JPH0224801Y2 - - Google Patents

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JPH0224801Y2
JPH0224801Y2 JP1984097915U JP9791584U JPH0224801Y2 JP H0224801 Y2 JPH0224801 Y2 JP H0224801Y2 JP 1984097915 U JP1984097915 U JP 1984097915U JP 9791584 U JP9791584 U JP 9791584U JP H0224801 Y2 JPH0224801 Y2 JP H0224801Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、屋外に設置する組立物置や屋内に設
置するロツカー等に利用する鋼板製組立収納庫に
関するものである。
(従来技術) 鋼板製組立収納庫としては、方形に枠組された
上枠及び下枠と柱とで骨組を構成し、この骨組に
壁パネル、底パネル、天井パネル、扉等を取り付
けたものや、複数の壁パネルの端部を互いにボル
ト・ナツト等によつて接続して周壁を構成し、こ
れに底パネル、天井パネル、扉等を取り付けたも
のが既に知られている。
しかし乍ら、この従来品にあつては、部材点数
が多く、個々の部材を多数のビス、ボルト・ナツ
ト等で連結して組立てるため、組立てに手間がか
かるばかりでなく、組立精度を確保することが難
しく、精度良く組立てるためにはかなりの熟練度
を要した。
また、背壁パネルと扉付きの前壁パネルとを、
前後方向の中央位置において内側に折りたたみ自
在に構成された左右側壁パネルを介して枢支連結
して周壁を構成し、周壁の下方に床パネルを取り
付け、上方に天井パネルを取り付けた組立収納庫
も、実公昭50−17203号公報によつて既に知られ
ている。
この組立収納庫は、パネル自体に収納庫として
の強度を負担させる所謂パネル構造であり、上
枠、下枠、柱等より成る骨組を用いていないた
め、部材点数が少なく、それ故、組立も容易かつ
迅速に行えるものであるが、次の点に問題があつ
た。
即ち、この従来例は、背壁パネルと左右側壁パ
ネルの連結、前壁パネルと左右側壁パネルの連
結、ならびに、左右側壁パネルにおける中央位置
での連結を、夫々、蝶番を介して行う構造であつ
たため、収納庫を組み立てた際、各パネル部材の
枢支連結部には各蝶番の上下に隙間が生じて風雨
や日光が入りやすいのである。
(考案の目的) 上記の従来欠点に鑑み、本考案は、部材点数の
少ない且つ組立作業の容易なパネル構造を採用し
ながらも、パネル同士の枢支連結部に風雨や日光
の入り込む隙間が生じない堅牢な鋼板製組立収納
庫を提供するものである。
(考案の構成) 上記の目的を達成するための構成として、本考
案は、主板部とその両側辺から前方へ略直角に折
曲長さを異ならしめて折曲加工された折曲板部と
を備えた鋼板製の背壁パネルと、互いに横幅が異
なる鋼板製の左右側壁パネルとが、前記主板部及
び折曲板部の側縁と左右側壁パネルの側縁に全長
にわたつて形成した屈曲部同士を回動自在に係合
させることにより、これらの係合部を枢支点とし
て折りたたみ自在に連結され、且つ、背壁パネル
の片側に左右側壁パネルを折りたたんだ状態にお
いて、左右側壁パネルの端部同士が重なり合うよ
うに構成されて成る断面略コ字形の周壁パネルを
形成し、該周壁パネルの下方に底パネルを嵌合固
着し、周壁パネルの上方には天井パネルを嵌合固
着し、前面開口部に扉を設けたものである。
(実施例) 本考案を鋼板製組立物置に適用した実施例につ
いて説明する。
図において、Aは、主板部1Aとその一側辺か
ら前方へ略直角に折曲加工された折曲長さの長い
折曲板部1Bと他側辺から前方へ略直角に折曲加
工された折曲長さの短い折曲板部1Cとを備えた
鋼板製の背壁パネル1と、当該背壁パネル1の前
記主板部1Aの横幅以下で且つ1/2以上の横幅を
