにする
必要があり携帯には不便であった。このようなコードを
収納するマウスやコードレスマウス等として多くの提案
がなされている。コードを有するものではいずれもコー
ドの先端の接続部やコネクタ部分は幅があり、コードに
比較して大きいため収納することができず、先端部分だ
けマウス本体の外に出ており、マウスの携帯時には不便
さを感じていた。また、コードレスのものはマウス形態
が大きくなり、電源を必要とし、不便であった。更に、
雑信号に混乱され安定性に問題があった。
【0005】そこで、これらの問題の解決手段として多
くの発明が提案され、例えば、特開平8−303836
号公報、特開平9−81315号公報、実開平3−90
36号公報及び実開平3−1480号公報等に記載され
ているものが知られている。特開平8−303836a
号公報は、コードの巻き取りを行う回転軸を有する収納
用リールを備え、この収納用リールの回転を阻止する部
材を配置し、これを操作することにより、コードの出し
入れを行うものである。また、特開平9−81315号
公報に記載されるものはコード巻取部の回転を制御する
スイッチを切り替えてコードの巻き取りを操作するもの
である。更に、実開平3−9036号公報に記載される
ものは、マウス内部にコード巻取部を備えたものであ
る。実開平3−1480号公報に記載されるものは、コ
ード巻取部材の軸にラッチェット車を固定し、一方のみ
回転可能にし、このラッチェット車の係止爪を開放する
ことにより逆回転可能になってコードが収納されるもの
である。
【0006】本出願人は先に特願平11−130509
号明細書、特願平11−21892号明細書として前記
公知文献に開示されるものと相違するマウスを提案した
が、これについてもコード先端部分のコネクタ部等の太
い部分は収納できず、持ち運びに際してコードの先端が
飛び出しており、邪魔であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらはマウスのコー
ドの長さを自由に調節可能として操作時にコードが邪魔
にならないが、コネクタ部分が外部に露出し、携帯に不
便であった。この発明のコード類の収納部付マウスは、
小型のマウスにおいては特にコネクタ部、接続部も収納
可能になったコード類の収納部付マウスを提供すること
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記のよう
な請求項1に記載のコード類の収納部付マウスによって
達成できる。本体の入力盤等に接続するマウスの内部
に、これら入力手段とマウスとの間のコードの折り畳み
又は巻き取り機構を有し、このコードの収納室を備えて
コードをマウス内部に収納可能としたコード類の収納部
付マウスであって、前記コードの先端の接続部またはコ
ネクタ部を収納できる空間を有する収納部がマウス本体
内に配置され、この収納部の底板に嵌合するかまたは
板に軸支してある開閉自在の開閉蓋を設け、前記コード
の案内コロを有するとともに前面に前記コード引き出し
用の貫通孔を有し、前記開閉蓋が底板に軸支されている
場合は、マウス表面に設けた係合解除の操作釦の押圧に
より前記開閉蓋が底板側に回動することを特徴とするコ
ード類の収納部付マウスの構成である。
【0009】また、本発明の課題は、前記収納部に収納
した前記接続具またはコネクタ部に連接するコードが回
転部材に自動又は手動によって巻き取られてマウス本体
内に収納され、コード先端のコネクタ部をマウス本体内
の収納部から取り出した後、前記収納部の前記開閉蓋を
閉じ、コードを引出したのちコードの長さが自由に調
節できるようになっているコード類の収納部付マウスの
構成によって達成できる。
【0010】前記収納部に収納してあるコネクタ部また
は接続部を取り出すため前記開閉蓋を開放するとき該開
閉蓋の開成に伴い内部に配置した弾性部材によりコネク
タ部が収納部から飛び出るようにしたコード類の収納部
付マウスの構成によって達成できる。
【0011】本発明のコード類の収納部付マウスは、マ
ウス本体のマウス本体内の収納部に、機器に接続する先
端のコネクタ部分を含めてコードを収納することができ
るので、携帯時に便利である。また、収納部に収納した
コードの先端コネクタ部を簡易な操作によりワンタッチ
で開閉できる蓋にすることもできる。更に、この発明の
マウス本体は、引き出したコードの出入口はコードの太
さであるからマウスの外観に違和感がない。
【0012】本発明のコード類の収納部付マウスは、マ
