JPH05152068A - 電界発光素子 - Google Patents
電界発光素子Info
- Publication number
- JPH05152068A JPH05152068A JP3339885A JP33988591A JPH05152068A JP H05152068 A JPH05152068 A JP H05152068A JP 3339885 A JP3339885 A JP 3339885A JP 33988591 A JP33988591 A JP 33988591A JP H05152068 A JPH05152068 A JP H05152068A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- bus bar
- transparent electrode
- transparent
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】透明電極と背面電極間に蛍光層、絶縁層を介在
せしめ、両電極にリード体を付設してなる電界発光素子
に於いて、リード体の接続工程が、両電極毎に行う必要
があり、而も接続工程時の透明電極の傷や汚れは電界発
光素子の品質を大きく左右するため、その作業工程では
品質管理上慎重さが要求されている。 【構成】両電極2,5のバスバー部22,52の重なり
合わない個所に蛍光層及び絶縁層の非形成個所41を設
けて透明電極のバスバー部22を露出させ、当該露出部
分に電極リード体6を接続することで、リード体接続工
程を単一化し、而も接続工程時に透明電極が被覆状態で
あるために、その作業工程での品質管理の容易化が出来
た。
せしめ、両電極にリード体を付設してなる電界発光素子
に於いて、リード体の接続工程が、両電極毎に行う必要
があり、而も接続工程時の透明電極の傷や汚れは電界発
光素子の品質を大きく左右するため、その作業工程では
品質管理上慎重さが要求されている。 【構成】両電極2,5のバスバー部22,52の重なり
合わない個所に蛍光層及び絶縁層の非形成個所41を設
けて透明電極のバスバー部22を露出させ、当該露出部
分に電極リード体6を接続することで、リード体接続工
程を単一化し、而も接続工程時に透明電極が被覆状態で
あるために、その作業工程での品質管理の容易化が出来
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は種々の機械器具のバック
ライトとして多用されている薄形板状の電界発光素子に
関するものである。
ライトとして多用されている薄形板状の電界発光素子に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電界発光素子は、透明電極と背面電極間
に蛍光層、絶縁層を介在せしめ、両電極間に所定の高周
波電圧を印加し、蛍光層を発光させるもので、機器への
実装に際しては透明フィルム或は透明基盤(樹脂板或は
ガラス板)等の透明ベース部に透明電極、蛍光層、絶縁
層、背面電極を順次積層し、全体を防湿フィルムで被覆
する等している。
に蛍光層、絶縁層を介在せしめ、両電極間に所定の高周
波電圧を印加し、蛍光層を発光させるもので、機器への
実装に際しては透明フィルム或は透明基盤(樹脂板或は
ガラス板)等の透明ベース部に透明電極、蛍光層、絶縁
層、背面電極を順次積層し、全体を防湿フィルムで被覆
する等している。
【0003】また前記実装可能に形成した電界発光素子
は、当然外部電源と接続するための電極リード部が必要
であり、この電極リード部は電極の一部に接続部を形成
し、この接続部にリード体(独立して引き回しが可能な
導電体)を接続している(実開昭62−111197号
公報参照)。
は、当然外部電源と接続するための電極リード部が必要
であり、この電極リード部は電極の一部に接続部を形成
し、この接続部にリード体(独立して引き回しが可能な
導電体)を接続している(実開昭62−111197号
公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のリード
体を接続する両電極間には、蛍光層及び絶縁層が介在し
ているため、リード体の接続部は透明ベース部上と、背
面電極用の基盤上或るいは被覆フィルム上となる。
体を接続する両電極間には、蛍光層及び絶縁層が介在し
ているため、リード体の接続部は透明ベース部上と、背
面電極用の基盤上或るいは被覆フィルム上となる。
【0005】このためリード体の接続工程は、両電極毎
に行わなければならなく。また特に透明電極の傷や汚れ
は電界発光素子の品質を大きく左右するもので、而も透
明電極側のリード体の接続作業時には、透明電極が裸の
状態であるため、その作業工程では品質管理上慎重さが
要求される。そこで本発明は電界発光素子に於けるリー
ド体の接続部の改良を提案したものである。
に行わなければならなく。また特に透明電極の傷や汚れ
は電界発光素子の品質を大きく左右するもので、而も透