有する互いに横幅が異なる鋼板製の左右側壁パネ
ル2…とによつて断面略コ字形に形成された周壁
パネルである。周壁パネルAの構造の詳細は、次
の通りである。即ち、背壁パネル1における前記
主板部1A及び折曲板部1Bの側縁には、外側へ
開口した断面略C字状の屈曲部1a…を側縁全長
にわたつて形成する一方、左右側壁パネル2…の
後部側縁には、その全長にわたつて、前記屈曲部
1a…の内側に嵌り込む寸法の断面略C字状の屈
曲部2a…を形成してある。そして、屈曲部1
a,2a,1a,2a同士を回動自在に係合させ
ることにより、これらの係合部を枢支点P…とし
て背壁パネル1及び左右側壁パネル2…を折りた
たみ自在に枢支連結してある。
前記屈曲部1a,2aは、背壁パネル1と側壁
パネル2とが互いに特定の角度にあるときにの
み、屈曲部2aを屈曲部1aの開口から屈曲部1
a内に挿入できる寸法に設定されており、挿入後
においては、両パネル1,2が前記特定角度にな
つても、屈曲部2aが屈曲部1aの開口から抜け
出さないように抜止め手段を講じてある。この抜
け止め手段としては、例えば、 ○イ 屈曲部1aの上下方向両端において、屈曲部
1aを若干縮径変形させて開口幅を狭くする方
法、 ○ロ 屈曲部2aの挿入後、屈曲部1aの一部を屈
曲部1a内方へ膨出させて小突起を形成し、両
パネル1,2が前記特定角度にあるとき、屈曲
部1a,2aを抜出し方向に移動させようとし
ても、前記小突起によつて屈曲部1a内にある
屈曲部2aが小突起の突出量だけ変位させられ
て、屈曲部1aの実質的な開口幅が狭くなるよ
うにする方法、 ○ハ 屈曲部1aの上下方向両端に夫々折曲げ可能
な舌片を設けておき、屈曲部2aを屈曲部1a
内に挿入した後、前記舌片を折り曲げて、屈曲
部2aの内側へ挿入する方法、 ○ニ 屈曲部1a内に挿入した屈曲部2aの上下方
向両端部内部に上下方向の軸体を嵌着して、両
パネル1,2が特定角度にあるとき、屈曲部1
a,2aを抜出し方向に移動させようとして
も、前記軸体が屈曲部1aの開口端縁に係止し
て抜止めされるようにする方法、 ○ホ 屈曲部1a内に挿入された屈曲部2aの上下
方向両端部内部に、屈曲部1aの開口幅よりも
太い上下方向の軸体を押し込んで、屈曲部2a
の両端部を開口幅以上に拡径変形させる方法、 等々を採用することができる。
尚、前記両枢支点P…は、背壁パネル1を主板
部1Aとその両側辺から前方へ略直角に折曲長さ
を異ならしめて折曲加工された折曲板部1B,1
Cとで形成すると共に、左右側壁パネル2…の横
幅を互いに異ならしめてあるため、組立てられた
周壁パネルAの左右方向中央位置を通る仮想鉛直
面を中心として左右非対称に配置され、左右側壁
パネル2…を背壁パネル1の片側(内面側であ
る)に折りたたんだ状態において、左右側壁パネ
ル2…の端部同士が互いに略平行な状態に重なり
合うように構成されている。左右側壁パネル2…
の端部同士が重なり合うような寸法に設定されて
いる場合、枢支点P…を左右非対称に配置するこ
とは、折りたたみ状態において生じる無駄な空間
を小さくする上で非常に好ましいものであり、殊
に、この実施例では、第1図及び第9図に示すよ
うに、左右側壁パネル2…同士を平行に折りたた
めるように、左右の枢支点P…を非対称にしてあ
るので、折りたたみ状態において、無駄な空間が
生じず、コンパクトな状態に梱包することが可能
であると共に、折りたたみ状態において、枢支点
P…に無理な力が加わつて周壁パネルAが破損、
変形することを防止できるのである。屈曲部1a
…,2a…としては、背壁パネル1や左右側壁パ
ネル2…の端部を一体に折曲げ加工したものでも
よく、第9図,第10図に背壁パネル1の一方の
屈曲部1aをもつて例示したように、別途製作し
た屈曲部1a…,2a…を有する部材を背壁パネ
ル1や左右側壁パネル2…の端部に溶接等の手段
により固着して形成したものであつてもよい。
前記周壁パネルAの下方には鋼板製の底パネル
3が、上方には鋼板製の天井パネル4が夫々嵌合
