JPH0515276Y2 - - Google Patents

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JPH0515276Y2
JPH0515276Y2 JP1988148777U JP14877788U JPH0515276Y2 JP H0515276 Y2 JPH0515276 Y2 JP H0515276Y2 JP 1988148777 U JP1988148777 U JP 1988148777U JP 14877788 U JP14877788 U JP 14877788U JP H0515276 Y2 JPH0515276 Y2 JP H0515276Y2
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bathtub
washing area
holding frame
washing
guide rail
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、鋳物琺瑯浴槽を組付けた洗い場ユニ
ツトに関するものである。
〈従来の技術〉 第6図に示す従来のユニツトバス1の浴槽、洗
い場の組付けは、浴槽5を洗い場2と一体で壁面
2′で区画した保持枠6の浴槽取付孔4内にはめ
込む構成である。図中、3′は床面、5はフラン
ジ、7,7′は支持脚である。該ユニツトバスは
比較的軽量な材質のステンレス、FRP樹脂製品
であれば問題はないが、重量のある浴槽では、保
持枠の高さ以上に持ち上げてはめ込むのは極めて
困難でしかも危険であり、作業性が悪い。
そこで本出願人は実開昭61−5193号で洗い場固
定装置を提案して浴槽、洗い場、これらを組付け
る架台とから成り、該架台に止め金具と押込ボル
トを定設し、洗い場下面には該止め金具と押込ボ
ルトに対応する固定杆を定着して該固定杆の挿入
部を止め金具に嵌入すると同時に押込ボルトを固
定杆の受圧板に押当て徐々に該ボルトの推進によ
つて洗い場を架台上の所定位置へ誘導し、固定杆
と架台をセツトボルトによつて設定するようにし
た。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案が解決しようとする問題点は、重量のあ
る浴槽を洗い場に組付ける操作において従来は、
複雑な架台や止め金具、取付ガイド、押込ボル
ト、セツトボルトなどを付設しあるいは準備する
必要のある複雑な構造ではあるが、該部材はあく
まで「位置決め」「位置固定」の作用をするだけ
のものであつて、決して重量物を容易に案内、移
動させて組付けることができないことである。
〈課題を解決するための手段〉 洗い場との接合面を開放した浴槽保持枠内周に
フランジ付きの浴槽を一体的に定着して形成した
浴槽部と、該浴槽との接合面に高さ調整した取付
壁を立設し、該接合面と洗い場出入り口を除いて
洗い場保持枠を取付けて前記浴槽保持枠と連結す
るようにし、接合するべき該浴槽部と洗い場を載
置、定着する架台の上面には一端にストツパーを
固着した案内レールを浴槽部と洗い場に亙つて平
行に敷設し、該浴槽部と洗い場の各底面には所定
位置に支持脚を突設して該支持脚下端間に前記案
内レールと対応するスライド板をそれぞれ平行に
付設するとともに各スライド板に少なくとも2個
のローラを枢着して成ることを特徴とする。
〈作用〉 浴槽部と洗い場をそのスライド板、ローラによ
つて案内レール上に摺動してストツパーで固定さ
せて接合面の取付壁と浴槽保持枠の取付側縁を一
体的に結合する。
〈実施例〉 第1図は分解斜視図で、本考案の鋳物琺瑯浴槽
組付洗い場ユニツトは、洗い場2a、浴槽5、架
台12とからなり、浴槽5はフランジ5′を浴槽
保持枠8の内周に接合して浴槽部5aを構成して
いる。洗い場2aは出入り口3を設け、浴槽接合
面には浴槽部5aとの高さを調整した取付壁2′
を立設するとともに該接合面と出入り口を除いて
前記浴槽保持枠8と連結する洗い場保持枠2a′を
立設し、該取付壁2′の上端部を浴槽保持枠の取
付側縁8′にビス止めして接合するように構成し
ている。
第2,3図に示す9は浴槽5と洗い場2aの各
底面の各隅角部など所定箇所に突設した支持脚
で、その各下端にはスペーサ10を介して屈曲成
型により下向溝を有してなる各1対のスライド板
11,11,11′,11′を第1図に示すよう
に、それぞれ取付側縁8′、取付壁2′に対して直
交する方向に平行して付設している。
架台12は、第1図に示すように方形枠状で、
前記浴槽部5a、洗い場2aの各平行なスライド
板11,11,11′,11′と嵌合する断面凸字
状に屈曲成型してなる平行な案内レール13,1
3を両側杆12′,12′に敷設し、その各奥端に
ストツパー14,14を付設して該各側杆12′
との間にスライド板11′,11′を掛支する小隙
間を形成している。
そして上記構成の洗い場ユニツトを組立てるに
は、先ず架台12を所定設置場所へ予め取付けて
おき、最初に浴槽部5aのスライド板11,1
1,11′,11′を案内レール13,13上に静
置した後、該浴槽部5aを矢印aの方向へ移動さ
せ架台12の一端において浴槽5のスライド板1
1′,11′をストツパー14,14の屈曲掛止片