ウス本体の側面部に開閉蓋を配置してあるので、開閉蓋
のロック機構(係合機構)の操作性に優れ、蓋を閉じる
ときも親指で容易に閉じることができる。このように開
閉蓋の取扱が簡易である。きき腕によって左右のどちら
かの側面部に収納部を配置して親指の操作で開閉蓋を開
閉する。
【0013】本発明のコード類の収納部付マウスのマウ
ス本体の一部に設けた収納部に連接して一体成形により
開閉蓋を形成してある場合、製造に際して部品点数が少
なく、低廉にマウスを製造することができる。また、開
閉蓋の係合機構として合成樹脂による突起又は凹部を開
閉蓋の周縁、又はマウス本体の開口周縁に形成して簡易
な構成による開閉係合機構を配設することにより操作性
に優れるものを製造することができる。開閉蓋の開閉に
伴い、蓋が開くときに自動的にコード先端のコネクタ部
が飛び出す構造にすることができる。例えば、収納部内
に弾性部材を台座としてもよく、収納するときは開閉蓋
によってコネクタ部等を押圧して収納する。この弾性部
材としてゴム板やスポンジ板でもよく、スプリングを内
蔵してもよい。
【0014】マウス本体内にコード類の収納に際して、
自動または手動により、コードを巻き取る回転体を本体
内に配置してあるからコードの取扱が便利である。例え
ば、マウス本体内の収納部に収納されたコ−ドの接続部
及びコネクタ部を取り出し、コードを引き出すことによ
りこのコ−ド巻取り部の付勢力の付与部材がコードの引
出作用により活性化され、復元力が蓄積される。このと
きコードの戻り力はストッパーにより阻止され、そして
コ−ドを緩めるか、外部操作によりストッパーが解除さ
れるかによって、ストッパが開放され、コードの復元力
によって収納部内に逆駆動されてコード部分は納まるよ
うになって、コ−ドを引き出す方向とは反対側に回転し
コ−ドが巻取り部のスプ−ルに巻き取られて自動的にマ
ウス内に収納される。その時コードの先端のコネクタ部
分も収納部内に収納し、開閉蓋を閉じて、外観がマウス
本体のみになる。
【0015】コードを引き出すことにより弾性部材に貯
えられた力はストッパーにより巻取り部のスプ−ルの回
転が阻止され、コ−ドを緩めてもコ−ドがマウス内に引
き込まれず保持される。そして、ストッパーを解除すれ
ばスプ−ルの回転が自由となるので弾性部材に貯えられ
た力が開放されスプ−ルがコ−ドを引き出す方向とは反
対側に回転してコ−ドがスプ−ルに巻き取られ自動的に
マウス内に収納され、コードの先端は収納部内に納め
て、開閉蓋を嵌合してマウス本体内にコード類を収納す
る。
【0016】コードにはコードの強度を高める補強部材
を付設することにより、コードの伸縮または巻き癖によ
る耐久性を付与することができる。コードが細くなると
比例的に強度も弱くなることに加え、コード内部で断線
が生じる虞もある、そのため補強部材を付設して細いコ
ードでも十分な強度を保ち得る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るコード類の収納部付
マウスについて図面に示された好ましい実施形態を用い
て詳細に説明する。図1に示すのは本発明に係るコード
類の収納部付マウスの一実施の形態における開閉蓋を開
いた状態を示す側面図、図2は図1の内部機構を示す平
面図、図3は図1の実施の形態の正面図、図4は図1の
開閉蓋を開いた状態を示す斜視図、図5は本発明のコー
ド類の収納部付マウスに採用した巻き取り部を示すの側
面断面図である。図6は図5に示すコード巻取り部の分
解斜視図である。図7は本発明の開閉蓋の第2の実施の
形態を備えたマウスの斜視図である。図8は本発明の第
3の実施の形態を示す斜視図である。図9は本発明のマ
ウスの第4の実施の形態の上面壁を除去して内部配置図
を示す上面図である。図10は図9の底板を除去した底
面説明図である。図11は本発明の第5の実施の形態を
示す正面図である。
【0018】まず、図1及び図2に示されたコード類の
収納部付マウス1は、概略として、本体ケース2、コー
ド類の収納部3、底板4、ボール5により構成されてい
る。尚、収納部3以外の構成は従来のポインティングデ
バイス(以下マウスと称する)とほぼ同様であるため略
説するにとどめる。本体ケース2は、掌で包み込んだと
きに手にフィットして操作し易いような曲面構成とされ
ている。そして、本体ケース2の側面部分の空間に収納
部3を配置し、コード6の先端の接続部7およびコネク
タ部8を収納できる広さを有する。本体ケース2の材質