固着されている。そして、周壁パネルAの前面開
口部aには、左右一対の扉5…が揺動開閉自在に
設けられている。
即ち、背壁パネル1の下端部及び左右側壁パネ
ル2…の下縁部には、第4図及び第5図に示すよ
うに、夫々内方へ折れ曲つた後、上方へ折れ曲つ
た折曲片1b,2b…が設けられており、これら
の折曲片1b,2b…により上方に開口する嵌合
用凹部b…が形成されている。一方、底パネル3
の後縁部及び左右側縁部には下方へ折れ曲つた
後、内方へ折れ曲つた折曲片3a…が形成され、
当該折曲片3a…と前記嵌合用凹部b…とを嵌合
することによつて、周壁パネルAと底パネル3と
が、背壁パネル1及び左右側壁パネル2…の下縁
部の内外への移動が底パネル3によつて阻止され
た状態に固着されているのである。
尚、左右側壁パネル2…の前縁部には、それぞ
れ前柱6…が設けられており、底パネル3の前端
近傍両側部には前記前柱6…が嵌合する凹部7a
…が設けられている。7b…は前記屈曲部1a,
2aが嵌合する凹部である。8…は前柱6…の下
端部に設けたレベル調節ねじである。この実施例
では、別途製作した前柱6…を左右側壁パネル2
…に溶接等の手段により固着しているが、左右側
壁パネル2…の端部を一体に折曲げ加工して前柱
6…を構成してもよい。
前記背壁パネル1の上縁部及び左右側壁パネル
2…の上縁部には、夫々内方へ折れ曲つた後、下
方へ折れ曲つた折曲片1c,2c…が設けられて
いる。一方、天井パネル4の後縁部及び左右側縁
部には、第4図及び第5図に示すように、下方へ
折れ曲つた板部4a…が折曲形成され、当該板部
4a…の内側には、下端を二重に折返して当該板
部4aの下端から立ち上つた立上り片4b…と、
その上端からさらに内側へ直角に折れ曲つた後、
さらに下方へ折れ曲つた折曲片4c…とを設け
て、両者4b,4c間に嵌合用凹部c…を形成し
てある。そして、前記背壁パネル1及び左右側壁
パネル2…の上縁部に設けられた前記折曲片1
c,2c…と、前記嵌合用凹部c…とを嵌合する
ことによつて、周壁パネルAと天井パネル4と
が、背壁パネル1及び左右側壁パネル2…の上縁
部の内外への移動が天井パネル4によつて阻止さ
れた状態に固着されているのである。4d…はひ
さし部、4eはその下端に形成した水切り用垂下
片、4fは鴨居部である。
尚、この実施例では、底パネル3の前端近傍部
の左右両側部にナツトサート、バーリング加工等
によるねじれ孔9…を設け、左右側壁パネル2…
には、これに対応する小孔10…を設け、小孔1
0…を通して前記ねじ孔9…にボルト11…をね
じ込むことによつて、周壁パネルAに対する底パ
ネル3前端側の上方への抜出しを防止してある。
また、背壁パネル1の上端近傍部には適宜位置
に貫通孔12…を設ける一方、天井パネル4の後
縁部の前記立上り片4bには、第6図に示す如
く、例えば、切込みを入れて内側へ膨出させると
いつた手段により、前記貫通孔12…に対応する
突起部13…を形成し、周壁パネルAの上方外方
に天井パネル4を嵌合する際、当該突起部13…
を前記貫通孔12…に嵌合係止することにより、
周壁パネルAに対する天井パネル4後端側の上方
への抜出しを防止すべく構成してある。さらに、
左右側壁パネル2…の前端近傍部及び前柱6…の
上端部には貫通する小孔14…を設けると共に、
天井パネル4には、その鴨居部4fの側部に前記
小孔14に対応して、ナツトサート、バーリング
加工等によるねじ孔15…を設け、小孔14…を
通して前記ねじ孔15…にボルト16…をねじ込
むことによつて、周壁パネルAに対する天井パネ
ル4前端側の上方への抜出しを防止してある。
前記扉5…は、第1図、第7図、第11図に示
す如く、鋼製の縦枠17…の上下両端に溶接等の
手段で固着したブラケツト18…に、上下方向の
支軸19…を介して支軸19…周りで揺動自在に
予め枢着されている。そして、これらの縦枠17
…を底パネル3及び天井パネル4間の所定位置に
取り付けることによつて、扉5…が前記開口部a