に掛合せしめることにより浴槽部5aの移動を阻
止すると共に、該浴槽部5aと架台12との組合
を保ち、次に上記同様にして洗い場2aのスライ
ド板11,11を案内レール13,13上に載置
して、先に取付けた浴槽部5aの方向に洗い場2
aを押動して浴槽部5aの側縁8′と洗い場2a
の壁面2′とを互いに水密的にビス等によつて接
合一体化する。
こうして浴槽部5aと洗い場2aとの接合面の
対応位を架台12によつて定めようとするもので
ある。又、上記の他に第3図a,bのようにスラ
イド板111に、案内レール13上を転動するロ
ーラ15を枢着したものでも良く、更にはスライ
ド板112を第4図のように屈曲形成したもので
も良い。
そして又第5図のように架台側杆12′の両側
に添設した側板16,16間に複数個のローラ1
7,17…を等隔的枢設したものでも良く、この
ように架台或はスライド板にローラを枢設するこ
とにより組付作業を著しく容易ならしめることが
できる。
〈考案の効果〉 本考案は上述のように浴槽と浴槽保持枠とを予
め組付けて浴槽部を構成することと、該浴槽部と
洗い場との高さ等について工場で調整したものを
現場で組付けるようにしているので、これまでの
ように浴槽を高く持ち上げて組立て作業をする時
のように浴槽フランジ部と浴槽保持枠との間で手
指が挟まれるような危険が全くなく安全である。
そして浴槽部と洗い場とを架台上のレールに沿
つて手前側からストツパーに当たるまで順次に押
動した後組付固定するので、特に琺瑯浴槽や人工
大理石などのように重量物の浴槽部や洗い場の組
立作業に適しており、安全で作業性が頗る良好で
ある。
更には架台が浴槽部と洗い場に跨がつて一連に
構成されているので工場での調整が十分実施され
ていれば両者の高さの位置決めを特にする必要が
なく、狭隘な場所での作業が一層容易であるなど
多くの優れた効果を有する実用価値の高い考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案実施例を示し、第1
図は、分解斜視図、第2図は、同上属部切欠縦断
側面図、第3図aは、スライド板の他の実施例を
示す斜視図、第3図bは、同上正面図、第4図
は、同上他の実施例を示す正面図、第5図は、架
台の他の実施例を示す一部切欠斜視図、第6図
は、従来例の分解斜視図である。 2′……壁面、2a……洗い場、3……出入り
口、5……浴槽、5a……浴槽部、11,111
112……スライド板、12……架台、12′……
側杆、13……案内レール、14……ストツパ
ー、15,17……ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗い場との接合面を開放した浴槽保持枠の内周
    にフランジ付き浴槽を一体的に定着して浴槽部を
    構成し、該浴槽部との高さを調整した取付壁を1
    側面に設けて該浴槽部の開放した接合面と接合す
    るようにした洗い場の、該取付壁と洗い場出入り
    口を除く他側壁上には、前記浴槽保持枠と連結す
    る洗い場保持枠を一体的に定着し、該洗い場と浴
    槽部とを載置保持する架台上面には、一端にスト
    ツパーを固着し、かつ案内レールを接合した浴槽
    部と洗い場に亙る長さに平行に敷設し、該浴槽部
    と洗い場の各底面の所定箇所に突設した各支持脚
    下端に、該案内レールと対応するスライド板を平
    行に付設するとともに該各スライド板に少なくと
    も2個のローラを枢着して浴槽部と洗い場を案内
    レールに沿つて摺動してストツパーにより固定さ
    せて洗い場の取付壁を浴槽保持枠の取付側縁に止
    め付け接合して組付けるようにしたことを特徴と
    する鋳物琺瑯浴槽組付洗い場ユニツト。
JP1988148777U 1988-11-15 1988-11-15 Expired - Lifetime JPH0515276Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5656023B2 (ja) * 2011-09-16 2015-01-21 Toto株式会社 浴室ユニットおよび浴室ユニットの施工方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615193B2 (ja) * 1978-03-13 1986-02-17 Fuji Photo Film Co Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615193U (ja) * 1984-06-15 1986-01-13 タカラスタンダ−ド株式会社 洗い場固定装置

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JPS615193B2 (ja) * 1978-03-13 1986-02-17 Fuji Photo Film Co Ltd

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JPH0268784U (ja) 1990-05-24

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