は特に限定されるものではないが、一般に合成樹脂、例
えばABS樹脂等で形成されている。この収納部3には
開閉自在に開閉蓋9が連結部材10・・によって連結し
てある。
【0019】本実施例においては底板4及び収納部3の
配置は図面に示されるものに限られるものではなく、反
対側側面又は上部空間部分に収納部3を形成してもよ
い。このように収納部3の位置が変更されたときはコネ
クタ部8、接続部7に連接するコード6の収納位置は変
更されることは勿論であり、また、開閉蓋9は側面に限
られず、図9に示すような底板4の一部が外れ、開閉で
きるようにしてもよい。
【0020】底板4の近傍にはボール5が配置されてい
る。ボール5は、その一部が本体ケース2の底部から突
出するように配置され、マウス1を平面上で動かすとマ
ウス1の動きに伴ってボール5が回転するようになって
いる。ボール5の移動量を検出し底板4に設けられた電
子回路によって処理するものである。また、本体ケース
2の左側部にはコード6をスムーズに引き出し又は収納
するために複数のガイドローラが配設されている。
【0021】収納部3には開閉自在の開閉蓋9を取付て
なり、この開閉蓋9は蝶番等により軸支してあってもよ
く、簡易な嵌合方式であってもよい。この開閉蓋9又は
マウス1の壁面にはコネクタ部8、接続部7と共にコー
ド6を引き出した時、コード6を挿通する貫通孔11が
穿ってあり、図面に示す実施の形態ではマウス1の前面
に配置してある。この開閉蓋9には係合機構である突起
12が配設してあり、本体ケース2の開口部側面に設け
た係合爪13に係合するようになっている。この係合爪
13は操作釦14により下降して開閉蓋9の突起12と
の係合が解除される。16はマウス1の前部に設けたク
リックである。17はコード6のガイドローラである。
【0022】次に、コード巻取り部15は、図5、図6
に示すような巻き止め機構を採用することができる。概
略として、ケース20、スプール21、ゼンマイ22、
カバー25から構成されている。
【0023】ケース20は、その内部にスプール21、
ゼンマイ22及び係止機構23等を収納し得る最小限の
大きさに形成されている。そして、ケース20にはスプ
ール21の回転中心となる中心軸20aが設けられ、中
心軸20aにはその上部側にゼンマイ22の端部を挿入
して固定するために使用される。また、ケース20のカ
バー25の内壁面にはスプール21の回転を規制する係
止機構23が設けられている。尚、ケース20を構成す
る材料は特に限定されるものではないが合成樹脂、例え
ばABS樹脂等を用いるのが製造工程やコスト面から好
ましい。
【0024】スプール21は、縦断面が略H字状をした
糸巻形状を有しており、コード6はスプール21に形成
された凹部に巻き付けられて収納される。スプール21
の中心には円筒状の孔が穿設され、ケース20の中心軸
20aに挿通される。この中心軸20aには数条の細幅
状の導電性板24が固設され、この導電性板24に接触
する端子板24aが嵌合するようになっている。この導
電性板24に接触する端子板24aが複数配置してあ
る。この端子板24aにコード6の端部から分かれた4
本のリード線がスプール21を下から貫通してその上面
部にそれぞれ結線されている。
【0025】また、スプール21の円板状の上面部の外
周面のストッパ21aに係着する係止片が設けられてい
る各端子板24aはコード6が引き出されて回転したと
きには係止機構23のストッパ23aとは係着せず、そ
れとは反対方向に回転したときにストッパ23aと係着
する形状とされている。
【0026】コード6はマウス1の移動方向とその移動
量の情報をコンピュータ機器本体に伝達するもので、コ
ード6の先端部にはコンピュータ機器本体と接続するた
めのコネクタ部8が接続部7介して取り付けられてい
る。コード6の長さはコンピュータ機器本体と入力作業
を行なう操作場所までの距離や作業性等を考慮すれば約
60mm〜1500mm程度であるのが好ましいが、コ
ードが長くなれば巻き取ったときにコードが占める容積
が大きくなるので太さとのバランスも考慮する必要があ
る。従来のマウスではコードの直径は約3〜5mm程度
であり、この程度の太さだと十分な長さを確保しつつ、
且つケース20内に全て収納することが困難となる。従
って、それより小さい直径、例えば、直径1.5mm〜
2.5mmとすることが好ましい。しかし、コードの太
さが細くなれば強度が落ちるので強度を確保する必要が