に配置されるように構成してある。
縦枠17…の取付けは、次の構成によつて行な
われている。即ち、底パネル3の前端両側部に縦
枠取付用の段部20…を一体的に折曲形成し、こ
れらの段部20…に第7図に示す如く、角孔21
…を設け、天井パネル4の前端両側方下部には、
前記段部20…の直上位置に、前記角孔21…と
同様な角孔22…を有する金具23…を溶接等の
手段により固着して設け、縦枠17…の上下両端
のブラケツト18…には前記角孔22…,21…
と回動不能な状態に係合する角形の突起部24a
…,24b…を設けてある。
そして、周壁パネルAを形成し、周壁パネルA
の下方に前記底パネル3を嵌合し、上方に前記天
井パネル4を嵌合した後、底パネル3と前柱6の
下部及び天井パネル4と前柱6の上部との間にそ
れぞれ形成される間隙部34に縦枠17を嵌め込
み、まず、下方のブラケツト18…を前記段部2
0…に載せて、当該ブラケツト18…の突起部2
4b…と段部20…の角孔21…とを係合し、こ
の状態で、天井パネル4を一度若干持ち上げたの
ち引き下げながら天井パネルAに設けた前記金具
23…の角孔22…と上方のブラケツト18…の
突起部24a…とを係合することによつて、前記
縦枠17…を底パネル3及び天井パネル4間に取
り付けるように構成してある。図示しないが、上
方のブラケツト18…に設けた角形の突起部24
a…及びこれと係合する角孔22…をもつた前記
金具23…を省略し、縦枠17…の上端近傍部を
左右側壁パネル2…の前柱6…にビス、ボルト等
の留め具によつて締付け固定すべく構成すること
も可能である。又、前記金具23を省略しないで
両方を行なつてもよい。
前述した屈曲部1a…,2a…は、背壁パネル
1及び左右側壁パネル2…を枢支連結するヒンジ
としての役目の他、組立物置における左右一対の
後柱(これは組立物置の強度メンバーとしての柱
と棚柱とに兼用されている。)25…としての役
目を果たすものであり、組立物置の内方には、前
記後柱25…と前記前柱6…とによつて支持され
た引出し26付きの棚板27が設けられている。
引出し付き棚板27及びその支持構造を詳細に
説明すると、次の通りである。
即ち、第3図に示すように、前柱6…は、後柱
25…の内側面S1…よりも内側に突出した背面S2
…を有する断面形状とされており、後柱25…の
内側面S1…には棚受け金具係止用孔28とその上
方に位置する浮上り防止具取付用孔29とが、屈
曲部1a…,2a…を連通して上下方向適当間隔
おきに複数個ずつ形成され、前柱6…の背面S2
には前記棚受け金具係止用孔28…に対応する複
数の棚受け金具係止用孔30…が形成されてい
る。これらの棚受け金具係止用孔28…,30…
のうち、任意の高さにあるものに既知形状の棚受
け金具31…を着脱自在に係止させ、これらの棚
受け金具31…に引出し付き棚板27を着脱自在
に載置してある。
そして、当該棚板27の上方に位置する浮上り
防止具取付用孔29…に、前記棚板27の上面に
当接可能な浮上り防止具32…を着脱自在に取り
付けて、棚板27に対して引出し26を前方側に
引き出した際の偏荷重による棚板27後端部の浮
上りを防止すべく構成してある。図示しないが、
前柱6…の背面S2…にも同様な浮上り防止具取付
用孔を設けて、引出し付き棚板27前端側の浮上
りをも防止できるように構成してもよい。
また、前記棚板27の横幅は、前柱6…対向面
間の間隔よりもやや幅広に形成され、第3図及び
第6図に仮想線で示す通り、棚板27が前方へ移
動しても、棚板27の前端縁両側部が前柱6…の
背面S2…に当接して、それ以上前方へ移動するこ
とを阻止されるべく構成してある。これは、引出
し26を前方へ引き出した際に、引出し26や引
出し26内の収納物品と棚板27との摩擦力能に
よつて、棚板27が不測に前方へ引きずり出され
て、引出し26の操作に支障を来たしたり、棚板
27後端部が後柱25…の棚受け金具31…から
外れ落ちたりすることがないように配慮したもの