明電極側のリード体の接続作業時には、透明電極が裸の
状態であるため、その作業工程では品質管理上慎重さが
要求される。そこで本発明は電界発光素子に於けるリー
ド体の接続部の改良を提案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電界発光素
子は、透明ベース部に、透明電極、蛍光層、絶縁層、背
面電極を順次積層して形成してなる電界発光素子に於い
て、両電極のバスバー部の重なり合わない個所に蛍光層
及び絶縁層の非形成個所を設けて、透明電極のバスバー
部を露出させ、当該露出部分に電極リード体を接続して
なることを特徴とするものである。
子は、透明ベース部に、透明電極、蛍光層、絶縁層、背
面電極を順次積層して形成してなる電界発光素子に於い
て、両電極のバスバー部の重なり合わない個所に蛍光層
及び絶縁層の非形成個所を設けて、透明電極のバスバー
部を露出させ、当該露出部分に電極リード体を接続して
なることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】背面電極並びに背面電極バスバー部形成後の電
極リード体付設時に、透明電極のバスバー部の一部が露
出しているので、外部接続用の背面電極用リード体と透
明電極用リード体とを同時に形成できる。
極リード体付設時に、透明電極のバスバー部の一部が露
出しているので、外部接続用の背面電極用リード体と透
明電極用リード体とを同時に形成できる。
【0008】
【実施例】次に本発明に係る電界発光素子の実施例を、
その製造手順に基ずいて説明する。電界発光素子は、透
明ベース部1に透明電極2、蛍光層3、絶縁層4、背面
電極5を順次積層し、外部接続用の電極リード体6を付
設してなるもので、最初に出射側の透明ベース部1とな
る透明樹脂薄板の背面に、透明電極2を印刷形成するも
のである。透明電極2は透明電極部21とバスバー部2
2で構成され、透明電極部21は、可視光線の透過性を
備えた導電性微粉末(例えば酸化インジウム)を塗膜形
成能を有する樹脂(例えばシアノエチルセルロース)に
分散させた導電ペーストを用いて、発光を必要とする範
囲にのみに印刷形成し、バスバー部22は非発光個所に
沿って前記透明電極部21と外部接続用の電極リード部
6の取付個所との間に形成したものである。
その製造手順に基ずいて説明する。電界発光素子は、透
明ベース部1に透明電極2、蛍光層3、絶縁層4、背面
電極5を順次積層し、外部接続用の電極リード体6を付
設してなるもので、最初に出射側の透明ベース部1とな
る透明樹脂薄板の背面に、透明電極2を印刷形成するも
のである。透明電極2は透明電極部21とバスバー部2
2で構成され、透明電極部21は、可視光線の透過性を
備えた導電性微粉末(例えば酸化インジウム)を塗膜形
成能を有する樹脂(例えばシアノエチルセルロース)に
分散させた導電ペーストを用いて、発光を必要とする範
囲にのみに印刷形成し、バスバー部22は非発光個所に
沿って前記透明電極部21と外部接続用の電極リード部
6の取付個所との間に形成したものである。
【0009】蛍光層3は前記透明電極部21の上面に例
えば化学式ZnS:Cuで表される硫化亜鉛粉末をシア
ノエチルセルロースに分散保持せしめたものをスクリー
ン印刷で塗付して形成する。次に蛍光層3が乾燥すると
絶縁層4を積層形成するもので、形成範囲は前記の蛍光
層3の上面並びに透明電極2形成部分と背面電極5の形
成予定個所で、特に両電極2,5のバスバー部22,5
2の重なり合わない個所で、透明電極2のバスバー部2
2が露出する個所は非形成として、非形成個所41を設
ける。背面電極5は少なくとも発光を必要とする範囲に
設けた背面電極部51と、前記背面電極部51と外部接
続用の電極リード体6の付設個所とを接続するバスバー
部52を導電性ペーストを用いての印刷形成若しくはA
l箔の貼付で形成する。
えば化学式ZnS:Cuで表される硫化亜鉛粉末をシア
ノエチルセルロースに分散保持せしめたものをスクリー
ン印刷で塗付して形成する。次に蛍光層3が乾燥すると
絶縁層4を積層形成するもので、形成範囲は前記の蛍光
層3の上面並びに透明電極2形成部分と背面電極5の形
成予定個所で、特に両電極2,5のバスバー部22,5
2の重なり合わない個所で、透明電極2のバスバー部2
2が露出する個所は非形成として、非形成個所41を設
ける。背面電極5は少なくとも発光を必要とする範囲に
設けた背面電極部51と、前記背面電極部51と外部接
続用の電極リード体6の付設個所とを接続するバスバー
部52を導電性ペーストを用いての印刷形成若しくはA
l箔の貼付で形成する。
【0010】前記の背面電極5の形成後には透明電極2
のバスバー部22の一部(露出部分22a)と背面電極
5のバスバー部52が共に露出しているので両者の電極
リード体6を例えば金属蒸着による同時形成や若しくは
金属箔の貼付によって順次に付設する。更に必要に応じ
て被覆フィルム7で全体を被覆する。
のバスバー部22の一部(露出部分22a)と背面電極