ある。
【0027】すなわち、コード6は4〜6本のリード線
を結束して構成されており、その外周は合成樹脂製の外
皮で被覆されている。そして、各リード線は強度が高く
且つ耐切創性に優れる多数のアラミド繊維を縒り合わせ
て形成された補強部材に多数の細い銅製の導線を縒り合
わせて編み込むように巻き付けて構成されている。コー
ド6の補強はこれに限るものではなく、適宜の方法を用
いることができる。例えばコード6の合成樹脂製の外皮
のリード線の間に銅撚線からなる網状の補強部材で被覆
する方法によってもよい。
【0028】ケース20とスプール21との間にはゼン
マイ22が配設される。ゼンマイ22はSUS製で、そ
の一端部がケース20に固定されると共に、反対側の端
部がスプール21に固着されている。
【0029】スプール21の上面部側には基盤が配置さ
れる。基盤はスプール21に取着された端子と接触する
ことにより電気信号をメイン基盤に送るものである。基
盤の外周部にはビス止め穴が複数穿設され、ビスによっ
てケース20に固定される。また、基盤の中央にはスプ
ール21を中心軸20aに取着するためのビス止め穴が
穿設されている。基盤のスプール21側の面にはスプー
ル21が回転することによって端子が描く同心円に従っ
て輪状の銅板が着設されている。この構造によりスプー
ル21が回転してもメイン基盤との接続が確保されるよ
うになっている。
【0030】また、ケース20には係止機構23が設け
られ、ばね23bを介してストッパ23aが取着されて
いる。ストッパ23aは、ばね23bによって爪が底板
22aの内壁面側に圧着されており、コード6が引き出
されて回転したときにはストッパ23aは切欠部とは係
着しないが、ゼンマイ22の力によりそれとは反対方向
に回転したときにストッパ23aの爪が底板22aの切
欠部と係着してスプール21の回転が阻止される。
【0031】このように構成されたコード巻取り部15
を有するマウス1は、上部に設けた操作釦14を押圧し
て係合機構である係合爪13と突起12との係合を解除
して開閉蓋9を開蓋し、収納部3内のコネクタ部8、接
続部7とを取り出し、開閉蓋9を閉じ、貫通孔11にコ
ード6を挿通する。このコード6を引き出すとスプール
21が回転し、ゼンマイ22が巻かれて力が貯えられ
る。このときストッパ23aが底板22aの切欠部と係
着する位置でスプール21の回転が阻止されコード6を
緩めてもケース20内に引き込まれずそのまま保持され
る。そして、ストッパ23aを押すとストッパ23aと
切欠部の係着が解除されスプール21の回転が自由とな
りゼンマイ22の力によってコード6が引き出される方
向とは反対側に回転しコード6がスプール21に巻き取
られ自動的にケース20内に収納される。
【0032】このようにコード6が自動的に巻取られた
のち操作釦14を操作して開閉蓋9を開き、収納部3内
にコネクタ部8等を収納し、開閉蓋9を閉じる。この場
合、巻取り部15を手動によってスプール21を回転し
て巻き取るようにしてもよい。
【0033】図7に示すものは第2の実施の形態を示す
もので開閉蓋9を収納部3に嵌合するようにしたもので
ある。この場合は操作釦14を省略して引掛け部9aを
設けて簡易に開閉蓋9が取り外すことができるようにし
てあってもよい。この開閉蓋9は、図面においてマウス
1の左側面に配置した実施の形態が示されているがこれ
に限定されるものでもなく、開閉蓋9を底板4側に設け
ることもできる。また、マウス1の右側面に収納部3を
形成し、側面部分に開閉蓋9を配置してもよい。
【0034】図8に示す第3の実施の形態は、開閉蓋9
の後部に蝶番を設けて開閉できるようにしたものであ
る。図9、図10に示す第4の実施の形態は、開閉蓋9
を底板4に設けたもので、この開閉蓋9をマウス1から
取り外し、収納室3内のコネクタ部8などを取り出し、
開閉蓋9を収納室3に嵌合して閉じてマウスを使用に供
する。図11に示す第5の実施の形態はコード6の引出
口をマウス1の前部中央に設けたもので、この場合は、
コード6の引出しが円滑になるようにコード6の通路部
分に案内コロを複数個配置したり、滑面を有する合成樹
脂板を配置してコード6の伸縮を案内するようにでき
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、マウスの内部に
コード類の接続部及びコネクタ部を収納する収納部を設
けることとしたため、コードの先端部分のコネクタ部や