である。33…は棚板27下面と溶接したガイド
レールであり、引出し26をスライド自在に吊下
げ支持している。
尚、前記浮上り防止具32として、この実施例
では、硬質合成樹脂製のものを用いているが、金
属製のもの、あるいは金属製芯材にゴム又は軟質
合成樹脂を被着して緩衝効果が得られるようにし
たものなどを用いてもよい。図示しないが、前記
縦枠17を省略し、扉5…を従来通り、前柱6…
に蝶番を介して取り付けるべく構成してもよい。
また、本考案は組立物置の他、ロツカーのよう
に、主として屋内に設置して使用される各種の収
納庫への適用が可能である。
(考案の効果) 本考案による鋼板製組立収納庫は、上述した構
成より成り、部材点数の少ない且つ組立作業の容
易なパネル構造を採用しながらも、背壁パネルと
左右側壁パネルとを、前記主板部及び折曲板部の
側縁と左右側壁パネルの側縁に全長にわたつて形
成した屈曲部同士を回動自在に係合させることに
より、これらの係合部を枢支点として折りたたみ
自在に枢支連結したので、枢支点の屈曲部や主板
部と折曲板部との折れ曲がり部による補強効果が
発揮されて堅牢であるのみならず、パネル同士の
枢支連結部に風雨や日光等の入り込みやすい直線
的な隙間が生じることがない。
また、左右の枢支点が対称に配置されている
と、周壁パネルを折りたたんだとき、左右側壁パ
ネルには夫々ある程度の厚さがあるため、左右側
壁パネル同士が互いにある角度をもつて傾斜した
状態に重なり合い、折りたたみ状態において大き
な無駄空間が生じることになるが、本考案では、
背壁パネルを主板部とその両側辺から前方へ略直
角に折曲長さを異ならしめて折曲加工された折曲
板部とで形成すると共に、左右側壁パネルの横幅
を互いに異ならしめたことにより、左右の枢支点
の位置がずれ、左右非対称となるため、無駄な空
間を小さくすることができ、コンパクトな状態に
折りたためるので、梱包に便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は組立
て方法を示す概略斜視図、第2図は組立物置の斜
視図、第3図は横断平面図、第4図は縦断正面
図、第5図は縦断側面図、第6図と第7図は要部
の一部切欠斜視図、第8図は要部の縦断正面図、
第9図は周壁パネルの横断平面図、第10図は第
9図の要部拡大図、第11図は構成部品を示す分
解斜視図である。 A……周壁パネル、1……背壁パネル、2……
側壁パネル、3……底パネル、4……天井パネ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主板部とその両側辺から前方へ略直角に折曲長
    さを異ならしめて折曲加工された折曲板部とを備
    えた鋼板製の背壁パネルと、互いに横幅が異なる
    鋼板製の左右側壁パネルとが、前記主板部及び折
    曲板部の側縁と左右側壁パネルの側縁に全長にわ
    たつて形成した屈曲部同士を回動自在に係合させ
    ることにより、これらの係合部を枢支点として折
    りたたみ自在に連結され、且つ、背壁パネルの片
    側に左右側壁パネルを折りたたんだ状態におい
    て、左右側壁パネルの端部同士が重なり合うよう
    に構成されて成る断面略コ字形の周壁パネルを形
    成し、該周壁パネルの下方に底パネルを嵌合固着
    し、周壁パネルの上方には天井パネルを嵌合固着
    し、前面開口部に扉を設けて成る鋼板製組立収納
    庫。
JP9791584U 1984-06-28 1984-06-28 鋼板製組立収納庫 Granted JPS6113702U (ja)

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JPS5017203U (ja) * 1973-06-09 1975-02-24

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