5のバスバー部52が共に露出しているので両者の電極
リード体6を例えば金属蒸着による同時形成や若しくは
金属箔の貼付によって順次に付設する。更に必要に応じ
て被覆フィルム7で全体を被覆する。
【0011】従ってリード体の接続工程は、各電極毎に
行う必要がなく、而も前記接続工程時に透明電極が被覆
状態であるため、その作業工程での品質管理が容易に成
ったものである。
行う必要がなく、而も前記接続工程時に透明電極が被覆
状態であるため、その作業工程での品質管理が容易に成
ったものである。
【0012】尚本発明は前記の実施例に限定されるもの
ではなく、透明電極2のバスバー部22の一部が蛍光層
3及び絶縁層4の形成が無く露出し、この露出部分に外
部接続用のリード体6が付設されるものであれば、透明
ベース部1、透明電極2、蛍光層3、絶縁層4、背面電
極5の材質並びに形成手段は全く任意に行うことができ
る。
ではなく、透明電極2のバスバー部22の一部が蛍光層
3及び絶縁層4の形成が無く露出し、この露出部分に外
部接続用のリード体6が付設されるものであれば、透明
ベース部1、透明電極2、蛍光層3、絶縁層4、背面電
極5の材質並びに形成手段は全く任意に行うことができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は薄形板状電界発光
素子を形成するに際して、特に透明電極2のリード体接
続部分の蛍光層及び絶縁層を無くし、背面電極のリード
体の接続工程に透明電極側のリード体の接続形成も可能
としたもので、製造工程の簡素化並びに品質管理の容易
化を達成したものである。
素子を形成するに際して、特に透明電極2のリード体接
続部分の蛍光層及び絶縁層を無くし、背面電極のリード
体の接続工程に透明電極側のリード体の接続形成も可能
としたもので、製造工程の簡素化並びに品質管理の容易
化を達成したものである。
【図1】本発明の実施例の一部裁断平面図である。
【図2】同断面図である。
【図3】同積層形成材の分解斜視図である。
1 透明ベース部 2 透明電極 21 透明電極部 22 バスバー部 3 蛍光層 4 絶縁層 41 非形成個所 5 背面電極 51 背面電極部 52 バスバー部 6 リード体 7 被覆フィルム
Claims (1)
- 【請求項1】 透明ベース部に、透明電極、蛍光層、絶
縁層、背面電極を順次積層して形成してなる電界発光素
子に於いて、両電極のバスバー部の重なり合わない個所
に蛍光層及び絶縁層の非形成個所を設けて、透明電極の
バスバー部を露出させ、当該露出部分に電極リード体を
接続してなることを特徴とする電界発光素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3339885A JPH05152068A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電界発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3339885A JPH05152068A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電界発光素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05152068A true JPH05152068A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18331738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3339885A Pending JPH05152068A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電界発光素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05152068A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003507003A (ja) * | 1999-08-10 | 2003-02-18 | テルテック コーポレイション リミテッド | 改良された小型発電機及びそれを具備する発光ホイール並びにその製造方法 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3339885A patent/JPH05152068A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003507003A (ja) * | 1999-08-10 | 2003-02-18 | テルテック コーポレイション リミテッド | 改良された小型発電機及びそれを具備する発光ホイール並びにその製造方法 |
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