接続部が収納できる。従って、ポケット等に入れて嵩張
らず携帯することができ、コネクタ部が邪魔にならず、
コードの傷みも防止することができる。しかも、コード
部分のみならず、全体が収納できるからマウスの外観が
優美である。
【0036】また、コード収納部内に弾性部材を設けて
構成したのでコードを自動的にマウス内へ巻取り収納す
ることができるさらに、コードを細くしたので実用的な
長さを確保しつつマウス本体の内部にコードや先端のコ
ネクタ部が収納可能となり持ち運びの際にコードを束ね
たりする必要のない携帯性に優れたマウスを提供するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコード類の収納部付マウスの1実
施の形態における開閉蓋を開いた状態を示す側面図であ
る。
【図2】図1の1実施形態の内部機構を示す平面図であ
る。
【図3】図1の1実施の形態を示す正面図である。
【図4】図1の開閉蓋を開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明のコード類の収納部付マウスに採用した
巻き取り部を示すの断面図である。
【図6】図5に示すコード巻取り部の分解斜視図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明のマウスの第4の実施の形態の上面壁を
除去して内部配置図を示す上面図である。
【図10】図9の底板を除去した底面説明図である。
【図11】本発明のマウスの第5の実施の形態を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 マウス 2 本体ケース 3 収納部 4 底板 5 ボール 6 コード 7 接続部 8 コネクタ部 9 開閉蓋 10 連結部 11 貫通孔 12 突起 13 係合爪 14 操作釦 15 巻取り部 16 クリック 17 ガイドローラ 20 ケース 20a 中心軸 20b 溝部 21 スプール 21a 中心軸 22 ゼンマイ 22a 底板 23 係止機構 23a ストッパ 24 導電性板 25 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 - 3/033 B65H 75/34 - 75/48 H02G 11/02 H05K 5/02,7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の入力盤等に接続するマウスの内部
    に、これら入力手段とマウスとの間のコードの折り畳み
    又は巻き取り機構を有し、このコードの収納室を備えて
    コードをマウス内部に収納可能としたコード類の収納部
    付マウスであって、 前記コードの先端の接続部またはコネクタ部を収納でき
    る空間を有する収納部がマウス本体内に配置され、この
    収納部の底板に嵌合するかまたは底板に軸支してある開
    閉自在の開閉蓋を設け、巻取られている前記コードの引
    き出しの際の搬送路に案内コロを有するとともに前面に
    前記コード引き出し用の貫通孔を有し、前記開閉蓋が底
    板に軸支されている場合は、マウス表面に設けた係合解
    除の操作釦の押圧により前記開閉蓋が底板側に回動する
    ことを特徴とするコード類の収納部付マウス。
  2. 【請求項2】前記収納部に収納した前記接続具またはコ
    ネクタ部に連接するコードが回転部材に自動又は手動に
    よって巻き取られてマウス本体内に収納され、コード先
    端のコネクタ部をマウス本体内の収納部から取り出した
    後、前記収納部の前記開閉蓋を閉じ、コードを引出し
    たのちコードの長さが自由に調節できるようになってい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコ
    ード類の収納部付マウス。
  3. 【請求項3】前記収納部に収納してあるコネクタ部また
    は接続部を取り出すため前記開閉蓋を開放するとき該開
    閉蓋の開成に伴い内部に配置した弾性部材によりコネク
    タ部が収納部から飛び出るようになっていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項2に記載のコード類の収納部
    付マウス。
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